説明

スキッドステアローダ

【課題】フードにオイルクーラを一体に設けたスキッドステアローダにおいて、容易にオイルクーラの清掃を行うことができるようにする。
【解決手段】機台にエンジンルームが設けられている。エンジンルームに設けた冷却ファンによりエンジンルームの上部のフード34から空気がエンジンルーム内に取り込まれて、ラジエータを通過した空気が機台の後部のグリルから排出される。フード34のフレーム50がエンジンルームに対して開閉可能に支持されている。フレーム50にオイルクーラ35が取り付けられている。フレーム50の開口部54に網55が設けられている。フレーム50の一部には網55とオイルクーラとの間の空間に溜まったゴミを排出するためのゴミ排出口59が設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、オイルクーラが取り付けられたエンジンフードを備えるスキッドステアローダに関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されるスキッドステアローダは、機台の後部からリフトアームが延び、リフトアームの先端部にはバケットが設けられ、リフトシリンダを伸縮動作することによりリフトアームを上下に回動してバケットを昇降することができる。機台にはエンジンルームが設けられ、エンジンの後側にはラジエータが配置され、エンジンルームの上部のエンジンフードにオイルクーラが支持されている。そして、エンジンルーム内の冷却ファンの駆動によりエンジンフードの上面板に形成した吸風口より外気が吸い込まれ、その外気がオイルクーラおよびラジエータを通ってエンジンルーム後面のグリルに設けた排風口から外部に排出される。
【特許文献1】実開平3−78922号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところが、特許文献1のスキッドステアローダのように、エンジンフードにオイルクーラを一体化させると、エンジンフードの上面板の吸風口から外気とともにゴミが吸い込まれ、そのゴミがオイルクーラに詰まってしまうという問題がある。また、エンジンフードの上面板とオイルクーラとの間に形成される空間にゴミが堆積しやすいという問題がある。そして、オイルクーラはエンジンフードに一体化されているのでオイルクーラから上面板を簡単に取り外すことができず、オイルクーラの清掃には手間がかかっていた。
【0004】
本発明は、このような背景の下になされたものであり、その目的は、フードにオイルクーラを一体に設けたスキッドステアローダにおいて、容易にオイルクーラの清掃を行うことができるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載の発明では、機台にエンジンルームが設けられ、前記エンジンルームに設けた冷却ファンにより前記エンジンルームの上部のフードから空気を前記エンジンルーム内に取り込み、その取り込んだ空気をラジエータに通過させて前記エンジンルームの後部のグリルから排出するスキッドステアローダであって、前記フードは、上面側に開口部を有するとともに前記エンジンルームの上部を開閉可能とするように支持されたフレーム部材と、前記フレーム部材に取り付けられて一体化されるオイルクーラと、前記フレーム部材の開口部を覆うように取り付けられる網部材とを備え、前記フレーム部材の上面側における前記開口部の近傍に、前記網部材と前記オイルクーラとの間に形成される空間に連通するゴミ排出口を設けたことを要旨とする。
【0006】
これにより、網部材の網目よりも大きなゴミがフード内部に入り込むことがなくなる。そして、オイルクーラと網部材との間に溜まったゴミは、エアブローを行うこと等により、フレーム部材の開口部近傍に設けたゴミ排出口を通して容易にフード外部に排出することができる。
【0007】
請求項2に記載の発明のように、前記ゴミ排出口が取り外し可能なカバーで覆われるとしてもよい。
請求項3に記載の発明のように、前記網部材は凹凸形状に形成されているとしてもよい。網部材が凹凸形状に形成されることで、フードの剛性を高めることができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、フードにオイルクーラを一体に設けたスキッドステアローダにおいて、容易にオイルクーラの清掃を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1には本実施形態のスキッドステアローダの側面図を示す。図2にはスキッドステアローダの縦断面図を示す。
【0010】
図1に示すように、機台10の左右のメインフレーム11には前輪12および後輪13が機台10の左右に設けられ、左右の車輪(12,13)が油圧モータにより回転駆動される。また、機台10の後部には、図2に示すように、エンジン14が搭載されている。図2において、機台10の中央底部にはエンジン14によって駆動される油圧ポンプ15が複数設けられている。
【0011】
図1に示すように、機台10の左右のメインフレーム11の後端部にはリフトアーム取り付け用のピラー16が立設されている。両ピラー16の上端部にはそれぞれリフトアーム17の基端部が上下に回動自在に枢着されている。両リフトアーム17は、基端側を構成する第1アーム部17aと、その先端の第2アーム部17bからなる。第1アーム部17aは直線的に延び、第2アーム部17bは下方に屈曲形成され、第1アーム部17aと第2アーム部17bは連結固定されている。
【0012】
リフトアーム17の先端部には、バケット18の後端部が左右のアーム17,17間に跨って回動自在に取り付けられている。バケット18は前方が拡開している。
ピラー16とリフトアーム17の第2アーム部17bとは、リフトシリンダ19によって、その両端部をおのおの枢着させた状態にて連結されている。詳しくは、リフトシリンダ19のシリンダチューブの基端がピラー16におけるリフトアーム17の連結部よりも下方に枢着されるとともに、シリンダチューブ内を摺動可能なピストンロッドの先端がリフトアーム17の第2アーム部17bの後端部に枢着されている。そして、リフトシリンダ19の駆動、即ち、伸縮動作によりリフトアーム17を回動してバケット18を昇降動作することができるようになっている。
【0013】
リフトアーム17の第2アーム部17bの屈曲部にはブラケット20が設けられている。ブラケット20とバケット18の後端部とはダンプシリンダ21により両端部をおのおの枢着させた状態で連結されている。そして、ダンプシリンダ21の駆動、即ち、伸縮動作によりバケット18を上下に回動することができるようになっている。
【0014】
機台10の略中央部には運転席(キャビン)22が設定され、運転席22はガード23で仕切られ、左右の側面がネット24にて囲まれ、前面が乗降口として開放されている。運転席22にはシート26(図2参照)が設けられている。
【0015】
また、運転席22にはペダルやレバー等が設けられている。そして、シート26に座ったままペダルやレバーを操作して油圧ポンプ15からシリンダや油圧モータに作動油を供給することによりバケット18を操作したり右および左の車輪(12,13)をそれぞれ回転して前後走行や操舵動作を行うことができるようになっている。
【0016】
なお、運転席22はピン27により後方に回動可能に支持されており、メンテナンスを行う際にはピン27を回動中心にして後方に回動することができるようになっている。
機台10にはエンジンルーム30(図2参照)が設けられ、エンジンルーム30は、左右の側面が機台10の左右のフレーム11およびピラー16により区画されている。また、エンジンルーム30の前面は、フロントカバー31により区画されている。フロントカバー31は、第1立設部31aと、第1立設部31aの下端から前方に延びる水平部31bと、水平部31bの前端から下方に延びる第2立設部31cとからなる。水平部31bの下に油圧ポンプ15が配置されている。また、水平部31bの上にシート26が位置している。
【0017】
エンジンルーム30の後部がグリル32により区画され、グリル32は開閉可能に設けられている(図6参照)。エンジンルーム30の下面はアンダーカバー33により区画されている。
【0018】
エンジンルーム30の上部がエンジンフード34により区画され、エンジンフード34は開閉可能に設けられている。エンジンフード34は後方が斜め下方を向くように水平よりも傾斜して設けられている。エンジンフード34にはオイルクーラ35が一体に設けられている。
【0019】
図2においてエンジンルーム30内におけるエンジン14の後方にはラジエータ36および冷却ファン37が配置されている。エンジン14により冷却ファン37が駆動される。そして、冷却ファン37の駆動により冷却風(空気)がエンジンフード34からオイルクーラ35を介してエンジンルーム30内に取り込まれ、その取り込んだ空気がラジエータ36を通過してエンジンルーム30の後部のグリル32から外部に排出される。また、エンジン14の排気はマフラー38を介してエンジンフード34を貫通する排気管39にて外部に排出される。
【0020】
図3は、エンジンフード34およびオイルクーラ35付近の拡大図である。図4はスキッドステアローダの後部付近の斜視図である。図5はエンジンフード34およびオイルクーラ35の拡大断面図である。
【0021】
図5に示すようにフード34はフレーム部材としてのフレーム(枠体)50を備えている。フレーム50は鋼板材よりなり、図4に示すように全体の平面形状として長方形状をなしている。フレーム50は上面プレート部50aに対し外周縁には下方に屈曲された屈曲部50bが形成されている。なお、フレーム50の上面プレート部50aの後ろ側の端部には斜状部50gが形成されている。屈曲部50bにおけるフレーム50の前面の左右にはアーム51が突設され、アーム51の先端部の貫通孔51aにピン52(図3参照)が貫通して機台10側のブラケット53と回動可能に連結されている。これによりフレーム50はエンジンルームの上部を開閉可能とするように支持されている。エンジンフード34はガスダンパで保持しており、開閉を軽い力で行うことができるようになっている。
【0022】
図5においてフレーム50は上面側に開口部54を有する。詳しくは、フレーム50の中央部分には四角形の開口部54が形成され、この開口部54の縁において上面プレート部50aから下方に屈曲された屈曲部50cが形成されている。開口部54に冷却風が通過することになる。フレーム50には開口部54を覆うように網部材としての網55が取り付けられている。網55はエキスパンドメタルを用いている。他にもパンチングメタル等であってもよい。網55により網55の網目よりも大きなゴミがフード内部に入り込むことがなくなる(オイルクーラ35に入ることを防ぐことができる)。また、網55は、その幅方向に渡って凹凸形状に形成されている。本実施形態では左右方向が幅方向である。これにより、フードの剛性を高めることができる。
【0023】
フレーム50の前側の屈曲部50bに対し後方に離間した位置において上面プレート部50aから下方に屈曲された屈曲部50dが延設され、さらにその先端から上面プレート部50aと平行に後方に延びる下面プレート部50eが形成されている。開口部54の後ろ側の外縁における屈曲部50cの先端から前方に向かって上面プレート部50aと平行に延びる下面プレート部50fが形成されている。フレーム50の下部である下面プレート部50e,50fにオイルクーラ35がボルト・ナットにより取り付けられている。オイルクーラ35は前後方向に延びるチューブ35aが複数並設して構成されている。チューブ35aにはパイプ(図示略)が連結されており、油圧ポンプ15から吐出された作動油の一部がオイルクーラ35に供給され、オイルクーラ35において冷却された後にタンク等に戻されるようになっている。このようにしてフレーム50にはオイルクーラ35が取り付けられて一体化されている。
【0024】
フレーム50における下面にはオイルクーラ冷却用ダクト(冷却風案内用ダクト)56がオイルクーラ35を囲うにように配設されており、このダクト56により外部から導入される冷却風がオイルクーラ35を通過してグリル32に向かうように案内される。また、フレーム50の後方部には排気管用カバー57が突設され、その内部に排気管39(図3参照)が配置されている。
【0025】
開口部54の前側部にはフレーム50の上面プレート部50a、屈曲部50c,50d、下面プレート部50eにより囲われたゴミ排出空間Sが形成され、後ろ側下部に連通口58が形成されるとともに、上面においてゴミ排出口(開口部)59が形成されている。このゴミ排出口59は図8に示すように長方形状をなしている。よって、オイルクーラ35とオイルクーラ35上面の網55の間に堆積した堆積物(ゴミ)が連通口58を通してゴミ排出空間Sに排出可能であるとともにゴミ排出空間Sからゴミ排出口59を通して外部に排出可能となっている。
【0026】
このようにして、フレーム50の上面側における開口部54の近傍に、網55とオイルクーラ35との間に形成される空間に連通するゴミ排出口59が設けられている。即ち、フレーム50の一部には網55とオイルクーラ35との間に溜まったゴミを排出するゴミ排出口59が設けられている。
【0027】
通常の使用状態においては、上面プレート部50aの上面においてゴミ排出口59を塞ぐカバー60が設けられている。つまり、ゴミ排出口59は取り外し可能なカバー60で覆われている。カバー60の寸法はゴミ排出口59の寸法よりも大きくなっている。長方形のカバー60の左右両端部には透孔61が設けられている。ねじ65の軸(雄ねじ部)65aが透孔61を通してフレーム50の屈曲部50dに固定されたねじ止め用突片66に螺入されている。このねじ65の螺入によりカバー60がゴミ排出口59を塞いだ状態を保っている。ねじ65を取り外せば、カバー60を取り外すことができる。なお、ねじ65の軸(雄ねじ部)65aには脱落防止用リング(eリング)67が設けられ、ねじ65とカバー60は一体的に取り扱われる。
【0028】
次に、このように構成したスキッドステアローダの作用、即ち、オイルクーラ35の清掃の手順について説明する。
フレーム50にオイルクーラ35を固定するとともにフレーム50の開口部54に網55を設けると、網55とオイルクーラ35との間にゴミが堆積する場合がある。これらのゴミ(埃や枝等)が網55とオイルクーラ35の間に溜まると冷却効率が悪化する。
【0029】
そこで、エンジンフード34を上方に回動させて、エンジンフード34を開状態とする(図6参照)。そして、図7に示すように、オイルクーラ35の下面からオイルクーラ35に向かって圧縮空気(高圧エアー)を吹き付けて、オイルクーラ35の上に堆積したゴミ70やオイルクーラ35に付いたゴミ71を吹き飛ばす。これにより、網目より小さいゴミは網55を通して出て行く。また、網目よりも大きなゴミは網55の下で浮遊する。
【0030】
さらに、エンジンフード34を下方に回動することによりフード34を閉める。そして、左右のねじ65(図5参照)を緩めてカバー60を取り外す。これにより、図8に示すように、ゴミ排出口59が開放される。
【0031】
そして、図9に示すように、フード34の後ろ側から、網55に対して斜め方向から前方のゴミ排出口59方向に向けて圧縮空気(高圧エアー)を吹き付ける。圧縮空気は網55とオイルクーラ35との間をゴミ排出口59に向かって流れ、これに伴い、網55とオイルクーラ35との間のゴミが移動して(前方に追いやられて)ゴミ排出口59から外部に排出される。
【0032】
このようにオイルクーラ35の上に溜まったゴミ(目詰まりしているゴミ)を、オイルクーラ35の下側からエアブローして外へ出すとともに、網55側から斜めに空気を吹き付けてオイルクーラ35と網55の間のゴミをゴミ排出口59から外に排出する。このようにして、フード34にオイルクーラ35を一体に設けたスキッドステアローダにおいてオイルクーラの清掃が行われる。
【0033】
清掃終了後には、図5に示すように、ねじ65の軸(雄ねじ部)65aをねじ止め用突片66に螺入してゴミ排出口59をカバー60で塞ぐ。
以上のごとく本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
【0034】
(1)フード34の一部にゴミを排出するゴミ排出口59を設けるとともに、通常運転時にはゴミ排出口59はカバー60によって覆われており、ゴミを排出する際にはカバー60が取り外される構成とした。よって、オイルクーラ35と網55との間に溜まったゴミは、エアブローを行うこと等により、フレーム50の開口部54近傍に設けたゴミ排出口59を通して容易にフード外部に排出することができる。その結果、フード34にオイルクーラ35を一体に設けた場合にも容易にオイルクーラの清掃を行うことができる。
【0035】
(2)網55とオイルクーラ35との間に溜まったゴミの清掃を行う際には、まずフード34を開放状態として、オイルクーラ35側からエアブローを行う。次いで、フード34を閉じるとともに、ゴミ排出口59を開放し、網55側からエアブローを行う。これにより、網55とオイルクーラ35との間に堆積したゴミは、容易にフード34の上面のゴミ排出口59から取り出される。
【0036】
(3)ゴミ排出口59は開口部54の前側に設けたので、機台の後ろに立って清掃作業を行うという観点から好ましい配置である(作業がやりやすい)。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
【0037】
・フレーム50における開口部54の前側にゴミ排出口59を設けたが、これに限ることなくフレーム50の少なくとも一部にあればよい。詳しくは、フレーム50の左側や右側でもよいし、フレーム50の開口部54の周りにあってもよい。
【0038】
・冷却ファン37はエンジン14にて駆動する代わりに、モータにより駆動してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本実施形態におけるスキッドステアローダの側面図。
【図2】スキッドステアローダの縦断面図。
【図3】スキッドステアローダのエンジンフードおよびオイルクーラ付近の拡大図。
【図4】スキッドステアローダの後部付近の斜視図。
【図5】エンジンフードおよびオイルクーラの詳細を示す断面図。
【図6】スキッドステアローダの後部付近の斜視図。
【図7】エンジンフードおよびオイルクーラの詳細を示す断面図。
【図8】スキッドステアローダの後部付近の斜視図。
【図9】エンジンフードおよびオイルクーラの詳細を示す断面図。
【符号の説明】
【0040】
10…機台、30…エンジンルーム、32…グリル、34…フード、35…オイルクーラ、36…ラジエータ、37…冷却ファン、50…フレーム、54…開口部、55…網、59…ゴミ排出口、60…カバー。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
機台にエンジンルームが設けられ、
前記エンジンルームに設けた冷却ファンにより前記エンジンルームの上部のフードから空気を前記エンジンルーム内に取り込み、その取り込んだ空気をラジエータに通過させて前記エンジンルームの後部のグリルから排出するスキッドステアローダであって、
前記フードは、上面側に開口部を有するとともに前記エンジンルームの上部を開閉可能とするように支持されたフレーム部材と、前記フレーム部材に取り付けられて一体化されるオイルクーラと、前記フレーム部材の開口部を覆うように取り付けられる網部材とを備え、
前記フレーム部材の上面側における前記開口部の近傍に、前記網部材と前記オイルクーラとの間に形成される空間に連通するゴミ排出口を設けたことを特徴とするスキッドステアローダ。
【請求項2】
前記ゴミ排出口は取り外し可能なカバーで覆われていることを特徴とする請求項1に記載のスキッドステアローダ。
【請求項3】
前記網部材は凹凸形状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のスキッドステアローダ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2010−48066(P2010−48066A)
【公開日】平成22年3月4日(2010.3.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−216021(P2008−216021)
【出願日】平成20年8月25日(2008.8.25)
【出願人】(000003218)株式会社豊田自動織機 (4,162)
【Fターム(参考)】