説明

カンナビノイド2型受容体親和作用を有するピリドン誘導体

【課題】カンナビノイド2型受容体親和性化合物を見出した。
【解決手段】式(I):
【化1】


(式中、Rは式:−Y−Y−Y−Ra(式中、Yは単結合等;Yは−C(=O)−NH−等;Yは置換されていてもよいアリール等)で示される基等;Rは水素等;Rはアルキル等;Rはアルキル等;Rは置換されていてもよいアルキル等;又はR及びRは一緒になって、隣接する原子と共に環等)で示される化合物、そのプロドラッグ、その製薬上許容される塩又はその溶媒和物。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】


(式中、Rは水素、ハロゲン、シアノ、ホルミル、アシル、カルボキシ、アルコキシカルボニル、置換されていてもよいカルバモイル、イソチオシアナト、置換されていてもよいアミノ、ヒドロキシ、アルコキシ、アルキルチオ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ニトロ又は式:−Y−Y−Y−R(式中、Y及びYはそれぞれ独立して単結合又は置換されていてもよいアルキレンであり;Yは単結合、−O−、−O−C(=O)−、−O−C(=O)−O−、−O−C(=O)−NR−、−O−SO−、−NR−、−NR−C(=O)−、−NR−SO−、−NR−C(=NH)−、−NR−C(=O)−O−、−NR−C(=O)−NR−、−NR−C(=O)−NR−SO−、−NR−C(=S)−、−NR−C(=S)−NR−、−NR−SO−NR−、−NR−C(=NH)−NR−、−S−、−SO−O−、−SO−NR−、−SO−NR−C(=O)−NR−、−C(=O)−O−、−C(=O)−NR−、−C(=O)−NR−C(=O)−、−C(=O)−NR−C(=S)−、−C(=S)−NR−、−C(=S)−NR−C(=O)−、−C(=NH)−NR−、−C(=O)−、−C(=O)−NR−C(=NR)−又は−C(=O)−NR−NR−であり;Rは置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよい炭素環式基、置換されていてもよい複素環式基又はアシルであり;Rはそれぞれ独立して水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよい炭素環式基、置換されていてもよい複素環式基、アシル、ヒドロキシ又はアルコキシである)で示される基であり;
は水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、ハロゲン、シアノ、ホルミル、アシル、カルボキシ、アルコキシカルボニル、置換されていてもよいカルバモイル、イソチオシアナト、置換されていてもよいアミノ、ヒドロキシ、アルコキシ、アルキルチオ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ニトロ又は式:−Y−R(式中、Yは単結合、−O−、−S−、−SO−、−SO−、−NH−、−C(=O)−、−CH−、−C(=O)−NH−又は−NH−C(=O)−であり;Rは置換されていてもよい炭素環式基又は置換されていてもよい複素環式基である)で示される基であり;
及びRはそれぞれ独立して、水素、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、ハロゲン、シアノ、ホルミル、アシル、カルボキシ、アルコキシカルボニル、置換されていてもよいカルバモイル、イソチオシアナト、置換されていてもよいアミノ、ヒドロキシ、アルコキシ、アルキルチオ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ニトロ又は式:−Y−R(式中、Yは単結合、置換されていてもよいアルキレン、アルケニレン、アルキニレン、−O−、−S−、−SO−、−SO−、−NH−、−C(=O)−、−CH−、−C(=O)−NH−E−又は−NH−C(=O)−であり;Eは単結合又は置換されていてもよいアルキレンであり;Rは置換されていてもよい炭素環式基又は置換されていてもよい複素環式基である)で示される基であり;
は水素、ヘテロ原子及び/又は不飽和結合が介在していてもよい置換されていてもよいアルキル又は式:−Y−R(式中、Yは単結合、置換されていてもよいアルキレン、アルケニレン、アルキニレン、−O−、−S−、−SO−、−SO−、−NH−、−C(=O)−、−C(=O)−NH−E−又は−NH−C(=O)−であり;Eは単結合又は置換されていてもよいアルキレンであり;Rは置換されていてもよい炭素環式基又は置換されていてもよい複素環式基である)で示される基であり;
又は、R及びRの組合わせ、R及びRの組合わせ、R及びRの組合わせのいずれか一つの組合わせが一緒になって、隣接する原子と共にヘテロ原子及び/又は不飽和結合が介在していてもよい置換されていてもよい環を形成していてもよく;
XはS又はOである;
但し、R及びRが一緒になって、隣接する原子と共にアルコキシでジ置換されたベンゼン環を形成し、かつRが水素又はメチルである場合を除く。)で示される化合物、そのプロドラッグ、その製薬上許容される塩又はその溶媒和物を有効成分として含有するカンナビノイド2型受容体親和性医薬組成物。
【請求項2】
がヘテロ原子及び/又は不飽和結合が介在していてもよい置換されていてもよい炭素数2以上のアルキル又は式:−Y−R(式中、Y及びRは請求の範囲第1項と同意義である)で示される基である請求の範囲第1項記載のカンナビノイド2型受容体親和性医薬組成物。
【請求項3】
がヘテロ原子及び/又は不飽和結合が介在していてもよい置換されていてもよい炭素数3以上のアルキル又は式:−Y−R(式中、Yは置換されていてもよいアルキレンであり;Rは置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいヘテロアリール又は置換されていてもよいヘテロサイクルである)で示される基である請求の範囲第2項記載のカンナビノイド2型受容体親和性医薬組成物。
【請求項4】
が式:−Y−Y−Y−R(式中、Y、Y、Y、R及びRは請求の範囲第1項と同意義である)で示される基である請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載のカンナビノイド2型受容体親和性医薬組成物。
【請求項5】
が式:−Y−Y−Y−R(式中、Y、Y及びRは請求の範囲第1項と同意義であり;Yは−O−、−NR−C(=O)−又は−C(=O)−NR−であり;Rは水素又は置換されていてもよいアルキルである)で示される基である請求の範囲第4項記載のカンナビノイド2型受容体親和性医薬組成物。
【請求項6】
及びRが一緒になっていない請求の範囲第1項〜第5項のいずれかに記載のカンナビノイド2型受容体親和性医薬組成物。
【請求項7】
が水素、置換されていてもよいアルキル、ハロゲン又は式:−Y−R(式中、Yは単結合、置換されていてもよいアルキレン、アルケニレン、アルキニレンであり;Rは置換されていてもよいアリール又は置換されていてもよいヘテロアリールである)で示される基であり;Rが水素又は置換されていてもよいアルキルである(但し、R及びRが同時に水素である場合を除く。)請求の範囲第6項記載のカンナビノイド2型受容体親和性医薬組成物。
【請求項8】
及びRが一緒になって、隣接する原子と共にヘテロ原子及び/又は不飽和結合が介在していてもよい置換されていてもよい環(但し、置換されていてもよいベンゼン環でない)を形成する請求の範囲第1項〜第5項のいずれかに記載のカンナビノイド2型受容体親和性医薬組成物。
【請求項9】
が水素、シアノ、ホルミル、カルボキシ、イソチオシアナト、アミノ、ヒドロキシ、カルバモイル又は式:−Y−Y−Y−R(式中、Y及びYはそれぞれ独立して単結合又は置換されていてもよいアルキレン(置換基としては、ハロゲン、アルケニレン、ヒドロキシ、アジド、アミノ、アシルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、アルケニルオキシカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルケニルアミノ、アリールカルボニルアミノ、ヘテロアリールカルボニルアミノ、シアノ、アルコキシ、アルキルスルホニルオキシ、トリアルキルシリルオキシ、オキソ、メチレン、ハロゲン化アルコキシカルボニルオキシ、ホルミルオキシ及び/又はアシルチオ)であり;Yは単結合、−O−、−O−C(=O)−、−O−C(=O)−O−、−O−C(=O)−NH−、−NH−、−NR−C(=O)−、−NH−C(=O)−O−、−NH−C(=O)−NH−、−NH−C(=S)−NH−、−S−、−SO−O−、−SO−NH−、−SO−NH−C(=O)−NH−、−C(=O)−O−、−C(=O)−NR−、−C(=S)−NH−、−C(=O)−NH−C(=O)−、−C(=O)−NH−C(=S)−、−C(=O)−、−C(=O)−NR−C(=NR)−又は−C(=O)−NH−NR−であり;Rが置換されていてもよいアルキル(置換基としては、ヒドロキシ及び/又はアラルキル)、アルケニル、置換されていてもよいアリール(置換基としては、カルボキシ、置換されていてもよいアミノ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキレンジオキシ、ハロゲン、アルキル、ヒドロキシ、ハロゲン化アルキル及び/又はハロゲン化アルコキシ)、置換されていてもよいシクロアルキル(置換基としては、アリール及び/又はヒドロキシ)、置換されていてもよいシクロアルケニル(置換基としては、アルケニレン、ヒドロキシ、アルキルスルホニルオキシ、アジド、アミノ及び/又はアシルアミノ)、置換されていてもよいヘテロアリール(置換基としては、オキソ、ヘテロアリール、ハロゲン、アリール及び/又はアルキル)又は置換されていてもよいヘテロサイクル(置換基としては、ハロゲンで置換されていてもよいアリール、アラルキル、アシル、アリールカルボニル、シクロアルキルカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキル及び/又はハロゲン化アルキルカルボニル)であり;Rが水素、アルキル、アシル、ヒドロキシ及び/又はアルコキシである)で示される基であり;
が水素、アルキル、アルケニル又は式:−Y−R(式中、Yが−O−であり;Rがヘテロアリールである)で示される基であり;
が水素、アルキル、ハロゲン又は式:−Y−R(式中、Yは単結合、アルキニレン又は−C(=O)−NH−アルキレン−であり;Rは置換されていてもよいアリール(置換基としては、ハロゲン、アルキル、アルコキシ、アルキレンジオキシ及び/又はハロゲン化アルキル)又は置換されていてもよいヘテロアリール(置換基としては、ハロゲン、アルキル、アルコキシ、アルキレンジオキシ及び/又はハロゲン化アルキル)である)で示される基であり;
が水素、アルキル又は式:−Y−R(式中、Yは単結合であり;Rはアリールである)で示される基であり;
が水素、ヘテロ原子及び/又は不飽和結合が介在していてもよい置換されていてもよい炭素数3以上のアルキル(置換基としては、ハロゲン、ヒドロキシ、アジド、アミノ、アルコキシ、アルケニルオキシ、アルキルスルホニルオキシ、アシルチオ、アシルアミノ、アリールカルボニルアミノ、シクロアルキルカルボニルアミノ、ハロゲン化アルキルカルボニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、アリールスルホニルアミノ、ホルミル、オキソ及び/又はシアノ)又は式:−Y−R(式中、Yはアルキレンであり;Rは置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいヘテロアリール又は置換されていてもよいヘテロサイクルである)で示される基であり;
又は、R及びRが一緒になって、隣接する原子と共に置換されていてもよい炭素環(置換基としては、オキソ及び/又はヒドロキシ)を形成するか、R及びRが一緒になって、隣接する原子と共にヘテロ原子及び/又は不飽和結合が介在していてもよい置換されていてもよい環(置換基としては、アシル、アラルキル、アルケニレン及び/又はアルキレン)を形成するか、又はR及びRが一緒になって、隣接する原子と共に不飽和結合が介在していてもよい置換されていてもよい炭素環(置換基としては、アルケニレン)を形成する請求の範囲第1項記載のカンナビノイド2型受容体親和性医薬組成物。
【請求項10】
抗炎症剤である請求の範囲第1項〜第9項のいずれかに記載のカンナビノイド2型受容体親和性医薬組成物。
【請求項11】
免疫抑制剤である請求の範囲第1項〜第9項のいずれかに記載のカンナビノイド2型受容体親和性医薬組成物。
【請求項12】
腎炎治療剤である請求の範囲第1項〜第9項のいずれかに記載のカンナビノイド2型受容体親和性医薬組成物。
【請求項13】
鎮痛剤である請求の範囲第1項〜第9項のいずれかに記載のカンナビノイド2型受容体親和性医薬組成物。
【請求項14】
式(I):
【化2】


(式中、Rは式:−Y−Y−Y−R(式中、Y、Y、Y及びRは請求の範囲第1項と同意義であり;Rは置換されていてもよい炭素環式基、置換されていてもよい複素環式基又はアシルである)で示される基であり;
は水素又は置換されていてもよいアルキルであり;
は置換されていてもよいアルキル、ハロゲン又は式:−Y−R(式中、Yは単結合又はアルキニレンであり;Rは請求の範囲第1項と同意義である)で示される基であり;
は水素又は置換されていてもよいアルキルであり;
はヘテロ原子及び/又は不飽和結合が介在していてもよい置換されていてもよい炭素数3以上のアルキル又は式:−Y−R(式中、Y及びRは請求の範囲第1項と同意義である)で示される基であり;
又は、R及びRは一緒になって、隣接する原子と共にヘテロ原子及び/又は不飽和結合が介在していてもよい環を形成していてもよく;
Xは請求の範囲第1項と同意義である;
但し、R及びRが一緒になって、隣接する原子と共に置換されていてもよいベンゼン環を形成する場合は、Rが式:−Y−Y−Y−R(式中、Yが単結合であり;Yが置換されていてもよいアルキレンであり;Yは−NR−C(=O)−、−C(=O)−NR−であり;Rは置換されていてもよい炭素環式基又は置換されていてもよい複素環式基であり;Rは水素又は置換されていてもよいアルキルである。)で示される基である;
なお、R及びRが一緒になって、隣接する原子と共に非置換炭素環(但し、Rが置換している炭素原子とRが置換している炭素原子間の結合のみが二重結合であり、他の炭素原子間の結合は単結合である)を形成し、かつRが式:−Y−Y−Y−R(式中、Y及びYが単結合であり;Yが−O−であり;Rフェニルである)で示される基である場合及びR及びRが一緒になって、隣接する原子と共にベンゼン環を形成し、かつRが式:−Y−Y−Y−R(式中、Yが単結合であり、Yがエチレンであり、Yが−C(=O)−NR−であり、かつRがスルファモイルで置換されたフェニルである)で示される基である場合を除く。)で示される化合物、そのプロドラッグ、その製薬上許容される塩又はその溶媒和物。
【請求項15】
が式:−Y−Y−Y−R(式中、Y、Y及びRは請求の範囲第14項と同意義であり;Yは−O−、−NR−C(=O)−又は−C(=O)−NR−であり;Rは水素又は置換されていてもよいアルキルである)で示される基である請求の範囲第14項記載の化合物、そのプロドラッグ、その製薬上許容される塩又はその溶媒和物。
【請求項16】
及びRが一緒になっていない請求の範囲第14項又は第15項記載の化合物、そのプロドラッグ、その製薬上許容される塩又はその溶媒和物。
【請求項17】
及びRが一緒になって、隣接する原子と共にヘテロ原子及び/又は不飽和結合が介在していてもよい環を形成する請求の範囲第14項又は第15項記載の化合物、そのプロドラッグ、その製薬上許容される塩又はその溶媒和物。
【請求項18】
が式:−Y−Y−Y−R(式中、Yは単結合であり;Yは置換されていてもよいアルキレンであり;Yは−O−、−NH−C(=O)−又は−C(=O)−NH−であり;Rは置換されていてもよい炭素環式基又は置換されていてもよい複素環式基である)で示される基であり;Rが水素であり;Rがアルキル、ハロゲン又は式:−Y−R(式中、Yは単結合であり;Rは置換されていてもよい炭素環式基又は置換されていてもよい複素環式基である)で示される基であり;Rが水素又はアルキルであり;Rが置換されていてもよい炭素数3以上のアルキル又は式:−Y−R(式中、Yは置換されていてもよいアルキレンであり;Rは置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいシクロアルキル又は置換されていてもよいヘテロアリールである)で示される基であり;
又はR及びRは一緒になって、隣接する原子と共にヘテロ原子が介在していてもよい環を形成していてもよい請求の範囲第14項記載の化合物、そのプロドラッグ、その製薬上許容される塩又はその溶媒和物。
【請求項19】
式(I):
【化3】


(式中、Rは式:−Y−Y−Y−R(式中、Yは単結合であり;Yは単結合又は置換されていてもよいアルキレンであり;Yは−C(=O)−NR−であり;Rは置換されていてもよい炭素環式基又は置換されていてもよい複素環式基であり;Rは水素である)で示される基であり;Rは水素であり;R及びRは一緒になって、隣接する原子と共に非置換炭素環(但し、Rが置換している炭素原子とRが置換している炭素原子間の結合のみが二重結合であり、他の炭素原子間の結合は単結合である)を形成し;Rは炭素数3以上のアルキル又は式:−Y−R(式中、Yは置換されていてもよいアルキレンであり;Rは置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいシクロアルキル又は置換されていてもよいヘテロアリールである)で示される基であり;XはS又はOである。)で示される化合物のライブラリー。
【請求項20】
請求の範囲第19項記載の化合物(但し、R及びRが一緒になって、隣接する原子と共に6員の炭素環(但し、Rが置換している炭素原子とRが置換している炭素原子間の結合のみが二重結合であり、他の炭素原子間の結合は単結合である)を形成し、かつRが式:−Y−Y−Y−R(式中、Y及びYが単結合であり;Yが−O−であり;Rフェニルである)で示される基である場合を除く。)、そのプロドラッグ、その製薬上許容される塩又はその溶媒和物。
【請求項21】
式(I):
【化4】


(式中、Rは式:−Y−Y−Y−R(式中、Yは単結合であり;Yは−C(=O)−NR−であり;Yは単結合又は置換されていてもよいアルキレンであり;Rは置換されていてもよい炭素環式基又は置換されていてもよい複素環式基であり;Rは水素である)で示される基であり;Rは水素であり;Rは式:−Y−R(式中、Yは単結合、Rは置換されていてもよい炭素環式基又は置換されていてもよい複素環式基である)で示される基であり;Rは水素又はアルキルであり;Rは炭素数3以上のアルキル又は式:−Y−R(式中、Yは置換されていてもよいアルキレンであり;Rは置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいシクロアルキル又は置換されていてもよいヘテロアリールである)で示される基であり;XはS又はOである。)で示される化合物のライブラリー。
【請求項22】
請求の範囲第21項記載の化合物、そのプロドラッグ、その製薬上許容される塩又はその溶媒和物。
【請求項23】
式(I):
【化5】


(式中、Rは式:−Y−Y−Y−R(式中、Y及びYは単結合であり;Yは−NR−C(=O)−であり;Rは置換されていてもよい炭素環式基であり;Rは水素である)で示される基であり;Rは水素であり;R及びRはそれぞれ独立してアルキルであり;Rは炭素数3以上のアルキルで示される基であり;XはOである。)で示される化合物のライブラリー。
【請求項24】
請求の範囲第23項記載の化合物、そのプロドラッグ、その製薬上許容される塩又はその溶媒和物。
【請求項25】
請求の範囲第14項〜第18項、第20項、第22項、および第24のいずれかに記載の化合物を有効成分として含有する医薬組成物。
【請求項26】
カンナビノイド2型受容体親和性である請求の範囲第25項記載の医薬組成物。
【請求項27】
抗炎症剤である請求の範囲第25項記載の医薬組成物。
【請求項28】
免疫抑制剤である請求の範囲第25項記載の医薬組成物。
【請求項29】
腎炎治療剤である請求の範囲第25項記載の医薬組成物。
【請求項30】
鎮痛剤である請求の範囲第25項記載の医薬組成物。

【公開番号】特開2008−169217(P2008−169217A)
【公開日】平成20年7月24日(2008.7.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−21092(P2008−21092)
【出願日】平成20年1月31日(2008.1.31)
【分割の表示】特願2002−554662(P2002−554662)の分割
【原出願日】平成13年12月26日(2001.12.26)
【出願人】(000001926)塩野義製薬株式会社 (229)
【Fターム(参考)】