説明

カートリッジ

【課題】搬送が容易であり,梱包時の省スペース化が図られた画像形成装置用のカートリッジを提供すること。
【解決手段】イメージングカートリッジ110Kでは,トナーホッパー20Kの端部に設けられた突出部26が回転軸となり,トナーホッパー20K自体が回転移動可能に設けられている。そして,イメージングカートリッジ110Kをカラープリンタ100に装着する際には,第1ロック部材45にて位置決めする。一方,イメージングカートリッジ110Kを梱包する際には,トナーホッパー20Kを回転移動させ,第2ロック部材46にて位置決めする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は,プロセスユニットやトナーホッパー等を一体的に収容する画像形成装置用のカートリッジに関する。さらに詳細には,コの字形状のカートリッジであって,搬送が容易であり,梱包時の省スペース化が図られたカートリッジに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から,複写機やプリンタ等の画像形成装置では,プロセスユニット(感光体,帯電装置,クリーニング装置等)やトナーホッパー等が一体的に収容されたカートリッジ(以下,「イメージングカートリッジ」とする)を着脱可能に設けたものがある。
【0003】
また,タンデム方式の画像形成装置では,例えば特許文献1にプロセスユニットの上方のスペースにトナーホッパーを配置することによりスペースの有効利用を図ることができるとする技術が開示されている。このイメージングカートリッジでは,イメージングカートリッジ全体をコの字形状に設けている。このようにコの字形状のイメージングカートリッジでは,例えばトナーホッパーを中間転写ユニットの上方に配置し,中間転写ユニットの下方にプロセスユニットを配置することが可能である。
【特許文献1】特開平6−258938号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら,前記した従来のコの字形状のイメージングカートリッジには,次のような問題があった。すなわち,コの字形状のイメージングカートリッジは,確かに画像形成装置内に装着した際にはスペースの有効利用が図られるが,梱包時には中心部分の空きスペースが無駄になり,梱包費が嵩んでしまう。
【0005】
本発明は,前記した従来のコの字形状のカートリッジが有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,搬送が容易であり,梱包時の省スペース化が図られた画像形成装置用のカートリッジを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この課題の解決を目的としてなされたカートリッジは,略平行に位置する一対のエレメントと,両エレメントの長手方向の端部と連接する連接部とを有し,画像形成装置に着脱可能なカートリッジであって,エレメントの少なくとも一方には,そのエレメントの長手方向に突出し,連接部と係合する突出部が設けられ,そのエレメントは,その突出部を回転軸として連接部に回転移動可能に支持されているものである。
【0007】
すなわち,本発明のカートリッジは,対向する一対のエレメントと両エレメントの端部を連接する連接部とによってコの字形状を構成している。そして,少なくとも一方のエレメントは,そのエレメントの長手方向に突出する突出部を回転中心軸として連接部に回転移動可能に支持されている。つまり,突出部(回転軸)は,エレメントの回転軸に垂直な断面において,そのエレメントの周縁寄りに位置する。そのため,エレメントが回転移動し,両エレメントの間隔を広くしたり狭くしたりすることが可能になる。
【0008】
また,例えば,両エレメントの間隔が広くなる位置で回転移動可能に設けられたエレメントを保持する第1ロック部と,両エレメントの間隔が狭くなる位置で回転移動可能に設けられたエレメントを保持する第2ロック部とを設ける。そして,画像形成装置に装着される際には,第1ロック部材にてエレメントを保持することにより,画像形成装置内のスペースを有効利用することができる。一方,梱包・搬送の際には,第2ロック部材にてエレメントを保持することにより,カートリッジ全体のサイズのコンパクト化を図ることができる。
【0009】
また,カートリッジのエレメントのうち,回転移動可能に設けられたエレメントは,現像剤を収容する現像剤ホッパーであることとするとよりよい。すなわち,現像剤ホッパーでは,その輸送時に振動や現像剤自身の自重等によって現像剤が凝集することがある。そこで,現像剤ホッパーが画像形成装置に装着される前に回転移動することによって現像剤をほぐすことができる。これにより,現像剤ホッパーの初期起動トルクを軽減することができる。
【0010】
また,本発明のカートリッジの突出部には,現像剤の補給口が設けられ,第1ロック部材にて保持されている状態では,補給口が連接部の現像剤搬送管と連通し,第2ロック部材にて保持されている状態では,補給口が連接部の壁面によって塞がれることとするとよりよい。
【0011】
すなわち,本発明のカートリッジでは,突出部の補給口を介して現像剤が搬送される。そして,その補給口の開閉をエレメントの回転移動動作に連動して行う。例えば,第2ロック部材にて保持されている状態(梱包・搬送時)では,突出部側の補給口を連接部の壁面によって塞ぐ。これにより,搬送時の現像剤の飛散を防止し,現像剤による汚染を回避することができる。一方,第1ロック部材にて保持されている状態(画像形成装置装着時)では,突出部側の補給口を連接部側の補給口,すなわち現像剤の搬送管と連通させる。これにより,現像剤ホッパー内の現像剤の供給が可能となる。つまり,補給口の開閉がエレメントの回転移動に伴って行われるため,補給口を塞ぐシール部材を設ける必要がない。よって,部品点数を削減できる。
【発明の効果】
【0012】
本発明のカートリッジは,コの字形状のカートリッジであって,少なくとも一方のエレメントが回転移動可能に支持されている。そのため,画像形成装置に装着される際には,両エレメントの間隔が広くなるようにエレメントを回転移動させ,画像形成装置内のスペースを有効利用することが可能である。一方,梱包・搬送の際には,両エレメントの間隔が狭くなるようにエレメントを回転移動させ,カートリッジ全体のサイズのコンパクト化を図ることが可能である。よって,搬送が容易であり,梱包時の省スペース化が図られた画像形成装置用のカートリッジが提供されている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下,本発明に係るカートリッジおよびそれを備えた画像形成装置を具体化した実施の形態について図面に基づいて説明する。本形態は,タンデム方式のカラープリンタに装着されるカートリッジに本発明を適用したものである。
【0014】
本形態のカラープリンタは,タンデム方式のフルカラープリンタであり,図1に示すように並列に配置された4つの作像ユニットを有するものである。詳細には,本形態のカラープリンタ100は,プロセスユニット10K,10C,10M,10Yと,転写ベルト31と,トナーホッパー20K,20C,20M,20Yとを有している。各プロセスユニットは,感光体ドラム,帯電装置,クリーニング装置,現像ユニット等からなり,転写ベルト31上に画像を形成するものである。また,各トナーホッパーは,それぞれ対応するプロセスユニットに供給するトナーを収容するものである。また,カラープリンタ100は,給紙カセット50,定着ユニット60,排紙トレイ81等を有している。カラープリンタ100では,各プロセスユニット10K,10C,10M,10Yによって,順次異なる色のトナー画像が転写ベルト31上に重ねて転写される。そして,重ねられたトナー画像が給紙カセット50から搬送されて来る記録紙に転写される。トナー画像が転写された記録紙は,定着ユニット70にて定着を受けて排紙トレイ81に排出される。
【0015】
また,プロセスユニット10Kとトナーホッパー20Kとは,転写ベルト31を挟んで対向するように設けられている。さらに,プロセスユニット10Kとトナーホッパー20Kとは,図2に示すように長手方向の端部が連接部40に接合されてコの字形状のイメージングカートリッジ110Kを構成している。イメージングカートリッジ110Kは,カラープリンタ100に対して着脱可能に設けられており,図1中の奥行き方向に差し込むことによりカラープリンタ100本体に装着される。なお,他の色のプロセスユニットおよびトナーホッパーについても同様の構成となっている。
【0016】
続いて,イメージングカートリッジ110Kについて説明する。イメージングカートリッジ110Kは,図3に示すようにプロセスユニット10K側に感光体ドラム11と,現像ユニット50とを有し,トナーホッパー20K側にトナータンク21とを有している。さらに,現像ユニット50は,現像ローラ51と,供給ローラ52と,規制ブレード531と,除電シート532とを有している。さらに,現像ユニット50内には,トナーを現像ユニット50の長手方向(図3では奥行き方向)に循環搬送させる循環経路が設けられている。そして,トナーを循環させるための上循環スクリュー55および下循環スクリュー56と,循環経路を構成するためのガイド板57とが設けられている。また,トナータンク21内にも,トナーをトナータンク21の長手方向(図3では奥行き方向)に搬送させる搬送経路が設けられている。そして,トナーを搬送させるための搬送スクリュー22と,トナータンク21内のトナーを攪拌する攪拌部材23とが設けられている。また,プロセスユニット10Kとトナーホッパー20Kとを接合する連接部40には搬送管41が設けられており,その搬送管41を介してトナーホッパー20K内のトナーをプロセスユニット10K内に搬送可能になっている。なお,他の色のイメージングカートリッジについても同様の構成となっている。
【0017】
図4は,イメージングカートリッジ110K内のトナーの流れを示している。トナータンク21内のトナーは,搬送スクリュー22により長手方向の連接部40側に搬送される。連接部40に搬送されたトナーは,搬送管41を介してプロセスユニット10Kに搬送される。プロセスユニット10Kに搬送されたトナーは,上循環スクリュー55により長手方向の先端部側に,下循環スクリュー56により長手方向の連接部40側にそれぞれ搬送される。すなわち,プロセスユニット10Kの現像ユニット50内に搬送されたトナーは,循環経路内を循環し,適宜供給ローラ52に運ばれる。なお,トナーを搬送する手段は,スクリュー形状に限らず,トナーを搬送できる形状であればよい。例えば,パドル形状,ブラシ形状,ローラ形状であってもよい。
【0018】
また,プロセスユニット10Kの現像ユニット50には,現像剤残量検出装置が設けられている。そして,現像剤残量検出装置によってエンプティが検知されると,トナータンク21からトナーが供給される。
【0019】
次に,イメージングカートリッジ110Kの機構について説明する。トナーホッパー20Kは,図5に示すように搬送スクリュー22が収容されている部分が搬送スクリュー22の軸方向に突出している。この突出部26は,円筒形状をなしており,連接部40に回転自在に保持されている。すなわち,突出部26は,トナーホッパー20K自体の回転軸となっている。また,搬送スクリュー22は,トナーホッパー20Kの周縁寄り(カラープリンタに装着された状態でトナーホッパー20Kの下部)に位置する。そのため,トナーホッパー20Kは,突出部26を回転軸として回転移動可能に支持されている。
【0020】
具体的に,イメージングカートリッジ110Kの形態には主として2種類ある。すなわち,図6に示すように連接部40に設けられた第1ロック部材45により位置決めされる第1の形態と,図7に示すように同じく連接部40に設けられた第2ロック部材46により位置決めされる第2の形態とがある。
【0021】
第1の形態(図2参照)は,プロセスユニット10Kとトナーホッパー20Kとの間隔が広い形態である。第1の形態は,主としてカラープリンタ100への装着時に利用される。第1の形態では,図6に示したようにトナータンク21のハウジングの位置が突出部26よりも高い。そのため,プロセスユニット10Kとトナーホッパー20Kとの間隔が広くなる。よって,その間のスペースに転写ベルト31等を配置することが可能になる。
【0022】
一方,第1ロック部材45が解除状態となり,図6に示した状態からトナーホッパー20Kをおよそ180度回転移動させた状態が第2の形態である。第2の形態(図8参照)は,プロセスユニット10Kとトナーホッパー20Kとの間隔が第1の形態と比較して狭い。第2の形態は,主として梱包(搬送)時に利用される。第2の形態では,図7に示したようにトナータンク21のハウジングの位置が突出部26よりも低い。そのため,イメージングカートリッジ110K全体のサイズが第1の形態と比較して小さい。よって,梱包および搬送が容易になる。
【0023】
続いて,トナーの補給機構について説明する。トナーホッパー20Kの突出部26は,図5に示したように蓋27によって端部が塞がれている。また,突出部26の壁面には,トナーの補給口28が設けられている。また,トナーの補給口28の外周には,トナーの補給口28の縁辺を覆うシール部材29が貼り付けられている。第1の形態では,シール部材29の穴が搬送管41と連通することによりトナーの補給が可能となる。
【0024】
一方,第2の形態では,図9に示すように突出部26が回転することにより,補給口28およびシール部材29が移動する。そのため,シール部材29の穴が連接部40のカバー44によって塞がれる。また,搬送管41の開口部が突出部26の壁面によって塞がれる。よって,第2の形態から第1の形態への移行に連動して,トナーの補給が不可能となる。
【0025】
以上詳細に説明したように本形態のイメージングカートリッジ110Kでは,トナーホッパー20Kの端部に設けられた突出部26が回転軸となり,トナーホッパー20K自体が回転移動可能に設けられている。そして,イメージングカートリッジ110Kをカラープリンタ100に装着する際には,図10に示すようにトナーホッパー20Kとプロセスユニット10Kとの間隔が十分に確保される位置でトナーホッパー20Kをロックする。すなわち,第1ロック部材45にてロックする(第1の形態)ことにより,スペースの有効利用が図られる。一方,イメージングカートリッジ110Kを梱包する際には,図11に示すようにトナーホッパー20Kとプロセスユニット10Kとの間隔がカラープリンタ100への装着時と比較して狭い位置でトナーホッパー20Kをロックする。すなわち,第2ロック部材46にてロックする(第2の形態)ことにより,イメージングカートリッジ110K自体のコンパクト化が図られる。そのため,梱包費が軽減される。よって,搬送が容易であり,梱包時の省スペース化が図られた画像形成装置用のカートリッジが実現している。
【0026】
また,本形態のイメージングカートリッジ110Kでは,第2の形態で梱包されて搬送されるため,開梱後にトナーホッパー20Kを回転移動させることになる。そのため,イメージングカートリッジ110Kの輸送時に,振動やトナー自身の自重等によってトナーが凝集したとしても,トナーホッパー20K自体が回転移動することによってトナーがほぐれる。よって,トナーホッパー20Kの初期起動トルクを軽減することができる。
【0027】
また,従来のイメージングカートリッジでは,シール部材によって補給口が塞がれていたため,シール部材の剥離時にトナーの飛散による汚染が問題であった。本形態のイメージングカートリッジ110Kでは,トナーホッパー20Kの回動動作に連動してトナーの補給口27の開閉を行うこととしている。すなわち,イメージングカートリッジ110Kの輸送時には補給口27が閉口状態であり,カラープリンタ100に装着する際にトナーホッパー20Kの回動動作に伴って開口状態になる。これにより,輸送時に補給口27を塞ぐシール部材が不要となる。よって,部品点数が削減される。また,操作者がシール部材を剥す作業を行わないため,操作者の手間を省くことができるとともに汚染の問題が回避される。
【0028】
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。すなわち,複写機,スキャナ,FAXあるいはワードプロセッサ等であっても適用可能である。また,カラー機に限定するものではなく,モノクロ機であっても適用可能である。さらに,1成分現像方式であっても,2成分現像方式であっても適用可能である。
【0029】
また,本形態のイメージングカートリッジ110Kは,トナーホッパー20Kが回転移動可能に設けられているが,これに限るものではない。すなわち,プロセスユニット10Kが回転移動可能に設けられてもよい。また,トナーホッパー20Kとプロセスユニット10Kとの間隔が十分に広い場合は,両ユニットを回転移動可能に設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】実施の形態に係るカラープリンタの機器構成を示す図である。
【図2】コの字形状のイメージングカートリッジの外観を示す斜視図(第1の形態)である。
【図3】イメージングカートリッジの機器構成を示す図である。
【図4】イメージングカートリッジ内のトナーの流れを示す図である。
【図5】トナーホッパーの補給口付近の断面図(第1の形態)である。
【図6】イメージングカートリッジの外観を示す側面図(第1の形態)である。
【図7】イメージングカートリッジの外観を示す側面図(第2の形態)である。
【図8】コの字形状のイメージングカートリッジの外観を示す斜視図(第2の形態)である。
【図9】トナーホッパーの補給口付近の断面図(第2の形態)である。
【図10】イメージングカートリッジの外観を示す正面図(第1の形態)である。
【図11】イメージングカートリッジの外観を示す正面図(第2の形態)である。
【符号の説明】
【0031】
10 プロセスユニット(エレメント)
20 トナーホッパー(エレメント)
26 突出部(突出部)
27 突出部の蓋
28 トナーの補給口(補給口)
29 シール部材
40 連接部(連接部)
45 第1ロック部材(第1ロック部)
46 第2ロック部材(第2ロック部)
50 現像ユニット
100 カラープリンタ(画像形成装置)
110 イメージングカートリッジ(カートリッジ)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
略平行に位置する一対のエレメントと,両エレメントの長手方向の端部と連接する連接部とを有し,画像形成装置に着脱可能なカートリッジにおいて,
前記エレメントの少なくとも一方には,そのエレメントの長手方向に突出し,前記連接部と係合する突出部が設けられ,そのエレメントは,その突出部を回転軸として前記連接部に回転移動可能に支持されていることを特徴とするカートリッジ。
【請求項2】
請求項1に記載するカートリッジにおいて,
回転移動可能に設けられたエレメントと他方のエレメントとが所定の間隔となる位置で回転移動可能に設けられたエレメントを保持する第1ロック部と,
回転移動可能に設けられたエレメントと他方のエレメントとが前記第1ロック部材にて保持する間隔よりも狭い間隔となる位置で回転移動可能に設けられたエレメントを保持する第2ロック部とを有することを特徴とするカートリッジ。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載するカートリッジにおいて,
前記エレメントのうち,回転移動可能に設けられたエレメントは,現像剤を収容する現像剤ホッパーであることを特徴とするカートリッジ。
【請求項4】
請求項3に記載するカートリッジにおいて,
前記突出部には,現像剤の補給口が設けられ,
前記第1ロック部材にて保持されている状態では,前記補給口が前記連接部の現像剤搬送管と連通し,
前記第2ロック部材にて保持されている状態では,前記補給口が前記連接部の壁面によって塞がれることを特徴とするカートリッジ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2006−11233(P2006−11233A)
【公開日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−191163(P2004−191163)
【出願日】平成16年6月29日(2004.6.29)
【出願人】(303000372)コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 (12,802)
【Fターム(参考)】