説明

FIPG塗布ラインの検査方法

【課題】FIPG塗布ラインの良否を正しく検査し、量産ラインにおいて多数のワークに形成されたFIPG塗布ラインの不良発生の経時的変化を正しく把握する。
【解決手段】FIPG塗布ラインを含む被検査面の画像を2値化処理するステップ(第1工程)103を備える。また、パターンの位置及びパターン構成要素の寸法が予め設定された2値の繰返し模様状のパターン画像とステップ103により得られた2値化処理画像との間で論理積演算して第1判定用画像を得るステップ(第2工程)104と、前記パターン画像の反転画像と前記2値化処理画像との間で論理積演算して第2判定用画像を得るステップ(第3工程)106を備える。そして、第1、第2判定用画像によってFIPG塗布ラインの良否を判定するステップ(第4工程)108を備えて構成する。FIPG塗布ラインの良否判定をディジタルの画像データを用いた定量値で行い、かつその良否判定結果を蓄積保存可能とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワーク面のFIPG(フォームド・イン・プレイス・ガスケット:Formed In Place Gasket)が塗布されたラインの検査を正確に行うFIPG塗布ラインの検査方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
エンジンやミッション関連パーツ、あるいは電子機器等(ワーク)へのガスケットの成形、施工を現場で行う手法としてFIPG法がある。これは、ロボット等により液状樹脂をワークの所定位置に所定の形状で塗布し、その場でガスケットを形成するもので、人手による面倒なガスケットの取付作業を自動化する手法である。
このようなFIPG法において、ワーク面のFIPGが塗布されたライン(FIPG塗布ライン)は、必要なガスケット機能をもたせるために正確な検査が必要である。
【0003】
従来、物質の「塗布領域と非塗布領域とからの反射光の違いを判断して、予め記録されている塗布パターン情報と比較して塗布状態が良好であるか否かを判断する」塗布面検査装置が提案されている(特許文献1参照)。
しかしこの装置による検査方法では、FIPG法において必要なガスケット機能を満足させるための正確な検査、特にFIPG塗布ラインの切れ不良やはみ出し不良を正確に検査することは困難であった。そこで結局は人手により、つまり検査員の目視によりFIPG塗布ラインの切れ不良やはみ出し不良の検査を行っていた。
【0004】
【特許文献1】特開平11−2610号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら上記目視による検査では、定量値の計測が困難で、計測結果のばらつきが大きい等によって正確な検査ができなかった。また量産ラインにおいて、多数のワークに対して形成されたFIPG塗布ラインの例えば不良発生が経時的に多くなってきた場合に、それがどの時点あたりから多くなってきたかを正確に捉えることができない等の問題点があった。
【0006】
本発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、FIPG塗布ラインの検査において定量値の計測が可能で、計測結果がばらつかずに正確な検査ができ、また量産ラインにおいて、多数のワークに形成されたFIPG塗布ラインの不良発生がどの時点あたりから多くなってきたか等、FIPG塗布ラインの検査結果の経時的変化を正確に捉えることができるFIPG塗布ラインの検査方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題は、FIPG塗布ラインの検査方法を下記各態様の構成とすることによって解決される。
各態様は、請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、あくまでも本発明の理解を容易にするためであり、本明細書に記載の技術的特徴及びそれらの組合わせが以下の各項に記載のものに限定されると解釈されるべきではない。また、1つの項に複数の事項が記載されている場合、それら複数の事項を常に一緒に採用しなければならないわけではなく、一部の事項のみを取り出して採用することも可能である。
【0008】
以下の各項のうち、(1)項が請求項1に、(2)項が請求項2に、(3)項が請求項3に、各々対応する。
【0009】
(1)FIPG塗布ラインを含む被検査面を撮像して得られた被検査面画像の2値化処理画像と、パターンの位置及びパターン構成要素の寸法が予め設定された2値の繰返し模様状のパターン画像との間で論理積演算して得られた判定用画像に基づきFIPG塗布ラインの良否を判定することを特徴とするFIPG塗布ラインの検査方法。
(2)FIPG塗布ラインを含む被検査面を撮像して得られた被検査面画像を2値化処理する第1工程と、パターンの位置及びパターン構成要素の寸法が予め設定された2値の繰返し模様状のパターン画像と前記第1工程により得られた2値化処理画像との間で論理積演算して第1判定用画像を得る第2工程と、前記パターン画像の反転画像と前記2値化処理画像との間で論理積演算して第2判定用画像を得る第3工程と、前記第1判定用画像及び第2判定用画像によってFIPG塗布ラインの良否を判定する第4工程とを具備することを特徴とするFIPG塗布ラインの検査方法。
(3)前記第4工程は、前記第1判定用画像及び第2判定用画像から計測された前記FIPG塗布ラインの前記パターン構成要素毎の寸法を設計値と比較することによりFIPG塗布ラインの良否を判定することを特徴とする(2)項に記載のFIPG塗布ラインの検査方法。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、FIPG塗布ラインの検査において定量値の計測が可能で、計測結果がばらつかずに正確な検査ができる。また量産ラインにおいて、多数のワークに形成されたFIPG塗布ラインの不良発生等の検査結果が経時的変化した場合に、その変化がどの時点あたりから生じてきたかを正確に捉えることができる等の効果を発揮できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、各図間において、同一符号は同一又は相当部分を示す
図1は、本発明によるFIPG塗布ラインの検査方法の一実施形態を示すフローチャートである。
本発明は、ワーク面のFIPGが塗布されたライン(FIPG塗布ライン)の切れ、縊れ(くびれ)、あるいははみ出しの有無等、塗布状態の良、不良(良否)の検査を正確に行い、また、量産ラインにおいてワーク毎のFIPG塗布ラインの検査結果(良否)の経時的変化を正確に捉えようとするものである。このため、これらの検査を検査員の目視ではなく、画像(データ)を用いて定量的に行うものである。
【0012】
図1から分かるように、本実施形態においては、まず、FIPG塗布ラインを含む被検査面、すなわちFIPG塗布後のワーク面を撮像して被検査面画像を取得する(ステップ101)。
被検査面画像の取得は、CCD(Charge Coupled Device)フレームカメラ(以下、CCDカメラと略称する。)による撮像が好ましいが、CCDラインセンサを被検査面上で移動させて取得するようにしてもよい。あるいは、その他の撮像デバイスを用いて取得してもよい。要するに、FIPG塗布後のワーク面を撮像し、FIPG塗布ラインを含む画像を取得できればよい。
【0013】
ステップ102では、ステップ101で得られた被検査面画像からワークの基準位置を割り出し、画像の位置補正を行う。
ステップ103(第1工程)では、ステップ102で位置補正された被検査面画像に対して2値化処理を行って被検査面からFIPG塗布ラインのみを抽出する。具体的には、被検査面画像の各画素値(ピクセルの輝度値)からFIPG塗布ラインとそれ以外のワーク面を区分する適宜の輝度値(特徴量の変化点)を選択し、これを閾値として2値化処理を行ってFIPG塗布ラインを抽出する。
FIPG塗布ラインとそれ以外のワーク面とでは、そこからの反射光の強度が異なって被検査面画像上の輝度値に明確な相違が現われるので、上記2値化処理によるFIPG塗布ラインの抽出は容易である。以下、この抽出された2値化処理画像をFIPG塗布ライン画像と称する。
【0014】
このFIPG塗布ライン画像のライン輝度が黒色となる場合は、後述する論理積演算前にそのFIPG塗布ライン画像を白色に反転させ、反転後の画像をFIPG塗布ライン画像として用いる。図2はこの反転後のFIPG塗布ライン画像の一例を示す。この図2において、21はFIPG塗布ラインの縊れに相当する部分(縊れ部)、22は同じくはみ出しに相当する部分(はみ出し部)で、以下の処理を経て不良と判定される部分である。
【0015】
ステップ104(第2工程)では、2値の繰返し模様状のパターン画像、本実施形態ではストライプパターン画像(図3参照)と、上記ステップ103により得られた図2に示す2値化処理画像、つまりFIPG塗布ライン画像との間で論理積演算して第1判定用画像を得る。
図3に示す例では、ストライプパターン画像は白黒2値の縞模様画像であって、うち、白部分の輝度は図2に示すFIPG塗布ライン画像のライン輝度(白色)に合わされている。
図4は上記第1判定用画像の一例を示す。この図4において、41はFIPG塗布ラインの縊れ(図2中の縊れ部21)に相当する縊れ部、42は同じくはみ出し(図2中のはみ出し部22)に相当するはみ出し部であり、後述するステップ108において不良と判定される部分である。
上記論理積演算は、FIPG塗布ライン画像(2値化処理画像)とストライプパターン画像とが位置合わせされた状態で行わないと正確な判定結果が得られない。上記ステップ102において被検査面画像の位置補正を行ったのはこのためである。
【0016】
FIPG塗布は、作業員あるいはロボット等によって行われるが、いずれにしても設計値(図面値)に従って行われる。上記FIPG塗布ラインは、その設計値に従って塗布が行われた実際のラインであり、必ずしも設計値(設計ライン)に一致するとは限らない。
そこでFIPG塗布ラインの検査が行われるのであるが、図3に示すストライプパターン画像は、そのパターン全体の位置(形状)が上記設計値に合わされて予め設定されている。
パターン構成要素(ストライプ)の寸法、具体的には、ストライプの長さL(ストライプパターンの幅W)やストライプの間隔(白黒部分相互間の寸法)D1,D2、更にはストライプパターンのコーナ部の曲がり角度やR値等も上記設計値に合わされて予め設定されている。
ストライプパターンの幅Wは、上記設計値に対する公差、ばらつきを考慮して設計値の幅よりも大きな所定の値に設定される。これによれば、少なくとも上記設計値におけるライン幅(ストライプ長)全長についての計測が高いロバスト性をもって可能となる。
【0017】
なお、ストライプパターンを構成するストライプの長さL、換言すればストライプパターンの幅W、及びストライプの間隔D1,D2は、ストライプパターン画像の1ピクセル単位で増減設定可能である。
また、ストライプパターン画像の白部分相互間の寸法(黒部分の短手方向の寸法)D1と黒部分相互間の寸法(白部分の短手方向の寸法)D2とは、必ず一致させなければならないものではない。
更に、繰返し模様状のパターン画像は、ストライプパターン画像のみに限定されることはなく、例えばメッシュパターン画像であってもよい。
【0018】
ステップ105では、ステップ104で取得された第1判定用画像に対して次の計測を行う。
すなわち、第1判定用画像中において、上記パターン構成要素(ストライプ)中の白部分に相当する白色部分(第1判定用画像の要素)の長さ、換言すればその位置におけるFIPG塗布ライン幅を、各白色部分について計測する。計測値は記憶装置に保存する。
【0019】
ステップ106(第3工程)では、上記ストライプパターン画像の白黒反転画像(以下、反転ストライプパターン画像と称する。図5参照。)と上記ステップ103により得られた図2に示すFIPG塗布ライン画像との間で論理積演算して第2判定用画像を得る。
図6は上記第2判定用画像の一例を示す。図6において、61はFIPG塗布ラインの縊れ(図2中の縊れ部21、図4中の縊れ部41)に相当する縊れ部、62は同じくはみ出し(図2中のはみ出し部22)に相当するはみ出し部であり、後述するステップ108において不良と判定される部分である。
【0020】
ステップ107では、ステップ106で取得された第2判定用画像に対して次の計測を行う。
すなわち、第2判定用画像中において、上記パターン構成要素(ストライプ)中の白部分に相当する白色部分(第2判定用画像の要素)の長さ、換言すればその位置におけるFIPG塗布ライン幅を、各白色部分について計測する。計測値は記憶装置に保存する。
ステップ104及びステップ105のみならずステップ106及びステップ107を加えたのは、ステップ104及びステップ105によって取得されない第1判定用画像中の白黒ストライプの黒色部分に相当する部分(要素)の長さも計測し、FIPG塗布ライン幅をFIPG塗布ライン全長に亘ってもれなく計測するためである。
【0021】
ステップ108(第4工程)では、ステップ105及びステップ107における計測値、つまり第1判定用画像及び第2判定用画像における各白色部分(各要素)の長さからFIPG塗布ラインの部分や全体の良否を判定する。
具体的には、上記設計値(設計ライン各位置)におけるライン幅を基準値として、その位置に対応する第1判定用画像及び第2判定用画像における各白色部分(各要素)の長さ(計測値)を各々比較する。そして、その比較の結果から、FIPG塗布ラインの切れ(計測値=0)、縊れ(計測値<基準値)、あるいははみ出し(計測値>基準値)の有無や、それらの程度や頻度を定量的に判定し、FIPG塗布ラインの部分や全体についての良否を判定する。
【0022】
このような定量的な判定(検査)によれば、目視による検査に比べて極めて正確な検査結果が得られる。
また、量産ラインにおける多数のワークに形成されたFIPG塗布ラインの良否の検査結果を順次保存しておくことにより、例えば不良発生が経時的に多くなってきた場合に、それがどの時点あたりから多くなってきたかを正確に捉えることができる。
【0023】
図7は、上述実施形態が適用された装置の一例を示すブロック図である。
この図から分かるように、装置は、CCDカメラ71、アンプ72、A/D変換器73及びコンピュータ74からなる。
CCDカメラ71は、FIPG塗布後のワーク面(ワーク81の表面)82を撮像し、その画像、すなわち被検査面画像を取り込むカメラである。なお、図中83はワーク面82に塗布されたFIPGを示す。
アンプ72はCCDカメラ71からの画像信号を増幅する回路、A/D変換器73はアンプ72からの画像信号(アナログ信号)をディジタル信号に変換する回路である。
【0024】
コンピュータ74は入力部74a、演算処理部74b、外部記憶部74c及び表示部74dを備えて構成されている。
ここで入力部74aは、操作者が手動で初期値等のデータを演算処理部74bに入力したり、演算処理部74bに指令を与えて外部記憶部74cに格納された上述実施形態の実行用プログラムを起動させる等、所望の処理をさせる装置部である。図1に示す実施形態において、入力部74aにより手動で入力するデータとしては、ステップ102における被検査面画像の位置補正を行うための位置データ等が挙げられる。
【0025】
表示部74dは、演算処理部74bによるプログラムの実行結果等、種々の処理結果を表示する装置部である。図1に示す実施形態においては、ステップ108における良、不良(良否)判定結果を表示する。また、ステップ103で得られるFIPG塗布ライン画像(図2参照)、ステップ104やステップ106におけるパターン画像(図3、図5参照)や判定用画像(図4、図6参照)、更にステップ105やステップ107で得られる計測値等の中間処理結果も表示可能である。この表示部74dは、入力部74aによって入力したデータ、指令の確認用の表示も行う。
【0026】
外部記憶部74cは、上記プログラムや、パターン画像(図3、図5参照)を格納する装置部である。本実施形態においては、A/D変換器73からの被検査面画像(データ)や、図2〜図6に例示する画像(データ)あるいは上記計測値等の中間処理結果、更には上記良否判定結果も外部記憶部74cに格納可能である。
【0027】
このような構成において、演算処理部74bは、入力部74aからの指令により、同入力部74aによって入力されたデータや外部記憶部74cに格納されたプログラム、パターン画像を読み込んで図1に示す処理、具体的にはステップ102〜ステップ108を実行する。そしてその実行結果、すなわち、FIPG塗布ラインの良否の判定結果を表示部74dに表示させ、かつ外部記憶部74cに蓄積保存させる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明によるFIPG塗布ラインの検査方法の一実施形態を示すフローチャートである。
【図2】図1中のステップ104において論理積演算される2値化処理画像(FIPG塗布ライン画像)の一例を示す図である。
【図3】同ステップ104において2値化処理画像との間で論理積演算されるストライプパターン画像の一例を一部拡大して示す図である。
【図4】同ステップ104において論理積演算して得られた論理積画像(第1判定用画像)の一例を示す図である。
【図5】図1中のステップ106において2値化処理画像との間で論理積演算される反転ストライプパターン画像の一例を示す図である。
【図6】同ステップ106において論理積演算して得られた論理積画像(第2判定用画像)の一例を示す図である。
【図7】本発明方法が適用された装置の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0029】
21,41,61:縊れ部、22,42,62:はみ出し部、103:2値化処理ステップ(第1工程)、104:第1判定用画像を得る論理積演算ステップ(第2工程)、106:第2判定用画像を得る論理積演算ステップ(第3工程)、108:FIPG塗布ライン良否判定ステップ(第4工程)。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
FIPG塗布ラインを含む被検査面を撮像して得られた被検査面画像の2値化処理画像と、パターンの位置及びパターン構成要素の寸法が予め設定された2値の繰返し模様状のパターン画像との間で論理積演算して得られた判定用画像に基づきFIPG塗布ラインの良否を判定することを特徴とするFIPG塗布ラインの検査方法。
【請求項2】
FIPG塗布ラインを含む被検査面を撮像して得られた被検査面画像を2値化処理する第1工程と、
パターンの位置及びパターン構成要素の寸法が予め設定された2値の繰返し模様状のパターン画像と前記第1工程により得られた2値化処理画像との間で論理積演算して第1判定用画像を得る第2工程と、
前記パターン画像の反転画像と前記2値化処理画像との間で論理積演算して第2判定用画像を得る第3工程と、
前記第1判定用画像及び第2判定用画像によってFIPG塗布ラインの良否を判定する第4工程とを具備することを特徴とするFIPG塗布ラインの検査方法。
【請求項3】
前記第4工程は、前記第1判定用画像及び第2判定用画像から計測された前記FIPG塗布ラインの前記パターン構成要素毎の寸法を設計値と比較することによりFIPG塗布ラインの良否を判定することを特徴とする請求項2に記載のFIPG塗布ラインの検査方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−198311(P2009−198311A)
【公開日】平成21年9月3日(2009.9.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−40205(P2008−40205)
【出願日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【出願人】(393011038)菱栄エンジニアリング株式会社 (59)
【Fターム(参考)】