説明

ナビゲーション装置および商品情報案内装置ならびに商品情報案内システム

【課題】時代背景の変化や環境変化に伴い最適な商品の購入や交換を推奨するための案内情報を提示する。
【解決手段】ナビゲーション装置2は、表示もしくは音声により推奨商品案内情報を出力する出力手段(ディスプレイ31、スピーカ32)と、自身を含む周辺機器27の使用状況に基づき、通信網3を介して接続される商品情報案内装置1から通信により取得した商品(周辺機器)の推奨商品案内情報の中から必要な推奨商品案内情報を抽出して出力手段(ディスプレイ31、スピーカ32)に供給する制御手段(制御部29)と、により構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ナビゲーション装置および商品情報案内装置ならびに商品情報案内システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、アナログ放送がデジタル放送へ移行し、そのためのTV受信機が普及してきている。また、ETC(Electronic Toll Collection:自動料金収受システム)を用いて高速道路のサービスエリアから一般道路へ下りることのできるETC専用インターチェンジ(スマートIC)が導入され、あるいは、排ガス環境基準などが強化されており、時代背景の変化ととともに環境の変化が著しい。
このため、例えば、デジタル放送を例示すれば、ユーザは、現在、アナログTVチューナを接続しているが、このアナログTVチューナが地上波デジタル放送サービスを受信できるか否か等について知らないことが多く、したがって販売店に出向いて情報を仕入れる必要があり負担が大きかった。また、販売店側でも、ユーザが現状使用しているアナログTVチューナの仕様がどのようなものであるかについての把握等に手間取り、したがって、販売店の店員に対しても負担を強いるものであった。
【0003】
一方、インターネットの普及により、ユーザが欲しがるサービス情報を提供するための技術が従来から多数提案されており、例えば、車両を所有するユーザに対し、タイヤ交換、オイル交換等に関するサービス情報を効率的にあるいは適切に提供するサービス情報提供システム(例えば、特許文献1、2参照)、新しくなった施設に関する店舗情報などを、通話料金を考慮した適切なタイミングでユーザへ提示するナビゲーションシステム(例えば、特許文献3参照)、ユーザを識別し、当該ユーザからの提供情報を蓄積し、個人のプライバシーを配慮した上で見返りとして新しい地図データ等をユーザに提供する情報収集システム(例えば、特許文献4参照)等が知られている。
【0004】
【特許文献1】特開2004−86380号公報
【特許文献2】特開2002−222361号公報
【特許文献3】特開平8−221693号公報
【特許文献4】特開2004−132830号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記した特許文献1、2に開示された技術は、タイヤの摩擦やユーザの運転技術に応じて、最も適切なタイヤを推奨するための情報提供サービスに関するものであり、例えば、タイヤあるいはゴムの規制強化の変化に伴うタイヤ交換や購入をユーザに推奨するものではない。また、特許文献3、4に開示された技術も特許文献1、2と同様、新規にインフラが構築されたスマートICへ新たに対応した地図データとプログラム、あるいはそのためのETCユニットの購入や交換をユーザに推奨するものではない。なお、ここで、「スマートIC」とは、車両にETCユニットを装備し、ETCカードを装着していれば、高速道路のサービスエリアから一般道路へ退出できるシステムのことをいう。
【0006】
この発明は上記した課題を解決するためになされたものであり、時代背景や環境の変化に伴い最適な商品の購入や交換を推奨することのできる、ナビゲーション装置および商品情報案内装置ならびに商品情報案内システムを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した課題を解決するためにこの発明に係るナビゲーション装置は、表示もしくは音声により推奨商品案内情報を出力する出力手段と、自身を含む周辺機器の仕様に基づき、通信回線を介して接続される商品情報案内装置から通信により取得した前記周辺機器の推奨商品案内情報の中から必要な推奨商品案内情報を抽出して前記出力手段に供給する制御手段と、を備えて構成したものである。
【0008】
また、この発明に係る商品情報案内装置は、通信回線を介して接続されるナビゲーション装置から任意のタイミングで送信される、自身を含む周辺機器の仕様に関する情報を受信する通信手段と、推奨商品案内情報を生成し、前記受信した周辺機器の仕様に基づいて必要な前記周辺機器の推奨商品案内情報を抽出し、前記通信手段により要求のあったナビゲーション装置に送信する制御手段と、を備えて構成したものである。
【0009】
また、この発明に係る商品情報案内システムは、商品情報案内装置と、前記商品情報案内装置とは通信回線を介して接続され、表示もしくは音声により推奨商品案内情報を出力する出力手段と、自身を含む周辺機器の仕様に基づき、前記商品情報案内装置から通信により取得した前記周辺機器の推奨商品案内情報の中から必要な推奨商品案内情報を抽出して前記出力手段に供給する制御手段と、を備えて構成したものである。
【0010】
また、この発明に係る商品情報案内システムは、複数のナビゲーション装置と、前記ナビゲーション装置とは通信回線を介して接続され、前記ナビゲーション装置から任意のタイミングで送信される、自身を含む周辺機器の仕様に関する情報を受信する通信手段と、推奨商品案内情報を生成し、前記受信した周辺機器の仕様に基づいて必要な前記周辺機器の推奨商品案内情報を抽出し、前記通信手段により要求のあったナビゲーション装置に送信する制御手段と、を備えた商品情報案内装置と、を備えて構成したものである。
【発明の効果】
【0011】
この発明によれば、時代背景や環境の変化に伴い最適な商品の購入や交換を推奨することのできる、ナビゲーション装置および商品情報案内装置ならびに商品情報案内システムを得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る商品情報案内システムのシステム構成の一例を説明するために引用した図である。
この発明の実施の形態1に係る商品情報案内システムは、商品情報センターが管理運営する商品情報案内装置1と、複数の車両に搭載された各ナビゲーション装置2とが通信回線としての通信網3を介して接続されている。
【0013】
なお、通信網3には、商品を販売する店舗に設置された店舗端末4、あるいは仮想店舗の店舗サーバ5の接続も可能である。なお、ここで、「商品」とは、ナビゲーション装置2自身は勿論のこと、ナビゲーション装置2に接続される、TV、HDD、地図データ、ラジオ、DVD/CD、ETC等、周辺機器のことをいう。また、車両、車両部品、更には、自動車保険のようなハードウェア機器以外の商品を含めてもよい。ここでは、これらナビゲーション装置に関連する商品全般を周辺機器と総称している。
【0014】
商品情報案内装置1は、最新の推奨商品案内情報を生成し、通信網3を介して複数のナビゲーション装置2に送信する。また、ナビゲーション装置2は、自身を含む周辺機器の仕様に基づき、商品情報案内装置1から通信により取得した周辺機器の推奨商品案内情報の中から必要な推奨商品案内情報を抽出して表示もしくは音声により推奨商品案内情報を出力する。詳細は後述する。
なお、店舗端末4、あるいは店舗サーバ5は、商品情報案内装置1の仲介の下で商品購入を決定したユーザ(ナビゲーション装置2)との間で情報交換、購入手続き、もしくは電子決済を行なう。
【0015】
図2は、図1に示すナビゲーション装置2の内部構成を示すブロック図である。図2に示されるようにナビゲーション装置2は、記録媒体21と、ドライブ装置22と、GPS(Global Positioning System)受信機23と、ジャイロ24と、車速センサ25と、この発明における入力手段としての操作部26と、周辺機器27と、インタフェース(I/F)回路28と、この発明における制御手段としての制御部29と、メモリ30と、この発明における出力手段としてのディスプレイ31、スピーカ32と、この発明における通信手段としての通信機器33とにより構成される。
【0016】
記録媒体21はDVDやハードディスクなどの大容量メディアであり、ドライブ装置22は、当該記録媒体21から地図データを読み出してI/F回路28を介して制御部29へ転送する。GPS受信機23は、不図示のGPS衛星から取得される信号により車両の絶対位置や絶対方位を検出してI/F回路28を介して制御部29へ出力する。ジャイロ24は、車両の旋回時の角速度を検出し、車速センサ25は、車両の所定走行距離毎に車速信号を検出してそれぞれI/F回路28を介して制御部29に供給する。
操作部26は、ユーザ操作の入力を受付ける操作部として機能する。また、周辺機器27は、TVチューナ等のAV機器、ETC、携帯電話等、ナビゲーション装置2の外部接続機器である。I/F回路28は、上記したドライブ22から読み出した地図データ、GPS受信機23から通知された絶対位置や絶対方位、ジャイロ24から出力されるジャイロ出力電圧、車速ンサ25から出力される車速パルス、操作部26を介して操作される操作入力情報、通信機器33を介して入出力される通信データのそれぞれと、制御部29との間のインタフェースを司る。
【0017】
制御部29は、ナビゲーション装置2の制御中枢となり、I/F回路28を介して取得される地図データ、絶対位置、絶対方位、ジャイロ出力電圧、車速パルス、操作情報、通信データ等をメモリ30に書込むとともに、メモリ30に記録されたプログラムに基づきナビゲーション装置2としての各種処理を実行する。詳細は後述する。
ディスプレイ31は、制御部29により生成される情報を表示する液晶等の表示モニタであり、スピーカ32は、制御部29により生成される音声情報を出力する。
【0018】
図3は、図2に示す制御部29の内部構成を機能展開して示した機能ブロック図であり、詳しくはメモリ30に記録されたプログラムの構造を示す。
制御部29は、自身を含む周辺機器の仕様に基づき、商品情報案内装置1から通信により取得した周辺機器の推奨商品案内情報の中から必要な推奨商品案内情報を抽出して表示もしくは音声により推奨商品案内情報を出力する機能を実行するものであり、このため、商品状況管理部290と、動作履歴学習制御部291と、分類テーブル292と、位置方位情報取得部293と、地図情報取得部294と、経路探索部295と、入力情報取得部296と、表示制御部297と、音声出力部298と、通信情報処理部299とから構成される。
【0019】
商品状況管理部290は、通信機器33との間で通信を行う通信情報処理部299を介して得られる情報により、商品の仕様や規格を更新することができる。商品情報管理部290は、動作履歴学習制御部291によって出力される情報により周辺機器の使用履歴も管理する。すなわち、ナビゲーション装置2あるいはこれに接続される周辺機器27の現在における仕様や規格と、後述する商品情報案内装置1から通信により取得される最新の商品仕様や規格との比較を行い、抽出される情報を、表示制御部297を介してディスプレイ31へ表示し、あるいは音声出力部298を介してスピーカ32へ出力する。
【0020】
動作履歴学習制御部291は、位置方位情報取得部293によりGPS受信機23からI/F回路28を介して取得される位置方位情報、通信情報取得部297により取得される周辺機器の推奨商品案内情報、入力情報取得部295により操作部26からI/F回路28を介して取得される操作入力情報のそれぞれを入力として得、周辺機器27の動作履歴を把握して分類テーブル292のデータを更新するとともに、その内容を商品状況管理部290へ引き渡す。
商品状況管理部290は、分類テーブル292を参照することにより、周辺機器における操作頻度、国あるいは地域に関する移動箇所、使用期間、等のユーザによる周辺機器27の使用状況を管理し、ディスプレイ31またはスピーカ32により出力すべき情報を抽出することができる。
【0021】
なお、位置方位情報取得部293は、GPS受信機23により受信される移動体(ここではナビゲーション装置2が搭載される車両)の位置と方位を示す情報を取得して動作履歴学習制御部291へ供給する他に、経路探索部295へも供給している。また、入力情報取得部296は、経路探索を行なうときの目的地等の操作部26によるユーザ入力を取得して動作履歴学習制御部291へ供給する他に、経路探索部295へも供給している。
経路探索部295は、地図情報取得部294により取得した地図情報から目的地までの最適経路を計算し、その結果について表示制御部297を経由してディスプレイ31へ出力する。表示制御部297は、車両の現在位置周辺の地図等を表示し、あるいは上記した経路探索の結果、更には、商品状況管理部290により出力される推奨商品案内情報等の表示情報をメモリ30の特定の領域に割り付けられた表示情報領域に描画し、ディスプレイ31の表示タイミングに同期して読み出し表示する。また、音声出力部298は、表示内容あるいはその表示に準じた内容をスピーカ32により音声報知する。
【0022】
図4は、図3に示す分類テーブル292のデータ構造の一例を示す図である。図4に示されるように、分類テーブル292は、「商品」毎、「型名」、「バージョン」、「機能」、「使用履歴」、「商品使用データ」の各データ項目で構成される。すなわち、商品状況管理部290は、商品情報案内装置1から通信により取得される商品情報を、「移動体」、「ナビゲーション」、「外部機器」、「その他」というように分類し、それらに、「型名」、「バージョン」、「機能」等の仕様を付加する。これらのデータはあらかじめ設定されていても良く、あるいは通信情報処理部299を介し商品情報案内装置1から通信により得た情報に基づいて更新してもよい。ここでは後者により都度更新されるものとする。
更に、これら「商品」には「使用履歴」と、「使用状況」を示すデータが付加され、関連する操作を行った場合などに、動作履歴学習制御部291がこれらデータの更新を行う。なお、分類テーブル292に、商品に関する操作とは何かをあらかじめ定義しておき、その定義情報から、商品の使用履歴、あるいは使用状況を示すデータを更新するものであってもよい。
【0023】
商品状況管理部290は、上記したデータ構造を持つ分類テーブル292を参照し、例えば、「商品名」が移動体であって、「型名」がリアワイパーについて「使用履歴」が無しの場合、次回の移動体の購入を推奨する際は、リアワイパー無しの移動体が好ましいことになる。また、「商品名」が外部機器であって、「型名」がTU−XXXのアナログTVについて、「使用履歴」が有りの場合、地上波デジタル放送が開始されるにあたり、フルセグやワンセグといった地上デジタルテレビ対応のチューナを推奨した方が好ましいことになる。
なお、「商品使用データ」において、走行国や走行地域のようなデータは、右側通行や左側通行のように国毎に事情が異なる場合、あるいは寒冷地や熱帯地域において、ユーザへ推奨する情報が変わってくる場合に有効とある。
【0024】
図5は、図1に示す商品情報センターに設置される商品情報案内装置1の内部構成を示すブロック図である。図5に示されるように商品情報案内装置1は、記録媒体11と、ドライブ装置12と、入力装置13と、I/F回路14と、制御部15と、メモリ16と、通信機器17とにより構成される。
【0025】
記録媒体11は、大容量HDD等のメディアであり、ドライブ装置12は、制御部15による制御の下で記録媒体11に最新の商品情報を書き込み、必要に応じて読み出し、制御部15へ転送する。入力装置13はオペレータによって操作され、手入力された最新の推奨商品案内情報を取得してI/F回路14経由で制御部15に転送される。
通信機器17は、インターネット等を介して外部接続される不図示のサーバから最新の商品情報を取込み、推奨商品案内情報としてI/F回路14を介して制御部15へ引き渡す。通信機器17はまた、通信網3を介して接続されるナビゲーション装置2と通信を行い、制御部15による制御の下、記録媒体11に書き込まれた最新の推奨商品案内情報を送信する。I/F回路14は、上記したドライブ装置12、入力装置13、通信機器17のそれぞれと、制御部15とのインタフェースを司る。
【0026】
制御部15は、入力装置13により手入力された最新の推奨商品案内情報、あるいは通信機器17が外部から通信により取得した最新の推奨商品案内情報を、ナビゲーション装置2用に適宜編集し、I/F回路14を介してドライブ回路12によって記録媒体11に書き込む。制御部15はまた、要求のあったナビゲーション装置2に対して先に記録媒体11に書き込まれた最新の推奨商品案内情報を送信するために、記録媒体11に書き込まれた商品情報を一旦読み取ってメモリ16に転送し、当該メモリ16に保存された商品情報に基づき、通信機器17を介し通信網3経由でナビゲーション装置2へ送信する。
上記した一連の動作は、制御部15がメモリ16に記憶されたプログラムを逐次読み出し実行することにより実現される。
【0027】
図6は、図5に示す制御部15の内部構成を機能展開して示した機能ブロック図であり、詳しくはメモリ16に記録されたプログラムの構造を示す。
制御部15は、ナビゲーション装置2の要求にしたがい要求のあったナビゲーション装置2に最新の推奨商品案内情報を送信する機能を持ち、このため、最新商品管理部150と、情報入力取得部151と、情報収集編集部152と、通信処理部153と、商品情報DB(Data Base)154とから成る。
【0028】
最新商品管理部150は、商品情報DB154に蓄積された最新の商品の仕様や規格を管理し、ナビゲーション装置2からの要求に基づき、商品情報DB154から読み出した最新の商品情報を通信処理部153により送信する機能を持つ。商品情報DB154は、図5に示す記録媒体11に割り当てられ記憶される。
情報入力取得部151は、入力装置13を介して手入力された最新の推奨商品案内情報を取得して情報収集編集部152へ供給する。情報収集編集部152は、情報入力取得部151により取得された入力情報と、通信処理部153を介して通信機器17から取得される最新の商品情報とを収集し、最新情報管理部150による制御の下、ナビゲーション装置2用に推奨商品案内情報として編集して商品情報DB154に蓄積する。
【0029】
図7は、この発明の実施の形態1に係る商品情報案内システムの動作を説明するために引用した動作シーケンス図である。ここでは、ナビゲーション装置2と商品情報案内装置1と、店舗端末4(店舗サーバ5)との間の動作の流れを示している。
以下、図7に示す動作シーケンス図を参照しながら、図1に示す実施の形態1に係る商品情報案内システムの動作について説明する。
【0030】
ナビゲーション装置2は、ユーザによる操作指示(イベント発生)等により周辺機器27が動作する都度、分類テーブル292の内容を更新する(ステップST71)。そして、適当なタイミングで商品情報案内装置1に対して推奨商品案内情報の提示を要求する(ステップST701)。商品情報案内装置1では、事前に、あるいは要求を受信した後、最新の商品情報を収集し、推奨商品案内情報としてナビゲーション装置2への情報送信用に編集してある(ステップST72)。
商品情報案内装置2は、要求のあったナビゲーション装置2へ編集済みの推奨商品案内情報を、通信網3を介して送信する(ステップST702)。推奨商品案内情報を受信したナビゲーション装置2は、推奨商品案内情報に基づく仕様を更新するとともに、逐一更新される分類テーブル292の内容と比較のうえ、ユーザに提示すべき推奨商品案内情報を抽出してディスプレイ31に表示し、またはスピーカ32により音声出力する(ステップST73)。
【0031】
続いて、表示もしくは音声出力により推奨商品案内情報を確認したユーザは、その商品について購入意志がある場合、ナビゲーション装置2を操作して商品情報案内装置1に対し、商品購入のために必要な情報を取得するための要求を発行する(ステップST703)。ここで、商品購入のために必要な情報とは例えば店舗案内であり、商品情報案内装置1は、ユーザを店舗へ誘導するための経路案内等を行い(ステップST704)、以降、ナビゲーション装置2と店舗端末4あるいは店舗サーバ5との間で電子決済等、商品購入のための手続きが実行される(ステップST705)か、店舗案内情報に基づき店舗に出向いて購入することになる。
【0032】
なお、商品案内情報センターのシステム上の制約等により、最新の推奨商品案内情報の収集および編集作業を事前に行なわずに、ナビゲーション装置2から商品案内情報の提示要求を受けたときに最新の推奨商品案内情報の収集および編集を行なってもよい。但し、後者の場合は、最新の推奨商品案内情報の収集のための待ち時間が必要になることからナビゲーション装置2への送信までに待ち時間が生じるため性能は落ちることになる。なお、最新の推奨商品案内情報の収集は、オペレータ等による手動入力、あるいはインターネット等を利用して自動で最新の推奨商品案内情報を更新するものが考えられる。
【0033】
図8〜図12は、ナビゲーション装置2による画面遷移の一例を示す図である。図8は、ユーザが推奨商品案内情報の提示要求を行う時に使用する表示画面の一例を示す。ここでは、ユーザが操作部26を操作して「購入おすすめ情報」で示されるボタンを押下することにより、商品情報センター(商品情報案内装置1)へ推奨商品案内情報の送信を要求することを示している。
また、図9は、商品情報案内装置1から推奨商品案内情報が送信され、ナビゲーション装置2で受信したときの画面構成の一例を示す図である。ここでは、「サーバから購入おすすめ情報が届きました」というテロップが表示され、ユーザが操作部26を操作して「結果を見る」で示されるボタンを押下することにより、ユーザは、具体的な推奨商品案内情報を参照することができる。
【0034】
図10は、商品情報案内装置1から送信される推奨商品案内情報の具体的な画面構成の一例を示す図である。ここでは、アナログ放送からデジタル放送へ時代背景が変化したことに伴うワンセグTVチューナへの交換推奨、スマートICが認可されたことによる時代背景の変化に伴うETCユニットとスマートIC対応の地図データの購入推奨、最新性能を持つ次世代ナビゲーション装置の推奨、排気ガス等の環境変化に伴うおすすめ車両が、それぞれ例示されている。
図11は、図10において、「おすすめ車両」が選択操作された場合の画面構成の一例を示したものである。ここでは、排気ガス等の環境変化に対応した車両名(△△△△、□□□□)を示している。なお、このとき、分類テーブル292を参照することにより、履歴として記録される「商品使用データ」によってユーザへ推奨する車両を限定してもよい。例えば、大半が6人乗りをすることが多いユーザには小型の車両を奨めないようにしてもよい。なお、図12は、おすすめの理由(時代背景が変化していることを知らせるメッセージ)を示す画面構成の一例である。
【0035】
図13は、この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置2の動作を説明するために引用したフローチャートである。
以下、図13に示すフローチャートを参照しながら図2〜図4に示す実施の形態1に係るナビゲーション装置2の動作について詳細に説明する。
【0036】
まず、ナビゲーション装置2の制御部29は、ユーザが操作部26を操作したことによるイベント発生の都度(ステップST131“Yes”)、例えば、外部機器27として接続されるアナログTVチューナを操作する都度、動作履歴学習制御部291は、分類テーブル292の内容を更新する(ステップST132)。具体的に、分類テーブル292の「商品」外部機器(アナログTV)の「使用履歴」を有り(既に操作実績がある場合はそのまま)とし、また、「商品使用データ」に累計使用時間を書き込む。
一方、ユーザが機能設定画面(図8)を開き、操作部26を操作してディスプレイ297に表示される「購入おすすめ情報」を選択操作した場合(ステップST133“Yes”)、入力情報取得部296はこれを取り込んで商品状況管理部290に通知する。商品状況管理部290はこれを受けて商品案内情報の提示要求を生成し、通信情報処理部299が通信部33を制御して商品情報案内装置1に送信する。
【0037】
商品情報案内装置1では、通信機器17が商品案内情報の提示要求を受信して制御部15に通知する。制御部15では、通信処理部153がこれを最新商品管理部150通知し、最新商品管理部150が商品情報DB154を検索して編集済みの最新の推奨商品案内情報を、提示要求のあったナビゲーション装置2へ送信する。このことにより、商品情報の提示要求を発行したナビゲーション装置2は商品情報案内装置1から最新の推奨商品案内情報を受信することができる(ステップST134)。
ナビゲーション装置2の制御部29では、商品状況管理部290が受信した推奨商品案内情報と分類テーブル292に設定された内容とを比較して出力すべき推奨商品案内情報を抽出する(ステップST135)。
【0038】
具体的に、商品状況管理部290は、商品情報案内装置1から、推奨商品案内情報としてリアワイパー付きの車両と、フルセグやワンセグといった地上波デジタル放送対応のデジタルTVの購入を促す情報とを受信したとする。この場合、商品状況管理部290は、分類テーブル292を参照し、その結果、リアワイパーについて「使用履歴」が無く、アナログTVの累計使用実績が相当時間あった場合、次回の車両購入の際にはリアワイパー無しの車両が好ましいことになることから、前者(リアワイパー付きの車両)を出力の対象から除外し、デシタル放送の開始に伴い、フルセグやワンセグといった地上デジタルテレビ対応のTVチューナは購入した方が好ましいことから、後者を出力対象として抽出し、表示制御部297あるいは音声出力部298を介してディスプレイ31もしくはスピーカ32によりその推奨案内情報を出力する(ステップST136)。
【0039】
なお、上記したフローチャートには図示省略したが、表示もしくは音声出力により推奨商品案内情報を確認したユーザは、その商品について購入意志がある場合、画面による案内を確認しながら操作部26の操作により、商品情報案内装置1に対して商品購入のために必要な店舗案内等の情報を要求する。これをうけた商品情報案内装置1は、ユーザを店舗へ誘導するための経路案内等を行い、以降、ナビゲーション装置2と店舗端末4あるいは店舗サーバ5との間で電子決済等、商品購入のための手続きが実行されるか、ユーザが店舗案内情報に基づき店舗に出向いて商品を購入することになる。
【0040】
上記した実施の形態1に係るナビゲーション装置2によれば、現在使用中の周辺機器27の操作、使用状況を自動で更新し、かつ把握することにより、時代背景の変化や環境変化に伴い商品の交換や新たな購入が必要と考えられる場合には、商品情報センター(商品情報案内装置1)から通信により取得した最新の推奨商品案内情報との比較を行うことにより、交換あるいは購入すべき商品をユーザに知らしめることができる。また、ユーザが普段使用している商品の操作状況や稼動状態も管理することにより、ユーザが普段操作している、あるいは使用している商品についてのみを厳選し、最も適切な形で推奨商品情報としてユーザに知らしめることができる。
したがって、ユーザは、的確な情報をタイムリーに取得でき、商品購入時の負担を軽減することができる。また、店舗でも商品購入を希望するユーザとの対応がスムーズになり負担も軽減される。
【0041】
実施の形態2.
上記した実施の形態1では、出力すべき推奨商品案内情報の抽出をナビゲーション装置2が実行するものとして説明したが、これを商品情報センターに設置された商品情報案内装置1で行なうことも可能である。以下、商品情報案内装置1が、ナビゲーション装置2で出力すべき推奨商品案内情報の抽出を行なう例を実施の形態2として、図14、図15を参照しながら以下に説明する。
【0042】
図14は、この発明の実施の形態2に係る商品情報案内システムの動作を説明するために引用した動作シーケンス図である。システム構成は、図1に示す実施の形態1と同じ構成を用いることとする。
以下、図14に示す動作シーケンス図を参照しながらこの発明の実施の形態2に係る商品情報案内システムの動作について説明する。
【0043】
ナビゲーション装置2は、ユーザによる操作指示(イベント発生)等により周辺機器27が動作する都度、分類テーブル292の内容を更新する(ステップST41)。そして、適当なタイミングで商品情報案内装置1に対し、推奨商品案内情報の提示を要求する(ステップST141)。ここまでは上記した実施の形態1の動作と同じであるが、このとき、更新済みの分類テーブル292の内容も添付して送信する。
一方、商品情報案内装置1では、事前に、最新の推奨商品案内情報を収集して商品情報DB154に蓄積しており(ステップST42)、この最新の推奨商品案内情報の提示を要求された商品情報案内装置1は、蓄積された最新の推奨商品案内情報と、更新された分類テーブル292の内容とを比較のうえ、ユーザに提示すべき推奨商品案内情報を抽出し(ステップST43)、要求のあったナビゲーション装置2へ送信する(ステップST142)。
【0044】
推奨商品案内情報を受信したナビゲーション装置2は、その推奨商品案内情報をディスプレイ31に表示し、またはスピーカ32により音声出力する(ステップST44)。続いて、表示もしくは音声出力により推奨商品案内情報を確認したユーザは、その商品について購入意志がある場合、ナビゲーション装置2を操作して商品情報案内装置1に対し、商品購入のために必要な情報を取得するための要求を発行する(ステップST143)。ここで、商品購入のために必要な情報とは例えば店舗案内であり、商品情報案内装置1は、ユーザを店舗へ誘導するための経路案内等を行い(ステップST144)、以降、ナビゲーション装置2と店舗端末4あるいは店舗サーバ5との間で電子決済等、商品購入のための手続きが実行される(ステップST145)か、店舗案内情報に基づき店舗に出向いて購入することになる。
【0045】
図15は、この発明の実施の形態2に係る商品情報案内装置1の動作を説明するために引用したフローチャートである。商品情報案内装置1の構成は、図5、図6に示す実施の形態1と同じ構成を用いることとするが、ここでは、ナビゲーション装置2が出力すべき推奨商品案内情報の抽出を商品情報案内装置1で行なうため、商品情報案内装置1の制御部15(最新商品管理部150)の処理内容のみ異なるものとする。
以下、図15に示すフローチャートを参照しながら図5、図6に示すこの発明の実施の形態2に係る商品情報案内装置1の動作について説明する。
【0046】
まず、ナビゲーション装置2の制御部29は、ユーザが操作部26を操作したことによるイベント発生の都度、例えば、周辺機器27として接続されるアナログTVチューナを操作する都度、動作履歴学習制御部291により分類テーブル292の内容を更新する。具体的に、分類テーブル292の「商品」外部機器(アナログTV)の「使用履歴」を有り(既に操作実績がある場合はそのまま)とし、また、「商品使用データ」に累計使用時間を書き込む。
一方、ユーザが機能設定画面(図8)を開き、操作部26を操作することにより表示制御部197によってディスプレイ31に表示される「購入おすすめ情報」を選択操作した場合、ナビゲーション装置2(制御部29)は、推奨商品案内情報の提示要求を生成し、その時点における分類テーブル292の内容を添付して通信網3経由で商品情報案内装置1に送信する。
【0047】
一方、商品情報案内装置1では、事前に、最新の商品情報を収集しており、ナビゲーション装置2へ送信するために推奨商品案内情報として編集し、商品情報DB154に蓄積している(ステップST151)。
通信理部153で上記した最新の推奨商品案内情報の提示要求を受信した商品情報案内装置1は(ステップST152“Yes”)、最新商品管理部150が、商品情報DB154に蓄積された最新の推奨商品案内情報と、更新された分類テーブル292の内容とを比較のうえ、ユーザ(ナビゲーション装置2)に提示すべき推奨商品案内情報を抽出し(ステップST153)、要求のあったナビゲーション装置2へ送信する(ステップST154)。このことにより、ナビゲーション装置2では、受信した推奨商品案内情報をそのままディスプレイ31もしくはスピーカ32に出力することができる。
【0048】
なお、ここでも上記したフローチャートには図示省略したが、表示もしくは音声出力により推奨商品案内情報を確認したユーザは、その商品について購入意志がある場合、画面による案内を確認しながら操作部26の操作により、商品情報案内装置1に対して商品購入のために必要な店舗案内等の情報を要求し、これをうけた商品情報案内装置1は、ユーザを店舗へ誘導するための経路案内等を行い、以降、ナビゲーション装置2と店舗端末4あるいは店舗サーバ5との間で電子決済等、商品購入のための手続きが実行されるか、ユーザが店舗案内情報に基づき店舗に出向いて商品を購入することになる。
【0049】
上記した実施の形態2に係る商品情報案内装置1によれば、あらかじめ収集し、編集した推奨商品案内情報と、ナビゲーション装置2から通信により取得した周辺機器27の仕様との比較を行い、ユーザに提示すべき推奨商品案内情報を抽出し、要求のあったナビゲーション装置2へ送信することにより、時代背景の変化や環境変化に伴い交換や新たな購入が必要と考えられる商品をユーザに知らしめることができる。また、ユーザが普段使用している商品の操作状況や稼動状態もあわせて管理することにより、ユーザが普段操作している、あるいは使用している商品についてのみを厳選し、最も適切な形で推奨商品情報としてユーザに知らしめることができる。
したがって、ユーザは、的確な商品情報をタイムリーに取得でき、商品購入時の負担を軽減することができる。また、店舗でも商品購入を希望するユーザとの対応がスムーズになり負担も軽減される。また、実施の形態2によれば、実施の形態1と比較して、ナビゲーション装置2は、推奨商品案内情報と分類テーブル292の内容とを比較し、必要な推奨商品案内情報を抽出するための手間が不要となるため、その分の負荷が軽減されるといった効果も得られる。また、商品情報管理装置1側では、各ナビゲーション装置2で保守される分類テーブル292の内容を取得し、主導して最新の推奨商品案内情報を抽出して各ナビゲーション装置2へ送信する構成を採るため、ナビゲーション装置2が持つ周辺機器27のトータル的な管理が可能になる。
【0050】
なお、上記した実施の形態1、2において、「商品」の一例として、車両、TV、ETC等のハードウェア周辺機器のみ例示したが、自動車保険等ハードウェア機器以外の商品であってもよい。また、商品情報案内装置1、ナビゲーション装置2のそれぞれが持つ制御部15、29の各構成ブロックの機能は、全てをプログラムによって実現しても、あるいはその少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】この発明の実施の形態1に係る商品情報案内システムのシステム構成の一例を説明するために引用した図である。
【図2】図1に示す車両に搭載されるナビゲーション装置2の内部構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示す制御部29の内部構成を機能展開して示した機能ブロック図である。
【図4】図3に示す分類テーブル292のデータ構造の一例を示す図である。
【図5】図1に示す商品情報センターに設置される商品情報案内装置1の内部構成を示すブロック図である。
【図6】図5に示す制御部15の内部構成を機能展開して示した機能ブロック図である。
【図7】この発明の実施の形態1に係る商品情報案内システムの動作を説明するために引用した動作シーケンス図である。
【図8】この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置1の画面遷移の一例を示す図である。
【図9】この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置1の画面遷移の一例を示す図である。
【図10】この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置1の画面遷移の一例を示す図である。
【図11】この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置1の画面遷移の一例を示す図である。
【図12】この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置1の画面遷移の一例を示す図である。
【図13】この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置2の動作を説明するために引用したフローチャートである。
【図14】この発明の実施の形態2に係る商品情報案内システムの動作を説明するために引用した動作シーケンス図である。
【図15】この発明の実施の形態2に係るナビゲーション装置2の動作を説明するために引用したフローチャートである。
【符号の説明】
【0052】
1 商品情報案内装置、2 ナビゲーション装置、3 通信網、15 制御部、26 入力手段(操作部)、27 周辺機器、15,29 制御手段(制御部)、31,32出力手段(ディスプレイ、スピーカ)、150 最新商品管理部、152 情報収集編集部、290 商品状況管理部、291 動作履歴学習制御部、292 分類テーブル。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
商品情報案内装置とは通信回線を介して接続されるナビゲーション装置であって、
表示もしくは音声により推奨商品案内情報を出力する出力手段と、
自身を含む周辺機器の仕様に基づき、前記商品情報案内装置から通信により取得した前記周辺機器の推奨商品案内情報の中から必要な推奨商品案内情報を抽出して前記出力手段に供給する制御手段と、
を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項2】
前記制御手段は、
前記通信により取得した推奨商品案内情報に基づき前記周辺機器の仕様を最新の状態に更新することを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
【請求項3】
前記制御手段は、
前記周辺機器の現在における仕様と、前記最新の仕様とを比較して前記推奨商品案内情報を抽出することを特徴とする請求項2記載のナビゲーション装置。
【請求項4】
前記制御手段は、
前記周辺機器の使用状況を管理し、前記周辺機器の操作頻度、使用時間、移動軌跡のうちの少なくとも一つにより使用状況を判定し、前記商品情報案内装置から通信により取得した前記周辺機器の推奨商品案内情報の中から必要な推奨商品案内情報を抽出して前記出力手段に供給することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のナビゲーション装置。
【請求項5】
入力手段を備え、
前記制御手段は、
前記出力手段により表示もしくは音声により出力される推奨商品案内情報に対し、前記入力手段を介して所定のユーザ操作があった場合、前記出力手段を介してさらに購入に必要な手続きに関する情報を出力することを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のナビゲーション装置。
【請求項6】
複数のナビゲーション装置とは通信回線を介して接続される商品情報案内装置であって、
前記ナビゲーション装置から任意のタイミングで送信される、自身を含む周辺機器の仕様に関する情報を受信する通信手段と、
推奨商品案内情報を生成し、前記受信した周辺機器の仕様に基づいて必要な前記周辺機器の推奨商品案内情報を抽出し、前記通信手段により要求のあったナビゲーション装置に送信する制御手段と、
を備えたことを特徴とする商品情報案内装置。
【請求項7】
前記制御手段は、
前記周辺機器の現在における仕様と、最新の仕様とを比較して前記推奨商品案内情報を抽出することを特徴とする請求項6記載の商品情報案内装置。
【請求項8】
前記制御手段は、
前記通信手段により受信される、前記周辺機器の操作頻度、使用時間、移動軌跡のうちの少なくとも一つから前記周辺機器の使用状況を判定し、
前記周辺機器の使用状況に基づき、前記生成される周辺機器の推奨商品案内情報の中から必要な推奨商品案内情報を抽出し、前記通信手段により前記ナビゲーション装置へ送信することを特徴とする請求項6または請求項7記載の商品情報案内装置。
【請求項9】
商品情報案内装置と、
前記商品情報案内装置とは通信回線を介して接続され、
表示もしくは音声により推奨商品案内情報を出力する出力手段と、自身を含む周辺機器の仕様に基づき、前記商品情報案内装置から通信により取得した前記周辺機器の推奨商品案内情報の中から必要な推奨商品案内情報を抽出して前記出力手段に供給する制御手段と、を備えた複数のナビゲーション装置と、
を有することを特徴とする商品情報案内システム。
【請求項10】
複数のナビゲーション装置と、
前記ナビゲーション装置とは通信回線を介して接続され、
前記ナビゲーション装置から任意のタイミングで送信される、自身を含む周辺機器の仕様に関する情報を受信する通信手段と、推奨商品案内情報を生成し、前記受信した周辺機器の仕様に基づいて必要な前記周辺機器の推奨商品案内情報を抽出し、前記通信手段により要求のあったナビゲーション装置に送信する制御手段と、を備えた商品情報案内装置と、
を有することを特徴とする商品情報案内システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2008−186180(P2008−186180A)
【公開日】平成20年8月14日(2008.8.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−18200(P2007−18200)
【出願日】平成19年1月29日(2007.1.29)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【Fターム(参考)】