説明

操作ボタン、車載用装置

【課題】ユーザが発話した音声の入力を受け付ける装置において、外部のノイズの影響を受け難くする。
【解決手段】車載用装置の操作ボタン100に、上面部に開口部112が形成された筐体110と、筐体110に形成された開口部112に配置され、ユーザからの押下を受け付ける操作部材120と、筐体110に収容されていると共に、操作部材120に接続されていて、操作部材120が押下されるとON状態になるスイッチ本体200と、筐体110に収容されているマイク300と、を設ける。操作部材120は、ユーザから押下される操作面120aに、ユーザが発話した音声を通過させるための孔121が形成され、マイク300は、孔121を通過した音声を集音し車載用装置に出力する。スイッチ本体200は、ON状態になると、マイク300から出力された音声を利用する処理を指示する信号を車載用装置に出力する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載用装置の技術に関し、特にユーザが発話した音声の入力を受け付け、その受け付けた音声を利用して各種処理を行う車載用装置の技術に関する。
【背景技術】
【0002】
車載用装置には、ハンズフリー通話を行うハンズフリー機能を搭載したものや、ユーザが発話する音声の入力を受け付け、その受け付けた音声を認識する音声認識機能を備えたものが知られている。ハンズフリー機能や音声認識機能を備えた車載用装置では、ユーザからの操作を受け付ける操作部とは別の位置にマイク(例えば、車両の天井部)を取り付け、そのマイクでユーザが発話した音声の入力を受け付けるようにしている(例えば、特許文献1)。
【0003】
また、最近では、図4に例示するように、ユーザの操作性を考慮して、ハンズフリー通話や音声認識処理の開始の指示を受け付けるための操作ボタン2000、2001を車両のステアリング1に取り付けている車載用装置がある。図示する例では、ユーザが発話した音声の入力を受け付けるためのマイク1000が車両天井部のルームランプ2の近傍に取り付けられている。そして、音声認識処理では、ユーザが、音声認識ボタン2000を押下し、ボタン2000とは別の位置にあるマイク1000に向けて、車載用装置への各種要求を発話する。車載用装置は、マイク1000により、ユーザが発話した音声を受け付けて音声認識処理を行う。また、ハンズフリー通話を行う場合には、車載用装置に携帯電話を接続しておいて、ボタン2001を押下して、車載用装置のディスプレイに、電話をかける為の画像を表示させ、電話をかけて、ボタン2001とは別の位置にあるマイク1000に向けて発話して、ハンズフリー通話を行う。
【0004】
【特許文献1】特開2006−33700号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1や図4で例示したような、マイクを天井部に取り付けるシステムでは、以下の問題が生じる。すなわち、特許文献1では、マイクが天井部に取り付けられてユーザから遠いため、マイクがノイズ(例えば、車のロードノイズ等)を拾う可能性が高くなる。その結果、特許文献1では、ハンズフリー通話がし難くなることがある。また、特許文献1のように、マイクが天井部に取り付けられているシステムにより、音声認識処理を行う場合には、ノイズにより、ユーザが発話した音声を精度高く認識できないことがある。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ユーザが発話した音声の入力を受け付ける装置において、ユーザが発話した音声の入力を受け付ける際、外部のノイズの影響を受け難くすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明の一態様は、利用者が発話した音声の入力を受け付け、該音声を利用して各種処理を行う車載用装置の操作ボタンに適用される。
【0008】
そして、前記操作ボタンは、上面部に開口部が形成された筐体と、前記筐体に形成された開口部に配置されていて、ユーザからの押下を受け付ける操作部材と、前記筐体に収容されていると共に、前記操作部材に接続されていて、該操作部材が押下されることによりON状態になるスイッチ本体と、前記筐体に収容されているマイクと、を備え、前記操作部材は、ユーザから押下される操作面に、ユーザが発話した音声を通過させるための孔が形成されていて、前記マイクは、前記孔を通過した音声を集音して前記車載用装置に出力し、前記スイッチ本体は、前記ON状態になると、前記マイクから出力された音声を利用する処理を指示する信号を前記車載用装置に出力する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の操作ボタンは、同じ筐体に、スイッチ本体と、マイクとを収納するようにしている。また、ユーザから押下される操作面に、ユーザが発話した音声を通過させるための孔を形成するようにしている。そして、マイクは、上記の孔を通過した音声を集音して車載用装置に出力する。また、スイッチ本体は、ユーザからの操作によりON状態になると、マイクから出力された音声を利用する処理を指示する信号を車載用装置に出力するようにしている。すなわち、本発明では、ユーザからの操作を受け付ける操作ボタンにマイクを内蔵するようにしているため、ユーザに近いところにマイクが位置することになる。その結果、本発明によれば、利用者が発話した音声の入力を受ける車載用装置において、ユーザが発話した音声の入力を受け付ける際、ロードノイズ等の外部のノイズの影響を受けにくくすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0011】
最初に本発明の一実施形態が適用された車載用装置の概略構成について図1を用いて説明する。
【0012】
図1は、本発明の実施形態が適用された車載用装置の概略構成図である。車載用装置は、ユーザが発話した音声を認識する音声認識処理の機能と、携帯電話等の移動体電話端末を手に持たずに通話するためのハンズフリー通話機能とを有する。
【0013】
図示するように、車載用装置は、ユーザからの操作を受け付ける操作ボタン100a、bと、装置全体の動作を制御する装置本体部600と、
スピーカ700と、を備える。操作ボタン100a、bは、車両のステアリング1に取り付けられている。また、装置本体部600は、移動体電話端末800と接続されている。なお、操作ボタン100a、および操作ボタン100bは、同じ構造のものとする。
【0014】
操作ボタン100aは、ユーザからの音声認識処理の開始の指示を受け付けると共に、内蔵されているマイク300(図3参照)により、ユーザが発話した音声を集音し、集音した音声を音声信号に変換して装置本体部600に送信する。
【0015】
具体的には、ユーザは、車載用装置に音声認識処理を行わせる場合、操作ボタン100aの操作部120(図2、3参照)を押下し、車載用装置への各種要求を音声で発話する。操作ボタン100aは、操作部120(図2、3参照)が押下されるとON状態になる。操作ボタン100aは、ON状態になると、ON信号(内蔵されているマイク300から出力された音声信号を利用する処理を指示する信号)を装置本体部600に通知する。
【0016】
操作ボタン100bは、ハンズフリー通話機能により移動体電話端末800の通話を行う際に、ユーザの発話開始の指示を受け付けると共に、内蔵されているマイク300(図3参照)により、ユーザが発話した音声を集音し、集音した音声を音声信号に変換して装置本体部600に送信する。
【0017】
具体的には、ユーザは、車載用装置のハンズフリー通話機能により移動体電話端末800で通話を行う際、操作ボタン100bの操作部120(図2、3参照)を押下して発話する。操作ボタン100bは、操作部120(図2、3参照)が押下されると、ON信号(内蔵されているマイク300から出力された音声信号を利用する処理を指示する信号)を装置本体部600に送信する。
【0018】
装置本体部600は、音声認識処理部610と、ハンズフリー通話部620とを備える。
【0019】
音声認識処理部610は、操作ボタン100aに内蔵されたマイク300から音声信号を取得して、取得した音声信号を用いて音声認識処理を行う。なお、音声認識処理部610が行う音声認識処理は、既存に技術により実現されるものである。
【0020】
ハンズフリー通話部620は、移動体電話端末800を手に持たないで行う通話を可能にする。ハンズフリー通話部620は、移動体電話端末800から出力される音声信号(通話相手の音声信号)を受け取り、スピーカ700から出力する。また、ハンズフリー通話部620は、操作ボタン100bに内蔵されたマイク300から音声信号(ユーザの音声信号)を取得して移動体電話端末800に送信する。移動体電話端末800は、ハンズフリー通話部620からの音声信号を用いて通話相手の端末と通信を行う。なお、ハンズフリー通話部620が行う処理は、既存に技術により実現されるものである。
【0021】
なお、装置本体部600の各機能部(音声認識処理部610、およびハンズフリー通話部)は、ソフトウェアにより実現されてもいいし、各機能部を実行するために専用に設計された回路(ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等)により実現されてもよい。
【0022】
例えば、音声認識処理部610の機能は、CPU(Central Processing Unit)と、メモリと、操作ボタン100aとの間で行うデータの送受信を制御するインタフェースと、マイク300からの音声をデジタル信号に変換するA/D変換器とを備えるユニットにより実現するようにしてもよい。この場合、メモリに、音声認識処理の機能を実現するためのプログラムを格納しておく。そして、音声認識処理部610の機能は、CPUがメモリに格納されているプログラムを実行することにより実現される。
【0023】
また、例えば、ハンズフリー通話部620の機能は、移動体電話端末800との間で行う音声信号の送受信を制御する通信インタフェースと、操作ボタン100bとの間で行うデータの送受信を制御するIOインタフェースと、IOインタフェースを介して受け付けたマイク300からの音声信号にノイズ除去等のデータ処理を施して通信I/Fを介して移動体電話端末800に送信すると共に、通信I/Fを介して受け付けた移動体電話端末800からの音声信号に音量調整等を行いスピーカ700に出力する制御回路と、を備えるユニットにより実現されるようにしてもよい。
【0024】
続いて、本実施形態の特徴的な構成である操作ボタン100について、図2および図3を用いて説明する。なお、以下に示す操作ボタン100の構成は、あくまでも例示に過ぎない。ユーザからの操作を受け付けるスイッチの機能と、ユーザの発話した音声を集音できる機能とが一体で構成されている構造であればよい。
【0025】
図2は、本実施形態の操作ボタン100を上から見た上面図である。図3は、図2に示す操作ボタン100のX−X線の断面図である。
【0026】
図示するように、操作ボタン100は、上面に略円状の開口112が形成されている筐体110と、筐体110に収納されていて、略円柱状の操作ロッド210を備え、操作ロッド210が押下されとON状態になるスイッチ本体200と、操作ロッド210の端部に接続され、筐体100に形成された開口部112に配置さる操作部材120と、筐体110に収容されているマイク300と、操作部材120が押下された場合、押下された方向(z1方向)と反対の方向(z2方向)に操作部材120を付勢する、円筒状の弾性部材400と、を備える。なお、弾性部材400には、例えば、コイルバネを用いることができる。
【0027】
操作部材120は、略円状の上面部120aと、周面部120bと、鍔部120cとを備え、断面が略ハット形状で内部に空洞部が形成されている。操作部材120の上面部120aには、ユーザが発話した音声を通過させるための孔121a〜f(図2参照)が形成されている。また、操作部材120の上面部120aには、裏面から空洞部内に突出する中空柱125が形成されている。この中空柱125には、嵌合孔126が設けられている。この嵌合孔126は、スイッチ本体200の操作ロッド210の端部と嵌合する形状に形成されている。なお、図示する例では、ユーザが発話した音声を通過させるための孔121a〜fの形状をスリットにしているがこれは例示に過ぎない。例えば、孔121の形状を円状にしてもよい。また、図示する例では、孔121a〜fを複数設けているが、これは例示に過ぎない。孔121は、少なくとも、1つあればよい。
【0028】
筐体110の底面部111には、操作部材120の周面部120bの内側(空洞部側)と摺動する円筒形状のガイド部113が形成されている。また、筐体110の上面に形成された開口112部の近傍には、上面から底面部111に向かって鉛直方向に、開口部112と略同じ内径の円筒形状のガイド部114が形成されている。
【0029】
筐体110の底面部111の略中央部にスイッチ200およびマイク300を載置した基板500が固定され、円筒形状のガイド部113の外側に弾性部材400が挿入される。そして、操作ロッド210の端部が操作部材120に形成された中空柱125の嵌合孔126に嵌合されて、操作部材120とスイッチ本体200とが接続される。また、操作部材120の鍔部120cが弾性部材400の上に載置される共に、周面部120bが、ガイド部113と、ガイド部114との間に入れられる。
【0030】
そして、この構成により、ユーザが操作部材120の上面部120aを指等で鉛直方向(z1方向)に押下すると、それに伴い操作ロッド210が押下されて、スイッチ本体200がON状態になる。また、ユーザが操作部材120の上面部120aを押下すると、弾性部材400は、押下された方向(z1方向)と反対の方向(z2方向)に操作部材120を付勢する。ユーザが操作部材120の上面部120への押下を止めると(例えば、指を離すと)、操作部材120は、弾性部材400からの力を受けて、押下される前の位置に戻る。操作部材120は、押下される前の位置に戻るとOFF状態になる。なお、スイッチ本体200の具体的な構成について特に限定しない。例えば、スイッチ本体200は、操作ロッド210の押下状態を検知可能に構成されていていればよい。
【0031】
或いは、スイッチ本体200は、操作部材120が押下された押下状態から、操作部材120が押下されていない状態(説明の便宜上「解放状態」という)に移行したことを検知した場合に、ON状態になるように構成されていてもよい。この構成では、例えば、スイッチ本体200をOFFからONにしようとすれば、
操作部材120を押下しただけではONにならなない。すなわち、操作部材120を押下して、その後、操作部材120を解放したときにONになる。
【0032】
マイク300は、ユーザが発話した音声を集音し、集音した音声を音声信号に変換して装置本体部600に出力する。そして、装置本体部600は、スイッチ本体200からのON信号を受信すると、マイク300から出力された音声信号を利用する処理を開始する。
【0033】
このように本実施形態によれば、車載用装置の操作ボタン100にマイク300を内蔵するようにして、マイクを内蔵した操作ボタン100を車両のステアリング1に取り付けるようにしている。このように構成することにより、ユーザに近いところにマイクが位置することになる。そのため、本実施形態によれば、ユーザが発話した音声の入力を受け付ける装置において、ユーザが発話する音声を受け付ける際に、外部からのノイズの影響を受けにくくすることができる。
【0034】
さらに、本実施形態では、ユーザからの指示を受け付ける操作ボタン100にマイク300を内蔵することにより、部品点数を減らすことができるようになる。
【0035】
なお、本発明は、以上で説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形が可能である。
【0036】
例えば、上記実施形態では、車載用装置が、音声認識機能およびハンズフリー通話機能を備えている場合を例にしたが、いずれか一方の機能だけを備えていてもよい。なお、この場合には、操作ボタン100は、1つだけでよい。
【0037】
また、操作ボタン100a、および操作ボタン100bを一体の構成にして、マイク300を1つにしてもよい。すなわち、音声認識処理に利用するマイクと、ハンズフリー通話に利用するマイクとを共有化してもよい。この場合には、上記実施形態と比べて、マイクの数を減らすことができる。
【0038】
また、上記実施形態では、操作ボタンに、ユーザからの押下を検知するタイプのものを利用しているが、特にこれに限定するものではない。例えば、ユーザから回転操作を受け付ける操作つまみを備えるものを利用してもよい。操作つまみとマイクとが1つの筐体の中に収納されていれば、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
【0039】
上記実施形態では、操作ボタン100が、車両のステアリング1に取り付けられているが、特にこれに限定するものではない。また、上記実施形態は、操作ボタン100を車載用装置に利用しているが、車載用以外の装置に、本実施形態の操作ボタン100を利用するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の実施形態が適用された車載用装置の概略構成図である。
【図2】本発明の実施形態の操作ボタン100を上から見た上面図である。
【図3】図2に示す操作ボタン100のX−X線の断面図である。
【図4】従来のハンズフリー装置を説明するための図である。
【符号の説明】
【0041】
1…ステアリング、2…ルームランプ、100a…操作ボタン、100b…操作ボタン、120…操作部、121…孔、110…筐体、200…スイッチ本体部、210…操作ロッド、300…マイク、400…コイルバネ、600…装置本体部、610…音声認識処理部、620…ハンズフリー通話部、700…スピーカ、800…移動体電話端末

【特許請求の範囲】
【請求項1】
利用者が発話した音声の入力を受け付け、該音声を利用して各種処理を行う車載用装置の操作ボタンであって、
上面部に開口部が形成された筐体と、
前記筐体に形成された開口部に配置されていて、ユーザからの押下を受け付ける操作部材と、
前記筐体に収容されていると共に、前記操作部材に接続されていて、該操作部材が押下されることによりON状態になるスイッチ本体と、
前記筐体に収容されているマイクと、を備え、
前記操作部材は、ユーザから押下される操作面に、ユーザが発話した音声を通過させるための孔が形成されていて、
前記マイクは、前記孔を通過した音声を集音して前記車載用装置に出力し、
前記スイッチ本体は、前記ON状態になると、前記マイクから出力された音声を利用する処理を指示する信号を前記車載用装置に出力すること
を特徴とする操作ボタン。
【請求項2】
請求項1に記載の操作ボタンであって、
前記スイッチ本体は、
前記操作部材が押下されること、および該操作部材が解放されることを検知可能に構成されていて、前記操作部材が押下されたことを検知し、その後、該操作部材が解放されたことを検知した場合に、前記ON状態になること
を特徴とする操作ボタン。
【請求項3】
請求項1または2に記載の操作ボタンであって、
前記操作ボタンは、車両のステアリングに取り付けられていること
を特徴とする操作ボタン。
【請求項4】
ユーザからの操作を受け付ける操作ボタンと、
ユーザが発話した音声を認識する音声認識処理部と、を備え、
前記操作ボタンには、ユーザが発話した音声を集音して、前記音声認識処理部に出力するマイクが内蔵されていて、
前記操作ボタンは、ユーザからの操作を受け付けると、前記マイクから出力された音声を利用する処理を指示する信号を前記音声認識処理部に出力し、
前記音声認識処理部は、前記指示する信号を受け付けると、前記マイクが出力する音声への前記音声認識処理を開始すること
を特徴とする車載用装置。
【請求項5】
ユーザからの操作を受け付ける操作ボタンと、
スピーカと、
移動体電話端末に接続されていて、ユーザが発話した音声を該移動体電話端末に送信すると共に、前記移動体電話端末からの音声データを受信し、該受信した音声データを前記スピーカに出力するハンズフリー通話部と、を備え、
前記操作ボタンには、ユーザが発話した音声を集音し、前記ハンズフリー通話部に出力するマイクが内蔵されていて、
前記操作ボタンは、ユーザからの操作を受け付けると、前記マイクから出力された音声を利用する処理を指示する信号を前記ハンズフリー通話部に出力し、
前記ハンズフリー通話部は、前記指示する信号を受け付けると、前記マイクが出力する音声を前記移動体電話端末に送信すること
を特徴する車載用装置。
【請求項6】
請求項4または5に記載の車載用装置であって、
前記操作ボタンは、請求項1〜3のいずれか一項に記載の操作ボタンであること
を特徴とする車載用装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−37286(P2008−37286A)
【公開日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−215244(P2006−215244)
【出願日】平成18年8月8日(2006.8.8)
【出願人】(591132335)株式会社ザナヴィ・インフォマティクス (745)
【Fターム(参考)】