説明

窒化ガリウム系化合物半導体の結晶エピタキシー構造

【課題】結晶欠陥の少ない窒化ガリウム系化合物半導体の結晶エピタキシー構造を提供する。
【解決手段】基材31を提供し、基材31に対し表面過熱掃除を実行するステップ41と
、第一の温度の下で基材31の上に低温窒化ガリウム緩衝層32’を形成するステップ4
2と、温度を昇温し、第一の窒化ガリウム緩衝層の表面に結晶核を形成させることによっ
て高温窒化ガリウム緩衝層32”を形成するステップ43と、温度を降下し、第二の温度
の下で高温窒化ガリウム緩衝層32”の上に第二の窒化インジウム・ガリウム緩衝層33
を形成するステップ44と、温度を昇温し、第三の温度の下で第二の窒化インジウム・ガ
リウム緩衝層33の上に窒化ガリウム結晶エピタキシー層34を形成するステップ45と
からなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、窒化ガリウム系化合物半導体の結晶エピタキシー構造に係わり、特に緩衝層
構造(Buffer layer structure)の結晶エピタキシー層を形成した窒化ガリウム系化合物半導体の結晶エピタキシー構造に関する。
【背景技術】
【0002】
発光素子は、それぞれ異なる材質の層同士からなるものであり、結晶をエピタキシーで
それぞれの層の材質を作製する場合に、結晶の構造において、欠陥を生成することが避け
られないことであり、そのため、発光素子に対し以下のような影響を生じる。つまり、1
.発光効率を低下させること、2.電子の活動率を鈍化させること、3.ドープしたイオ
ン拡散の経路を拡大すること、4.活性層の量子井戸にはV字形凹槽が形成され、それら
のV字形凹槽が配列のずれを生じる原因となること、5.始発逆方向バイオス電流を強化
することなどがその課題である。他に、結晶が不完全になる場合、切り裂きや隙間などが
生じると、それらの切り裂きと隙間などの上方には発光素子が積層成長しがたくなり、そ
のエリアにおいては、積層成長される発光素子のその寿命がより短くなると共に、その発
光効率が劣化する場合がある。そのため、どのようにして結晶が完璧な結晶エピタキシー
層を作製するかが、発光素子の機能性を向上するための大きな課題となっている。
【0003】
他方では、従来では、発光素子の発展中においては、窒化ガリウム・シリーズの材料が
かなり大切なワイド・エネルギー・ギャップを有する半導体材料であり、それによって緑
色の光線や青色の光線や紫外線などを発光させることができる。しかしながら、塊状の窒
化ガリウムの成長はいつも困難が多く、そのため、従来では、窒化ガリウムが大体サファ
イアまたは炭化珪素からなる基材の上に成長する。それらの基材は、すべて窒化ガリウム
の結晶格子常数と合せないため、直接的にそれらの材料に成長する窒化ガリウムの品質が
好ましくないので、緩衝層(Buffer Layer)を引用するようになっている。
【0004】
その基材とその窒化ガリウムとの間において、その緩衝層がまた結晶格子核形成層(Nu
cleation layer)と称され、その結晶格子常数と基材との近似する緩衝層
が核形成(Nucleation)位置を提供できるので、窒化ガリウムの核形成と成長
に利することがあり、相同の結晶体構成を形成可能で、窒化ガリウム・シリーズの結晶度
を向上できる。そのため、緩衝層の品質の優劣は、後続の束縛層(Cladding l
ayer)と活性層(Active layer)の結晶エピタキシーとは、大切な影響
関係を絡んでおり、且つ間接的に発光素子の性質に影響を及ぼすことがある。
【0005】
また、アメリカ・パテント第5290393号に開示されるように、サファイアを基材
として成長し得た窒化ガリウム構造については、図1に示すように、まず、サファイア基
材11に、厚さが0.001−0.5μmの低温窒化アルミニウム・ガリウム緩衝層12
を形成し、それから、この低温窒化アルミニウム・ガリウム緩衝層12に高温の窒化アル
ミニウム・ガリウム緩衝層13を形成する。一般的に言うと、低温窒化アルミニウム・ガ
リウム緩衝層12の成長温度が摂氏200−900度にあり、それに対して、高温窒化ア
ルミニウム・ガリウム緩衝層13の成長温度が摂氏900―1150度の間にあり、この
パテントの掲げた方法によると、窒化ガリウム・シリーズの結晶度を向上できるが、4μ
mの厚さを有する窒化アルミニウム・ガリウム緩衝層13の欠陥密度が依然として10
−1010cm−2にも及ぶことがある。その欠陥密度を減少するために、アメリカ・パ
テント第6252261号には、幅方向の結晶エピタキシー方法(ELOG)を利用する
ことによってその欠陥密度を低減するテクニックを開示した。その成長し得た窒化ガリウ
ム構造は図2に示すようであり、その方法によると、まず、サファイアを基材21とし、
且つMOCVD方法によって窒化ガリウムからなるベース層(Base Layer)2
2を結晶エピタキシーに成長させ、そのものには、低温窒化ガリウム緩衝層と高温窒化ガ
リウム結晶エピタキシー層とを備え、それから、結晶エピタキシー・チップをMOCVD
反応室より取り出し、二酸化珪素23をそのマスクとして、<1−120>に直交する長
尺状(Stripe)部分によってこの窒化ガリウムベース層22を覆い、それからHV
PEまたはMOCVD方法によって、高温窒化ガリウム結晶エピタキシー層24を成長さ
せ、二酸化珪素23をマスクとするため、エピタキシー成長メカニズムが選択性成長のこ
とにトランスファーされ、二酸化珪素22のマスクのない、窒化ガリウムのベース層表面
に直行する方向よりエピタキシー成長し、そのマスクの厚さに等しい厚さを有する結晶エ
ピタキシー層が成長し得た場合に、速いほうの水平方向成長速度によって成長し続ける。
【0006】
こうすると、欠陥が垂直方向へトランスミットするようになることを抑制できるので、後
続の結晶エピタキシー成長する窒化ガリウム層の欠陥密度を低減できるが、10μmぐら
い成長する場合こそ、その欠陥密度が1x10cm−2以下になる。それにしても、こ
の幅方向の結晶エピタキシー成長方法は効果的にその欠陥密度を低減できるが、マスクを
製造する製造プロセスを余分に増加すると共に、選択的に成長するメカニズムもかなり複
雑的であるので、その生産コストがかなり高くなってしまう。
【0007】
また、アメリカ・パテント第6475882号には、窒化珪素(SiN)マイクロ・マ
スクの幅方向の結晶エピタキシー成長方法を開示した。それは、結晶エピタキシー成長を
実行する前に、まず、反応前駆物質SiHとNHを利用して先にサファイア基材に島
状の窒化珪素を形成し、この島状の窒化珪素をマスクとして、後続の幅方向の結晶エピタ
キシー成長を促進することによって、効果的にその欠陥密度のことを減少する。このパテ
ントに開示されたテクニックによると、その反応前駆物質SiHとNHの流量とその
反応時間をコントロールすることによって後続の結晶エピタキシー成長に優れる結晶性を
招来することができるが、その欠点が窒化珪素マイクと・マスクの均一性と密度とがコン
トロールしにくいため、その生産の歩留まりがコントロールしがたい。
【0008】
そのようなことを鑑みて、一種の結晶エピタキシー層を形成する好適な方法を提案する
必要があり、それは、発光素子の結晶エピタキシー層の形成のことに適用し、完璧な結晶
を有すると共に、すこししか配列ずれの欠陥を有しない結晶エピタキシー層を作製するこ
とによって発光素子の発光率とその使用寿命を向上すると共に、低コストで抗歩留まりを
有する製品を製造できるようにする必要がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
前記の従来の発光素子の結晶エピタキシー層のそれぞれの課題を鑑みて、本発明は、そ
れらのそれぞれの課題を一挙に解消できる、窒化ガリウム系化合物半導体の結晶エピタキ
シー構造を提供することをその主要な解決しようとする課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記の目的を図るために、本発明の一態様による窒化ガリウム系化合物半導体の結晶エピタキシー構造は、基材と、前記基材に形成される第一の窒化ガリウム緩衝層と、前記第一の窒化ガリウム緩衝層の表面に形成され、トリメチルインジウムとアンモニア・ガスを含有する前駆物質と、前記第一の窒化ガリウム緩衝層の上に形成される第二の窒化インジウム・ガリウム緩衝層と、前記第二の窒化インジウム・ガリウム緩衝層の上に形成される窒化ガリウム結晶エピタキシー層と、からなることを特徴とする。
【0011】
[作用]
本発明の提供する緩衝層構造によると、後続の結晶エピタキシー成長する窒化ガリウム系の結晶エピタキシー層により完璧的な結晶構造を有させることができると共に、その欠陥密度をより少なく形成させることができるので、発光素子の発光効率とその使用寿命を効果的に向上可能な効果を達成することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
従来のテクニックのそれぞれの課題を鑑みて、本発明は、一種の窒化ガリウム系化合物
半導体の結晶エピタキシー構造を提供する。図3に示すように、本発明による結晶エピタ
キシー構造30は、基材31と、第一の窒化ガリウム緩衝層32と、第二の窒化インジウ
ム・ガリウム緩衝層33と、窒化ガリウム結晶エピタキシー層34とを備えており、その
結晶エピタキシー構造30の中では、基材31としてサファイアや炭化珪素や酸化亜鉛や
珪素などからなるグループの中より任一者を選出使用するものであり、その第一の窒化ガ
リウム緩衝層32は、下方から上方へさらに低温窒化ガリウム緩衝層32’と、高温窒化
ガリウム緩衝層32”とを有しており、他に、結晶エピタキシー構造30には、窒化ガリ
ウム系結晶エピタキシー層35を窒化ガリウム結晶エピタキシー層34の上に有させるよ
うに形成させてもよい。
【0013】
また、図4に示すのは、本発明の結晶エピタキシー構造の形成方法を示すフローチャー
トであり、まず、基材31を提供し、且つ基材31に対し表面過熱掃除を実行する(ステ
ップ41)。それから、第一の温度の下で基材31の上に低温窒化ガリウム緩衝層32’
を形成する(ステップ42)。温度を昇温し、且つ第一の窒化ガリウム緩衝層の表面に結
晶核を形成させることによって高温窒化ガリウム緩衝層32”を形成する(ステップ43
)。温度を降下し、第二の温度の下で高温窒化ガリウム緩衝層32”の上に第二の窒化イ
ンジウム・ガリウム緩衝層33を形成する(ステップ44)。温度を昇温し、且つ第三の
温度の下で第二の窒化インジウム・ガリウム緩衝層33の上に窒化ガリウム結晶エピタキ
シー層34を形成する(ステップ45)。その中では、前記第一ないし第三の温度の関係
は、第一温度<第二温度<第三温度のように設定される。
【0014】
図5は、本発明の結晶エピタキシー構造を作製する他の実施の形態の方法を示すフロー
チャートであり、その方法には後記のようなそれぞれのステップを包含しており、つまり
、基材31を提供し、且つ基材31に対し表面過熱掃除を実行する(ステップ51)。そ
れから、第一の温度へ温度を降下し、その第一の温度の下で基材31の上に低温窒化ガリ
ウム緩衝層32’を形成する(ステップ52)。温度を昇温し、且つ第一の窒化ガリウム
緩衝層の表面に結晶核を形成させることによって高温窒化ガリウム緩衝層32”を形成す
る(ステップ53)。温度を降下し、第二の温度の下で高温窒化ガリウム緩衝層32”の
上に窒化インジウム・ガリウム緩衝層33を形成する(ステップ54)。温度を昇温し、
且つ第三の温度の下で窒化インジウム・ガリウム緩衝層33の上に前駆物質としてのトリ
メチルインジウムとアンモニア・ガスを保持することによって表面処理を実行する(ステ
ップ55)。前記の第三温度の下で、高温窒化ガリウム結晶エピタキシー層34を形成す
る(ステップ56)。その中では、前記第一ないし第三の温度の関係は、第一温度<第二
温度<第三温度のように設定される。
【0015】
結晶エピタキシー構造30を作製する場合に、第一の窒化ガリウム緩衝層32の形成温
度が摂氏400−800度の間に設定され(即ち前記の第一温度であり)、その厚さが2
0−40nmの間に設定され、それは非単結晶構造であると共に、金属有機化学気相沈積
法(MOCVD)によって結晶エピタキシー成長し得たものである。また、第二の窒化イ
ンジウム・ガリウム緩衝層33の形成温度が摂氏830−880度の間に設定され(即ち
前記の第二の温度であり)、その厚さが40−60nmに設定され、単結晶構造に属し、
且つ金属有機化学気相沈積法(MOCVD)によって結晶エピタキシー成長し得たもので
ある。図6は、窒化インジウム・ガリウム層のスペクトルの半分の高さと幅を示す説明図
であり、図7は、窒化インジウム・ガリウム層の配列ずれの様子を示す説明図であり、そ
の窒化ガリウム結晶エピタキシー層34は単結晶構造であり、その欠陥密度が11x10
cm−2以下になり、前記の低温と高温の窒化ガリウム緩衝層32’、32”の成長温
度の差が摂氏300度以上と設定され、他に、前記窒化ガリウム系結晶エピタキシー層3
5の材料として後記のようなそれぞれの物質からなるグループより好適に選出される一者
を採用するものである。つまり、BAlInGa1−x−y−zAs層を採
用し、その中では、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、0≦p≦1、0≦q≦1、且
つx+y+z=1、p+q=1であり、またはp型BAlInGa1−x−y−z
層を採用し、その中では、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、0≦p≦1、
0≦q≦1、且つx+y+z=1、p+q=1であるようにした。
【産業上の利用可能性】
【0016】
本発明によると、結晶欠陥の少ない窒化ガリウム系化合物半導体の結晶エピタキシー構
造及びその製造方法を提供できる。
【0017】
本発明の代表的な実施の形態については、前記のように説明したが、当該分野における
技術者が前記の説明の要旨に基づいてそれぞれ異なるタイプの相同の効果を有する他の実
施の形態を作り出すことができるが、それらの本発明と相同の効果を有する他の実施の形
態のものは本発明のテクニックの要旨の範囲内に包含される場合では、すべて本発明の範
囲内の実施の形態であると認められるべきことが言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】従来の緩衝層成長を利用する窒化ガリウム構造を示す説明図である。
【図2】他の例の従来の緩衝層成長を利用する窒化ガリウム構造を示す説明図である。
【図3】本発明の窒化ガリウム系化合物半導体の結晶エピタキシー構造を示す前面図である。
【図4】本発明の窒化ガリウム系化合物半導体の結晶エピタキシー構造を製造する方法を示すフローチャートである。
【図5】本発明の窒化ガリウム系化合物半導体の結晶エピタキシー構造を製造する方法の他の実施の形態を示すフローチャートである。
【図6】本発明の窒化インジウム・ガリウム層のスペクトルの半分の高さと幅を示す説明図である。
【図7】本発明の窒化インジウム・ガリウム層の位置ずれの様子を示す説明図である。
【符号の説明】
【0019】
30 結晶エピタキシー構造
31 基材
32 第一の窒化ガリウム緩衝層
32’ 低温窒化ガリウム緩衝層
32” 高温窒化ガリウム緩衝層
33 第二の窒化インジウム・ガリウム緩衝層
34 窒化ガリウム結晶エピタキシー層
35 窒化ガリウム系結晶エピタキシー層

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基材と、
前記基材に形成される第一の窒化ガリウム緩衝層と、
前記第一の窒化ガリウム緩衝層の表面に形成され、トリメチルインジウムとアンモニア・ガスを含有する前駆物質と、
前記第一の窒化ガリウム緩衝層の上に形成される第二の窒化インジウム・ガリウム緩衝
層と、
前記第二の窒化インジウム・ガリウム緩衝層の上に形成される窒化ガリウム結晶エピタ
キシー層と、
からなることを特徴とする窒化ガリウム系化合物半導体の結晶エピタキシー構造。
【請求項2】
前記基材としてサファイアや炭化珪素や酸化亜鉛や珪素などからなるグループより選出
されたいずれか一種の材料を使用することを特徴とする請求項1に記載の窒化ガリウム系
化合物半導体の結晶エピタキシー構造。
【請求項3】
前記第一の窒化ガリウム緩衝層は、下方から上方へ順次に低温窒化ガリウム緩衝層と、
高温窒化ガリウム緩衝層とからなることを特徴とする請求項1に記載の窒化ガリウム系化
合物半導体の結晶エピタキシー構造。
【請求項4】
前記窒化ガリウム結晶エピタキシー層の上にさらに窒化ガリウム系結晶エピタキシー層
が形成されることを特徴とする請求項1に記載の窒化ガリウム系化合物半導体の結晶エピ
タキシー構造。
【請求項5】
前記第一の窒化ガリウム緩衝層の厚さが20〜40nmに設定されることを特徴とする
請求項1に記載の窒化ガリウム系化合物半導体の結晶エピタキシー構造。
【請求項6】
前記第二の窒化ガリウム緩衝層の厚さが40〜60nmに設定されることを特徴とする
請求項1に記載の窒化ガリウム系化合物半導体の結晶エピタキシー構造。
【請求項7】
前記第一の窒化ガリウム緩衝層と前記第二の窒化インジウム・ガリウム緩衝層と前記窒
化ガリウム結晶エピタキシー層とは、金属有機化学気相沈積法によって結晶をエピタキシ
ー成長形成されるものであることを特徴とする請求項1に記載の窒化ガリウム系化合物半
導体の結晶エピタキシー構造。
【請求項8】
前記第一の窒化ガリウム緩衝層は、非単結晶構造に形成されることを特徴とする請求項
1に記載の窒化ガリウム系化合物半導体の結晶エピタキシー構造。
【請求項9】
前記第二の窒化インジウム・ガリウム緩衝層は、単結晶構造に形成されることを特徴と
する請求項1に記載の窒化ガリウム系化合物半導体の結晶エピタキシー構造。
【請求項10】
前記窒化ガリウム結晶エピタキシー層は、単結晶構造に形成されると共に、その欠陥密
度が1x10cm−2以下に設定されることを特徴とする請求項1に記載の窒化ガリウ
ム系化合物半導体の結晶エピタキシー構造。
【請求項11】
前記窒化ガリウム系結晶エピタキシー層の材料としてBAlInGa1−x−y
−zAs層を採用し、その中では、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、0≦p
≦1、0≦q≦1、且つx+y+z=1、p+q=1であり、またはp型BAlIn
Ga1−x−y−z層を採用し、その中では、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦
z≦1、0≦p≦1、0≦q≦1、且つx+y+z=1、p+q=1であるようにしたこ
とを特徴とする請求項4に記載の窒化ガリウム系化合物半導体の結晶エピタキシー構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−73947(P2007−73947A)
【公開日】平成19年3月22日(2007.3.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−217378(P2006−217378)
【出願日】平成18年8月9日(2006.8.9)
【分割の表示】特願2004−118995(P2004−118995)の分割
【原出願日】平成16年4月14日(2004.4.14)
【出願人】(503393559)炬▲しん▼科技股▲ふん▼有限公司 (1)
【Fターム(参考)】