説明

脂肪族−芳香族ポリエーテルエステル組成物、物品、フィルム、コーティングおよびラミネートならびにそれらの製造方法

脂肪族−芳香族ポリエーテルエステル組成物、脂肪族−芳香族ポリエーテルエステル組成物から製造される物品、および脂肪族−芳香族ポリエーテルエステル組成物および物品の製造方法が提供される。脂肪族−芳香族ポリエーテルエステル組成物から製造することができる物品には、フィルム、コーティングおよびラミネートが含まれる。組成物および物品の幾つかは生分解性である。フィルムはさらに、シート、例えばサンドイッチ・ラップなどの食品包装材料、熱成形容器、ならびに例えば、フィルムおよび他の基材用のコーティングのような造形品を形成するために使用することができる。脂肪族−芳香族ポリエーテルエステルは、芳香族ジカルボン酸、脂肪族ジカルボン酸、ポリ(アルキレンエーテル)グリコール、およびグリコールの混合物から製造されるコポリエステルをベースにしている。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
酸成分と、グリコール成分と、酸成分100モル%を基準にして0〜約5.0モルパーセントの、多官能性の酸、グリコールまたはそれらの混合物から選択される多官能分枝剤とを含む脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルであって、
前記酸成分が、
a.全酸成分100モルパーセントを基準にして約90.0〜約20.0モルパーセントの芳香族ジカルボン酸成分、および
b.全酸成分100モルパーセントを基準にして約10.0〜約80.0モルパーセントの脂肪族ジカルボン酸成分
を含み、および
前記グリコール成分が、
a.エチレングリコール、1,3−プロパンジオールおよび1,4−ブタンジオールよりなる第1グリコール成分群から選択される約99.9〜約92.0モルパーセントの単一グリコール成分、
b.約0.1〜約3.0モルパーセントのポリ(アルキレンエーテル)グリコール成分、
c.前記第1グリコール成分群から選択される単一成分とは異なる、全グリコール成分100モルパーセントを基準にして0〜約5.0モルパーセントの1つまたは複数の第2グリコール成分
を含むことを特徴とする脂肪族−芳香族コポリエーテルエステル。
【請求項2】
前記第2グリコール成分がエチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,8−オクタンジオール、1,10−デカンジオール、1,12−ドデカンジオール、1,14−テトラデカンジオール、1,16−ヘキサデカンジオール、ダイマージオール、4,8−ビス(ヒドロキシメチル)−トリシクロ[5.2.1.0/2.6]デカン、1,4−シクロヘキサンジメタノール、イソソルビド、ジ(エチレングリコール)、およびトリ(エチレングリコール)ならびにそれらに由来する混合物よりなる群から選択されることを特徴とする請求項1に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステル。
【請求項3】
前記ポリ(アルキレンエーテル)グリコール成分がポリ(エチレングリコール)、ポリ(1,3−プロピレングリコール)、ポリ(1,4−ブチレングリコール)、ポリテトラヒドロフラン、ポリ(ペンタメチレングリコール)、ポリ(ヘキサメチレングリコール)、ポリ(ヘプタメチレングリコール)、ポリ(エチレングリコール)−ブロック−ポリ(プロピレングリコール)−ブロック−ポリ(エチレングリコール)、4,4’−イソプロピリデンジフェノールエトキシレート、4,4’−(1−フェニルエチリデン)ビスフェノールエトキシレート、4,4’−エチリデンビスフェノールエトキシレート、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタンエトキシレート、4,4’−(1,3−フェニレンジイソプロピリデン)ビスフェノールエトキシレート、4,4’−(1,4−フェニレンジイソプロピリデン)ビスフェノールエトキシレート、4,4’−スルホニルジフェノールエトキシレート、4,4’−シクロヘキシリデンビスフェノールエトキシレート、およびそれらに由来する混合物よりなる群から選択されることを特徴とする請求項1に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステル。
【請求項4】
前記芳香族ジカルボン酸成分がテレフタル酸、ジメチルテレフタレート、ビス(2−ヒドロキシエチル)テレフタレート、ビス(3−ヒドロキシプロピル)テレフタレート、ビス(4−ヒドロキシブチル)テレフタレート、イソフタル酸、ジメチルイソフタレート、ビス(2−ヒドロキシエチル)イソフタレート、ビス(3−ヒドロキシプロピル)イソフタレート、ビス(4−ヒドロキシブチル)イソフタレート、2,6−ナフタレンジカルボン酸、ジメチル−2,6−ナフタレート、2,7−ナフタレンジカルボン酸、ジメチル−2,7−ナフタレート、3,4’−ジフェニルエーテルジカルボン酸、ジメチル−3,4’ジフェニルエーテルジカルボキシレート、4,4’−ジフェニルエーテルジカルボン酸、ジメチル−4,4’−ジフェニルエーテルジカルボキシレート、3,4’−ジフェニルスルフィドジカルボン酸、ジメチル−3,4’−ジフェニルスルフィドジカルボキシレート、4,4’−ジフェニルスルフィドジカルボン酸、ジメチル−4,4’−ジフェニルスルフィドジカルボキシレート、3,4’−ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジメチル−3,4’−ジフェニルスルホンジカルボキシレート、4,4’−ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジメチル−4,4’−ジフェニルスルホンジカルボキシレート、3,4’−ベンゾフェノンジカルボン酸、ジメチル−3,4’−ベンゾフェノンジカルボキシレート、4,4’−ベンゾフェノンジカルボン酸、ジメチル−4,4’−ベンゾフェノンジカルボキシレート、1,4−ナフタレンジカルボン酸、ジメチル−1,4−ナフタレート、4,4’−メチレンビス(安息香酸)、ジメチル−4,4’−メチレンビス(ベンゾエート)、およびそれらに由来する混合物よりなる群から選択されることを特徴とする請求項1に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステル。
【請求項5】
前記酸成分が約85〜約30モルパーセントの芳香族ジカルボン酸成分と約15〜約70モルパーセントの前記脂肪族ジカルボン酸成分とを含むことを特徴とする請求項1に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステル。
【請求項6】
前記酸成分が約80〜約40モルパーセントの芳香族ジカルボン酸成分と約20〜約60モルパーセント脂肪族ジカルボン酸成分とを含むことを特徴とする請求項1に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステル。
【請求項7】
前記脂肪族ジカルボン酸成分がシュウ酸、ジメチルオキサレート、マロン酸、ジメチルマロネート、コハク酸、ジメチルスクシネート、メチルコハク酸、グルタル酸、ジメチルグルタレート、ビス(2−ヒドロキシエチル)グルタレート、ビス(3−ヒドロキシプロピル)グルタレート、ビス(4−ヒドロキシブチル)グルタレート、2−メチルグルタル酸、3−メチルグルタル酸、アジピン酸、ジメチルアジペート、ビス(2−ヒドロキシエチル)アジペート、ビス(3−ヒドロキシプロピル)アジペート、ビス(4−ヒドロキシブチル)アジペート、3−メチルアジピン酸、2,2,5,5−テトラメチルヘキサン二酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、ジメチルアゼレート、セバシン酸、1,11−ウンデカンジカルボン酸、1,10−デカンジカルボン酸、ウンデカン二酸、1,12−ドデカンジカルボン酸、ヘキサデカン二酸、ドコサン二酸、テトラコサン二酸、ダイマー酸、およびそれらに由来する混合物よりなる群から選択されることを特徴とする請求項1に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステル。
【請求項8】
前記脂肪族ジカルボン酸成分がコハク酸、ジメチルスクシネート、グルタル酸、ジメチルグルタレート、ビス(2−ヒドロキシエチル)グルタレート、ビス(3−ヒドロキシプロピル)グルタレート、ビス(4−ヒドロキシブチル)グルタレート、アジピン酸、ジメチルアジペート、ビス(2−ヒドロキシエチル)アジペート、ビス(3−ヒドロキシプロピル)アジペート、ビス(4−ヒドロキシブチル)アジペートおよびそれらに由来する混合物よりなる群から選択されることを特徴とする請求項1に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステル。
【請求項9】
前記分枝剤が1,2,4−ベンゼントリカルボン酸、トリメチル−1,2,4−ベンゼントリカルボキシレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)−1,2,4−ベンゼントリカルボキシレート、トリス(3−ヒドロキシプロピル)−1,2,4−ベンゼントリカルボキシレート、トリス(4−ヒドロキシブチル)−1,2,4−ベンゼントリカルボキシレート、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸無水物、1,3,5−ベンゼントリカルボン酸、1,2,4,5−ベンゼンテトラカルボン酸、1,2,4,5−ベンゼンテトラカルボン酸二無水物、3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、1,4,5,8−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、クエン酸、テトラヒドロフラン−2,3,4,5−テトラカルボン酸、1,3,5−シクロヘキサントリカルボン酸、ペンタエリスリトール、グリセロール、2−(ヒドロキシメチル)−1,3−プロパンジオール、2,2−ビス(ヒドロキシメチル)プロピオン酸、およびそれらに由来する混合物よりなる群から選択されることを特徴とする請求項1に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステル。
【請求項10】
少なくとも約0.15dL/gの固有粘度を有することを特徴とする請求項1に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステル。
【請求項11】
少なくとも約0.35dL/gの固有粘度を有することを特徴とする請求項10に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステル。
【請求項12】
少なくとも約0.65dL/gの固有粘度を有することを特徴とする請求項11に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステル。
【請求項13】
充填剤をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステル。
【請求項14】
前記充填剤が第1平均粒度を有する第1セットの粒子と、第2平均粒度を有する第2セットの粒子とを含み、かつ、第2平均粒度が前記第1平均粒度のそれの少なくとも約2倍であることを特徴とする請求項13に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステル。
【請求項15】
前記充填剤が約40ミクロン未満の平均直径を有する粒子より本質的になることを特徴とする請求項13に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステル。
【請求項16】
前記充填剤が約20ミクロン未満の平均直径を有する粒子より本質的になることを特徴とする請求項13に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステル。
【請求項17】
請求項1に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルと少なくとも1つの他のポリマーとを含むことを特徴とするブレンド。
【請求項18】
前記他のポリマーが生分解性であることを特徴とする請求項17に記載のブレンド。
【請求項19】
前記生分解性ポリマーがポリ(ヒドロキシアルカノエート)、ポリカーボネート、ポリ(カプロラクトン)、脂肪族ポリエステル、脂肪族−芳香族コポリエステル、脂肪族−芳香族コポリエーテルエステル、脂肪族−芳香族コポリアミドエステル、スルホン化脂肪族−芳香族コポリエステル、スルホン化脂肪族−芳香族コポリエーテルエステル、スルホン化脂肪族−芳香族コポリアミドエステル、およびそれらに由来する混合物よりなる群から選択されることを特徴とする請求項18に記載のブレンド。
【請求項20】
前記他のポリマーが非生分解性であることを特徴とする請求項17に記載のブレンド。
【請求項21】
前記他のポリマーが天然ポリマーであることを特徴とする請求項17に記載のブレンド。
【請求項22】
前記天然ポリマーがデンプンであることを特徴とする請求項21に記載のブレンド。
【請求項23】
請求項1または請求項13に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルから形成されることを特徴とする造形品。
【請求項24】
フィルム、シート、繊維、メルトブローン容器、成形品、および発泡品よりなる群から選択されることを特徴とする請求項23に記載の造形品。
【請求項25】
請求項1または請求項13に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルを含むことを特徴とするフィルム。
【請求項26】
約0.025mm〜約0.15mmの厚さを有することを特徴とする請求項25に記載のフィルム。
【請求項27】
請求項25に記載されることを特徴とする配向フィルム。
【請求項28】
請求項1に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルを含む配向フィルムであって、二軸配向されていることを特徴とする配向フィルム。
【請求項29】
請求項1に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルを含む配向フィルムであって、一軸配向されていることを特徴とする配向フィルム。
【請求項30】
請求項1または請求項13に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルを含む層を含むことを特徴とする多層フィルム。
【請求項31】
基材と前記基材上のコーティングとを含む物品であって、前記コーティングが請求項1または請求項13に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルを含むことを特徴とする物品。
【請求項32】
前記コーティングが約0.2〜約15ミルの厚さを有することを特徴とする請求項31に記載の物品。
【請求項33】
前記コーティングが約0.5〜約2ミルの厚さを有することを特徴とする請求項32に記載の物品。
【請求項34】
前記基材が編織布、不織布、フォイル、紙、板紙、および金属よりなる群から選択されることを特徴とする請求項31に記載の物品。
【請求項35】
請求項1に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルが上に積層された基材を含むことを特徴とする物品。
【請求項36】
前記基材が紙、板紙、ボール紙、ファイバーボード、セルロース、デンプン、プラスチック、ポリスチレンフォーム、ガラス、金属、ポリマーフォーム、有機フォーム、無機フォーム、有機−無機フォーム、およびポリマーフィルムよりなる群から選択されることを特徴とする請求項35に記載の物品。
【請求項37】
請求項35に記載の物品を含むことを特徴とするパッケージ。
【請求項38】
請求項1または請求項13に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルを含むことを特徴とするラップ。
【請求項39】
請求項1に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルを含むことを特徴とするシート。
【請求項40】
少なくとも約0.50mmの厚さを有することを特徴とする請求項39に記載のシート。
【請求項41】
請求項1に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルを含むことを特徴とする繊維。
【請求項42】
約0.1〜約100デニールを有することを特徴とする請求項41に記載の繊維。
【請求項43】
約0.5〜20デニールを有することを特徴とする請求項42に記載の繊維。
【請求項44】
請求項1に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルと少なくとも1つの他のポリマーとを含むことを特徴とする繊維。
【請求項45】
前記脂肪族−芳香族コポリエステルと1つまたは複数の天然繊維とのブレンドを含むことを特徴とする請求項44に記載の繊維。
【請求項46】
前記繊維が不均一な繊維であることを特徴とする請求項45に記載の繊維。
【請求項47】
請求項13に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルを含むことを特徴とする発泡物品。
【請求項48】
請求項13に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルが上に積層された基材を含むことを特徴とする物品。
【請求項49】
請求項13に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルを含むことを特徴とするシート。
【請求項50】
請求項17に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルを含むことを特徴とする発泡物品。
【請求項51】
請求項17に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルから形成されることを特徴とする造形品。
【請求項52】
フィルム、シート、繊維、メルトブローン容器、成形品、および発泡品よりなる群から選択されることを特徴とする請求項51に記載の造形品。
【請求項53】
請求項19に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルを含むことを特徴とするフィルム。
【請求項54】
約0.025mm〜約0.15mmの厚さを有することを特徴とする請求項53に記載のフィルム。
【請求項55】
請求項54に記載されていることを特徴とする配向フィルム。
【請求項56】
請求項17に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルを含む層を含むことを特徴とする多層フィルム。
【請求項57】
基材と前記基材上のコーティングとを含む物品であって、前記コーティングが請求項17に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルを含むことを特徴とする物品。
【請求項58】
請求項17に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルが上に積層された基材を含むことを特徴とする物品。
【請求項59】
請求項17に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルを含むことを特徴とするラップ。
【請求項60】
請求項17に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルを含むことを特徴とするシート。
【請求項61】
請求項18に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルを含むことを特徴とする発泡物品。
【請求項62】
請求項18に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルから形成されることを特徴とする造形品。
【請求項63】
フィルム、シート、繊維、メルトブローン容器、成形品、および発泡品よりなる群から選択されることを特徴とする請求項62に記載の造形品。
【請求項64】
請求項18に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルを含むことを特徴とするフィルム。
【請求項65】
約0.025mm〜約0.15mmの厚さを有することを特徴とする請求項64に記載のフィルム。
【請求項66】
請求項65に記載されることを特徴とする配向フィルム。
【請求項67】
請求項18に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルを含む層を含むことを特徴とする多層フィルム。
【請求項68】
基材と前記基材上のコーティングとを含む物品であって、前記コーティングが請求項18または請求項21に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルを含むことを特徴とする物品。
【請求項69】
請求項18または請求項21に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルが上に積層された基材を含むことを特徴とする物品。
【請求項70】
請求項18または請求項21に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルを含むことを特徴とするラップ。
【請求項71】
請求項18または請求項21に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルを含むことを特徴とするシート。
【請求項72】
請求項21に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルを含むことを特徴とする発泡物品。
【請求項73】
請求項21に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルから形成されることを特徴とする造形品。
【請求項74】
フィルム、シート、繊維、メルトブローン容器、成形品、および発泡品よりなる群から選択されることを特徴とする請求項73に記載の造形品。
【請求項75】
請求項21に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルを含むことを特徴とするフィルム。
【請求項76】
約0.025mm〜約0.15mmの厚さを有することを特徴とする請求項75に記載のフィルム。
【請求項77】
請求項75に記載されることを特徴とする配向フィルム。
【請求項78】
請求項21に記載の脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルを含む層を含むことを特徴とする多層フィルム。
【請求項79】
(1)基材を提供する工程、(2)前記基材を所望のパッケージ形態に成形する工程、(3)酸成分と、グリコール成分と、酸成分100モル%を基準にして0〜約5.0モルパーセントの、多官能性の酸、グリコールまたはそれらの混合物から選択される多官能分枝剤とを含む脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルであって、
前記酸成分が、
a.全酸成分100モルパーセントを基準にして約90.0〜約20.0モルパーセントの芳香族ジカルボン酸成分、および
b.全酸成分100モルパーセントを基準にして約10.0〜約80.0モルパーセントの脂肪族ジカルボン酸成分
を含み、および
前記グリコール成分が、
a.エチレングリコール、1,3−プロパンジオールおよび1,4−ブタンジオールよりなる第1グリコール成分群から選択される約99.9〜約92.0モルパーセントの単一グリコール成分、
b.約0.1〜約3.0モルパーセントのポリ(アルキレンエーテル)グリコール成分、
c.前記第1グリコール成分群から選択される単一成分とは異なる、全グリコール成分100モルパーセントを基準にして0〜約5.0モルパーセントの1つまたは複数の第2グリコール成分
を含む脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルを提供する工程、ならびに
(4)前記基材を前記脂肪族−芳香族コポリエーテルエステルで積層またはコートしてパッケージを形成する工程を含むことを特徴とするパッケージの製造方法。
【請求項80】
前記基材が紙、板紙、無機フォーム、有機フォーム、および無機−有機フォームよりなる群から選択される材料を含むことを特徴とする請求項79に記載の方法。
【請求項81】
前記パッケージ形態がラッパー、ストレッチラップフィルム、袋、カップ、トレー、カートン、箱、ボトル、クレート、包装フィルム、ブリスターパックラッパー、スキンパック、および蝶番式容器よりなる群から選択されることを特徴とする請求項79に記載の方法。


【公表番号】特表2007−508412(P2007−508412A)
【公表日】平成19年4月5日(2007.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−533798(P2006−533798)
【出願日】平成16年6月10日(2004.6.10)
【国際出願番号】PCT/US2004/019065
【国際公開番号】WO2005/003209
【国際公開日】平成17年1月13日(2005.1.13)
【出願人】(390023674)イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー (2,692)
【氏名又は名称原語表記】E.I.DU PONT DE NEMOURS AND COMPANY
【Fターム(参考)】