説明

自動車の後部車体構造

【課題】簡単な構造で、必要な剛性を有する後部車体構造体を提供する。
【解決手段】車体後部には、車体構造に取り付けたテールゲート10の車両本体シェルカットアウト9を有する。その車体構造が屋根接続組立体を有し、その組立体に横屋根側面部材22、横断延長屋根フレーム23と後部コラム24が集まり、それぞれが少なくとも一つの外壁と内壁をもつシート金属シェル構造を有する。この屋根接続組立体がさらに屋根側面部材延長部31、屋根フレーム延長部37、とコラム延長部33を備える内部側面部品40を有し、屋根フレーム延長部37にはヒンジ接続部のヒンジ補強部51が固定されている。後部車体構造に十分な剛性を与えるために、屋根フレーム延長部37が横断延長屋根フレーム23の内壁の一部を形成し、ヒンジ補強部51が屋根フレーム延長部37の内面に固定され、 内部屋根フレーム部品が屋根フレームの内壁を形成する構造とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、自動車の後部車体構造に関する。この発明の或る好ましい実施例は、車体構造に取り付けたテールゲートの車両本体シェルカットアウトを有し、その車体構造が屋根接続組立体を有し、その組立体に横屋根側面部材、テールゲートのヒンジ接続部をもつ横方向に延びる屋根フレームと後部コラムが集まり、横屋根側面部材、屋根フレームとコラムがそれぞれに少なくとも一つの外壁と内壁をもつシート金属シェル構造を有し、前記屋根接続組立体がさらに屋根側面部材延長部、屋根フレーム延長部、とコラム延長部を備える内部側面部品を有し、その屋根側面部材延長部とコラム延長部は各々にそれぞれの内壁を形成し、屋根フレーム延長部にはヒンジ接続部のヒンジ補強部が固定されている、自動車の後部車体構造に関する。
【背景技術】
【0002】
最初に述べたタイプの自動車の後部車体構造は、ドイツ特許第19515979号明細書(特許文献1)と対応する米国特許第6126232号明細書(特許文献2)とから知れている。自動車はヒンジによって車体構造に取り付けられるテールゲート用本体シェルカットアウトを有する。車体構造自体は、横方向側面部材、横方向に延びる屋根フレームと後部コラム、ここではDコラムが集まる少なくとも一つの屋根接続部から成る。横方向延長屋根フレームは二つの相互の対向した屋根接続部の間に位置されており、さらに各場合には、テールゲート用のヒンジ接続部を有し、そのヒンジ接続部は屋根接続部に接近して配置されている。ここではヒンジ接続部はテールゲートの取り付け用据付け面の形状で構成されている。屋根側面部材、屋根フレームと後部コラムは各シート金属シェル構造に具備されて、少なくとも外壁と内壁を有する。内壁はテールゲートの下に位置した手荷物空間或いは車両内部に面する。外壁は対応して内壁上に配置され、 例えば後部コラムの場合に、或いは屋根側面部材の場合に車両外被の一部を形成し得る。横方向延長屋根フレームの外壁は車両外被の部品である屋根プレートによりカバーされている。屋根接続部は屋根側面部材延長部、屋根フレーム延長部並びにコラム延長部を備える内部側面部品を有し、例えば、T字構造を有する。屋根側面部材と後部コラムの内壁は内部側面部品の対応する屋根側面部材延長部或いはコラム延長部によって形成されている。屋根フレーム延長部は、重なり方法では一つの接続部分においてのみ屋根フレーム延長部と接続されているヒンジ接続部によって結合されている。
【特許文献1】ドイツ特許第19515979号明細書
【特許文献2】米国特許第6126232号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
この発明の目的は、簡単な構造を有する最初に述べられたタイプの後部車体構造体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この目的は、この発明の或る好ましい実施例によると、車体構造に取り付けたテールゲートの車両本体シェルカットアウトを有し、その車体構造が屋根接続組立体を有し、その組立体に横屋根側面部材、テールゲートのヒンジ接続部をもつ横断延長屋根フレームと後部コラムが集まり、横屋根側面部材、屋根フレームとコラムがそれぞれに少なくとも一つの外壁と内壁をもつシート金属シェル構造を有し、前記屋根接続組立体がさらに屋根側面部材延長部、屋根フレーム延長部、とコラム延長部を備える内部側面部品を有し、その屋根側面部材延長部とコラム延長部は各々にそれぞれの内壁を形成し、屋根フレーム延長部にはヒンジ接続部のヒンジ補強部が固定されており、内部側面部材の屋根フレーム延長部は横断延長屋根フレームの内壁の一部を形成し、ヒンジ補強部は屋根フレーム延長部の内面に固定されいて、 内部屋根フレーム部品は屋根フレームの内壁を形成する後部車体構造体を提供することによって達成される。
【0005】
この発明によって達成される重要な利点は、構造体の構造が簡単であるとしても、十分な剛性が屋根接続部の領域において、テールゲートヒンジを固定するために達成されることである。特に、ヒンジ補強部は屋根フレーム延長部上に置くことによって屋根フレーム延長部の内面に固定され得る。全体に於いて、屋根接続部の領域における後部車体構造体は比較的小数のシート金属部品によって区別され、それにもかかわらず、屋根接続部を十分な剛性を提供する。
【0006】
後部車体構造体の剛性はさらに最適化される、 或いはその組成はさらにこの明細書に記載された特徴によって簡略化される。例えば後部車体構造体の閉鎖部材は、ヒンジ補強部が内部側面部品に据付けられた後に固定され得る。
【0007】
この発明の他の目的、 利点と新規な特徴は、添付図面に関連して考慮されるときに、この発明の次の詳細な説明から明らかになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
図1は、車輪2によって保持されて且つ車体シェル3を有する車体から成る自動車1の横方向背面図である。車体シェル3は、後部部品4と;前進駆動方向FRにおいて見た後部部品4に配列され且つドア6が挿入される左右側面壁5と;ベルトライン7上の屋根8とから成る。車体シェルカットアウト9は屋根8、二つの側壁5並びに後部部品4によって形成される。テールゲート10は車体カットアウト9へ挿入される。このテールゲート10は屋根8に隣接したおよそ長方形窓ガラスカットアウト11を有し、後部窓ガラス12が屋根8に挿入されている。それ故に、後部窓ガラス12は、上フレーム部品13、二つの横方向フレーム部品14と15及び後部固定テールゲート部分16によってフレームされる。テールゲート10の車体カットアウト9の上後部領域17と18は各場合には車体シェル3の後部車両構造体のそれぞれの一つの屋根接続部19と20に隣接して配置されている。
【0009】
次に、左屋根接続部19は詳細に説明される;右屋根接続部20は対応して鏡像のように逆になった装備を有する。横屋根側面部材22、横断延長後部屋根フレーム23と後部コラム24、ここではCコラムは左屋根接続部19に集まる。テールゲート10は図2に例示されたヒンジ装置25によって後部屋根フレーム23に連結されている。このヒンジ装置25は後部屋根フレーム23上のヒンジ接続部27に固定されている車体側取付け部品26から成る。ヒンジ装置25のテールゲート側取付け部品28は、図4に示される如く、テールゲート10の横フレーム部品14に固定されている。二つの取付け部品26と28はヒンジ軸29に互いに揺動可能に連結されている。さらに、図3はヒンジ装置25の断面図である。
【0010】
屋根接続部19は図2乃至4によってさらに説明される:横屋根側面部材22、横断延長後部屋根フレーム23と後部コラム24は各々がシート金属シェル構造に構成され、各々が少なくとも外壁と内壁を有する。横屋根側面部材22の外壁は、側壁の構成であり得る外パネル30により形成され、内部側面部品32の屋根側面部材延長部31は屋根側面部材22の内壁を形成する。内部側面部品32は後部コラム24の内壁としてコラム延長部を有し;コラム24の外壁は側壁5の構成である外パネル34により形成される。二つの外パネル30と34は好ましは一部材で構成され、さらに、側壁5の他の部品35と36を一部材で装備され得る。これら部品35と36は例えば後部フェンダーと車両側面部材の外パネルである。
【0011】
上述したように、二つの突出部31と32は屋根側面部材22と後部コラム24の内壁を形成する。内側面部材22の他の部品は屋根フレーム延長部37として構成され、後部横方向延長屋根フレーム23の外壁の部分38を形成する。外壁の継続のために、屋根フレーム延長部37は屋根フレームの外部品39によって結合され、その外部品39は図2に例示されていない右屋根接続部20の内側面部品まで延びており、その屋根フレーム継続部と連結されている。後部屋根フレーム23の内壁のために、内部側面部材40が設けられ、中心部品41と横閉鎖部品42から構成される。中心部品41と外部屋根フレーム部品39とは互いに連結されている。この横閉鎖部品42は内部側面部材32の屋根フレーム延長部37に選定されて、中心部品41を延ばす。ここには示されていない追加的横閉鎖部品は右屋根接続部20のために設けられている。
【0012】
外部屋根フレーム部品39と中心部品41は、車両の横方向FQに延びている帯状対の結合面43と44によって互いにしっかりと連結されている。帯状構造を有するが、しかし車両の長手方向FLに延びている他の対の結合面45によって、外部屋根フレーム部品39は屋根フレーム延長部37に連結されている。他の帯状対の結合面46は、車両の長手方向FLに延びていて、横閉鎖部品42を中心部品41と連結する。さらに、閉鎖部品42は帯状追加的結合面47と48によって車両内部49に面する (図1参照)内部側面部材32の内面50と連結されている。この場合には、結合面47は車両のほぼ長手方向FLに延びている帯状形状に構成されており、結合面48は車両のほぼ横方向FQに延びている帯状形状に構成されている。そこで、屋根フレーム23は、全体として中空形状として構成され、その内部屋根フレーム部品40を備えて屋根側面部材延長部31まで延びており、特に、閉鎖部品42によってその延長部に固定されている。
【0013】
ヒンジ接続部27のために、ヒンジ補強部51が設けられ、側面部品31の内面50に特に固定されるよう選定され、閉鎖部品42によってカバーされている。このヒンジ補強部51は屋根フレーム延長部37の領域において内面50に固定されて、それで、ヒンジ装置25を固定する屋根フレーム延長部37を補強する。このヒンジ補強部51はほぼ板状構造を有し、ヒンジ装置25の少なくとも一つの固定要素52を有する。ヒンジ補強部51は、 車両の横方向FQに測定された屋根フレーム延長部37の長さより短い車両の横方向FQに測定された長さを有する。さらに、板状ヒンジ補強部51は、その屋根側面部材延長部31まで側面部品32の内面50に固定されている第一突起型延長部53を有する。横断面図において、屋根フレーム延長部37は互いに斜めに延びている少なくとも二本の脚54と55を有する。ヒンジ補強部51の第二脚型延長部56は屋根フレーム延長部37の脚55の内部側面50に固定されている。ヒンジ接続部27は隅部品57によって完成され、その隅部品は屋根フレーム延長部37の脚54に置かれ且つヒンジ装置25の取付け部品26の設定後部停止面58を有する。対応する開口59はさらにヒンジ補強部51の固定要素52と一致する停止面58に設けられている。ヒンジ装置25は例えばここに示されていないねじによってヒンジ接続部27にしっかりと保持され得る。
【0014】
図4に例示される如く、テールゲート10の車体シェルカットアウト9は、少なくとも部分的に所謂密封ダクト60によって包囲され、ダクトに入った水は適切な放出点に案内され得る。車両シェルカットアウト9を形成する密封ダクト60はさらに、形状として、上方向に開放されるU字として展開されており、シート金属部品として構成される密封ダクト部品61を有し、シール63が置かれている曲がったフランジ62を有する。この密封ダクト部品61は内部側面部品32のコラム延長部33に静止する。フランジ62と反対に位置した端部64によって、密封ダクト部品61はコラム24の外壁と連結され、この密封ダクト部品61は図3に例示される如く、少なくとも端部64を直立部分65によって、屋根接続部19を越えて屋根側面部材22へ延びている。この部分65は好ましくは屋根側面部材延長部31の領域において内部側面部品32と連結されている。さらに図3に例示される如く、直立部分65は屋根部分66により結合され、その屋根部分は接続部分67の端部によって内部側面部品32と連結されており、側壁5は被覆を形成して可能限り屋根8を形成する。ポケット68は内部側面部品32或いは屋根側面部材延長部31と直立部分65との間に形成され、そのポケット68へヒンジ装置25は少なくとも部分的に沈められ得る。これは、特にヒンジ軸29を保持する取付け部品26の曲がった部分69或いは取付け部品28の湾曲部分28’に適用する。
【0015】
図3と4に例示される如く、シート金属部品として構成された補強部品70は屋根側面部材22と後部コラム24の内に配置され、その補強部品70は屋根側面部材22或いは後部コラム24の外壁のほぼ横断面に対してその横断面に適用される。それにより補強部品70は外壁と内壁内に配置されて、その内壁は内部側面部品32によりコラム24並びに屋根側面部材22に形成されている。一端によって、補強部品70は密封ダクト部品61の直立部分65と連結されている;他端によって、接続部71における補強部品70は屋根側面部材22或いは後部コラム24の内部側面部品32と外壁の間にしっかりと一体化される。それ故に、コラム24の内側に並びに屋根側面部材22の内側に延びている補強部品70、コラム24の領域から屋根側面部材22へ延びている密封ダクト部品61の直立部分65並びにコラム24或いは屋根側面部材22の外壁と内部側面部品32の結果として、屋根接続部19の領域には高い剛性が達成される。屋根接続部19における剛性は屋根接続部19を介して対角線に延びる内部側面部品32の屋根延長部37により慎重に決定される、というのは、屋根接続部はそれぞれの内壁を形成する側面部品32の延長部31と33から開始し、後部横方向延長屋根フレーム23の外壁の部分38を形成するからである。
【0016】
図2はまた、隅領域17において、隅部品57が部分的に密封ダクト60の構成成分であることを示す。同じことが外部屋根フレーム部品39上の曲がった部分43’に適用し、その曲がった部分43’は対の結合面43の結合面を有する。合成屋根接続部19と20はそれぞれに取付けた屋根プレート72によりカバーされて、そのプレートは、接続領域67に於ける横方向において屋根側面部材22と接続され、さらに、後部屋根フレーム23において、対の結合面43の結合面を保持する曲がった部分43上の外部屋根フレーム部品39と接続される。各場合に、屋根プレート72はヒンジ接続部27を開放のままにする隅カットアウト73を有する。
【0017】
前記開示は発明を例示するために記載されて限定することを意図されていない。発明の精神と本質を組み込む開示実施例の修正態様は当業者に想起されるので、この発明は付記請求項の範囲内のすべて及びその均等物を包含するように構成されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】この発明の好ましい実施例により構成された自動車の切り取った斜視図である。
【図2】屋根接続部における図1の後部車体構造の分解図である。
【図3】図1におけるラインIII−IIIに沿った後部車体構造の断面図である。
【図4】図1におけるラインIV−IVに沿った後部車体構造の断面図である。
【符号の説明】
【0019】
1....自動車
2....車輪
3....車体シェル
4....後部部品
5....右側壁
6....ドア
7....ベルトライン
8....屋根
9....車体シェルカットアウト
10....テールゲート
11....長方形窓ガラスカットアウト
12....後部窓ガラス
13....上フレーム部品
14....横フレーム部品
15....横フレーム部品
16....後部固定テールゲート部分
17....上後部領域
18....上後部領域
19....屋根接続部
20....屋根接続部
22....横屋根側面部材
23....横断延長後部屋根フレーム
24....後部コラム
25....ヒンジ装置
26....取付け部品
27....ヒンジ接続部
28....テールゲート側取付け部品
29....ヒンジ軸
30....外パネル
31....屋根側面部材延長部
32....内部側面部品
33....コラム延長部
34....外パネル
35....他の部品
36....他の部品
37....屋根フレーム延長部
38....外壁の部分
39....屋根フレームの外部品
40....内部側面部品
41....中心部品41
42....横閉鎖部品
43,44,45,46,47,48....結合面
49....車両内部
50....内面
51....ヒンジ補強部
53....第一突起型延長部
54,55....脚
60....密封ダクト
62....フランジ
63....シール
65....直立部分
66....屋根部分
68....ポケット
70....補強部品

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車の後部車体構造において、車体構造に取り付けたテールゲートの車両本体シェルカットアウトを有し、その車体構造が屋根接続組立体を有し、その組立体に横屋根側面部材、テールゲートのヒンジ接続部をもつ横断延長屋根フレームと後部コラムが集まり、横屋根側面部材、屋根フレームとコラムがそれぞれに少なくとも一つの外壁と内壁をもつシート金属シェル構造を有し、前記屋根接続組立体がさらに屋根側面部材延長部、屋根フレーム延長部、とコラム延長部を備える内部側面部品を有し、その屋根側面部材延長部とコラム延長部は各々にそれぞれの内壁を形成し、屋根フレーム延長部にはヒンジ接続部のヒンジ補強部が固定されており、内部側面部材の屋根フレーム延長部は横断延長屋根フレームの内壁の一部を形成し、ヒンジ補強部は屋根フレーム延長部の内面に固定されいて、 内部屋根フレーム部品は屋根フレームの内壁を形成することを特徴とする車体構造。
【請求項2】
内部屋根フレーム部品は屋根側面部材延長部まで延びていてその屋根側面部材延長部に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
【請求項3】
内部屋根フレーム部品は中心部品と横閉鎖部品とを有することを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
【請求項4】
内部屋根フレーム部品は中心部品と横閉鎖部品とを有することを特徴とする請求項2に記載の車体構造。
【請求項5】
閉鎖部品は屋根側面部材まで延びていてその屋根側面部材に固定されていることを特徴とする請求項3に記載の車体構造。
【請求項6】
閉鎖部材は外壁と内壁の間に位置した内部補強部品を備えていることを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
【請求項7】
後部コラムは少なくとも部分的に密封ダクトによって車体シェルカットアウトを形成することを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
【請求項8】
密封ダクトは屈曲フランジによって車体シェルカットアウトを部分的に形成する密封ダクト部品として開放形状を有し、一部によって屋根側面部材に突き出すことを特徴とする請求項7に記載の車体構造。
【請求項9】
密封ダクト部品と内側面部品のコラム延長部とは少なくとも部分に互いに配置されていることを特徴とする請求項8に記載の車体構造。
【請求項10】
屋根側面部材に突き出す部分は補強部品と内側面部品と連結されていることを特徴とする請求項7に記載の車体構造。
【請求項11】
ポケットは屋根側面部材に形成されて、そのポケット内にテールゲートのヒンジ装置が少なくとも部分的に突き出すことを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
【請求項12】
ポケットは内側面部品と部分とによって横方向に形成されていることを特徴とする請求項11に記載の車体構造。
【請求項13】
横断延長屋根フレームの方向において測定された屋根フレーム延長部の長さはヒンジ補強部の長さより長いことを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
【請求項14】
ヒンジ補強部は内側面部品の屋根側面部材延長部に追加的に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
【請求項15】
横断面図において、屋根フレーム延長部は互いに傾斜して延びている少なくと持ち二つの脚を有し、ヒンジ補強部は両脚に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の車体構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−1566(P2007−1566A)
【公開日】平成19年1月11日(2007.1.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−165556(P2006−165556)
【出願日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【出願人】(390009335)ドクトル インジエニエール ハー ツエー エフ ポルシエ アクチエンゲゼルシヤフト (123)
【氏名又は名称原語表記】Dr.Ing.h.c.F.Porsche  Aktiengesellschaft
【住所又は居所原語表記】Porscheplatz 1,D−70435 Stuttgart,Germany
【Fターム(参考)】