説明

シトクロムP4503A4(CYP3A4)の阻害剤としてのピリジンアミノスルホニル置換ベンズアミド

本発明は、式(I)の化合物、またはその薬学的に許容できる塩もしくは溶媒和物、それらを調製するための方法、それらの使用のための方法、およびそれらを含む製剤を提供する。
【化1】



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)の化合物
【化1】

(式中、
、R、R、Rは、それぞれ独立に水素、C〜Cアルキル、−(CR12a12bハロ、−(CR12a12bCN、−(CR12a12bOR12a、−(CR12a12bN(R12a12b)、−(CR12a12bCF、および−(CR12a12b〜C10アリールから選択され、
は、水素またはC〜Cアルキルであり、
、R、R、およびRは、それぞれ独立に水素、C〜Cアルキル、−(CR12a12bハロ、−(CR12a12bCN、−(CR12a12bCF、−(CR12a12bOR12a、−(CR12a12bN(R12a12b)、−(CR12a12b12a、−(CR12a12b〜C11シクロアルキル、−(CR12a12b〜C10アリール、−(CR12a12b〜C10ヘテロシクリル、−(CR12a12bヘテロアリール、−O(CR12a12b12a、−O(CR12a12b〜C11シクロアルキル、−O(CR12a12b〜C10アリール、−O(CR12a12b〜C10ヘテロシクリル、−O(CR12a12bヘテロアリール、−O(CR12a12bOR12a、および−O(CR12a12bN(R12a12b)から選択され、前記C〜Cアルキル、C〜C11シクロアルキル、C〜C10アリール、C〜C10ヘテロシクリル、およびヘテロアリールはそれぞれ、1個または複数個のR14で置換されていてもよく、
10およびR11は、それぞれ独立に水素、−(CR12a12b〜Cアルキル、−(CR12a12b〜C11シクロアルキル、−(CR12a12b〜C10アリール、−(CR12a12b〜C10ヘテロシクリル、および−(CR12a12bヘテロアリールから選択され、前記C〜Cアルキル、C〜C11シクロアルキル、C〜C10アリール、C〜C10ヘテロシクリル、およびヘテロアリール基はそれぞれ、1個または複数個のR13で置換されていてもよく、または
10およびR11は、それらが結合する原子と一緒に、1個または複数個のR13で置換されていてもよいC〜C10ヘテロシクリル基を形成し、
各R12aおよびR12bは、それぞれ独立に水素およびC〜Cアルキルから選択され、または
12aおよびR12bは、それらが結合する原子と一緒に、C〜C11シクロアルキルまたはC〜C10ヘテロシクリル基を形成し、
各R13は、それぞれ独立にC〜Cアルキル、ハロゲン、−(CR12a12bCN、−(CR12a12bCF、−(CR12a12bOCF、−(CR12a12b〜C11シクロアルキル、−(CR12a12b〜C10アリール、−(CR12a12b〜C10ヘテロシクリル、−(CR12a12bヘテロアリール、−O(CR12a12b12a、−O(CR12a12b〜C10アリール、−O(CR12a12b〜C10ヘテロシクリル、−O(CR12a12bヘテロアリール、−(CR12a12bCO(C〜Cアルキル)、−(CR12a12bN(R12a12b)、−(CR12a12bC(O)NR12a12b、−(CR12a12bOR12a、−(CR12a12bS(O)R12a、および−(CR12a12bS(O)12aから選択され、前記C〜Cアルキル、C〜C11シクロアルキル、C〜C10アリール、C〜C10ヘテロシクリル、およびヘテロアリール基はそれぞれ、1個または複数個のR14で置換されていてもよく、
各R14は、それぞれ独立にC〜Cアルキル、ハロゲン、−CN、−CF、および−OR12aから選択され、
各tは、それぞれ独立に0、1、2、3、4、5、および6から選択される)、または
その薬学的に許容できる塩もしくは溶媒和物。
【請求項2】
、R、R、Rが、それぞれ独立に水素、C〜Cアルキル、−(CR12a12bハロ、−(CR12a12bCN、−(CR12a12bOR12a、−(CR12a12bN(R12a12b)、および−(CR12a12bCFから選択され、
10およびR11が、それぞれ独立に水素、−(CR12a12b〜Cアルキル、−(CR12a12b〜C11シクロアルキル、−(CR12a12b〜C10アリール、−(CR12a12b〜C10ヘテロシクリル、および−(CR12a12bヘテロアリールから選択され、前記C〜Cアルキル、C〜C11シクロアルキル、C〜C10アリール、C〜C10ヘテロシクリル、およびヘテロアリール基はそれぞれ、1個または複数個のR13で置換されていてもよい、請求項1に記載の化合物または
その薬学的に許容できる塩もしくは溶媒和物。
【請求項3】
、R、R、Rが、それぞれ独立に水素、C〜Cアルキル、ハロ、−CN、−OR12a、および−CFから選択され、
が、水素である、請求項2に記載の化合物または
その薬学的に許容できる塩もしくは溶媒和物。
【請求項4】
10が、水素またはC〜Cアルキルであり、
11が、−(CR12a12b〜Cアルキル、−(CR12a12b〜C11シクロアルキル、−(CR12a12b〜C10アリール、−(CR12a12b〜C10ヘテロシクリル、および−(CR12a12bヘテロアリールから選択され、前記C〜Cアルキル、C〜C11シクロアルキル、C〜C10アリール、C〜C10ヘテロシクリル、およびヘテロアリール基はそれぞれ、1個または複数個のR13で置換されていてもよい、請求項3に記載の化合物または
その薬学的に許容できる塩もしくは溶媒和物。
【請求項5】
、R、R、およびRが、水素である、請求項4に記載の化合物またはその薬学的に許容できる塩もしくは溶媒和物。
【請求項6】
11が、−(CH)C〜C10アリールまたは−(CH〜C10アリールであり、前記C〜C10アリールは、1個または複数個のR13で置換されていてもよく、
12aが、水素またはC〜Cアルキルであり、
各R13が、それぞれ独立にC〜Cアルキル、ハロゲン、−CN、−CF、および−OCFから選択される、請求項5に記載の化合物または
その薬学的に許容できる塩もしくは溶媒和物。
【請求項7】
、R、およびRが、水素であり、
が、C〜Cアルキル、ハロ、−CN、−OR12a、または−CFである、請求項6に記載の化合物または
その薬学的に許容できる塩もしくは溶媒和物。
【請求項8】
が、C〜Cアルキル、−Cl、−F、−CN、−OCH、−OCHCH、または−CFであり、
10が、水素または−CHであり、
各R13が、それぞれ独立にC〜Cアルキル、−Cl、−F、−CN、−CF、および−OCFから選択される、請求項7に記載の化合物または
その薬学的に許容できる塩もしくは溶媒和物。
【請求項9】
、R、およびRが、水素であり、
が、C〜Cアルキル、−Cl、−F、−CN、−OCH、−OCHCH、または−CFであり、
10が、水素または−CHであり、
各R13が、それぞれ独立にC〜Cアルキル、−Cl、−F、−CN、−CF、および−OCFから選択される、請求項6に記載の化合物または
その薬学的に許容できる塩もしくは溶媒和物。
【請求項10】
、R、R、Rが、それぞれ独立に水素、C〜Cアルキル、ハロ、−CN、−OR12a、および−CFから選択され、
が、水素であり、
10およびR11が、それらが結合する原子と一緒に、1個または複数個のR13で置換されていてもよいC〜C10ヘテロシクリル基を形成する、請求項1に記載の化合物または
その薬学的に許容できる塩もしくは溶媒和物。
【請求項11】
、R、R、およびRが、水素である、請求項10に記載の化合物またはその薬学的に許容できる塩もしくは溶媒和物。
【請求項12】
12aが、水素またはC〜Cアルキルであり、
各R13が、それぞれ独立にC〜Cアルキル、ハロゲン、−CN、−CF、および−OCFから選択される、請求項11に記載の化合物または
その薬学的に許容できる塩もしくは溶媒和物。
【請求項13】
、R、およびRが、水素であり、
が、C〜Cアルキル、ハロ、−CN、−OR12a、または−CFである、請求項12に記載の化合物または
その薬学的に許容できる塩もしくは溶媒和物。
【請求項14】
が、C〜Cアルキル、−Cl、−F、−CN、−OCH、−OCHCH、または−CFであり、
各R13が、それぞれ独立にC〜Cアルキル、ハロゲン、−CN、−CF、および−OCFから選択される、請求項13に記載の化合物または
その薬学的に許容できる塩もしくは溶媒和物。
【請求項15】
、R、およびRが、水素であり、
が、C〜Cアルキル、−Cl、−F、−CN、−OCH、−OCHCH、または−CFである、請求項12に記載の化合物または
その薬学的に許容できる塩もしくは溶媒和物。
【請求項16】
有効量の少なくとも1種の請求項1から15のいずれか一項に記載の化合物、および薬学的に許容できる担体を含む医薬組成物。
【請求項17】
有効量の(N−{(1S)−3−[3−イソプロピル−5−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−4−イル]−エキソ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクト−8−イル}−1−フェニルプロピル)−4,4−ジフルオロシクロヘキサンカルボキサミド)、1−エンド−{8−[(3S)−3−(アセチルアミノ)−3−(3−フルオロフェニル)プロピル]−8−アザビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル}−2−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−5−カルボン酸エチル、またはN−{(1S)−3−[3−エンド−(5−イソブチリル−2−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル)−8−アザビシクロ[3.2.1]オクト−8−イル]−1−(3−フルオロフェニル)プロピル}アセトアミド)をさらに含む、請求項16に記載の医薬組成物。
【請求項18】
アンプレナビル、ネルフィナビル、リトナビル、サキナビル、インビラーゼ、ロピナビル、アタザナビル、パリナビル、インディナビル、チプラナビル、ダルナビル、ブレカナビル、(4R)−N−アリル−3−{(2S,3S)−2−ヒドロキシ−3−[(3−ヒドロキシ−2−メチルベンゾイル)アミノ]−4−フェニルブタノイル}−5,5−ジメチル−1,3−チアゾリジン−4−カルボキサミド、およびホスアンプレナビルカルシウムから選択されるHIVプロテアーゼ阻害剤をさらに含む、請求項16に記載の医薬組成物。
【請求項19】
HIV感染哺乳動物のHIV感染症を治療するための医薬品の調製における第1の化合物および第2の化合物の使用であって、前記第1の化合物が請求項1から15のいずれか一項に記載のものから選択され、前記第2の化合物が抗HIV化合物である、使用。
【請求項20】
前記第2の化合物が(N−{(1S)−3−[3−イソプロピル−5−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−4−イル]−エキソ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクト−8−イル}−1−フェニルプロピル)−4,4−ジフルオロシクロヘキサンカルボキサミド)、1−エンド−{8−[(3S)−3−(アセチルアミノ)−3−(3−フルオロフェニル)プロピル]−8−アザビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル}−2−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−5−カルボン酸エチル、またはN−{(1S)−3−[3−エンド−(5−イソブチリル−2−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1−イル)−8−アザビシクロ[3.2.1]オクト−8−イル]−1−(3−フルオロフェニル)プロピル}アセトアミド)である、請求項19に記載の使用。
【請求項21】
前記第2の化合物がアンプレナビル、ネルフィナビル、リトナビル、サキナビル、インビラーゼ、ロピナビル、アタザナビル、パリナビル、インディナビル、チプラナビル、ダルナビル、ブレカナビル、(4R)−N−アリル−3−{(2S,3S)−2−ヒドロキシ−3−[(3−ヒドロキシ−2−メチルベンゾイル)アミノ]−4−フェニルブタノイル}−5,5−ジメチル−1,3−チアゾリジン−4−カルボキサミド、およびホスアンプレナビルカルシウムから選択される、請求項19に記載の使用。


【公表番号】特表2009−508931(P2009−508931A)
【公表日】平成21年3月5日(2009.3.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−531812(P2008−531812)
【出願日】平成18年9月11日(2006.9.11)
【国際出願番号】PCT/IB2006/002639
【国際公開番号】WO2007/034312
【国際公開日】平成19年3月29日(2007.3.29)
【出願人】(397067152)ファイザー・プロダクツ・インク (504)
【Fターム(参考)】