特定の化学物質、組成物および方法
PI3キナーゼ活性を調節する化学物質、それらの化学物質を含有する医薬組成物、ならびにPOキナーゼ活性に関連する疾患および症状を治療するためにこれらの化学物質を使用する方法が、本明細書に記載される。一実施形態において、本発明は、本明細書に記載の式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩を提供する。本発明の化合物または組成物を使用して、1種または複数のPI3キナーゼの異常機能を伴う疾患を治療することができる。この疾患としては、自己免疫疾患、関節リウマチ、呼吸器疾患および様々な種類の癌が挙げられる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式V−A2の化合物またはその薬学的に許容される塩であって:
【化106】
式中、Bは、部分、式II:
【化107】
(式中、Wcは、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルであり;
qは、整数0、1、2、3、または4であり;
R1は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アミド、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノまたはニトロであり;
R2は、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アルコキシ、アミノ、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはニトロである)であり;
R3は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、ニトロ、アリールまたはヘテロアリールであり;また、
R9は、それぞれ各独立して、水素、アルキルまたはヘテロシクロアルキルである、
化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項2】
Bが、部分、式IIであり:
【化108】
式中、Wcは、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルであり;
qは、整数0または1であり;
R1は、水素、アルキルまたはハロであり;
R2は、アルキルまたはハロであって;また、
R3が、水素、アルキルまたはハロである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Wcがアリールである、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
Wcがフェニルである、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
Wcがシクロプロピルである、請求項2に記載の化合物。
【請求項6】
Wcが、-CH3、−CH2CH3、−CF3、−Clまたは−Fの少なくとも1つで置換されている、請求項2に記載の化合物。
【請求項7】
R3が、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アルコキシカルボニルスルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはニトロである、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
R3が−H、−CH3、−CH2CH3、−CF3、−Clまたは−Fである、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
R3が−CH3または−Clである、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
R9が−CH3である、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
R9が−CH2−CH3である、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
式:
【化109】
を有する、請求項10に記載の化合物。
【請求項13】
R2が−Hである、請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
式:
【化110】
を有する、請求項10に記載の化合物。
【請求項15】
式:
【化111】
を有する、請求項14に記載の化合物。
【請求項16】
R1がHである、請求項14に記載の化合物。
【請求項17】
R2がハロである、請求項14に記載の化合物。
【請求項18】
請求項1〜17の化合物および薬学的に許容される賦形剤を含む医薬組成物。
【請求項19】
有効量の請求項1〜17の化合物とPI3キナーゼを接触させるステップを含む、ホスファチジルイノシトール−3キナーゼ(PI3キナーゼ)を阻害する方法。
【請求項20】
有効量の請求項1〜17の化合物と細胞を接触させるステップを含む、前記細胞中に存在するホスファチジルイノシトール−3キナーゼ(PI3キナーゼ)を阻害する方法
【請求項21】
阻害が、癌、骨障害、炎症性疾患、免疫疾患、神経系疾患、代謝性疾患、呼吸器疾患、血栓症および心疾患からなる群から選択される障害に罹患している対象において起こる、請求項19に記載の方法。
【請求項22】
第2の治療剤が対象に投与される、請求項20に記載の方法。
【請求項1】
式V−A2の化合物またはその薬学的に許容される塩であって:
【化106】
式中、Bは、部分、式II:
【化107】
(式中、Wcは、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルであり;
qは、整数0、1、2、3、または4であり;
R1は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アミド、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノまたはニトロであり;
R2は、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アルコキシ、アミノ、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはニトロである)であり;
R3は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、ニトロ、アリールまたはヘテロアリールであり;また、
R9は、それぞれ各独立して、水素、アルキルまたはヘテロシクロアルキルである、
化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項2】
Bが、部分、式IIであり:
【化108】
式中、Wcは、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルであり;
qは、整数0または1であり;
R1は、水素、アルキルまたはハロであり;
R2は、アルキルまたはハロであって;また、
R3が、水素、アルキルまたはハロである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Wcがアリールである、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
Wcがフェニルである、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
Wcがシクロプロピルである、請求項2に記載の化合物。
【請求項6】
Wcが、-CH3、−CH2CH3、−CF3、−Clまたは−Fの少なくとも1つで置換されている、請求項2に記載の化合物。
【請求項7】
R3が、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アルコキシカルボニルスルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはニトロである、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
R3が−H、−CH3、−CH2CH3、−CF3、−Clまたは−Fである、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
R3が−CH3または−Clである、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
R9が−CH3である、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
R9が−CH2−CH3である、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
式:
【化109】
を有する、請求項10に記載の化合物。
【請求項13】
R2が−Hである、請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
式:
【化110】
を有する、請求項10に記載の化合物。
【請求項15】
式:
【化111】
を有する、請求項14に記載の化合物。
【請求項16】
R1がHである、請求項14に記載の化合物。
【請求項17】
R2がハロである、請求項14に記載の化合物。
【請求項18】
請求項1〜17の化合物および薬学的に許容される賦形剤を含む医薬組成物。
【請求項19】
有効量の請求項1〜17の化合物とPI3キナーゼを接触させるステップを含む、ホスファチジルイノシトール−3キナーゼ(PI3キナーゼ)を阻害する方法。
【請求項20】
有効量の請求項1〜17の化合物と細胞を接触させるステップを含む、前記細胞中に存在するホスファチジルイノシトール−3キナーゼ(PI3キナーゼ)を阻害する方法
【請求項21】
阻害が、癌、骨障害、炎症性疾患、免疫疾患、神経系疾患、代謝性疾患、呼吸器疾患、血栓症および心疾患からなる群から選択される障害に罹患している対象において起こる、請求項19に記載の方法。
【請求項22】
第2の治療剤が対象に投与される、請求項20に記載の方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【公表番号】特表2012−533541(P2012−533541A)
【公表日】平成24年12月27日(2012.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−520630(P2012−520630)
【出願日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【国際出願番号】PCT/US2010/002020
【国際公開番号】WO2011/008302
【国際公開日】平成23年1月20日(2011.1.20)
【出願人】(510186720)インテリカイン, エルエルシー (7)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年12月27日(2012.12.27)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【国際出願番号】PCT/US2010/002020
【国際公開番号】WO2011/008302
【国際公開日】平成23年1月20日(2011.1.20)
【出願人】(510186720)インテリカイン, エルエルシー (7)
【Fターム(参考)】
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