過剰増殖性障害の処置に有用なベンゾフラン誘導体
【化1】
本発明は、式(I)の新規複素環、それらの調製法、および障害、特に過剰増殖性障害の処置または予防のための薬剤を調製するためのその使用に関する。
本発明は、式(I)の新規複素環、それらの調製法、および障害、特に過剰増殖性障害の処置または予防のための薬剤を調製するためのその使用に関する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)
【化1】
[式中
Ar1はベンゾジオキソリル、ピロリジニル、ピリジルまたはピリジルN−オキシド(場合により、各々C(O)NH2、ハロ、(C1−C3)アルコキシ、アミノ、ヒドロキシ(C1−C3)アルキル、または場合によりアミノカルボニルまたは(C1−C3)アルキルカルボニルアミノで置換されてもよい(C1−C3)アルキルでモノ置換されてもよい)、
5員の芳香族複素環(場合により、各々独立して(C1−C3)アルキル、C(O)H、C(O)(C1−C3)アルキルおよびハロから選択される1もしくは2個の置換基で置換されてもよい)、ならびに
フェニル(場合により、各々独立してOH、−OCF3、CF3、CN、ハロ、NO2、NR5R5、NHC(O)R6、NHS(O)2R5、NHS(O)2NR5R5、S(O)nR8、C(O)R10、C(O)NH(C1−C3)アルコキシ−(C1−C3)アルキル、C(O)NH(C3−C6)シクロアルキル、ピロリジノニル、イミダゾリニル、イミダゾリジノニル、場合により1もしくは2個のOH基で置換されてもよい(C1−C3)アルコキシ、および場合によりCN、OH、NR5R5、NHC(O)R6、NHS(O)2(C1−C3)アルキル、C(O)NR5R5、オキサゾリジノニル、場合により(C1−C3)アルキルでモノ置換されてもよいイミダゾリジノニル、場合により(C1−C3)アルキルでモノ置換されてもよいピロリジノニル、場合により(C1−C3)アルキルでモノ置換されてもよい5員のN含有複素環、場合により(C1−C3)アルキルでモノ置換されてもよいピペラジニル、場合によりCF3または(C1−C3)アルコキシでモノ置換されてもよいピリジル、場合によりC(O)(C1−C3)アルキルでモノ置換されてもよいチエニル、または場合によりN[(C1−C3)アルキル]2でモノ置換されてもよいピリミジニルでモノ置換されてもよい(C1−C3)アルキルから選択される1もしくは2個の置換基で置換されてもよい)
から選択され、
Ar2は、ベンゾジオキソリル、フェニル(場合により各々独立して(C1−C3)アルキル、(C1−C3)アルコキシ、OH、NO2、CN、ハロおよびCF3から選択される1もしくは2個の置換基で置換されてもよい)、および
(C1−C3)アルキルまたはCF3でモノ置換されたピリジルから選択され、
R1はH、(C1−C3)アルキル、OHおよびハロから選択され、
R2はH、(C1−C3)アルキル、(C1−C3)アルコキシ、OH、ハロ、CF3および−OCF3から選択され、
R3はH、(C1−C3)アルコキシ、OH、ハロおよびCF3から選択され、
R4は水素、(C1−C3)アルキル、(C1−C3)アルコキシ、CNおよびC(O)NHR5から選択され、ここで(C1−C3)アルキルは場合によりハロ、(C1−C3)アルコキシ、ヒドロキシアルキルアミノ、アルコキシアルキルアミノで置換されることができ、
R5はH、(C3−C6)シクロアルキル、および場合により1もしくは2個のOH基で置換されてもよいか、または(C1−C3)アルコキシ、(C1−C3)アルキルアミノ、S(O)2(C1−C3)アルキルまたはC(O)R7でモノ置換されてもよい(C
1−C3)アルキルから選択され、
R6はH、(C3−C6)シクロアルキル、(C1−C3)アルコキシ、(C2−C6)アルケニル、CHF2、CF3、NHR5、および場合によりClおよびFから選択される1もしくは複数の置換基で置換されてもよいか、または場合によりNH2またはNHC(O)(C1−C3)アルキルでモノ置換されてもよい(C1−C3)アルキルから選択され、
R7は(C1−C3)アルコキシ、(C2−C6)アルケニル、CHF2、CF3、(C3−C6)シクロアルキル、NR7−1R7−1、および場合によりClおよびFから選択される1もしくは複数の置換基で置換されてもよいか、またはNHC(O)(C1−C3)アルキルまたはNH2でモノ置換されてもよい(C1−C3)アルキルから選択され、ここでR7−1は水素または(C1−C3)アルキルであり、
R8は(C1−C3)アルキルおよびNR9R9から選択され、
R9はH、および場合により(C1−C3)アルコキシまたはアミノカルボニルでモノ置換されてもよいか、または1もしくは2個のOH基で置換されてもよい(C1−C3)アルキルから選択され、
R10はH、(C1−C3)アルコキシ、NHR9、および場合によりピロリジニル、モルホリニル、ピリジニル、場合により(C1−C3)アルキルで置換されてもよいピペラジニル、または場合により(C1−C3)アルキルで置換されてもよいピペリジニルでモノ置換されてもよい(C1−C3)アルキルから選択され、
nは0、1または2である]、
の化合物またはその製薬学的に許容され得る塩。
【請求項2】
Ar1が場合により各々独立してOH、−OCF3、CF3、CN、ハロ、NO2、NR5R5、NHC(O)R6、NHS(O)2R5、NHS(O)2NR5R5、S(O)nR8、C(O)R10、C(O)NH(C1−C3)アルコキシ−(C1−C3)アルキル、C(O)NH(C3−C6)シクロアルキル、ピロリジノニル、イミダゾリニル、イミダゾリジノニル、場合により1もしくは2個のOH基で置換されてもよい(C1−C3)アルコキシ、ならびに、場合によりCN、OH、NR5R5、NHC(O)R6、NHS(O)2(C1−C3)アルキル、C(O)NR5R5、オキサゾリジノニル、場合により(C1−C3)アルキルでモノ置換されてもよいイミダゾリジノニル、場合により(C1−C3)アルキルでモノ置換されてもよいピロリジノニル、場合により(C1−C3)アルキルでモノ置換されてもよい5員のN含有複素環、場合により(C1−C3)アルキルでモノ置換されてもよいピペラジニル、場合によりCF3または(C1−C3)アルコキシでモノ置換されてもよいピリジル、場合によりC(O)(C1−C3)アルキルでモノ置換されてもよいチエニル、または場合によりN[(C1−C3)アルキル]2でモノ置換されてもよいピリミジニルで、モノ置換されてもよい(C1−C3)アルキルから選択される1もしくは2個の置換基で置換されてもよいフェニルであり、
R5がH、(C3−C6)シクロアルキル、および場合により1もしくは2個のOH基で置換されてもよいか、または(C1−C3)アルコキシ、(C1−C3)アルキルアミノ、S(O)2(C1−C3)アルキルまたはC(O)R7でモノ置換されてもよい(C1−C3)アルキルから選択され、
R6がH、(C3−C6)シクロアルキル、(C1−C3)アルコキシ、(C2−C6)アルケニル、CHF2、CF3、NHR5、および場合によりClおよびFから選択される1もしくは複数の置換基で置換されてもよいか、または場合によりNH2またはNHC(O)(C1−C3)アルキルでモノ置換されてもよい(C1−C3)アルキルから選択され、
R7が(C1−C3)アルコキシ、(C2−C6)アルケニル、CHF2、CF3、(C3−C6)シクロアルキル、NR7−1R7−1、および場合によりClおよびFから選択される1もしくは複数の置換基で置換されてもよいか、またはNHC(O)(C1−C3)アルキルまたはNH2でモノ置換されてもよい(C1−C3)アルキルから選択さ
れ、ここでR7−1は水素、メチルまたはエチルであり、
R8が(C1−C3)アルキルおよびNR9R9から選択され、
R9がH、および場合により(C1−C3)アルコキシまたはアミノカルボニルでモノ置換されてもよいか、または1もしくは2個のOH基で置換されてもよい(C1−C3)アルキルから選択され、
R10がH、(C1−C3)アルコキシ、NHR9、および場合によりピロリジニル、モルホリニル、ピリジニル、場合により(C1−C3)アルキルで置換されてもよいピペラジニル、または場合により(C1−C3)アルキルで置換されてもよいピペリジニルでモノ置換されてもよい(C1−C3)アルキルから選択される、
請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Ar2が2,4−ジハロ置換フェニルである請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
Ar2が2,4−ジクロロフェニルである請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
R1、R2およびR3が水素である請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
式(X)
【化2】
式中、
R1ないしR4およびAr2は請求項1に示した意味を有する、
の化合物を、化合物(IV)
Ar1−B(OR’)2 (IV)
ここでAr1は請求項1に示した意味を有し、そしてR’は各々の場合に独立してHおよび(C1−C3)アルキルから選択されるか、あるいは(IV)は
【化3】
を表す、
と、パラジウム触媒および塩基の存在下で反応させる、請求項1に記載の化合物の製造方法。
【請求項7】
障害の治療および/または予防のための請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
請求項1に記載の化合物を含んでなる製薬学的組成物。
【請求項9】
少なくとも1つの製薬学的に許容され得る賦形剤と組み合わさった形態で請求項1に記載の化合物を含んでなる製薬学的組成物。
【請求項10】
請求項1に記載の少なくとも1つの化合物を、製薬学的に許容され得る少なくとも1つ
の賦形剤と組み合わせ、組み合わせ物を混合し、そして組み合わせ物を適切な投与形剤にすることを含んでなる、請求項9に記載の製薬学的組成物の調製方法。
【請求項11】
過剰増殖性障害の治療または予防のための請求項8に記載の製薬学的組成物。
【請求項12】
過剰増殖性障害の処置または予防用の薬剤を製造するための請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項13】
処置が必要な哺乳動物に有効量の式(I)の化合物を投与することを含んでなる、哺乳動物の疾患または状態の処置方法。
【請求項14】
疾患または状態が過剰増殖性障害である請求項13に記載の方法。
【請求項1】
式(I)
【化1】
[式中
Ar1はベンゾジオキソリル、ピロリジニル、ピリジルまたはピリジルN−オキシド(場合により、各々C(O)NH2、ハロ、(C1−C3)アルコキシ、アミノ、ヒドロキシ(C1−C3)アルキル、または場合によりアミノカルボニルまたは(C1−C3)アルキルカルボニルアミノで置換されてもよい(C1−C3)アルキルでモノ置換されてもよい)、
5員の芳香族複素環(場合により、各々独立して(C1−C3)アルキル、C(O)H、C(O)(C1−C3)アルキルおよびハロから選択される1もしくは2個の置換基で置換されてもよい)、ならびに
フェニル(場合により、各々独立してOH、−OCF3、CF3、CN、ハロ、NO2、NR5R5、NHC(O)R6、NHS(O)2R5、NHS(O)2NR5R5、S(O)nR8、C(O)R10、C(O)NH(C1−C3)アルコキシ−(C1−C3)アルキル、C(O)NH(C3−C6)シクロアルキル、ピロリジノニル、イミダゾリニル、イミダゾリジノニル、場合により1もしくは2個のOH基で置換されてもよい(C1−C3)アルコキシ、および場合によりCN、OH、NR5R5、NHC(O)R6、NHS(O)2(C1−C3)アルキル、C(O)NR5R5、オキサゾリジノニル、場合により(C1−C3)アルキルでモノ置換されてもよいイミダゾリジノニル、場合により(C1−C3)アルキルでモノ置換されてもよいピロリジノニル、場合により(C1−C3)アルキルでモノ置換されてもよい5員のN含有複素環、場合により(C1−C3)アルキルでモノ置換されてもよいピペラジニル、場合によりCF3または(C1−C3)アルコキシでモノ置換されてもよいピリジル、場合によりC(O)(C1−C3)アルキルでモノ置換されてもよいチエニル、または場合によりN[(C1−C3)アルキル]2でモノ置換されてもよいピリミジニルでモノ置換されてもよい(C1−C3)アルキルから選択される1もしくは2個の置換基で置換されてもよい)
から選択され、
Ar2は、ベンゾジオキソリル、フェニル(場合により各々独立して(C1−C3)アルキル、(C1−C3)アルコキシ、OH、NO2、CN、ハロおよびCF3から選択される1もしくは2個の置換基で置換されてもよい)、および
(C1−C3)アルキルまたはCF3でモノ置換されたピリジルから選択され、
R1はH、(C1−C3)アルキル、OHおよびハロから選択され、
R2はH、(C1−C3)アルキル、(C1−C3)アルコキシ、OH、ハロ、CF3および−OCF3から選択され、
R3はH、(C1−C3)アルコキシ、OH、ハロおよびCF3から選択され、
R4は水素、(C1−C3)アルキル、(C1−C3)アルコキシ、CNおよびC(O)NHR5から選択され、ここで(C1−C3)アルキルは場合によりハロ、(C1−C3)アルコキシ、ヒドロキシアルキルアミノ、アルコキシアルキルアミノで置換されることができ、
R5はH、(C3−C6)シクロアルキル、および場合により1もしくは2個のOH基で置換されてもよいか、または(C1−C3)アルコキシ、(C1−C3)アルキルアミノ、S(O)2(C1−C3)アルキルまたはC(O)R7でモノ置換されてもよい(C
1−C3)アルキルから選択され、
R6はH、(C3−C6)シクロアルキル、(C1−C3)アルコキシ、(C2−C6)アルケニル、CHF2、CF3、NHR5、および場合によりClおよびFから選択される1もしくは複数の置換基で置換されてもよいか、または場合によりNH2またはNHC(O)(C1−C3)アルキルでモノ置換されてもよい(C1−C3)アルキルから選択され、
R7は(C1−C3)アルコキシ、(C2−C6)アルケニル、CHF2、CF3、(C3−C6)シクロアルキル、NR7−1R7−1、および場合によりClおよびFから選択される1もしくは複数の置換基で置換されてもよいか、またはNHC(O)(C1−C3)アルキルまたはNH2でモノ置換されてもよい(C1−C3)アルキルから選択され、ここでR7−1は水素または(C1−C3)アルキルであり、
R8は(C1−C3)アルキルおよびNR9R9から選択され、
R9はH、および場合により(C1−C3)アルコキシまたはアミノカルボニルでモノ置換されてもよいか、または1もしくは2個のOH基で置換されてもよい(C1−C3)アルキルから選択され、
R10はH、(C1−C3)アルコキシ、NHR9、および場合によりピロリジニル、モルホリニル、ピリジニル、場合により(C1−C3)アルキルで置換されてもよいピペラジニル、または場合により(C1−C3)アルキルで置換されてもよいピペリジニルでモノ置換されてもよい(C1−C3)アルキルから選択され、
nは0、1または2である]、
の化合物またはその製薬学的に許容され得る塩。
【請求項2】
Ar1が場合により各々独立してOH、−OCF3、CF3、CN、ハロ、NO2、NR5R5、NHC(O)R6、NHS(O)2R5、NHS(O)2NR5R5、S(O)nR8、C(O)R10、C(O)NH(C1−C3)アルコキシ−(C1−C3)アルキル、C(O)NH(C3−C6)シクロアルキル、ピロリジノニル、イミダゾリニル、イミダゾリジノニル、場合により1もしくは2個のOH基で置換されてもよい(C1−C3)アルコキシ、ならびに、場合によりCN、OH、NR5R5、NHC(O)R6、NHS(O)2(C1−C3)アルキル、C(O)NR5R5、オキサゾリジノニル、場合により(C1−C3)アルキルでモノ置換されてもよいイミダゾリジノニル、場合により(C1−C3)アルキルでモノ置換されてもよいピロリジノニル、場合により(C1−C3)アルキルでモノ置換されてもよい5員のN含有複素環、場合により(C1−C3)アルキルでモノ置換されてもよいピペラジニル、場合によりCF3または(C1−C3)アルコキシでモノ置換されてもよいピリジル、場合によりC(O)(C1−C3)アルキルでモノ置換されてもよいチエニル、または場合によりN[(C1−C3)アルキル]2でモノ置換されてもよいピリミジニルで、モノ置換されてもよい(C1−C3)アルキルから選択される1もしくは2個の置換基で置換されてもよいフェニルであり、
R5がH、(C3−C6)シクロアルキル、および場合により1もしくは2個のOH基で置換されてもよいか、または(C1−C3)アルコキシ、(C1−C3)アルキルアミノ、S(O)2(C1−C3)アルキルまたはC(O)R7でモノ置換されてもよい(C1−C3)アルキルから選択され、
R6がH、(C3−C6)シクロアルキル、(C1−C3)アルコキシ、(C2−C6)アルケニル、CHF2、CF3、NHR5、および場合によりClおよびFから選択される1もしくは複数の置換基で置換されてもよいか、または場合によりNH2またはNHC(O)(C1−C3)アルキルでモノ置換されてもよい(C1−C3)アルキルから選択され、
R7が(C1−C3)アルコキシ、(C2−C6)アルケニル、CHF2、CF3、(C3−C6)シクロアルキル、NR7−1R7−1、および場合によりClおよびFから選択される1もしくは複数の置換基で置換されてもよいか、またはNHC(O)(C1−C3)アルキルまたはNH2でモノ置換されてもよい(C1−C3)アルキルから選択さ
れ、ここでR7−1は水素、メチルまたはエチルであり、
R8が(C1−C3)アルキルおよびNR9R9から選択され、
R9がH、および場合により(C1−C3)アルコキシまたはアミノカルボニルでモノ置換されてもよいか、または1もしくは2個のOH基で置換されてもよい(C1−C3)アルキルから選択され、
R10がH、(C1−C3)アルコキシ、NHR9、および場合によりピロリジニル、モルホリニル、ピリジニル、場合により(C1−C3)アルキルで置換されてもよいピペラジニル、または場合により(C1−C3)アルキルで置換されてもよいピペリジニルでモノ置換されてもよい(C1−C3)アルキルから選択される、
請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Ar2が2,4−ジハロ置換フェニルである請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
Ar2が2,4−ジクロロフェニルである請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
R1、R2およびR3が水素である請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
式(X)
【化2】
式中、
R1ないしR4およびAr2は請求項1に示した意味を有する、
の化合物を、化合物(IV)
Ar1−B(OR’)2 (IV)
ここでAr1は請求項1に示した意味を有し、そしてR’は各々の場合に独立してHおよび(C1−C3)アルキルから選択されるか、あるいは(IV)は
【化3】
を表す、
と、パラジウム触媒および塩基の存在下で反応させる、請求項1に記載の化合物の製造方法。
【請求項7】
障害の治療および/または予防のための請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
請求項1に記載の化合物を含んでなる製薬学的組成物。
【請求項9】
少なくとも1つの製薬学的に許容され得る賦形剤と組み合わさった形態で請求項1に記載の化合物を含んでなる製薬学的組成物。
【請求項10】
請求項1に記載の少なくとも1つの化合物を、製薬学的に許容され得る少なくとも1つ
の賦形剤と組み合わせ、組み合わせ物を混合し、そして組み合わせ物を適切な投与形剤にすることを含んでなる、請求項9に記載の製薬学的組成物の調製方法。
【請求項11】
過剰増殖性障害の治療または予防のための請求項8に記載の製薬学的組成物。
【請求項12】
過剰増殖性障害の処置または予防用の薬剤を製造するための請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項13】
処置が必要な哺乳動物に有効量の式(I)の化合物を投与することを含んでなる、哺乳動物の疾患または状態の処置方法。
【請求項14】
疾患または状態が過剰増殖性障害である請求項13に記載の方法。
【公表番号】特表2007−501796(P2007−501796A)
【公表日】平成19年2月1日(2007.2.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−522757(P2006−522757)
【出願日】平成16年8月6日(2004.8.6)
【国際出願番号】PCT/US2004/025480
【国際公開番号】WO2005/014566
【国際公開日】平成17年2月17日(2005.2.17)
【出願人】(503211596)バイエル・フアーマシユーチカルズ・コーポレーシヨン (46)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年2月1日(2007.2.1)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年8月6日(2004.8.6)
【国際出願番号】PCT/US2004/025480
【国際公開番号】WO2005/014566
【国際公開日】平成17年2月17日(2005.2.17)
【出願人】(503211596)バイエル・フアーマシユーチカルズ・コーポレーシヨン (46)
【Fターム(参考)】
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