説明

通信装置

【課題】 病気などの非常事態にある人や幼い子どもでも、簡単かつ確実に、自己の安否を知らせるメールを家族等に送信できるようにする。
【解決手段】 予め指定された定型文メールを特定の相手に送信する電話装置1,2は、 メールの送信を指示する操作・表示部12,22によって特定の操作を行ったとき、メール送信指示を行った時間帯に対応する定型文メールを予め指定された特定の相手に送信するように制御する制御部11を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、送信指示を行った時間帯に基づいて、特定の相手に予め指定された定型文メールを送信するようにした通信装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、メール送信機能を有する電話機の中には、特定の相手のメールアドレスを登録しておき、必要に応じて簡単な操作でメール送信できるようにしたものがある。例えば、下記の特許文献1(特開2003−60773号公報)には、1つの特別登録キーを設け、そのキーに対応させて一人の相手先のメールアドレスを含む各種情報を登録しておき、そのキーを押下することにより特定の相手先の情報が読み出して、メール送信等が簡単にできるようにした電話機が示されている。
【0003】
また、下記の特許文献2(特開2003−99368号公報)には、特定の相手に対して、メールアドレスとメール文を前もって登録しておき、必要に応じて特定キーとしてのモードキーからの簡単な操作でメール送信できるようにした携帯電話が示されている。このようにすれば、メール送信操作の不得手な人でも、簡単にメール送信ができるようになる。
【特許文献1】特開2003−60773号公報(段落[0011]〜段落[0012]、段落[0017]〜段落[0019]、図1、図4)
【特許文献2】特開2003−99368号公報(段落[0024]、図4、図5)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年一人暮しや共働きの家庭が増えるにあたって、一人で生活している家族等の様子や安否をいち早く知りたいという要望がある。そのような要望に応えるため、上記従来のメール送信機能を有する電話機を利用しようとする場合、特許文献1に示されるようなものでは、安否を知らせるためのメール文を入力する必要があって手間がかかる。それに対して、特許文献2に示されるようなものでは、安否を知らせるためのメール文を前もって登録しておけば、それを選択するだけで、安否を知らせるメールを家族等に送信することができる。
【0005】
しかしながら、特許文献2に示されるようなものでも、メール送信機能を選択するための操作をした上で、メール文を選択する操作が必要で、病気などの非常事態にある人や幼い子どもにとってはそのような操作をするのが困難な場合もあるという問題点があった。
【0006】
本願の発明者は上記の問題点を解消すべく種々検討を重ねた結果、所定時間帯にメール送信操作が行われた場合に、時間帯に応じた所定の定型文メールを特定の相手に自動送信するようになせば、上記の問題点を解消し得ることを想到し本発明を完成するに至ったものである。
【0007】
すなわち、本発明は、上記の問題点を解消することを課題とし、ユーザの簡単な操作によって事前登録されている定型文を事前登録されている相手先に電子メールで送信できるようにすることを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するため、本願の請求項1に係る発明は、予め指定された定型文メールを特定の相手に送信する通信装置であって、メールの送信を指示する操作手段(例えば下記実施例では、操作・表示部12に相当する)と、前記操作手段によって特定の操作を行ったとき、メール送信指示を行った時間帯に対応する定型文メールを予め指定された特定の相手に送信するように制御する制御手段(例えば下記実施例では、制御部11に相当する)と、を備えたことを特徴とする。
また、本願の請求項2に係る発明は、請求項1に係る通信装置において、所定の時間帯に予め指定されたメールを特定の相手に送信するために、送信時間帯、定型文メールの内容、相手先アドレスを登録する登録手段(例えば下記実施例では、操作・表示部12に相当する)を備えたことを特徴とする。
【0009】
また、本願の請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に係る通信装置において、 送信時間帯に応じて送信内容が異なる定型文メールを記憶する記憶手段(例えば下記実施例では、メモリ13に相当する)を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明の通信装置は、次のような効果を奏する。すなわち、請求項1に係る発明においては、メールの送信を指示する操作手段によって特定の操作を行ったとき、制御手段は、メール送信指示を行った時間帯に対応する定型文メールを予め指定された特定の相手に送信するように制御するようにする。
【0011】
このような構成によれば、病気などの非常事態にある人や幼い子どもでも、簡単かつ確実に、自己の安否を知らせるメールを家族等の特定の相手に送信できるようになる。
【0012】
また、請求項2に係る発明においては、請求項1に係る通信装置において、登録手段が所定の時間帯に予め指定されたメールを特定の相手に送信するために、送信時間帯、定型文メールの内容、相手先アドレスを登録するようにする。
【0013】
このような構成によれば、所望の送信時間帯、定型文メールの内容、相手先アドレスを予め登録しておけば、病気などの非常事態にある人や幼い子どもでも、簡単かつ確実に、自己の安否を知らせるメールを家族等の特定の相手に送信できるようになる。
【0014】
また、請求項3に係る発明においては、請求項1または請求項2に係る通信装置において、記憶手段に送信時間帯に応じて送信内容が異なる定型文メールを記憶するようにする。
【0015】
このような構成によれば、メールサーバに各種条件を設定しなくても、通信装置から簡単かつ確実に、自己の安否を知らせるメールを家族等の特定の相手に送信できるようになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。但し、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための通信装置を例示するものであって、本発明をこの通信装置に特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態の通信装置にも等しく適用し得るものである。
【実施例】
【0017】
図1は、本発明の一実施例に係るメール配信システムの概略構成を示す図である。メール配信システムは、コードレス電話装置1,2、固定電話機3、携帯電話機4、Lモードセンタ5などを備えており、コードレス電話装置の親機1、固定電話機3、携帯電話機4、およびLモードセンタ5はインターネット網6を介して接続された構成をなしている。
【0018】
ここで、コードレス電話装置1,2と固定電話機3は、例えば、Lモード機能を有する電話装置であって、電子メール機能を備えており、親機1又は子機2からインターネット網6に接続されたSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバを備えたLモードセンタ5を介して他の固定電話機3や携帯電話機4等とメールの送受信を行うことができる他、通常の通話の行うことができるようになっている。
【0019】
また、本発明のコードレス電話装置1,2は、後述するように、予め選択された定型文のメールを簡単な操作で予め設定されている送信先へメール送信する機能を備えている。特に、所定の時間帯にメールの送信操作を行った際に、メールの送信先として設定されている相手に対して、所定の定型文メールを送信するようにしている。
【0020】
次に、本発明の一実施例に係るコードレス電話装置の構成について説明する。図2は、本発明の一実施例に係るコードレス電話装置の親機1の概略構成を示すブロック図である。親機1は、制御部11、操作・表示部12、メモリ13、音声入出力部14、通信制御部15、音声信号処理部16、無線通信部17、アンテナ18を備えて構成されている。なお、制御部11は本発明の制御手段に相当し、操作・表示部12は本発明の操作手段と登録手段に相当する。
【0021】
制御部11は、マイクロプロセッサを中心に構成され、一般的なコンピュータ装置と同様に、図示していないROM、RAMを備えている。ROMには各部動作を制御するプログラムを記憶しており、RAMには制御部11の動作に必要な情報を記憶する。
【0022】
操作・表示部12は、テンキーを含む各種キー、液晶パネルなどのディスプレイにより構成され、各種キーは電話番号の入力やメールの入力等に用いられ、種々の機能を選択したり設定したりする際にも用いられる。また、ディスプレイには電話帳から読み出した相手先の電話番号や名称、通話時間、通話料金が表示される他、受信したメールを表示することもできる。
【0023】
さらに本発明では、操作・表示部12は、後述するように、メールの送信先として特定の相手先のメールアドレスを登録したり、メールの送信内容としてメール定型文やメールの送信時間帯を選択したりするためのブラウザが表示され、登録内容の選択、編集を行うために用いられる。また、予め登録した特定の相手先に所定の定型文をメール送信するように指示するために用いられる。
【0024】
メモリ13は、親機1の各種機能の設定状況が記憶される他、ユーザが操作・表示部12から入力する電話帳、短縮ダイヤル等の登録情報を記憶することができる。音声入出力部14は、マイクを介して送話音声を入力したり、スピーカを介して受話音声を出力したりする。通信制御部15は、インターネット網6と接続されており、通話回線からの着信、通話回線への発信を制御するほかに、通信相手先(例えば、固定電話機3など)に対するメールの送信を行う。
【0025】
音声信号処理部16は、通信制御部15からの受話音声信号を処理して音声入出力部14を介して出力し、あるいは、音声入出力部14を介して入力された送話音声を処理して音声信号に変換して通信制御部15へ送出する。無線通信部17は、アンテナ18を介して子機2との間に無線による通話リンクを確立させて、子機2との間で発信信号、着信信号、送話音声信号、受話音声信号の送受信を行う。
【0026】
図3は、本発明の一実施例に係るコードレス電話装置の子機2の概略構成を示すブロック図である。子機2は、制御部21、操作・表示部22、メモリ23、音声入出力部24、音声信号処理部25、無線通信部26、アンテナ27を備えて構成されている。なお、操作・表示部22は本発明の操作手段と登録手段に相当する。
【0027】
制御部21は、マイクロプロセッサを中心に構成され、一般的なコンピュータ装置と同様に、図示していないROM、RAMを備えている。ROMには各部動作を制御するプログラムを記憶しており、制御部21が親機1と通信するためのプログラムなども書き込まれている。RAMには制御部21の動作に必要な情報を記憶する。
【0028】
操作・表示部22は、テンキーを含む各種キー、液晶パネルなどのディスプレイにより構成され、各種キーは電話番号の入力やメールの入力等に用いられ、種々の機能を選択したり設定したりする際にも用いられる。さらに本発明では、親機1の操作・表示部12と同じく、予め登録した特定の相手先に所定の定型文をメール送信するように指示するために用いられる。また、特定の相手先のメールアドレスを登録したり、メール定型文やメールの送信時間帯を選択したりするためのブラウザが表示され、登録内容の選択、編集を行うこともできる。
【0029】
メモリ23は、子機2の各種機能の設定状況が記憶される他、ユーザが操作・表示部22から入力する電話帳、短縮ダイヤル等の登録情報を記憶することができる。音声入出力部24は、マイクを介して送話音声を入力したり、スピーカを介して受話音声を出力したりする。音声信号処理部25は、無線通信部26からの受話音声信号を処理して音声入出力部24を介して出力し、あるいは、音声入出力部24を介して入力された送話音声を処理して音声信号に変換して無線通信部26へ送出する。無線通信部26は、アンテナ27を介して親機1との間に無線による通話リンクを確立させて、親機1との間で発信信号、着信信号、送話音声信号、受話音声信号の送受信を行う。
【0030】
このように構成されたコードレス電話装置1,2は、さらに、メール送信機能として、特定の相手に対して、所定の時間帯に応じてメール送信すべき内容を複数の定型文の中から前もって選択しておき、必要に応じて親機1または子機2からの簡単な操作でメール送信できるようにした機能(以下、この機能を時間帯別定型文メール機能という)を有している。
【0031】
そのため、親機1はインターネット網6に接続されているLモードセンタ5と接続し、操作・表示部12または22に表示されたブラウザから所定の時間帯にメール送信すべき相手のメールアドレスとメール定型文を登録、選択してLモードセンタ5内に保存させる機能を有している。その際、送信する相手は、一人に限らず複数の相手に送信するようにしてもよく、その場合は、複数のメールアドレスを設定保存させておく。それらメールアドレスと送信時間帯に応じたメール定型文の保存は次のようにして行う。
【0032】
親機1の操作・表示部12に設けられた所定のキーを押下して時間帯別定型文メールの設定ブラウザを立ち上げてメール設定モードに入り、まず、相手のメールアドレスをLモードセンタ5内の記憶手段(図示せず)に登録する。メールアドレスの登録は、メモリ13に予め記憶されている電話帳から選択してもよいし、操作・表示部12から新規に入力してもよい。そして、Lモードセンタ5内の記憶手段から読み出して操作・表示部12のディスプレイに表示された複数の定型文の中から登録した相手に送信すべきメール本文を一つ選択し、選択されたメール本文の送信可能時間として操作・表示部12から入力した送信時間帯と対応付けてLモードセンタ5内の記憶手段に設定する。
【0033】
図4は、本発明の一実施例に係る記憶手段に設定されたメール定型文と送信時間帯の対応関係の一例を示す図である。図4(A)に示す例では、子どもから共働きの両親にメールを送る場合に、9時から16時までの時間帯であれば、病気で早く帰宅したことを知らせるメールとして定型文の中から「病気で早く帰りました」、16時から18時までの時間帯であれば、学校から帰ったことを知らせるメールとして「今学校から帰りました」などという送信メール本文が設定されている。
【0034】
また、図4(B)に示す例では、一人暮しのOLから家族や友人にメールを送る場合に、9時から18時までの時間帯であれば、会社を休んだことを知らせるメールとして定型文の中から「今日は会社を休みました」という送信メール本文が設定され、18時から翌9時までの時間帯であれば、侵入者があったことを知らせるメールとして「助けて!」という送信メール本文が設定されている。なお、選択候補の定型文は、一定の文字数(例えば、最大全角30文字)の範囲で、自由に編集できるようになっている。また、メール送信時の件名は、「お知らせ」とする。
【0035】
このようにして、親機1において、時間帯別定型文メール機能の設定が行われると、時間帯別定型文メールの送信操作が可能な状態になる。時間帯別定型文メールの送信操作は、子機2から行うことができる。図5は、本発明の一実施例に係るメール送信時の子機の操作画面の一例を示す図である。すなわち、子機2において、ユーザによって操作・表示部22のメニューキーが押下されると、図5(イ)に示すように、機能選択メニューの先頭に「定型文メール」メニューが表示される。そして、機能選択メニュー画面で「定型文メール」メニューが選択された状態で操作・表示部22の決定キーが押されると、図5(ロ)に示すように、親機1へメールの送信要求が送信されるとともに、通信中である旨のメッセージが表示される。
【0036】
親機1においてメールの送信要求の受付が完了すると、親機1から子機2に受付完了が通知されるとともに、親機1からLモードセンタ5に対して、時間帯別定型文メールの送信先として設定されている相手に対して、所定の定型文メールを自動的に送信するようにメール送信要求が送信される。そして、子機2では、親機1から受付完了の通知を受けて、図5(ハ)に示すように、時間帯別定型文メールの送信を開始した旨のメッセージが表示され、スタンバイの状態に戻る。一方、メール送信操作で親機1との通信エラーが発生した等の何らかの理由でメールが送信できなかった場合は、図5(ニ)に示すように、送信ができなかった旨のメッツセージが表示される。なお、時間帯別定型文メールの送信操作は親機1からできるようにしてもよい。
【0037】
そして、親機1からメール送信要求を受けたLモードセンタ5では、要求を受けつけた時間帯に対応する定型文のメッセージが設定されていると、時間帯別定型文メールの送信先として設定されている相手に対して、定型文メールが自動的に送信される。その際、送信先として複数のアドレスが設定されている場合は、設定されている全てのアドレスに対して送信される。
【0038】
例えば、図4(A)に示す条件が予め設定されている場合に、18時から21時の間にユーザによって操作・表示部22のメニューキーが押下され、機能選択メニュー画面で「定型文メール」メニューが選択された状態で操作・表示部22の決定キーが押下られると、操作したユーザが定型文メールの内容を意識していなくても、「早く帰ってきて」というメッセージが送信先として設定されている父親の職場に設置されている固定電話機3や母親の所持する携帯電話機4などに送信される。
【0039】
なお、時間帯別定型文メール送信時に、TCP(Transmission Control Protocol)の接続でタイムアウトしたときのみ、所定時間(例えば5分)毎に再接続を、所定回数(例えば2回)試行し、所定回数試行しても送信できない場合はエラーとし、メール送信履歴にエラーコードを格納する。
【0040】
また、そのメール送信履歴としては、最新の所定件数(例えば20件)を残す。履歴として残す内容は、送信日時、件名、送信結果とする。送信結果としては、成功時には、「OK」、エラー時には、エラー内容を示す3桁のコードを表示する。
【0041】
このように、時間帯別定型文メール機能を利用すれば、メール送信操作の不得手なユーザでも、メニューキーを押下して決定キーを押下するという2ステップの簡単なキー操作をするだけで、特定の人に対してメール送信ができるようになる。なお、上記実施例では、メニューキーが押下され、機能選択メニュー画面で「定型文メール」メニューが選択された状態で決定キーが押下されるという2ステップのキー操作によって時間帯別定型文メールを送信するようにしたが、それに限定されず、メニューキーの長押しを時間帯別定型文メール送信操作に割り当てることによって1ステップのキー操作で時間帯別定型文メールを送信できるようにしてもよい。
【0042】
以上説明したように、本発明に係る通信装置によれば、所定時間帯に特定の操作を行ったとき、時間帯に応じた所定の定型文メールを特定の相手に自動送信するようにしたので、病気などの非常事態にある人や幼い子どもでも、簡単かつ確実に、安否を知らせるメールを家族等に送信できるようになるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0043】
なお、上記実施例では、インターネット網6に設けられたLモードセンタ5において、時間帯別定型文メールを送信すべき相手のメールアドレス、メール送信時間帯とメール定型文が保存されている場合について説明したが、これに限ることなく、コードレス電話装置の親機1のメモリ13に、メールの送信先として設定された相手先のメールアドレスと送信時間帯に応じたメールの送信内容として選択されたメール定型文を記憶してもよい。
【0044】
また、上記実施例では、通信装置としてLモード機能を有するコードレス電話装置について説明したが、これに限ることはなく、IP電話機、携帯電話機等、メールが送信できる機能を有する電話機であれば、本発明は同様に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明の一実施例に係るメール配信システムの概略構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例に係るコードレス電話装置の親機の概略構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例に係るコードレス電話装置の子機の概略構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例に係る記憶手段に設定されたメール定型文と送信時間帯の対応関係の一例を示す図である。
【図5】本発明の一実施例に係るメール送信時の子機の操作画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0046】
1,2・・・・コードレス電話装置
3・・・・固定電話機
4・・・・携帯電話機
5・・・・Lモードセンタ
6・・・・インターネット網
11,21・・・・制御部
12,22・・・・操作・表示部
13,23・・・・メモリ
14,24・・・・音声入出力部
15・・・・通信制御部
16,25・・・・音声信号処理部
17,26・・・・無線通信部
18,27・・・・アンテナ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
予め指定された定型文メールを特定の相手に送信する通信装置であって、
メールの送信を指示する操作手段と、
前記操作手段によって特定の操作を行ったとき、メール送信指示を行った時間帯に対応する定型文メールを予め指定された特定の相手に送信するように制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする通信装置。
【請求項2】
所定の時間帯に予め指定されたメールを特定の相手に送信するために、送信時間帯、定型文メールの内容、相手先アドレスを登録する登録手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
送信時間帯に応じて送信内容が異なる定型文メールを記憶する記憶手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−200856(P2009−200856A)
【公開日】平成21年9月3日(2009.9.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−40767(P2008−40767)
【出願日】平成20年2月22日(2008.2.22)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【出願人】(000214892)三洋電機コンシューマエレクトロニクス株式会社 (1,582)
【Fターム(参考)】