説明

置換シクロアルケン誘導体を含有する医薬組成物

【課題】敗血症等の疾患の予防及び/又は治療に優れる医薬組成物、それに使用し得る化合物、製法の提供。
【解決手段】一般式(I):


{式中、X及びYは、それらが結合する環Bの炭素原子と一緒になって環Aを形成する基などを示す。l及びmは、各々独立に、0乃至3の整数を示し、l+mは1乃至3である。Rは、置換基群β及び置換基群γから選択される基で置換されていてもよい脂肪族炭化水素基等である。nは、0乃至3の整数を示す。Rは、水素原子等である。Rは、置換基εから選択される基で置換されていてもよいフェニル基などである。Rは、C1−C6アルキル基等である。但し、Rが、置換基群εから選択される基で置換されていてもよいフェニル基の場合は、X及びYは、それらが結合する環Bの炭素原子と一緒になって環Aを形成する基を示す。}で表される化合物又はその薬理上許容される塩を有効成分として含有する医薬組成物。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式(I)
【化1】



{式中、
X及びYは、それらが結合する環Bの炭素原子と一緒になって環Aを形成する基を示す
か、X及びYが一つになって環Bの置換基を示すか、又は、X及びY各々が水素原子を示
す。

(1)XおよびYが環Bの炭素原子と一緒になって環Aを形成する基を示す場合:
環Aは、
3乃至7員ヘテロシクリル環[該ヘテロシクリル環において、XおよびYは、各々独立
に、炭素原子、式NRを有する基(Rは、水素原子、又は、置換基群αから選択される基
で置換されていてもよい、C−Cアルキル基、C−Cアルケニル基、C−C
アルキニル基、若しくは、C−Cアルカノイル基を示す。)、酸素原子、硫黄原子、
式SOを有する基及び式SOを有する基から選択されるいずれかひとつを示し、
該ヘテロシクリル環は、不飽和結合を含んでいてもよく、
3乃至7員ヘテロシクリル環又は3乃至7員シクロアルキル環と縮環又はスピロ環を形
成していてもよく、
環Aは縮環とスピロ環を含め、オキソ基、チオキソ基、置換基群α、シクロプロピルC
−Cアルキル基、
1乃至5個の置換基群αから選択される基で置換されていてもよいC−Cアルキル
基、
1乃至5個の置換基群αから選択される基で置換されていてもよいC−Cアルケニ
ル基、及び、1乃至5個の置換基群αから選択される基で置換されていてもよいC−C
アルキニル基
からなる群より選択される、同一又は異なった1乃至4個の基により置換されていても
よい。]
又は

3乃至7員シクロアルキル環(該シクロアルキル環は不飽和結合を含んでいてもよく、
3乃至7員ヘテロシクリル環又は3乃至7員シクロアルキル環と縮環又はスピロ環を形
成していてもよく、
環Aは縮環とスピロ環を含め、置換基群α、シクロプロピルC−Cアルキル基、
1乃至5個の置換基群αから選択される基で置換されていてもよいC−Cアルキル
基、
1乃至5個の置換基群αから選択される基で置換されていてもよいC−Cアルケニ
ル基、及び、
1乃至5個の置換基群αから選択される基で置換されていてもよいC−Cアルキニ
ル基
からなる群より選択される、同一又は異なった1乃至4個の基により置換されていてもよ
い。)を示す。

(2)X及びYが一つになって環Bの置換基を示す場合:
X及びYは、オキソ基又はチオキソ基を示す。

l及びmは、各々独立に、0乃至3の整数を示し、
l+mは1乃至3である。

は、
置換基群β及び置換基群γから選択される基で置換されていてもよい脂肪族炭化水素基
(該脂肪族炭化水素基は、C−C20アルキル基、C−C10シクロアルキル基、C
−C12シクロアルキルアルキル基、C−Cアルケニル基又はC−Cアルキニ
ル基)、
置換基群δから選択される基で置換されていてもよいフェニル基、
式ORを有する基(式中、Rは、水素原子、又は、置換基群β及び置換基群γから
選択される基で置換されていてもよい脂肪族炭化水素基を示す。該脂肪族炭化水素基は、
前記と同意義を示す。)又はハロゲン原子を示す。

nは、0乃至3の整数を示す。

は、水素原子、
置換基群βから選択される基で置換されていてもよいC−Cアルキル基、
置換基群βから選択される基で置換されていてもよいC−Cアルケニル基、又は
置換基群βから選択される基で置換されていてもよいC−Cアルキニル基
を示す。

は、
置換基群εから選択される基で置換されていてもよいフェニル基、又は
置換基群εから選択される基で置換されていてもよい5乃至6員ヘテロアリール基(該
ヘテロアリール基は、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される1乃至3個のヘテ
ロ原子を含有する。)を示す。

は、水素原子、
置換基群βから選択される基で置換されていてもよいC−Cアルキル基、
置換基群βから選択される基で置換されていてもよいC−Cアルケニル基、又は
置換基群βから選択される基で置換されていてもよいC−Cアルキニル基
を示す。

但し、Rが、置換基群εから選択される基で置換されていてもよいフェニル基の場合
は、X及びYは、前記(1)又は(2)を示す。

置換基群αは、
ヒドロキシ基、ハロゲン原子、C−Cアルコキシ基、ハロゲノC−Cアルコキ
シ基、カルボキシ基、C−Cアルコキシ−カルボニル基;
−Cアルキル基、C−Cアルケニル基、C−Cアルキニル基、C−C
アルカノイル基又はC−Cアルケニル−カルボニル基から選択される基で置換され
ていてもよいカルバモイル基;
及び、式NRを有する基を示す。
及びRは、互いに独立して、水素原子、C−Cアルキル基、C−Cアル
ケニル基、C−Cアルキニル基、C−Cアルカノイル基、又はC−Cアルケ
ニル−カルボニル基を示すか、或いは、R及びRが結合している窒素原子と一緒にな
って、ヘテロシクリル基を形成する。

置換基群βは、
オキソ基、ヒドロキシ基、シクロプロピル基、C−Cアルコキシ基、C−Cアル
キルチオ基、ニトロ基、ハロゲン原子、シアノ基、カルボキシ基、C−C10アルコキ
シ−カルボニル基、C−Cアルカノイル基、C−Cアルケニル−カルボニル基、
−Cアルカノイルオキシ基、C−Cアルケニル−カルボニルオキシ基;
−Cアルキル基、フェニル基、C−Cアシル基及びC−Cアルコキシ−フ
ェニル基から選択される基で置換されていてもよいカルバモイル基;
−Cアルキル基又はフェニル基で置換されていてもよいチオカルバモイル基、
−Cアルキル基又はフェニル基で置換されていてもよいカルバモイルオキシ基、
−Cアルカノイルアミノ基、C−C10アルコキシ−カルボキサミド基、C
10アルコキシ−カルボニルオキシ基、及び
−Cアルキル基又はフェニル基で置換されていてもよいウレイド基を示す。

置換基群γは、
複素環基、C−C10シクロアルキルオキシ基、C−C10アリールオキシ基、C
−C19アラルキルオキシ基、複素環オキシ基、C−C10シクロアルキルチオ基、
−C10アリールチオ基、C−C19アラルキルチオ基、複素環チオ基、複素環ス
ルフィニル基、複素環スルホニル基、C−Cシクロアルキルオキシ−カルボニル基、
−C10アリールオキシ−カルボニル基、C−C19アラルキルオキシ−カルボニ
ル基、複素環オキシカルボニル基、C−C10アリール−カルボニル基、C−C10
アリール−カルボニルオキシ基、C−C10アリール−カルボニルアミノ基、C−C
10アリールオキシ−カルボキサミド基、C−C19アラルキルオキシ−カルボキサミ
ド基、C−C10アリールオキシ−カルボニルオキシ基、C−C19アラルキルオキ
シ−カルボニルオキシ基、C−C10シクロアルキルオキシ−カルボニルオキシ基、及
び、置換基群βから選択される基で置換されていてもよいC−C10アリール基を示す


置換基群δは、
ヒドロキシ基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C−Cアルキル基、ハロゲノC
−Cアルキル基、C−Cアルコキシ基、ハロゲノC−Cアルコキシ基、カル
ボキシ基、C−Cアルカノイル基、C−Cアルコキシ−カルボニル基、C−C
アルカノイルアミノ基、C−Cアルキルチオ基、カルバモイル基、C−Cアル
キル−カルバモイル基、C−Cアルコキシ−カルボニルC−Cアルキル−カルバ
モイル基、1,3−ジアシルグアニジノC−Cアルキル基、式NRを有する基
(R及びRは、置換基群αにおけるR及びRと同義である。)、C−Cシク
ロアルキル基、C−C10アリール基及び5員ヘテロアリール基を示す。

置換基群εは、
ヒドロキシ基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C−C14アルキル基、シクロプ
ロピルC−C14アルキル基、ハロゲノC−C14アルキル基、C−C14アルコ
キシ基、ハロゲノC−C14アルコキシ基、カルボキシ基、C−C14アルカノイル
基、C−C14アルコキシ−カルボニル基、C−C14アルカノイルアミノ基、C
−C14アルキルチオ基、カルバモイル基、C−C14アルキル−カルバモイル基、C
−C14アルコキシ−カルボニルC−C14アルキル−カルバモイル基、1,3−ジ
アシルグアニジノC−C14アルキル基、式NRを有する基(R及びRは、
置換基群αにおけるR及びRと同義である。)、C−Cシクロアルキル基、C
−C10アリール基及び5員ヘテロアリール基を示す。}
で表される化合物又はその薬理上許容される塩を有効成分として含有する医薬組成物。
【請求項2】
請求項1において、lは0であり、mは1乃至3の整数である医薬組成物。
【請求項3】
請求項1において、lは0であり、mは2である医薬組成物。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3から選択されるいずれか1項において、
XおよびYが環Bの炭素原子と一緒になって環Aを形成し、環Aは、

3乃至7員ヘテロシクリル環
[該ヘテロシクリル環において、XおよびYは、各々独立に、炭素原子、式NRを有する
基(Rは、水素原子、又は、置換基群αから選択される基で置換されていてもよい、C
−Cアルキル基、C−Cアルケニル基、C−Cアルキニル基、若しくは、C
−Cアルカノイル基を示す。)、酸素原子、硫黄原子、式SOを有する基及び式SO
を有する基から選択されるいずれかひとつを示し、
該ヘテロシクリル環は、5乃至6員ヘテロシクリル環(該ヘテロシクリル環は、1乃
至2個の酸素原子及び/又は窒素原子をヘテロ原子として含有する。)又は5乃至6員シ
クロアルキル環と縮環又はスピロ環を形成していてもよく、
環Aは、縮環とスピロ環を含め、オキソ基、チオキソ基、置換基群α、シクロプロピ
ルC−Cアルキル基及び1乃至5個の置換基群αより選択される基で置換されていて
もよいC−Cアルキル基からなる群より選択される、同一又は異なった1乃至4個の
基により置換されていてもよい。]

又は

3乃至7員飽和シクロアルキル環
(該3乃至7員飽和シクロアルキル環は、ヒドロキシ基、ヒドロキシメチル基、1,2
−ジヒドロキシエチル基、1,2,3―トリヒドロキシプロピル基、1,2,3,4−テ
トラヒドロキシブチル基、及び、アセチルアミノ基からなる群より選択される1乃至2個
の基により置換されていてもよい。)
である医薬組成物。
【請求項5】
請求項1乃至請求項3から選択されるいずれか1項において、
XおよびYが環Bの炭素原子と一緒になって環Aを形成する基を示し、環Aは、

3乃至7員ヘテロシクリル環
[該ヘテロシクリル環において、X及びYは、各々独立に、炭素原子、酸素原子、硫黄原
子、式SOを有する基及び式SOを有する基から選択されるいずれかひとつを示し、
該ヘテロシクリル環は、5乃至6員ヘテロシクリル環(該ヘテロシクリル環は、1乃至
2個の酸素原子及び/又は窒素原子をヘテロ原子として含有する。)又は5乃至6員シク
ロアルキル環と縮環又はスピロ環を形成していてもよく、
環Aは、縮環とスピロ環を含め、オキソ基、チオキソ基、置換基群α及び1乃至4個の
置換基群αより選択される基で置換されていてもよいC−Cアルキル基からなる群よ
り選択される、同一又は異なった1乃至4個の基により置換されていてもよい。]

又は

3乃至5員飽和シクロアルキル環
(該3乃至5員飽和シクロアルキル環は、ヒドロキシメチル基、1,2−ジヒドロキシ
エチル基、1,2,3―トリヒドロキシプロピル基、1,2,3,4−テトラヒドロキシ
ブチル基、及び、アセチルアミノ基からなる群より選択される1乃至2個の基により置換
されていてもよい。)
である医薬組成物。
【請求項6】
請求項1乃至請求項3から選択されるいずれか1項において、
XおよびYが環Bの炭素原子と一緒になって環Aを形成する基を示し、環Aは、

3乃至7員ヘテロシクリル環
[該3乃至7員ヘテロシクリル環は、
オキシラン、オキソラン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、
1,3−ジオキソラン、1,3−ジオキサン、1,3−ジオキセパン、
1,3−ジチオラン、1,3−ジチアン、
1,1,3,3−テトラオキソ−1,3−ジチオラン、
1,3−オキサチオラン、1,3−オキサチアン、又は、1,3−オキサチエパンであり

これらのヘテロシクリル環は、5乃至6員ヘテロシクリル環(該5乃至6員ヘテロシク
リル環は、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、ピロリジン、ピペリジン又は1、
3−ジオキサンである。)又はシクロヘキシル環と縮環又はスピロ環を形成していてもよ
く、
環Aは、縮環とスピロ環を含め、オキソ基、チオキソ基、置換基群α(該置換基群α
は、ヒドロキシ基及び式NRを有する基を示す。R及びRは、互いに独立して
、水素原子又はC−Cアルカノイル基を示す。)、メチル基、エチル基及び1乃至4
個のヒドロキシ基で置換されたC−Cアルキル基からなる群より選択される1乃至2
個の基により置換されていてもよい。]、

又は

シクロプロピル若しくはシクロペンチル
(該シクロプロピル又はシクロペンチルは、ヒドロキシメチル基、1,2−ジヒドロキ
シエチル基、1,2,3―トリヒドロキシプロピル基、及び、1,2,3,4−テトラヒ
ドロキシブチル基からなる群より選択される1乃至2個の基により置換されていてもよい
。)
である医薬組成物。
【請求項7】
請求項1乃至請求項3から選択されるいずれか1項において、
XおよびYが環Bの炭素原子と一緒になって環Aを形成する基を示し、環Aは、

3乃至6員ヘテロシクリル環
{該ヘテロシクリル環は、
オキシラン、テトラヒドロフラン、
1,3−ジオキソラン、1,3−ジオキサン、
1,3−ジチオラン、1,3−ジチアン、
1,3−オキサチオラン又は1,3−オキサチアンであり、
これらのヘテロシクリル環は、5乃至6員ヘテロシクリル環(該5乃至6員ヘテロシクリ
ル環は、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン又は1、3−ジオキサンである。)又
はシクロヘキシルと縮環又はスピロ環を形成していてもよく、
環Aは、縮環とスピロ環を含め、置換基群α[該置換基群αは、ヒドロキシ基、及び
、式NRを有する基(R及びRは、互いに独立して、水素原子又はアセチル基
を示す。)を示す。]、メチル基、エチル基、ヒドロキシメチル基、1,2−ジヒドロキ
シエチル基、1,2,3―トリヒドロキシプロピル基、及び、1,2,3,4−テトラヒ
ドロキシブチル基からなる群より選択される1乃至2個の基により置換されていてもよい
。}
である医薬組成物。
【請求項8】
請求項1乃至請求項7から選択されるいずれか1項において、
nは、0又は1であり、
は、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、C−Cアルキル基又はC−Cアルコキシ
基である医薬組成物。
【請求項9】
請求項1乃至請求項7から選択されるいずれか1項において、
nは、0又は1であり、
は、フッ素原子又はメチル基である医薬組成物。
【請求項10】
請求項1乃至請求項7から選択されるいずれか1項において、
nが0である医薬組成物。
【請求項11】
請求項1乃至請求項10から選択されるいずれか1項において、
が、C−Cアルキル基である医薬組成物。
【請求項12】
請求項1乃至請求項10から選択されるいずれか1項において、
が、C−Cアルキル基である医薬組成物。
【請求項13】
請求項1乃至請求項10から選択されるいずれか1項において、
が、エチル基である医薬組成物。
【請求項14】
請求項1乃至請求項13から選択されるいずれか1項において、
が、
置換基群εから選択される基で置換されていてもよいフェニル基、又は、
置換基群εから選択される基で置換されていてもよいピロリル基
であり、
置換基群εが、ハロゲン原子、C−C14アルキル基及びハロゲノC−C14アル
キル基である医薬組成物。
【請求項15】
請求項1乃至請求項13から選択されるいずれか1項において、
が、
置換基群εから選択される基で置換されていてもよいフェニル基、又は、
置換基群εから選択される基で置換されていてもよいピロリル基
であり、
置換基群εが、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、C−Cアルキル基及びハロゲノ
−Cアルキル基である医薬組成物。
【請求項16】
請求項1乃至請求項13から選択されるいずれか1項において、
が、
置換基群εから選択される基で置換されていてもよいフェニル基であり、
置換基群εが、フッ素原子、塩素原子及びC−Cアルキル基である医薬組成物。
【請求項17】
請求項1乃至請求項16から選択されるいずれか1項において、
が、水素原子又はC−Cアルキル基である医薬組成物。
【請求項18】
請求項1乃至請求項16から選択されるいずれか1項において、
が、水素原子又はメチル基である医薬組成物。
【請求項19】
請求項1乃至請求項16から選択されるいずれか1項において、
が、水素原子である医薬組成物。
【請求項20】
請求項1より選択される下記群の化合物或いはそれらの薬理上許容される塩を有効成分
として含有する医薬組成物:
エチル 8−[N−(2−クロロフェニル)スルファモイル]−2、3−ビス(ヒドロ
キシメチル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−エン−7−カルボキシラー
ト、
エチル 8−[N−(2−クロロフェニル)スルファモイル]−2、3−ビス(1、2
−ジヒドロキシエチル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−エン−7−カル
ボキシラート、
エチル 8−[N−(2、4−ジフルオロフェニル)スルファモイル]−2、3−ビス
(ヒドロキシメチル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−エン−7−カルボ
キシラート、
エチル 8−[N−(2、4−ジフルオロフェニル)スルファモイル]−2、3−ビス
(1、2−ジヒドロキシエチル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−エン−
7−カルボキシラート、
エチル 8−[N−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)スルファモイル]−2−ヒ
ドロキシメチル−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−エン−7−カルボキシラ
ート、
エチル 8−[N−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)スルファモイル]−2、3
−ビス(ヒドロキシメチル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−エン−7−
カルボキシラート、
エチル 8−[N−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)スルファモイル]−2、3
−ビス(1、2−ジヒドロキシエチル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−
エン−7−カルボキシラート、
エチル 8−[N−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)スルファモイル]−2−(
1、2−ジヒドロキシエチル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−エン−7
−カルボキシラート、
エチル 8−[N−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)スルファモイル]−2−(
1、2、3−トリヒドロキシプロピル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−
エン−7−カルボキシラート、
エチル 8−[N−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)スルファモイル]−2−(
1、2、3、4−テトラヒドロキシブチル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−
6−エン−7−カルボキシラート、
エチル 2、3−ビス(アセチルアミノメチル)−8−[N−(2−クロロ−4−フル
オロフェニル)スルファモイル]−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−エン−
7−カルボキシラート、
エチル 9−[N−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)スルファモイル]−3−ヒ
ドロキシ−1、5−ジオキサスピロ[5.5]ウンデカ−7−エン−8−カルボキシラー
ト、
エチル 3−アセチルアミノ−9−[N−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)スル
ファモイル]−1、5−ジオキサスピロ[5.5]ウンデカ−7−エン−8−カルボキシ
ラート、
エチル 9−[N−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)スルファモイル]−3、3
−ビス(ヒドロキシメチル)−1、5−ジオキサスピロ[5.5]ウンデカ−7−エン−
8−カルボキシラート、
エチル 8−[N−(2−ブチル−4−フルオロフェニル)スルファモイル]−2、3
−ビス(ヒドロキシメチル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−エン−7−
カルボキシラート、
エチル 8−[N−(2−ブチル−4−フルオロフェニル)スルファモイル]−2、3
−ビス(1、2−ジヒドロキシエチル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−
エン−7−カルボキシラート、
エチル 8−[N−(2−ヘキシルフェニル)スルファモイル]−2、3−ビス(ヒド
ロキシメチル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−エン−7−カルボキシラ
ート、
エチル 8−[N−(2−ヘキシルフェニル)スルファモイル]−2、3−ビス(1、
2−ジヒドロキシエチル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−エン−7−カ
ルボキシラート、
エチル 8−[N−(4−フルオロ−2−ヘキシルフェニル)スルファモイル]−2、
3−ビス(ヒドロキシメチル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−エン−7
−カルボキシラート、
エチル 2、3−ビス(1、2−ジヒドロキシエチル)−8−[N−(4−フルオロ−
2−ヘキシルフェニル)スルファモイル]−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6
−エン−7−カルボキシラート、
エチル 8−[N−(2−ヘプチルフェニル)スルファモイル]−2、3−ビス(ヒド
ロキシメチル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−エン−7−カルボキシラ
ート、
エチル 8−[N−(2−ヘプチルフェニル)スルファモイル]−2、3−ビス(1、
2−ジヒドロキシエチル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−エン−7−カ
ルボキシラート、
エチル 8−[N−(4−フルオロ−2−ヘプチルフェニル)スルファモイル]−2、
3−ビス(ヒドロキシメチル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−エン−7
−カルボキシラート、
エチル 2、3−ビス(1、2−ジヒドロキシエチル)−8−[N−(4−フルオロ−
2−ヘプチルフェニル)スルファモイル]−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6
−エン−7−カルボキシラート、
エチル 8−[N−(2−ブロモフェニル)スルファモイル]−2、3−ビス(ヒドロ
キシメチル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−エン−7−カルボキシラー
ト、
エチル 8−[N−(2−ブロモフェニル)スルファモイル]−2、3−ビス(1、2
−ジヒドロキシエチル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−エン−7−カル
ボキシラート、
エチル 8−[N−(2−クロロ−6−メチルフェニル)スルファモイル]−2、3−
ビス(ヒドロキシメチル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−エン−7−カ
ルボキシラート、
エチル 8−[N−(2−クロロ−6−メチルフェニル)スルファモイル]−2、3−
ビス(1、2−ジヒドロキシエチル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−エ
ン−7−カルボキシラート、
エチル 8−[N−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)スルファモイル]−2、3
−ビス(ヒドロキシメチル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−エン−7−
カルボキシラート、
エチル 8−[N−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)スルファモイル]−2、3
−ビス(1、2−ジヒドロキシエチル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−
エン−7−カルボキシラート、
エチル 2、3−ビス(ヒドロキシメチル)−8−[N−(2−ペンチルフェニル)ス
ルファモイル]−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−エン−7−カルボキシラ
ート、
エチル 2、3−ビス(1、2−ジヒドロキシエチル)−8−[N−(2−ペンチルフ
ェニル)スルファモイル]−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−エン−7−カ
ルボキシラート、
エチル 8−[N−(4−フルオロ−2−ペンチルフェニル)スルファモイル]−2、
3−ビス(ヒドロキシメチル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−エン−7
−カルボキシラート、
エチル 2、3−ビス(1、2−ジヒドロキシエチル)−8−[N−(4−フルオロ−
2−ペンチルフェニル)スルファモイル]−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6
−エン−7−カルボキシラート、
エチル 8−[N−(4−フルオロ−2−オクチルフェニル)スルファモイル]−2、
3−ビス(ヒドロキシメチル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−エン−7
−カルボキシラート、
エチル 2、3−ビス(1、2−ジヒドロキシエチル)−8−[N−(4−フルオロ−
2−オクチルフェニル)スルファモイル]−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6
−エン−7−カルボキシラート、
エチル 8−[N−(4−フルオロ−2−プロピルフェニル)スルファモイル]−2、
3−ビス(ヒドロキシメチル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6−エン−7
−カルボキシラート、
エチル 2、3−ビス(1、2−ジヒドロキシエチル)−8−[N−(4−フルオロ−
2−プロピルフェニル)スルファモイル]−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6
−エン−7−カルボキシラート、
及び
エチル 8−[N−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−N−メチルスルファモイ
ル]−2、3−ビス(ヒドロキシメチル)−1、4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−6
−エン−7−カルボキシラート。
【請求項21】
エンドトキシンにより引き起こされる細胞内シグナル伝達又は細胞活性化を抑制するた
めに用いられる請求項1乃至20から選択されるいずれか1項に記載される医薬組成物。
【請求項22】
エンドトキシンにより引き起こされる細胞内シグナル伝達又は細胞活性化に起因する炎
症性メディエーターの産生を抑制するために用いられる請求項1乃至20から選択される
いずれか1項に記載される医薬組成物。
【請求項23】
エンドトキシンにより引き起こされる細胞内のシグナル伝達又は細胞活性化に起因する
疾患の予防又は治療剤として用いるための請求項1乃至20から選択されるいずれか1項
に記載される医薬組成物。
【請求項24】
エンドトキシンにより産生が引き起こされる炎症性メディエーターが介在する疾患の予
防及び/又は治療剤として用いられる請求項1乃至20から選択されるいずれか1項に記
載される医薬組成物。
【請求項25】
エンドトキシンにより引き起こされる細胞内のシグナル伝達又は細胞活性化に起因して
産生される炎症性メディエーターが介在する疾患の予防及び/又は治療剤として用いられ
る請求項1乃至20から選択されるいずれか1項に記載される医薬組成物。
【請求項26】
敗血症の予防及び/又は治療剤として用いられる請求項1乃至20から選択されるいず
れか1項に記載される医薬組成物。

【公開番号】特開2008−260760(P2008−260760A)
【公開日】平成20年10月30日(2008.10.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−59432(P2008−59432)
【出願日】平成20年3月10日(2008.3.10)
【出願人】(307010166)第一三共株式会社 (196)
【Fターム(参考)】