遊技用装置
【課題】ビジターカードがいたずらに捨てられることによる遊技場の損失を防止できると共に、遊技用装置から遊技媒体が払い出される場合にも遊技者が困惑しないような、遊技用装置を提供する。
【解決手段】
ビジターカードの返却操作が有り、該ビジターカードのプリペイド残額が無く(S220でNO)、かつ計数手段にて計数された持玉数が遊技機から遊技媒体を払い出す払出単位(例えば25玉)未満の単位未満端数である(S231でYES)場合には、該単位未満端数の遊技媒体を遊技用装置から払い出す単位未満払出処理を行うと共に(S233)、当該ビジターカードの取込処理を行って(S243)、当該ビジターカードを返却しない。そして該単位未満払出処理に基づいて、払出報知を行うことにより、遊技用装置からの遊技媒体の払出を遊技者に認識させる。
【解決手段】
ビジターカードの返却操作が有り、該ビジターカードのプリペイド残額が無く(S220でNO)、かつ計数手段にて計数された持玉数が遊技機から遊技媒体を払い出す払出単位(例えば25玉)未満の単位未満端数である(S231でYES)場合には、該単位未満端数の遊技媒体を遊技用装置から払い出す単位未満払出処理を行うと共に(S233)、当該ビジターカードの取込処理を行って(S243)、当該ビジターカードを返却しない。そして該単位未満払出処理に基づいて、払出報知を行うことにより、遊技用装置からの遊技媒体の払出を遊技者に認識させる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技機に1対1に対応して設けられ、
遊技用価値の大きさを特定可能な遊技用価値特定情報が記録された遊技用記録媒体に記録されている該遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさに基づいて、払出単位として予め定められた複数個の遊技媒体を前記対応する遊技機から払い出して遊技者に貸与するための貸与処理を行う貸与処理手段と、
遊技媒体を計数する計数手段と、
遊技媒体を払い出す払出手段と、
前記計数手段にて計数した計数遊技媒体数の範囲内で前記払出単位の遊技媒体を前記対応する遊技機から払い出して遊技者に返却するための単位払出処理を行う単位払出処理手段と、
前記計数遊技媒体数の範囲内で前記払出単位未満の単位未満端数の遊技媒体を前記払出手段から払い出して遊技者に返却するための単位未満払出処理を行う単位未満払出処理手段と、
排出操作を受け付けたことに基づいて、前記計数遊技媒体数を特定可能な計数特定情報が記録された前記遊技用記録媒体を排出する排出処理を行う排出処理手段と、
前記特定される遊技用価値の大きさが零であり、かつ前記計数遊技媒体数が零であることを条件として、前記遊技用記録媒体を排出せずに留保する留保処理を行う留保処理手段と、
を有する遊技用装置であって、
前記排出操作を受け付けたことに基づき、前記特定される遊技用価値の大きさが零であり、かつ前記計数遊技媒体数が前記単位未満端数であることを条件として、該単位未満端数の遊技媒体を払い出すための前記単位未満払出処理を行うと共に、前記留保処理を行い、
前記排出操作を受け付けたことに基づき、前記特定される遊技用価値の大きさが零でなく、かつ前記計数遊技媒体数が前記単位未満端数であることを条件として、該単位未満端数の遊技媒体を払い出すための前記単位未満払出処理を行うと共に、前記排出処理を行い、
少なくとも前記単位未満払出処理に基づく前記払出手段からの遊技媒体の払出を遊技者に認識させるための払出報知を行う払出報知手段をさらに有することを特徴とする遊技用装置。
【請求項2】
請求項1に記載した遊技用装置であって、
前記計数遊技媒体数の範囲内で遊技媒体を払い出すための払出操作を受け付けたことに基づいて、該計数遊技媒体数が、前記払出単位の整数倍であって予め定められた払出設定数未満であるか否か、及び、該払出単位を超えているか否かを判定する判定手段をさらに有し、
該判定手段により前記計数遊技媒体数が前記払出設定数未満であり前記払出単位を超えていると判定されたことを条件として、該払出単位の整数倍の遊技媒体を前記対応する遊技機から払い出して遊技者に返却するための前記単位払出処理を行った後に、前記単位未満払出処理を行い、該単位未満払出処理の実行に伴って前記払出報知を行う一方、
前記判定手段により前記計数遊技媒体数が前記払出設定数未満であり前記払出単位を超えていないと判定されたことを条件として、前記単位未満払出処理を行い、該単位未満払出処理の実行に伴って前記払出報知を行うことを特徴とする遊技用装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載した遊技用装置であって、
前記単位未満払出処理を行うことにより遊技媒体を1つずつ払い出す毎に、既に払い出した遊技媒体数、及び/又は、これから払い出す遊技媒体数を更新表示する遊技媒体数更新表示手段をさらに有することを特徴とする遊技用装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、
前記払出報知手段は、前記単位未満払出処理により払い出した遊技媒体を遊技者が取り忘れることを防止するための報知を行うことを特徴とする遊技用装置。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、
前記払出報知手段は、前記単位払出処理に基づく前記遊技機からの遊技媒体の払出を遊技者に認識させるための報知を行うことを特徴とする遊技用装置。
【請求項1】
遊技機に1対1に対応して設けられ、
遊技用価値の大きさを特定可能な遊技用価値特定情報が記録された遊技用記録媒体に記録されている該遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさに基づいて、払出単位として予め定められた複数個の遊技媒体を前記対応する遊技機から払い出して遊技者に貸与するための貸与処理を行う貸与処理手段と、
遊技媒体を計数する計数手段と、
遊技媒体を払い出す払出手段と、
前記計数手段にて計数した計数遊技媒体数の範囲内で前記払出単位の遊技媒体を前記対応する遊技機から払い出して遊技者に返却するための単位払出処理を行う単位払出処理手段と、
前記計数遊技媒体数の範囲内で前記払出単位未満の単位未満端数の遊技媒体を前記払出手段から払い出して遊技者に返却するための単位未満払出処理を行う単位未満払出処理手段と、
排出操作を受け付けたことに基づいて、前記計数遊技媒体数を特定可能な計数特定情報が記録された前記遊技用記録媒体を排出する排出処理を行う排出処理手段と、
前記特定される遊技用価値の大きさが零であり、かつ前記計数遊技媒体数が零であることを条件として、前記遊技用記録媒体を排出せずに留保する留保処理を行う留保処理手段と、
を有する遊技用装置であって、
前記排出操作を受け付けたことに基づき、前記特定される遊技用価値の大きさが零であり、かつ前記計数遊技媒体数が前記単位未満端数であることを条件として、該単位未満端数の遊技媒体を払い出すための前記単位未満払出処理を行うと共に、前記留保処理を行い、
前記排出操作を受け付けたことに基づき、前記特定される遊技用価値の大きさが零でなく、かつ前記計数遊技媒体数が前記単位未満端数であることを条件として、該単位未満端数の遊技媒体を払い出すための前記単位未満払出処理を行うと共に、前記排出処理を行い、
少なくとも前記単位未満払出処理に基づく前記払出手段からの遊技媒体の払出を遊技者に認識させるための払出報知を行う払出報知手段をさらに有することを特徴とする遊技用装置。
【請求項2】
請求項1に記載した遊技用装置であって、
前記計数遊技媒体数の範囲内で遊技媒体を払い出すための払出操作を受け付けたことに基づいて、該計数遊技媒体数が、前記払出単位の整数倍であって予め定められた払出設定数未満であるか否か、及び、該払出単位を超えているか否かを判定する判定手段をさらに有し、
該判定手段により前記計数遊技媒体数が前記払出設定数未満であり前記払出単位を超えていると判定されたことを条件として、該払出単位の整数倍の遊技媒体を前記対応する遊技機から払い出して遊技者に返却するための前記単位払出処理を行った後に、前記単位未満払出処理を行い、該単位未満払出処理の実行に伴って前記払出報知を行う一方、
前記判定手段により前記計数遊技媒体数が前記払出設定数未満であり前記払出単位を超えていないと判定されたことを条件として、前記単位未満払出処理を行い、該単位未満払出処理の実行に伴って前記払出報知を行うことを特徴とする遊技用装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載した遊技用装置であって、
前記単位未満払出処理を行うことにより遊技媒体を1つずつ払い出す毎に、既に払い出した遊技媒体数、及び/又は、これから払い出す遊技媒体数を更新表示する遊技媒体数更新表示手段をさらに有することを特徴とする遊技用装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、
前記払出報知手段は、前記単位未満払出処理により払い出した遊技媒体を遊技者が取り忘れることを防止するための報知を行うことを特徴とする遊技用装置。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、
前記払出報知手段は、前記単位払出処理に基づく前記遊技機からの遊技媒体の払出を遊技者に認識させるための報知を行うことを特徴とする遊技用装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【公開番号】特開2011−125511(P2011−125511A)
【公開日】平成23年6月30日(2011.6.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−286982(P2009−286982)
【出願日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【出願人】(000144153)株式会社三共 (5,148)
【出願人】(591085972)日本ゲームカード株式会社 (144)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年6月30日(2011.6.30)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【出願人】(000144153)株式会社三共 (5,148)
【出願人】(591085972)日本ゲームカード株式会社 (144)
【Fターム(参考)】
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