説明

PPARの調節剤およびそれらの調製法

本発明は、式(I)で表される特定の新規化合物ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、水和物およびプロドラッグを目的とする。本発明は、グルコース代謝、脂質代謝およびインスリン分泌などのPPARによって仲介される多くの疾患、特に2型糖尿病、高インスリン血症、高脂血症、高尿酸血症、高コレステロール血症、アテローム性動脈硬化症、心血管疾患の一つまたは複数の危険因子、X症候群、高トリグリセリド血症、高血糖症、肥満および摂食障害を治療またはコントロールするための、そのような化合物およびそのような化合物を含む薬学的組成物の製造法および使用法も目的とする。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記の式を有する化合物ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、水和物およびプロドラッグ:

式中
Ar1はベンゼン、ナフチレン、イミダゾール、ベンズイミダゾール、ピロール、インドール、インダゾール、チオフェン、ベンゾチオフェン、フラン、ベンゾフランおよびベンゾジオキソールからなる群より選択される単環式または二環式芳香環であり、これらはそれぞれR2置換基、R3置換基またはその組み合わせで置換されていてもよく;
Ar2はベンゼン、ピリジン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジンおよびトリアジンからなる群より選択される6員単環式芳香環であり、これらはそれぞれ1から2個のR4置換基で置換されていてもよく;
Kは、1から7個の主鎖原子を有し、かつ式-Y1m1Y2m2Y3m3-を有する連結基であり、ここでKはAr1の任意の利用可能な環メンバーにも結合することができ;
Lは、式-Y4m4Y5m5Y6m6-で表され、Ar1とAr2とを結合し、かつ1から7個の主鎖原子を有する連結基であり、ここでLはAr1の任意の利用可能な環メンバーおよびAr2の任意の利用可能な環メンバーにも結合することができ;
Y1、Y2、Y3、Y4、Y5およびY6はそれぞれ-(CR5R6)p-、-C=O-、-C=ONR7-、-C=NOR7-、-NR7C=O-、-NR7-、-O-、-S(O)r2-、-NR7SO2-および-SO2NR7-からなる群より独立に選択されるメンバーであり;
ZはCH2OR8、CO2R8、CN、テトラゾル-5-イル、CONR82、CONHSO2R7およびCHOからなる群より選択され;
R1は下記からなる群より独立に選択されるメンバーであり:

R2またはR3はそれぞれハロゲン、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキル、-OR7、(C2-C8)アルケニル、(C2-C8)アルキニル、(C3-C7)シクロアルキル、(C3-C7)シクロアルキル(C1-C4)アルキル、アリール、アリール(C1-C4)アルキル、アリール(C2-C8)アルケニル、アリール(C2-C8)アルキニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル(C1-C4)アルキル、-COR7、-CO2R7、-NR7R24、-NO2、-CN、-S(O)r1R7、-X1OR7、-X1COR7、-X1CO2R7、-X1NR7R24、-X1NO2、-X1CNおよび-X1S(O)r1R7からなる群より独立に選択され;
R4はそれぞれハロゲン、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキル、-OR7、(C2-C8)アルケニル、(C2-C8)アルキニル、(C3-C7)シクロアルキル、(C3-C7)シクロアルキル(C1-C4)アルキル、アリール(C1-C4)アルキル、アリール(C2-C8)アルケニル、アリール(C2-C8)アルキニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル(C1-C4)アルキル、-COR7、-CO2R7、-NR7R24、-NO2、-CN、-S(O)r1R7、-X2OR7、-X2COR7、-X2CO2R7、-X2NR7R24、-X2NO2、-X2CN、-X2S(O)r1R7

からなる群より独立に選択され、上記の環はそれぞれハロおよび(C1-C8)アルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよく;
R5およびR6はそれぞれH、ハロゲン、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキル、OR7、アリール、ヘテロアリールおよびアリール(C1-C4)アルキルからなる群より独立に選択されるメンバーであるか、あるいは任意に、両方が同じ原子上にある場合、一緒になって3から8員環を形成してもよく、または隣接する炭素原子上にある場合、組み合わされてそれらが結合している原子間の二重結合もしくは三重結合を形成し;
R7およびR24はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキル、-X3OR25、-CO、アリール、アリール(C1-C4)アルキルおよびヘテロアリールからなる群より独立に選択されるメンバーであるか、または任意に、両方が同じ置換基上にある場合、一緒になって3から8員環を形成してもよく;
R8はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキル、-X4OR7、-X4NR7R24、(C2-C8)アルケニル、(C3-C7)シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アリール、アリール(C1-C4)アルキルおよびアリール(C2-C8)アルケニルからなる群より独立に選択されるメンバーであり;
R9またはR10はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはトリアゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、トリアゾロピリジン、ベンゾトリアゾールまたはテトラヒドロベンゾトリアゾール環を形成し;
R11またはR12はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはイミダゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンズイミダゾリル環を形成し;
R13またはR14はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはオキサゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンゾキサゾリル環を形成し;
R15またはR16はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはチアゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンゾチアゾイル環を形成し;
R17またはR18はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはピラゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、インダゾイル環を形成し;
R19またはR20はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはピロリジン環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ジヒドロイソインドール環を形成し;
R21はCH3、フェニルまたはピリジルであり、ここでフェニルおよびピリジル置換基は-OR7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよく;
R22またはR23はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、-OR7、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択され;
R25はH、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキル、アリール、アリール(C1-C4)アルキルおよびヘテロアリールからなる群より選択されるメンバーであり;
W1またはW2はそれぞれ独立にNまたはCR22であり;
X1、X2、X3およびX4はそれぞれ(C1-C4)アルキレン、(C2-C4)アルケニレンおよび(C2-C4)アルキニレンからなる群より独立に選択されるメンバーであり;
下付き文字m1、m2、m3、m4、m5およびm6はそれぞれ0から1の整数であり;
下付き文字r1およびr2は0から2の整数であり;
下付き文字pは1から4の整数である。
【請求項2】
ZがCO2R8である、請求項1または2記載の化合物。
【請求項3】
R8がHである、前記請求項のいずれか一項記載の化合物。
【請求項4】
Y1、Y2、Y3、Y4、Y5およびY6が-(CR5R6)p-、-C=O-、-NR7-、-NR7C=O-、-O-および-S-からなる群より独立に選択されるメンバーであり;R7がHであり;R5およびR6がそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキルからなる群より独立に選択されるメンバーであるか、または任意に、両方が同じ置換基上にある場合、一緒になって3から8員環を形成してもよい、前記請求項のいずれか一項記載の化合物。
【請求項5】
m1、m2またはm3の少なくとも一つが0である、前記請求項のいずれか一項記載の化合物。
【請求項6】
m1が0であり、Y2が-(CR5R6)p-であり、かつY3が-O-である、前記請求項のいずれか一項記載の化合物。
【請求項7】
Kが-CH2-、-CH2O-、-CH(CH3)O-、-C(CH3)2O-、-CH(CH3)-および-C(CH3)2-からなる群より選択されるメンバーである、前記請求項のいずれか一項記載の化合物。
【請求項8】
Y4が-CR5R6-、-NR7-、-O-または-S-であり、Y5が-CR5R6-であり、かつY6が-O-または-S-である、前記請求項のいずれか一項記載の化合物。
【請求項9】
Lが-O(CH2)3O-、-O(CH2)2O-、-S(CH2)3O-、-S(CH2)2O-、-NH(CH2)3O-、-S(CH2)3S-、-O(CH2)3S-、-O(CH2)4-、-NHCO(CH2)2O-、-S(CH2)4-、-(CH2)4O-、-(CH2)5-および-OCH2(CH3)2CH2O-からなる群より選択されるメンバーである、前記請求項のいずれか一項記載の化合物。
【請求項10】
R5およびR6がそれぞれ独立にH、CH3であるか、または一緒になってシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルからなる群より選択される3から6員環を形成する、前記請求項のいずれか一項記載の化合物。
【請求項11】
R5およびR6がHである、前記請求項のいずれか一項記載の化合物。
【請求項12】
Ar1が下記からなる群より選択される、前記請求項のいずれか一項記載の化合物:
(i)R2置換基、R3置換基またはその組み合わせで置換されていてもよい、インドール環;
(ii)R2置換基、R3置換基またはその組み合わせで置換されていてもよい、インダゾール環;
(iii)R2置換基、R3置換基またはその組み合わせで置換されていてもよい、ベンゾフラン環;および
(iv)R2置換基、R3置換基またはその組み合わせで置換されていてもよい、ベンゾチオフェン環;
ここでR2またはR3はそれぞれハロゲン、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキルおよび-OR7からなる群より独立に選択される。
【請求項13】
Ar1が下記からなる群より選択される、前記請求項のいずれか一項記載の化合物:
(i)R2置換基、R3置換基またはその組み合わせで置換されていてもよい、インドール環;および
(ii)R2置換基、R3置換基またはその組み合わせで置換されていてもよい、インダゾール環;
ここでR2またはR3はそれぞれハロゲン、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキルおよび-OR7からなる群より独立に選択される。
【請求項14】
Ar1がR2置換基、R3置換基またはその組み合わせで置換されていてもよい

であり;
ここでR2またはR3はそれぞれハロゲン、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキルおよび-OR7からなる群より独立に選択され;かつ破線はKへの結合点を示し、波線はLへの結合点を示す、前記請求項のいずれか一項記載の化合物。
【請求項15】
Ar1がR2置換基、R3置換基またはその組み合わせで置換されていてもよい

であり;
ここでR2またはR3はそれぞれハロゲン、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキルおよび-OR7からなる群より独立に選択され;かつ破線はLへの結合点を示し、波線はKへの結合点を示す、請求項1から13のいずれか一項記載の化合物。
【請求項16】
Ar1がR2置換基、R3置換基またはその組み合わせで置換されていてもよい

であり;
ここでR2またはR3はそれぞれハロゲン、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキルおよび-OR7からなる群より独立に選択され;かつ破線はKへの結合点を示し、波線はLへの結合点を示す、請求項14記載の化合物。
【請求項17】
Ar1がR2置換基、R3置換基またはその組み合わせで置換されていてもよい

であり;
ここで破線はLへの結合点を示し、波線はKへの結合点を示す、請求項16記載の化合物。
【請求項18】
下記である、請求項17記載の化合物。

【請求項19】
Ar1がR2置換基、R3置換基またはその組み合わせで置換されていてもよい

であり;
ここでR2またはR3はそれぞれハロゲン、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキルおよび-OR7からなる群より独立に選択され;かつ破線はKへの結合点を示し、波線はLへの結合点を示す、請求項14記載の化合物。
【請求項20】
Ar1がR2置換基、R3置換基またはその組み合わせで置換されていてもよい

であり;
ここで破線はLへの結合点を示し、波線はKへの結合点を示す、請求項15記載の化合物。
【請求項21】
下記である、請求項19記載の化合物。

【請求項22】
下記である、請求項19記載の化合物。

【請求項23】
Ar1がR2置換基、R3置換基またはその組み合わせで置換されていてもよいベンゼンであり;
ここでR2またはR3はそれぞれハロゲン、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキル、-OR7からなる群より独立に選択される、請求項1記載の化合物。
【請求項24】
Ar2が下記からなる群より選択される、請求項1から11のいずれか一項記載の化合物:
(i)1から2個のR4置換基で置換されていてもよいベンゼン;および
(ii)1から2個のR4置換基で置換されていてもよいピリジン;
ここでR4置換基はそれぞれハロゲン、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキル、-OR7

からなる群より独立に選択されるメンバーであり、ここで波線はAr2への結合点を示し、上記の環はそれぞれハロおよび(C1-C8)アルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい。
【請求項25】
Ar2が下記の式を有する、請求項24記載の化合物:

上記はそれぞれ1から2個のR4置換基で置換されており、ここでR4置換基はそれぞれハロゲン、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキル、-OR7

からなる群より独立に選択されるメンバーであり、上記の環はそれぞれハロおよび(C1-C8)アルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよく;ここで破線はLへの結合点を示し、波線はAr2への結合点を示す。
【請求項26】
Ar2が下記の式を有する、請求項25記載の化合物:

ここで破線はLへの結合点を示し;上記はそれぞれ1から2個のR4置換基で置換されていてもよく、ここでR4置換基はそれぞれハロゲン、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキル、-OR7

からなる群より独立に選択されるメンバーであり、上記の環はそれぞれハロおよび(C1-C8)アルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよく;かつ波線はAr2への結合点を示す。
【請求項27】
Ar2が下記の式を有する、請求項24記載の化合物:

上記は1から2個のR4置換基で置換されていてもよく、ここでR4置換基はそれぞれハロゲン、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキル、-OR7

からなる群より独立に選択されるメンバーであり、上記の環はそれぞれハロおよび(C1-C8)アルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよく;ここで破線はLへの結合点を示し、波線はAr2への結合点を示す。
【請求項28】
Ar2が下記の式を有する、請求項27記載の化合物:

上記は1から2個のR4置換基で置換されていてもよく、ここでR4置換基はそれぞれハロゲン、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキル、-OR7

からなる群より独立に選択されるメンバーであり、上記の環はそれぞれハロおよび(C1-C8)アルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよく;ここで破線はLへの結合点を示し、波線はAr2への結合点を示す。
【請求項29】
R1が下記からなる群より選択されるメンバーである、請求項1から13および23から28のいずれか一項記載の化合物:

式中
R9またはR10はそれぞれ独立にCH3、ハロであるか、またはトリアゾール環と一緒になってハロおよび(C1-C8)アルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、トリアゾロピリジン、ベンゾトリアゾールまたはテトラヒドロベンゾトリアゾール環を形成し;
R13またはR14はそれぞれ独立にCH3、ハロであるか、またはオキサゾール環と一緒になって、ハロおよび(C1-C8)アルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンゾキサゾリル環を形成し;
R15またはR16はそれぞれ独立にH、(C1-C8)アルキル、ハロ、(C1-C8)ハロアルキルであるか、またはチアゾール環と一緒になって、-OR7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンゾチアゾイル環を形成し;
R22はH、(C1-C8)アルキル、-OR7、ハロまたは(C1-C8)ハロアルキルであり;
R23はハロまたは(C1-C8)アルコキシであり;
W1はNまたはCR22であり;かつ波線は分子の残りへの結合点を示す。
【請求項30】
R1が下記の式を有する、請求項29記載の化合物:

式中
R9またはR10はそれぞれ独立にCH3、ハロであるか、またはトリアゾール環と一緒になってハロおよび(C1-C8)アルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、トリアゾロピリジン、ベンゾトリアゾールまたはテトラヒドロベンゾトリアゾール環を形成する。
【請求項31】
R1が下記の式を有する、請求項29記載の化合物:

式中
R13またはR14はそれぞれ独立にCH3、ハロであるか、またはオキサゾール環と一緒になって、ハロおよび(C1-C8)アルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンゾキサゾリル環を形成する。
【請求項32】
R1が下記の式を有する、請求項29記載の化合物:

式中
R15またはR16はそれぞれ独立にH、(C1-C8)アルキル、ハロ、(C1-C8)ハロアルキルであるか、またはチアゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンゾチアゾイル環を形成する。
【請求項33】
R1が下記からなる群より選択されるメンバーである、請求項29記載の化合物:

式中
R22はH、(C1-C8)アルキル、-OR7、ハロまたは(C1-C8)ハロアルキルであり;
R23はハロまたは(C1-C8)アルコキシであり;かつ
W1はNまたはCR22である。
【請求項34】
下記の式を有する、請求項1記載の化合物ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、水和物およびプロドラッグ:

式中
Y2は-CR5R6-であり;
Y3は-S-、-O-、-NH-、-CHR6-であり;
Y4は-NHCO-、-NH-、-O-、-S-および-CH2-からなる群より選択されるメンバーであり、
Y5は-CH2-;-CH2CR5R6-または-CH2CH2CH2-であり
Y6は-S-、-O-または-CH2-であり;
R1は下記からなる群より独立に選択されるメンバーであり:

R2はH、(C1-C8)アルキル、(C1-C8)アルコキシ、ハロまたは(C1-C8)ハロアルキルであり;
R3はH、ハロゲンおよび(C1-C8)アルキルからなる群より独立に選択されるメンバーであり;
R4はH、ハロ、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキル、(C1-C8)アルコキシ、

からなる群より選択されるメンバーであり、
上記の環はそれぞれハロおよび(C1-C8)アルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよく;
R5およびR6はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、(C1-C8)アルコキシおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、または任意に、両方が同じ置換基上にある場合、一緒になって3から8員環を形成してもよく;
R9またはR10はそれぞれ独立にH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルであるか、またはトリアゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、トリアゾロピリジン、ベンゾトリアゾールまたはテトラヒドロベンゾトリアゾール環を形成し;
R11またはR12はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはイミダゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンズイミダゾリル環を形成し;
R13またはR14はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはオキサゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンゾキサゾリル環を形成し;
R15またはR16はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはチアゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンゾチアゾイル環を形成し;
R17またはR18はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはピラゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、インダゾイル環を形成し;
R19またはR20はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはピロリジン環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ジヒドロイソインドール環を形成し;
R21はCH3、フェニルまたはピリジルであり、ここでフェニルおよびピリジル置換基は-OR7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよく;
R22またはR23はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、-OR7、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択され;
R25はH、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキル、アリール、アリール(C1-C4)アルキルおよびヘテロアリールからなる群より選択されるメンバーであり;
W1、W2、W3またはW4はそれぞれ独立にNまたはCR22であり;
下付き文字m2およびm3は独立に0から1の整数であり;
下付き文字pは1から4の整数であり;
波線は分子の残りへの結合点を示す。
【請求項35】
R1が下記からなる群より選択されるメンバーである、請求項34記載の化合物:

式中
R9またはR10はそれぞれ独立にCH3、ハロであるか、またはトリアゾール環と一緒になって-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、トリアゾロピリジン、ベンゾトリアゾールまたはテトラヒドロベンゾトリアゾール環を形成し;
R13またはR14はそれぞれ独立にCH3、ハロであるか、またはオキサゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンゾキサゾリル環を形成し;
R15またはR16はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはチアゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンゾチアゾイル環を形成し;
R22はH、(C1-C8)アルキル、-OR7、ハロまたは(C1-C8)ハロアルキルであり;
R23はハロまたは(C1-C8)アルコキシであり;
W1はNまたはCR22であり;かつ波線は分子の残りへの結合点を示す。
【請求項36】
R1が下記の式を有する、請求項35記載の化合物:

式中
R9またはR10はそれぞれ独立にCH3、ハロであるか、またはトリアゾール環と一緒になってハロおよび(C1-C8)アルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、トリアゾロピリジン、ベンゾトリアゾールまたはテトラヒドロベンゾトリアゾール環を形成する。
【請求項37】
R1が下記の式を有する、請求項35記載の化合物:

式中
R13またはR14はそれぞれ独立にCH3、ハロであるか、またはオキサゾール環と一緒になって、ハロおよび(C1-C8)アルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンゾキサゾリル環を形成する。
【請求項38】
R1が下記の式を有する、請求項35記載の化合物:

式中
R15またはR16はそれぞれ独立にH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはチアゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンゾチアゾイル環を形成する。
【請求項39】
R1が下記の式を有する、請求項35記載の化合物:

式中
R22はH、(C1-C8)アルキル、-OR7、ハロまたは(C1-C8)ハロアルキルであり;
R23はハロまたは(C1-C8)アルコキシであり;かつ
W1はNまたはCR22である。
【請求項40】
下記の式を有する、請求項1記載の化合物ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、水和物およびプロドラッグ:

式中
Y3はS、O、NH、CHR6であり;
Y4は-NHCO-、-NH-、-O-、-S-および-CH2-からなる群より選択されるメンバーであり、
Y5は-CH2-;-CH2CR5R6-または-CH2CH2CH2-であり
Y6は-S-、-O-または-CH2-であり;
R1は下記からなる群より独立に選択されるメンバーであり:

R2はH、(C1-C8)アルキル、(C1-C8)アルコキシ、ハロまたは(C1-C8)ハロアルキルであり;
R3はH、ハロゲンおよび(C1-C8)アルキルからなる群より独立に選択されるメンバーであり;
R4はH、ハロ、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキル、(C1-C8)アルコキシ、

からなる群より選択されるメンバーであり、
上記の環はそれぞれハロおよび(C1-C8)アルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよく;
R5およびR6はそれぞれ独立にH、(C1-C8)アルキル、(C1-C8)アルコキシおよび(C1-C8)ハロアルキルであるか、または任意に、両方が同じ置換基上にある場合、一緒になって3から8員環を形成してもよく;
R9またはR10はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはトリアゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、トリアゾロピリジン、ベンゾトリアゾールまたはテトラヒドロベンゾトリアゾール環を形成し;
R11またはR12はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはイミダゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンズイミダゾリル環を形成し;
R13またはR14はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはオキサゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンゾキサゾリル環を形成し;
R15またはR16はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはチアゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンゾチアゾイル環を形成し;
R17またはR18はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはピラゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、インダゾイル環を形成し;
R19またはR20はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはピロリジン環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ジヒドロイソインドール環を形成し;
R21はCH3、フェニルまたはピリジルであり、ここでフェニルおよびピリジル置換基は-OR7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよく;
R22またはR23はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、-OR7、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択され;
R25はH、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキル、アリール、アリール(C1-C4)アルキルおよびヘテロアリールからなる群より選択されるメンバーであり;
W1、W2、W3またはW4はそれぞれ独立にNまたはCR22であり;
下付き文字m3は0から1の整数であり;
下付き文字pは1から4の整数であり;
波線は分子の残りへの結合点を示す。
【請求項41】
下記である、請求項40記載の化合物。

【請求項42】
下記の式を有する、請求項1記載の化合物ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、水和物およびプロドラッグ:

式中
Y4は-NHCO-、-NH-、-O-、-S-および-CH2-からなる群より選択されるメンバーであり、
Y5は-CH2-;-CH2CR5R6-または-CH2CH2CH2-であり
Y6は-S-、-O-または-CH2-であり;
R1は下記からなる群より独立に選択されるメンバーであり:

R2はH、(C1-C8)アルキル、(C1-C8)アルコキシ、ハロまたは(C1-C8)ハロアルキルであり;
R3はH、ハロゲンおよび(C1-C8)アルキルからなる群より独立に選択されるメンバーであり;
R4はH、ハロ、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキル、(C1-C8)アルコキシ、

からなる群より選択されるメンバーであり、
上記の環はそれぞれハロおよび(C1-C8)アルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよく;
R5およびR6はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、(C1-C8)アルコキシおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、または任意に、両方が同じ置換基上にある場合、一緒になって3から8員環を形成してもよく;
R9またはR10はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはトリアゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、トリアゾロピリジン、ベンゾトリアゾールまたはテトラヒドロベンゾトリアゾール環を形成し;
R11またはR12はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはイミダゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンズイミダゾリル環を形成し;
R13またはR14はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはオキサゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンゾキサゾリル環を形成し;
R15またはR16はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはチアゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンゾチアゾイル環を形成し;
R17またはR18はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはピラゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、インダゾイル環を形成し;
R19またはR20はそれぞれ独立にH、(C1-C8)アルキル、ハロもしくは(C1-C8)ハロアルキルであるか、またはピロリジン環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ジヒドロイソインドール環を形成し;
R21はCH3、フェニルまたはピリジルであり、ここでフェニルおよびピリジル置換基は-OR7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよく;
R22またはR23はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、-OR7、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択され;
R25はH、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキル、アリール、アリール(C1-C4)アルキルおよびヘテロアリールからなる群より選択されるメンバーであり;
W1、W2、W3またはW4はそれぞれ独立にNまたはCR22であり;
下付き文字m3は0から1の整数であり;
下付き文字pは1から4の整数であり;
波線は分子の残りへの結合点を示す。
【請求項43】
下記である、請求項42記載の化合物。

【請求項44】
下記の式を有する、請求項1記載の化合物ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、水和物およびプロドラッグ:

式中
Y3はS、O、NH、CHR6であり;
Y4は-NHCO-、-NH-、-O-、-S-および-CH2-からなる群より選択されるメンバーであり、
Y5は-CH2-;-CH2CR5R6-または-CH2CH2CH2-であり
Y6は-S-、-O-または-CH2-であり;
R1は下記からなる群より独立に選択されるメンバーであり:

R2はH、(C1-C8)アルキル、(C1-C8)アルコキシ、ハロまたは(C1-C8)ハロアルキルであり;
R3はH、ハロゲンおよび(C1-C8)アルキルからなる群より独立に選択されるメンバーであり;
R4はH、-ハロ、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキル、(C1-C8)アルコキシ、

からなる群より選択されるメンバーであり、
上記の環はそれぞれハロおよび(C1-C8)アルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよく;
R5およびR6はそれぞれ独立にH、(C1-C8)アルキル、(C1-C8)アルコキシ、(C1-C8)ハロアルキルであるか、または任意に、両方が同じ置換基上にある場合、一緒になって3から8員環を形成してもよく;
R9またはR10はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはトリアゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、トリアゾロピリジン、ベンゾトリアゾールまたはテトラヒドロベンゾトリアゾール環を形成し;
R11またはR12はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはイミダゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンズイミダゾリル環を形成し;
R13またはR14はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはオキサゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンゾキサゾリル環を形成し;
R15またはR16はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはチアゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンゾチアゾイル環を形成し;
R17またはR18はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはピラゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、インダゾイル環を形成し;
R19またはR20はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはピロリジン環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ジヒドロイソインドール環を形成し;
R21はCH3、フェニルまたはピリジルであり、ここでフェニルおよびピリジル置換基は-OR7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよく;
R22またはR23はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、-OR7、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択され;
R25はH、(C1-C8)アルキル、ハロ(C1-C8)アルキル、アリール、アリール(C1-C4)アルキルおよびヘテロアリールからなる群より選択されるメンバーであり;
W1、W2、W3またはW4はそれぞれ独立にNまたはCR22であり;
下付き文字m3は0から1の整数であり;
下付き文字pは1から4の整数であり;
波線は分子の残りへの結合点を示す。
【請求項45】
下記の式を有する、請求項34記載の化合物ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、水和物およびプロドラッグ:

式中
Y3はOまたはCHR6であり;
Y4は-O-、-S-および-CH2-からなる群より選択されるメンバーであり;
Y5は-CH2CH2-または-CH2CH2CH2-であり;
R1は下記からなる群より選択されるメンバーであり:

R2は独立にH、(C1-C8)アルキルまたはハロであり;
R3はH、ハロゲンおよび(C1-C8)アルキルからなる群より独立に選択されるメンバーであり;
R4はH、ハロ、(C1-C8)アルキル、(C1-C8)アルコキシおよび2-チオフェニルからなる群より選択されるメンバーであり;
R6は独立にHまたは(C1-C8)アルキルであり;
R9またはR10はそれぞれ独立にCH3、ハロであるか、またはトリアゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、トリアゾロピリジン、ベンゾトリアゾールまたはテトラヒドロベンゾトリアゾール環を形成し;
R13またはR14はそれぞれ独立にCH3、ハロであるか、またはオキサゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンゾキサゾリル環を形成し;
R15またはR16はそれぞれ独立にH、(C1-C8)アルキル、ハロもしくは(C1-C8)ハロアルキルであるか、またはチアゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンゾチアゾイル環を形成し;
R23はハロまたは(C1-C8)アルコキシであり;
W3はN、CまたはCHであり;
波線は分子の残りへの結合点を示す。
【請求項46】
R1が下記の式を有する、請求項45記載の化合物:

式中
R13またはR14はそれぞれCH3、ハロであるか、またはオキサゾール環と一緒になって、ハロおよび(C1-C8)アルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンゾキサゾリル環を形成する。
【請求項47】
下記である、請求項46記載の化合物。

【請求項48】
下記である、請求項46記載の化合物。

【請求項49】
下記である、請求項46記載の化合物。

【請求項50】
下記である、請求項46記載の化合物。

【請求項51】
下記である、請求項46記載の化合物。

【請求項52】
R1が下記の式を有する、請求項45記載の化合物:

式中
R15またはR16はそれぞれH、(C1-C8)アルキル、ハロおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択されるか、またはチアゾール環と一緒になって、-OR7、-CO2R7、-NR7R24、-CN、-S(O)r1R7、ハロ、(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)ハロアルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、ベンゾチアゾイル環を形成する。
【請求項53】
下記である、請求項52記載の化合物。

【請求項54】
下記である、請求項52記載の化合物。

【請求項55】
R1が下記の式を有する、請求項45記載の化合物:

式中
R22はH、(C1-C8)アルキル、-OR7、ハロまたは(C1-C8)ハロアルキルであり;
R23はハロまたは(C1-C8)アルコキシであり;かつ
W1はNまたはCR22である。
【請求項56】
下記である、請求項55記載の化合物。

【請求項57】
下記である、請求項55記載の化合物。

【請求項58】
下記である、請求項55記載の化合物。

【請求項59】
R1が下記の式を有する、請求項45記載の化合物:

式中
R9またはR10はそれぞれCH3、ハロであるか、またはトリアゾール環と一緒になって、ハロおよび(C1-C8)アルキルからなる群より独立に選択される1から2個の置換基で置換されていてもよい、トリアゾロピリジン、ベンゾトリアゾールまたはテトラヒドロベンゾトリアゾール環を形成する。
【請求項60】
下記である、請求項59記載の化合物。

【請求項61】
下記の式を有する、請求項59記載の化合物ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、水和物およびプロドラッグ:

式中
Y3は-O-または-CR5R6-であり、
Y4は-O-、-S-および-CH2-からなる群より選択されるメンバーであり;
Y5は-CH2CH2-または-CH2CH2CH2-であり;
R2は独立にH、(C1-C8)アルキルまたはハロであり;
R3はH、ハロゲンおよび(C1-C8)アルキルおよび(C1-C8)アルコキシからなる群より独立に選択されるメンバーであり;
R4はH、ハロ、(C1-C8)アルキル、(C1-C8)アルコキシおよび2-チオフェニルからなる群より選択されるメンバーであり;
R5またはR6はそれぞれ独立にH、(C1-C8)アルキルまたは(C1-C8)アルコキシであり、
R27は(C1-C8)アルキルまたはハロであり;
W3はN、CまたはCHであり;
m3は0から1の整数である。
【請求項62】
下記の式を有する、請求項59記載の化合物ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、水和物およびプロドラッグ:

式中
Y3は-O-または-CR5R6-であり、
Y4は-O-、-S-および-CH2-からなる群より選択されるメンバーであり;
Y5は-CH2CH2-または-CH2CH2CH2-であり;
R2は独立にH、(C1-C8)アルキルまたはハロであり;
R3はH、ハロゲンおよび(C1-C8)アルキルからなる群より独立に選択されるメンバーであり;
R4はH、ハロ、(C1-C8)アルキル、(C1-C8)アルコキシおよび2-チオフェニルからなる群より選択されるメンバーであり;
R5またはR6はそれぞれ独立にHまたは(C1-C8)アルキルであり、
R27は(C1-C8)アルキルまたはハロであり;
W3はN、CまたはCHであり;
m3は0から1の整数である。
【請求項63】
下記である、請求項61記載の化合物。

【請求項64】
下記である、請求項61記載の化合物。

【請求項65】
下記である、請求項61記載の化合物。

【請求項66】
下記である、請求項61記載の化合物。

【請求項67】
下記の式を有する、請求項61記載の化合物ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、水和物およびプロドラッグ:

式中
Y3はOまたはCHR6であり、
R5またはR6はそれぞれ独立にH、(C1-C8)アルキルまたは(C1-C8)アルコキシであり;
R4はH、ハロ、(C1-C8)アルキル、(C1-C8)アルコキシおよび2-チオフェニルからなる群より選択されるメンバーであり;
R27は(C1-C8)アルキルまたはハロであり;
W3はN、CまたはCHであり;
m3は0から1の整数である。
【請求項68】
下記の式を有する、請求項61記載の化合物ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、水和物およびプロドラッグ:

式中
Y3は-O-または-CHR6-であり、
R5またはR6はそれぞれ独立にHまたは(C1-C8)アルキルであり、
R4はH、ハロ、(C1-C8)アルキル、(C1-C8)アルコキシおよび2-チオフェニルからなる群より選択されるメンバーであり;
R27は(C1-C8)アルキルまたはハロであり;
W3はN、CまたはCHであり;
m3は0から1の整数である。
【請求項69】
下記である、請求項67記載の化合物。

【請求項70】
下記である、請求項67記載の化合物。

【請求項71】
下記である、請求項67記載の化合物。

【請求項72】
下記である、請求項67記載の化合物。

【請求項73】
下記である、請求項67記載の化合物。

【請求項74】
下記である、請求項67記載の化合物。

【請求項75】
下記である、請求項67記載の化合物。

【請求項76】
下記である、請求項67記載の化合物。

【請求項77】
下記である、請求項67記載の化合物。

【請求項78】
下記である、請求項67記載の化合物。

【請求項79】
下記である、請求項67記載の化合物。

【請求項80】
下記である、請求項67記載の化合物。

【請求項81】
下記からなる群より選択される化合物:{4-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-プロピルスルファニル]-2-メチル-フェノキシ}-酢酸;{4-[3-(2-ベンゾオキサゾル-2-イル-4-ブロモ-フェノキシ)-プロピルスルファニル]-2-メチル-フェノキシ}-酢酸;{4-[2-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-エチルスルファニル]-2-メチル-フェノキシ}-酢酸;{4-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-プロポキシ]-3-プロピル-フェニル}-酢酸;{4-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-プロポキシ]-3-クロロ-フェニル}-酢酸;{4-[2-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-エトキシ]-フェニル}-酢酸;{4-[2-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-エトキシ]-3-イソプロピル-フェニル}-酢酸;(4-{3-[4-クロロ-2-(4,5,6,7-テトラヒドロ-ベンゾトリアゾル-2-イル)-フェノキシ]-プロポキシ}-フェニル)-酢酸;{4-[3-(4-クロロ-2-フェニルエチニル-フェノキシ)-プロポキシ]-フェニル}-酢酸;(4-{3-[4-クロロ-2-(3-メトキシ-フェニルエチニル)-フェノキシ]-プロポキシ}-フェニル)-酢酸;{4-[3-(4-クロロ-2-ピリジン-2-イルエチニル-フェノキシ)-プロポキシ]-フェニル}-酢酸;(4-{3-[4-クロロ-2-(4-メチル-ベンゾトリアゾル-2-イル)-フェノキシ]-プロポキシ}-フェニル)-酢酸;{5-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-プロポキシ]-インダゾル-1-イル}-酢酸;{5-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-プロポキシ]-インドル-1-イル}-酢酸;{5-[2-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-エトキシ]-インドル-1-イル}-酢酸;{5-[3-(3-ベンゾオキサゾル-2-イル-フェノキシ)-プロポキシ]-インドル-1-イル}-酢酸;{4-[3-(3-ベンゾオキサゾル-2-イル-フェノキシ)-プロピルスルファニル]-2-メチル-フェノキシ}-酢酸;(4-{3-[3-(4,5-ジメチル-オキサゾル-2-イル)-フェノキシ]-プロピルスルファニル}-2-メチル-フェノキシ)-酢酸;{1-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-プロピル]-1H-インドル-5-イルオキシ}-酢酸;4-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-プロポキシ]-3-クロロ-安息香酸;{4-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-プロポキシ]-3-クロロ-フェノキシ}-酢酸;3-(3-クロロ-4-{3-[2-(4,5,6,7-テトラヒドロ-ベンゾトリアゾル-2-イル)-フェノキシ]-プロポキシ}-フェニル)-プロピオン酸;3-(3-クロロ-4-{3-[4-クロロ-2-(4,5,6,7-テトラヒドロ-ベンゾトリアゾル-2-イル)-フェノキシ]-プロポキシ}-フェニル)-プロピオン酸;{4-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-プロポキシ]-フェノキシ}-酢酸;{4-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-チオフェン-2-イル-フェノキシ)-プロポキシ]-フェニル}-酢酸;[5-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシメチル)-インドル-1-イル]-酢酸;{4-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-メトキシ-フェノキシ)-プロポキシ]-フェニル}-酢酸;(4-{3-[4-クロロ-2-(4-メチル-ベンゾトリアゾル-2-イル)-フェノキシ]-プロポキシ}-フェニル)-酢酸エチルエステル;{4-[3-(4-クロロ-2-フェニルエチニル-フェノキシ)-プロポキシ]-フェニル}-酢酸エチルエステル;(4-{3-[4-クロロ-2-(4,5,6,7-テトラヒドロ-ベンゾトリアゾル-2-イル)-フェノキシ]-プロポキシ}-フェニル)-酢酸エチルエステル;{4-[2-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-チオフェン-2-イル-フェノキシ)-エトキシ]-3-プロピル-フェニル}-酢酸エチルエステル;{4-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-プロポキシ]-フェニル}-酢酸メチルエステル;{4-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-プロポキシ]-フェニル}-酢酸;{4-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-プロピルスルファニル]-2-メチル-フェノキシ}-酢酸エチルエステル;{4-[3-(3-ベンゾオキサゾル-2-イル-フェノキシ)-プロピルスルファニル]-2-メチル-フェノキシ}-酢酸;(4-{3-[3-(4,5-ジメチル-オキサゾル-2-イル)-フェノキシ]-プロピルスルファニル}-2-メチル-フェノキシ)-酢酸;(4-{3-[4-クロロ-2-(4,5-ジメチル-[1,2,3]トリアゾル-2-イル)-フェノキシ]-プロポキシ}-フェニル)-酢酸;{4-[3-(2-ベンゾオキサゾル-2-イル-4-ブロモ-フェノキシ)-プロポキシ]-フェニル}-酢酸;{4-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-フルオロ-フェノキシ)-プロポキシ]-フェニル}-酢酸;{4-[3-(2-ベンゾチアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-プロポキシ]-フェニル}-酢酸;{4-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-プロポキシ]-3-メトキシ-フェニル}-酢酸;{4-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-プロポキシ]-フェニル}-メトキシ-酢酸;{4-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-プロポキシ]-3-ブロモ-フェニル}-酢酸;{3-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-プロポキシ]-フェニル}-酢酸;2-{4-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-プロポキシ]-フェニル}-2-メチル-プロピオン酸;2-{4-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-プロポキシ]-2-メチル-フェノキシ}-2-メチル-プロピオン酸;2-{4-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-プロポキシ]-2-クロロ-フェノキシ}-2-メチル-プロピオン酸;2-{4-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-プロポキシ]-フェニル}-プロピオン酸;{4-[3-(2-ベンゾオキサゾル-2-イル-4-チオフェン-2-イル-フェノキシ)-プロポキシ]-フェニル}-酢酸;(4-{3-[4-フルオロ-2-(4,5,6,7-テトラヒドロ-ベンゾトリアゾル-2-イル)-フェノキシ]-プロポキシ}-フェニル)-酢酸;(4-{3-[2-(4,5,6,7-テトラヒドロ-ベンゾトリアゾル-2-イル)-フェノキシ]-プロポキシ}-フェニル)-酢酸;4-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-プロポキシ]-3-クロロ-安息香酸;{4-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-プロポキシ]-3-クロロ-フェノキシ}-酢酸;3-(3-クロロ-4-{3-[2-(4,5,6,7-テトラヒドロ-ベンゾトリアゾル-2-イル)-フェノキシ]-プロポキシ}-フェニル)-プロピオン酸;および3-(3-クロロ-4-{3-[4-クロロ-2-(4,5,6,7-テトラヒドロ-ベンゾトリアゾル-2-イル)-フェノキシ]-プロポキシ}-フェニル)-プロピオン酸。
【請求項82】
下記からなる群より選択される化合物:{4-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-クロロ-フェノキシ)-プロポキシ]-フェニル}-酢酸および{4-[3-(2-ベンゾトリアゾル-2-イル-4-チオフェン-2-イル-フェノキシ)-プロポキシ]-フェニル}-酢酸。
【請求項83】
一つまたは複数の薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤と、請求項1から82のいずれか一項記載の化合物とを含む組成物。
【請求項84】
ペルオキシソーム増殖剤活性化受容体の調節法であって、受容体を少なくとも一つの請求項1から82のいずれか一項記載の化合物と接触させる段階を含む方法。
【請求項85】
被験者における2型糖尿病の治療法であって、被験者に請求項1から82のいずれか一項記載の化合物の治療的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項86】
被験者におけるインスリン抵抗性の調節法であって、被験者に請求項1から82のいずれか一項記載の化合物の治療的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項87】
被験者における高インスリン血症の治療法であって、被験者に請求項1から82のいずれか一項記載の化合物の治療的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項88】
被験者における高脂血症の治療法であって、被験者に請求項1から82のいずれか一項記載の化合物の治療的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項89】
被験者における高尿酸血症の治療法であって、被験者に請求項1から82のいずれか一項記載の化合物の治療的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項90】
被験者における高コレステロール血症の治療法であって、被験者に請求項1から82のいずれか一項記載の化合物の治療的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項91】
被験者におけるアテローム性動脈硬化症の治療法であって、被験者に請求項1から82のいずれか一項記載の化合物の治療的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項92】
被験者における心血管疾患の一つまたは複数の危険因子の治療法であって、被験者に請求項1から82のいずれか一項記載の化合物の治療的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項93】
被験者におけるX症候群の治療法であって、被験者に請求項1から82のいずれか一項記載の化合物の治療的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項94】
被験者における高トリグリセリド血症の治療法であって、被験者に請求項1から82のいずれか一項記載の化合物の治療的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項95】
被験者における高血糖症の治療法であって、被験者に請求項1から82のいずれか一項記載の化合物の治療的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項96】
被験者におけるフィブリノゲンレベルを低下させる方法であって、被験者に請求項1から82のいずれか一項記載の化合物の治療的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項97】
被験者におけるLDLcを低下させる方法であって、被験者に請求項1から82のいずれか一項記載の化合物の治療的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項98】
被験者におけるLDL粒子数を減らす、またはLDL粒径を小型高密度から大型高密度LDLへとシフトする方法であって、被験者に請求項1から82のいずれか一項記載の化合物の治療的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項99】
被験者におけるHDL粒子数を増やす、またはHDL粒径を小型高密度から大型高密度HDLへとシフトする方法であって、被験者に請求項1から82のいずれか一項記載の化合物の治療的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項100】
被験者におけるVLDL-トリグリセリドレベルを低下させる方法であって、被験者に請求項1から82のいずれか一項記載の化合物の治療的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項101】
被験者における脂肪組織量を低減する方法であって、被験者に請求項1から82のいずれか一項記載の化合物の治療的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項102】
被験者の脂肪組織または骨格筋における脂肪酸酸化を増大させる方法であって、被験者に請求項1から82のいずれか一項記載の化合物の治療的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項103】
被験者におけるエネルギー消費を増大させる方法であって、被験者に請求項1から82のいずれか一項記載の化合物の治療的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項104】
被験者における島機能(インスリン分泌、島の構築、β細胞量)を改善する方法であって、被験者に請求項1から82のいずれか一項記載の化合物の治療的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項105】
被験者における肥満の治療法であって、被験者に請求項1から82のいずれか一項記載の化合物の治療的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項106】
被験者における摂食障害の治療法であって、被験者に請求項1から82のいずれか一項記載の化合物の治療的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項107】
被験者における食欲の抑制法であって、被験者に請求項1から82のいずれか一項記載の化合物の治療的有効量を投与する段階を含む方法。
【請求項108】
被験者におけるレプチンレベルの調節法であって、被験者に請求項1から82のいずれか一項記載の化合物の治療的有効量を投与する段階を含む方法。

【公表番号】特表2008−509929(P2008−509929A)
【公表日】平成20年4月3日(2008.4.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−525845(P2007−525845)
【出願日】平成17年8月12日(2005.8.12)
【国際出願番号】PCT/US2005/028822
【国際公開番号】WO2006/020916
【国際公開日】平成18年2月23日(2006.2.23)
【出願人】(504214280)メタボレックス インコーポレーティッド (21)
【Fターム(参考)】