説明

ナビゲーション装置および情報センター

【課題】目的地の駐車場入口まで経路案内を行う。
【解決手段】車載機と情報センターとの間で情報の授受を行うナビゲーション装置において、車載機で、目的地までの経路案内を終了した地点から駐車地点までの走行軌跡を算出して情報センターへ送信し(S11)、情報センターで、多くの車載機から収集した目的地に対応する走行軌跡を統計処理して駐車場情報を生成し(S24)、目的地に対応する駐車場情報を車載機へ送信する(S25)。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、駐車場案内機能を有するナビゲーション装置と情報センターに関する。
【背景技術】
【0002】
施設周辺の駐車場を検索し、その駐車場を目的地として経路探索を行うようにしたナビゲーション装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この出願の発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
【特許文献1】特開平10−089989号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来のナビゲーション装置は、駐車場に近い道路までの経路案内であり、駐車場入口が車両の進行方向と反対側にある場合や、駐車場に入るために右折しなければならないが、中央分離帯があって右折できないなど、駐車場入口までの誘導を行っていないという問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1) 請求項1の発明は、車載機と情報センターとの間で情報の授受を行うナビゲーション装置において、車載機で、目的地までの経路案内を終了した地点から駐車地点までの走行軌跡を算出して情報センターへ送信し、情報センターで、多くの車載機から収集した目的地に対応する走行軌跡を統計処理して駐車場情報を生成し、目的地に対応する駐車場情報を車載機へ送信する。
(2) 請求項2のナビゲーション装置は、車載機で、目的地に対応する駐車場情報を入手した場合は、目的地に変えて駐車場情報に含まれる駐車場入口までの経路を探索する。
(3) 請求項3のナビゲーション装置は、車載機で、車両の現在位置を検出し、現在位置から目的地までの距離が所定距離以下になった地点、または目的地までの誘導経路の道路リンクから外れた地点を、目的地までの経路案内を終了した地点とする。
(4) 請求項4のナビゲーション装置は、車載機で、エンジンが停止され、かつ目的地までの経路誘導が行われ、かつ現在位置が道路リンクから外れており、かつ目的地と現在位置との直線距離が所定値以内である場合に駐車したと判定し、その地点を駐車地点とする。
(5) 請求項5のナビゲーション装置は、車載器で、駐車場側の走行車線を特定して情報センターへ送信し、情報センターで、駐車場側の走行車線を駐車場情報に組み込む。
(6) 請求項6のナビゲーション装置は、車載機で、目的地までの経路案内を終了した地点から駐車地点までの駐車所要時間を計時して情報センターへ送信し、情報センターで、駐車所要時間を駐車場情報に組み込む。
(7) 請求項7のナビゲーション装置は、車載器で、駐車場入力口までの経路を探索する際に、駐車所要時間を経路コストとして経路探索を行う。
(8) 請求項8の発明は、車載機との間で情報の授受を行う情報センターにおいて、目的地までの経路案内を終了した地点から駐車地点までの走行軌跡を車載器から入手し、多くの車載機から収集した目的地に対応する走行軌跡を統計処理して駐車場情報を生成し、目的地に対応する駐車場情報を車載機へ送信する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、目的地の駐車場入口まで経路案内を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
図1は一実施の形態の構成を示す。一実施の形態のナビゲーション装置は、車両に搭載される車載機10と情報センター20とから構成されている。車載機10は位置検出装置11、地図記憶装置12、操作スイッチ類13、処理装置14、ディスプレイ15、スピーカー16、記憶装置17、通信装置18などを備えている。なお、図1には車載機10を1台だけ表すが、多くの車両に車載機10が搭載されている。
【0008】
位置検出装置11は衛星航法と自律航法により車両の現在地と進行方位を検出する。なお、位置検出装置11には自律航法により車両の現在位置を検出するための走行距離検出器と進行方位検出器が内蔵されており、走行距離と進行方位に基づいて車両の走行軌跡を算出する。地図記憶装置12は道路地図データを記憶する。操作スイッチ類13には目的地を設定するための操作スイッチや、道路地図表示画面を操作するスイッチなどの各種操作スイッチが含まれる。処理装置13はCPU13aとメモリ13bなどを備え、目的地までの最適経路の探索、最適経路に沿った経路誘導、道路地図描画などの他に、設定した目的地へ到着して経路案内を終了してから車両が駐車するまでの走行軌跡を検出してプローブ情報として情報センター20へアップロードする。
【0009】
ディスプレイ14は現在地周辺の道路地図上に、目的地までの最適経路、自車位置、駐車場などの各種情報を表示し、スピーカー15は経路誘導時の音声案内など、各種情報を放送する。記憶装置16は、駅、デパート、レジャーランドなどの各種施設の駐車場に関する情報を記憶しており、いずれかの施設が車両の目的地に設定されたときに設定目的地の施設に対応する駐車場情報を検索して読み出すことができる。通信装置17は情報センター20と無線通信を行い、各種情報のアップロードとダウンロードを行う。
【0010】
情報センター20は処理装置21、データベース22、通信装置23などを備えている。処理装置21はコンピューターを備え、車載機10からアップロードされたプローブ情報を統計処理して駐車場情報の作成と更新を行い、駐車場情報を車載機10へ配信する。データベース22は駐車場情報を記憶する。通信装置23は車載機10と無線通信を行い、車載機10からのプローブ情報の収集と車載機への駐車場情報の配信を行う。
【0011】
図2、図3は一実施の形態の動作を示すフローチャートであり、(a)は車載機10の動作を示し、(b)は情報センター20の動作を示す。ステップ1において、操作スイッチ類13により車両の目的地が設定されたか否かを判別し、目的地が設定されるとステップ2へ進む。ステップ2では、記憶装置17に記憶されている駐車場情報の中から目的地に対応づけて記憶されている駐車場情報を検索する。ステップ3で目的地に対応する駐車場情報があったか否かを確認し、駐車場情報がなかった場合はステップ4をスキップする。一方、目的地に対応する駐車場情報があった場合はステップ4へ進み、検索した駐車場情報の中の駐車場入口を目的地に設定し直す。
【0012】
ステップ5で、地図記憶装置12に記憶されている道路地図データに基づいて目的地までの経路探索を行う。目的地に対応する駐車場情報がない場合は、図4(a)に示すように目的地までの経路探索を行う。一方、目的地に対応する駐車場情報がある場合は、図4(b)に示すように駐車場情報の中から駐車場入口への進入方向を読み出し、図4(c)に示すように駐車場入口への進入方向に沿って駐車場情報に含まれる駐車場入口までの経路探索を行う。そして、ステップ6で目的地までの経路誘導を開始する。
【0013】
図3のステップ7において、車両の現在地が目的地に到達して経路案内が終了したか否かを判定する。この一実施の形態では、(1)車両の現在地と目的地までの距離が目的地到達と判定できる基準距離以下になったとき、あるいは(2)目的地周辺において車両が設定経路(誘導経路)の道路リンクから外れたときに経路案内を終了したと判定する。(2)の判定条件は、目的地周辺において駐車場へ向かうために設定経路から外れる可能性が高いので、この場合も経路案内終了と判定する。経路案内が終了したらステップ8へ進み、位置検出装置11により車両が目的地に到達して経路案内を終了した地点からの走行軌跡を算出する。
【0014】
ステップ9で車両が駐車されたか否かを確認する。この一実施の形態では、次の4つの条件を満たした場合に車両が駐車したと判定する。(1)エンジンが停止された。(2)目的地までの経路誘導が行われていた。(3)現在位置が道路リンクから外れている。(4)目的地と現在位置との直線距離が所定値N[m]以内である。ここで、目的地から遠く離れた場所に駐車した場合は、設定された目的地自体が真の目的地ではないと考えられるので、所定値N[m]には例えば300mを設定する。
【0015】
車両の駐車が確認された場合はステップ10へ進み、駐車位置が目的地か、またはその近傍か否かを確認する。駐車位置が目的地またはその近傍であれば、駐車位置を駐車場情報として新しく登録する必要はない。この一実施の形態では、目的地と駐車位置との直線距離が所定値M[m]以下の場合には、駐車位置が目的地またはその近傍にあると判定する。所定値M[m]は上記Nより小さい値で、例えば20mとする。駐車位置と目的地との距離がM[m]以下の場合は処理を終了する。
【0016】
駐車位置が目的地から離れた場所にある場合はステップ11へ進み、経路案内終了地点から駐車地点までの走行軌跡情報を情報センター20へ送信する。この走行軌跡情報には駐車位置の緯度、経度の他に次の情報が含まれる。(1)目的地と対応付けて駐車情報を登録するために、今回の車両運行に際して設定された目的地。(2)駐車場への進入方向すなわち駐車場側の走行車線。これは駐車場入口へ入る直前に外れた道路リンクと一つ前の道路リンクから進入方向を算出して駐車場側の走行車線を特定するか、もしくは駐車場入口へ入る直前に外れた道路リンクの前後のプローブ情報から進入方向を算出して駐車場側の走行車線を特定する。(3)経路案内終了地点から駐車地点までの駐車所要時間。この駐車所要時間については詳細を後述する。
【0017】
情報センター20は、ステップ21で車載機10から走行軌跡情報を受信する。続くステップ23で、データベース22に記憶されている駐車場情報の中から、走行軌跡情報に含まれる目的地と同一目的地の駐車場情報を検索する。同一目的地の駐車場情報が記憶されている場合はステップ24へ進み、記憶されていなければステップ25へ進む。
【0018】
ステップ24ではデータベース22から同一目的地の駐車場情報を読み出し、車載機10から得た駐車場情報とデータベース22から読み出した駐車場情報とを統計処理し、駐車場位置や駐車場への進入時間を更新する。統計処理としては、例えば単純平均を取る処理としてもよいし、車載機10からのプローブ情報の数が多い場合はデータの分布状況に基づいて決定してもよい。
【0019】
ステップ25において、駐車場情報をデータベース22に記憶するとともに、車載機10へ配信する。車載機10は、ステップ12で情報センター20から駐車場情報を受信し、続くステップ13で記憶装置17に記憶する。
【0020】
図5〜図8により、駐車場情報の登録について詳細に説明する。図5(a)に示すように各種施設として登録されている登録地に駐車場がある場合に、その登録地を目的地として経路探索を行うと、図5(b)に示すように目的地(登録地)に近い道路上の地点までの経路が探索される。しかし、実際は図5(c)に破線で示すように目的地の周辺で駐車場へ向かい、入口から駐車場へ進入して駐車する。この場合、図5(d)に示すように登録地を駐車場入口へ変更することによって、この登録地を目的地として経路探索を行うと、図5(e)に示すように目的地の駐車場入口までの経路を探索することができる。
【0021】
また、図6(a)に示すように登録地の駐車場が増設された場合には、元の駐車場の入口が登録地なっているので、図6(b)に示すように元の駐車場の入口までの経路が探索される。しかし、図6(c)に示すように増設された駐車場へ進入して駐車すると、図6(d)に示すように登録地が新しい駐車場の入口へ変更され、次回の経路探索に際しては新しい駐車場入口までの経路が探索される。
【0022】
さらに、図7(a)に示すように車両が設定経路の道路リンクから外れて経路案内終了と判定された地点から駐車場に駐車するまでの時間や、その間の右左折に要する時間を駐車場情報として記憶しておき、この駐車場情報を用いて図7(b)に示すように駐車場入力口までの経路を探索する際に、駐車場までの所要時間を経路コストとして経路探索を行うことによって、到着時刻を予想することができ、駐車するのに時間がかかる場合は他の駐車場を探索することもできる。
【0023】
図8は、情報センター20のデータベース22と車載機10の記憶装置17に記憶される駐車場情報の記憶様式例を示す。
【0024】
なお、上述した一実施の形態では駐車場入口を登録地とする例を示したが、駐車場内の実際の駐車位置、あるいは駐車場の代表地点を登録地としてもよい。
【0025】
また、上述した一実施の形態では新しく登録した駐車場情報と更新した駐車場情報を車載機へ配信する例を示したが、車載機で目的地を設定するたびにその目的地に対応する駐車場情報を情報センターへ照会し、情報センターから目的地に対応する駐車場情報を入手してその駐車場入口までの経路探索を行うようにしてもよい。
【0026】
さらに、上述した一実施の形態では目的地に到着して経路案内を終了してから駐車するまでの走行軌跡を多数の車両のプローブ情報として情報センターで収集し、目的地に対応する駐車場情報を作成して車両へ配信する例を示した。しかし、ディズニーランドのような大きな駐車場に駐車した場合には、駐車場から出口までの最適な経路が見つからず、いたずらに走り回ることが多いため、駐車場からエンジンを始動して出発してから一般道路への出口までの走行軌跡を多数の車両のプローブ情報として情報センターで収集し、目的地駐車場からの出口情報を作成して車両へ配信するようにしてもよい。
【0027】
このように、一実施の形態によれば、車載機と情報センターとの間で情報の授受を行うナビゲーション装置において、車載機で、目的地までの経路案内を終了した地点から駐車地点までの走行軌跡を算出して情報センターへ送信し、情報センターで、多くの車載機から収集した目的地に対応する走行軌跡を統計処理して駐車場情報を生成し、目的地に対応する駐車場情報を車載機へ送信する。そして、車載機で、目的地に対応する駐車場情報を入手した場合は、目的地に変えて駐車場情報に含まれる駐車場入口までの経路を探索するようにしたので、目的地の駐車場入口まで経路案内を行うことができ、目的地到着後に駐車場を探し回る煩わしさを解消することができる。
【0028】
また、一実施の形態によれば、現在位置から目的地までの距離が所定距離以下になった地点、または目的地までの誘導経路の道路リンクから外れた地点を、目的地までの経路案内を終了した地点としたので、経路案内終了地点を正しく特定することができ、目的地周辺における駐車場までの走行軌跡を正確に把握することができる。
【0029】
さらに、一実施の形態によれば、エンジンが停止され、かつ目的地までの経路誘導が行われ、かつ現在位置が道路リンクから外れており、かつ目的地と現在位置との直線距離が所定値以内である場合に駐車したと判定し、その地点を駐車地点としたので、駐車地点を正しく特定することができ、目的地周辺における駐車場までの走行軌跡を正確に把握することができる。
【0030】
一実施の形態によれば、車載器で駐車場側の走行車線を特定して情報センターへ送信し、情報センターで駐車場側の走行車線を駐車場情報に組み込むようにしたので、反対車線を横切って駐車場へ進入することを避けることができ、駐車場へ楽に進入することができる。
【0031】
一実施の形態によれば、車載機で目的地までの経路案内を終了した地点から駐車地点までの駐車所要時間を計時して情報センターへ送信し、情報センターで駐車所要時間を駐車場情報に組み込み、車載器で駐車場入力口までの経路を探索する際に、駐車所要時間を経路コストとして経路探索を行うようにしたので、到着時刻を予想することができ、駐車するのに時間がかかる場合は他の駐車場を探索することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】一実施の形態の構成を示す図
【図2】一実施の形態の動作を示すフローチャート
【図3】一実施の形態の動作を示すフローチャート
【図4】駐車場入口までの経路探索を説明する図
【図5】駐車場情報の登録処理を説明する図
【図6】駐車場情報の登録処理を説明する図
【図7】駐車場情報の登録処理を説明する図
【図8】駐車場情報の登録様式例を示す図
【符号の説明】
【0033】
10 車載機
11 位置検出装置
12 地図記憶装置
14 処理装置
17 記憶装置
18 通信装置
20 情報センター
21 処理装置
22 データベース
23 通信装置。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車載機と情報センターとの間で情報の授受を行うナビゲーション装置において、
前記車載機で、目的地までの経路案内を終了した地点から駐車地点までの走行軌跡を算出して前記情報センターへ送信し、
前記情報センターで、多くの前記車載機から収集した前記目的地に対応する前記走行軌跡を統計処理して駐車場情報を生成し、前記目的地に対応する駐車場情報を前記車載機へ送信することを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項2】
請求項1に記載のナビゲーション装置において、
前記車載機は、前記目的地に対応する前記駐車場情報を入手した場合は、前記目的地に変えて前記駐車場情報に含まれる駐車場入口までの経路を探索することを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載のナビゲーション装置において、
前記車載機は、車両の現在位置を検出し、前記現在位置から前記目的地までの距離が所定距離以下になった地点、または前記目的地までの誘導経路の道路リンクから外れた地点を、前記目的地までの経路案内を終了した地点とすることを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項4】
請求項3に記載のナビゲーション装置において、
前記車載機は、エンジンが停止され、かつ前記目的地までの経路誘導が行われ、かつ前記現在位置が道路リンクから外れており、かつ前記目的地と前記現在位置との直線距離が所定値以内である場合に駐車したと判定し、その地点を駐車地点とすることを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項5】
請求項1〜4に記載のナビゲーション装置において、
前記車載器は、駐車場側の走行車線を特定して前記情報センターへ送信し、
前記情報センターは、前記駐車場側の走行車線を前記駐車場情報に組み込むことを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれか1項に記載のナビゲーション装置において、
前記車載機は、前記目的地までの経路案内を終了した地点から駐車地点までの駐車所要時間を計時して前記情報センターへ送信し、
前記情報センターは、前記駐車所要時間を前記駐車場情報に組み込むことを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項7】
請求項6に記載のナビゲーション装置において、
前記車載器は、前記駐車場入力口までの経路を探索する際に、前記駐車所要時間を経路コストとして経路探索を行うことを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項8】
車載機との間で情報の授受を行う情報センターにおいて、
目的地までの経路案内を終了した地点から駐車地点までの走行軌跡を車載器から入手し、多くの前記車載機から収集した前記目的地に対応する前記走行軌跡を統計処理して駐車場情報を生成し、前記目的地に対応する駐車場情報を前記車載機へ送信することを特徴とする情報センター。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公開番号】特開2008−2978(P2008−2978A)
【公開日】平成20年1月10日(2008.1.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−173530(P2006−173530)
【出願日】平成18年6月23日(2006.6.23)
【出願人】(000003997)日産自動車株式会社 (16,386)
【Fターム(参考)】