説明

減速機構内蔵アクチュエータおよびこれを用いた多関節ロボット

【課題】本発明は、減速機構を組み込んだアクチュエータにおいて軸方向寸法を小さくするとともに、出力軸を中空とする減速機内蔵アクチュエータおよび関節部を小型化したロボットを提供するものである。
【解決手段】フレーム10に固定された環状の固定子鉄心101に電機子コイル102を巻回してなる固定子103と、前記電機子コイル102に通電することで発生する回転磁界または交番磁界の周波数に対して、出力軸速度を減速する減速機構2と、前記減速機構2により減速された出力軸速度をフレーム10に対して回転自在に支持された出力軸5と、回転位置および磁極位置検出手段と、を備え、前記出力軸5の外周に歯数nの歯車を備えるとともに、前記歯車に噛合するように内周に歯数n+aの歯を設けた円板12と、前記円板12の外周にN,S極交互に偶数個の永久磁石11を固着し、前記円板12と空隙を介して対向するように固定子鉄心101が配置されたものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、減速機構を内蔵した電動機およびこれらを用いた多関節ロボット等に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の減速機構を内蔵した電動機としては、図4に示したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。同図において1は固定子鉄心101に電機子コイル102を巻回してなる固定子103と中空の回転軸104に磁石界磁を有する回転体105を取り付けてなる回転子106とを備えたブラシレス直流電動機、2は減速機であり、これらはケーシング3内に収納されている。回転軸104は軸受4,4‘を介してケーシング3に支持され、該回転軸104の中空部内を貫通させて設けられた出力軸5がケーシング3に軸受6、6’を介して支持されている。ケーシング内には出力軸5と平行に延びる中継軸7が設けられて該中空軸が軸受8,8‘を介してケーシング3に支持されている。減速機2は、回転軸104の端部に取り付けられた平歯車201と、中空軸7に取付けられて平歯車201に噛み合わされた平歯車202と、中継軸7に取り付けられた平歯車203と、出力軸5に取り付けられて平歯車203に噛み合わされた平歯車204とにより構成されている。
また、他の従来例としては、フレームに対して回転自在に支持された回転軸と、該回転軸を同心的に取り囲む周壁部を有する回転子ヨークと、該回転子ヨークの周壁部の内周に固定された永久磁石とを備えた回転子と回転子の内側に配置されてフレームに対して固定された環状の固定子鉄心に電機子コイルを巻回してなる固定子とを備えたブラシレス直流電動機で、固定子の内側に遊星車機構を設ける。この遊星車機構は、固定子鉄心の内側で回転するように設けられた太陽車と、該太陽車を同心的に取り囲むように設けられてフレームに対して固定された環状案内体と、太陽車と環状案内体との間に配置されて太陽車と環状案内体との間に生じる相対的な回転に伴って環状案内体により拘束されつつ太陽車の周囲を公転する遊星車とにより構成される。遊星車機構は、太陽車の中心軸線を回転子の回転軸の中心軸線と一致させた状態で配置する。そして、太陽車及び遊星車の内の一方を回転軸に結合し、太陽車及び遊星車の内の他方を出力軸に結合する。ここで、太陽車及び遊星車としては、歯車を用いても良く、摩擦ローラを用いても良い。太陽車及び遊星車として歯車を用いる場合、内周に歯を有する環状の内歯車を太陽車の外側に同心的に配置して、該内歯車と太陽車との間に遊星車を配置する。また太陽車及び遊星車として摩擦ローラを用いる場合には、内周面をローラの転動面とした環状の部材を、太陽車の外側に同心的に配置して、該環状の部材と太陽車との間に遊星車を配置している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平9−47003号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の減速機構を内蔵した電動機において、1対の平歯車を基本単位とした減速機構では、複数対の平歯車を軸線方向に並べて多段階に変速する構成をとらざるを得ず、変速機部分の軸線方向寸法または径方向寸法が大きくなるのを避けられない。遊星車機構を用いた減速機構では、ほぼ同一平面に沿って配置される太陽車と環状の内歯車と遊星車により、軸線方向寸法および径方向寸法を大きくすること無く、大きな速比を得ることができる。しかし、特許文献1に示す構成によれば、遊星歯車機構を固定子鉄心の内側に配置して、回転子の出力の減速又は増速を図る変速機として用いるため、出力軸を中空にすることが困難であるという問題があった。また、遊星車機構と電動機を組合せた構成の場合は軸線方向寸法が長くなってしまうという問題があった。産業用ロボットでは設置面積を狭くする必要性からロボットの本体の小形化が強く要求されている。この要求にこたえる一手段として減速機、電動機、位置検出器を一体化した減速機内蔵形アクチュエータをロボットの関節部に配置してロボットを構成する方法があり、ロボットの関節部を小さくするためには減速機内蔵型アクチュエータの軸方向寸法を短縮する必要がある。また、ロボットの機内ケーブルや装備ケーブルを通す必要性から、出力軸が中空であることが望ましい。
また、これらの減速機内蔵型アクチュエータを多関節ロボットへ適用する場合、軸長が長くなり、ロボットの関節が大きくなり、ロボットの大きさが大きくなり、フットプリントの増大につながるといった問題が生じていた。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、減速機構を組み込んだアクチュエータにおいて軸方向寸法を小さくするとともに、出力軸を中空とすることができる、減速機内蔵アクチュエータおよび関節部を小型化したロボットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、フレームに固定された環状の固定子鉄心に電機子コイルを巻回してなる固定子と、前記電機子コイルに通電することで発生する回転磁界または交番磁界の周波数に対して、出力軸速度を減速する減速機構と、前記減速機構により減速された出力軸速度をフレームに対して回転自在に支持された出力軸と、回転位置および磁極位置検出手段と、を備え、前記出力軸の外周に歯数nの歯車を備えるとともに、前記歯車に噛合するように内周に歯数n+aの歯を設けた円板と、前記円板の外周にN,S極交互に偶数個の永久磁石を固着し、前記円板と空隙を介して対向するように固定子鉄心が配置されたものである。
また、請求項2に記載の発明は、前記円板は所定のストロークδで径方向に可動自在に配置したものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1記載の減速機構内蔵アクチュエータにおいて、
前記永久磁石の磁極数Pに対して、前記固定子がP極の回転磁界を発生するよう電機子コイルを結線したものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1記載の減速機構内蔵アクチュエータにおいて、
前記電機子コイルの数を前記永久磁石の磁極数Pと同一とし、機械的に180°離れた位置に配置された電機子コイルを同時に通電し、180°の位相を保ちながら準じ電機子コイルの通電を切替えるようにしたものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1記載の減速機構内蔵アクチュエータにおいて、
前記円板を軸線方向に2分割し、それぞれ電気角180°の位相となるようにし、かつ、径方向にδ/2ずらして配置したものである。
また、請求項6に記載の発明は、フレームに固定された環状の固定子鉄心に電機子コイルを巻回してなる固定子と、前記電機子コイルに通電することで発生する回転磁界または交番磁界の周波数に対して、出力軸速度を減速する減速機構と、前記減速機構により減速された出力軸速度をフレームに対して回転自在に支持された出力軸と、回転位置および磁極位置検出手段と、を備え、前記出力軸5の外周に歯数nの歯車を備えるとともに、前記歯車に噛合するように内周に歯数n+aの歯を設けた円板と、前記円板の外周にN,S極交互に偶数個の永久磁石を固着し、前記円板と空隙を介して対向するように固定子鉄心が配置された減速機内蔵アクチュエータがロボットの関節に配置されたものである。
【発明の効果】
【0006】
請求項1および請求項2に記載の発明によると、電動機のトルク発生部を減速機構の一部とすることができる上、電磁吸引、反発力により駆動するため、接線力のみを利用する従来の電磁モータに比べ単位容積あたりの発生力を増加できる。このため、従来に比べ極めて小形の減速機構内蔵型アクチュエータを構成できる。
また、請求項3に記載の発明によると、電磁吸引・反発力に加え、接線力も利用できるため更なる小形・軽量化が実現できると共に一般的なACサーボモータ用の3相アンプを使用できる。
また、請求項4に記載の発明によると、固定子のスロット数と永久磁石数が同一であるため、電源OFF時も固定子スロットと永久磁石間の吸引力により保持力が得られるため、保持ブレーキが不要になる。
また、請求項5の発明によると、2つに分割した円板により径方向の振動が打ち消されるので、駆動時の振動・騒音を軽減できる。
また、請求項6の発明によると、ロボットの各関節部に減速機内蔵アクチュエータを組み込むことにより、減速機内蔵アクチェータの軸線方向長さを短縮できるので、ロボットも小形化できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の第1実施例を示す減速機内蔵アクチュエータの側断面図
【図2】本発明の第1実施例を示す減速機内蔵アクチュエータの正断面図
【図3】第2実施例を示す減速機内蔵アクチュエータの正断面図
【図4】従来の減速機内蔵型電動機の側断面図
【図5】本発明の減速機内蔵アクチュエータをロボットに適用した構成図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
【実施例1】
【0009】
図1は、本発明の減速機内蔵アクチュエータの第1実施例における側断面図である。図において、10はフレーム、5は出力軸、101は固定子鉄心、102は電機子コイル、103は固定子、11は永久磁石、12は円板となっている。
本発明が従来技術と異なる部分は、偏芯する円板を備えた部分である。
【0010】
本発明の第1実施例の構成について説明する。フレーム10の内周には固定子鉄心101と電機子コイル102からなる固定子103が固着される。フレーム10の出力側には図示しないネジによりLブラケット13が取り付けられており、フレーム10の反出力側には図示しないネジにより反Lブラケット14が取り付けられている。反Lブラケット14にはエンコーダカバ15が取り付けられている。Lブラケット13とエンコーダカバ15の内周には低速側軸受16、16‘がそれぞれ取り付けられ出力軸5は低速側軸受16によりフレーム10に対して回転自在に支持される。固定子103の内周には永久磁石11、円板12、連結棒19、連結リング20、エンコーダハブ21からなる回転子106が配置される。回転子106は出力軸5および反Lブラケット14に取り付けられた高速側軸受17,17’によりフレーム10に対して回転自在に支持されている。エンコーダハブ21には回転位置を検出するための光学式エンコーダ18が取り付けられている。図2は本発明の第1実施例における正断面図である。本例は固定子9スロット、永久磁石数8極の構成となっている。
【0011】
固定子にU,V,Wと記しているのはコイルの相である。図2では真上の永久磁石11と固定子103の間の空隙が最小で、真下の永久磁石11と固定子103の間の空隙が最大となっている。この時、U相電流の振幅が最大となるよう3相交流を各相に通電する。真上の-U磁極がS極とすると、対向する永久磁石11はN極となっている。−U磁極に合い隣るU相磁極はN極となるが、永久磁石11はN、S交互に固着されているため、U相磁極に対向する永久磁石11がS極となり、3つのU相磁極は対向する永久磁石11と吸引する。真下に配置される、V相、W相の電機子コイル102はS極となっており、真下の永久磁石11はN極であるため、吸引力を発生するが、V相、W相とも電流振幅がU相の1/2であることと、固定子103と永久磁石11の間の空隙が広いことから、回転子106はU相側に吸引された状態を保持する。U相振幅が最大となる電流位相から正弦波状に電流は変化するが、この変化に伴い、電機子コイル102により回転磁界が形成される。永久磁石11は回転磁界とともに時計回りに回転し、空隙最小の位置も同期して移動していく。この結果、円板12は固定子103に対して回転磁界と同期して自転しながら揺動する。円板12の内周と対向する出力軸5の外周には歯が切ってあり、前記の円板の揺動運動により歯が噛み合いながら出力軸5が回転する。出力軸5の回転速度ω1と回転磁界の速度ω2の関係は、円板12の内周の歯数をn+a、出力軸5の外周の歯数をnとすれば、
ω1/ω2=−a/n
で表される。例えば出力軸5の外周の歯数を100、円板12内周の歯数を102とすれば、出力軸5は回転磁界の1/50の速度で回転磁界と逆方向に回転する。円板12には同心状に複数の穴22が設けられている。この穴22にそれぞれ連結棒19が通してある。穴22の直径に対し、連結棒19の直径は小さく、両者の穴径の差分だけ、円板12は径方向に動く構成となっている。前述の吸引力により固定子103と永久磁石11は吸引するものの連結棒19と穴22により両者が接触することはない。本図では連結棒19を直接、穴22に通しているが、連結棒19の外周にローラ等を配置し、摩擦抵抗低減や磨耗を防止することもできる。
磁極位置は通常のACサーボモータと同様にエンコーダ18の位置信号より得ることができる。
【実施例2】
【0012】
図3は第2実施例の構成を示す図である。これは12スロット、12極、6相の例である。
電流はA相〜F相まで6相有り、機械的に対向する位置に各相の逆相が配置されている。本例では真下にA相、真上に-A相が配置されており、A相電流の振幅が最大の状態を示している。A磁極がS極とすれば対向する永久磁石11はN極となっており、互いに吸引する。合い隣る磁石は互いに異極となるため−A磁極に対向する永久磁石もN極となるが、-A磁極もN極であるため、-A磁極と対向する永久磁石とは互いに反発する。このように固定子磁極数と永久磁石を同数にすることで、吸引・反発力のみが発生する構成となる。磁極をA相から順次切り替えることで、円板12は自転せず揺動運動のみ行い、これに伴って円板12の内周と出力軸5の外周にある歯の噛み合い位置が、ずれていくことにより出力軸5は回転する。揺動の速度をω1、出力軸5の回転速度をω2、円板12の内周の歯数をn+a、出力軸外周の歯数をnとすれば、揺動速度と出力軸の回転速度の関係は
ω1/ω2=−a/n
で表される。
図5にこれらの減速機内蔵アクチュエータを用いた例を示す。第1のアーム体C1は水平面内に垂直に配置された第1の関節軸J1を中心に回転し、第2のアーム体C2は第1の関節軸J1に直交するように配置された第2の関節軸J2を中心に回転し、第3のアーム体C3は第2の関節軸J2に直交するように配置された第3の関節軸J3を中心に回転し、第4のアーム体C4は第3の関節軸J3に直交するように配置された第4の関節軸J4を中心に回転し、第5の第5のアーム体C5は第4の関節軸J4と平行となるように配置された関節軸J5を中心に回転し、第6のアーム体C6は第5の関節軸J5と直交するように配置された関節軸J6を中心に回転する。第7のアーム体C7は第6の関節軸J6と直交するように配置された関節軸J7を中心に回転する。第1から第7の関節軸には、各々、減速機内蔵アクチュエータが内蔵され、各減速機内蔵アクチュエータへ供給される電力線や信号線、もしくは第7のアーム体先端に取り付けられるツールへの供給線が減速機内蔵アクチュエータの中空部を通じて供給される。
【産業上の利用可能性】
【0013】
ロボットの駆動源以外についても、電動車両等の減速機付き電動機を用いる全ての用途に対して適用可能である。
【符号の説明】
【0014】
1 ブラシレス直流電動機
2 減速機
3 ケーシング
4 軸受
5 出力軸
6 軸受
7 中継軸
8 軸受
10 フレーム
11 永久磁石
12 円板
13 Lブラケット
14 反Lブラケット
15 エンコーダカバ
16 低速側軸受
17 高速側軸受
18 エンコーダ
19 連結棒
20 連結リング
21 エンコーダハブ
22 穴
101 固定子鉄心
102 電機子コイル
103 固定子
104 回転軸
105 回転体
106 回転子
201 平歯車
202 平歯車
203 平歯車
204 平歯車


【特許請求の範囲】
【請求項1】
フレームに固定された環状の固定子鉄心に電機子コイルを巻回してなる固定子と、前記電機子コイルに通電することで発生する回転磁界または交番磁界の周波数に対して、出力軸速度を減速する減速機構と、前記減速機構により減速された出力軸速度をフレームに対して回転自在に支持された出力軸と、回転位置および磁極位置検出手段と、を備え、前記出力軸5の外周に歯数nの歯車を備えるとともに、前記歯車に噛合するように内周に歯数n+aの歯を設けた円板と、前記円板の外周にN,S極交互に偶数個の永久磁石を固着し、前記円板と空隙を介して対向するように固定子鉄心が配置されたことを特徴とする減速機内蔵アクチュエータ。
【請求項2】
前記円板は所定のストロークδで径方向に可動自在に配置したことを特徴とする請求項1記載の減速機構内蔵アクチュエータ。
【請求項3】
前記永久磁石の磁極数Pに対して、前記固定子がP極の回転磁界を発生するよう電機子コイルを結線したことを特徴とする請求項1記載の減速機構内蔵アクチュエータ。
【請求項4】
前記電機子コイルの数を前記永久磁石の磁極数Pと同一とし、機械的に180°離れた位置に配置された電機子コイルを同時に通電し、180°の位相を保ちながら電機子コイルの通電を切替えることを特徴とする請求項1記載の減速機構内蔵アクチュエータ。
【請求項5】
前記円板を軸線方向に2分割し、それぞれ電気角180°の位相となるようにし、かつ、径方向にδ/2ずらして配置したことを特徴とする請求項1記載の減速機構内蔵アクチュエータ。
【請求項6】
フレームに固定された環状の固定子鉄心に電機子コイルを巻回してなる固定子と、前記電機子コイルに通電することで発生する回転磁界または交番磁界の周波数に対して、出力軸速度を減速する減速機構と、前記減速機構により減速された出力軸速度をフレームに対して回転自在に支持された出力軸と、回転位置および磁極位置検出手段と、を備え、前記出力軸5の外周に歯数nの歯車を備えるとともに、前記歯車に噛合するように内周に歯数n+aの歯を設けた円板と、前記円板の外周にN,S極交互に偶数個の永久磁石を固着し、前記円板と空隙を介して対向するように固定子鉄心が配置された減速機内蔵アクチュエータがロボットの関節に配置されたことを特徴とする多関節ロボット

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2011−2062(P2011−2062A)
【公開日】平成23年1月6日(2011.1.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−146950(P2009−146950)
【出願日】平成21年6月19日(2009.6.19)
【出願人】(000006622)株式会社安川電機 (2,482)
【Fターム(参考)】