説明

車両用シート支持部の構造

【課題】 シートからの荷重をクロスメンバで効果的に支持することができる車両用シート支持部の構造を得る。
【解決手段】 車両用シート支持部の構造10は、2列目シート14をスライド可能に支持するロングスライドレール20の後部が固定された第4クロスメンバ46と、第4クロスメンバ46の後方に配置され後脚28を介して3列目シート16の後部を支持する第5クロスメンバ48と、車体前後方向に長手とされ第4クロスメンバ46と第5クロスメンバ48とを連結する縦メンバ60とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車等の車両に適用される車両用シート支持部の構造に関する。
【背景技術】
【0002】
スライドレールを介してシートを車体前後方向にスライド可能に支持する構造において、スライドレールの車体固定側の部品であるロアレールの後端に設けたシートレッグを、ブラケットを介してクロスメンバに固定する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、スライドレールの前後端をそれぞれ異なるクロスメンバに固定して、該スライドレールにフレームの機能を果たさせる技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【特許文献1】特開2004−168235号公報
【特許文献2】特開2003−118649号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記の如き従来の車両用シート支持部の構造では、単にスライドレールの端部をクロスメンバに固定する構造であるため、シートレールから入力する荷重に対するクロスメンバの剛性を向上するためには、各クロスメンバをそれぞれ補強する必要があった。
【0004】
本発明は、上記事実を考慮して、シートからの荷重をクロスメンバで効果的に支持することができる車両用シート支持部の構造を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために請求項1記載の発明に係る車両用シート支持部の構造は、前側シート用のシートレールの後部が固定された第1のクロスメンバと、前記第1のクロスメンバよりも後方に配置され、後側シートの後部を支持する第2のクロスメンバと、前記第1のクロスメンバと第2のクロスメンバとを連結する連結メンバと、を備えている。
【0006】
請求項1記載の車両用シート支持部の構造では、例えば車両の前突時や後突時などに前側シートから第1のクロスメンバに荷重が入力すると、この荷重の一部が連結メンバを介して第2のクロスメンバに伝達される。一方、例えば車両の前突時や後突時などに後側シートから第2のクロスメンバに荷重が入力すると、この荷重の一部が連結メンバを介して第1のクロスメンバに伝達される。すなわち、本構造が適用された車両では、車両衝突に伴ってシートから車体に入力する荷重が、第1のクロスメンバと第2のクロスメンバとに分散される。このため、各クロスメンバは、支持すべき荷重が緩和され、補強に頼ることなくシートからの荷重を支持することが可能になる。
【0007】
このように、請求項1記載の車両用シート支持部の構造では、シートからの荷重をクロスメンバで効果的に支持することができる。
【0008】
上記目的を達成するために請求項2記載の発明に係る車両用シート支持部の構造は、使用状態と格納状態とを取り得る後側シートの前記使用状態で、該後側シートの後部に係合して該後側シートを車体に対し支持する支持部材と、後端が前記使用状態を取る前記後側シートの下方まで至るように車体前後方向に沿って配設され、前側シートを前記車体に対しスライド可能に支持するシートレールと、前記シートレールの後端部が固定された第1のクロスメンバと、前記第1のクロスメンバよりも後方に配置され、前記支持部材が固定された第2のクロスメンバと、前記第1のクロスメンバと第2のクロスメンバとを連結する連結メンバと、を備えている。
【0009】
請求項2記載の車両用シート支持部の構造では、例えば後側シートの使用状態では、前側シートはスライドレールの後端よりも前方に位置している。この状態で車両に前突又は後突が生じると、第2のクロスメンバには、後部を持ち上げようとする後側シートから上向き荷重が作用する。この荷重の一部は、連結メンバを介して第1のクロスメンバに伝達される。このため、第2のクロスメンバの補強に頼ることなく、該第2のクロスメンバ(に支持された後ろ側シートの後部)の上方への変位が抑制される。
【0010】
一方、例えば後側シートの格納状態では、前側シートを第1のクロスメンバ(後側移動限)の近傍まで後側にスライド位置を調節することができる。このように前側シートを後側移動限の近傍に位置させた状態で車両に前突又は後突が生じると、第1のクロスメンバには、後部を持ち上げようとする前側シートから上向き荷重が作用する。この荷重の一部は、連結メンバを介して第2のクロスメンバに伝達される。このため、第1のクロスメンバの補強に頼ることなく、該第1のクロスメンバ(に支持された後ろ側シートの後部)の上方への変位が抑制される。
【0011】
このように、請求項2記載の車両用シート支持部の構造では、シートの使用状況に応じて、シートからの荷重をクロスメンバで効果的に支持することができる。
【発明の効果】
【0012】
以上説明したように本発明に係る車両用シート支持部の構造は、シートからの荷重をクロスメンバで効果的に支持することができるという優れた効果を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明の実施形態に係る車両用シート支持部の構造10について、図1乃至図7に基づいて説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、及び矢印INは、それぞれ車両用シート支持部の構造10が適用された自動車車体Sの前方向(進行方向)、上方向、下方向、及び車幅方向内側を示している。
【0014】
図1には、車両用シート支持部の構造10が適用された車体Sの後部が側断面図にて示されている。この図に示される如く、車体Sのフロア12上には、前側シートとしての2列目シート14と、後側シートとしての3列目シート16とが前後に並んで配設されている。2列目シート14は、車体Sに対し前後方向にスライドして前後位置を調節可能に支持されており、3列目シート16は、乗員が着座可能な使用状態と格納凹部18内に格納される格納状態とを取り得る構成とされている。以下、具体的に説明する。
【0015】
車体Sのフロア12には、前後方向に長手とされたロングスライドレール20が固定されている。このロングスライドレール20の車体Sへの固定構造は後述する。図1に示される如く、ロングスライドレール20は、2列目シート14を構成するシートクッション14Aの下部に設けられたスライドレールアッパ22を介して、該2列目シート14を車体Sに対しスライド可能でかつ所望の前後位置で停止可能に支持している。ロングスライドレール20は、シートクッション14Aの前後長に対し長く(この実施形態では3倍程度に)設定されており、調節可能な2列目シート14の前後位置の範囲が広い構成を実現している。
【0016】
このため、2列目シート14は、シートベルト装置24を内蔵している。シートベルト装置24は、一端がシートクッション14Aにおける車幅方向外側の後端部に固定されたウエビングベルト24Aと、シートバック14Bの車幅方向外側の肩部に配設されウエビングベルト24Aを巻取方向に付勢しつつ引出し可能に巻き回したリトラクタ24Bと、ウエビングベルト24Aの中間部を摺動可能に挿通させたタングプレート24Cと、シートクッション14Aにおける車幅方向外側の後端部に設けられタングプレート24Cの着脱が可能とされたバックル装置24Dとを備えて構成されている。このシートベルト装置24は、2列目シート14に内蔵されることで、2列目シート14の前後位置に依らず該2列目シート14の着座した乗員を確実に拘束することができる。
【0017】
フロア12におけるロングスライドレール20の後端とリヤバンパ25との間には、上向きに開口する空間である格納凹部18が形成されている。3列目シート16は、それぞれ上端がシートクッション16Aの下部に回動可能に設けられた前脚26、後脚28を備えている。前脚26の下端部には、フロア12から突設された前側シートアンカ30に着脱可能に係合する前側ロック部26Aが設けられており、後脚28の下端部には、フロア12から突設された後側シートアンカ32に着脱可能に係合する後側ロック部28Aが設けられている。また、シートクッション16Aの下部には、一端が格納凹部18の前壁部18Aにピン36を介して回動自在に軸支されたガイドアーム34の他端が回動自在に連結されている。
【0018】
3列目シート16は、前側ロック部26A、後側ロック部28Aがそれぞれ前側シートアンカ30、後側シートアンカ32に係合した状態で、ガイドアーム34にも支持されて使用状態を取る構成である。
【0019】
また、3列目シート16は、前側ロック部26A、後側ロック部28Aがそれぞれ前側シートアンカ30、後側シートアンカ32から外れた状態で、ガイドアーム34がピン36廻りに矢印A方向に回動すると、図2に示される如く内部に前脚26及び後脚28を収納したシートクッション16Aが格納凹部18内に格納されるようになっている。さらに、3列目シート16は、この状態からシートバック16Bを前倒しすると、シートバック16Bの背面がフロア12における格納凹部18よりも前側部分と略面一になるようにして、全体として格納凹部18に格納される格納状態を取るようになっている。
【0020】
この実施形態では、3列目シート16の使用状態と格納状態とは、図示しない電動格納機構によって、運転者の手元スイッチの操作に応じて自動的に行われるようになっている。
【0021】
図3には、車体Sの後部におけるフロア12の下側の概略の骨格構造が平面図にて示されている。この図に示される如く、車体Sは、前後方向に長手とされた左右一対のサイドメンバ38を備えている。各サイドメンバ38は、格納凹部18が配置される後部において、互いの間隔が広くなるように一部テーパ状に形成されている。左右のサイドメンバ38は、それぞれ車幅方向に長手とされた複数のクロスメンバによって連結されて(架け渡されて)いる。
【0022】
この実施形態では、図1及び図3に示される如く、車体Sの後部には、前から順に第1乃至第5クロスメンバ40、42、44、46、48が配設されている。第1乃至第4クロスメンバ40、42、44、46は、それぞれ上向きに開口するハット形状に形成され、開口縁に沿って設けられたフランジ40A、42A、44A、46Aをフロアパネルの下面に固着することで閉断面を構成している。第5クロスメンバ48は、側面視略L字状に形成されている。第5クロスメンバ48は、上前端及び下後端から延設されたフランジ48Aを、フロアパネル50における水平面に沿う部分及び格納凹部18の前壁部18Aを構成する部分に固着されて閉断面を構成している。
【0023】
そして、図3に示される如く、ロングスライドレール20は、右側の2列目シート14用に左右一対並列して設けられると共に、左側の2列目シート14左右一対並列して設けられている。図3に想像線にて示す車幅方向外側のロングスライドレール20Aは、主にサイドメンバ38上に配設されており、サイドメンバ38とフロアパネル50とが形成する閉断面部に締結されている。車幅方向内側のロングスライドレール20Bは、第1クロスメンバ40の後部から第4クロスメンバ46上にまで至っている。
【0024】
ロングスライドレール20Bの前端は、図示しない取付部材を介して、フロアパネル50における第1クロスメンバ40とで閉断面を成す部分に固定されている。ロングスライドレール20Bの中間部は、図示しないボルト・ナット(ウェルドナット)によって、フロアパネル50における第2、第3クロスメンバ42、44とで閉断面を成す部分に締結固定されている。
【0025】
そして、図4及び図5に示される如く、ロングスライドレール20Bの後端は、フロアパネル50における第4クロスメンバ46とで閉断面を成す部分の下面に固着されたウェルドナット52に、該ロングスライドレール20Bを貫通したボルト54が螺合することで、該フロアパネル50の部分(第4クロスメンバ46)に締結固定されている。以上により、各ロングスライドレール20Bは、車体Sに対し強固に取り付けられている。なお、図5に示される如く、第4クロスメンバ46とフロアパネル50との間には、第4クロス用リインフォースメント56が配設されている。
【0026】
図1及び図7に示される如く、前側シートアンカ30は、フロアパネル50における第4クロスメンバ46とで閉断面を成す部分に固着されている。また、後側シートアンカ32は、第5クロスメンバ48とで閉断面を成すフロアパネル50における前壁部18Aの形成部分の上部に固着されている。図6に示される如く、各後側シートアンカ32は、下向きに開口する略コ字状に形成した棒状部材の自由端側を前壁部18Aの上部の固着することで、上部がフロアパネル50上に突出している。
【0027】
この実施形態では、3列目シート16は、6:4の分割格納式とされており、右側の3列目シート16用の一対の後側シートアンカ32の間隔drが、左側の3列目シート16用の一対の後側シートアンカ32の間隔dlよりも大とされている。図示は省略するが、前側シートアンカ30も後側シートアンカ32と同様に配置されている。なお、図7に示される如く、この実施形態では、フロアパネル50における格納凹部18とフロア12との角部に固着されてこれを補強するリインフォースメント58が設けられており、このリインフォースメント58に各後側シートアンカ32が固着されている。
【0028】
そして、図1及び図3に示される如く、車両用シート支持部の構造10は、前後方向に長手とされ、第4クロスメンバ46と第5クロスメンバ48とを連結する連結メンバとしての縦メンバ60を備えている。図4及び図6に示される如く、縦メンバ60は、左右一対設けられており、それぞれ上向きに開口するハット形状とされている。各縦メンバ60は、車幅方向においては図4に示される如くロングスライドレール20Bとサイドメンバ38との間に配置されており、開口縁から延設されたフランジ60Aをフロアパネル50の下面に固着することで、閉断面構造を形成している。また、各縦メンバ60は、車幅方向においては、図6に示される如く左右の3列目シート16用の一対の後側シートアンカ32間に配置されている。なお、図5、図7に示される如く、第5クロスメンバ48、縦メンバ60の各底板部には、例えば燃料タンク等の部品をフロア12の下側に取り付けるためのウェルドナット62が設けられている。
【0029】
上記構成では、第4クロスメンバが本発明における「第1のクロスメンバ」に相当し、第5クロスメンバ48が本発明における「第2のクロスメンバ」に相当する。また、後側シートアンカ32が本発明における「支持部材」に相当し、ロングスライドレール20が本発明における「シートレール」に相当する。
【0030】
次に、本実施形態の作用について説明する。
【0031】
上記構成の車両用シート支持部の構造10が車体Sに適用された自動車は、図1に示される如き3列目シート16の使用状態では、2列目シート14は比較的前方に配置される。使用状態の3列目シート16に乗員が着座した(図示しないシートベルト装着した)状態で、自動車が前面衝突に至ると、3列目シート16には、シートベルトを介して伝わる前向きの慣性力(図1に矢印F1で示す)に基づいて後部を持ち上げる方向のモーメント(図1に矢印M1で示す)が作用する。このモーメントM1によって、図6及び図7に示される如く、第5クロスメンバ48には後側シートアンカ32を介して上向き荷重(曲げ荷重)Fb1が作用する。
【0032】
ここで、第5クロスメンバ48を第4クロスメンバ46と連結する縦メンバ60を設けたため、第5クロスメンバ48に作用する荷重Fb1の一部が縦メンバ60を経由して第4クロスメンバ46に分散される(図7に示す矢印B参照)。このため、第5クロスメンバ48の支持荷重が低減し、該第5クロスメンバ48の上方への変位が抑えられる。
【0033】
また、上記構成の車両用シート支持部の構造10が車体Sに適用された自動車は、図2に示される如き3列目シート16の格納状態では、2列目シート14を後側移動限の近傍まで下げることができる。このように前後位置が後側移動限近傍に調節された2列目シート14に乗員が着座しシートベルト装置24を装着した状態で、自動車が前面衝突に至ると、2列目シート14には、シートベルト装置24のウエビングベルト24Aを介して伝わる前向きの慣性力(図2に矢印F2で示す)に基づいて後部を持ち上げる方向のモーメント(図1に矢印M2で示す)が作用する。このモーメントM2によって、図4及び図5に示される如く、第4クロスメンバ48にはロングスライドレール20、ボルト54を介して上向き荷重(曲げ荷重)Fb2が作用する。
【0034】
ここで、第4クロスメンバ46を第5クロスメンバ48と連結する縦メンバ60を設けたため、第4クロスメンバ46に作用する荷重の一部が縦メンバ60を経由して第5クロスメンバ48に分散される(図5に示す矢印C参照)。このため、第4クロスメンバ46の支持荷重が低減し、該第4クロスメンバ46の上方への変位(図4に想像線にて誇張して示す如き変位)が抑えられる。
【0035】
以上説明したように、縦メンバ60によって連結された第4クロスメンバ46と第5クロスメンバ48とは、2列目シート14、3列目シート16の位置や状態に応じて、互いに相手方の補強部材として機能するため、それぞれが独立して有する補強に頼ることなく2列目シート14、3列目シート16からの荷重を支持することができる。このため、車両用シート支持部の構造10が適用された車体では、第4クロスメンバ46及び第5クロスメンバ48を独立して補強することで同等の性能を得る構成と比較して、対策重量が小さくなり、軽量化が図られる。
【0036】
このように、本実施形態に係る車両用シート支持部の構造10では、2列目シート14又は3列目シート16シートからの荷重を第4クロスメンバ46及び第5クロスメンバ48で効果的に支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の実施形態に係る車両用シート支持部の構造が適用された車体を示す側断面図である。
【図2】本発明の実施形態に係る車両用シート支持部の構造が適用された車体の図1とは異なる状態を示す側断面図である。
【図3】本発明の実施形態に係る車両用シート支持部の構造が適用された車体の骨格構造を模式的に示す平面図である。
【図4】図3の4−4線に沿う断面図である。
【図5】本発明の実施形態に係る車両用シート支持部の構造を構成する縦メンバが第4クロスメンバから第5クロスメンバに荷重を分散する状態を示す側断面図である。
【図6】図3の6−6線に沿う断面図である。
【図7】本発明の実施形態に係る車両用シート支持部の構造を構成する縦メンバが第5クロスメンバから第4クロスメンバに荷重を分散する状態を示す側断面図である。
【符号の説明】
【0038】
10 車両用シート支持部の構造
14 2列目シート(前側シート)
16 3列目シート(後側シート)
20 ロングスライドレール(シートレール)
32 後側シートアンカ(支持部材)
46 第4クロスメンバ(第1のクロスメンバ)
48 第5クロスメンバ(第2のクロスメンバ)
60 縦メンバ(連結メンバ)
S 車体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
前側シート用のシートレールの後部が固定された第1のクロスメンバと、
前記第1のクロスメンバよりも後方に配置され、後側シートの後部を支持する第2のクロスメンバと、
前記第1のクロスメンバと第2のクロスメンバとを連結する連結メンバと、
を備えた車両用シート支持部の構造。
【請求項2】
使用状態と格納状態とを取り得る後側シートの前記使用状態で、該後側シートの後部に係合して該後側シートを車体に対し支持する支持部材と、
後端が前記使用状態を取る前記後側シートの下方まで至るように車体前後方向に沿って配設され、前側シートを前記車体に対しスライド可能に支持するシートレールと、
前記シートレールの後端部が固定された第1のクロスメンバと、
前記第1のクロスメンバよりも後方に配置され、前記支持部材が固定された第2のクロスメンバと、
前記第1のクロスメンバと第2のクロスメンバとを連結する連結メンバと、
を備えた車両用シート支持部の構造。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2006−290064(P2006−290064A)
【公開日】平成18年10月26日(2006.10.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−110847(P2005−110847)
【出願日】平成17年4月7日(2005.4.7)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【出願人】(000110321)トヨタ車体株式会社 (1,272)
【Fターム(参考)】