説明

FMチューナ

【課題】FMチューナのステレオ復調部における、パイロット信号をキャプチャするPLLを構成するVCOを、CR発振回路を用いて構成すると、温度に応じた発振周波数の変動に対応してキャプチャレンジが大きく設定される。そのため、パイロット信号の近傍周波数のノイズ等にPLLが誤って同期しやすくなる。
【解決手段】ステレオ復調部76を含むチューナ半導体チップ内に温度センサ回路94を設け、VCO部位の温度を検知する。温度センサ回路94の出力信号STPに基づいて、VCOの発振周波数fVCOを調整し、温度によるfVCOの変動を補償する。これによりキャプチャレンジの幅を、セラミックレゾネータ等を用いた場合のように狭く設定できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、周波数変調(Frequency Modulation:FM)された信号を受信するFMチューナに関し、特に、ステレオコンポジット信号からステレオ音声を復調する部分に関する。
【背景技術】
【0002】
図4は、従来のFMチューナの構成を示すブロック図である。アンテナ2にて受信されたRF(Radio Frequency)信号は、第1混合回路4にて第1の局部発振信号と混合され、目的受信信号が所定の中間周波数fIF1の第1中間信号SIF1へ周波数変換される。
【0003】
IF1は第2混合回路6にて第2の局部発振信号と混合され、所定の中間周波数fIF2を有する第2中間信号SIF2へ周波数変換される。SIF2はfIF2を中心周波数とするバンドパスフィルタ(Band Pass Filter:BPF)であるIFBPF8を通過後、検波回路10にてFM検波され、ステレオコンポジット信号である検波信号SDETが抽出される。ちなみに、このコンポジット信号であるSDETは、左チャネル信号(L)と右チャネル信号(R)との和信号(L+R)と差信号(L−R)、及び19kHzのステレオパイロット信号SPLが重畳されたものである。なお、差信号(L−R)は38kHzの副搬送波信号を振幅変調した形で他の信号に重畳されている。
【0004】
この検波信号SDETは、ステレオ復調部14に入力される。ステレオ復調部14は、コンポジット信号中に含まれているパイロット信号SPLをキャプチャするフェーズロックループ(Phase Locked Loop:PLL)回路を備える。当該PLL回路は、19kHzの倍数、例えば、304kHzを中心周波数とする電圧制御発振回路(Voltage Controlled Oscillator:VCO)を用いて構成され、当該VCOはその出力の発振信号がSPLに同期するように制御される。このVCOの出力を分周して、副搬送波信号S38Kが再生され、また、周波数が基本的に19kHzの発振信号S19Kが生成される。S38Kはコンポジット信号から差信号(L−R)を復調するために用いられる。S19KはSDETからSPLを検波するために用いられ、SDETにおけるSPLの有無に応じて、ステレオ音声を再生するかモノラル音声を再生するかが切り換えられる。
【0005】
VCOはセラミックレゾネータを用いて構成することもできるが、FMチューナを集積回路(IC)として構成する場合に、セラミックレゾネータは外付け部品となる。そのため、部品点数削減や一層の小型化を図る観点から、セラミックレゾネータを用いずに、VCOをCR発振回路など、ICに内蔵可能な発振回路を用いて構成することが従来より行われている。
【特許文献1】特開平10−163897号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
CR発振回路等は温度に応じて発振周波数が変動するという問題があった。これに対応して、PLLのキャプチャレンジを広げると、PLLは例えば、マルチパス受信信号やノイズに起因する19kHz近傍の信号に誤って同期しやすくなる。その結果、実際にはモノラル受信時であるのに、ステレオ復調部14が誤ってステレオ再生したり、ステレオとモノラルとの切り替わりが頻繁に起こるという問題がある。その為に、雑音が発生するという問題がある。更に、再生される副搬送波信号も、誤った同期状態では、38kHzからずれた周波数となり、差信号(L−R)の復調が正確に行われず、ステレオ分離度の変化が発生し、音の品質が低下するという問題があった。
【0007】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、ステレオ復調部のVCOをCR発振回路等を用いて構成しつつ、温度変化の影響を受けにくいFMチューナを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るFMチューナは、受信信号に含まれる受信目的FM信号を検波して、検波信号を生成する検波回路と、ステレオコンポジット信号が有する所定周波数のパイロット信号に基づき、前記検波信号が前記ステレオコンポジット信号であることを検知して、当該検波信号からステレオ音声信号を復調するステレオ復調部と、を有し、前記ステレオ復調部が、発振周波数の制御範囲を所定幅に設定された電圧制御発振回路を備え、前記制御範囲に応じたキャプチャレンジ内にて前記パイロット信号にロックすることができるフェーズロックループと、前記電圧制御発振回路での温度を感知する温度センサ回路と、前記温度センサ回路の出力信号に基づいて、前記温度に依存した前記電圧制御発振回路の発振周波数の変動を補償する温度補償部と、を有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、温度センサ回路を備え、ステレオ復調部の電圧制御発振回路(VCO)の温度を検出し、当該VCOの発振周波数の温度変動を補償する。これにより、VCOの発振周波数の制御可能な範囲を狭め、PLLのキャプチャレンジを狭めることが可能となる。その結果、パイロット信号の周波数の近傍に存在し得る他の信号をキャプチャしにくくなり、パイロット信号のキャプチャ動作の精度が向上し、上述の問題の発生が抑制される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態(以下実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
【0011】
図1は、実施形態に係るFMチューナの概略のブロック構成図である。本FMチューナ50は、その主要部のIC化を図りつつ共通の回路基板上に形成され、基本的に一体のチューナモジュールとして構成される。
【0012】
当該モジュールは例えば、自動車の車載オーディオ機器にその一部として組み込まれる。アンテナ52で受信されたRF信号SRFはFMチューナ50において、RFアンプ54、第1局部発振回路56、第1混合回路58、BPF60,64、アンプ62,72、第2局部発振回路66、第2混合回路68、IFBPF70、検波回路74、及びステレオ復調部76を含んで構成される信号処理系で処理され、希望局の音声信号に対応した出力信号SOUTが生成される。
【0013】
ステレオ復調部76は、LPF80、差分回路82、キャパシタ84、FMマルチプレクサ(MPX)86、PLL回路90、パイロット信号検波回路92、温度センサ回路94、A/D変換回路(Analog-to-Digital Converter:ADC)96、及びVCO周波数調整部98を含んで構成される。
【0014】
アンテナ52で受信されたRF信号SRFはRFアンプ54で増幅された後、第1混合回路58に入力される。第1混合回路58は、入力されたRF信号SRFを、第1局部発振回路56から入力される第1局部発振信号SLO1と混合して、第1中間信号SIF1を生成する。SLO1の周波数fLO1は、SRFに含まれる周波数fの目的受信局の信号が第1混合回路58によるSIF1への周波数変換にて所定の第1中間周波数fIF1に変換されるように調整される。第1中間周波数fIF1は、例えば、10.7MHzに設定される。
【0015】
IF1は、BPF60、アンプ62及びBPF64を経て、第2混合回路68に入力される。第2混合回路68は、入力された第1中間信号SIF1を、第2局部発振回路66から入力される第2局部発振信号SLO2と混合して、第2中間周波数fIF2の第2中間信号SIF2を生成する。SLO2の周波数fLO2は、(fIF1−fIF2)に設定され、SIF1に含まれる周波数fIF1の目的受信信号は第2混合回路68において周波数fIF2に変換される。第2中間周波数fIF2は、例えば、450kHzに設定される。
【0016】
IF2は、IFBPF70及びアンプ72を経て、検波回路74に入力される。検波回路74はFM検波回路であり、例えば、クオドラチュア検波回路で構成される。検波回路74は、アンプ72から入力されたSIF2をFM検波して、コンポジット信号である検波信号SDETを抽出する。
【0017】
この検波信号SDETは、ステレオ復調部76のLPF80に入力される。LPF80は、コンポジット信号帯域を通過するように構成される。このLPF80により、コンポジット信号帯域より高い周波数帯域に現れるノイズ成分が除去される。LPF80にて抽出されたコンポジット信号は、差分回路82の(+)端子、及びPLL回路90に入力される。PLL回路90はコンポジット信号中に含まれるパイロット信号SPLをキャプチャする。パイロット信号をキャプチャしている状態では、ロック周波数は基本的に19kHzとなり、PLL回路90はロック周波数を有する発振信号S19K、及びロック周波数の2倍の周波数を有する副搬送波信号S38Kを生成し出力する。
【0018】
差分回路82の(−)端子には、PLL回路90からS19Kが入力される。S19Kは基本的にコンポジット信号中のパイロット信号SPLであり、SPLと同一の周波数及び位相を有するので、差分回路82の出力には、コンポジット信号からパイロット信号SPLを除いたもの、すなわち和信号(L+R)と差信号(L−R)のみを得ることができる。
【0019】
FMマルチプレクサ86は、差分回路82の出力信号を入力されると共に、PLL回路90から副搬送波信号S38Kを入力される。FMマルチプレクサ86は、S38Kを用いて、差分回路82の出力信号から差信号(L−R)を復調する。さらにFMマルチプレクサ86は、この差信号(L−R)と、差分回路82の出力信号から抽出した和信号(L+R)とから、マトリクス方式によりL信号とR信号とを分離し、L信号及びR信号からなるステレオ信号をスピーカ等からなる出力回路(図示せず)へ出力する。
【0020】
パイロット信号検波回路92は、SDETからパイロット信号SPLを検波し、その有無を表す信号SSIを出力する。信号SSIは、受信信号がステレオ放送かモノラル放送かを示すステレオインジケータとなる。
【0021】
温度センサ回路94は、FMチューナ50が形成されるICチップ上にて、PLL回路90を構成するVCOの近傍に配置され、当該VCOでの温度を感知する。図2は、温度センサ回路94の一例を示す概略の回路図である。トランジスタQ6,Q7はカレントミラー回路を構成し、Q6を含む入力側の電流経路には、ベースがコレクタに短絡されたトランジスタQ4で構成されるダイオードが順方向に接続されると共に、Q4に直列に抵抗R2が接続される。Q4のエミッタ-ベース間の電圧の温度特性と、R2の抵抗値の温度特性とに応じて、入力側経路に流れる電流は温度に依存して変化する。この電流変化は、カレントミラー回路のQ7を含む出力側経路に直列に接続された抵抗R3で電圧変化に変換され、温度検知信号STPとして温度センサ回路94から出力される。ちなみに、ダイオードは負の温度係数を有し、一方、抵抗は正の温度係数を有するように形成することができ、また抵抗R2,R3の抵抗値を異ならせることもでき、これらにより入力側経路と出力側経路とで温度特性に差を設けることができる。
【0022】
温度センサ回路94から出力されるSTPは、図1に示すようにADC96に入力される。ADC96は、アナログ電圧信号であるSTPをデジタル値DTPに変換し、VCO周波数調整部98へ出力する。
【0023】
VCO周波数調整部98は、例えば、レジスタ等を含むロジック回路で構成され、ユーザが当該レジスタに設定するビット値に基づいて、ステレオ復調部76のPLL回路90を構成するVCOのフリーラン発振周波数fVCOを調整する電圧信号又は電流信号を生成する。本FMチューナ50では、VCO周波数調整部98は、ユーザ設定による場合だけでなく、さらに温度センサ回路94の出力に基づくデータDTPに応じてレジスタのビット値を切り換え、fVCOを調整するように構成される。ここで、使用条件下での温度に対するDTPと、温度に対するfVCOの変動を補償するビット値との関係が予め測定等により求められ、その関係に基づいて、VCO周波数調整部98は、温度変化に依存したfVCOの変動を補償するように構成される。
【0024】
図3は、PLL回路90の構成を示すブロック図である。PLL回路90は、VCO100、分周回路102,104、及び位相検波回路106を含んで構成される。VCO100はCR発振回路を用いて構成され、fVCOの中心値が304kHzとなるように構成されると共に、上述のVCO周波数調整部98のレジスタの設定ビットに応じて、fVCOが調整されるように構成されている。VCO100を構成するCR発振回路は、FMチューナICに内蔵し、FMチューナの小型化を図ることができる。
【0025】
分周回路102は、VCO100から出力される発振信号を16分周し、S38Kを生成する。ちなみに、fVCOが304kHzである場合には、S38Kの周波数は38kHzとなる。
【0026】
分周回路104は、分周回路102から出力されるS38Kを2分周し、互いに位相が90度相違するS19K(0),S19K(π/2)を生成する。例えば、分周回路104は、S38Kのクロック波形の立ち上がりに同期して状態を切り換えるフリップフロップと、立ち下がりに同期して状態を切り換えるフリップフロップとで構成することができ、それら各フリップフロップの出力がS19K(0),S19K(π/2)として取り出される。ここでS19K(0)は、SDET中のパイロット信号SPLとの位相差が基本的に0である信号であり、パイロット信号検波回路92へ出力される。一方、S19K(π/2)は、パイロット信号SPLに対して位相差90度を有する。S19K(π/2)は、位相検波回路106での位相検波に用いるために生成される。
【0027】
位相検波回路106は、SDETとS19K(π/2)とを入力され、SDETに含まれるSPLと、S19K(π/2)との位相差に応じた電圧信号を生成する。位相検波回路106は、例えば、位相差に応じた幅のパルスに基づいて動作するチャージポンプを内蔵し、位相差を電圧信号に変換する。当該電圧信号は、VCO100の制御電圧信号VtとしてVCO100に供給される。ちなみに、位相検波回路106にSPL及びこれと90度の位相差を有するS19K(π/2)を入力することで、S19K(0)とSPLとが同位相となるようにPLL制御が行われる。
【0028】
ステレオ復調部76では、上述のように、温度センサ回路94を備え、その出力に基づいてVCO周波数調整部98が、CR発振回路を用いて構成されるVCO100の温度に依存したfVCOの変動を補償するので、VCO100のキャプチャレンジは、温度に依存した変動分を除いた分だけ狭い幅に設定することができる。
【0029】
パイロット信号検波回路92は、SDETと、SPLに位相が一致したS19K(0)とを入力される。S19K(0)を用いてSDETを検波することで、SDET中にSPLが存在するか否かを示す信号SSIが得られる。
【0030】
VCO周波数調整部98によるfVCOの調整は、例えば、VCO100の電流源の電流値を制御することにより実現することができる。また、位相検波回路106のチャージポンプの出力電圧を補正してfVCOを調整する構成とすることも可能である。
【0031】
上述の実施形態では、ADC96を用いて温度センサ回路94の出力電圧信号STPを複数ビットのデータDTPに変換する構成とした。しかし、簡易な構成として、ADC96の代わりに、ウインドウコンパレータを用いて、2つの閾値に基づきSTPを大中小の3つの場合に分け、その結果に応じてVCO周波数調整部98がfVCO調整のレジスタのビット値を設定する構成とすることもできる。ここで、ウインドウコンパレータの閾値は、固定とすることも、例えば、閾値を格納するレジスタを設け、その内容を書き換えることで変更可能とすることもできる。
【0032】
また、上述の実施形態では、VCO周波数調整部98はロジック回路で構成されるものとした。しかし、マイクロコンピュータを用いてプログラムに基づいてfVCO調整を行う構成とすることもできる。この場合には、例えば、温度センサ回路94の出力電圧STPをFMチューナ50を構成するICの外部のマイクロコンピュータへ入力する。マイクロコンピュータは、内蔵のADCで定期的にSTPの電圧値を測定し、当該ADCの出力値DTPに応じて、FMチューナ50のICに設けられたfVCO調整用のレジスタのビット値をシステムバス等を介して設定する。DTPに対応して設定されるfVCO調整用レジスタのビット値として、予め測定等によりfVCOに対して好適な温度補償がなされる値が求められ、得られた好適なビット値はシステムバスに接続された不揮発性のメモリに格納しておく。マイクロコンピュータは、ADCから得られたDTPに対応するビット値を、メモリから読み出したり、メモリに格納されたビット値に基づいて補間計算により決定して、レジスタに設定する。
【0033】
一方、アナログ信号であるSTPをデジタル化せずにfVCO調整に利用する構成も可能である。この場合には、STPに基づいて電流値を調整されるVCO100の電流源や、STPに基づいて出力電圧を調整される位相検波回路106のチャージポンプが、温度センサ回路94の出力STPに基づいてfVCOの変動を補償する温度補償部となる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明の実施形態であるFMチューナの概略の構成を示すブロック図である。
【図2】温度センサ回路の一例を示す概略の回路図である。
【図3】PLL回路の構成を示すブロック図である。
【図4】従来のFMチューナの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0035】
50 FMチューナ、52 アンテナ、54 RFアンプ、56 第1局部発振回路、58 第1混合回路、60,64 BPF、62,72 アンプ、66 第2局部発振回路、68 第2混合回路、70 IFBPF、74 検波回路、76 ステレオ復調部、80 LPF、82 差分回路、84 キャパシタ、86 FMマルチプレクサ、90 PLL回路、92 パイロット信号検波回路、94 温度センサ回路、96 A/D変換回路、98 VCO周波数調整部、100 VCO、102,104 分周回路、106 位相検波回路。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
受信信号に含まれる受信目的FM信号を検波して、検波信号を生成する検波回路と、
ステレオコンポジット信号が有する所定周波数のパイロット信号に基づき、前記検波信号が前記ステレオコンポジット信号であることを検知して、当該検波信号からステレオ音声信号を復調するステレオ復調部と、
を有し、
前記ステレオ復調部は、
発振周波数の制御範囲を所定幅に設定された電圧制御発振回路を備え、前記制御範囲に応じたキャプチャレンジ内にて前記パイロット信号にロックすることができるフェーズロックループと、
前記電圧制御発振回路での温度を感知する温度センサ回路と、
前記温度センサ回路の出力信号に基づいて、前記温度に依存した前記電圧制御発振回路の発振周波数の変動を補償する温度補償部と、
を有することを特徴とするFMチューナ。
【請求項2】
請求項1に記載のFMチューナにおいて、
前記電圧制御発振回路は、CR発振回路を用いて構成されること、を特徴とするFMチューナ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−124293(P2009−124293A)
【公開日】平成21年6月4日(2009.6.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−294078(P2007−294078)
【出願日】平成19年11月13日(2007.11.13)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【出願人】(506227884)三洋半導体株式会社 (1,155)
【Fターム(参考)】