説明

車両の障害物検知装置

【課題】物標の位置をより正確に予測することができる障害物検知装置の提供。
【解決手段】自車両前方の物標を検知する障害物検知手段11と、検知物標の情報を受け、自車両の作動機器を制御する作動機器制御手段12とを備え、障害物検知手段11は、所定のサンプリング時間ごとに、物標のまでの距離と、物標との相対速度と、物標の方角とを含む物標データを抽出する物標データ抽出部111と、物標データに基づいて、次回のサンプリング時の物標位置を予測する物標位置予測部112と、検知物標の位置と予測物標の位置とを照合し、同一物標を識別する物標識別部113とを有し、物標データ抽出部111は、物標の横方向の速度成分を更に求め、物標位置予測部112は、相対速度とともに横方向の速度成分を使用して、物標の位置を予測する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自車両の前方の障害物を検知する車両の障害物検知装置に係り、より詳細には、物標の横方向の移動成分を使用して、物標の位置予測を行う車両の障害物検知装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、追従走行制御(adaptive cruise control:ACC)や衝突予知等のために、自車両の前方の障害物を検知する種々の障害物検知装置が提案されている。これらの障害物検知装置では、例えば、ミリ波のレーダ電波を車両の前方へ向けて発し、その反射波を受けることによって、障害物(物標)を検知する。また、下記の特許文献1には、障害物がレーダ装置によって検出されなくなった際の障害物と自車両との相対関係の推定を適切なものにして、障害物検出の信頼性を高める技術が開示されている。
【0003】
【特許文献1】特開平7−215147号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ミリ波レーダ装置では、検知された各物標について、次のサンプリング時の位置を予測する。位置予測にあたっては、物標の現在位置から、物標の速度に所定時間を乗算した移動量を変位させる。
【0005】
ところで、レーダ装置では、物標の速度は、自車両と物標とを通る直線上における自車両と物標との相対速度として検知される。このため、所定時間後の物標の予測位置が、所定時間後の実際の物標の検出位置と異なることがある。特に、自車両前方を他車両が横切るような場合に、予測位置が実際の位置と大きく異なることがある。
【0006】
その結果、次のサンプリング時に、同一物標を別の物標と誤認識してしまい、物標検知の継続性が失われてしまうことがあった。また、物標の誤った予測位置に基づいて衝突を予知してしまうことがあった。その場合、現実には衝突する可能性が低いにもかかわらず、プリテンショナ機構等が誤作動してしまう。
【0007】
そこで、本発明は、物標の位置をより正確に予測することができる障害物検知装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するため、本発明の車両の障害物検知装置は、自車両の前方の物標を検知する障害物検知手段と、障害物検知手段から、検知された物標の情報を受け、自車両の作動機器を制御する作動機器制御手段と、を備え、障害物検知手段は、所定のサンプリング時間ごとに、自車両と物標とを通る直線上における自車両と物標との相対速度を含む物標データを抽出する物標データ抽出部と、物標データに基づいて、次回のサンプリング時の物標の位置を予測する物標位置予測部と、を有し、物標データ抽出部は、物標の、自車両と物標とを通る直線に沿った方向に対して横方向の速度成分を更に求め、物標位置予測部は、相対速度とともに横方向の速度成分を使用して、物標の位置を予測することを特徴としている。
【0009】
このように構成された本発明の車両の障害物検知装置によれば、相対速度とともに横方向の速度成分を使用して、物標の位置を予測する。これにより、物標の位置をより正確に予測することができる。
【0010】
また、本発明において好ましくは、物標データ抽出部は、物標の横方向の速度成分を、前回のサンプリング時の物標の方角と、今回のサンプリング時の物標の方角との角度差から求める。これにより、横方向の速度成分が容易に求められる。
【0011】
また、本発明において好ましくは、物標データ抽出部は、物標の横方向の速度成分を、3回以上のサンプリング時の物標の方角の角度差の平均値から求める。これにより、より正確な横方向の速度成分が容易に求められる。
【0012】
また、本発明において好ましくは、作動機器制御手段は、障害物検知手段のサンプリング間隔よりも短い時間間隔で物標の位置を補間予測する補間予測部を備え、補間予測部は、自車両と物標とを通る直線上における自車両と物標との相対速度とともに、物標の、自車両と物標とを通る直線に沿った方向に対して横方向の速度成分を使用して、物標の位置を補間予測する。
このように、物標の補間予測において、相対速度とともに横方向の速度成分を使用すれば、物標の位置がより正確に補間予測される。
【0013】
また、本発明において好ましくは、作動機器は、ブレーキを作動させるブレーキ作動手段である。物標の位置をより正確に予測することにより、衝突予知精度が向上し、ブレーキの誤作動の発生が抑制される。
【0014】
また、本発明において好ましくは、作動機器は、車両の乗員を所定張力で拘束するようにシートベルトを巻き取るプリテンショナ機構である。物標の位置をより正確に予測することにより、衝突予知精度が向上し、プリテンショナ機構の誤作動の発生が抑制される。
【発明の効果】
【0015】
このように、本発明の車両の障害物検知装置によれば、物標の位置をより正確に予測することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、添付の図面を参照して、本発明の車両の障害物検知装置の実施形態を説明する。
まず、図1のブロック図を参照して、実施形態の車両の障害物検知送致の構成について説明する。図1に示すように、実施形態の車両の障害物検知装置1は、自車両の前方の物標を検知する障害物検知手段11と、障害物検知手段11から、検知された物標の情報を受け、自車両の作動機器を制御する作動機器制御手段12とを備えている。
【0017】
図1では、作動機器として、ブレーキ作動手段2とプリテンショナ機構3とを示す。ブレーキ作動手段2は、衝突予知時に自動ブレーキを作動させる。また、プリテンショナ機構3は、衝突予知時に車両の乗員を所定張力で拘束するようにシートベルトを巻き取る。
【0018】
さらに、障害物検知手段11は、ミリ波レーダー装置から構成され、物標データ抽出部111と、物標位置予測部112と、物標識別部113とを有する。また、作動機器制御手段12は、ECU(electric control unit:電子制御装置)1から構成される。
【0019】
物標データ抽出部111では、所定のサンプリング時間ごとに、自車両から物標のまでの距離Lと、自車両と物標とを通る直線上における自車両と物標との相対速度Vsと、自車両から見た物標の方角θと、を含む物標データを抽出する。サンプリング時間間隔は、レーダの掃引時間に対応し、例えば、100ミリ秒(ms)である。物標までの距離Lは、レーダ波の送信から受信までの時間差によって求まる。また、相対速度は、送信波の周波数に対する受信波の周波数のドップラーシフトによって求まる。そして、物標までの距離Lと物標の方角θとによって、物標の現在位置が求まる。
【0020】
物標位置予測部112は、物標データに基づいて、次回のサンプリング時の物標の位置を予測する。所定時間後の物標位置は、物標の現在位置から、演算した移動量だけ、物標の移動させた位置となる。移動量は、物標の速度と、時間との積として求められる。
【0021】
物標識別部113とは、検知された物標の位置と予測された物標の位置とを照合して、同一物標を識別する。すなわち、次回のサンプリング時に予測位置付近に検知された物標を、位置の予測された物標と同一の物標と認識する。具体的には、同一の識別番号等を付けて管理する。
【0022】
ところで、従来は、物標の位置予測にあたり、物標の速度として、自車両と物標とを通る直線上における自車両と物標との相対速度Vsだけを使用していた。このため、従来は、物標の予測位置に誤差が生じていた。特に、カーブで対向車両を検知した場合や、自車両の前方を他車両が横切る場合に、所定時間後の他車両の実際の位置と予測位置とが大きく異なることがあった。
【0023】
ここで、図2を参照して、物標の位置予測について簡単に説明する。
図2では、三叉路において、自車両Sの前方を、他車両J(0)が右から左へ横切る様子を示している。今回のサンプリング時に検知された物標の位置を、他車両J(0)として示す。検知された他車両J(0)には、物標の識別番号として、例えば、「ID1」が付与される。なお、他車両J(0)の現在位置は、例えば、自車両Sからの距離と、方角θとによって求められる。
【0024】
そして、100ms後の次回のサンプリング時の他車両J(0)の位置を予測するにあたり、従来は、自車両と物標とを通る直線D上における自車両と物標との相対速度Vsだけを使用していた。このため、従来の予測方法では、100ms後の他車両の予測位置は、図2にP(1)で示す位置となる。
【0025】
これに対して、100ms後の他車両の実際に位置は、図2にJ(1)に示す位置である。このように、次回のサンプリング時の他車両の実際の位置が、予測位置と大きく異なるため、次回サンプリング時に検知された他車両J(1)は、今回サンプリング時に検知された他車両J(0)と異なる物標と認識される。その結果、他車両J(1)には、新たな識別番号として、例えば、「ID2」が付与される。
【0026】
さらに、次回のサンプリング時には、当然ながら、予測位置P(1)付近に他車両は検知されない。しかし、一旦検知された物標が、ノイズ等により、次回のサンプリング時に検知されないことは良くあることである。このため、レーダ装置は、予測位置P(1)付近に該当する物標が検知されなくても、識別番号「ID1」の物標の予測位置を外挿して複数回求める。その結果、今回のサンプリング時から200ms後の次次回のサンプリング時の物標「ID1」の予測位置P(2)、300ms後の予測位置P(3)、及び、400ms後の予測位置P(4)が次々に演算される。
【0027】
その結果、従来の位置予測方法では、他車両の外挿による予測位置が自車両に急速に接近する。その結果、実際には、他車両は自車両に接近していないにもかかわらず、誤って他車両との衝突が予知されてしまう場合がある。その場合、危険回避のために自動的にブレーキが作動したり、乗員保護のためにシートベルトのプリテンショナ機構が作動して、突然シートベルトが巻き取られたり、或いは、エアバッグが展開したりすることがある。このような車載機器の誤作動を回避するためには、他車両の位置予測を正確に行う必要がある。
【0028】
そこで、本発明では、図3に示すように、物標データ抽出部111は、物標の、自車両と物標とを通る直線に沿った方向に対して横方向の速度成分Vtを更に求める。他車両J(0)の横方向の速度成分Vtは、例えば、レーダー装置により前回のサンプリング時に検知された他車両J(−1)の方角θ(−1)と、今回のサンプリング時に検知された他車両J(0)の方角θ(0)との角度差Δθから求めるとよい。また、物標の横方向の速度成分Vtは、3回以上のサンプリング時の物標の方角の角度差の平均値から求めてもよい。さらに、横方向の速度成分Vtは、角度差Δθと、他車両J(0)までの距離Lとの積から求めてもよい。
【0029】
さらに、物標位置予測部112は、相対速度Vsとともに横方向の速度成分Vtを使用して、物標の位置を予測する。具体的には、図3に示すように、自車両の方向へ向いた相対速度Vsの速度ベクトルと、横方向の速度成分Vtの速度ベクトルとの和として、他車両の速度ベクトルV1、即ち、速度の大きさ及び方向が求められる。そして、他車両J(0)の現在位置から、この速度ベクトルVとサンプリング時間間隔との積の移動量分だけ移動させた位置に、100ms後の他車両の位置が予測される。その結果、他車両J(0)の予測位置は、図3にJ(1)で示す100ms後の実際の他車両J(1)の位置付近に正確に予測される。図3に示すように、相対速度Vsだけを使用した予測位置P(1)と、横方向の速度成分Vtをも使用した予測位置J(1)とは、大きく離れている。
【0030】
本実施形態における正確な位置予測の結果、他車両J(0)の次回のサンプリング時の予測位置付近に、実際に他車両J(1)が検知される。このため、次回のサンプリングに検知された他車両J(1)は、今回のサンプリング時に検知された他車両J(0)と同一の物標と認識される。その結果、検知された他車両J(1)には、他車両J(0)と同一の識別番号「ID1」が付与される。これにより、検知された物標が適切に管理される。
【0031】
また、物標の正確な位置予測により、誤った位置予測の外挿の繰り返しが回避される。その結果、誤った衝突予知が回避され、車載機器の誤作動の発生が防止される。また、所定回数の外挿後の予測位置付近に現実の物標が検知されず、物標を見失う(ロスト)ことが低減される。
【0032】
また、図1に示すように、本実施形態の作動機器制御手段12は、障害物検知手段11のサンプリング間隔よりも短い時間間隔で物標の位置を補間予測する補間予測部121を備えている。補間予測部121は、自車両と物標とを通る直線上における自車両と物標との相対速度Vsとともに、物標の、自車両と物標とを通る直線に沿った方向に対して横方向の速度成分Vtを使用して、物標の位置を補間予測する。
【0033】
障害物検知手段11のレーダ装置のサンプリング時間間隔が100msの場合、例えば、時速72キロメートルで走行する車両は、サンプリング時間間隔の間に、2メートルも進むことになる。このため、自動ブレーキ等の車両走行制御やエアバッグ及びプリテンショナ機構等の乗員保護装置を作動させるには、もっと短い時間間隔で、衝突予知を行うことが好ましい。そこで、作動機器制御手段12は、レーダ装置のサンプリング時間間隔100msより短い20ms間隔で、物標の位置を補間予測する。
【0034】
図4に、検知した物標の相対速度Vsだけを使用して補間予測した場合と、相対速度Vsと横方向の速度成分Vtとを使用して補間予測した場合の予測位置を、それぞれ模式的に示す。図4に示す例では、今回のサンプリング時に検知した他車両J(0)について、次回のサンプリング時までの間に、補間予測を20ms間隔で4回行う。
【0035】
図4では、相対速度Vsだけを使用して補間予測した場合の、20ms、40ms、60ms及び80ms後の予測位置を、それぞれ、P(01)、P(02)、P(03)及びP(04)で示す。これに対して、相対速度Vsと横方向の速度成分Vtとを使用した場合の、20ms、40ms、60ms及び80ms後の予測位置を、それぞれ、J(01)、J(02)、J(03)及びJ(04)で示す。図4に示すように、予測時間が長くなるほど、相対速度Vsだけを使用した予測位置と、相対速度Vsと横方向の速度成分Vtとを使用した予測位置とが離れていく。そして、100ms後の次回のサンプリング時には、他車両は、P(1)ではなく、J(1)で示す予測位置の付近に検知される。
【0036】
図5のフローチャートを参照して、作動機器制御手段12における横方向の速度成分をも使用した補間予測の処理内容について説明する。補間予測部は、図5に示すように、まず、障害物検知手段11から、検知した物標のデータを取得する(ステップS1)。例えば、図4に示す他車両J(0)のデータを取得する。
【0037】
次いで、物標データを処理する(ステップS2)。ここでは、他車両J(0)の横方向の速度成分と、相対速度と、他車両J(0)までの距離とを演算する。横方向成分は、上述の障害物検知手段11において行ったのと同様に、例えば、前回のサンプリング時の他車両の検知位置と、今回のサンプリング時の他車両の検知位置とから求めるとよい。
【0038】
次いで、20ms後の他車両の位置を補間予測する(ステップS3)。横方向の移動量は、横方向の速度成分Vtと、時間20msとの積で求められる。また、他車両と自車両とを結ぶ直線に沿った縦方向の移動量は、相対速度Vsと、時間20msとの積で求められる。そして、今回のサンプリング時に検知された物標の位置から、横方向及び縦方向の移動量分だけ移動させた位置が、20ms後の位速位置となる。同様にして、40ms、60ms及び80ms後の位置が予測される。
【0039】
このように、横方向の速度成分Vtをも使用して補間予測を行うことにより、正確な予測が可能となる。これにより、衝突予知精度が向上し、ブレーキの誤作動の発生が抑制され、また、プリテンショナ機構の誤作動の発生が抑制される。
【0040】
上述した各実施形態においては、本発明を特定の条件で構成した例について説明したが、本発明は種々の変更及び組み合わせを行うことができ、これに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の実施形態の車両の障害物検知装置の構成を説明するブロック図である。
【図2】障害物検知手段における物標の位置予測の説明図である。
【図3】障害物検知手段における物標の位置予測の説明図である。
【図4】作動機器制御手段における物標位置の補間予測の説明図である。
【図5】作動機器制御手段の補間予測部における処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
【0042】
1 障害物検知装置
2 ブレーキ作動手段
3 プリテンショナ機構
11 障害物検知手段
12 作動機器制御手段
111 物標データ抽出部
112 物標位置予測部
113 物標識別部
121 補間予測部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自車両の前方の物標を検知する障害物検知手段と、
前記障害物検知手段から、検知された物標の情報を受け、自車両の作動機器を制御する作動機器制御手段と、を備え、
前記障害物検知手段は、
所定のサンプリング時間ごとに、自車両と物標とを通る直線上における自車両と物標との相対速度を含む物標データを抽出する物標データ抽出部と、
物標データに基づいて、次回のサンプリング時の物標の位置を予測する物標位置予測部と、
前記物標データ抽出部は、物標の、自車両と物標とを通る直線に沿った方向に対して横方向の速度成分を更に求め、
前記物標位置予測部は、前記相対速度とともに前記横方向の速度成分を使用して、物標の位置を予測する
ことを特徴とする車両の障害物検知装置。
【請求項2】
前記物標データ抽出部は、物標の横方向の速度成分を、前回のサンプリング時の物標の方角と、今回のサンプリング時の物標の方角との角度差から求める
ことを特徴とする請求項1記載の車両の障害物検知装置。
【請求項3】
前記物標データ抽出部は、物標の横方向の速度成分を、3回以上のサンプリング時の物標の方角の角度差の平均値から求める
ことを特徴とする請求項1又は2記載の車両の障害物検知装置。
【請求項4】
前記作動機器制御手段は、前記障害物検知手段のサンプリング間隔よりも短い時間間隔で物標の位置を補間予測する補間予測部を備え、
前記補間予測部は、自車両と物標とを通る直線上における自車両と物標との相対速度とともに、物標の、自車両と物標とを通る直線に沿った方向に対して横方向の速度成分を使用して、物標の位置を補間予測する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の障害物検知装置。
【請求項5】
前記作動機器は、ブレーキを作動させるブレーキ作動手段である
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の車両の障害物検知装置。
【請求項6】
前記作動機器は、車両の乗員を所定張力で拘束するようにシートベルトを巻き取るプリテンショナ機構である
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の車両の障害物検知装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−82871(P2008−82871A)
【公開日】平成20年4月10日(2008.4.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−262949(P2006−262949)
【出願日】平成18年9月27日(2006.9.27)
【出願人】(000003137)マツダ株式会社 (6,115)
【Fターム(参考)】