説明

半導体装置

【課題】ピンチオフ特性の改善が可能な半導体装置を提供すること。
【解決手段】本発明は、SiC基板10上に設けられた第1のGaN層18と、第1のGaN層18上に設けられた第2のGaN層20(電子走行層)と、第2のGaN層20上に設けられ、GaNよりもバンドギャップが大きいAlGaN電子供給層16と、を有し、第1のGaN層18のアクセプタ濃度は第2のGaN層20のアクセプタ濃度よりも高い半導体装置である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置に関し、特に、SiC基板を用いた窒化物半導体装置に関する。
【背景技術】
【0002】
窒化物半導体を用いた半導体装置は、高周波かつ高出力で動作するパワー素子等に用いられている。特に、マイクロ波、準ミリ波、ミリ波等の高周波帯域において増幅を行うのに適した半導体装置として、例えば高電子移動度トランジスタ(High Electron Mobility Transisor:HEMT)等のFETが知られている。
【0003】
窒化物半導体を用いた半導体装置として、Si基板上に、AlN層、AlGaN層、GaN層、電子供給層が順次積層された半導体装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、窒化物半導体を用いた半導体装置の基板として、Si基板以外に、GaNと格子定数が比較的近いSiC基板が用いられることも知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−166349号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
窒化物半導体を用いた半導体装置においては、更なる高周波化が求められており、高周波化のためには、短ゲートにおけるピンチオフ特性の改善が求められている。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、ピンチオフ特性の改善が可能な半導体装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、SiC基板上に設けられた第1のGaN層と、前記第1のGaN層上に設けられた第2のGaN層と、前記第2のGaN層上に設けられた電子供給層と、を有し、前記第1のGaN層のアクセプタ濃度は前記第2のGaN層のアクセプタ濃度よりも高いことを特徴とする半導体装置である。本発明によれば、第1のGaN層におけるEcを上昇させることができ、ピンチオフ特性を改善できる。
【0008】
上記構成において、前記第1のGaN層は、浅いアクセプタ準位を形成する不純物が添加されている構成とすることができる。
【0009】
上記構成において、前記第1のGaN層には、前記不純物として少なくとも炭素を含む構成とすることができる。
【0010】
上記構成において、前記浅いアクセプタ準位は、0.8eV以下である構成とすることができる。
【0011】
上記構成において、前記第1のGaN層のアクセプタ濃度は、1.0×1014cm−3〜1.0×1016cm−3である構成とすることができる。
【0012】
上記構成において、前記第1のGaN層の厚さは、100nm〜300nmである構成とすることができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、第1のGaN層におけるEcを上昇させることができ、ピンチオフ特性を改善できる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】図1は、比較例1に係る半導体装置におけるエピ層を示す断面模式図の例である。
【図2】図2は、比較例2に係る半導体装置におけるエピ層を示す断面模式図の例である。
【図3】図3(a)は、図1に示した比較例1の場合の、AlGaN電子供給層の上面からの深さに対するEcの変化をシミュレーションしたバンド図である。図3(b)は、図2に示した比較例2の場合の、AlGaN電子供給層の上面からの深さに対するEcの変化をシミュレーションしたバンド図である。
【図4】図4は、実施例1に係る半導体装置におけるエピ層を示す断面模式図の例である。
【図5】図5は、図4に示した実施例1の場合の、AlGaN電子供給層16の上面からの深さに対するEcの変化をシミュレーションしたバンド図である。
【図6】図6は、実施例1に係る半導体装置の断面模式図の例である。
【図7】図7は、実施例1と比較例2についての、オフ状態における電流電圧特性のシミュレーション結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
まず初めに、比較例1に係る半導体装置について説明する。図1は、比較例1に係る半導体装置におけるエピ層を示す断面模式図の例である。図1のように、SiC基板10上に、例えばMOCVD法(有機金属気相成長法)を用い、AlN(窒化アルミニウム)からなるシード層12を成長させる。成長条件は以下である。
原料ガス:TMA(トリメチルアルミニウム)、NH(アンモニア)
成長温度:1100℃
圧力 :13.3kPa
膜厚 :25nm
【0016】
シード層12上に、GaN電子走行層14を成長させる。成長条件は以下である。
原料ガス :TMG(トリメチルガリウム)、NH
成長温度 :1050℃
圧力 :13.3kPa
V/III比:5000
成長速度 :0.2nm/sec
膜厚 :800nm
【0017】
GaN電子走行層14上に、AlGaN電子供給層16を成長させる。成長条件は以下である。
原料ガス :TMA、TMG、NH
Al組成比:20%
膜厚 :25nm
【0018】
比較例1のように、SiC基板10上にシード層12を介してGaN電子走行層14を形成すると、SiCとGaNとは格子定数が比較的近いが格子不整合であることには変わりないため、GaN電子走行層14に転位が生じる。転位はトラップの要因となる。また、MOCVD法による成長では、原料に含まれるC(炭素)が、GaN電子走行層14に取り込まれてC濃度が高くなることがある。C濃度が高いGaN結晶についてフォトルミネッセンス評価すると、500nm〜700nmの波長帯でブロードな発光(Yellow BAND:イエローバンド)が観測される。イエローバンドの発光が生じることは、深いトラップ等が存在していることを示唆している。トラップは、電流コラプスに代表される電流電圧特性の過度応答の原因となる。
【0019】
トラップを低減するには、GaN電子走行層14に生じる転位密度の低減と、イエローバンドの発光強度の低減と、を図ることが考えられる。転位密度を低減するには、GaN電子走行層14の厚さを厚くすることが考えられる。例えば、SiC基板10上に形成されるGaN電子走行層14の厚さを、500nm→1000nm→1600nmと厚くすると、転位密度は1.0×1010cm−2→1.0×10cm−2→5.0×10cm−2と低減する。一方、イエローバンドの発光強度を低減するには、GaN電子走行層14の成長の際に取り込まれるCの量を減らして、C濃度を低くすることが考えられる。C濃度を低くすることは、GaN電子走行層14の成長条件を制御することで実現できる。例えば、V/III比を高くする、成長温度を高くする、成長速度を遅くする、等により実現できる。例えば、成長温度を1000℃→1050℃→1100℃と高くすると、イエローバンドの発光強度をバンド端強度で割った値は10→1→0.1と小さくなる。
【0020】
そこで、GaN電子走行層14に生じる転位密度の低減とイエローバンドの発光強度の低減とを実現すべく、GaN電子走行層14の厚さを厚くし且つ成長温度を高くして成長した場合の比較例2に係る半導体装置について説明する。図2は、比較例2に係る半導体装置におけるエピ層を示す断面模式図の例である。図2のように、SiC基板10上に、例えばMOCVD法を用い、AlNからなるシード層12を成長させる。成長条件は以下である。
原料ガス:TMA、NH
成長温度:1100℃
圧力 :13.3kPa
膜厚 :25nm
【0021】
シード層12上に、GaN電子走行層14を成長させる。成長条件は以下である。
原料ガス :TMG、NH
成長温度 :1100℃
圧力 :13.3kPa
V/III比:5000
成長速度 :0.2nm/sec
膜厚 :1500nm
【0022】
GaN電子走行層14上に、AlGaN電子供給層16を成長させる。成長条件は以下である。
原料ガス :TMA、TMG、NH
Al組成比:20%
膜厚 :25nm
【0023】
図3(a)は、図1に示した比較例1の場合の、AlGaN電子供給層16の上面からの深さに対するEc(伝導帯のエネルギー準位)の変化をシミュレーションしたバンド図である。図3(b)は、図2に示した比較例2の場合の、AlGaN電子供給層16の上面からの深さに対するEcの変化をシミュレーションしたバンド図である。なお、比較例1において、GaN電子走行層14のアクセプタ濃度(Na)を5.0×1014/cm、ドナー濃度(Nd)を1.0×1014/cmとし、比較例2において、GaN電子走行層14のアクセプタ濃度(Na)を2.0×1013/cm、ドナー濃度(Nd)を1.0×1014/cmとしてシミュレーションを行った。図3(a)および図3(b)のように、比較例2では、比較例1に比べて、GaN電子走行層14におけるEcが低くなっている。つまり、比較例2では、トラップの低減は図れていても、ピンチオフ特性が劣化してしまっている。
【0024】
ここで、比較例1および比較例2において、AlGaN電子供給層16上に、ソース電極、ドレイン電極、およびゲート電極を形成した場合における、オフ状態での電流電圧特性をシミュレーションした。その結果、ゲート電圧を−3Vとした場合のドレイン電流は、比較例1では3.1×10−6A/mmであったのに対し、比較例2では4.5×10−4A/mmとなり、ピンチオフ特性が劣化してしまった。
【0025】
比較例2において、Ecが低くなった理由は以下のように考えられる。SiCとGaNとは、バンドギャップに大きな差がないことから、SiC基板10上にGaN電子走行層14を成長させても、SiC基板10とGaN電子走行層14との界面近傍のバンドは持ち上がらない。そして、GaN電子走行層14の成長において、GaN電子走行層14には、Cの他に、原料に起因したSi(シリコン)とO(酸素)とが取り込まれる。Cはアクセプタとして働き、SiとOはドナーとして働く。つまり、C濃度を低減させるとアクセプタ濃度が低下する。このため、C濃度を低減させると、ドナー濃度−アクセプタ濃度(電子濃度)が増大することとなり、その結果、Ecが低くなってしまったと考えられる。そこで、このような課題を解決することが可能な実施例を以下に示す。
【実施例1】
【0026】
図4は、実施例1に係る半導体装置におけるエピ層を示す断面模式図の例である。図4のように、酸洗浄したSiC基板10を、成長温度よりも高温のH雰囲気中で基板表面をクリーニングした後、SiC基板10上に、例えばMOCVD法を用い、AlNからなるシード層12を成長させる。成長条件は以下である。
原料ガス:TMA、NH
成長温度:1100℃
圧力 :13.3kPa
膜厚 :25nm
【0027】
シード層12上に、第1のGaN層18を成長させる。成長条件は以下である。
原料ガス :TMG、NH
成長温度 :1050℃
圧力 :13.3kPa
V/III比:1000
成長速度 :0.3nm/sec
ドープ :Zn(亜鉛)を1×1015cm−3ドープ
膜厚 :300nm
【0028】
第1のGaN層18上に、第2のGaN層20(電子走行層)を成長させる。成長条件は以下である。
原料ガス :TMG、NH
成長温度 :1100℃
圧力 :13.3kPa
V/III比:5000
成長速度 :0.2nm/sec
膜厚 :1200nm
【0029】
第2のGaN層20上に、AlGaN電子供給層16を成長させる。成長条件は以下である。
原料ガス :TMA、TMG、NH
Al組成比:20%
膜厚 :25nm
【0030】
第1のGaN層18は、第2のGaN層20に比べて、成長温度およびV/III比を低くし、成長速度を早くしているため、第1のGaN層18のC濃度は、第2のGaN層20のC濃度に比べて高くなる。さらに、第1のGaN層18にはZnを添加している。このため、第1のGaN層18のアクセプタ濃度は、第2のGaN層20に比べて高くなる。
【0031】
図5は、図4に示した実施例1の場合の、AlGaN電子供給層16の上面からの深さに対するEcの変化をシミュレーションしたバンド図である。なお、実施例1において、第1のGaN層18のアクセプタ濃度(Na)を1.0×1015/cm、ドナー濃度(Nd)を1.0×1014/cmとし、第2のGaN層20のアクセプタ濃度(Na)を2.0×1013/cm、ドナー濃度(Nd)を1.0×1014/cmとしてシミュレーションを行った。図5のように、第1のGaN層18および第2のGaN層20におけるEcが、比較例2に比べて、上昇していることが分かる。これは、第1のGaN層18を、アクセプタ濃度(Na)の高い層としたため、SiC基板10界面でのバンドが持ち上がったためと考えられる。
【0032】
図6は、実施例1に係る半導体装置の断面模式図の例である。図6のように、実施例1に係る半導体装置は、図4で説明したエピ層を有し、さらにAlGaN電子供給層16上に、オーミック電極としてのソース電極22とドレイン電極24とが設けられている。ソース電極22およびドレイン電極24は、例えばAlGaN電子供給層16側からTi(チタン)、Al(アルミニウム)が順次積層された2層構造をしている。ソース電極22とドレイン電極24との間のAlGaN電子供給層16上には、ゲート電極26が設けられている。ゲート電極26は、例えばAlGaN電子供給層16側からNi(ニッケル)、Au(金)が順次積層された2層構造をしている。
【0033】
図7は、実施例1に係る半導体装置について、オフ状態における電流電圧特性のシミュレーション結果を示す図である。また、比較のために、比較例2に係る半導体装置についてのオフ状態における電流電圧特性のシミュレーション結果も示す。図7の横軸はゲート電圧Vgであり、縦軸はドレイン電流Idである。図7のように、比較例2では、ゲート電圧Vgを−3Vとした場合におけるドレイン電流Idは4.5×10−4A/mmであるのに対し、実施例1では、ゲート電圧Vgを−3Vとした場合におけるドレイン電流Idは4.3×10−6A/mmであった。このように、実施例1では、比較例2に比べて、ピンチオフ特性の改善が実現できることが分かる。
【0034】
次に、実施例1において、第2のGaN層20を成長させた後、第2のGaN層20のトラップ密度をDLTS(Deep Level Transient Spectroscopy)により測定した。また、比較のために、比較例1において、GaN電子走行層14を成長させた後、GaN電子走行層14のトラップ密度をDLTSにより測定した。比較例1では、トラップ密度が3.0×1012cm−2であったのに対し、実施例1では、トラップ密度が6.0×1011cm−2と大幅に低下した。
【0035】
以上説明してきたように、実施例1によれば、SiC基板10上に、第1のGaN層18、第2のGaN層20、AlGaN電子供給層16を順次積層させ、第1のGaN層18のアクセプタ濃度(Na)を、第2のGaN層20のアクセプタ濃度(Na)よりも高くしている。これにより、図5で説明したように、第1のGaN層18におけるEcを上昇させることができ、図7で説明したように、ピンチオフ特性を改善できる。また、第2のGaN層20のC濃度を低く抑えているため、トラップの低減が図れ、電流コラプスに代表される電圧電流特性の過度応答の抑制もできる。
【0036】
実施例1では、第1のGaN層18のアクセプタ濃度を高くするためにZnを添加しているが、浅いアクセプタ準位を形成する不純物であれば、他の不純物を添加してもよい。アクセプタ準位が深いと、時定数の長いトラップを形成し、時間の長い電流の過度応答特性が現れてしまうためである。浅いアクセプタ準位としては、例えば0.8eV以下である場合が好ましく、0.5eV以下である場合がより好ましい。具体的な不純物として、例えばMg(マグネシウム)、Zn(亜鉛)、Be(ベリウム)、C(炭素)、Cd(カドミウム)、As(砒素)、P(リン)、Ca(カルシウム)が挙げられる。また、実施例1で説明した製造方法で第1のGaN層18を形成することにより、第1のGaN層18には、少なくともCが含まれることとなる。
【0037】
また、実施例1において、第1のGaN層18のアクセプタ濃度(Na)は1.0×1015/cmである場合を例に示したが、これに限られない。しかしながら、アクセプタ濃度(Na)が、1.0×1014cm−3より低い場合はEcを上昇させる効果が弱く、1.0×1016cm−3より高い場合はトラップが増大してしまうため、アクセプタ濃度(Na)は、1.0×1014cm−3〜1.0×1016cm−3の場合が好ましく、3.0×1014cm−3〜7.0×1015cm−3の場合がより好ましく、7.0×1014cm−3〜3.0×1015cm−3の場合がさらに好ましい。
【0038】
また、第1のGaN層18の厚さは300nmである場合を例に示しているが、これに限られない。しかしながら、第1のGaN層18の厚さが100nmより薄い場合はEcを上昇させる効果が弱く、300nmより厚い場合はトラップが増大してしまうため、第1のGaN層18の厚さは、100nm〜300nmの場合が好ましく、150nm〜300nmの場合がより好ましく、200nm〜300nmの場合がさらに好ましい。
【0039】
また、第1のGaN層18の厚さと第2のGaN層20の厚さとの総厚は、1000nm以上の場合が好ましく、1500nm以上の場合がより好ましい。第2のGaN層20の厚さが薄くなると、転位密度を低減することが難しくなり、また、C濃度の高い第1のGaN層18の影響が現れてしまい、トラップの低減が達成できなくなる場合がある。
【0040】
実施例1では、HEMTの場合を例に示したが、これに限らず、SiC基板上にアクセプタ濃度(Na)の高い第1のGaN層と、第1のGaN層よりもアクセプタ濃度の低い第2のGaN層と、電子供給層と、が順次積層された構造が適用できれば、HEMT以外の場合であってもよい。また、電子供給層は、GaNよりもバンドギャップが大きければ、AlGaN以外の場合でもよい。
【0041】
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【符号の説明】
【0042】
10 SiC基板
12 シード層
14 GaN電子走行層
16 AlGaN電子供給層
18 第1のGaN層
20 第2のGaN層
22 ソース電極
24 ドレイン電極
26 ゲート電極

【特許請求の範囲】
【請求項1】
SiC基板上に設けられた第1のGaN層と、
前記第1のGaN層上に設けられた第2のGaN層と、
前記第2のGaN層上に設けられ、GaNよりもバンドギャップが大きい電子供給層と、を有し、
前記第1のGaN層のアクセプタ濃度は前記第2のGaN層のアクセプタ濃度よりも高いことを特徴とする半導体装置。
【請求項2】
前記第1のGaN層は、浅いアクセプタ準位を形成する不純物が添加されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1のGaN層には、前記不純物として少なくとも炭素を含むことを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
【請求項4】
前記浅いアクセプタ準位は、0.8eV以下であることを特徴とする請求項2または3記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第1のGaN層のアクセプタ濃度は、1.0×1014cm−3〜1.0×1016cm−3であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第1のGaN層の厚さは、100nm〜300nmであることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の半導体装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−33645(P2012−33645A)
【公開日】平成24年2月16日(2012.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−171055(P2010−171055)
【出願日】平成22年7月29日(2010.7.29)
【出願人】(000002130)住友電気工業株式会社 (12,747)
【Fターム(参考)】