説明

治療化合物および組成物

ピルビン酸キナーゼM2(PKM2)を調節する化合物および化合物を含む組成物を、本明細書において説明する。また、癌の処置において、PKM2を調節する化合物を使用する方法を、本明細書において説明する。また、本明細書に提供される化合物を含む薬学的組成物、ならびに、例えば、癌、糖尿病、肥満、自己免疫障害、および良性前立腺過形成(BPH)を含む、ピルビン酸キナーゼ機能(例えば、PKM2機能)に関連する疾患および病態を処置する方法における、そのような組成物の使用を提供する。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)
【化728】

の化合物またはその薬学的に許容される塩であって、式中、
W、X、Y、およびZは、それぞれ、独立して、CHまたはNから選択され、
DおよびDは、独立して、結合またはNRから選択され、
Aは、任意に置換された二環式ヘテロアリールであり、
Lは、結合、−C(O)−、−(CR−、−OC(O)−、−(CR−OC(O)−、−(CR−C(O)−、−NRC(S)−、または−NRC(O)−であり、
は、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルから選択され、それらのそれぞれは、0〜5のRの発生で置換され、
各Rは、独立して、ハロ、ハロアルキル、アルキル、ヒドロキシル、および−ORから選択されるか、または2つの隣接するRが、それらが結合する炭素原子とともに、任意に置換されたシクリル(cyclyl)を形成し、
各Rは、独立して、アルキル、アシル、ヒドロキシアルキル、およびハロアルキルから選択され、
各Rは、独立して、水素およびアルキルから選択され、
各Rは、独立して、水素、ハロ、アルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシから選択されるか、または2つのRが、それらが結合する炭素原子とともに、任意に置換されたシクロアルキルを形成し、
各Rは、独立して、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、アルキル、アルキニル、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、−C(O)R、−OC(O)R、−C(O)OR、−SR、−NR、および−ORから選択されるか、または2つのRが、それらが結合する炭素原子とともに、任意に置換されたヘテロシクリルを形成し、
nは、0、1、または2であり、
mは、1、2、または3であり、
hは、0、1、2であり、
gは、0、1、または2である、化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項2】
hは1であり、gは1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
W、X、Y、およびZは、CHである、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
DはNRであり、Dは結合である、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
は、H、メチル、またはエチルである、請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
Lは、結合、−(CR−、−NRC(O)−、−(CR−C(O)−、−C(O)−、または−O(CO)−である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
Lは結合である、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
は、0〜5のRの発生で置換される、アルキル、アリール、またはヘテロアリールである、請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
Lは−(CR−である、請求項6に記載の化合物。
【請求項10】
は、0〜5のRの発生で置換される、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルである、請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
Lは−NRC(O)−であり、Rは水素である、請求項6に記載の化合物。
【請求項12】
は、0〜5のRの発生で置換される、アリールである、請求項11に記載の化合物。
【請求項13】
Lは−(CR−C(O)−である、請求項6に記載の化合物。
【請求項14】
は、0〜5のRの発生で置換される、シクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールである、請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
Lは−C(O)−である、請求項6に記載の化合物。
【請求項16】
は、0〜5のRの発生で置換される、アリール、アルキル、またはヘテロアリールである、請求項15に記載の化合物。
【請求項17】
Lは−OC(O)−である、請求項6に記載の化合物。
【請求項18】
は、0〜5のRの発生で置換される、アルキル、アリール、またはヘテロシクリルである、請求項17に記載の化合物。
【請求項19】
Lは−(CR−OC(O)−である、請求項6に記載の化合物。
【請求項20】
は、0〜5のRの発生で置換される、ヘテロシクリルまたはシクロアルキルである、請求項19に記載の化合物。
【請求項21】
nは0である、請求項6〜20のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項22】
nは1であり、Rは、CH、CHCH、OCH、OCHCH、OH、F、Cl、またはCFである、請求項6〜20のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項23】
式(I)
【化729】

の化合物またはその薬学的に許容される塩を含む、薬学的組成物であって、式中、
W、X、Y、およびZは、それぞれ、独立して、CHまたはNから選択され、
DおよびDは、独立して、結合、またはNRから選択され、
Aは、任意に置換されたアリール、または任意に置換されたヘテロアリールであり、
Lは、結合、−C(O)−、−(CR−、−OC(O)−、−(CR−OC(O)−、−(CR−C(O)−、−NRC(S)−、または−NRC(O)−であり(Rへの結合点は、左側にある)、
は、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルから選択され、それらのそれぞれは、0〜5のRの発生で置換され、
各Rは、独立して、ハロ、ハロアルキル、アルキル、ヒドロキシル、および−ORから選択されるか、または2つの隣接するRが、それらが結合する炭素原子とともに、任意に置換されたヘテロシクリルを形成し、各Rは、独立して、アルキル、アシル、ヒドロキシアルキル、およびハロアルキルから選択され、
各Rは、独立して、水素およびアルキルから選択され、
各Rは、独立して、水素、ハロ、アルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシから選択されるか、または2つのRが、それらが結合する炭素原子とともに、任意に置換されたシクロアルキルを形成し、
各Rは、独立して、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、アルキル、アルキニル、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、−C(O)R、−OC(O)R、−C(O)OR、−SR、−NR、および−ORから選択されるか、または2つのRが、それらが結合する炭素原子とともに、任意に置換されたヘテロシクリルを形成し、
nは、0、1、または2であり、
mは、1、2、または3であり、
hは、0、1、2であり、
gは、0、1、または2である、薬学的組成物。
【請求項24】
前記化合物は、式(Id)
【化730】

の化合物である、請求項23に記載の薬学的組成物。
【請求項25】
請求項1〜22のいずれか1項に記載の化合物を含む、薬学的組成物。
【請求項26】
図1に表される化合物またはその薬学的に許容される塩を含む、薬学的組成物。
【請求項27】
調節を必要とする対象において、PKM2活性を調節する方法であって、前記対象に、請求項23〜26のいずれか1項に記載の薬学的組成物を投与することを含む、方法。
【請求項28】
処置を必要とする対象において、PKM2活性に関連する癌を処置する方法であって、対象に、請求項23〜27のいずれか1項に記載の薬学的組成物を投与することを含む、方法。
【請求項29】
薬剤として使用するための、式(I)
【化731】

の化合物またはその薬学的に許容される塩であって、
式中、
W、X、Y、およびZは、それぞれ、独立して、CHまたはNから選択され、
DおよびDは、独立して、結合またはNRから選択され、
Aは、任意に置換された二環式ヘテロアリールであり、
Lは、結合、−C(O)−、−(CR−、−OC(O)−、−(CR−OC(O)−、−(CR−C(O)−、−NRC(S)−、または−NRC(O)−であり、
は、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルから選択され、それらのそれぞれは、0〜5のRの発生で置換され、
各Rは、独立して、ハロ、ハロアルキル、アルキル、ヒドロキシル、および−ORから選択されるか、または2つの隣接するRが、それらが結合する炭素原子とともに、任意に置換されたシクリルを形成し、
各Rは、独立して、アルキル、アシル、ヒドロキシアルキル、およびハロアルキルから選択され、
各Rは、独立して、水素およびアルキルから選択され、
各Rは、独立して、水素、ハロ、アルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシから選択されるか、または2つのRが、それらが結合する炭素原子とともに、任意に置換されたシクロアルキルを形成し、
各Rは、独立して、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、アルキル、アルキニル、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、−C(O)R、−OC(O)R、−C(O)OR、−SR、−NR、および−ORから選択されるか、または2つのRが、それらが結合する炭素原子とともに、任意に置換されたヘテロシクリルを形成し、
nは、0、1、または2であり、
mは、1、2、または3であり、
hは、0、1、2であり、
gは、0、1、または2である、化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項30】
調節を必要とする対象において、PKM2活性を調節するため、または処置を必要とする対象において、PKM2活性に関連する癌を処置するための薬剤の製造における、式(I)
【化732】

の化合物またはその薬学的に許容される塩の使用であって、
式中、
W、X、Y、およびZは、それぞれ、独立して、CHまたはNから選択され、
DおよびDは、独立して、結合またはNRから選択され、
Aは、任意に置換された二環式ヘテロアリールであり、
Lは、結合、−C(O)−、−(CR−、−OC(O)−、−(CR−OC(O)−、−(CR−C(O)−、−NRC(S)−、または−NRC(O)−であり、
は、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルから選択され、それらのそれぞれは、0〜5のRの発生で置換され、
各Rは、独立して、ハロ、ハロアルキル、アルキル、ヒドロキシル、および−ORから選択されるか、または2つの隣接するRが、それらが結合する炭素原子とともに、任意に置換されたシクリルを形成し、
各Rは、独立して、アルキル、アシル、ヒドロキシアルキル、およびハロアルキルから選択され、
各Rは、独立して、水素およびアルキルから選択され、
各Rは、独立して、水素、ハロ、アルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシから選択されるか、または2つのRが、それらが結合する炭素原子とともに、任意に置換されたシクロアルキルを形成し、
各Rは、独立して、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、アルキル、アルキニル、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、−C(O)R、−OC(O)R、−C(O)OR、−SR、−NR、および−ORから選択されるか、または2つのRが、それらが結合する炭素原子とともに、任意に置換されたヘテロシクリルを形成し、
nは、0、1、または2であり、
mは、1、2、または3であり、
hは、0、1、2であり、
gは、0、1、または2である、使用。

【図1−01】
image rotate

【図1−02】
image rotate

【図1−03】
image rotate

【図1−04】
image rotate

【図1−05】
image rotate

【図1−06】
image rotate

【図1−07】
image rotate

【図1−08】
image rotate

【図1−09】
image rotate

【図1−10】
image rotate

【図1−11】
image rotate

【図1−12】
image rotate

【図1−13】
image rotate

【図1−14】
image rotate

【図1−15】
image rotate

【図1−16】
image rotate

【図1−17】
image rotate

【図1−18】
image rotate

【図1−19】
image rotate

【図1−20】
image rotate

【図1−21】
image rotate

【図1−22】
image rotate

【図1−23】
image rotate

【図1−24】
image rotate

【図1−25】
image rotate

【図1−26】
image rotate

【図1−27】
image rotate

【図1−28】
image rotate

【図1−29】
image rotate

【図1−30】
image rotate

【図1−31】
image rotate

【図1−32】
image rotate

【図1−33】
image rotate

【図1−34】
image rotate

【図1−35】
image rotate

【図1−36】
image rotate

【図1−37】
image rotate

【図1−38】
image rotate

【図1−39】
image rotate

【図1−40】
image rotate

【図1−41】
image rotate

【図1−42】
image rotate

【図1−43】
image rotate

【図1−44】
image rotate

【図1−45】
image rotate

【図1−46】
image rotate

【図1−47】
image rotate

【図1−48】
image rotate

【図1−49】
image rotate

【図1−50】
image rotate

【図1−51】
image rotate

【図1−52】
image rotate

【図1−53】
image rotate

【図1−54】
image rotate

【図1−55】
image rotate

【図1−56】
image rotate

【図1−57】
image rotate

【図1−58】
image rotate

【図1−59】
image rotate

【図1−60】
image rotate

【図1−61】
image rotate

【図1−62】
image rotate

【図1−63】
image rotate

【図1−64】
image rotate

【図1−65】
image rotate

【図1−66】
image rotate

【図1−67】
image rotate

【図1−68】
image rotate

【図1−69】
image rotate

【図1−70】
image rotate


【公表番号】特表2012−532137(P2012−532137A)
【公表日】平成24年12月13日(2012.12.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−518591(P2012−518591)
【出願日】平成22年6月29日(2010.6.29)
【国際出願番号】PCT/US2010/040486
【国際公開番号】WO2011/002817
【国際公開日】平成23年1月6日(2011.1.6)
【出願人】(511223394)アジオス ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (5)
【Fターム(参考)】