説明

車載システム

【課題】 本発明は、電源の投入から起動が完了するまでの待ち時間によるユーザの不快感を解消することができる車載システムを提供することを課題とする。
【解決手段】 本発明の車載システム1は、車載システムに電力を供給する電源手段と、電源手段による電源の投入から車載システムの起動完了までに出力される起動表示データを記憶する記憶手段3と、起動表示データを生成して記憶手段に記憶する起動表示データ生成手段12と、起動表示データを生成するタイミングを指定する入力手段5と、記憶手段4から起動表示データを読み出す起動表示読出手段と、車載システムの起動状態を検出し、検出結果に基づいて、起動表示読出手段に起動表示データの読み出し指示を出す制御手段2と、起動表示読出手段によって読み出した起動表示データを表示する表示手段9とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に搭載された車載システムにおける起動画面の表示処理技術に関するものである。
【背景技術】
【0002】
車両に搭載される車載システムは、カーナビゲーションシステムやオーディオシステム等が搭載されており、運転者を含む搭乗者(以下ユーザと称する)は走行中それらのシステムを多用している。
ところで、この車載システムを含む各種情報処理装置では、初期化処理や動作確認といった電力投入時の起動処理に関して、ユーザに待ち時間を意識させない等の目的で、予め用意された起動画像(オープニング画面)をディスプレイに表示することが多い。
【0003】
しかし、予め用意された起動画像では、何度も繰り返して装置を起動するうちにユーザを飽きさせてしまうといった問題があった。そこで、例えば特許文献1に記載のように、装置の起動時毎に起動画像データを生成し、起動画像の表示内容を毎回変化させることにより、ユーザに飽きさせない工夫をした技術も提案されている。
【0004】
また、電力投入後の起動画像の表示処理に要する時間の短縮及び毎回異なる起動画像を表示するために、起動画像データの生成時にその都度異なるパラメータを用いて生成した画像データを記憶手段に格納しておき、装置の再起動時に記憶手段から画像データを取り出して表示する技術が特許文献2に記載されている。
【特許文献1】特開2001−79262号公報
【特許文献2】特開2004−145120号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1や特許文献2に記載の技術は、情報処理装置の再起動時に、毎回異なる起動画像を表示できるものの、ユーザが知りたい情報を表示しているわけではないため、ユーザは待たされていると感じる不快感があった。特に、カーナビゲーションシステムを搭載した車載システムでは、ユーザが必要とする情報等はシステム起動後に取得することになるため、その情報取得時間が必要であり、この点からもユーザは待たされていると感じる不快感があった。
【0006】
よって、本発明は、電源投入からシステムの起動が完了するまでの待ち時間によるユーザの不快感を解消することができると共に、システム起動に要する時間を有効活用することができる車載システムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
本発明は、車輌に搭載され、道路地図を表示すると共に音声の出力を行う車載システムにおいて、前記車載システムに電力を供給する電源手段と、前記電源手段による電源の投入から前記車載システムの起動完了までに出力される起動表示データを記憶する記憶手段と、前記起動表示データを生成して前記記憶手段に記憶する起動表示データ生成手段と、前記起動表示データを生成するタイミングを指定する入力手段と、前記記憶手段から起動表示データを読み出す起動表示読出手段と、前記車載システムの起動状態を検出し、検出結果に基づいて、前記起動表示読出手段に前記起動表示データの読み出し指示を出す制御手段と、前記起動表示読出手段によって読み出した起動表示データを表示する表示手段と
を備えることを特徴とする。尚、起動表示データとしては、画像データの他に、文字データや音声データ等も含むものとする。
【0008】
このように、本発明の車載システムによれば、電源投入からシステムの起動が完了するまでの待ち時間によるユーザの不快感を解消することができると共に、システム起動に要する時間を有効活用することができる。
【0009】
また、起動表示データを生成するタイミングを指定する入力手段を備えているので、ユーザが欲しい情報を取得してそれを起動表示情報として画面に表示することができる。
【0010】
本発明において、前記記憶手段には複数種類の起動表示データが記憶され、前記制御手段は、前記電源の投入後から車載システムの起動完了までの間、同一種類の起動表示データを表示手段に表示する処理を実行することもできる。
【0011】
また、前記記憶手段には複数種類の起動表示データが記憶され、前記制御手段は、前記電源の投入後から車載システムの起動完了までの間、複数種類の起動表示データを表示手段に表示する処理を実行することもできる。
【0012】
本発明において、前記記憶手段に記憶された複数種類の起動表示データの少なくとも一つを選択する選択手段を更に備え、前記制御手段は、前記選択手段により選択された起動表示データを表示手段に表示する処理を実行する構成とすることが望ましい。このように選択手段を備えることで、ユーザが最も知りたい情報を最初に表示することができる。
【0013】
本発明において、前記起動表示データとしては、車両状態を表示する車両情報であることが望ましい。その場合、表示する車両情報を選択できる車両情報選択手段を含む構成とすることが更に望ましい。このように、車両情報を起動画面に表示することで、ユーザが車両状態を気にかけていなくても、車両情報をシステム起動時の欲しいタイミングで知ることができる。また、表示する車両情報を選択できる車両情報選択手段を含む構成とした場合、ユーザが最も知りたい情報を最初に表示したり、他のユーザの車両情報画面とは異なるユーザ毎の特色を表現することもできる。
【0014】
また、本発明は、車輌に搭載され、道路地図を表示すると共に音声の出力を行う車載システムにおいて、前記車載システムに電力を供給する電源手段と、前記電源手段による電源の投入から前記車載システムの起動完了までに出力される起動表示データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段から起動表示データを読み出す起動表示読出手段と、前記車載システムの起動状態を検出し、検出結果に基づいて、前記起動表示読出手段に前記起動表示データの読み出し指示を出す制御手段と、前記起動表示読出手段によって読み出した起動表示データを表示する表示手段とを備え、前記起動表示データは、車両状態を表示する車両情報である構成とすることもできる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、電源の投入から起動が完了するまでの待ち時間によるユーザの不快感を解消することができる車載システムを提供することが可能となる。
【0016】
また、本発明によれば、電源の投入から起動が完了するまでの時間を有効活用することができる車載システム提供することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、図面を参照し、本発明に係る車載システムの実施形態について説明する。尚、本実施形態の車載システムは、車輌に搭載するカーナビゲーション装置に適用するものとし
て説明するが、本発明の車載システムはその他にもカーオーディオや車載型ではない各種の機器に適用することができる。
【0018】
(ハードウェア構成)
図1に示すように、本実施形態の車載システム1は、システム全体の制御を司る制御手段としてのCPU(Central Processing Unit)2と、CPU2の処理に伴う情報を一
時的に記憶するのに加え、本システムの電源投入から本システムの起動が完了するまでの間に出力される起動表示データを記憶するRAM(Random Access Memory)3と、起動に関するプログラムや各種のアプリケーションに関するプログラムを格納するROM(Read Only Memory)4と、ユーザの操作を補助し、起動表示データの入力手段や選択手段を兼ねるUI(User Interface)5と、起動表示データを外部機器から入力するための
外部機器インターフェース6と、ガソリンの残量やドアの開閉、電源のオン・オフ信号等の各種車両情報のうち指定された車両情報を出力する車両情報ゲートウエイ7と、カーナビゲーション機能に伴う描画処理を実行するGDC(Graphic Display Control)8と
、ナビゲーション処理に伴う画面(地図や操作メニュー等)を表示すると共に起動表示データを出力(表示)するディスプレイ9と、DVD10、DTV11等の映像を編集した映像データや一部を抜き出した映像データを生成しRAM3に起動表示データとして格納するキャプチャーユニット12とがバスライン13によって接続されている。
【0019】
CPU2は、本システムの起動状態を検知し、その検知結果に基づいて、RAM3に格納されている起動表示データを読み出してディスプレイ9に表示する制御を実行する。また、本システムには、図示しないバッテリーからイグニッションスイッチを介して電力が供給されるように構成されている。イグニッションスイッチのオン・オフ信号は車両ゲートウエイ7を介して出力され、CPU2で検知される。車両情報ゲートウエイ7から出力される各種情報は、ユーザインターフェース5によって選択することができる。したがって、ユーザインターフェース5は、情報入力手段と車両情報選択手段を兼ねている。
【0020】
ユーザインターフェース5としては、ディスプレイ9に表示される画面上で入力可能なタッチパネルや、画面の周囲等に配置された押しボタンスイッチ、音声認識入力装置等を利用することができる。
【0021】
また、RAM3は、記憶した起動表示データを電源オフ後も保持できるような不揮発性メモリあるいは電源供給され続けるメモリで構成される。なお、図1に示す車載システムでは、キャプチャーユニット12を本システムに組み込んだ例を示しているが、別体のユニットとして赤外線通信等により送信する構成とすることもできる。その場合、キャプチャーユニットは、生成した映像データを記憶する不揮発性あるいは電源供給され続けるメモリとしてのRAMやユーザインタフェース等を含む構成としても良い。
【0022】
本実施形態の車載システム1は、このような構成により本システムの電源投入時から本システムの起動完了までの間に、予めメモリに記憶しておいた起動表示データをディスプレイ9に表示することで、ユーザは欲しい情報を得ることができる。
【0023】
以下、本実施形態の車載システム1の有する機能に伴う各種処理について説明する。
(指定する起動表示データの取得)
図2に、キャプチャーユニット12を利用して起動表示データ(映像データ)を生成する処理フローを示す。まず、図3に示すように、グラフィックユーザインタフェース等による画面Aにより、ユーザが取得したい情報(DVD10、DTV11の映像)をキャプチャー(Capture表示14をタッチ)する。CPU2は、ステップS1において、グラフ
ィックユーザインターフェースを介してメモリに保存する映像が指定されたか否かを判断する。指定されている場合にはそのキャプチャー映像を起動表示データとしてRAM3に
保存する(S2)。
【0024】
(指定する起動表示データの予約による取得)
図4に、ユーザが予め予約した時間で指定した情報(映像データ)をメモリに保存する処理フローを示す。この場合、まず、図5に示すように、グラフィックユーザインタフェース等の画面Bにより、ユーザが取得したい情報を予約する。例えば取得情報の記録開始から終了までの予約時間、チャンネル、番組コード等を入力ボタン15により選択して入力する。CPU2は、ステップS11において、予約開始時間になったか否かを判断する。予約時間になったと判断した場合にはその予約した映像を起動表示データとしてRAM3に保存する(S12)。
【0025】
(外部機器から起動表示データを取得)
図6に外部機器から起動表示情報を取得し、メモリに保存する処理フローを示す。図7に示すように、外部機器16としては、例えば、携帯、PDA、PC等の情報処理装置が利用される。外部機器16と本システム1とのデータ通信には、例えば赤外線通信などが利用される。この外部機器16から起動表示情報を取得するには、ユーザがその取得情報を指定する場合と、機器の通信コマンド等で自動的に行う場合とがある。ユーザが指定する例としては、図8に示すような、グラフィックユーザインタフェース等の画面Cによって、外部からの情報取得方法を選択し、開始ボタン17をタッチして、情報取得開始を決定する。なお、外部機器16と本システム1とのデータ通信には情報通信ネットワークを利用することもできる。
【0026】
図6のステップS31において、CPU2は、外部機器16から情報取得開始信号を検知(YES)すると、ステップS32に進み、NOの場合にはステップS34に進み、情報保存処理を終了する。YESの場合、CPU2は、ステップS32において外部機器16からの情報をRAM3へ保存する指令を出し、ステップS33へ進む。ステップS33においてCPU2は外部機器16からの情報取得を終了したか否かを判断し、YESの場合にはステップS34に進み、RAM3への情報保存を終了する処理を実行する。
【0027】
(起動表示情報の表示処理)
図9に、上述した各処理によりメモリに保存した起動表示データを、システムの起動時に読み出してディスプレイに表示する処理フローを示す。なお、ここでの表示処理においては、キャプチャーした映像データを表示処理する例について説明する。また、表示処理する起動表示情報は、1枚画に限らず、複数画表示することもできるので、その両方の場合について説明する。即ち、メモリアクセス回数が一回の場合と複数回の場合について説明する。
【0028】
図10は、グラフィックユーザインタフェースを利用した選択画面表示例(画面D)を示すもので、表示された1枚画の選択ボタン18と複数画の選択ボタン19の何れかをタッチして決定することができる。したがって、図9の処理フローにおいて、本システムの電源が投入(ACC−ON)されると(ステップS41)、本システムのオペレーションシステム(OS)の起動が開始される(ステップS42)。次に、ステップS43において、CPU2はRAM3から起動表示データ(映像データ)を読み出し、その映像をディスプレイ9に表示し(ステップS44)、ステップS45に進む。ステップS45では、CPU2はOSの起動が完了したか否かを判断し、起動完了の場合にはステップS46に進み、GDC8によってナビゲーションシステムのメイン画面を表示する。一方、ステップS45においてCPU2が起動未完了(NO)と判断した場合には、ステップS43へ戻る処理と、ステップS45へ戻る処理とに分かれる。S43に戻る処理は、GUI8を介して複数画ボタン19が選択されている場合で、CPU2は再度ROM4にアクセスして次の起動表示データを読み出し、ディスプレイ9に表示する。CPU2はこのループ処
理をOS起動完了まで続ける。
【0029】
CPU2は以上の処理を実行することで、電源投入(ACC−ON)からシステムの起動完了までの間に、ユーザが指定した情報をディスプレイ9に表示することができる。また、電源投入の直後にユーザが指定した情報を表示できるので、起動が完了までの時間を有効活用することができる。
【0030】
(車両状態情報の表示処理)
図11に、車両状態に応じて適した映像(起動車両情報)をシステムの起動時に読み出してディスプレイに表示する処理フローを示す。ここで、車両状態とは、例えばガソリンの残量、バッテリー電圧、ドアの開閉状態等の各種車両情報を意味する。図12はGUIによる選択画面表示例(画面E)を示すもので、同図に示すようなGUI(車両情報選択手段)によってユーザが表示したい車両情報を選択し、警告範囲を予め設定しておく。設定内容は複数の車両情報項目とすることも可能なように設計(プログラム)されている。
【0031】
図11の処理フローにおいて、本システムの電源が投入(ACC−ON)されると、CPU2は、ステップS51において、車両情報ゲートウエイ7から、GUIで選択された車両情報を読み込む。次に、ステップS52において、CPU2は設定した項目に対応する車両状態が警告範囲か否かを判断し、警告範囲であると判断した場合、図12に示すような車両状態の画面E等をディスプレイ9に表示する(S53)。一方、車両状態が警告範囲でない(NO)ときには処理を終える。なお、車両状態の警告範囲を設定せずに、電源OFF時の車両状態を示す画面をそのまま表示するようにしても良い。
【0032】
このように、電源投入からシステム起動までの間に、電源OFF時の各種の車両状態を示す情報を表示することができるので、ユーザは車両状態を気にかけなくても、車両状態の情報を欲しいタイミングで知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本実施形態の車載システムのハードウェア構成図である。
【図2】本実施形態の車載システムの起動表示情報をキャプチャーユニットにより取得する処理を示すフローチャートである。
【図3】本実施形態に係る画面Aを示す図である。
【図4】本実施形態の車載システムの起動表示情報を予約により取得する処理を示すフローチャートである。
【図5】本実施形態に係る画面Bを示す図である。
【図6】本実施形態の車載システムの起動表示情報を外部機器から取得する処理を示すフローチャートである。
【図7】本実施形態の車載システムの起動表示情報を外部機器から取得する構成の概念図である。
【図8】本実施形態に係る画面Cを示す図である。
【図9】本実施形態の車載システムの起動表示情報を表示する処理を示すフローチャートである。
【図10】本実施形態に係る画面Dを示す図である。
【図11】本実施形態の車載システムの起動表示情報(車両情報)表示する処理を示すフローチャートである。
【図12】本実施形態に係る画面Eを示す図である。
【符号の説明】
【0034】
1 車載システム
2 CPU
3 RAM(記憶手段)
4 ROM(記憶手段)
5 UI(タッチパネル)(入力手段)
6 外部機器インタフェース
7 車両情報ゲートウエイ
8 GDC
9 ディスプレイ
12 キャプチャーユニット
13 バスライン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車輌に搭載され、道路地図を表示すると共に音声の出力を行う車載システムにおいて、
前記車載システムに電力を供給する電源手段と、
前記電源手段による電源の投入から前記車載システムの起動完了までに出力される起動表示データを記憶する記憶手段と、
前記起動表示データを生成して前記記憶手段に記憶する起動表示データ生成手段と、
前記起動表示データを生成するタイミングを指定する入力手段と、
前記記憶手段から起動表示データを読み出す起動表示読出手段と、
前記車載システムの起動状態を検出し、検出結果に基づいて、前記起動表示読出手段に前記起動表示データの読み出し指示を出す制御手段と、
前記起動表示読出手段によって読み出した起動表示データを表示する表示手段とを備えることを特徴とする車載システム。
【請求項2】
前記記憶手段には複数種類の起動表示データが記憶され、前記制御手段は、前記電源の投入後から車載システムの起動完了までの間、同一種類の起動表示データを表示手段に表示する処理を実行することを特徴とする、請求項1に記載の車載システム。
【請求項3】
前記記憶手段には複数種類の起動表示データが記憶され、前記制御手段は、前記電源の投入後から車載システムの起動完了までの間、複数種類の起動表示データを表示手段に表示する処理を実行することを特徴とする、請求項1に記載の車載システム。
【請求項4】
前記記憶手段に記憶された複数種類の起動表示データの少なくとも一つを選択する選択手段を更に備え、前記制御手段は、前記選択手段により選択された起動表示データを表示手段に表示する処理を実行することを特徴とする、請求項1乃至3の何れかに記載の車載システム。
【請求項5】
前記起動表示データは、車両状態を表示する車両情報である、請求項1乃至4の何れかに記載の車載システム。
【請求項6】
車輌に搭載され、道路地図を表示すると共に音声の出力を行う車載システムにおいて、
前記車載システムに電力を供給する電源手段と、
前記電源手段による電源の投入から前記車載システムの起動完了までに出力される起動表示データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段から起動表示データを読み出す起動表示読出手段と、
前記車載システムの起動状態を検出し、検出結果に基づいて、前記起動表示読出手段に前記起動表示データの読み出し指示を出す制御手段と、
前記起動表示読出手段によって読み出した起動表示データを表示する表示手段とを備え、
前記起動表示データは、車両状態を表示する車両情報である、車載システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2006−284314(P2006−284314A)
【公開日】平成18年10月19日(2006.10.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−103215(P2005−103215)
【出願日】平成17年3月31日(2005.3.31)
【出願人】(000237592)富士通テン株式会社 (3,383)
【Fターム(参考)】