説明

CCR2の4−アゼチジニル−1−ヘテロアリール−シクロヘキサノールアンタゴニスト

本発明は、式(I)の化合物を含む。
【化1】


式中:R1、R2、R3及びR4は、明細書に定義されている。本発明はまた、式(I)の化合物を含む製薬学的組成物と、式(I)の化合物を投与することによるCCR2媒介症候群、障害又は疾患、例えば、2型糖尿病、肥満又はぜんそくを予防、処置又は軽減するための方法とを含む。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)
【化1】

式中、
1
【化2】

ピリジル、ピリジル−N−オキシド、1H−ピリジン−2−オニル、インドリル、ピラジニル、3−H−チアゾール−2−オニル、ピリミジル、ベンゾオキサゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、イミダゾリル、チオフェニル、フリル、[1,2,4]オキサジアゾリル又は[1,3,4]チアジアゾリルであり;ここで、前記ピリジル、ピリジル−N−オキシド、ピリミジル、ピラゾリル、イミダゾリル、チオフェニル、又はチアゾリルは場合によりOC(1〜4)アルキル、OC(3〜6)シクロアルキル、OCH2CF3、OCH2Ph、F、CN、CH2CN、C(1〜4)アルキル、CH2CF3、N(C(1〜4)アルキル)2、C(1〜4)アルキルOH、Si(CH33、−C≡CH、SCH3、S(O)CH3、SO2CH3、ピロリジニル、OH、NH2、NHCN、CO2H、CONH2、NHCO2(1〜4)アルキル、N(SO2CH32、NHSO2CH3、NHC(O)CF3、NHC(1〜4)アルキル、NHCO2H、NHCO2(1〜4)アルキル、NHCOC(1〜4)アルキル、NHCONH2、NHCONHC(1〜4)アルキル、及びBrからなる群から選択される1つの置換基で置換されていてもよく;又は前記ピリジルは1つのOCH3基及び1つのCH3で置換されていることができ;又は前記ピリミジルは場合により1つのN(C(1〜4)アルキル)2基若しくは1つ若しくは2つのOCH3基で置換されていてもよく;又は前記チアゾリルは場合により2つの隣接する炭素原子上で置換されて縮合二環系ベンゾチアゾール−2−イルを形成していてもよく、又は前記ベンゾチアゾール−2−イルは場合によりBr若しくはOCH3で置換されていてもよく;又は前記1H−ピリジン−2−オニルは場合によりCH2CN、C(1〜4)アルキル、CH2CF3及びCH2CH2OHからなる群から選択される1つの置換基で置換されていてもよく、又は前記1H−ピリジン−2−オニルは場合により2つまでのメチル基で置換されていてもよく;又は前記[1,2,4]オキサジアゾリルは場合によりいずれかの炭素原子上でCCl3若しくはピロリジニルで置換されていてもよく、或いはまた前記[1,2,4]オキサジアゾリルの前記炭素原子上の両方の水素はオキソ基で代替されていることができ、
2はC(1〜4)アルキル、NH2、NO2、NHCH2CH2OH、N(C(1〜4)アルキル)2、N(SO2CH32、CN、F、Cl、Br、CF3、C(3〜6)シクロアルキル、ヘテロシクリル、OCF3、OCF2H、CF2H、又はOC(1〜4)アルキルであり、
3はH、F、Cl、CF3、又はOC(1〜4)アルキルであり、或いは、R2及びR3はそれらが結合するフェニルと一緒になって、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、2,3−ジヒドロ−ベンゾフラニル、若しくは2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル基を形成することができ、
4はH、OC(1〜4)アルキル、又はFである、
化合物、並びにそれらの溶媒和物、水和物、互変異性体、プロドラッグ、及び製薬学的に許容できる塩。
【請求項2】
1
【化3】

ピリジル、ピリジル−N−オキシド、1H−ピリジン−2−オニル、インドリル、ピラジニル、3−H−チアゾール−2−オニル、ピリミジル、メチル置換イミダゾリル、場合によりBrで置換されていてもよいメチル置換ピラゾリル、場合によりBrで置換されていてもよいチオフェニル、ベンゾオキサゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、[1,2,4]オキサジアゾリル又は[1,3,4]チアジアゾリルであり;ここで、前記ピリジル、ピリジル−N−オキシド、又はチアゾリルは場合によりOC(1〜4)アルキル、OC(3〜6)シクロアルキル、OCH2CF3、OCH2Ph、F、CN、CH2CN、C(1〜4)アルキル、CH2CF3、N(C(1〜4)アルキル)2、C(1〜4)アルキルOH、Si(CH33、−C≡CH、SCH3、S(O)CH3、SO2CH3、ピロリジニル、OH、NH2、NHCN、CO2H、CONH2、NHCO2(1〜4)アルキル、N(SO2CH32、NHSO2CH3、NHC(O)CH3、NHC(O)CF3、NHC(1〜4)アルキル、及びBrからなる群から選択される1つの置換基で置換されていてもよく;又は前記ピリジルは1つのOCH3基及び1つのCH3で置換されていることができ;前記ピリミジルは場合により1つのN(C(1〜4)アルキル)2基又は1つ若しくは2つのOCH3基で置換されていてもよく;前記チアゾリルは場合により2つの隣接する炭素原子上で置換されて縮合二環系ベンゾチアゾール−2−イルを形成していてもよく、前記ベンゾチアゾール−2−イルは場合によりBr又はOCH3で置換されていてもよく;前記1H−ピリジン−2−オニルは場合によりCH2CN、C(1〜4)アルキル、CH2CF3、及びCH2CH2OHからなる群から選択される1つの置換基で置換されていてもよく、又は前記1H−ピリジン−2−オニルは場合により2つまでのメチル基で置換されていてもよく;前記[1,2,4]オキサジアゾリルは場合によりいずれかの炭素原子上でCCl3若しくはピロリジニルで置換されていてもよく、或いはまた前記[1,2,4]オキサジアゾリルの前記炭素原子上の両方の水素はオキソ基で代替されていることができ、
2がC(1〜4)アルキル、NH2、NO2、NHCH2CH2OH、N(C(1〜4)アルキル)2、N(SO2CH32、CN、F、Cl、Br、CF3、ピロリジニル、OCF3、OCF2H、CF2H、又はOC(1〜4)アルキルであり、
3がH、F、Cl、CF3、又はOC(1〜4)アルキルであり、或いは、R2及びR3はそれらが結合するフェニルと一緒になって、ベンゾ[1,3]ジオキソリル基を形成することができ、
4がH、OCH3、又はFである、
請求項1に記載の化合物、並びにそれらの溶媒和物、水和物、互変異性体、プロドラッグ及び製薬学的に許容できる塩。
【請求項3】
1がピリジル、ピリジル−N−オキシド、ピリミジル、メチル置換イミダゾリル、場合によりBrで置換されていてもよいメチル置換ピラゾリル、場合によりBrで置換されていてもよいチオフェニル、ベンゾオキサゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、又は[1,3,4]チアジアゾリルであり;ここで、前記ピリジル、ピリジル−N−オキシド、又はチアゾリルは場合によりOC(1〜4)アルキル、OC(3〜6)シクロアルキル、OCH2CF3、OCH2Ph、F、CN、C(1〜4)アルキル、N(C(1〜4)アルキル)2、C(1〜4)アルキルOH、Si(CH33、−C≡CH、SCH3、S(O)CH3、SO2CH3、ピロリジニル、OH、NH2、NHCN、及びBrからなる群から選択される1つの置換基で置換されていてもよく;又は前記ピリジルは1つのOCH3基及び1つのCH3で置換されていることができ;前記ピリミジルは場合により1つのN(C(1〜4)アルキル)2基又は1つ若しくは2つのOCH3基で置換されていてもよく;前記チアゾリルは場合により2つの隣接する炭素原子上で置換されて縮合二環系ベンゾチアゾール−2−イルを形成していてもよく、前記ベンゾチアゾール−2−イルは場合によりBr又はOCH3で置換されていてもよく、
2がNH2、NO2、NHCH2CH2OH、N(CH32、N(SO2CH32、CN、F、Cl、Br、CF3、ピロリジニル、又はOCH3であり、
3がH、F、Cl、CF3、又はOCH3であり、或いは、R2及びR3はそれらが結合するフェニルと一緒になって、ベンゾ[1,3]ジオキソリル基を形成することができ、
4はH、又はFである、
請求項2に記載の化合物、並びにそれらの溶媒和物、水和物、互変異性体、プロドラッグ及び製薬学的に許容できる塩。
【請求項4】
1がピリジル、ピリジル−N−オキシド、ピリミジル、メチル置換イミダゾリル、場合によりBrで置換されていてもよいメチル置換ピラゾリル、場合によりBrで置換されていてもよいチオフェニル、ベンゾオキサゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、又は[1,3,4]チアジアゾリルであり;ここで、前記ピリジル又はピリジル−N−オキシドは場合によりOC(1〜4)アルキル、OC(3〜6)シクロアルキル、OCH2CF3、OCH2Ph、F、CN、C(1〜4)アルキル、N(C(1〜4)アルキル)2、及びBからなる群から選択される1つの置換基で置換されていてもよく;又は前記ピリジルは1つのOCH3基及び1つのCH3で置換されていることができ;前記ピリミジルは場合により1つのN(C(1〜4)アルキル)2基又は1つ若しくは2つのOCH3基で置換されていてもよく;前記チアゾリルは場合によりC(1〜4)アルキル、CH2OH、Si(CH33、−C≡CH、SCH3、S(O)CH3、SO2CH3、OH、NH2、N(C(1〜4)アルキル)2、ピロリジニル、OC(1〜4)アルキル、NHCNで置換されていてもよく、又は前記チアゾリルは2つの隣接する炭素原子上で置換されて縮合二環系ベンゾチアゾール−2−イルを形成することができ、前記ベンゾチアゾール−2−イルは場合によりBrで置換されていてもよい、
請求項3に記載の化合物、並びにそれらの溶媒和物、水和物、互変異性体、プロドラッグ及び製薬学的に許容できる塩。
【請求項5】
1がピリジル、メトキシ置換ピリジル−N−オキシド、ピリミジル、メチル置換イミダゾリル、場合によりBrで置換されていてもよいメチル置換ピラゾリル、場合によりBrで置換されていてもよいチオフェニル、ベンゾオキサゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、又は[1,3,4]チアジアゾリルであり;ここで、前記ピリジルは場合によりOCH3、OCH2CH3、OCH(CH32、OC(CH33、シクロブトキシ、OCH2CF3、OCH2Ph、F、CN、CH3、N(CH3)2、及びBrからなる群から選択される1つの置換基で置換されていてもよく;又は前記ピリジルは1つのOCH3基及び1つのCH3で置換されていることができ;前記ピリミジルは場合により1つのN(CH32基又は1つ若しくは2つのOCH3基で置換されていてもよく;前記チアゾリルは場合によりCH2OH、Si(CH33、CH3、CH2CH3、CH(CH32、−C≡CH、SCH3、S(O)CH3、SO2CH3、OH、NH2、N(CH32、ピロリジニル、OCH3、OCH(CH32、NHCNで置換されていてもよく、又は前記チアゾリルは2つの隣接する炭素原子上で置換されて縮合二環系ベンゾチアゾール−2−イルを形成することができ、前記ベンゾチアゾール−2−イルは場合によりBrで置換されていてもよく、
2がCF3、F、Cl、CN、又はOCH3であり、
3がH、F、Cl、又はCF3であり、或いは、R2及びR3はそれらが結合するフェニルと一緒になって、ベンゾ[1,3]ジオキソリル基を形成することができ、
4がH、又はFである、
請求項4に記載の化合物、並びにそれらの溶媒和物、水和物、互変異性体、プロドラッグ及び製薬学的に許容できる塩。
【請求項6】
【化4】

【化5】

【化6】

【化7】

【化8】

【化9】

【化10】

【化11】

【化12】

【化13】

【化14】

【化15】

【化16】

【化17】

からなる群から選択される請求項1に記載の化合物、並びにそれらの溶媒和物、水和物、互変異性体、プロドラッグ及び製薬学的に許容できる塩。
【請求項7】
【化18】

【化19】

【化20】

【化21】

からなる群から選択される請求項6に記載の化合物、並びにそれらの溶媒和物、水和物、互変異性体、プロドラッグ及び製薬学的に許容できる塩。
【請求項8】

【化22】

の化合物、並びにそれらの溶媒和物、水和物、互変異性体、プロドラッグ及び製薬学的に許容できる塩。
【請求項9】
式(Ia)
【化23】

式中、
1
【化24】

ピリジル、ピリジル−N−オキシド、1H−ピリジン−2−オニル、インドリル、ピラジニル、3−H−チアゾール−2−オニル、ピリミジル、ベンゾオキサゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、イミダゾリル、チオフェニル、フリル、[1,2,4]オキサジアゾリル又は[1,3,4]チアジアゾリルであり;ここで、前記ピリジル、ピリジル−N−オキシド、ピリミジル、ピラゾリル、イミダゾリル、チオフェニル、又はチアゾリルは場合によりOC(1〜4)アルキル、OC(3〜6)シクロアルキル、OCH2CF3、OCH2Ph、F、CN、CH2CN、C(1〜4)アルキル、CH2CF3、N(C(1〜4)アルキル)2、C(1〜4)アルキルOH、Si(CH33、−C≡CH、SCH3、S(O)CH3、SO2CH3、ピロリジニル、OH、NH2、NHCN、CO2H、CONH2、NHCO2(1〜4)アルキル、N(SO2CH32、NHSO2CH3、NHC(O)CF3、NHC(1〜4)アルキル、NHCO2H、NHCO2(1〜4)アルキル、NHCOC(1〜4)アルキル、NHCONH2、NHCONHC(1〜4)アルキル、及びBrからなる群から選択される1つの置換基で置換されていてもよく;又は前記ピリジルは1つのOCH3基及び1つのCH3で置換されていることができ;又は前記ピリミジルは場合により1つのN(C(1〜4)アルキル)2基若しくは1つ若しくは2つのOCH3基で置換されていてもよく;又は前記チアゾリルは場合により2つの隣接する炭素原子上で置換されて縮合二環系ベンゾチアゾール−2−イルを形成することができ、又は前記ベンゾチアゾール−2−イルは場合によりBr若しくはOCH3で置換されていてもよく;又は前記1H−ピリジン−2−オニルは場合によりCH2CN、C(1〜4)アルキル、CH2CF3、及びCH2CH2OHからなる群から選択される1つの置換基で置換されていてもよく、又は前記1H−ピリジン−2−オニルは場合により2つまでのメチル基で置換されていてもよく;又は前記[1,2,4]オキサジアゾリルは場合によりいずれかの炭素原子上でCCl3若しくはピロリジニルで置換されていてもよく、或いはまた前記[1,2,4]オキサジアゾリルの前記炭素原子上の両方の水素はオキソ基で代替されていることができ、
2はC(1〜4)アルキル、NH2、NO2、NHCH2CH2OH、N(C(1〜4)アルキル)2、N(SO2CH32、CN、F、Cl、Br、CF3、C(3〜6)シクロアルキル、ヘテロシクリル、OCF3、OCF2H、CF2H又はOC(1〜4)アルキルであり、
3はH、F、Cl、CF3、又はOC(1〜4)アルキルであり、或いは、R2及びR3はそれらが結合するフェニルと一緒になって、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、2,3−ジヒドロ−ベンゾフラニル、又は2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル基を形成することができ、
4はH、OC(1〜4)アルキル、又はFである、
の化合物、並びにそれらの溶媒和物、水和物、互変異性体、プロドラッグ及び製薬学的に許容できる塩。
【請求項10】
1
【化25】

ピリジル、ピリジル−N−オキシド、1H−ピリジン−2−オニル、インドリル、ピラジニル、3−H−チアゾール−2−オニル、ピリミジル、メチル置換イミダゾリル、場合によりBrで置換されていてもよいメチル置換ピラゾリル、場合によりBrで置換されていてもよいチオフェニル、ベンゾオキサゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、[1,2,4]オキサジアゾリル又は[1,3,4]チアジアゾリルであり;ここで、前記ピリジル、ピリジル−N−オキシド又はチアゾリルは場合によりOC(1〜4)アルキル、OC(3〜6)シクロアルキル、OCH2CF3、OCH2Ph、F、CN、CH2CN、C(1〜4)アルキル、CH2CF3、N(C(1〜4)アルキル)2、C(1〜4)アルキルOH、Si(CH33、−C≡CH、SCH3、S(O)CH3、SO2CH3、ピロリジニル、OH、NH2、NHCN、CO2H、CONH2、NHCO2(1〜4)アルキル、N(SO2CH32、NHSO2CH3、NHC(O)CH3、NHC(O)CF3、NHC(1〜4)アルキル、及びBrからなる群から選択される1つの置換基で置換されていてもよく;又は前記ピリジルは1つのOCH3基及び1つのCH3で置換されていることができ;前記ピリミジルは場合により1つのN(C(1〜4)アルキル)2基又は1つ若しくは2つのOCH3基で置換されていてもよく;前記チアゾリルは場合により2つの隣接する炭素原子上で置換されて縮合二環系ベンゾチアゾール−2−イルを形成していてもよく、前記ベンゾチアゾール−2−イルは場合によりBr又はOCH3で置換されていてもよく;前記1H−ピリジン−2−オニルは場合によりCH2CN、C(1〜4)アルキル、CH2CF3、及びCH2CH2OHからなる群から選択される1つの置換基で置換されていてもよく、又は前記1H−ピリジン−2−オニルは場合により2つまでのメチル基で置換されていてもよく;前記[1,2,4]オキサジアゾリルは場合によりいずれかの炭素原子でCCl3若しくはピロリジニルで置換されていてもよく、或いはまた前記[1,2,4]オキサジアゾリルの前記炭素原子上の両方の水素はオキソ基で代替されていることができ、
2がC(1〜4)アルキル、NH2、NO2、NHCH2CH2OH、N(C(1〜4)アルキル)2、N(SO2CH32、CN、F、Cl、Br、CF3、ピロリジニル、OCF3、OCF2H、CF2H、又はOC(1〜4)アルキルであり、
3がH、F、Cl、CF3、又はOC(1〜4)アルキルであり、或いは、R2及びR3はそれらが結合するフェニルと一緒になって、ベンゾ[1,3]ジオキソリル基を形成することができ、
4がH、OCH3、又はFである、
請求項9に記載の化合物、並びにそれらの溶媒和物、水和物、互変異性体、プロドラッグ及び製薬学的に許容できる塩。
【請求項11】
1がピリジル、ピリジル−N−オキシド、ピリミジル、メチル置換イミダゾリル、場合によりBrで置換されていてもよいメチル置換ピラゾリル、場合によりBrで置換されていてもよいチオフェニル、ベンゾオキサゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、又は[1,3,4]チアジアゾリルであり;ここで、前記ピリジル、ピリジル−N−オキシド、又はチアゾリルは場合によりOC(1〜4)アルキル、OC(3〜6)シクロアルキル、OCH2CF3、OCH2Ph、F、CN、C(1〜4)アルキル、N(C(1〜4)アルキル)2、C(1〜4)アルキルOH、Si(CH33、−C≡CH、SCH3、S(O)CH3、SO2CH3、ピロリジニル、OH、NH2、NHCN、及びBrからなる群から選択される1つの置換基で置換されていてもよく;又は前記ピリジルは1つのOCH3基及び1つのCH3で置換されていることができ;前記ピリミジルは場合により1つのN(C(1〜4)アルキル)2基又は1つ若しくは2つのOCH3基で置換されていてもよく;前記チアゾリルは場合により2つの隣接する炭素原子上で置換されて縮合二環系ベンゾチアゾール−2−イルを形成することができ、前記ベンゾチアゾール−2−イルは場合によりBr又はOCH3で置換されていてもよく、
2がNH2、NO2、NHCH2CH2OH、N(CH32、N(SO2CH32、CN、F、Cl、Br、CF3、ピロリジニル、又はOCH3であり、
3がH、F、Cl、CF3、又はOCH3であり、或いは、R2及びR3はそれらが結合するフェニルと一緒になって、ベンゾ[1,3]ジオキソリル基を形成することができ、
4がH、又はFである、
請求項10に記載の化合物、並びにそれらの溶媒和物、水和物、互変異性体、プロドラッグ及び製薬学的に許容できる塩。
【請求項12】
1がピリジル、ピリジル−N−オキシド、ピリミジル、メチル置換イミダゾリル、場合によりBrで置換されていてもよいメチル置換ピラゾリル、場合によりBrで置換されていてもよいチオフェニル、ベンゾオキサゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、又は[1,3,4]チアジアゾリルであり;ここで、前記ピリジル又はピリジル−N−オキシドは場合によりOC(1〜4)アルキル、OC(3〜6)シクロアルキル、OCH2CF3、OCH2Ph、F、CN、C(1〜4)アルキル、N(C(1〜4)アルキル)2、及びBrからなる群から選択される1つの置換基で置換されていてもよく;又は前記ピリジルは1つのOCH3基及び1つのCH3で置換されていることができ;前記ピリミジルは場合により1つのN(C(1〜4)アルキル)2基又は1つ若しくは2つのOCH3基で置換されていてもよく;前記チアゾリルは場合によりC(1〜4)アルキル、CH2OH、Si(CH33、−C≡CH、SCH3、S(O)CH3、SO2CH3、OH、NH2、N(C(1〜4)アルキル)2、ピロリジニル、OC(1〜4)アルキル、NHCNで置換されていてもよく、又は前記チアゾリルは2つの隣接する炭素原子上で置換されて縮合二環系ベンゾチアゾール−2−イルを形成することができ、前記ベンゾチアゾール−2−イルは場合によりBrで置換されていてもよい、
請求項11に記載の化合物、並びにそれらの溶媒和物、水和物、互変異性体、プロドラッグ及び製薬学的に許容できる塩。
【請求項13】
1がピリジル、メトキシ置換ピリジル−N−オキシド、ピリミジル、メチル置換イミダゾリル、場合によりBrで置換されていてもよいメチル置換ピラゾリル、場合によりBrで置換されていてもよいチオフェニル、ベンゾオキサゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、又は[1,3,4]チアジアゾリルであり;ここで、前記ピリジルは場合によりOCH3、OCH2CH3、OCH(CH32、OC(CH33、シクロブトキシ、OCH2CF3、OCH2Ph、F、CN、CH3、N(CH3)2、及びBrからなる群から選択される1つの置換基で置換されていてもよく;又は前記ピリジルは1つのOCH3基及び1つのCH3で置換されていることができ;前記ピリミジルは場合により1つのN(CH32基又は1つ若しくは2つのOCH3基で置換されていてもよく;前記チアゾリルは場合によりCH2OH、Si(CH33、CH3、CH2CH3、CH(CH32、−C≡CH、SCH3、S(O)CH3、SO2CH3、OH、NH2、N(CH32、ピロリジニル、OCH3、OCH(CH32、NHCNで置換されていてもよく、又は前記チアゾリルは2つの隣接する炭素原子上で置換されて縮合二環系ベンゾチアゾール−2−イルを形成することができ、前記ベンゾチアゾール−2−イルは場合によりBrで置換されていてもよく、
2がCF3、F、Cl、CN、又はOCH3であり、
3がH、F、Cl、又はCF3であり、或いは、R2及びR3はそれらが結合するフェニルと一緒になって、ベンゾ[1,3]ジオキソリル基を形成することができ、
4がH、又はFである、
請求項12の化合物、並びにそれらの溶媒和物、水和物、互変異性体、プロドラッグ及び製薬学的に許容できる塩。
【請求項14】
【化26】

【化27】

【化28】

【化29】

【化30】

【化31】

【化32】

【化33】

【化34】

【化35】

【化36】

【化37】

【化38】

【化39】

からなる群から選択される請求項9に記載の化合物、並びにそれらの溶媒和物、水和物、互変異性体、プロドラッグ及び製薬学的に許容できる塩。
【請求項15】

【化40】

の化合物、並びにそれらの溶媒和物、水和物、互変異性体、プロドラッグ及び製薬学的に許容できる塩。
【請求項16】

【化41】

の請求項15に記載の化合物。
【請求項17】
以下のXRPD°2θピークを有する請求項16に記載の結晶化合物:
【表1】

【請求項18】
請求項1に記載の化合物及び製薬学的に許容できる担体を含む製薬学的組成物。
【請求項19】
請求項1に記載の化合物及び製薬学的に許容できる担体を混合することにより製造される製薬学的組成物。
【請求項20】
請求項1に記載の化合物及び製薬学的に許容できる担体を混合することを含む製薬学的組成物の製造方法。
【請求項21】
請求項9に記載の化合物及び製薬学的に許容できる担体を含む製薬学的組成物。
【請求項22】
請求項9に記載の化合物及び製薬学的に許容できる担体を混合することにより製造される製薬学的組成物。
【請求項23】
請求項9に記載の化合物及び製薬学的に許容できる担体を混合することを含む製薬学的組成物の製造方法。
【請求項24】
必要がある患者に治療的に有効な量の請求項1に記載の化合物を投与することを含む、CCR2媒介症候群、障害又は疾患を予防、処置又は軽減するための方法。
【請求項25】
必要がある患者に有効量の請求項1に記載の化合物を投与することを含む、症候群、障害又は疾患を予防、処置又は軽減するための方法であって、前記症候群、障害又は疾患が:慢性閉塞性肺疾患(COPD)、眼の障害、ブドウ膜炎、アテローム性動脈硬化症、関節リウマチ、乾癬、乾癬性関節炎、アトピー性皮膚炎、多発性硬化症、クローン病、潰瘍性大腸炎、腎炎、臓器移植拒絶反応、肺線維症、腎不全、1型糖尿病、2型糖尿病、糖尿病合併症、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、糖尿病性網膜炎、糖尿病性微小血管症、体重過多、肥満、肥満関連インスリン抵抗性、メタボリック症候群、結核、サルコイドーシス、侵襲性ブドウ球菌感染症、白内障手術後の炎症、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、慢性蕁麻疹、ぜんそく、アレルギー性ぜんそく、歯周病、歯周炎、歯肉炎、歯肉疾患、拡張型心筋症、心筋梗塞、心筋、慢性心不全、血管狭窄、再狭窄、再潅流障害、腹部大動脈瘤、糸球体腎炎、固形腫瘍及び癌、慢性リンパ球性白血病、慢性骨髄性白血病、多発性骨髄腫、悪性骨髄腫、ホジキン病、膀胱癌、乳癌、子宮頚癌、大腸癌、肺癌、前立腺癌、又は胃癌、並びにアルツハイマー病、虚血発作、脊髄損傷、神経挫滅損傷及び外傷性脳損傷を含むがこれらに限定されない慢性神経炎症性疾患からなる群から選択される方法。
【請求項26】
必要がある患者に治療的に有効な量の請求項1に記載の化合物を投与することを含む、症候群、障害又は疾患を予防、処置又は軽減するための方法であって、前記症候群、障害又は疾患が:1型糖尿病、2型糖尿病、糖尿病合併症、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、糖尿病性網膜炎、糖尿病性微小血管症、肥満、肥満関連インスリン抵抗性、メタボリック症候群、ぜんそく、及びアレルギー性ぜんそくからなる群から選択される方法。
【請求項27】
必要がある患者に治療的に有効な量の請求項1に記載の化合物を投与することを含む、2型糖尿病、肥満及びぜんそくからなる群から選択される障害を処置するための方法。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2012−511582(P2012−511582A)
【公表日】平成24年5月24日(2012.5.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−540862(P2011−540862)
【出願日】平成21年12月9日(2009.12.9)
【国際出願番号】PCT/US2009/067307
【国際公開番号】WO2010/068663
【国際公開日】平成22年6月17日(2010.6.17)
【出願人】(390033008)ジヤンセン・フアーマシユーチカ・ナームローゼ・フエンノートシヤツプ (616)
【氏名又は名称原語表記】JANSSEN PHARMACEUTICA NAAMLOZE VENNOOTSCHAP
【Fターム(参考)】