説明

ナビゲーション装置

【課題】未編集の登録地点の増加による操作性の悪化を防止することができる「ナビゲーション装置」を提供すること。
【解決手段】ナビゲーション装置は、車両走行中に所定範囲の地図画像を表示させる地図描画部14、表示処理部60等と、表示された地図画像上の地点を指定するリモコンユニット4、入力処理部50と、指定された地点を仮登録する仮登録処理部40と、仮登録処部40によって仮登録された地点をその後停車せずに通過したときにこの地点の仮登録を取り消す取消処理部44とを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両走行中に指定された地点を登録する機能を有するナビゲーション装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、車両走行中に登録したい地点を指定してメモリに書込み、停車後にその指定された登録地点に関する編集を行うことができるナビゲーション装置が知られている。このナビゲーション装置では、停車後にメモリから読み出した地点の名称等を時間をかけて編集することが可能となる。
【特許文献1】特開平8−327373号公報(第3−4頁、図1−4)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、特許文献1に開示されたナビゲーション装置では、車両走行中に興味をそそられる地点の指定を簡易な操作ですることができるが、指定した地点についてはその後に興味を失った場合であってもメモリに残ってしまうため、未編集の地点が多くなると編集時に表示される編集対象の地点が多くなり、操作性が悪化するという問題があった。これを回避するためには、地点を指定した後の停車時に、不要な地点をメモリから読み出してその都度削除する必要があり、操作が煩雑になる。しかも、一般には興味を失った地点についてその都度削除を行う利用者は希であり、結局、未編集の地点が増加することになる。
【0004】
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、未編集の登録地点の増加による操作性の悪化を防止することができるナビゲーション装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明のナビゲーション装置は、車両走行中に所定範囲の地図画像を表示させる地図表示手段と、地図表示手段によって表示された地図画像上の地点を指定する地点指定手段と、地点指定手段によって指定された地点を仮登録する仮登録手段と、仮登録手段によって仮登録された地点を、その後停車せずに通過したときにこの地点の仮登録を取り消す仮登録取消手段とを備えている。これにより、通過時に指定されて仮登録が行われた地点をその後停車せずに通過したときにこの地点の仮登録が取り消されるため、指定後何もせずに放置した地点が増加することを回避することができ、操作性の悪化を防止することができる。
【0006】
また、上述した仮登録手段によって仮登録された地点にその後停車したときに、この地点に対応する本登録を行う本登録手段をさらに備えることが望ましい。これにより、通過時に指定されて仮登録が行われた地点の中で興味が持続して再度停車した地点について本登録を行うことが可能になり、本登録の対象地点の数を減らすことによる操作性の向上が可能となる。
【0007】
また、上述した本登録手段は、本登録の対象となる地点に関する編集画面の表示処理と、この編集画面に対する利用者の入力を受け付ける処理を含んでいることが望ましい。これにより、興味があって再度その地点まで行って停車したときにその地点に関する編集を行うことが可能となる。
【0008】
また、上述した仮登録手段によって仮登録が行われた後に停車したときに、この仮登録された地点を経由地あるいは目的地として経路探索処理を行って最適な走行経路を探索する経路探索手段と、経路探索手段による探索によって得られた走行経路に沿って車両の走行を誘導する経路誘導手段とをさらに備えることが望ましい。これにより、それまでの車両走行時に指定して仮登録された地点の存在を再確認するとともにその地点への走行を誘導することができる。
【0009】
また、上述した仮登録取消手段は、仮登録手段によって仮登録が行われた地点について所定期間内に本登録手段による本登録が行われないときに、この地点の仮登録を取り消すことが望ましい。これにより、通過時に指定されて仮登録が行われた地点であってその後放置された地点について仮登録を取り消すことができ、興味を失った地点について仮登録を取り消す手間を低減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明を適用した一実施形態の車載用のナビゲーション装置について、図面を参照しながら説明する。
【0011】
図1は、一実施形態のナビゲーション装置の構成を示す図である。図1に示すナビゲーション装置は、ナビゲーションコントローラ1、DVD2、ディスク読取装置3、リモートコントロール(リモコン)ユニット4、車両位置検出部5、ディスプレイ装置6、オーディオ部7を含んで構成されている。
【0012】
ナビゲーションコントローラ1は、ナビゲーション装置の全体動作を制御するものである。このナビゲーションコントローラ1は、CPU、ROM、RAM等を用いて所定の動作プログラムを実行することによりその機能が実現される。ナビゲーションコントローラ1の詳細構成については後述する。
【0013】
DVD2は、地図表示、施設検索、経路探索などに必要な地図データが格納されている情報記録媒体である。このDVD2には、経度および緯度で適当な大きさに区切られた矩形形状の図葉を単位とした地図データが格納されている。各図葉の地図データは、図葉番号を指定することにより特定され、読み出すことが可能となる。
【0014】
ディスク読取装置3は、1枚あるいは複数枚のDVD2が装填可能であり、ナビゲーションコントローラ1の制御によっていずれかのDVD2から地図データの読み出しを行う。なお、装填されるディスクは必ずしもDVDでなくてもよく、CDでもよい。また、DVDとCDの双方を選択的に装填可能としてもよい。あるいは、DVD2とディスク読取装置3に代えてハードディスク装置を用いるようにしてもよい。
【0015】
リモコンユニット4は、上下左右等の方向を指定するジョイスティックと、数字を入力するテンキーや各種の設定などを確定する「決定キー」などの各種の操作キーとを備えており、操作内容に応じた信号をナビゲーションコントローラ1に出力する。車両位置検出部5は、例えば、GPS受信機、方位センサ、距離センサなどを備えており、所定のタイミングで車両位置(経度、緯度)の検出を行い、検出結果を出力する。
【0016】
ディスプレイ装置6は、ナビゲーションコントローラ1から出力される描画データに基づいて、自車位置周辺の地図画像や、指定された地点の本登録処理に必要なメニュー画面画像などの各種画像を表示する。オーディオ部7は、ナビゲーションコントローラ1から入力される音声信号に基づいて生成した案内音声等を車室内に出力する。
【0017】
次に、ナビゲーションコントローラ1の詳細構成について説明する。図1に示すナビゲーションコントローラ1は、地図バッファ10、地図読出制御部12、地図描画部14、車両位置計算部20、経路探索処理部22、誘導経路描画部24、音声案内部26、目的地設定部30、仮登録処理部40、通過判定部42、取消処理部44、停車判定部46、本登録処理部48、入力処理部50、表示処理部60を含んで構成されている。
【0018】
地図バッファ10は、ディスク読取装置3によってDVD2から読み出された地図データを一時的に格納する。地図読出制御部12は、車両位置計算部20により算出される車両位置や入力処理部50からの指示に応じて、所定範囲の地図データの読み出し要求をディスク読取装置3に出力する。地図描画部14は、地図バッファ10に格納された地図データに基づいて、地図画像を表示するために必要な描画処理を行って地図画像描画データを作成する。
【0019】
車両位置計算部20は、車両位置検出部5から出力される検出データに基づいて自車位置を計算するとともに、計算した自車位置が地図データの道路上にない場合には、自車位置を修正するマップマッチング処理を行う。
【0020】
経路探索処理部22は、出発地と目的地(あるいは経由地)との間を所定の探索条件にしたがって結ぶ走行経路(誘導経路)の経路探索処理を行う。誘導経路描画部24は、経路探索処理部22による経路探索処理によって得られた誘導経路を地図上に重ねて表示するための誘導経路描画データを生成する。音声案内部26は、経路探索処理部22による探索処理によって得られた誘導経路に沿って車両を誘導するために必要な交差点案内等の音声信号を生成する。目的地設定部30は、経路探索処理の目的地あるいは経由地を設定する。例えば、目的地設定部30は、利用者によって指定される検索条件を満足する施設を検索して目的地として設定する。
【0021】
仮登録処理部40は、車両走行中に表示されている地図画像上の任意の位置が指定されたときにこの指定された地点を一時的に登録(この一時的な登録を「仮登録」と称する)する処理を行う。通過判定部42は、仮登録された地点を車両が通過したか否かを判定する。取消処理部44は、所定の条件を満たす地点の仮登録を取り消す処理を行う。例えば、通過判定部42によって通過判定がなされた仮登録地点や、仮登録後に所定期間が経過した仮登録地点について仮登録の取り消しが行われる。停車判定部46は、仮登録された地点で車両が停車したか否かを判定する。本登録処理部48は、仮登録された地点の中から所定の条件を持たす地点を登録(この登録を「本登録」と称する)する処理を行う。例えば、仮登録された地点の中で、その後に停車判定部46によって車両が停車したと判定された地点について本登録処理が行われる。この本登録処理は、本登録処理部48によって編集画面を兼ねた本登録メニュー画像が生成され、この本登録メニュー画像を見ながら利用者がリモコンユニット4を操作して所定の編集項目を入力することにより行われる。
【0022】
入力処理部50は、リモコンユニット4から入力される各種の操作指示に対応する動作を行うための命令をナビゲーションコントローラ1内の各部に向けて出力する。表示処理部60は、地図描画部14によって生成される地図画像描画データが入力されており、この描画データに基づいて所定範囲の地図画像をディスプレイ装置6の画面に表示する。また、本登録処理部48によって生成される本登録メニュー画像データや誘導経路描画部24によって生成される誘導経路描画データが入力されると、表示処理部60は、これらの描画データを地図画像に重ねてディスプレイ装置6の画面に表示する。
【0023】
上述したディスク読取装置3、車両位置検出部5、地図バッファ10、地図読出制御部12、地図描画部14、車両位置計算部20、表示処理部60が地図表示手段に、リモコンユニット4、入力処理部50が地点指定手段に、仮登録処理部40、通過判定部42がが仮登録手段に、取消処理部44が仮登録取消手段に、停車判定部46、本登録処理部48が本登録手段に、経路探索処理部22が経路探索手段に、誘導経路描画部24、音声案内部26、表示処理部60が経路誘導手段にそれぞれ対応する。
【0024】
本実施形態のナビゲーション装置はこのような構成を有しており、次に、車両走行中に表示された地図画像に含まれる任意の地点を指定して登録を行う場合の動作を説明する。図2は、車両走行中に行われる仮登録の動作手順を示す流れ図である。仮登録処理部40は、車両走行中に表示された地図画像内の任意位置が指定されて仮登録が指示されたか否かを判定する(ステップ100)。例えば、リモコンユニット4を操作することにより、地図画像内の任意位置の指定と、指定された任意位置を仮登録する旨の指示が行われる。仮登録指示がなされない場合には否定判断が行われて、ステップ100の判定が繰り返される。また、仮登録指示がなされるとステップ100の判定において肯定判断が行われ、仮登録処理部40は、指定された任意位置に対応する地点を仮登録する(ステップ101)。この仮登録処理では、少なくとも対象地点の住所と仮登録日時とが内蔵メモリ等に格納される。
【0025】
図3は、仮登録された地点に対する本登録あるいは仮登録の取り消しを行う動作手順を示す流れ図である。例えば、走行中の車両が停車してキースイッチが一旦切られ、その後再度エンジンキーが回されてアクセサリースイッチがオンされたときに図3に示す動作が開始されるものとする。
【0026】
まず、仮登録処理部40は、仮登録情報があるか否かを判定する(ステップ200)。仮登録された1箇所以上の地点が存在する場合には肯定判断が行われる。次に、取消処理部44は、一定期間経過した仮登録情報があるか否か、すなわち、仮登録された時点から一定期間経過した地点が存在するか否かを判定する(ステップ201)。一定期間経過した仮登録情報が存在する場合には肯定判断が行われ、取消処理部44は、この一定期間が経過した地点の仮登録を取り消す処理を行う(ステップ202)。その後、仮登録処理部40は、取り消されていない仮登録情報があるか否かを判定する(ステップ203)。取り消されていない仮登録情報がある場合には肯定判断が行われる。その後、あるいは、一定期間経過した仮登録情報がない場合であってステップ201の判定において否定判断が行われた後に、仮登録情報の内容(住所と仮登録日時)がリスト形式で表示される(ステップ204)
次に、経路探索処理部22は、目的地や経由地の設定がなされて経路探索が指示されたか否かを判定する(ステップ205)。なお、仮登録情報がない場合であってステップ200の判定において否定判断が行われた場合や、仮登録情報が全部取り消されてしまってステップ203の判定において否定判断された場合には、このステップ205の判定動作に移行する。
【0027】
例えば、利用者の操作に応じて目的地設定部30によって経路探索の目的地や経由地を設定する処理が行われるが、利用者は、ステップ204においてリスト形式で表示された仮登録の地点を経路探索の目的地や経由地として指定することができる。また、リスト形式で表示された仮登録の地点が目的地や経由地として指定されない場合は、目的地設定部30は、これらの地点とは別に設定された目的地までの走行経路に仮登録の地点を経由地として含ませる処理を行う。但し、自車位置と目的地との位置関係から目的地に向かう経路から大きく外れる仮登録の地点については経由地の対象から除外するようにする。なお、大きく外れるか否かは、単に自車位置と目的地とを結ぶ線から仮登録の各地点までの距離に基づいて判断してもよいし、仮登録の地点を経由地に含めた場合と含めない場合の走行所要時間の差に基づいて判断してもよい。このようにして目的地や経由地が設定された後、経路探索処理部22は、自車位置を出発地として目的地までの最適な走行経路を経路探索処理によって算出する(ステップ206)。次に、この算出された誘導経路に沿った経路誘導動作が開始される(ステップ207)。具体的には、誘導経路描画部24によって描画された誘導経路を地図画像上に表示したり、音声案内部26によって生成された交差点案内等の音声信号がオーディオ部7から出力されて、経路誘導動作が行われる。
【0028】
この経路誘導動作と並行して、停車判定部46は、仮登録された地点で車両が停車したか否かを判定する(ステップ208)。停車しない場合には否定判断が行われ、通過判定部42は、仮登録された地点を車両が通過したか否かを判定する(ステップ209)。通過していない場合には否定判断が行われ、ステップ208に戻って仮登録地点での停車の有無判定が繰り返される。また、仮登録された地点を車両が通過した場合にはステップ209の判定において肯定判断が行われ、取消処理部44は、通過した地点に対応する仮登録を取り消す処理を行う(ステップ210)。
【0029】
また、仮登録された地点で車両が停車した場合にはステップ208の判定において肯定判断が行われ、次に、本登録処理部48は本登録メニュー画像を生成し、表示処理部60はこの本登録メニュー画像をディスプレイ装置6の画面上に表示する(ステップ211)。その後、利用者によってリモコンユニット4が操作されて地名等の編集に必要な情報が入力されて本登録処理部48による本登録処理が行われる(ステップ212)。本登録処理部48は、必要な情報の入力が終了したか否かを判定し(ステップ213)、入力が終了していない場合には否定判断を行ってステップ212の本登録処理を続行する。また、必要な情報の入力が終了して利用者によってその旨を指示する操作がなされるとステップ213の判定において肯定判断が行われ、他の仮登録地点について同様の処理を行うためにステップ208に戻って処理が継続される。
【0030】
このように、本実施形態のナビゲーション装置では、通過時に指定されて仮登録が行われた地点をその後停車せずに通過したときにこの地点の仮登録が取り消されるため、指定後何もせずに放置した地点が増加することを回避することができ、操作性の悪化を防止することができる。
【0031】
また、仮登録された地点にその後停車したときに、この地点に対応する本登録が行われるため、通過時に指定されて仮登録が行われた地点の中で興味が持続して再度停車した地点について本登録を行うことが可能になり、本登録の対象地点の数を減らすことによる操作性の向上が可能となる。
【0032】
また、仮登録が行われた後に停車したときに、この仮登録された地点を経由地あるいは目的地として経路探索処理を行って走行経路を決定することにより、それまでの車両走行時に指定して仮登録された地点の存在を再確認するとともにその地点への走行を誘導することができる。
【0033】
また、仮登録が行われた地点について所定期間内に本登録が行われないときに、この地点の仮登録を取り消すことにより、通過時に指定されて仮登録が行われた地点であってその後放置された地点について仮登録を取り消すことができ、興味を失った地点について仮登録を取り消す手間を低減することができる。
【0034】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。上述した実施形態では、仮登録時の地点の指定をリモコンユニット4を用いて行うようにしたが、ディスプレイ装置6にタッチパネルからなる入力装置を装着し、利用者の指等で画面の一部を直接指し示すことで仮登録の地点を指定するようにしてもよい。
【0035】
また、上述した実施形態では、仮登録後に一旦エンジン回転を停止させて再度アクセサリースイッチをオンしたときに本登録処理を行うようにしたが、本登録を開始する停車判定の基準は適宜変更することができる。例えば、車両を停車させた状態が所定時間継続したときにエンジンの回転状態にかかわらず本登録処理を行うようにしてもよい。あるいは、運転者の本登録指示があったときに、車両の停車条件にかかわらず本登録処理を行うようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】一実施形態のナビゲーション装置の構成を示す図である。
【図2】車両走行中に行われる仮登録の動作手順を示す流れ図である。
【図3】仮登録された地点に対する本登録あるいは仮登録の取り消しを行う動作手順を示す流れ図である。
【符号の説明】
【0037】
1 ナビゲーションコントローラ
2 DVD
3 ディスク読取装置
4 リモートコントロール(リモコン)ユニット
5 車両位置検出部
6 ディスプレイ装置
7 オーディオ部
10 地図バッファ
12 地図読出制御部
14 地図描画部
20 車両位置計算部
22 経路探索処理部
24 誘導経路描画部
26 音声案内部
30 目的地設定部
40 仮登録処理部
42 通過判定部
44 取消処理部
46 停車判定部
48 本登録処理部
50 入力処理部
60 表示処理部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両走行中に所定範囲の地図画像を表示させる地図表示手段と、
前記地図表示手段によって表示された地図画像上の地点を指定する地点指定手段と、
前記地点指定手段によって指定された地点を仮登録する仮登録手段と、
前記仮登録手段によって仮登録された地点を、その後停車せずに通過したときにこの地点の仮登録を取り消す仮登録取消手段と、
を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項2】
請求項1において、
前記仮登録手段によって仮登録された地点にその後停車したときに、この地点に対応する本登録を行う本登録手段をさらに備えることを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項3】
請求項2において、
前記本登録手段は、本登録の対象となる地点に関する編集画面の表示処理と、この編集画面に対する利用者の入力を受け付ける処理を含んでいることを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれかにおいて、
前記仮登録手段によって仮登録が行われた後に停車したときに、この仮登録された地点を経由地あるいは目的地として経路探索処理を行って最適な走行経路を探索する経路探索手段と、
前記経路探索手段による探索によって得られた走行経路に沿って車両の走行を誘導する経路誘導手段と、
をさらに備えることを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項5】
請求項2において、
前記仮登録取消手段は、前記仮登録手段によって仮登録が行われた地点について所定期間内に前記本登録手段による本登録が行われないときに、この地点の仮登録を取り消すことを特徴とするナビゲーション装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2007−263627(P2007−263627A)
【公開日】平成19年10月11日(2007.10.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−86786(P2006−86786)
【出願日】平成18年3月28日(2006.3.28)
【出願人】(000101732)アルパイン株式会社 (2,424)
【Fターム(参考)】