説明

エピタキシャルウエハの製造方法及びエピタキシャルウエハ

【課題】輝度低下要因の一つであるカーボン混入を低減させ、高輝度の発光素子(例えば、赤色LED)を作製するためのエピタキシャルウエハの製造方法を提供する。
【解決手段】基板上に、活性層、クラッド層を含むエピタキシャル層を液相エピタキシャル成長法により順次成長させるエピタキシャルウエハの製造方法において、上記エピタキシャル層を成長させる際、上記エピタキシャル層内に取り込まれるカーボン量を3〜6×1017atoms/ccの範囲とすべく、最高到達温度での保持時間を1.25〜2hrとし、その後降温させ、降温中に上記エピタキシャル層を成長させる方法である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光ダイオード(LED)などの半導体デバイスの製造方法に係り、特に、基板上に、活性層、クラッド層を含むエピタキシャル層を液相エピタキシャル成長法により順次成長させるエピタキシャルウエハの製造方法及びエピタキシャルウエハに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、AlGaAsを用いた赤色LEDの輝度が向上し、ディスプレイパネルや自動車用ハイマウントストップランプとして用いられるようになってきた。このような赤色LEDには、白昼でも認識できる程度に輝度が高いことが要求される。
【0003】
この要求に応えるべく、構造面では、シングルへテロ構造(SH構造)、ダブルへテロ構造(DH構造)、裏面反射型DH構造等のLEDが開発されてきた。また、赤色LEDは海外でも生産され、発光輝度を含めた電気特性の向上、安価生産が最重要課題である。
【0004】
これらLED用エピタキシャルウエハの製造には、液相エピタキシャル成長法が用いられている。液相エピタキシャル成長法では、基板上にエピタキシャル層を構成する各層を積層するにあたり、基板を各層の原料となる原料溶液に順次接触させていく。LEDの高輝度化を含めた電気特性の向上、歩留り向上のためには、不純物としてエピタキシャル層内へ取り込まれてしまうカーボンや酸素の混入量低減が重要な課題の一つである。
【0005】
従来、欠陥の低減、輝度の向上を図るために、各層のドーパントやキャリア濃度の最適化、あるいはエピタキシャル成長条件(例えば、温度や装置操作等)の最適化等が図られている。
【0006】
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、次のものがある。
【0007】
【特許文献1】特開2001−156007号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、液相エピタキシャル成長法により赤色LED用のエピタキシャルウエハの作製に用いられる成長治具(ジグ)(一般には、カーボン治具、あるいはグラファイト治具)の原材料はカーボンである。そのため、原料溶液はカーボン製の成長治具と接触した状態であり、必然的にエピタキシャル層中へのカーボンの混入は避けられず、このカーボン混入がLEDの発光輝度を低下させている大きな要因の一つとなっていた。
【0009】
そこで、本発明の目的は、輝度低下要因の一つであるカーボン混入を低減させ、高輝度の発光素子(例えば、赤色LED)を作製するためのエピタキシャルウエハの製造方法及びエピタキシャルウエハを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は上記目的を達成するために創案されたものであり、請求項1の発明は、基板上に、活性層、クラッド層を含むエピタキシャル層を液相エピタキシャル成長法により順次成長させるエピタキシャルウエハの製造方法において、上記エピタキシャル層を成長させる際、上記エピタキシャル層内に取り込まれるカーボン量を3〜6×1017atoms/ccの範囲とすべく、最高到達温度での保持時間を1.25〜2hrとし、その後降温させ、降温中に上記エピタキシャル層を成長させるエピタキシャルウエハの製造方法である。
【0011】
請求項2の発明は、上記活性層と上記クラッド層はAlGaAsからなり、上記エピタキシャル層はシングルへテロ接合構造である請求項1記載のエピタキシャルウエハの製造方法である。
【0012】
請求項3の発明は、上記活性層はAlGaAsからなり、上記クラッド層は、上記活性層を上下から挟む第1導電型AlGaAsクラッド層と第2導電型AlGaAsクラッド層とからなり、上記エピタキシャル層はダブルへテロ接合構造である請求項1記載のエピタキシャルウエハの製造方法である。
【0013】
請求項4の発明は、請求項1〜3いずれかに記載したエピタキシャルウエハの製造方法を用いて作製されたエピタキシャルウエハである。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、活性層とクラッド層間の界面付近のカーボンピーク濃度を従来の半分未満に低減させるエピタキシャルウエハを製造でき、発光素子の輝度を向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
まず、本実施の形態に係る製造方法を用いて作製したエピタキシャルウエハの一例を図1で説明する。
【0016】
図1に示すように、本実施の形態に係るLED用のエピタキシャルウエハ1は、p型GaAs基板(以下、基板ともいう)2上に、複数層のエピタキシャル層(半導体結晶)3、すなわちp型AlGaAs活性層4、n型AlGaAsクラッド層5を順次成長させて形成したシングルへテロ接合構造のエピタキシャルウェハである。
【0017】
p型AlGaAs活性層4は、所望するLEDの発光波長に必要なAl混晶比(例えば、赤色のとき約0.35〜0.4)にする。n型AlGaAsクラッド層5は、電子の逆流を防止し、p型AlGaAs活性層4で発光する光に対して透明な窓になる層である。このため、n型AlGaAsクラッド層5は、p型AlGaAs活性層4よりも大きいAl混晶比(例えば、約0.6〜0.8)にする。また、p型の不純物としては、例えばZnを使用し、n型の不純物としては、例えばTeを使用する。
【0018】
次に、本実施形態に係る製造方法に用いるエピタキシャルウェハの製造装置を図2で説明する。
【0019】
図2は、本発明の好適な実施形態を示すエピタキシャルウェハの製造方法に用いるエピタキシャルウェハの製造装置の概略図である。
【0020】
図2に示すように、本実施形態に係るエピタキシャルウェハの製造装置(液相エピタキシャル成長装置、あるいは液相エピタキシャル成長炉)(以下、装置ともいう)21は、基板2を収納するためのスライド自在な基板ホルダー(成長治具)22と、その基板ホルダー22を載置する台座(溶液受け)23と、基板ホルダー22の上部に対向して設けられ、原料溶液Lを収納するためのスライド自在な溶液ホルダー24とで主に構成される。
【0021】
この装置21は、液相エピタキシャル成長(LPE)法により、基板2上にエピタキシャル層を成長させてエピタキシャルウェハを製造する装置である。LPE法は、装置内の所定箇所にそれぞれ設置した原料の過飽和溶液(原料溶液)に、基板を順次接触、分離させることで、基板上にエピタキシャル層を成長させて形成する方法である。LPE法は、1)熱平衡に近い成長法なので、エピタキシャル層内に発光を妨げる欠陥が形成されにくい、2)気相法に比べて装置や原料のコストがかからない、などの利点がある。
【0022】
基板ホルダー22は、カーボン治具、あるいはグラファイト治具であり、平板状のスライダー22aと、そのスライダー22aの他端部に設けた操作棒22bとからなる。スライダー22aの一端部の上部には、基板2を収納する基板収納部(基板ホルダー部)25が形成される。
【0023】
基板収納部25は、基板2を収納したとき、基板2表面とスライダー22aの表面の高さが一致するように形成される。基板収納部25に基板2を水平に収納するため、基板収納部25の底面には座繰り加工が施される。この基板ホルダー22は、台座23上に、溶液ホルダー24に対して相対的にスライド移動(図2では左右方向)可能に設けられる。
【0024】
溶液ホルダー24は、エピタキシャル層3の原料となる原料溶液Lを収納する溶液溜め部26を複数個備える。溶液溜め部26は、基板ホルダー22の移動方向に沿って所定の間隔で設けられる。溶液溜め部26の上部には、溶液溜め部26内を気密に保つキャップホルダー27が設けられる。
【0025】
エピタキシャル層3の原料としては、Ga、GaAs、Al、Zn、Teを使用する。原料溶液Lは、通常、溶液溜め部26に上述した原料(あるいはそれらの化合物)を固体状態でそれぞれセットし、装置21内の所定箇所に基板ホルダー22を設置し、その後、装置21内に設けたヒータで原料(あるいはそれらの化合物)を溶かして液体にすることで得られる。ヒータは、基板ホルダー22や溶液ホルダー24を含む装置21のほぼ全体がほぼ同じ温度となるように設けるとよく、特に各溶液溜め部26の下部周囲に設けるとよい。
【0026】
次に、本実施の形態に係るエピタキシャルウエハ1の製造方法を装置21の動作と共に説明する。
【0027】
まず、溶液ホルダー24の溶液溜め部26に上述した原料をセットし、その原料をヒータで溶かして原料溶液Lを準備する。一方、基板ホルダー22のスライダー22aの基板収納部25に基板2を収納する。
【0028】
このとき、装置21に接続した図示しない制御手段により、図3に示す温度プログラム31にしたがってヒータを制御する。温度プログラム31は、30分程度で室温から最高到達温度である900℃まで装置21のほぼ全体を昇温し(約30℃/min)、最高到達温度での保持時間を1.5時間とし、その後700℃まで装置21のほぼ全体を降温させ(約1℃/min)、降温中にエピタキシャル層3を成長させるプログラムである。
【0029】
基板ホルダー22(あるいは溶液ホルダー24でもよい)を(図2では左方向)スライドし、1段目(図2では最も右側)の溶液溜め部26と基板2表面の中心が位置する位置まで基板ホルダー22を移動する。原料溶液Lには基板2表面が接触する。
【0030】
この状態で基板2上に、1段目の溶液溜め部26に収納した原料によって1層目のエピタキシャル層、すなわちp型AlGaAs活性層4を成長させる。その後、同様にして、基板ホルダー22をスライドし、2段目の溶液溜め部26と基板2表面の中心が位置する位置まで基板ホルダー22を順次移動し、p型AlGaAs活性層4上に、2層目のエピタキシャル層、すなわちn型AlGaAsクラッド層5を成長させる。
【0031】
以上のようにして、例えば、図1に示したようなエピタキシャルウェハ1が得られる。
【0032】
本実施形態の作用を説明する。
【0033】
本実施形態に係るエピタキシャルウエハの製造方法は、エピタキシャル層3を成長させる際、エピタキシャル3層内に取り込まれるカーボン量を低減すべく、最高到達温度での保持時間を極力短縮している。例えば、エピタキシャル層3がAlGaAsからなる場合、最高到達温度である900℃での保持時間を、従来の3時間(図4の温度プログラム41参照)から極力短縮し、1.25〜2hr(時間)の範囲、好ましくは1.25〜1.5時間にしている。
【0034】
その後、降温させ、降温中にエピタキシャル層3を成長させることで、エピタキシャルウエハ1が得られる。
【0035】
本発明者は、赤色LEDなどの発光素子の輝度向上には、エピタキシャルウエハのエピタキシャル層中のカーボン濃度を3〜6×1017atoms/ccの範囲に低減すればよいことに着目し、鋭意研究した。発光素子では、エピタキシャル層中のカーボンは不要な不純物であり、エピタキシャル層中にカーボンが混入した部分は欠陥となって発光に寄与しない(例えば、カーボン混入部分がサイリスタになってしまういわゆるサイリスタ現象が起きる)からである。
【0036】
その結果、本発明者は、エピタキシャル3層内に取り込まれるカーボン量を低減すべく、エピタキシャル成長中の温度プログラムにおいて最高到達温度での保持時間を短縮する本発明を完成した。
【0037】
従来の方法では、エピタキシャル成長中の温度プログラム41において最高到達温度(900℃)で3時間保持している。従来、3時間の保持時間は、成長原料で投入しているGaAsがGa溶液の中で完全に液体になること、さらには、最高到達温度での炉内温度の安定化を目的として行われているが、3時間もの保持時間は過剰であることが実験からわかった。
【0038】
つまり、装置21において、溶液溜め部26に投入した原料を100%液体にする必要はなく、少なくとも溶液溜め部26の下部が原料溶液Lとなっていればよい。溶液溜め部26に投入した原料を部分的に融解させれば、重力により融解分が溶液溜め部26の下方に集まる。
【0039】
したがって、本実施形態に係る製造方法は、従来のように原料の100%液体化や、炉内温度の安定化を目的とする方法ではない。すなわち、本実施形態に係る製造方法は、エピタキシャル成長中の温度プログラムにおいて、最高到達温度での保持時間を短縮することで、高温時にカーボン製の基板ホルダー22と原料溶液Lが接触する時間を短くし、原料溶液Lやエピタキシャル層3中に混入するカーボン量を低減させ、赤色LEDなどの発光素子の輝度を向上する技術である。
【0040】
より詳細にいえば、本発明者の実験により、エピタキシャル成長中の温度プログラム31において、最高到達温度900℃で1.5時間保持すれば、原料として投入しているGaAsがGa溶液の中で、装置21の操作上やエピタキシャル層3の原料として、必要最小限の部分が完全に液体になること、さらには降温直前の温度ばらつきが±0.1℃と非常に安定していることがわかった。
【0041】
そこで、本実施形態に係るエピタキシャルウエハの製造方法では、最高到達温度での保持時間を従来の3時間から1.5時間と半減させ、その後降温中に成長を行うことで、エピタキシャル層3内に取り込まれるカーボン量を3〜6×1017atoms/ccの範囲(従来の半分未満)に低減することができ、赤色LEDなどの発光素子の輝度を向上できる。
【0042】
上記実施の形態では、シングルへテロ接合構造のエピタキシャルウエハの製造方法について説明したが、本発明はダブルヘテロ接合構造のエピタキシャルウエハの製造方法にも応用でき、この場合も上述と同じ作用効果が得られる。
【0043】
LED用のダブルへテロ接合構造のエピタキシャルウエハとしては、導電性のp型GaAs基板上に、第1導電型クラッド層としてのp型AlGaAsクラッド層、p型AlGaAs活性層、第2導電型クラッド層としてのn型AlGaAsクラッド層を順次成長させて形成したものがある。
【0044】
また、本発明は、裏面反射型のLED用のエピタキシャルウエハの製造方法にも応用できる。このエピタキシャルウエハは、例えば、ダブルヘテロ接合構造のエピタキシャルウエハからp型GaAs基板を除去して作製される。
【0045】
本発明は、LED、特に赤色LED用のエピタキシャルウエハの製造に用いると非常に有用であるが、半導体レーザ(LD)用のエピタキシャルウエハの製造に用いてもよく、この場合にも上述したのと同様の作用効果が得られる。
【0046】
エピタキシャル層を構成する化合物半導体としては、上述したものに限らず、InGaPなどの3元混晶系や、GaInPAs、AlGaInAs、AlGaInP、InPAsSbなどの4元混晶系の化合物半導体であってもよい。
【実施例】
【0047】
(実施例、比較例)
成長治具22には通常使用されるグラファイト治具を用いた。p型GaAs基板2とエピタキシャル層3の原料であるGa、GaAs、Al、Zn、Teを成長治具22にセットし、液相エピタキシャル成長装置21内の所定の箇所にセットした。
【0048】
図4の温度プログラム41にしたがい、水素気流中で上記成長装置21を900℃まで加熱して、3時間保持後、700℃まで1℃/minの割合で降温させた(比較例)。
【0049】
降温中に上記基板2を順次成長溶液Lに接触させ、p型GaAlAs活性層、n型GaAlAsクラッド層を順次成長させた。
【0050】
得られたエピタキシャルウエハのAlGaAs活性層とAlGaAsクラッド層の界面付近10μmの箇所でSIMS(2次イオン質量)分析を用いてカーボン濃度を測定した。
【0051】
また、得られた従来のエピタキシャルウエハに電極を形成してチップを作製後、ステムに取り付けてエポキシ樹脂でコートしてLEDを作製し、発光輝度、電気特性を評価した。
【0052】
次に、不純物であるカーボンの混入量を低減するため、図3の温度プログラム31にしたがい、最高到達温度(900℃)での保持時間を比較例の3時間から1.5時間に変更し、その他は上記製法と同等の条件で成長を行った(実施例)。そして、同様の方法で、作製したエピタキシャルウエハ1の評価を行った。
【0053】
【表1】

【0054】
表1から明らかな通り、実施例のエピタキシャルウエハ21では、比較例である従来のエピタキシャルウエハに比べて、AlGaAs活性層4とAlGaAsクラッド層5間の界面付近のカーボンピーク濃度を46%も低減させることができ、輝度を11.5%も向上させることができた。
【0055】
また、ダブルへテロ接合構造エピタキシャルウエハでも同様に向上させることができた。
【図面の簡単な説明】
【0056】
【図1】本発明の好適な実施形態であるエピタキシャルウエハの一例を示す構造図である。
【図2】本発明の好適な実施形態を示すエピタキシャルウエハの製造方法に用いる液相エピタキシャル成長装置の概略図である。
【図3】本発明の好適な実施形態であるエピタキシャルウエハの製造方法における温度プログラムの一例を示す図である。
【図4】従来のエピタキシャルウエハの製造方法における温度プログラムの一例を示す図である。
【符号の説明】
【0057】
31 温度プログラム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板上に、活性層、クラッド層を含むエピタキシャル層を液相エピタキシャル成長法により順次成長させるエピタキシャルウエハの製造方法において、上記エピタキシャル層を成長させる際、上記エピタキシャル層内に取り込まれるカーボン量を3〜6×1017atoms/ccの範囲とすべく、最高到達温度での保持時間を1.25〜2hrとし、その後降温させ、降温中に上記エピタキシャル層を成長させることを特徴とするエピタキシャルウエハの製造方法。
【請求項2】
上記活性層と上記クラッド層はAlGaAsからなり、上記エピタキシャル層はシングルへテロ接合構造である請求項1記載のエピタキシャルウエハの製造方法。
【請求項3】
上記活性層はAlGaAsからなり、上記クラッド層は、上記活性層を上下から挟む第1導電型AlGaAsクラッド層と第2導電型AlGaAsクラッド層とからなり、上記エピタキシャル層はダブルへテロ接合構造である請求項1記載のエピタキシャルウエハの製造方法。
【請求項4】
請求項1〜3いずれかに記載したエピタキシャルウエハの製造方法を用いて作製されたことを特徴とするエピタキシャルウエハ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−135647(P2008−135647A)
【公開日】平成20年6月12日(2008.6.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−322029(P2006−322029)
【出願日】平成18年11月29日(2006.11.29)
【出願人】(000005120)日立電線株式会社 (3,358)
【Fターム(参考)】