説明

5−置換イソインドリン化合物

本発明は、5−置換イソインドリン化合物、並びにそれらの医薬的に許容される塩、溶媒和物、立体異性体及びプロドラッグに関する。使用の方法、及びこれらの化合物の医薬組成物が開示される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(III):
【化235】

[式中、
XはCH又はC=Oであり;
YはO又はSであり;
10は、
(C〜C10)アルキル;(C〜C10)アルコキシ;
(C〜C10)アルキル−(5〜10員ヘテロアリール又は複素環)(前記ヘテロアリール又は複素環は場合により、それ自体が1以上のハロゲンで置換された(C〜C)アルキル;ハロゲン;オキソ;それ自体が1以上のハロゲンで置換された(C〜C)アルコキシ;又は−Z−(C〜C)アルキル[式中、ZはS又はSOであり、前記(C〜C)アルキルは1以上のハロゲンで場合により置換されていてよい]の1以上で置換されている);
(C〜C10)アルキル−(5〜10員アリール)(前記アリールは場合により、ハロゲン;それ自体が場合により1以上のハロゲンで置換された(C〜C)アルコキシ;それ自体が場合により1以上のハロゲンで置換された(C〜C)アルキル;又は−Z−(C〜C)アルキル[式中、ZはS又はSOであり、前記(C〜C)アルキルは場合により1以上のハロゲンで置換されていてよい]の1以上で置換されている);又は
(C〜C)アルキル−CO−O−R12[式中、R12はH又は(C〜C)アルキルである]であり;そして
11はH又は(C〜C)アルキルである]
の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、立体異性体若しくはプロドラッグ。
【請求項2】
【化236−1】

【化236−2】

【化236−3】

【化236−4】

【化236−5】

である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
式(IV):
【化237】

[式中、
XはCH又はC=Oであり;
YはO又はSであり;
13は、
(C〜C10)アルキル;(C〜C10)アルコキシ;
場合によりハロゲン;シアノ;(C〜C)アルキレンジオキシ;それ自体が場合により1以上のハロゲンで置換された(C〜C)アルコキシ;それ自体が場合により1以上のハロゲンで置換された(C〜C)アルキル;又はそれ自体が場合により1以上のハロゲンで置換された(C〜C)アルキルチオの1以上で置換された5〜10員アリール又はヘテロアリールであり;そして
14はH又は(C〜C)アルキルである]
の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、立体異性体若しくはプロドラッグ。
【請求項4】
【化238−1】

【化238−2】

【化238−3】

【化238−4】

である、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
請求項1又は3に記載の化合物を含む医薬組成物。
【請求項6】
疾患又は障害を治療する、管理する又は予防する方法であって、このような治療、管理又は予防を必要とする患者に請求項1又は3に記載の化合物の治療有効量又は予防有効量を投与するステップを含み、前記疾患又は障害が、癌、血管新生に関連する障害、疼痛、黄斑変性若しくは関連症候群、皮膚疾患、肺障害、アスベストに関連する障害、寄生虫疾患、免疫不全障害、CNS障害、CNS損傷、アテローム性動脈硬化若しくは関連障害、睡眠機能不全若しくは関連障害、異常血色素症若しくは関連障害、又はTNFα関連障害である方法。
【請求項7】
前記癌が、多発性骨髄腫、白血病、又はリンパ腫である、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記血管新生に関連する障害が、子宮内膜症、クローン病、心不全、進行した心不全、腎臓機能障害、内毒素血、毒素性ショック症候群、骨関節炎、レトロウイルス複製、るいそう、髄膜炎、線維症、高カルシウム血症、脳卒中、循環性ショック、歯周病、歯肉炎、大球性貧血、不応性貧血、又は5q欠失症候群である、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記疼痛が、侵害受容性疼痛、神経因性疼痛、内臓痛、片頭痛、頭痛、又は術後疼痛である、請求項6に記載の方法。
【請求項10】
前記神経因性疼痛が、複合性局所疼痛症候群、ジストロフィー、又は糖尿病性神経障害である、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記黄斑変性又は関連症候群が、萎縮性黄斑変性、滲出性黄斑変性、加齢に関連した黄斑症、脈絡膜血管新生、網膜色素上皮剥離、又は網膜色素上皮の萎縮である、請求項6に記載の方法。
【請求項12】
前記皮膚病が角化症である、請求項6に記載の方法。
【請求項13】
前記肺障害が、肺高血圧症、特発性肺高血圧症、又は慢性閉塞性肺疾患である、請求項6に記載の方法。
【請求項14】
前記寄生虫病が、マラリア、バベシア症、リーシュマニア症、角膜炎、又は住血吸虫症である、請求項6に記載の方法。
【請求項15】
前記免疫不全障害が、抗体欠損症、免疫グロブリン欠損症、毛細血管拡張性運動失調症、不全リンパ球症候群、網様体異形成、低ガンマグロブリン血症、X連鎖無ガンマグロブリン血症、ヴィスコット−オールドリッチ症候群、又はX連鎖重症複合免疫不全である、請求項6に記載の方法。
【請求項16】
前記CNS障害が、筋萎縮性側索硬化症、アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病、多発性硬化症、又はトウレット症候群である、請求項6に記載の方法。
【請求項17】
前記TNFα関連障害が、関節炎、移植片対宿主病、炎症、慢性肺炎症性疾患、再かん流傷害、心筋梗塞、敗血症ショック、乾癬、鬱血性心不全、悪液質、又は喘息である、請求項6に記載の方法。
【請求項18】
1以上の追加の活性剤の投与をさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項19】
前記化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、若しくは立体異性体が、経口又は非経口で投与される、請求項6に記載の方法。
【請求項20】
請求項1又は3に記載の化合物を含む単位投与形態。
【請求項21】
経口又は非経口投与に適する、請求項20に記載の単位投与形態。

【公表番号】特表2011−522803(P2011−522803A)
【公表日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−511637(P2011−511637)
【出願日】平成21年5月28日(2009.5.28)
【国際出願番号】PCT/US2009/003258
【国際公開番号】WO2009/145899
【国際公開日】平成21年12月3日(2009.12.3)
【出願人】(500026935)セルジーン コーポレイション (41)
【Fターム(参考)】