説明

ヒストンデアセチラーゼの阻害剤として有用な縮合複素環化合物

ヒストンデアセチラーゼ(HDAC)の酵素活性を阻害する式(I)の化合物、そのような化合物を含む医薬組成物、ならびに少なくとも部分的にHDACによって媒介された状態、特に増殖性状態を治療する方法を開示し、ここで、A、W、W、W、ArおよびGは明細書で記載している。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iの化合物
【化1】

[式中、
【化2】

は、置換1,2−縮合アリール、1,2−縮合ヘテロアリール、置換1,2−縮合ヘテロアリール、1,2−縮合複素環および置換1,2−縮合複素環からなる群から選択されるArであり、
Arは、WおよびWを含有する環に縮合しており、
WおよびWは、独立に、[−C(R)(R)−]であり、
は、結合または[−C(R)(R)−]であり、
およびRは、独立に、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環および置換複素環からなる群から選択され、
各mは、独立に、1または2であり、
pは、1、2、3または4であり、
Arは、アリーレン、置換アリーレン、ヘテロアリーレンおよび置換ヘテロアリーレンからなる群から選択され、
Gは、結合、アルキレン、置換アルキレン、アルケニレン、置換アルケニレン、アルキニレンおよび置換アルキニレンからなる群から選択され、
但し、Arが、アリーレンまたは置換アリーレンである場合、Gは、アルケニレンまたは置換アルケニレンではない]、または
その互変異性体、立体異性体、プロドラッグ、もしくは薬学的に許容できるそれらの塩。
【請求項2】
Arが、1,2−縮合ヘテロアリール、置換1,2−縮合ヘテロアリール、1,2−縮合複素環または置換1,2−縮合複素環である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Arと、それが縮合している環とが一緒になって、
置換されていてもよい1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル、
置換されていてもよい1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル、
置換されていてもよい1,4,5,6−テトラヒドロアゼピノ[4,5−b]インドール−3(2H)−イル、
置換されていてもよい1,3,4,4a,9,9a−ヘキサヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル、
置換されていてもよい1,1a,3,4,4a,5−ヘキサヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール2−イル、
置換されていてもよい10−オキソ−3,4,5,10−テトラヒドロベンゾ[b]−1,6−ナフチリジン−2(1H)−イル、
置換されていてもよい3,4−ジヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−c]ピリジン−2(1H)−イルおよび
置換されていてもよい3,4−ジヒドロ[1]ベンゾフロ[2,3−c]ピリジン−2(1H)−イル
からなる群から選択される複素環基を形成している、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
Arがアリーレンまたは置換アリーレンである、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
【化3】

[N−ヒドロキシ−4−(1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル)ベンズアミド]である、請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
Arがヘテロアリーレンまたは置換ヘテロアリーレンである、請求項2に記載の化合物。
【請求項7】
−G−C(O)NHOHと一緒になった前記ヘテロアリーレンまたは置換ヘテロアリーレン基が、5−[−G−C(O)NHOH]−ピリミド−2−イレン、5−[−G−C(O)NHOH]−チアゾール−2−イレン、5−[−G−C(O)NHOH]−ピリド−2−イレンおよびそれらのN−オキシド、ならびに5−[−G−C(O)NHOH]−チエン−2−イレンからなる群から選択される、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
【化4】

[N−ヒドロキシ−3−[2−(1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル)ピリミジン−5−イル]プロパンアミド]である、請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
Gが置換されていてもよいアルケニレンである、請求項7に記載の化合物。
【請求項10】
Arと、それが縮合している環とが一緒になって、
置換されていてもよい1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル、
置換されていてもよい1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル、
置換されていてもよい1,4,5,6−テトラヒドロアゼピノ[4,5−b]インドール−3(2H)−イル、
置換されていてもよい1,3,4,4a,9,9a−ヘキサヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル、
置換されていてもよい1,1a,3,4,4a,5−ヘキサヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル、
置換されていてもよい10−オキソ−3,4,5,10−テトラヒドロベンゾ[b]−1,6−ナフチリジン−2(1H)−イル、
置換されていてもよい3,4−ジヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−c]ピリジン−2(1H)−イルおよび
置換されていてもよい3,4−ジヒドロ[1]ベンゾフロ[2,3−c]ピリジン−2(1H)−イル
からなる群から選択される複素環基を形成している、請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
【化5】

[(2E)−N−ヒドロキシ−3−[2−(1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル)ピリミジン−5−イル]アクリルアミド]または
【化6】

[(2E)−N−ヒドロキシ−3−[5−(1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イルメチル)チエン−2−イル]アクリルアミド]
である、請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
Gが結合である、請求項7に記載の化合物。
【請求項13】
Arと、それが縮合している環とが一緒になって、
置換されていてもよい1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル、
置換されていてもよい1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル、
置換されていてもよい1,4,5,6−テトラヒドロアゼピノ[4,5−b]インドール−3(2H)−イル、
置換されていてもよい1,3,4,4a,9,9a−ヘキサヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル、
置換されていてもよい1,1a,3,4,4a,5−ヘキサヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル、
置換されていてもよい10−オキソ−3,4,5,10−テトラヒドロベンゾ[b]−1,6−ナフチリジン−2(1H)−イル、
置換されていてもよい3,4−ジヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−c]ピリジン−2(1H)−イルおよび
置換されていてもよい3,4−ジヒドロ[1]ベンゾフロ[2,3−c]ピリジン−2(1H)−イル
からなる群から選択される複素環基を形成している、請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
が結合である、請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
【化7】

[N−ヒドロキシ−2−(1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル)−1,3−チアゾール−5−カルボキサミド]または
【化8】

[N−ヒドロキシ−6−(1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル)ニコチンアミド]
である、請求項14に記載の化合物。
【請求項16】
−G−C(O)NHOHと一緒になった前記ヘテロアリーレン基が、5−[−G−C(O)NHOH]−ピリミド−2−イレンである、請求項12に記載の化合物。
【請求項17】
Arと、それが縮合している環とが一緒になって、置換されていてもよい1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イルまたは置換されていてもよい1,3,4,4a,9,9a−ヘキサヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル置換基である、請求項16に記載の化合物。
【請求項18】
が結合である、請求項17に記載の化合物。
【請求項19】
【化9】

[N−ヒドロキシ−2−(1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化10】

[N−ヒドロキシ−2−(6−メトキシ−1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化11】

[N−ヒドロキシ−2−(8−メチル−1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化12】

[N−ヒドロキシ−2−(7−フルオロ−1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化13】

[N−ヒドロキシ−2−(6−フルオロ−1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化14】

[N−ヒドロキシ−2−(6−ベンジルオキシ−1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化15】

[N−ヒドロキシ−2−(7−メチル−1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化16】

[N−ヒドロキシ−2−(6−メチル−1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化17】

[N−ヒドロキシ−2−{6−[3−(モルホリン−4−イルメチル)フェニル]−1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化18】

[N−ヒドロキシ−2−{6−[3−((4−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル]−1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化19】

[N−ヒドロキシ−2−{6−[4−((4−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル]−1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化20】

[N−ヒドロキシ−2−{6−[2−((4−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル]−1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化21】

[N−ヒドロキシ−2−{9−[2−ピロリジン−1−イルエチル]−1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化22】

[N−ヒドロキシ−2−[9−(2−ピペリジン−1−イルエチル)−1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル]ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化23】

[N−ヒドロキシ−2−[9−(2−モルホリン−4−イルエチル)−1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル]ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化24】

[N−ヒドロキシ−2−[9−(フェニルスルホニル)−1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル]ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化25】

[N−ヒドロキシ−2−(9−メチル−1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化26】

[N−ヒドロキシ−2−(9−ベンジル−1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化27】

[2−(9−アセチル−1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル)−N−ヒドロキシピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化28】

[N−ヒドロキシ−2−{9−[2−ピロリジン−1−イルメチル]−1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化29】

[N−ヒドロキシ−2−[9−(2−ヒドロキシエチル)−1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル]ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化30】

[N−ヒドロキシ−2−[9−(1−メチルピペリジン−3−イル)−1,3,4,9−テトラヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル]ピリミジン−5−カルボキサミド]または
【化31】

[N−ヒドロキシ−2−(6−メチル−1,3,4,4a,9,9a−ヘキサヒドロ−2H−b−カルボリン−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]
である、請求項18に記載の化合物。
【請求項20】
Arと、それが縮合している環とが一緒になって、置換されていてもよい1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イルおよび置換されていてもよい1,1a,3,4,4a,5−ヘキサヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル置換基からなる群から選択される複素環基を形成している、請求項16に記載の化合物。
【請求項21】
が結合である、請求項20に記載の化合物。
【請求項22】
【化32】

[N−ヒドロキシ−2−(1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化33】

[N−ヒドロキシ−2−(8−メチル−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化34】

[2−(8−クロロ−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル)−N−ヒドロキシピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化35】

[2−(8−ブロモ−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル)−N−ヒドロキシピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化36】

[N−ヒドロキシ−2−[8−(トリフルオロメトキシ)−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル]ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化37】

[N−ヒドロキシ−2−(8−フェニル−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化38】

[N−ヒドロキシ−2−(8−フルオロ−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化39】

[N−ヒドロキシ−2−(8−メトキシ−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化40】

[N−ヒドロキシ−2−(7−フルオロ−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化41】

[N−ヒドロキシ−2−(7−メチル−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化42】

[N−ヒドロキシ−2−(7,8−ジメチル−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化43】

[N−ヒドロキシ−2−(7−クロロ−8−メチル−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化44】

[N−ヒドロキシ−2−(7−ブロモ−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化45】

[N−ヒドロキシ−2−(8−トリフルオロメチル−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化46】

[N−ヒドロキシ−2−(9−クロロ−8−メチル−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化47】

[N−ヒドロキシ−2−(8−ニトロ−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化48】

[N−ヒドロキシ−2−(8−(N−アセトアミド)−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化49】

[N−ヒドロキシ−2−(8−(N−メチルスルホンアミド)−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化50】

[N−ヒドロキシ−2−(8−アミノ−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化51】

[N−ヒドロキシ−2−{8−イソプロピル−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化52】

[N−ヒドロキシ−2−{8−tert−ブチル−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化53】

[N−ヒドロキシ−2−{7−フェニル−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化54】

[N−ヒドロキシ−2−{5−アセチル−8−メチル−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化55】

[N−ヒドロキシ−2−(8−メチル−1,3,4,4a,5,9b−ヘキサヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]または
【化56】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]
である、請求項21に記載の化合物。
【請求項23】
【化57】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[3−(ピロリジン−1−イルメチル)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化58】

[N−ヒドロキシ−2−{8−(ピリジン−3−イル)−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化59】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[4−(ピロリジン−1−イルメチル)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化60】

[N−ヒドロキシ−2−{8−(ピリミジン−5−イル)−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化61】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[3−(モルホリン−4−イルメチル)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化62】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[3−(ピペリジン−1−イルメチル)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化63】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[3−(N,N−ジメチルアミノメチル)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化64】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[3−((4−ヒドロキシメチルピペリジン−1−イル)メチル)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化65】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[3−(チオモルホリン−4−イルメチル)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化66】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[3−(N,N−ジ(2−ヒドロキシエチル)アミノメチル)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化67】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[3−((4−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化68】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[3−(ピペラジン−1−イルメチル)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化69】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[3−((4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化70】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[3−((4−アセチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化71】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[4−(モルホリン−4−イルメチル)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化72】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[4−(チオモルホリン−4−イルメチル)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化73】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[4−((4−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化74】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[4−(ヒドロキシメチル)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化75】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[5−((4−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−フリル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化76】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[5−(モルホリン−4−イル)メチル−2−フリル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化77】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[5−((4−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−チエン−2−イル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化78】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化79】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[4−メトキシフェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化80】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[4−メチルフェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化81】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[4−(N−アセトアミド)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化82】

[N−ヒドロキシ−2−{8−(フル−2−イル)−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化83】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[3−(ピロリジン−1−イルカルボニル)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化84】

[N−ヒドロキシ−2−{7−[3−(ピロリジン−1−イルメチル)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化85】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[3−アミノフェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化86】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[3−フルオロフェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化87】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[4−フルオロフェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化88】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[フル−3−イル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化89】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[1H−ピロール−2−イル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化90】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[3−(メチルチオ)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化91】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[4−ジメチルアミノフェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化92】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[3−(メチルスルフィニル)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化93】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[3−(N−アセトアミドメチル)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化94】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[3−(N−メチルスルホンアミドメチル)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化95】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[3−(N−アセトアミド)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化96】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[3−(N−メチルスルホンアミド)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化97】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[3−(1H−テトラゾール−5−イル)フェニル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]または
【化98】

[N−ヒドロキシ−2−{8−[チエン−2−イル]−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−ピリド[4,3−b]インドール−2−イル}ピリミジン−5−カルボキサミド]
である、請求項20に記載の化合物。
【請求項24】
Arと、それが縮合している環とが一緒になって、置換されていてもよい1,4,5,6−テトラヒドロアゼピノ[4,5−b]インドール−3(2H)−イル基を形成する、請求項16に記載の化合物。
【請求項25】
が結合である、請求項24に記載の化合物。
【請求項26】
【化99】

[N−ヒドロキシ−2−(1,4,5,6−テトラヒドロアゼピノ[4,5−b]インドール−3(2H)−1−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化100】

[N−ヒドロキシ−2−(9−メトキシ−1,4,5,6−テトラヒドロアゼピノ[4,5−b]インドール−3(2H)−1−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化101】

[N−ヒドロキシ−2−(9−フルオロ−1,4,5,6−テトラヒドロアゼピノ[4,5−b]インドール−3(2H)−1−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化102】

[N−ヒドロキシ−2−(9−[3−(モルホリン−4−イルメチル)フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロアゼピノ[4,5−b]インドール−3(2H)−1−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]または
【化103】

[N−ヒドロキシ−2−(9−[3−((4−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル]−1,4,5,6−テトラヒドロアゼピノ[4,5−b]インドール−3(2H)−1−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]
である、請求項25に記載の化合物。
【請求項27】
前記複素環基が、
置換されていてもよい10−オキソ−3,4,5,10−テトラヒドロベンゾ[b]−1,6−ナフチリジン−2(1H)−イル、
置換されていてもよい3,4−ジヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−c]ピリジン−2(1H)−イル、および
置換されていてもよい3,4−ジヒドロ[1]ベンゾフロ[2,3−c]ピリジン−2(1H)−イル
からなる群から選択される、請求項15に記載の化合物。
【請求項28】
が結合である、請求項27に記載の化合物。
【請求項29】
【化104】

[2−(3,4−ジヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−c]ピリジン−2(1H)−イル)−N−ヒドロキシピリミジン−5−カルボキサミド]、
【化105】

[2−(3,4−ジヒドロ[1]ベンゾフロ[2,3−c]ピリジン−2(1H)−イル)−N−ヒドロキシピリミジン−5−カルボキサミド]または
【化106】

[N−ヒドロキシ−2−(10−オキソ−3,4,5,10−テトラヒドロベンゾ[b]−1,6−ナフチリジン−2(1H)−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド]
である、請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
Arが1,2−縮合置換アリールである、請求項1に記載の化合物。
【請求項31】
Arがヘテロアリーレンまたは置換ヘテロアリーレンである、請求項30に記載の化合物。
【請求項32】
−G−C(O)NHOHと一緒になった前記ヘテロアリーレンまたは置換ヘテロアリーレン基が、5−[−G−C(O)NHOH]−ピリミド−2−イレン、5−[−G−C(O)NHOH]−チアゾール−2−イレン、5−[−G−C(O)NHOH]−ピリド−2−イレンおよびそれらのN−オキシド、ならびに5−[−G−C(O)NHOH]−チエン−2−イレンからなる群から選択される、請求項31に記載の化合物。
【請求項33】
Gが置換されていてもよいアルケニレンである、請求項32に記載の化合物。
【請求項34】
Gが結合である、請求項33に記載の化合物。
【請求項35】
−G−C(O)NHOHと一緒になった前記ヘテロアリーレン基が、5−[−G−C(O)NHOH]−ピリミド−2−イレンおよび5−[−G−C(O)NHOH]−ピリド−2−イレンおよびそれらのN−オキシドからなる群から選択される、請求項34に記載の化合物。
【請求項36】
が結合である、請求項35に記載の化合物。
【請求項37】
【化107】

[6−(6,7−ジメトキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)−N−ヒドロキシニコチンアミド]、
【化108】

[2−(6,7−ジメトキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)−N−ヒドロキシピリミジン−5−カルボキサミド]または
【化109】

[2−(7−メトキシ−3,4,ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)−N−ヒドロキシピリミジン−5−カルボキサミド]
である、請求項36に記載の化合物。
【請求項38】
有効量の請求項1から37に記載の1種または複数の化合物および薬学的に不活性な担体を含む医薬組成物。
【請求項39】
有効量の請求項1から37に記載の1種または複数の化合物および有効量の少なくとも1種の抗癌剤、ならびに薬学的に不活性な担体を含む医薬組成物。
【請求項40】
哺乳動物患者の増殖性障害を抑制する医薬品を製造するための、請求項1から37のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項41】
前記増殖性障害が癌である、請求項40に記載の使用。

【公表番号】特表2008−530136(P2008−530136A)
【公表日】平成20年8月7日(2008.8.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−555357(P2007−555357)
【出願日】平成18年2月14日(2006.2.14)
【国際出願番号】PCT/US2006/005312
【国際公開番号】WO2006/088949
【国際公開日】平成18年8月24日(2006.8.24)
【出願人】(506305687)ミイカナ セラピューティクス インコーポレイテッド (6)
【Fターム(参考)】