説明

ナビゲーション装置

【課題】景勝道路を経由する案内経路を探索する際に景勝道路の走行区間や出入口の設定等に対して煩雑な手間がかかることを防止して、容易かつ適切に案内経路を探索する。
【解決手段】ナビゲーション処理部42は、入力操作部14に対する操作者の入力操作に応じて目的景勝道路が設定されている場合には、目的景勝道路に対応する景勝道路の情報、および、景勝道路の出入口の情報からなる景勝道路情報を、景勝道路データ記憶部13から検索し、現在位置に近い入口(例えば、現在位置に最も近い入口)と目的地に近い出口(例えば、目的地に最も近い出口)とを取得し、これらの入口と出口との間の景勝道路の走行区間を経由して現在位置から目的地に到る経路を探索する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ナビゲーション装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば出発地から目的地に到る案内経路として、寄り道に好適な場所を経由する案内経路を探索するナビゲーション装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2003−185453号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、上記従来技術の一例に係るナビゲーション装置では、寄り道に好適な場所つまり適宜の地点を経由する案内経路を探索するだけであるが、適宜の長さを有する道路、例えば景色のよい景勝道路を経由する案内経路を探索することが望まれる場合があり、この場合には、景勝道路の走行区間や出入口を容易かつ適切に設定することが望まれている。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、景勝道路を経由する案内経路を探索する際に景勝道路の走行区間や出入口の設定等に対して煩雑な手間がかかることを防止して、容易かつ適切に案内経路を探索することが可能なナビゲーション装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決して係る目的を達成するために、本発明の第1態様に係るナビゲーション装置は、現在位置を検出する現在位置検出手段(例えば、実施の形態での現在位置検出部11)と、目的地を取得する目的地取得手段(例えば、実施の形態での入力操作部14およびECU15、ステップS01、ステップS11)と、景勝道路の情報および該景勝道路の出入口の情報からなる景勝道路情報を記憶する景勝道路情報記憶手段(例えば、実施の形態での景勝道路データ記憶部13)と、目的景勝道路を取得する目的景勝道路取得手段(例えば、実施の形態での入力操作部14およびECU15が兼ねる)と、前記現在位置検出手段により検出された前記現在位置と前記目的地取得手段により取得された前記目的地と前記目的景勝道路取得手段により取得された前記目的景勝道路とに基づいて、前記目的景勝道路の入口のうち前記現在位置に近い前記入口および前記景勝道路の出口のうち前記目的地に近い前記出口を前記景勝道路情報記憶手段に記憶されている前記景勝道路情報から検索し、前記現在位置から前記現在位置に近い前記入口および前記目的地に近い前記出口を経由して前記目的地に到る経路を探索する経路探索手段(例えば、実施の形態でのナビゲーション処理部42)とを備える。
【0006】
さらに、本発明の第2態様に係るナビゲーション装置では、前記現在位置に近い前記入口は前記現在位置に最も近く、前記目的地に近い前記出口は前記目的地に最も近い。
【0007】
さらに、本発明の第3態様に係るナビゲーション装置は、前記現在位置から前記目的地に到る最短経路に対して前記景勝道路を経由することに伴って追加される状態量に対して許容可能な許容条件を設定する許容条件設定手段(例えば、実施の形態でのステップS14)を備え、前記経路探索手段は、前記許容条件設定手段により設定される前記許容条件を満たすようにして前記現在位置に近い前記入口および前記目的地に近い前記出口を検索する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の第1態様に係るナビゲーション装置によれば、例えば操作者の入力操作等によって入力される目的景勝道路を取得するだけで、目的景勝道路の入口および出口を適切に設定して、目的景勝道路を経由して現在位置から目的地に到る経路を探索することができ、操作者に煩雑な入力操作を要求する必要無しに、容易に経路探索を行うことができる。
【0009】
さらに、本発明の第2態様に係るナビゲーション装置によれば、現在位置に最も近い入口と目的地に最も近い出口とを経由して効率よくかつ可能な限り長く目的景勝道路を走行することができる経路を探索することができる
【0010】
さらに、本発明の第3態様に係るナビゲーション装置によれば、現在位置から目的地に到る最短経路に対して景勝道路を経由することに伴って追加される状態量(例えば、走行時間および走行距離等)に対して、例えば操作者等が許容可能な所定の許容条件を満たすようにして、現在位置に近い入口および目的地に近い出口を検索することから、経路の探索結果に操作者の意思(例えば、走行計画等)を適切に反映させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明のナビゲーション装置の一実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
本実施の形態によるナビゲーション装置10は、例えば図1に示すように、例えば現在位置検出部11と、地図データ記憶部12と、景勝道路データ記憶部13と、入力操作部14と、ECU15と、出力部16とを備えて構成されている。
【0012】
現在位置検出部11は、例えば人工衛星を利用して車両の位置を測定するためのGPS(Global Positioning System)信号や、例えば適宜の基地局を利用してGPS信号の誤差を補正して測位精度を向上させるためのD(Differential)GPS信号等の測位信号を受信する測位信号受信部21と、水平面内での自車両の向きや鉛直方向に対する傾斜角度(例えば、車両の前後方向軸の鉛直方向に対する傾斜角度や車両重心の上下方向軸回りの回転角であるヨー角等)および傾斜角度の変化量(例えば、ヨーレート等)を検出するジャイロセンサ22と、車両の速度(車速)を検出する車速センサ23とを備えて構成され、受信した測位信号によって、あるいは、車速やヨーレート等の検出信号に基づく自律航法の算出処理によって、車両の現在位置を算出する。
【0013】
地図データ記憶部12は、例えば出力部16の表示装置51の表示画面51a上において地図を表示するための地図データと、道路の接続状態および形状等の情報からなる道路データとを格納している。
地図データは、例えば地形図のデータと、例えば各種の施設および街区および湖沼等に対応したポリゴンのデータと、例えば各ポリゴンに対応付けられた施設名および地名等の文字のデータと、各種の記号のデータとを備えて構成されている。
道路データは、例えばノード(つまり、道路形状を把握するための座標点)および各ノード間を結ぶ線であるリンクと、各リンクの距離と、道路の種別および幅員および交差角度および形状等のデータを備えて構成されている。
【0014】
景勝道路データ記憶部13は、例えば、相対的に景色のよい景勝道路の情報、および、この景勝道路の出入口(例えば、景勝道路と他の道路との交差点等)の情報からなる景勝道路情報を格納している。
【0015】
入力操作部14は、例えば図2〜図4に示すように、出力部16の表示装置51から下方側にずれた位置でインスツルメントパネルから突出する回転操作部材31およびスライド操作部材32を備えて構成されている。
略円筒状の回転操作部材31は、軸線P周り(例えば、図3に示す矢印R方向)に回転可能とされている。
回転操作部材31の内径よりも小さな外径を有する略円柱状のスライド操作部材32は、回転操作部材31と同軸に回転操作部材31の内部に配置され、スライド操作部材32の先端部32aは、回転操作部材31の開口端31aから突出するように配置され、スライド操作部材32は、軸線P方向および軸線Pに直交する任意の方向(例えば、図3に示す矢印X,Y方向)に変位可能とされている。
【0016】
スライド操作部材32には、軸線P方向および軸線Pに直交する方向に対して所定の基準位置が設定され、操作者からの入力操作(例えば、軸線P方向の押下操作、または、軸線Pに直交する方向のスライド操作等)が無い場合には、適宜の復帰機構(図示略)により基準位置に自動的に復帰するように設定されている。
また、入力操作部14は、回転操作部材31の回転角度および回転速度を検出するエンコーダ等のセンサ(図示略)と、スライド操作部材32の軸線P方向および軸線Pに直交する方向での各所定変位を検出するセンサ(図示略)とを備え、各センサから出力される検出値の信号はECU15に入力されている。
なお、入力操作部14は、以上説明したものの他に、例えばタッチパネル式等であってもよい。
【0017】
ECU15は、例えば記憶部41と、ナビゲーション処理部42と、出力制御部43とを備えて構成されている。
【0018】
記憶部41は、例えば現在位置検出部11から出力される現在位置を記憶すると共に、例えば入力操作部14に対する操作者の入力操作等によって設定される目的地および目的景勝道路を記憶する。
【0019】
ナビゲーション処理部42は、例えば、地図データ記憶部12から取得する道路データに対して、現在位置検出部11から出力される現在位置に基づいてマップマッチングを行うと共に、入力操作部14に対する操作者の入力操作に応じて設定された目的地に対して経路探索や経路誘導等の処理を実行し、出力部16の表示装置51およびスピーカ52の動作を指示する制御指令を出力する。
さらに、ナビゲーション処理部42は、入力操作部14に対する操作者の入力操作に応じて目的景勝道路が設定されている場合には、この目的景勝道路に対応する景勝道路の情報、および、この景勝道路の出入口の情報からなる景勝道路情報を、景勝道路データ記憶部13から検索し、現在位置に近い入口(例えば、現在位置に最も近い入口)と目的地に近い出口(例えば、目的地に最も近い出口)とを取得し、これらの入口と出口との間の景勝道路の走行区間を経由して現在位置から目的地に到る経路を探索する。
【0020】
出力制御部43は、例えば、ナビゲーション処理部42から出力される制御指令あるいは入力操作部14に対する操作者の入力操作に応じて、出力部16の表示装置51およびスピーカ52を制御する。
【0021】
この実施の形態によるナビゲーション装置10は上記構成を備えており、次に、このナビゲーション装置10の動作、特に、景勝道路を経由する経路を探索する処理について説明する。
先ず、例えば図5に示すステップS01においては、例えば入力操作部14に対する操作者の入力操作等に応じて、目的地を取得する。
そして、ステップS02においては、車両の現在位置を取得する。
そして、ステップS03においては、例えば入力操作部14に対する操作者の入力操作等によって、目的景勝道路が入力されているか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、処理を終了する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS04に進む。
【0022】
そして、ステップS04においては、目的景勝道路に対応する景勝道路の情報、および、この景勝道路の出入口の情報からなる景勝道路情報を、景勝道路データ記憶部13から検索し、現在位置に最も近い入口を取得する。
そして、ステップS05においては、目的景勝道路に対応する景勝道路の情報、および、この景勝道路の出入口の情報からなる景勝道路情報を、景勝道路データ記憶部13から検索し、目的地に最も近い出口を取得する。
【0023】
そして、ステップS06においては、現在位置に最も近い入口と目的地に最も近い出口との間の景勝道路の走行区間を経由して現在位置から目的地に到る経路を探索する。
そして、ステップS07においては、探索された経路に応じた経路案内を実行し、一連の処理を終了する。
【0024】
例えば図6に示す表示画面51aのように、現在位置から目的地に到る経路を探索する経路探索の処理の実行時に、車両の現在位置Pおよび目的地Dと、周辺に存在する景勝道路SRとが表示されている状態で、例えば入力操作部14に対する操作者の入力操作等によって景勝道路SRが目的景勝道路として設定されると、この景勝道路SRに対して予め設定されている複数の出入口(例えば、景勝道路SRと他の道路との交差点等)C1,…,C4のうち、現在位置Pに最も近い入口C1と目的地Dに最も近い出口C2とが検索され、これらの入口C1と出口C2との間の景勝道路SRの走行区間を経由して現在位置Pから目的地Dに到る経路R1が探索される。これにより、操作者が景勝道路SRを選択するだけで、入口C1と出口C2以外の他の出入口を経由する経路、例えば、現在位置Pに最も近い入口C1と、出口C2よりも目的地Dから遠い出口C3との間の景勝道路SRの走行区間を経由して現在位置Pから目的地Dに到る経路R2等は探索されずに、景勝道路SRを経由する最短経路(つまり経路R1)が自動的に探索される。
【0025】
上述したように、本実施の形態によるナビゲーション装置10によれば、例えば操作者の入力操作等によって入力される目的景勝道路を取得するだけで、目的景勝道路の入口および出口を適切に設定して、目的景勝道路を経由して現在位置から目的地に到る経路を探索することができ、操作者に煩雑な入力操作を要求する必要無しに、容易に効率の良い経路を探索することができる。
【0026】
なお、上述した実施の形態において、ナビゲーション処理部42は、現在位置に最も近い入口と目的地に最も近い出口との間の景勝道路の走行区間を経由して現在位置から目的地に到る経路を探索するとしたが、これに限定されず、例えば図7に示す変形例のように、ナビゲーション処理部42は、現在位置から目的地に到る最短経路に対して目的景勝道路を経由することに伴って追加される状態量(例えば、走行時間および走行距離等)に対して許容可能な許容条件を満たすようにして、現在位置に近い入口と目的地に近い出口とを取得してもよい。
この許容条件は、例えば入力操作部14に対する操作者の入力操作に応じて設定されてもよいし、例えば予め設定されて記憶部41等に記憶された所定の条件であってもよく、具体的には、現在位置から目的地に到る最短経路に要する走行時間に対する増加時間の上限値、あるいは、現在位置から目的地に到る最短経路の走行距離に対する増加距離の上限値、あるいは、現在位置から目的地に到る走行時間の上限値、あるいは、現在位置から目的地に到る走行距離の上限値等とされている。
【0027】
この変形例では、先ず、ステップS11において、例えば入力操作部14に対する操作者の入力操作等に応じて、目的地を取得する。
そして、ステップS12においては、車両の現在位置を取得する。
そして、ステップS13においては、例えば入力操作部14に対する操作者の入力操作等によって、目的景勝道路が入力されているか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、処理を終了する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS14に進む。
【0028】
そして、ステップS14においては、目的景勝道路に応じた景勝道路の経由に対する許容条件、例えば現在位置から目的地に到る最短経路に要する走行時間または走行距離に対する増加時間または増加距離の上限値等を取得する。
【0029】
そして、ステップS15においては、目的景勝道路に対応する景勝道路の情報、および、この景勝道路の出入口の情報からなる景勝道路情報を、景勝道路データ記憶部13から検索し、許容条件を満たすようにしつつ、現在位置に近い入口を取得する。
そして、ステップS16においては、目的景勝道路に対応する景勝道路の情報、および、この景勝道路の出入口の情報からなる景勝道路情報を、景勝道路データ記憶部13から検索し、許容条件を満たすようにしつつ、目的地に近い出口を取得する。
【0030】
そして、ステップS17においては、許容条件を満たしつつ現在位置に近い入口と許容条件を満たしつつ目的地に近い出口との間の景勝道路の走行区間を経由して現在位置から目的地に到る経路を探索する。
そして、ステップS18においては、探索された経路に応じた経路案内を実行し、一連の処理を終了する。
【0031】
例えば図8に示す表示画面51aのように、現在位置から目的地に到る経路を探索する経路探索の処理の実行時に、車両の現在位置Pおよび目的地Dと、周辺に存在する景勝道路SRとが表示されている状態で、例えば入力操作部14に対する操作者の入力操作等によって景勝道路SRが目的景勝道路として設定されると、この景勝道路SRに対して予め設定されている複数の出入口(例えば、景勝道路SRと他の道路との交差点等)C1,…,C4のうち、許容条件(例えば、現在位置Pから目的地Dに到る最短経路に要する走行時間または走行距離に対する、増加時間または増加距離の上限値等)を満たすようにして、現在位置Pに最も近い入口C1と、目的地Dに最も近いものの渋滞区間TJを走行する必要が生じることで許容条件を満たすことが困難となる出口C3の代わりに許容条件を満たすことが可能な出口C2とが検索され、これらの入口C1と出口C2との間の景勝道路SRの走行区間を経由して現在位置Pから目的地Dに到る経路R3が探索される。
これにより、操作者が景勝道路SRを選択するだけで、入口C1と出口C2以外の他の出入口を経由する経路、例えば、現在位置Pに最も近い入口C1と、目的地Dに最も近いものの渋滞区間TJを走行する必要が生じることで許容条件を満たすことが困難となる出口C3との間の景勝道路SRの走行区間を経由して現在位置Pから目的地Dに到る経路R4等は探索されずに、許容条件を満たしつつ可能な限り長く景勝道路SRを走行することができる経路(つまり経路R3)が自動的に探索される。
【0032】
この変形例によれば、現在位置から目的地に到る最短経路に対して景勝道路を経由することに伴って追加される状態量(例えば、走行時間および走行距離等)に対して、例えば操作者等が許容可能な所定の許容条件を満たすようにして、現在位置に近い入口および目的地に近い出口を検索することから、経路の探索結果に操作者の意思(例えば、走行計画等)を適切に反映させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の一実施形態に係るナビゲーション装置の構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るナビゲーション装置の入力操作部の配置状態の一例を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るナビゲーション装置の入力操作部の斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るナビゲーション装置の入力操作部の断面図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るナビゲーション装置の動作、特に、景勝道路を経由する経路を探索する処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態に係るナビゲーション装置の表示装置の表示画面の例を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態の変形例に係るナビゲーション装置の動作、特に、景勝道路を経由する経路を探索する処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態の変形例に係るナビゲーション装置の表示装置の表示画面の例を示す図である。
【符号の説明】
【0034】
10 ナビゲーション装置
11 現在位置検出部(現在位置検出手段)
13 景勝道路データ記憶部(景勝道路情報記憶手段)
14 入力操作部(目的地取得手段、目的景勝道路取得手段)
15 ECU(目的地取得手段、目的景勝道路取得手段)
42 ナビゲーション処理部(経路探索手段)
ステップS01 目的地取得手段
ステップS11 目的地取得手段
ステップS14 許容条件設定手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
現在位置を検出する現在位置検出手段と、
目的地を取得する目的地取得手段と、
景勝道路の情報および該景勝道路の出入口の情報からなる景勝道路情報を記憶する景勝道路情報記憶手段と、
目的景勝道路を取得する目的景勝道路取得手段と、
前記現在位置検出手段により検出された前記現在位置と前記目的地取得手段により取得された前記目的地と前記目的景勝道路取得手段により取得された前記目的景勝道路とに基づいて、前記目的景勝道路の入口のうち前記現在位置に近い前記入口および前記景勝道路の出口のうち前記目的地に近い前記出口を前記景勝道路情報記憶手段に記憶されている前記景勝道路情報から検索し、前記現在位置から前記現在位置に近い前記入口および前記目的地に近い前記出口を経由して前記目的地に到る経路を探索する経路探索手段と
を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項2】
前記現在位置に近い前記入口は前記現在位置に最も近く、前記目的地に近い前記出口は前記目的地に最も近いことを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
【請求項3】
前記現在位置から前記目的地に到る最短経路に対して前記景勝道路を経由することに伴って追加される状態量に対して許容可能な許容条件を設定する許容条件設定手段を備え、
前記経路探索手段は、前記許容条件設定手段により設定される前記許容条件を満たすようにして前記現在位置に近い前記入口および前記目的地に近い前記出口を検索することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−133756(P2009−133756A)
【公開日】平成21年6月18日(2009.6.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−310926(P2007−310926)
【出願日】平成19年11月30日(2007.11.30)
【出願人】(000005326)本田技研工業株式会社 (23,863)
【Fターム(参考)】