説明

ジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリ

ジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリ(1)であって、収容式のジョイントシェル(4)に対して可動であるヘッド領域(3)を有するジョイントピン(2)を備え、前記ジョイントシェル(4)を収容するケーシング(5)によって残された、前記ピンのための貫通開口(6)の領域に、接続しているシールスリーブ(9)を備え、該シールスリーブ(9)が前記ジョイントシェル(4)と共に共通のワンピースのユニットに成形されている、ジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリにおいて、前記ジョイントシェル(4)が金属製の材料を備えたケーシング(5)又は金属製の材料から成るケーシング(5)によって囲まれており、前記貫通開口(6)の領域において半径方向外側に向いている構成部品を備えた、前記ケーシング(5)からシールスリーブ(9)を保護するためのフェンダ(7)と、該フェンダ(7)に対して軸線方向に離間された、前記シールスリーブと前記ジョイントシェル(4)との一体成形のための別体の保持領域(12)とを有している、ジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリに関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の上位概念部記載のジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリ、及び特にシャーシ部分及び/又は操舵部分において1つ又は複数の当該ジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリを備えた自動車に関する。
【0002】
ピンを有するジョイントアッセンブリの場合、ケーシング内部がケーシングとジョイントシェルとの間、及びジョイントシェルとヘッド領域との間の制限面で、汚染に対する防護を形成し且つ潤滑媒体の流出を防ぐために、シールされている必要があるということに困難がある。ピンのヘッド領域はジョイントシェルにおいて可動に保持することができ、ジョイントシェル自体はケーシングにおいて収容されていて、且つそこで引抜きから保護されている。
【0003】
ケーシングにおいてシールスリーブを保持するために、シールスリーブを外側から取囲み係合し、ケーシングの縁部に対して押圧する緊締リングを設けることが公知である。これにより組付けに手間がかかってしまう。
【0004】
DE29721050U1から、シールスリーブを支承シェルのフランジに直接一体成形することが公知である。しかしシールスリーブは低い溶融点をもった軟質の材料から形成されているので、この種のジョイントアッセンブリの組付けは困難になっている。上記ジョイントアッセンブリにおいては、ジョイントシェルは組付け時にまずまだ液状で熱い、たとえば金属製の材料でケーシング内に直接埋め込まれる、たとえば射出成形される。
【0005】
本発明の根底にある問題は、ジョイントシェルと一体型に結合されたシールスリーブを備え、及びジョイントシェルの最初は熱い材料による金属製の埋込み体及び/又は射出成形体を備えた構成において、組付け条件の改良を達成することである。
【0006】
本発明は、請求項1もしくは請求項2の特徴を備えたジョイントアッセンブリ、及び請求項12の特徴を備えた自動車により上記問題を解決する。本発明の好ましい実施の形態及び改良された実施の形態に関しては、他の請求項3〜11が参照される。
【0007】
本発明に係るジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリは、ジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリであって、収容式のジョイントシェルに対して可動であるヘッド領域を有するジョイントピンを備え、前記ジョイントシェルを収容するケーシングによって残された、前記ピンのための貫通開口の領域に接続しているシールスリーブを備え、該シールスリーブが前記ジョイントシェルと共に共通のワンピースのユニットに成形されている、ジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリにおいて、前記ジョイントシェルが金属製の材料を備えたケーシング又は金属製の材料から成るケーシングによって囲まれており、前記貫通開口の領域において半径方向外側に向いている構成部品を備えた、前記ケーシングからシールスリーブを保護するためのフェンダと、該フェンダに対して軸線方向に離間された、前記シールスリーブと前記ジョイントシェルとを一体成形するための個別の保持領域とを有していることを特徴とする。
【0008】
本発明に係るジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリは、ジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリであって、収容式のジョイントシェルに対して可動であるヘッド領域を有するジョイントピンを備え、前記ジョイントシェルを収容するケーシングによって残された、前記ピンのための貫通開口の領域に接続しているシールスリーブを備え、該シールスリーブが前記ジョイントシェルと共に共通のワンピースのユニットに成形されている、特に請求項1記載のジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリにおいて、前記ケーシングが前記ジョイントシェルの射出成形体として形成されていることを特徴とする。
【0009】
好ましくは、フェンダが全周にわたって突出している縁部として形成されている。
【0010】
好ましくは、少なくとも1つのフェンダが前記ジョイントシェルとワンピースに形成されている。
【0011】
好ましくは、フェンダが射出成形体及びシールスリーブ(9)と接触している。
【0012】
好ましくは、シールスリーブがフェンダに密に接触している。
【0013】
好ましくは、密な接触のためにシールスリーブ(9)が、ジョイントシェル(4)の保持領域(12)によってフェンダ(7)に密に押圧されている。
【0014】
好ましくは、前記ピンのための前記貫通開口における前記ジョイントシェルの前記保持領域が、半径方向の構成部品を備えて外側に向いていて、且つ前記ケーシングに向かって軸線方向に前記シールスリーブによって後方から係合されているつばを形成し、該つばが前記フェンダに対して平行に設けられている。
【0015】
好ましくは、シールスリーブがジョイントシェルのアンダカットに係合するか、又はジョイントシェルの貫通係合通路内に射出成形されている。
【0016】
好ましくは、シールスリーブがジョイントシェルと比べて軟質で弾性的に変形可能な材料から形成されている。
【0017】
好ましくは、ジョイントシェルに、ジョイントヘッドとジョイントシェルとの面全体での接触を回避するために、少なくとも1つのスペーサが備え付けられている。
【0018】
本発明に係る自動車は、特にシャーシ部分及び/又は操舵部分の内側に、少なくとも1つの当該ジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリを備えている。
【0019】
本発明によってジョイントシェルへのシールスリーブの直接的な一体成形時にも、ジョイントシェルを熱い、たとえば金属製の材料、たとえば硬化後にケーシングを形成する亜鉛ダイカスト体内に、熱い材料によりワンピースに一体成形されたシールスリーブを損なうことなく埋め込むことができる。シールスリーブはヒートシールドとして働くフェンダに対して軸線方向で離間されて保持領域に一体成形され、その結果、そこでの温度は液状の材料に接触しているフェンダに比べて明らかに減じられている。
【0020】
特にジョイントシェルと、絶対に金属製である必要のない液状の材料との射出成形が考慮される。しかし廉価で安定的なジョイントアッセンブリが亜鉛注型射出成形(Zinkdruckgussumspritzung)により可能になっている。
【0021】
少なくとも1つのフェンダが全周にわたって突出した縁部として形成されている限りは、周面にわたって同じように信頼ある保護条件がこのヒートシールドによりもたらされている。
【0022】
シールスリーブと同じように、フェンダはジョイントシェルとワンピースに形成されていてもよいので、ジョイントシェルとシールスリーブとの製造は簡単且つ廉価であり、良好なシール特性を保持したままでもある。
【0023】
フェンダが射出成形体とシールスリーブとに接触している場合、頑丈なフェンダによってジョイントシェルとケーシングとの間の空間への湿分又は粒子の侵入を付加的に防ぐことができる。
【0024】
このために、シールスリーブがフェンダにギャップが残されないように密に接触していると特に有利である。このために好ましくは、シールスリーブがジョイントシェルの一部分、特に保持領域によってフェンダに密に押圧されている。フェンダはやはりケーシングに密に接触している。
【0025】
半径方向の構成部品を持って外側を向いていて、フェンダから約5〜10mmだけケーシングに向かって軸線方向で離間されていて、シールスリーブによって後方から係合されている、シールスリーブのためのジョイントシェルの保持領域が、好ましくは緊密で良好にシールする結合を保証する。このために間隔により温度降下が保証されている。
【0026】
特に好ましくは、軟質のシールスリーブがジョイントシェルのアンダカットに係合していてもよいか、又は保持領域に設けられているジョイントシェルの貫通係合通路に射出成形されていてもよい。
【0027】
少なくとも1つのスペーサが射出成形されたジョイントシェルとジョイントヘッドとの面全体での接触を回避するために設けられていることは射出成形にとって好ましく、その結果、摩擦モーメント及び剥離モーメントが減じられている。
【0028】
本発明の更なる利点及び特徴は、本発明の対象の図示され以下に記載された実施の形態から明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】ジョイントシェルと射出成形されたシールスリーブとのワンピースの構成、及びケーシング及びシールスリーブとの間の全周にわたって延びているフェンダとを備えた本発明によるジョイント及び/又は支承アッセンブリの概略図である。
【図2】図1の矢印IIの方向で、シールスリーブとジョイントシェルとの結合前のジョイントシェルの保持つばの開放した面を見た図である。
【0030】
図1に示されたジョイントアッセンブリ1は、拡幅され、たとえばほぼ球状の成形部により形成されたヘッド領域3を備えた、軸線方向で延ばされたジョイントピン2を有している。ヘッド領域3は通常常時潤滑されたジョイントシェル又は支承シェル4内で可動に支承されていて、且つジョイントシェル又は支承シェル4に対して可動に支承されていてよい。ジョイントシェル又は支承シェル4自体は少なくとも半径方向外側で部分的にケーシング5によって囲まれている。
【0031】
組付けのために少なくともジョイントヘッド3はジョイントシェル内に導入される。この場合、ケーシング5は、たとえばジョイントシェル4を囲む射出成形体8又は注型体として、射出成形体8又は注型体内で保持されたジョイントヘッド3と共に形成される。この種の取囲み射出成形又は包埋注型のために、液状で熱い材料を使用することができる。材料は、たとえば注型に使用する亜鉛として金属製に形成されていて、後続の冷却後に所定の型において剛性で且つ形状安定的であり、後処理を更にすることなく、たとえばアクスルキャリア又はリンクと一体型に形成されたケーシング5を形成することができる。
【0032】
更にジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリ1は、よくシールベローズとして形成されているシールスリーブ9を有している。このシールスリーブ9はケーシング5によって残されている、ピン2のための貫通開口6の領域の保持領域12にてジョイントシェル4に接続し、このジョイントシェル4と共に共通のワンピースのユニットに成形されている。たとえばジョイントシェル4とシールスリーブ9とは二成分射出成形法において製造されている。この射出成形法によって異なる材料は一体化した構成ユニットに構成される。
【0033】
シールスリーブ9はジョイントシェル4と比べて軟質で、弾性的に変形可能な材料、たとえばクロロプレンゴム、天然ゴム、ポリエステル系熱可塑性エラストマ、ポリウレタン系熱可塑性エラストマ、又はポリオレフィン系熱可塑性エラストマといった、たとえば軟質のポリマ材料から形成されている。
【0034】
これに対してジョイントシェル4はPA,POM,PBT,PEEK又はこれら材料の(たとえば電子線による架橋により)架橋されたタイプから形成されていてよい。PA,POM,PBT,PEEK又はこれら材料の架橋されたタイプは、必要とされた温度耐性を保証し、熱い材料との接触時のジョイントシェル4との溶融を回避する。
【0035】
ジョイントシェル4を射出成形又は注型により熱い材料によって取り囲む間に、ジョイントシェル4は既に比較的感応性のシールスリーブ9と一体化して結合されている。
【0036】
本発明によれば、組付け時のシールスリーブ9と熱い材料8との接触を防ぐフェンダ7が設けられている。フェンダ7は閉鎖されて、全周にわたって延びる半径方向で突出している縁部として形成されていて、ジョイントシェル4にワンピースに一体成形されている。ここではフェンダ7は遮蔽部、つまり保護部として射出成形体8との直接的な接触部を有している一方で、結合部なしではあるがシールスリーブ9と接触している。このことはそれぞれ強制ではないが、確実なシール及び機械的な安定性にとって有利である。これによりケーシング5とジョイントシェル4との間のギャップへの汚れ又は湿分の侵入は確実に回避されている。付加的な腐食保護は不要である。
【0037】
更に射出成形体8とフェンダ7とは反対の側に、ジョイントシェル4の材料から成り、フェンダ7に対して軸線方向で離間されて更に半径方向で外側に向いている、シールスリーブ9との実際の機械的な結合のための保持領域12が設けられている。この保持領域12はここではフェンダ7に対して平行に位置していて、シールベローズ9によって軸線方向で上側及び下側において取り囲み係合されていて、且つこの場合にシールベローズ9と結合しているつば12を形成する。この保持領域12はその予負荷により、保持領域12を後方から係合するシールスリーブ9の端部の、フェンダ7への軸線方向の押圧ももたらす。更に保持領域12、ひいてはジョイントシェル4でのシールスリーブ9の良好な保持のために、ジョイントシェル4に周面にわたって複数の分割された通路13が備え付けられていてもよい。通路13を通ってシールスリーブ9の材料が射出成形され、ひいてはジョイントシェル4との集中的な噛合いを達成できる(図2)。
【0038】
反対側の端部にシールスリーブ9のための緊締リング10が設けられていてよい。
【0039】
運転中に発生する軸線方向且つ半径方向の力を吸収できるように、ジョイントシェル4の不動の座をケーシング5において保証することができる。しかしジョイントヘッド3はジョイントシェル4に対して可能な限り容易に可動なままでなければならない。このことは射出成形時の圧力及び後続の材料8の硬化により困難になる場合がある。それにもかかわらず摩擦モーメント及び剥離モーメントを僅かにしておくために、面全体での接触の回避のためにスペーサ11が設けられていてよい。
【0040】
この種のジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリ1は、本発明による実施の形態において好ましくは特に自動車のシャーシ部分及び/又は操舵部分の内側において使用することができる。この場合、ヘッド領域3の高い気密性及び可動性は、同時に一体式の射出成形又は注型による簡単な製造のままで極めて有利であると証明される。射出成形又は注型によりリンク等へのケーシングの別の圧入が省かれる。
【符号の説明】
【0041】
1 ジョイントアッセンブリ又は支承アッセンブリ、 2 ピン、 3 ヘッド領域、 4 ジョイントシェル、 5 ケーシング、 6 貫通開口、 7 フェンダ、 8 ジョイントシェルの射出成形体、 9 シールスリーブ、 10 緊締リング、 11 スペーサ、 12 ジョイントシェルの保持領域、 13 ジョイントシェルの通路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリ(1)であって、収容式のジョイントシェル(4)に対して可動であるヘッド領域(3)を有するジョイントピン(2)を備え、前記ジョイントシェル(4)を収容するケーシング(5)によって残された、前記ピンのための貫通開口(6)の領域に接続しているシールスリーブ(9)を備え、該シールスリーブ(9)が前記ジョイントシェル(4)と共に共通のワンピースのユニットに成形されている、ジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリにおいて、
前記ジョイントシェル(4)が金属製の材料を備えたケーシング(5)又は金属製の材料から成るケーシング(5)によって囲まれており、前記貫通開口(6)の領域において半径方向外側に向いている構成部品を備えた、前記ケーシング(5)からシールスリーブ(9)を保護するためのフェンダ(7)と、該フェンダ(7)に対して軸線方向に離間された、前記シールスリーブと前記ジョイントシェル(4)とを一体成形するための個別の保持領域(12)とを有していることを特徴とする、ジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリ。
【請求項2】
ジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリ(1)であって、収容式のジョイントシェル(4)に対して可動であるヘッド領域(3)を有するジョイントピン(2)を備え、前記ジョイントシェル(4)を収容するケーシング(5)によって残された、前記ピンのための貫通開口(6)の領域に接続しているシールスリーブ(9)を備え、該シールスリーブ(9)が前記ジョイントシェル(4)と共に共通のワンピースのユニットに成形されている、特に請求項1記載のジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリにおいて、
前記ケーシング(5)が前記ジョイントシェル(4)の射出成形体として形成されていることを特徴とする、特に請求項1記載のジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリ。
【請求項3】
前記フェンダ(7)が全周にわたって突出している縁部として形成されている、請求項1又は2記載のジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリ。
【請求項4】
少なくとも1つのフェンダ(7)が前記ジョイントシェル(4)とワンピースに形成されている、請求項1から3までのいずれか一項記載のジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリ。
【請求項5】
前記フェンダ(7)が前記射出成形体(8)及び前記シールスリーブ(9)と接触している、請求項2から4までのいずれか一項記載のジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリ。
【請求項6】
前記シールスリーブ(9)が前記フェンダ(7)に密に接触している、請求項1から5までのいずれか一項記載のジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリ。
【請求項7】
密な接触のために前記シールスリーブ(9)が、前記ジョイントシェル(4)の前記保持領域(12)によって前記フェンダ(7)に密に押圧されている、請求項6記載のジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリ。
【請求項8】
前記ピン(2)のための前記貫通開口(6)における前記ジョイントシェル(4)の前記保持領域(12)が、半径方向の構成部品を備えて外側に向いていて、且つ前記ケーシング(5)に向かって軸線方向に前記シールスリーブ(9)によって後方から係合されているつばを形成し、該つばが前記フェンダ(7)に対して平行に設けられている、請求項7記載のジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリ。
【請求項9】
前記シールスリーブ(9)が前記ジョイントシェル(4)のアンダカットに係合するか、又は前記ジョイントシェル(4)の貫通係合通路(13)内に射出成形されている、請求項1から8までのいずれか一項記載のジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリ。
【請求項10】
前記シールスリーブ(9)が前記ジョイントシェル(4)と比べて軟質で弾性的に変形可能な材料から形成されている、請求項1から9までのいずれか一項記載のジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリ。
【請求項11】
前記ジョイントシェル(4)に、前記ジョイントヘッド(3)と前記ジョイントシェル(4)との面全体での接触を回避するために、少なくとも1つのスペーサ(11)が備え付けられている、請求項10記載のジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリ。
【請求項12】
特にシャーシ部分及び/又は操舵部分の内側に、請求項1から11までのいいずれか一項記載の少なくとも1つのジョイントアッセンブリ及び/又は支承アッセンブリ(1)を備えていることを特徴とする、自動車。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2009−541681(P2009−541681A)
【公表日】平成21年11月26日(2009.11.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−516887(P2009−516887)
【出願日】平成19年6月25日(2007.6.25)
【国際出願番号】PCT/DE2007/001116
【国際公開番号】WO2008/000232
【国際公開日】平成20年1月3日(2008.1.3)
【出願人】(506054589)ツェットエフ フリードリヒスハーフェン アクチエンゲゼルシャフト (151)
【氏名又は名称原語表記】ZF Friedrichshafen AG
【住所又は居所原語表記】D−88038 Friedrichshafen,Germany
【Fターム(参考)】