説明

Cu配線の形成方法

【課題】配線形成後に500℃以上の高温プロセスが存在する場合に適用可能なCu配線を形成すること。
【解決手段】500℃以上の温度の処理をともなう後工程が施されるCu配線の形成方法は、表面にトレンチおよび/またはホールを有する基板上の少なくともトレンチおよび/またはホールの底面と側面に、Cuの格子面間隔との差が10%以内の格子面間隔を有する金属からなる密着膜を形成する工程と、密着膜の上に前記トレンチおよび/またはホールを埋めるようにCu膜を形成する工程と、 Cu膜形成後の基板に350℃以上のアニール処理を行う工程と、Cu膜を研磨してCu膜のトレンチおよび/またはホールに対応する部分のみを残存させる工程と、研磨後のCu膜にキャップを形成してCu配線とする工程とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、Cu配線の形成方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近時、半導体デバイスにおける配線パターンの微細化が益々進み、それにともない、配線のRC遅延等の問題から配線の低抵抗化が求められており、配線材料として従来から用いられているアルミニウム(Al)やタングステン(W)よりも低抵抗のCuが用いられつつある。
【0003】
Cu配線の形成方法としては、トレンチやホールが形成された層間絶縁膜にTa、TaN、Tiなどからなるバリア膜をスパッタリングに代表される物理蒸着法(PVD)で形成し、その上に同じくPVDによりCuシード膜を形成し、さらにその上にCuめっき膜を施し、トレンチやホールを埋めてCu配線とする技術が知られている(例えば特許文献1)。
【0004】
ところで、クロスポイント構造を有するメモリ素子の製造過程や、配線工程と配線工程の間または配線工程の後工程においては、500℃以上の高温プロセスが必要な場合があるが、配線として上記手法で形成されたCu配線を用いた場合に、このような高温の処理を行うと、Cuのマイグレーションが生じてCuが凝集し、配線中にボイドが形成されてしまい、配線の抵抗値が著しく上昇してしまう。このため、配線形成後に500℃以上の高温プロセスが必要な用途には、熱安定性を重視して抵抗が高いWが用いられているのが現状である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平11−340226号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、このような高温プロセスが必要な場合であってもRC遅延の問題は存在しているのであり、このような場合であってもCu配線を適用することが望まれている。
【0007】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、配線形成後に500℃以上の高温プロセスが存在する場合に適用可能なCu配線を形成することができるCu配線の形成方法を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明は、500℃以上の温度の処理をともなう後工程が施されるCu配線の形成方法であって、表面にトレンチおよび/またはホールを有する基板上の少なくとも前記トレンチおよび/またはホールの底面と側面に、Cuの格子面間隔との差が10%以内の格子面間隔を有する金属からなる密着膜を形成する工程と、前記密着膜の上に前記トレンチおよび/またはホールを埋めるようにCu膜を形成する工程と、前記Cu膜形成後の基板に350℃以上のアニール処理を行う工程と、前記Cu膜を研磨して前記Cu膜の前記トレンチおよび/またはホールに対応する部分のみを残存させる工程と、研磨後のCu膜にキャップを形成してCu配線とする工程とを有することを特徴とするCu配線の形成方法を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、Cu膜の形成に先立って、Cuの格子面間隔との差が、Cuの格子面間隔の10%以内の格子面間隔を有する金属からなる密着膜を少なくともトレンチおよび/またはホールの底面および側面に設けるので、その後に形成されるCu膜との密着性が良好な部分が側面と底面となってCuが拘束され、Cu膜のマイグレーションが抑制され、Cu膜を形成した後に高温に加熱されてもマイグレーションにともなうCuの凝集およびCu膜中のボイドの発生が抑制される。そして、この状態で350℃以上の高温でアニールを行うことにより、マイグレーションが抑制された状態でCu結晶粒を成長させて大粒径化することができ、ボイドが形成されることなくCu膜を低抵抗化することができる。また、このような高温アニールを行っておくことにより、後工程で500℃以上の処理が行われた際に、Cuのマイグレーションや粒成長はほとんど生じず、ボイドがほとんどない低抵抗のCu配線を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の一実施形態の方法を示すフローチャートである。
【図2】図1のフローチャートに示す本発明の一実施形態の方法の工程断面図である。
【図3】Cu膜の厚さが10nmのときの密着膜としてRu膜を用いた場合とTa膜を用いた場合のアニール温度とCu膜の相対的な抵抗の変化率との関係を示す図である。
【図4】Cu膜の厚さが20nmのときの密着膜としてRu膜を用いた場合とTa膜を用いた場合のアニール温度とCu膜の相対的な抵抗の変化率との関係を示す図である。
【図5】厚さ3nmのRu膜の上に厚さ50nmのCu膜を成膜した際のCu膜の状態を示すSEM写真である。
【図6】厚さ3nmのRu膜の上に厚さ50nmのCu膜を成膜した後、Ar雰囲気において650℃で30minのアニールを行った際のCu膜の状態を示すSEM写真である。
【図7】厚さ3nmのRu膜の上に厚さ50nmのCu膜を成膜し、さらにその上に厚さ3nmのRu膜を成膜した後、Ar雰囲気において650℃で30minのアニールを行った際のCu膜の状態を示すSEM写真である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るCu配線の形成方法を含む半導体装置の製造工程を説明するためのフローチャート、図2はその工程断面図である。
【0012】
まず、Si基板11上にSiO膜等の層間絶縁膜12を有し、層間絶縁膜12にトレンチ13が形成された半導体ウエハ(以下単にウエハと記す)を準備する(ステップ1、図2(a))。次いで、トレンチ13を含む全面に1〜10nm、例えば4nm程度の厚さでTaN、Ti等のバリア膜14を成膜する(ステップ2、図2(b))。この際の成膜はスパッタリング等のPVDで行うことができる。
【0013】
次いで、少なくともトレンチ13の底面および側面に密着膜15を1〜5nm、例えば4nmの厚さで成膜する(ステップ3、図2(c))。密着膜15はその上に成膜されるCu膜の密着性を確保するための膜であり、この密着膜15としては、Cuの格子面間隔との差が10%以内の格子面間隔を有する金属の膜を用いる。このような金属としては、V、Cr、Fe、Co、Ni、Mo、Ru、Rh、Pd、W、Re、Os、Ir、Ptがある。Cuの格子面間隔との差が5%以内がより好ましく、このような金属としては、Fe、Co、Ni、Ru、Rh、Osがある。なお、主要金属の結晶型、格子定数、ミラー定数、格子面間隔、Cuの格子面間隔に対する差(%)を表1に示す。
【0014】
【表1】

【0015】
このように格子面間隔がCuに近い金属を密着膜15として用いることにより、その上に形成されたCu膜との密着性が良好になる。この密着膜15の成膜手法は、PVDでもCVDでもよいが、微細なトレンチの底面および側面に形成する必要があることから、ステップカバレッジが良好なCVDで形成することが好ましい。このような観点から、格子面間隔がCuに近く、かつCVDで成膜できる金属が好ましい。そのような金属としてはRuを挙げることができる。RuはCuの格子面間隔との差が、Cuの格子面間隔の3%であり、例えば、成膜原料として有機金属化合物であるルテニウムのペンタジエニル化合物やルテニウムカルボニル(Ru(CO)12)を用いたCVD成膜が可能である。
【0016】
その後、密着膜15の上に5〜50nm、例えば20nm程度の厚さでCuシード膜16を形成する(ステップ4、図2(d))。このCuシード膜16はPVDで成膜してもよいし、CVDで成膜することもできる。その後、Cuシード膜16の上に電解めっきによりCuめっき膜17を施し、トレンチ13を埋める(ステップ5、図2(e))。
【0017】
このとき、Cuシード膜16とCuめっき膜17は一体となってCu膜を形成するが、Cu膜の下地に良好な密着性を有する密着膜15が形成され、この密着膜15はトレンチ13の底面および側面に形成されているので、トレンチ13中のCu膜は側面と底面で密着性良く拘束された状態となっており、マイグレーション耐性が高い状態である。
【0018】
次に、Cuめっき膜17形成後のウエハに350℃以上の温度でアニール処理を施す(ステップ6、図2(f))。このアニール処理によりCuの結晶粒を成長させて大粒径化し、Cu膜を低抵抗化する。この際に、上述したように、Cu膜の下地としてトレンチ13の側面および底面に密着膜15が形成されているのでCu膜は密着性良く形成されており、350℃以上の高温でのアニールを行ってもCuのマイグレーションが生じ難い。このため、CuのマイグレーションによるCuの凝集が生じ難く、Cu膜中にボイドが生じにくい。
【0019】
この350℃以上のアニール処理の上限は特に存在せず、Cuの融点が事実上の上限となる。しかし、温度が高すぎても大粒径化の効果が飽和し、多少ボイドが形成されるおそれがあるため、アニール処理の温度は350〜800℃の範囲が好ましい。
【0020】
このアニール処理は、ArガスやNガス等の不活性ガス雰囲気で行うことが好ましい。また水素雰囲気等の還元雰囲気で行ってもよい。
【0021】
この高温でのアニールの後、CMP処理を行ってCu膜のトレンチに対応する部分のみを残存させる(ステップ7、図2(g))、さらにキャップ成膜を行い(ステップ8、図2(h))、Cu膜からなるCu配線を形成する。このキャップ成膜工程は、CMP後のCuシード膜16およびCuめっき膜17の上に密着膜15と同様の、Cuの格子面間隔との差が10%以内の格子面間隔を有する金属の膜からなる密着膜18をメタルキャップとして形成し、その上にSiCN等の絶縁材料からなるキャップ膜19を全面に形成する。したがって、これら密着膜18とキャップ膜19が2層構造のキャップとして機能する。密着膜18は密着膜15と同様、Cu膜に対して密着性が良好であるため、Cuのマイグレーション耐性を一層高めることができ、後工程での500℃以上の処理におけるCu膜中のボイド形成をより一層抑制することができる。ただし、この密着膜18の形成は必須ではなく、CMP処理の後、直接キャップ膜19を形成してもよい。
【0022】
このキャップ成膜工程の後、500℃以上の高温処理を含む一連の後工程が行われ、Cu配線を含む所定の半導体装置が製造される。具体的には、例えば750℃程度の高温処理をともなう一連の製造工程を経て、Cu配線を含む、クロスポイント構造を有するメモリ素子が製造される。
【0023】
本実施形態では、Cuシード膜の形成に先立って、Cuの格子面間隔との差が10%以内の格子面間隔を有する金属からなる密着膜15を少なくともトレンチ13の底面および側面に設けるので、その後に形成されるCuシード膜16との密着性が良好な部分が側面と底面となってCuが拘束され、Cuめっき膜17を形成した後、Cuシード膜16とCuめっき膜17からなるCu膜のマイグレーションが抑制され、Cu膜を形成した後に高温に加熱されてもマイグレーションにともなうCuの凝集およびCu膜中のボイドの発生が抑制される。そして、この状態で350℃以上の高温でアニールを行うことにより、マイグレーションが抑制された状態でCu結晶粒を成長させて大粒径化することができ、ボイドが形成されることなくCu膜を低抵抗化することができる。また、このように後工程が行われる前にこのような高温アニールを行っておくことにより、後工程で500℃以上の処理が行われた際に、Cuのマイグレーションや粒成長はほとんど生じず、ボイドがほとんどない低抵抗のCu配線を得ることができる。
【0024】
密着膜15がトレンチ13の底面のみに形成されたような場合には、Cuのマイグレーションを十分に抑制することができず、Cu膜の高温アニールの際にCu膜にボイドが形成されてしまう。また、Cu膜を形成した後の高温アニールを行わない場合には、キャップを成膜して絶縁膜で囲まれた状態のCu配線が形成された後に初めて500℃以上の加熱処理が行われてCu結晶粒の粒成長が生じることとなり、拘束されたCuが粒成長により動いてボイドが形成されるおそれがある。これに対して、本実施形態では、上述したように、少なくともトレンチ13の底面と側面に密着膜15を形成し、その上にCuシード膜を形成してするとともに、Cuめっき後に350℃以上で高温アニールを行うので、Cu配線形成後に行われる半導体装置製造過程において500℃以上の処理が行われても、Cu配線において、CuマイグレーションにともなうCu凝集によるボイド形成およびCu粒成長にともなうボイドの形成を有効に防止しつつ良好な特性を維持することができる。特に、キャップにも同様の密着膜を設けることにより、Cu配線を構成するCu膜の全面が密着性の良好な密着膜に囲まれた状態となり、よりCuのマイグレーションを生じ難くすることができ、一層効果的にボイドの生成を抑制して低抵抗のCu配線を得ることができる。
【0025】
次に、本発明の効果を確認した実験結果について説明する。
ここでは、シリコン基板上にSiO膜が形成されたウエハを準備し、in−situでバリア膜として厚さ4nmのTaN膜を成膜し、その上に厚さ2nmのRu膜を成膜し、その後厚さ10nmのCu膜を成膜し、さらにその上に厚さ2nmのTa膜を成膜したサンプル(サンプルA)およびTa膜の代わりに厚さ2nmのRu膜を成膜したサンプル(サンプルB)を作成した。また、比較のため、同様に厚さ4nmのTaN膜を成膜した後、その上に厚さ2nmのTa膜を成膜し、その後厚さ10nmのCu膜を成膜し、さらにその上に厚さ2nmTa膜を成膜したサンプル(サンプルC)を作成した。また、サンプルA〜CのCu膜の厚さを20nmに代えたサンプル(サンプルD、E、F)も作成した。これらサンプルについて、Ar雰囲気において150℃、350℃、650℃で30minのアニールを行った後、Cu膜の抵抗を測定した。なお、本実験では膜はベタ膜であり、トレンチにおいて底面から順次バリア膜14、密着膜15、Cu膜16、17、密着膜18が積層された状態に相当する。
【0026】
アニール温度とCu膜の相対的な抵抗値の変化率との関係を図3、図4に示す。図3はCu膜が10nmの場合、図4はCu膜が20nmの場合である。これらの図に示すように、両面をTa膜に隣接させたサンプルであるサンプルC、Fはアニール温度が650℃になると、極端に抵抗値が上昇しているのに対し、少なくとも一方の面を格子面間隔がCuに近いRu膜に隣接させたサンプルA、B、D、Eは、アニール温度が上昇しても抵抗値の上昇が少ないことがわかる。特に、Cu膜の上下をRu膜で挟んだサンプルB、Eは、抵抗値の上昇がより少なくなることが確認された。
【0027】
次に、シリコン基板上のSiO膜の上にバリア膜として厚さ4nmのTiを成膜し、その上に密着膜として厚さ3nmのRu膜を成膜し、その上に厚さ50nmのCu膜を成膜したサンプルGと、Cu膜の上にさらに厚さ3nmのRu膜を成膜したサンプルHを作成した。これらサンプルについて、Ar雰囲気において650℃で30minのアニールを行った。成膜したまま(as depo)およびサンプルG、Hの走査型電子顕微鏡(SEM)写真を図5〜7に示す。
【0028】
図6に示すように、Ru膜の上にCu膜を形成したサンプルGは、図5のas depoよりも粒成長しており、Cuの凝集は見られなかった。また、図7に示すように、さらにRu膜のキャップを形成したサンプルHにおいても、粒成長は見られるものの、Cuの凝集は見られなかった。
【0029】
次に、Cu膜(厚さ100nm)とRu膜(厚さ2nm)を積層して成膜したサンプルについて4点曲げ(4point bending)によりRu/Cu密着性を評価した。その結果、密着強度は24J/m以上となり、高い密着性が得られることが確認された。
【0030】
以上から、Cuの格子面間隔との差が10%以内の格子面間隔を有するRuからなる密着膜をCu膜の下地として設けることにより、Cu膜が密着性良く形成され、その後の高温アニールによってもCuマイグレーションにともなうCuの凝集(ボイド形成)が生じないことが確認された。
【0031】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々変形可能である。例えば、上記実施形態では、密着膜としてRu膜を用いた例を示したが、Cuの格子面間隔との差が10%以内の格子面間隔を有する金属の膜であれば適用可能であり、特に5%以内の金属の膜であれば好適に用いることができる。
【0032】
また、上記実施形態では、トレンチが形成されたウエハに密着膜を形成し、Cu膜を形成した例を示したが、ホールを有するウエハでも、トレンチおよびホールを有するウエハであっても同様の効果を得ることができる。
【0033】
さらに、上記実施形態では密着膜の上にCuシード膜を形成し、さらにその上にCuめっき膜を用いた例を示したが、これに限らず、例えばCu膜全体をCVDで形成してもよい。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
500℃以上の温度の処理をともなう後工程が施されるCu配線の形成方法であって、
表面にトレンチおよび/またはホールを有する基板上の少なくとも前記トレンチおよび/またはホールの底面と側面に、Cuの格子面間隔との差が10%以内の格子面間隔を有する金属からなる密着膜を形成する工程と、
前記密着膜の上に前記トレンチおよび/またはホールを埋めるようにCu膜を形成する工程と、
前記Cu膜形成後の基板に350℃以上のアニール処理を行う工程と、
前記Cu膜を研磨して前記Cu膜の前記トレンチおよび/またはホールに対応する部分のみを残存させる工程と、
研磨後のCu膜にキャップを形成してCu配線とする工程と
を有することを特徴とするCu配線の形成方法。
【請求項2】
前記密着膜を構成する金属は、Cuの格子面間隔との差が5%以内の格子面間隔を有することを特徴とする請求項1に記載のCu配線の形成方法。
【請求項3】
前記密着膜は、Ru膜であり、CVDで形成されることを特徴とする請求項2に記載のCu配線の形成方法。
【請求項4】
前記Cu膜を形成する工程は、Cuシードを形成した後、Cuめっきを施すことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のCu配線の形成方法。
【請求項5】
前記キャップを形成する工程は、Cu膜の上にCuの格子面間隔との差が10%以内の格子面間隔を有する金属からなる密着膜を形成し、その上に絶縁材料からなるキャップ膜を形成することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のCu配線の形成方法。
【請求項6】
前記基板上の少なくとも前記トレンチおよび/またはホールの底面と側面に密着膜を形成するに先立って、バリア膜を成膜する工程をさらに有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のCu配線の形成方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−66274(P2011−66274A)
【公開日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−216740(P2009−216740)
【出願日】平成21年9月18日(2009.9.18)
【出願人】(000219967)東京エレクトロン株式会社 (5,184)
【Fターム(参考)】