説明

半導体装置のプリント配線板への固定のためのシステムおよび方法

【課題】ボールグリッドアレイのプリント配線板への固定のためのシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】ボールグリッドアレイ200は、1つ以上の巻からなるスプリング216に取り付けられるように形成される1つ以上のボール226からなる。加えて、スプリングを整合および分離するように形成されるスペーサープレート208、228、はんだをプリント配線板上に整合するように形成されるはんだ補助材236、およびスプリングを介してボールグリッドアレイに取り付けられる導電性パッド234とともに形成されるプリント配線板230を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置パッケージ、および特に該パッケージのプリント配線板への固定のためのシステムおよび方法に関する。
【背景技術】
【0002】
今日の複雑な製品はしばしば、製品を駆動するためのプロセッサーやマイクロコントローラー等の複合的装置を含んでいる。装置の数の増加および装置のサイズの縮小のため、プリント配線板を用いて装置密度が向上された。プリント配線板(PWB)(またはプリント回路板(PCB)と称する)は、基板の中で回路または配線によって連結された多数の半導体装置を有する。装置は様々な方法で基板に接続される。ボールグリッドアレイ(BGA)パッケージの基板上の導電性パッドへのはんだ付けは方法の1つである。
【0003】
しかし、この現在の方法は不利を有する。例えば、PWBは平面とは限らない。BGAは緊密な許容範囲で製造されることで、基板への一体的接続を確実にする。加えて、高ピンカウント装置のために、ピンの間のピッチまたは距離はミリメートル単位になるであろう。よって、PWBが平面でない場合、BGA取り付けでの基板への接続は不完全になりうる。最初のうちは、弱い接続はPWB上の他の装置との断続的な連通不全を起こしうる。時間が経つと、この接続は完全に断たれ、装置が使用不能になる。
【0004】
反りの効果が別の例である。今日のPWBの大半は様々な材料からなる複合的な層に組み込まれる。これらの材料は異なる熱膨張係数を有する。系の特定の温度に暴露した場合(例えば−40℃から140℃へ)、層はそれぞれ異なる率で膨張および収縮し、これによって基板の反りが生じる。時間が経つと、基板が平面でなくなるとともに、BGAの剛直な接続およびPWBへのはんだ付けはPWBの反りに適応できなくなり、BGAとPWBとの間の接続が断たれる。
【0005】
上記の状況において、実地の技術者は基板を取り外し断接した部分の交換を試みうる。それにはBGAを取り外す際に基板を損傷するリスクがある。また、BGAボールの再取り付けおよびBGAの基板への再取り付けの際に、装置の寿命を縮める、あるいは装置が永続的に使用不能となるリスクもある。また、部品の入れ替えが不可能な適用が多く存するため、BGAの基板へのより強壮な接続が必要とされる。
【発明の概要】
【0006】
本発明の特定の実施形態に従って、可撓性スプリングによる半導体装置のプリント配線板への固定のためのシステムおよび方法が提供される。特定の実施形態においては、半導体装置パッケージはボールグリッドアレイ(BGA)からなる。BGAは、1つ以上の巻からなる複数の可撓性スプリングと結合され、BGAへの結合を形成する。スプリングの位置を整合するとともに分離するスペーサープレートが、BGAおよびスプリング組立品に取り付けられる。プリント配線板(PWB)へのはんだ付けを調整するように形成されるはんだ補助材が、PWBに取り付けられる。BGA、スプリングおよびスペーサープレート組立品が、プリント配線板(PWB)上の導電性パッドに連結される。
【0007】
本発明の1つ以上の実施形態の技術的利点には、BGAとPWBとの間の接続におけるx、yおよびz軸での可撓性の向上が含まれうる。全方向での可撓性の向上によっていくつかの利点が得られる。第一に、スプリングによる可撓接続によって、BGAのPWBへの複合的接続の損傷および短絡が最小化されうる。第二に、PWBが温度の極端さによる反りまたは収縮および膨張によって平面でなくなった場合、スプリングによって妥協する
ことなくBGA、スプリングおよびPWBの間の接続を調整することができる。
【0008】
これらの利点はパッケージと基板との間の損傷および短絡を減少させ、それによって実地での修理の必要を減少させうる。加えて、修理の必要を減少させるために、この方法およびシステムによって製品の信頼性を向上させうる。軍事や宇宙等の適用において、修理を要する可能性を最小限とすることは重要な利点となる。
【0009】
他の技術的利点は、以下の図面、記述および請求項から当業者には容易に理解できるであろう。さらに、様々な実施形態が、上に列挙された特有の利点の全てまたは一部を含むか、あるいは含まない。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】図1Aは、プリント配線板(PWB)に直接取り付けられたボールグリッドアレイ(BGA)との間の、xまたはy軸における移動による断接の例を示す図である。図1Bは、PWBに直接取り付けられたBGAとの間の、z軸における移動による断接の例を示す図である。
【図2】図2Aは、本発明の実施形態の1つに係る、スプリングをBGAに取り付ける組立工程を示す図である。図2Bは、本発明の実施形態の1つに係る、図2AのBGAおよびスプリング組立品をPWBに取り付ける組立工程を示す図である。
【図3】本発明の実施形態の1つに係る、BGAとPWBとがスプリングを用いて接続される取り付けの完成を示す図である。
【図4】本発明の実施形態の1つに係る組立工程を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1Aは、ボールグリッドアレイ(BGA)をプリント配線板(PWB)等の基板上の導電性パッドに直接取り付ける例を示す図である。BGA100は半導体装置からなり、該装置はPWB120上の他の半導体装置と連通される。BGAは、PWB120上の導電性パッド140に取り付けられるボール130を介して他の装置と連通される。xまたはy方向の移動がある場合、断接110が存在しうる。BGA100が基板上の導電性パッドに固定されていない場合、装置の運転は断続するか、あるいは完全に中断されうる。断接110は実地での製品不良を起こしうる。軍事や宇宙等の適用においては、基板の修理や再生は不可能である。修理が可能な場合には、装置の取り外しの間にプリント配線板(PWB)120上の導電性パッド140を損傷する恐れがある。また、装置の基板からの取り外し、BGAボール130の再取り付けおよびPWB120への再取り付けの間に、装置を損傷するかあるいは寿命を縮める恐れもある。
【0012】
図1Bは、ボールグリッドアレイ(BGA)100をプリント配線板120上の導電性パッド140に直接取り付ける例を示す図である。温度の極端さによる反りまたは収縮および膨張によってz方向の運動が存する場合、断接110が存在しうる。BGA100が基板上の導電性パッド140から取り外される場合、装置の運転は完全に中断されうる。断接110は実地での製品不良を起こしうる。軍事や宇宙等の適用においては、基板の修理や再生は不可能である。修理が可能な場合には、装置の取り外しの間にプリント配線板(PWB)120上の導電性パッド140を損傷する恐れがある。また、装置の基板からの取り外し、BGAボール130の再取り付けおよびPWBへの再取り付けの間に、装置を損傷するかあるいは寿命を縮める恐れもある。
【0013】
図2Aは、本発明の実施形態の1つに係る、スプリングをBGAに取り付ける組立工程を示す図である。BGA200は、BGA内の回路部品を保護する、または組立品または最終製品に必要な温度に耐えるための、セラミック、プラスチックあるいはその他の材料からなりうる。BGA200は、BGA200とプリント配線板(PWB)等の回路板と
の電気的結合に用いる複数のボール226を含む。BGA200のボールは、特定の温度での融解およびPWBの導電性パッドへの取り付けに適した、スズや鉛等の合金からなりうる。組立工程を開始するために、BGA200は裏返され、それから第一スペーサープレート208がボール226とともにBGA200上に整合される。第一スペーサープレート208は、リフローまたは組立工程の間に必要な温度に耐えるのに適した、デュラストーンやポリアミド等の材質からなりうる。第一スペーサープレート208は、スプリング216がその中を摺動しBGA200上のボールと接触することが可能な充分な大きさの直径を有する孔220からなる。スプリング216は、リン酸青銅等の可撓ワイヤーからなるとともに、はんだ付けを促進する銀等の適した材料でめっきされる。いくつかの実施形態において、銀めっきリン酸青銅スプリングを用いうる。このような材料は、脆化の問題に対して用いうる。例えば、金めっきスプリングを用いると、脆化によって接続の品質が損なわれうる。金ははんだの中で粉塵となり、接続中に空隙を生じうる。銀めっきリン酸青銅スプリングにはこれらの問題は無い。特定の実施形態でこのような材料を用いることで、脆化問題を避けるための特定の要求を列記したジョイント・インダストリー・スタンダードIPC J−STD−001D等の基準に適合しうる。これらの基準は、軍事や航空宇宙等の特定の適用においてしばしば要求される。第一スペーサープレート208の孔202の内側に嵌合するアライメントピン212を用いうる。アライメントピン212は、組立またはリフロー工程の間に必要な温度に耐えるのに適した、アルミニウムや鋼等の材料からなる。スプリング216およびアライメントピン212の配置後、第一スペーサープレート208と同様の第二スペーサープレート228が第一スペーサープレート208の上に配置され、スプリング216はスペーサープレート208・228の孔220を通るように配置される。いくつかの実施形態において、2つのスペーサープレート208・228を組み合わせた高さは、スプリング216の高さより小さい。アルミニウムプレート224をスプリング216の上に配置し、最終組立品を平らにする。組立工程のさらなる詳細は図4で述べる。
【0014】
図2Bは、本発明の実施形態の1つに係る、図2AのBGAおよびスプリング組立品をプリント配線板(PWB)に取り付ける組立工程を示す図である。PWB230は、図2Aで組み立てられたBGA200、ボール226およびスプリング216からなる組立品242とともに整合されるように形成される導電性パッド234を有する。PWB230は、回路部品からなるとともにPWBに取り付けられる複合的装置にはんだ付け技術で接続される多層ボードである。パッド234は、ボードが組立またはリフロー工程にある際にスプリングに付着できるはんだ等の材質からなる。図2Aの例において作成された組立品242は、組立工程の洗浄手順の間に取り外されるスペーサープレート208・228を有する。これは図4でさらに説明する。組立品242のスプリング216はそれから、清浄なスペーサープレート238の孔220を通るように配置される。組立品242のスプリング216は、PWB230の導電性パッド234上に配置される。はんだ補助材236を用いてPWB230とBGAスプリング組立品242との整合を確保してもよい。それから防熱具246を組立品242上に配置し、組立品242をスプリングのパッド234への取り付けの間に必要となるリフロー熱から保護する。図4でさらに詳述するリフローの間、アルミニウムプレート250で重量を加えることで平面的接触を確保する。
【0015】
図3は、本発明の実施形態の1つに係る、BGAとPWBとがスプリングを用いて接続される取り付けの完成を示す図である。BGA200はスプリング216に取り付けられる。スプリング216はPWB230上の導電性パッド234に取り付けられる。スペーサープレート238がそうであるように、はんだ補助材236はボード上に残る。スプリング216はx、yおよびz方向での可撓性を促進する。この可撓性によって、修理や再生の必要を強いるという信頼性の問題が最小化されうる。加えて、軍事や宇宙等のストレスが高い適用において製品不良を起こすという信頼性の問題が最小化されうる。
【0016】
図4は、本発明の実施形態の1つに係る、図2A、図2Bおよび図3に示されるBGAのPWBへの取り付けのための組立工程を示すフローチャートである。手順400において、BGAをその底側を上に向けて配置し、ボールを暴露する。手順402において、第一(または底部)のスペーサープレートをボール上に配置し、プレートとパッケージとを面一にする。手順404において、フラックスペーストをスペーサープレートに塗布する。手順406において、フラックスペーストにスキージをかけて、スペーサープレートの全ての孔をフラックスペーストで充填する。手順408において、アライメントピンをスペーサープレートの外側の孔に配置する。手順410において、第二(または頂部)のスペーサープレートをアライメントピン上に配置する。それから手順412において、第二(頂部)スペーサープレートを押圧して底部プレートと面一にする。手順414において、スプリングを個々のスペーサープレート孔に配置する。手順404で塗布したフラックスペーストによって、スプリングがBGAのボールに対し位置を保持される。スプリングの高さは、ともに面一に配された2つのスペーサープレートの高さより大きくなりうる。手順416において、アルミニウムプレートをスプリングの頂部の上に配置する。アルミニウムプレートによってスプリングとBGAボールとの間の良好な接触が確保される。さらに、スプリングとPWB上の導電性パッドとの接触面が平面に確保される。手順418において、上記の組立品をリフローする。リフローの間、組立品を赤外線対流または“ピザオーブン”内に配置しうる。例として、組立品をいくつかの加熱帯を通って低速で移動させ、はんだをゆっくり加熱および冷却しうる。ただ例として、他の実施形態とは異なりうるが、熱ショックを回避するための業界標準目標は4℃/秒である。リフロー工程の間、BGAはんだボールはフラックスペーストの補助によりスプリング上で融解する。はんだは部分的にのみ移動し、スプリングの1巻以上が覆われず、スプリングの可撓性を維持する。いくつかの実施形態において、2巻が覆われずに残り、しかしスプリングのより多いまたは少ない巻がBGAボールからのはんだによって覆われずに残りうる。手順420において、アルミニウムプレート、第一(頂部)スペーサープレートおよび第二(底部)スペーサープレートを取り除き、フラックスペーストおよび他の存在しうる組立工程の副産物の洗浄および除去が可能となる。手順422において、BGAはんだ補助材をPWB上のはんだパッド領域に配置しうる。例えば、PWB上のパッドのパターンに合うパターンでレーザー切削されたカプトンBGAはんだ補助材を用いうる。切除によってパッドがはんだ付けのために暴露される。カプトン補助材の厚さは変動しうるが、概してPWB暴露パッドの頂部に空洞を生成するのに充分な厚さとする。手順424において、はんだ付けペーストをBGAはんだ補助材に加える。手順426において、ペーストを平滑化して空洞を充填する。手順428において、清浄なスペーサープレートをスプリング上に配置する。このスペーサープレートはPWBやBGAに取り付けない。この目的は、衛星の打上げ等の過度の振動の間にスプリングが短絡しないことを確実とすることである。手順430において、組み合わせたスペーサープレートおよびBGA組立品をはんだ補助材の上に配置する。手順434において、リフローまたは組立工程の熱に耐えるのに適した材料のテープをBGA組立品上に配置し、PWBへの配置を固定する。手順436において、防熱具をパッケージの頂部に配置し、次のリフロー工程からの熱が既に接続されたスプリングおよびBGAに影響しないことを確実とする。手順438において、手順416で用いたアルミニウムプレートを手順436の防熱具上に配置する。手順416のように、アルミニウムプレートを組立品の頂部に配置し、該組立品をリフローを経て再配置する(手順440)。手順440でのリフローは手順418でのリフローと同様であるが、しかしこの場合ではスプリングはPWB上のパッドに取り付けられる。リフローの後で、スプリングとPWBとの接続が完了し(手順442)、アルミニウムプレートおよび防熱具を組立品から取り除くことができる。
【0017】
図4では半導体装置のプリント配線板への固定方法に関する特定の数の手順を開示しているが、図2から図4で描写されるより多いまたは少ない手順で実行してもよい。加えて、図4では半導体装置のプリント配線板への固定方法に関する手順の特定の順番を開示し
ているが、半導体装置のプリント配線板への固定方法からなる手順はどのような適当な順番でも完了することができる。
【0018】
本発明を望ましい実施形態について述べてきたが、当業者には様々な変更および改良が示唆されうる。例のみとして、実施形態は異なる数のピンを有しうる。整合の形成、整合のピッチ、ボールの大きさ、スプリングの大きさ、および材質は異なりうる。本発明は添付の請求項の範囲内でこのような変更および改良を包括するものである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
1つ以上のボールからなるボールグリッドアレイ(BGA)、
それぞれ1つ以上の巻からなるとともにボールグリッドアレイ中のボールに取り付けられるように形成される複数のスプリング、
スプリングを整合および分離するように形成される複数の孔からなるスペーサープレート、および
導電性パッドからなるプリント配線板(PWB)からなり、
スプリングはプリント配線板の導電性パッドとともにボールグリッドアレイのボールにはんだ付けされるものとする、ボールグリッドアレイをプリント配線板に固定するためのシステム。
【請求項2】
個々の前記スプリングは可撓性ワイヤーからなるものとする、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記スプリングは銀めっきされた可撓性リン酸青銅ワイヤーからなるものとする、請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
プリント配線板上ではんだを整合するように形成されるはんだ補助材をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記はんだ補助材はカプトンまたはポリアミドのテープからなるものとする、請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
前記はんだ補助材は前記プリント配線板上のパッドとともに整合されるように形成される1つ以上の孔からなるとともに、該孔は液体を保持する空洞を設けるように形成されるものとする、請求項4に記載のシステム。
【請求項7】
前記スペーサープレートはポリアミドまたはデュラストーンからなるものとする、請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記スペーサープレートはアライメントピン孔からなるとともに、
前記スプリングおよびアライメントピン孔を整合および分離するように形成される複数の孔からなる第二スペーサープレート、および
これらのスペーサープレートの間、スペーサープレートのアライメントピン孔の中に配置される(欠落)をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
前記プリント配線板は1つ以上の層からなるとともに、
頂部層は(欠落)電気的に接続されるように形成される導電性パッドからなる、請求項1に記載のシステム。
【請求項10】
複数のスプリングの、ボールグリッドアレイ上の複数のボールへの整合、
スペーサープレートによるスプリングの分離、
ボールグリッドアレイ上の個々のボールの、スプリングの1つへのはんだ付け、
プリント配線板上のパッドへのスプリングの整合、および
プリント配線板上のパッドへのスプリングの取り付けからなる、ボールグリッドアレイをプリント配線板に固定するための方法。
【請求項11】
前記複数のスプリングのボールグリッドアレイ上の複数のボールへの整合が、
1つ以上のスペーサープレートのボールグリッドアレイ(BGA)パッケージへの面一
な整合、および
1つ以上のスペーサーカードの位置を維持するように形成されるアライメントピンの配置からなる、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記ボールグリッドアレイ上の複数のボールの複数のスプリングへの取り付けが、
1つ以上のスプリングの位置を維持するように形成される1つ以上のスペーサープレートへの、フラックスペーストの塗布、および
リフローによるボールグリッドアレイ(BGA)ボールのスプリングへの融解からなる、請求項10に記載の方法。
【請求項13】
複合的加熱帯を含む対流オーブン内で前記リフローを行う、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記プリント配線板上のパッドへのスプリングのはんだ補助材による整合が、
はんだ補助材のプリント配線板への適用、
はんだペーストのはんだ補助材への塗布、および
はんだ補助材上に取り付けられるスプリングおよびスペーサープレートとともにBGAを配置することからなる、請求項10に記載の方法。
【請求項15】
前記プリント配線板上のパッドへの1つ以上のスプリングの取り付けが、
スプリングのボールへの取り付けの後で防熱具をBGAへ配置することによる、リフロー工程におけるBGAおよびスプリングの保護、
防熱具の頂部にアルミニウムプレートを配置することによる平面的接触の確保、および
リフローによるスプリングのプリント配線板への取り付けからなる、請求項10に記載の方法。
【請求項16】
前記リフローは複合的加熱帯を含む対流オーブンの使用からなるものとする、請求項15に記載の方法。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−231118(P2012−231118A)
【公開日】平成24年11月22日(2012.11.22)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−15621(P2012−15621)
【出願日】平成24年1月27日(2012.1.27)
【出願人】(507032166)レイセオン カンパニー (12)
【氏名又は名称原語表記】RAYTHEON COMPANY
【Fターム(参考)】