説明

基板、回路基板および電池パック

【課題】半田付け前に金属板と保護回路がショートするのを防止し、過電圧保護ICなどの誤動作を阻止することができる、基板、回路基板および電池パックを提供する。
【解決手段】挿通孔12の内周面には、銅などの導電材よりなるめっき7が形成されている。挿通孔12の開口部の周囲には、ランド13が形成されている。ランド13は、半田付けされる部分となる半田付けランド部14を有し、半田付けランド部14は、挿通孔12の開口部の周囲に設けられた第1のランド部15および第1のランド部15に接しないように、第1のランド部の周囲に設けられた第2のランド部16からなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、基板、回路基板および電池パックに関する。さらに詳しくは、基板に設けられたランドの形状に特徴を有する、基板、回路基板および電池パックに関する。
【背景技術】
【0002】
リチウムイオン二次電池は、過充電や過放電等を防止するための電池保護回路を形成した保護回路基板ととともに外装ケース内に収容して一体化された二次電池パックの形態で、ノート型パーソナルコンピュータなどの電子機器の電源として、多く用いられている。(例えば特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】特開2006−179242号公報
【0004】
近年、二次電池パックの小型化が進み、保護回路基板のスペースや、二次電池セルの電圧モニタラインおよび電流ラインを配置するスペースが一段と狭くなっている。これを解決するため、二次電池セルと保護回路基板との接続方法をリード線とせず、金属板を使用してスペース効率を上げる方法が一般的に行われている。
【0005】
リード線は、形状の変形が自在であるため、保護回路基板に接続後に複数の二次電池セルブロックへ規定の順番通りに接続することができる。しかしながら、金属板は、形状の変形が制限されるため、複数の二次電池セルブロックへ接続後にランダムに複数の金属板が保護回路基板に接触する。
【0006】
したがって、保護回路基板との接続方法によっては、金属板と保護回路基板とを半田付けする前に保護回路基板側の電極と金属板とが接触してショートしてしまうため、二次電池セルとの接続順序を規定している多くの過電圧保護ICなどが誤動作して二次電池パックが使用不可能になってしまう可能性がある。
【0007】
例えば、従来では、以下の第1の例〜第4の例のようにして、金属板と保護回路基板とを接続している。
【0008】
図4を参照しながら、第1の例について説明する。図4Aは、ランドの形状を示し、図4Bは、ランドの中央を切断した断面図である。図4Aおよび図4Bは、保護回路基板の一部分を示すものである。図4Aでは、半田および金属板の図示を省略している。
【0009】
第1の例では、金属板106を挿通する挿通孔102の開口部の周囲に、島状の導体パターンであるランド103が設けられており、ランド103の外周端から一定の距離を置いて、その外側にレジスト104が設けられている。第1の例では、基板101を貫通する挿通孔102の内周面にめっき107が設けられており、この挿通孔102に金属板106を挿通し、その状態でランド103に半田105で半田付けすることにより、金属板106を接続している。
【0010】
図5を参照しながら、第2の例について説明する。図5Aは、ランドの形状を示し、図5Bは、ランドの中央を切断した断面図である。図5Aおよび図5Bは、保護回路基板の一部分を示すものである。図5Bでは、半田および金属板の図示を省略している。
【0011】
第2の例では、金属板106を挿通する挿通孔102の開口部の側方に、四角形状の導体パターンであるランド103が設けられており、ランド103の外周端から一定の距離を置いて、その外側にレジスト104が設けられている。第2の例では、金属板106をめっきがされていない挿通孔102に挿通した後、金属板106を、挿通孔102の開口部の側方に設けられた、四角形状のランド103側へ折り曲げて、その状態で、半田105で半田付けすることによって接続している。
【0012】
図6を参照しながら、第3の例について説明する。図6Aは、ランドの形状を示し、図6Bは、ランドの中央を切断した断面図である。図6Aおよび図6Bは、保護回路基板2の一部分を示すものである。図6Aでは、半田および金属板の図示を省略している。
【0013】
第3の例では、金属板106を挿通する挿通孔102の開口部周囲に、O字形状の導体パターンであるランド103が、基板101上に設けられており、ランド103の外周端から一定の距離を置いて、その外側にレジスト104が設けられている。第3の例では、めっきされていない挿通孔102に、金属板106を挿通し、その状態で半田105で半田付けすることによって、金属板106を接続している。
【0014】
図7を参照しながら、第4の例について説明する。図7Aは、ランドの形状を示し、図7Bは、ランドの中央を切断した断面図である。図7Aおよび図7Bは、保護回路基板の一部分を示すものである。図7Aでは、半田および金属板の図示を省略している。
【0015】
第4の例では、基板101上に、挿通孔102の開口部周囲に設けられた島状の導体パターンであるランド103と、ランド103と保護回路間を絶縁する空隙部を有するブリッジランド108と、が設けられている。ランド103およびブリッジランド108のそれぞれの外側には、それぞれの外周端から一定の距離をおいてレジスト104が設けられている。第4の例では、金属板106を挿通孔102へ通して、その状態で半田105で挿通孔102の開口部周囲に配置されたランド103に半田付けし、その後、ブリッジランド108を接続順序の規定どおりに、半田105で半田付けしてショートさせるようにしている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0016】
しかしながら、第1の例では、二次電池セルと保護回路基板とを半田付けする前に基板側の電極と金属板が接触してショートしてしまうため、二次電池セルとの接続順序を規定している多くの過電圧保護ICなどが誤動作して二次電池パックが使用不可能になってしまう問題があった。
【0017】
第2の例〜第3の例では、金属板を挿通する挿通孔の内周面をめっきしないようにすることで、半田付け前に保護回路と金属板とがショートするのを防止できるが、第2の例では、金属板を折り曲げる工程が必要である問題と、半田付け部分となるランドが占める面積が比較的大きいので、実装面積を制限してしまい、適用できる保護回路基板が限定されてしまう問題があった。また、第3の例では、半田付け時に半田が金属板を伝って挿通孔へ流れ込み、挿通孔から半田が垂れてしまう問題や、ランドの面積が比較的小さいため半田付けの熱によるランド剥離が起きやすい問題があった。
【0018】
第4の例では、ブリッジランドを設けることで、保護回路と金属板がショートするのを防止できるが、第4の例では、ブリッジランドをショートさせる作業が増えるため、作業時間の増加と作業忘れによる不良発生の危険性が生じる問題があった。
【0019】
したがって、この発明の目的は、半田付け前に金属板と保護回路がショートするのを防止し、過電圧保護ICなどの誤動作を阻止することができる、基板、回路基板および電池パックを提供することにある。
【0020】
この発明の他の目的としては、半田が挿通孔から垂れるのを防止でき、同時に半田付け後の機械的強度を高めることができる、基板、回路基板および電池パックを提供することにある。
【0021】
この発明の他の目的としては、作業効率を向上できる、基板、回路基板および電池パックを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0022】
上述した課題を解決するために、
第1の発明は、
金属板を挿通する挿通孔の内周面に設けられためっきと、
挿通孔の開口部周囲に設けられた第1のランド部、並びに第1のランド部の周囲に第1のランド部に接しないように設けられた第2のランド部からなる半田付けランド部と、
を有することを特徴とする基板である。
【0023】
第2の発明は、
金属板を挿通する挿通孔の内周面に設けられためっきと、挿通孔の開口部周囲に設けられた第1のランド部、並びに第1のランド部の周囲に第1のランド部に接しないように設けられた第2のランド部からなる半田付けランド部と、を有する基板と、
基板に半田付けによって実装された1以上の部品と、
を備えることを特徴とする回路基板である。
【0024】
第3の発明は、
金属板を挿通する挿通孔の内周面に設けられためっきと、挿通孔の開口部周囲に設けられた第1のランド部、並びに第1のランド部の周囲に第1のランド部に接しないように設けられた第2のランド部からなる半田付けランド部と、を有する基板と、基板に半田付けによって実装された1以上の部品と、を備える回路基板と、
挿通孔に挿通された状態で半田付けランド部に半田付けされた金属板を介して回路基板に接続された電池セルと、
回路基板および電池セルを収容する外装体と、
を備えることを特徴とする電池パックである。
【0025】
この発明では、金属板を挿通する挿通孔の開口部周囲に設けられた第1のランド部と、第2のランド部とが接触しないようにされているので、半田付け前に金属板と保護回路がショートするのを防止でき、過電圧保護ICなどの誤動作を防止できる。
【0026】
この発明では、金属板を挿通する挿通孔の内周面にめっきが設けられているので、金属板を半田付けする際に、金属板を伝わって挿通孔内に半田が流れても、挿通孔の中で半田が一定量保持されるので、半田が孔から垂れるのを防止でき、同時に半田付け後の機械的強度を高めることができる。
【0027】
この発明では、金属板を挿通する挿通孔の開口部の周囲に設けられた第1のランド部、並びに第1のランド部に接しないように、第1のランド部の周囲に設けられた第2のランド部からなる半田付けランド部を有することによって、第1のランド部と第2のランド部とのショートと、挿通孔に挿通した金属板の半田付けとを一度に行うことができるので、作業効率を向上できる。
【発明の効果】
【0028】
この発明によれば、半田付け前に金属板と保護回路がショートするのを防止でき、過電圧保護ICの誤動作を阻止することができる。また、この発明によれば、半田が挿通孔から垂れるのを防止でき、同時に半田付け後の機械的強度を高めることができる。さらに、この発明によれば、作業効率を向上できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0029】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施形態による電池パックの構成を示す。この電池パックは、例えば、ノート型パーソナルコンピュータなどの電子機器などに設けられた装着部に装着され、電子機器などに対して、所定の電力を安定して供給することが可能なものである。
【0030】
図1に示すように、この電池パックは、2並列3直列に接続した電池セル1と、保護回路基板2と、電池セル1と保護回路基板2とを電気的に接続する金属板3と、を有する。なお、外部の機器で必要とされる電圧とバッテリー容量により、直列接続される電池セル1の数、並列接続数が決められる。
【0031】
電池セル1は、例えば、リチウムイオン二次電池などの非水電解質二次電池であり、例えば円筒型の形状を有する。
【0032】
保護回路基板2は、プリント基板などからなる基板に、外部と接続するためのコネクタ5、IC(Integrated Circuit)などの電子部品が実装された回路基板である。保護回路基板2は、基板に充放電制御機能を有する保護回路や充放電のためのスイッチ回路などを構成するICが組み込まれ、過充電保護機能、過放電保護機能、過電流保護機能を有するようになされている。
【0033】
なお、本明細書において、回路基板とは、各部品が実装済みの基板、すなわち、実装済みの各部品も含む基板全体のことをいう。本明細書において、回路基板と、各部品が実装される前の基板または回路基板のうちの部品を除いた部分とを明確に区別する。
【0034】
保護回路基板2には、基板の表面から裏面まで貫通する挿通孔12が、金属板3の数に応じて、設けられている。この挿通孔12に、電池セル1に接続された金属板3が挿通され、その状態で半田6で半田付けすることによって接続する。
【0035】
図2を参照しながら、保護回路基板2と、金属板3との接続構造について、より詳細に説明する。図2Aは、ランドの形状を示す。図2Bは、ランドの中央を切断した断面図である。なお、図2Aおよび図2Bは、保護回路基板2の一部分を示すものである。また、図2Aでは、半田6および金属板3の図示を省略している。
【0036】
図2に示すように、挿通孔12の内周面には、銅などの導電材よりなるめっき7が形成されている。金属板3を差し込む挿通孔12の内周面にめっき7を形成することによって、半田付け時に金属板3を伝わって挿通孔12内に半田が流れても、挿通孔12の中で半田が一定量保持されるので、挿通孔12から半田が垂れるのを防止でき、同時に半田付け後の機械的強度を高めることができる。
【0037】
挿通孔12の開口部の周囲には、例えば、銅箔などの導体の島状パターンよりなるランド13が形成されている。ランド13は、半田6で半田付けされる部分となる半田付けランド部14、半田付けランド部14の周囲に設けれたランド補強パターン部17を有する。
【0038】
半田付けランド部14は、挿通孔12の開口部の周囲に設けられた第1のランド部15および第1のランド部15に接しないように、第1のランド部15の周囲に設けられた第2のランド部16からなる。第1のランド部15は、挿通孔12に形成されためっき7と一体化しているので、第1のランド部15とめっき7とは、導通可能とされている。第2のランド部16およびランド補強パターン部17は、基板11上に形成された保護回路などを構成する配線パターン(図示省略)につながっており、第2のランド部と配線パターンとは、導通可能とされている。
【0039】
半田付けランド部14は、第1のランド部15と第2のランド部16とが接触しない構成とされている。すなわち、半田付け前は、第1のランド部と第2のランド部とが、導通可能とされていない。したがって、金属板3を挿通孔12に挿通して半田付けにより固定する前に、めっき7に金属板3が接触しても、第1のランド部15と第2のランド部16とが接触していないので、保護回路と金属板3との短絡は生じない。
【0040】
ランド補強パターン部17は、半田付け時の熱によりランド13が剥離するのを防止するために、ランド13の基板11への接合を補強するための導体パターンである。このランド補強パターン部17は、レジスト18で覆われている部分であり、ランド補強パターン部17をレジスト18で覆うことにより、ランド13の基板11への接合を補強し、半田付け時の熱によるランド剥離を防止できる。
【0041】
ランド補強パターン部17は、ランド15の基板11への接合状態を補強することができ、半田付け時の熱によるランド剥離を防止できる程度の面積を有していればよく、例えば、少なくとも第2のランド部16の幅の等倍以上の幅で設けられている。
【0042】
また、保護回路基板2は、図3に示すように、基板11内に銅箔などの導体からなる配線パターン21を有する構成にしてもよい。このような構成では、配線パターン21と、挿通孔12の内周面のめっき7とが、接触しないように構成する必要がある。このようにしないと、金属板3を半田付けにより固定する前に、挿通孔12に挿通した金属板3と挿通孔12の内周面に設けられためっき17とが接触すると、金属板3と保護回路が短絡してしまうからである。
【0043】
外装ケース4は、例えば、ポリカーボネートやABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂などの絶縁性樹脂などからなり、内部に電池セル1および保護回路基板2などが収納される収納空間を形成するものである。
【0044】
この発明の一実施形態による電池パックでは、挿通孔12の開口部の周囲に設けられた第1のランド部15および第1のランド部15に接しないように、第1のランド部の周囲に設けられた第2のランド部16からなる半田付けランド部14を有するので、半田付け前に金属板3と保護回路がショートするのを防止でき、ICの誤動作を阻止することができる。
【0045】
また、この発明の一実施形態による電池パックでは、挿通孔12の内周面は、銅などの導電材からなるめっき17が形成されているので、半田付け時に金属板3を伝わって挿通孔12内に半田が流れても、挿通孔12の中で半田が一定量保持されるので、挿通孔12から半田が垂れるのを防止でき、同時に半田付け後の機械的強度を高めることができる。
【0046】
さらに、この発明の一実施形態による電池パックでは、挿通孔12の開口部の周囲に設けられた第1のランド部15、並びに第1のランド部15に接しないように、第1のランド部の周囲に設けられた第2のランド部からなる半田付けランド部16を有することによって、第1のランド部15と第2のランド部16とのショートと、挿通孔12に挿通した金属板3の半田付けを一度に行うことができるので、作業効率を向上できる。
【0047】
この発明は、上述したこの発明の実施形態に限定されるものでは無く、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば、第1のランド部15、第2のランド部16、ランド補強パターン部17の形状は、一実施形態の形状に限定されるものではない。また、電池セル1は、リチウムイオン二次電池に限らず、ニッケル水素電池など種々の電池を用いることができる。さらに、この保護回路基板2の使用形態は、電池セル1が保護回路基板2とともに外装ケース4に収容される回路基板付き電池パックに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】この発明の一実施形態による電池パックの構成を示す略線図である。
【図2】ランド形状を説明するための略線図である。
【図3】ランド形状を説明するための略線図である。
【図4】従来の接続方法の第1の例を説明するための略線図である。
【図5】従来の接続方法の第2の例を説明するための略線図である。
【図6】従来の接続方法の第3の例を説明するための略線図である。
【図7】従来の接続方法の第4の例を説明するための略線図である。
【符号の説明】
【0049】
1・・・電池セル
2・・・保護回路基板
3・・・金属板
4・・・外装ケース
5・・・コネクタ
6・・・半田
11・・・基板
12・・・挿通孔
13・・・ランド
14・・・半田付けランド部
15・・・第1のランド部
16・・・第2のランド部
17・・・ランド補強パターン部
18・・・レジスト
21・・・配線パターン
101・・・基板
102・・・挿通孔
103・・・ランド
104・・・レジスト
105・・・半田
106・・・金属板
107・・・めっき
108・・・ブリッジランド

【特許請求の範囲】
【請求項1】
金属板を挿通する挿通孔の内周面に設けられためっきと、
上記挿通孔の開口部周囲に設けられた第1のランド部、並びに上記第1のランド部の周囲に上記第1のランド部に接しないように設けられた第2のランド部からなる半田付けランド部と、
を有することを特徴とする基板。
【請求項2】
上記半田付けランド部の周囲に設けられたランド補強パターン部をさらに有することを特徴とする請求項1記載の基板。
【請求項3】
金属板を挿通する挿通孔の内周面に設けられためっきと、上記挿通孔の開口部周囲に設けられた第1のランド部、並びに上記第1のランド部の周囲に上記第1のランド部に接しないように設けられた第2のランド部からなる半田付けランド部と、を有する基板と、
上記基板に半田付けによって実装された1以上の部品と、
を備えることを特徴とする回路基板。
【請求項4】
上記半田付けランド部の周囲に設けられたランド補強パターン部をさらに有することを特徴とする請求項3記載の回路基板。
【請求項5】
金属板を挿通する挿通孔の内周面に設けられためっきと、上記挿通孔の開口部周囲に設けられた第1のランド部、並びに上記第1のランド部の周囲に上記第1のランド部に接しないように設けられた第2のランド部からなる半田付けランド部と、を有する基板と、上記基板に半田付けによって実装された1以上の部品と、を備える回路基板と、
上記挿通孔に挿通された状態で上記半田付けランド部に半田付けされた金属板を介して上記回路基板に接続された電池セルと、
上記回路基板および上記電池セルを収容する外装体と、
を備えることを特徴とする電池パック。
【請求項6】
上記半田付けランド部の周囲に設けられたランド補強パターン部をさらに有することを特徴とする請求項5記載の電池パック。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−64919(P2009−64919A)
【公開日】平成21年3月26日(2009.3.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−230666(P2007−230666)
【出願日】平成19年9月5日(2007.9.5)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】