説明

FAAHの阻害剤として有用なピラゾール誘導体

本発明は、脂肪酸アミドヒドロラーゼ(FAAH)の阻害剤として有用であるある種のイミダゾール誘導体に関する。本発明は、活性成分としてこれらの化合物を含む医薬製剤並びに骨粗鬆症、関節リウマチ、糖尿病性神経障害、ヘルペス後神経痛、神経筋肉痛及び繊維筋痛及び急性疼痛、偏頭痛、睡眠障害、アルツハイマー病及びパーキンソン病の治療における前記化合物及びその製剤の使用にも関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iの化合物:
【化1】

又は医薬として許容されるその塩(式中、
Xは、S又はSOであり;
Yは、
(1)ハロ、
(2)−C1−4アルキル、
(3)−ハロC1−4アルキル、
(4)−CN、
(5)ヒドロキシル及び
(6)H、
からなる群から選択され;
nは、0、1又は2であり;
は、
(1)アリール及び
(2)HET
からなる群から選択され;
選択肢(1)及び(2)は、
(a)ハロ、
(b)−CN、
(c)モノ、ジ又はトリ−ハロC1−4アルキル、
(d)ヒドロキシ、ハロ又はアミノで任意に置換された−OC1−4アルキル、
(e)ヒドロキシ又はCNで任意に置換された−C1−4アルキル、
(f)ヒドロキシ、ハロ又はCNで任意に置換された−C1−2アルキル−C3−6シクロアルキル、
(g)−S(O)1−4アルキル、
(h)−S(O)NR
(i)−C(O)−NH−NR
(j)−C(O)−N(OH)−NH
(k)−C(O)−OH、
(l)ハロ又はヒドロキシで任意に置換された−C(O)−OC1−4アルキル、
(m)−C(O)−NR1011
(n)−C(O)−C1−4アルキル、
(o)−C(NR12)−NR1314
(p)HET及び
(q)アリール
からなる群から独立に選択される置換基R及びRで任意に一又は二置換されており、
選択肢(p)及び(q)は、それぞれ、
(1)ハロ、
(2)−CN、
(3)−OH、
(4)ヒドロキシ、ハロ又はシアノで任意に置換された−C1−4アルキル、
(5)−CF
(6)ヒドロキシル又はハロで任意に置換された−OC1−4アルキル、
(7)−C(O)OH、
(8)−C(O)O−C1−3アルキル及び
(9)−C(O)−NR1516
から選択される置換基で任意に一置換又は二置換されており、
、R、R、R、R10、R11、R12、R13、R14、R15及びR16は、H及びC1−4アルキルからそれぞれ独立に選択され、又は
及びR若しくはR及びR若しくはR10及びR11若しくはR13及びR14若しくはR15及びR16は一緒に連結されて、これらが結合している原子と一緒に、4から7個の原子の5員の複素環が形成され、前記環は、N、O及びSから選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子を含有し、前記環はハロ、ヒドロキシル、オキソ、C1−4アルキル、ヒドロキシC1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、−C(O)−C1−4アルキル及び−S(O)1−4アルキルから独立に選択される置換基で任意に一又は二置換されており、
は、
(1)アリール、
(2)HET
(3)−CH−アリール、
(4)−CH−HET
(5)−C1−6アルキル及び
(6)−C3−6シクロアルキル
からなる群から選択され、
選択肢(1)、(2)、(3)、(4)、(5)及び(6)は、
(a)ハロ、
(b)−CN、
(c)−OH、
(d)ヒドロキシ、ハロ又はシアノで任意に置換された−C1−4アルキル、
(e)−CF
(f)ヒドロキシル又はハロで任意に置換された−OC1−4アルキル、及び
(g)−C(O)O−C1−3アルキル、
からなる群から独立に選択される置換基で任意に一又は二置換されており、
は、
(1)アリール、
(2)HET及び
(3)C3−6シクロアルキル、
からなる群から選択され、
選択肢(1)、(2)及び(3)は、
(a)ヒドロキシ、
(b)ハロ、
(c)−C3−6シクロアルキル、
(d)−OC3−5シクロアルキル、
(e)−C1−4アルキル、
(f)−OC1−4アルキル、
(g)−C(O)CH
(h)モノ、ジ又はトリ−ハロC1−4アルキル、
(i)モノ、ジ又はトリ−ハロ−OC1−4アルキル及び
(j)−S(O)−C1−4アルキル
からなる群から独立に選択される置換基で、それぞれ任意に一又は二置換されている。)。
【請求項2】
が、
(1)フェニル、
(2)ピリジニル、
(3)ピリダジニル、
(4)ピリミジニル、
(5)ピラジニル、
(6)チアゾリル、
(7)チオフェニル、
(8)ピロリル、
(9)オキサゾリル及び
(10)
【化2】

からなる群から選択される二環式環
からなる群から選択され、
(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)、(7)、(8)及び(9)の選択肢は、
(a)ハロ、
(b)−CN、
(c)モノ、ジ又はトリ−ハロC1−4アルキル、
(d)ヒドロキシル、ハロ又はアミノで任意に置換された−O−C1−4アルキル、
(e)ヒドロキシル又はCNで任意に置換された−C1−4アルキル、
(f)ヒドロキシで任意に置換された−C1−2アルキル−C3−6シクロアルキル、
(h)−S(O)1−4アルキル(nは、0、1又は2である。)、
(i)−S(O)NR
(j)−C(O)−N(OH)−NH
(k)−C(O)−NR1011
(l)HET及び
(m)アリール、
からなる群から独立に選択される置換基R及びRで、それぞれ任意に一又は二置換されており、
選択肢(l)から(m)は、
(1)ハロ、
(2)−CN、
(3)−OH、
(4)ヒドロキシ、ハロ又はシアノで任意に置換された−C1−4アルキル、
(5)−CF
(6)ヒドロキシル又はハロで任意に置換された−OC1−4アルキル、
(7)−C(O)OH及び
(8)−C(O)O−C1−3アルキル及び
(9)−C(O)−NR1516
から選択される置換基で、それぞれ任意に一又は二置換されており、
、R、R10、R11、R15及びR16は、H及びC1−4アルキルからそれぞれ独立に選択され、又は
及びR若しくはR10及びR11若しくはR15及びR16は一緒に連結されて、これらが結合している原子と一緒に、4から7個の原子の5員の複素環が形成され、前記環は、N、O及びSから選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子を含有し、前記環は、ハロ、ヒドロキシル、C1−4アルキル、−C(O)−C1−4アルキル及び−S(O)1−4アルキルから独立に選択される置換基で任意に一又は二置換されている、
請求項1の化合物。
【請求項3】
が、
(a)ヒドロキシで任意に置換された−C1−4アルキル、
(b)−S(O)1−4アルキル、
(c)−C(O)−NR1011
(d)HET及び
(e)ハロ、
からなる群から独立に選択される置換基R及びRで、任意に一又は二置換された、
(1)フェニル、
(2)ピリジニル、
(3)ピリミジニル、
(4)ピラジニル及び
(5)ピリダジニル、
からなる群から選択され、
選択肢(d)は、
(1)ハロ、
(2)−CN、
(3)−OH、
(4)ヒドロキシ、ハロ又はシアノで任意に置換された−C1−4アルキル、
(5)−CF
(6)ヒドロキシル又はハロで任意に置換された−OC1−4アルキル、
(7)−C(O)OH、
(8)−C(O)O−C1−3アルキル及び
(9)−C(O)−NR1516
から選択される置換基で、任意に一又は二置換されており、
10、R11、R15及びR16は、それぞれ、H及びC1−4アルキルから独立に選択され、又はR10及びR11若しくはR15及びR16は一緒に連結されて、これらが結合している原子と一緒に、4から7個の原子の5員の複素環が形成され、前記環は、N、O及びSから選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子を含有し、前記環は、ハロ、ヒドロキシル、C1−4アルキル、−C(O)−C1−4アルキル及び−S(O)1−4アルキルから独立に選択される置換基で任意に一又は二置換されている、
請求項2の化合物。
【請求項4】
が、
(1)アリール、
(2)HET
(3)−C1−6アルキル及び
(4)−C3−6シクロアルキル
からなる群から選択され、
選択肢(1)、(2)、(3)及び(4)は、
(a)ハロ、
(b)−CN、
(c)−OH、
(d)−ヒドロキシC1−4アルキル、
(e)−C1−4アルキル、
(f)−C1−4ハロアルキル及び
(g)ハロ又はヒドロキシルで任意に置換された−OC1−4アルキル、
からなる群から独立に選択される置換基で、任意に一又は二置換されている、
請求項1の化合物。
【請求項5】
が、
(1)アリール及び
(2)HET
からなる群から選択され、
選択肢(1)及び(2)は、
(a)ハロ、
(b)−CN、
(c)−OH、
(d)−ヒドロキシC1−4アルキル、
(e)−CH
(f)−CF及び
(g)−OCH
からなる群から独立に選択される置換基で、それぞれ任意に一又は二置換されている、
請求項4の化合物。
【請求項6】
が、
(1)フェニル、
(2)ピリジニル、
(3)ピリダジニル、
(4)ピリミジニル、
(5)ピリジニル、
(5)チアゾリル、
(6)オキサゾリル及び
(7)ピラゾリル
からなる群から選択され、
選択肢(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)及び(7)は、ハロ、任意にハロゲンで置換されたOC1−4アルキル、−C1−4ハロアルキル、ヒドロキシル及びCNで、それぞれ任意に一又は二置換されている、
請求項5の化合物。
【請求項7】
が、
(1)アリール及び
(2)HET
からなる群から選択され、
選択肢(1)及び(2)は、
(a)ハロ、
(b)−C3−6シクロアルキル、
(c)−C1−4アルキル、
(d)−OC1−4アルキル、
(e)モノ、ジ又はトリ−ハロC1−4アルキル及び
(f)モノ、ジ又はトリ−ハロ−OC1−4アルキル、
からなる群から独立に選択される置換基で、それぞれ任意に一又は二置換されている、
請求項1の化合物。
【請求項8】
が、
(1)フェニル、
(2)ピリミジニル及び
(3)ピリジニル、
からなる群から選択され、
選択肢(1)、(2)及び(3)は、ハロ、ハロC1−4アルキル又はハロで任意に置換された−OC1−4アルキルで、それぞれ任意に一又は二置換されている、
請求項7の化合物。
【請求項9】
XがSであり、及びYがHである、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
式IIの化合物
【化3】

(式中、
は、
(a)ヒドロキシで任意に置換された−C1−4アルキル、
(b)−S(O)1−4アルキル、
(c)−C(O)−NR1011
(d)HET及び
(e)ハロ、
からなる群から独立に選択される置換基R及びRで、任意に一又は二置換された、
(1)フェニル、
(2)ピリジニル、
(3)ピリミジニル、
(4)ピラジニル及び
(5)ピリダジニル、
からなる群から選択され、
選択肢(d)は、
(1)ハロ、
(2)−CN、
(3)−OH、
(4)ヒドロキシ、ハロ又はシアノで任意に置換された−C1−4アルキル、
(5)−CF
(6)ヒドロキシル又はハロで任意に置換された−OC1−4アルキル、
(7)−C(O)OH、
(8)−C(O)O−C1−3アルキル及び
(9)−C(O)−NR1516
から選択される置換基で、任意に一又は二置換されており、
10、R11、R15及びR16は、それぞれ、H及びC1−4アルキルから独立に選択され、又はR10及びR11若しくはR15及びR16は一緒に連結されて、これらが結合している原子と一緒に、4から7個の原子の5員の複素環が形成され、前記環は、N、O及びSから選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子を含有し、前記環はハロ、ヒドロキシル、C1−4アルキル、−C(O)−C1−4アルキル及び−S(O)1−4アルキルから独立に選択される置換基で任意に一又は二置換されており、
は、
(1)アリール及び
(2)HET
からなる群から選択され、
選択肢(1)及び(2)は、
(a)ハロ、
(b)−CN、
(c)−OH、
(d)ヒドロキシル、ハロ、CNで任意に置換された−C1−4アルキル、
(e)−CH
(f)−CF及び
(g)ハロで任意に置換された−OC1−4アルキル
からなる群から独立に選択される置換基で、それぞれ任意に一又は二置換されており、並びに
は、
(1)アリール、
(2)HET
からなる群から選択され、並びに
選択肢(1)及び(2)は、
(a)ハロ、
(b)−C3−6シクロアルキル、
(c)ヒドロキシル、ハロ又はCNで任意に置換された−C1−4アルキル及び
(d)ハロで任意に置換された−OC1−4アルキル
からなる群から独立に選択される置換基で、それぞれ任意に一又は二置換されている。)。
【請求項11】
が、
(1)フェニル、
(2)ピリジニル、
(3)ピリダジニル、
(4)ピリミジニル、
(5)ピリジニル、
(6)チアゾリニル、
(7)ピラゾリル及び
(8)オキサゾリル、
からなる群から選択され、
選択肢(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)、(7)及び(8)は、ハロ、ハロC1−4アルキル、ヒドロキシル、CN及びジ又はトリ−ハロ−OC1−4アルキルで、それぞれ任意に一又は二置換されており、
が、
(1)フェニル、
(2)ピリミジニル、
(3)ピリジニル、
からなる群から選択され、
選択肢(1)、(2)及び(3)は、ハロ、ハロC1−4アルキル又はハロで任意に置換された−OC1−4アルキルで、それぞれ任意に一又は二置換されている、
請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
不活性担体及び請求項1の化合物又は医薬として許容されるその塩を含む医薬組成物。
【請求項13】
構造式
【化4】

【表1】


【化5】

【表2】

又は構造式
【化6】

【表3】

又は構造式
【化7】

【表4】

又は構造式
【化8】

又は構造式
【化9】

【表5】

又は構造式
【化10】

【表6】

又は構造式
【化11】

【表7】

又は構造式
【化12】

【表8】

又は構造式
【化13】

【表9】

又は構造式
【化14】

【表10】

又は構造式
【化15】

又は構造式
【化16】

【表11】

又は構造式
【化17】

【表12】

又は構造式
【化18】

【表13】

又は構造式
【化19】

【表14】

又は構造式
【化20】

【表15】

又は構造式
【化21】

又は構造式
【化22】

【表16】

又は構造式
【化23】

【表17】

又は構造式
【化24】

【表18】

又は構造式
【化25】

【表19】

又は構造式
【化26】

又は構造式
【化27】

表24
【表20】

又は構造式
【化28】

【表21】

又は構造式
【化29】

【表22】

又は構造式
【化30】

【表23】

又は構造式
【化31】

【表24】

又は構造式
【化32】

【表25】


又は構造式
又は構造式
【化33】

【表26】

の化合物。
【請求項14】
4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(4−フルオロフェニル)−3−[4−(メチルスルホニル)フェニル]−1H−ピラゾール、
4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−エチル−3−[4−(メチルスルホニル)フェニル]−1H−ピラゾール、
4−[(4−クロロフェニル)チオ]−3−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル−1−フェニル)−1H−ピラゾール、
4−[(4−クロロフェニル)チオ]−2−(4−フルオロフェニル)−3−[4−(メチルスルホニル)フェニル]−1H−ピラゾール、
4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(4−フルオロ−2−ピリジル)−3−[4−(メチルスルフィニル)フェニル]−1H−ピラゾール、
4−[(4−クロロ−2−ピリジル)チオ]−1−フェニル−3−[4−(メチルスルホニル)フェニル]−1H−ピラゾール、
4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(4−フルオロフェニル)−5−ヨード−3−[4−(メチルスルホニル)フェニル]−1H−ピラゾール、
4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(4−フルオロフェニル)−3−[4−シアノフェニル]−1H−ピラゾール、
2−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−3−[4−(1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル]−1H−ピラゾール−1−イル}−5−メトキシピリジン、
2−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−3−[4−(1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル]−1H−ピラゾール−1−イル}−5−ヒドロキシピリジン、
3−{4−[(4−クロロフェニル)スルフィニル]−3−[4−(1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル]−1H−ピラゾール−1−イル}ピリジン、
4−(4−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール、
メチル4−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}ベンゾアート、
5−(4−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−2−メチル−2H−テトラゾール、
5−(4−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−1−メチル−1H−テトラゾール、
2−(4−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−1,3,4−オキサジアゾール、
3−(4−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル−4H−1,2,4−トリアゾール、
5−(4−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン、
4−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−ピリジン−3−イル−1H−ピラゾール−3−イル}ベンズアミド、
3−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−3−[4−(4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)フェニル]−1H−ピラゾール−1−イル}ピリジン、
4−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}−N−エチルベンズアミド、
N−(2−クロロエチル)−4−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}ベンズアミド、
2−(4−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル−4,5−ジヒドロ−1,3−オキサゾール、
2−(4−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)−1,3−オキサゾール、
1−(4−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)プロパン−1−オール、
1−(4−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)プロパン−1−オン、
4−[(4−クロロフェニル)チオ]−3−[4−(1−クロロプロピル)フェニル]−1−フェニル−1H−ピラゾール、
2−(4−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}フェニル)プロパン−2−オール、
3−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−3−[4−(1H−ピラゾール−1−イル)フェニル]−1H−ピラゾール−1−イル}ピリジン、
2−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イル)フェニル]−1H−ピラゾール−1−イル}ピリジン、
3−{4−[(4−メトキシフェニル)チオ]−3−[4−(1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル]−1H−ピラゾール−1−イル}ピリジン、
メチル3−{4−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル−1,2,4−オキサジアゾール−5−カルボキシラート、
3−{4−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−N−エチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−カルボキサミド、
2−(3−{4−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]フェニル}−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)ピリジン、
メチル−5−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]−2−ピラジンカルボキシラート、
2−{5−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]−2−ピラジニル}−2−プロパノール、
2−{5−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]−2−ピラジニル}−エタノン、
2−{5−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル]−2−ピラジニル}−エタノン、
2−{5−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]−2−ピラジニル}−エタノール、
2−{5−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]−5−メチル−2−ピラジン、
2−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]−5−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ピラジン、
2−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]−5−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピラジン、
5−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(3−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピリジン、
5−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−3−イル]−2−ピラジンカルボヒドラジド、
5−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−3−イル]−メチル−2−ピラジンカルボキサミド、
5−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−3−イル]−N−シクロプロピル−2−ピラジンカルボキサミド、
2−{6−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]−3−ピリジニル}−2−プロパノール、
6−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}ニコチノニトリル、
2−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}−5−(1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ピリジン、
メチル6−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}ニコチナート、
2−{5−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]−3−ピリジニル}−2−プロパノール、
5−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−3−イル]−2−ピリジンカルボニトリル、
5−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−3−イル]−2−ピリジンカルボキサミド、
5−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−3−イル]−2−(1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ピリジン、
6−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]ニコチノニトリル、
N−(5−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}−2−ピリジニル)アセトアミド、
1−(6−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}−3−ピリジニル)エタノン、
2−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−3−イル]−5−(1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ピリジン、
2−(3−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−2−プロパノール、
エチル−5−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1H−ピラゾール−3−イル}イソオキサゾール−3−カルボキシラート、
エチル−5−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル}イソオキサゾール−3−カルボキシラート、
5−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}−2−(メチルチオ)ピリミジン、
5−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(3−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]ピリミジン−2−カルボニトリル、
1−{5−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(3−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]ピリミジン−2−イル}エタノン、
メチル2−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}−1,3−チアゾール−4−カルボキシラート、
5−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}ピリミジン−2−アミン、
5−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(5−フルオロピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]ピリミジン−2−カルボニトリル、
1−{6−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]ピリダジン−3−イル}エタノン、
2−{4’−[(4−クロロフェニル)チオ]−1’−フェニル−1H,1’H−3,3’−ビピラゾール−1−イル}エタノール、
メチル2−{4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル}ピリミジン−5−カルボキシラート、
メチル5−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(5−フルオロピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]ピラジン−2−カルボキシラート、
2−{5−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(5−フルオロピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]ピラジン−2−イル}プロパン−2−オール、
6−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(2−ピリジニル−1H−ピラゾール−3−イル)ニコチノニトリル及び
5−[4−[(4−クロロフェニル)チオ]−1−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]−2−メトキシピリジン
から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項15】
式Iの化合物:
【化34】

又は医薬として許容されるその塩(式中、
nは、0、1又は2であり;
は、
(1)アリール及び
(2)HET
(3)フルオロで任意に一又は二置換されたC1−4アルキル、
(4)C3−6シクロアルキル、
からなる群から選択され;
選択肢(1)及び(2)は、
(a)ハロ、
(b)−CN、
(c)モノ、ジ又はトリ−ハロC1−4アルキル、
(d)ヒドロキシ、ハロ又はアミノで任意に置換された−OC1−4アルキル、
(e)ヒドロキシル、CN、OCH、−NHC(O)CH、HETで任意に置換された−C1−4アルキル、
(f)ヒドロキシ、ハロ又はCNで任意に置換された−C1−2アルキル−C3−6シクロアルキル、
(g)−S(O)1−4アルキル、
(h)−S(O)NR
(i)−C(O)−NH−NR
(j)−C(O)−N(OH)−NH
(k)−C(O)−OH、
(l)ハロ又はヒドロキシで任意に置換された−C(O)−OC1−4アルキル、
(m)−C(O)−NR1011
(n)−C(O)−C1−4アルキル、
(o)−C(NR12)−NR1314
(p)HET及び
(q)アリール、
(r)CN、ヒドロキシルで任意に置換されたC1−3アルキル、−S(O)CH、ピリジン、オキサジアゾール、COOH、−C(O)OC1−4アルキル、C(O)NR1617(R16は、H又はメチルであり、並びにR17は、H、ヒドロキシル、ハロ、CF、OCHで任意に置換されたC1−2アルキルから選択され、又はR16及びR17は、一緒に連結されて、ピロリン又はピペラジン環を形成する。)で任意に置換された−C3−6シクロアルキル、
からなる群から独立に選択される置換基R及びRで、任意に一又は二置換されており、
選択肢(p)及び(q)は、それぞれ、
(1)ハロ、
(2)−CN、
(3)−OH、
(4)ヒドロキシ、ハロ又はシアノで任意に置換された−C1−4アルキル、
(5)−CF
(6)ヒドロキシル又はハロで任意に置換された−OC1−4アルキル、
(7)−C(O)OH、
(8)−C(O)O−C1−3アルキル及び
(9)−C(O)−NR1516
から選択される置換基で任意に一置換又は二置換されており、
、R、R、R、R10、R11、R12、R13、R14、R15及びR16は、H及びC1−4アルキルからそれぞれ独立に選択され、
は、
(1)アリール、
(2)HET
(3)−C1−6アルキル及び
(4)−C3−6シクロアルキル、
(5)−CH3−6シクロアルキル、
(6)H
からなる群から選択され、
選択肢(1)、(2)、(3)、(4)及び(5)は、
(a)ハロ、
(b)−CN、
(c)−OH、
(d)ヒドロキシ、ハロ又はシアノで任意に置換された−C1−4アルキル、
(e)−CF
(f)ヒドロキシル又はハロで任意に置換された−OC1−4アルキル、及び
(g)−C(O)O−C1−3アルキル、
からなる群から独立に選択される置換基で任意に一又は二置換されており、
は、
(1)アリール、
(2)HET及び
(3)C3−6シクロアルキル、
からなる群から選択され、
選択肢(1)、(2)及び(3)は、
(a)ヒドロキシ、
(b)ハロ、
(c)−C3−6シクロアルキル、
(d)−OC3−5シクロアルキル、
(e)−C1−4アルキル、
(f)−OC1−4アルキル、
(g)−C(O)CH
(h)モノ、ジ又はトリ−ハロC1−4アルキル、
(i)モノ、ジ又はトリ−ハロ−OC1−4アルキル及び
(j)−S(O)−C1−4アルキル
からなる群から独立に選択される置換基で、それぞれ任意に一又は二置換されている。)。
【請求項16】
請求項1に記載の化合物の治療的有効量を投与することを含む、FAAHによって媒介される疾病を治療する方法。
【請求項17】
疾病が、骨関節炎、関節リウマチ、糖尿病性神経障害、ヘルペス後神経痛、骨格筋痛及び繊維筋痛及び急性疼痛、偏頭痛、睡眠障害、アルツハイマー病及びパーキンソン病から選択される、請求項17に記載の方法。
【請求項18】
哺乳動物中のFAAHの過剰を伴う生理学的疾患の治療のための医薬の製造のための、請求項1に記載の化合物の使用。

【公表番号】特表2011−524872(P2011−524872A)
【公表日】平成23年9月8日(2011.9.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−513571(P2011−513571)
【出願日】平成21年6月1日(2009.6.1)
【国際出願番号】PCT/US2009/045823
【国際公開番号】WO2009/151991
【国際公開日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.TEFLON
【出願人】(390023526)メルク・シャープ・エンド・ドーム・コーポレイション (924)
【Fターム(参考)】