マイトジェン活性化タンパク質キナーゼ−活性化タンパク質キナーゼ−2を阻害する化合物
マイトジェン活性化プロテインキナーゼ−活性化プロテインキナーゼ−2(MK−2)を阻害する化合物が記載される。MK−2の阻害のためのそのような化合物を用いる方法、およびTNFαによって仲介される疾患または障害の予防または治療のための方法、ここで当該方法は本発明のMK−2を阻害する化合物を被験者に投与することを伴う、が記載される。本発明のMK−2を阻害する化合物を含有する療法的組成物、医薬組成物およびキットもまた記載される。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
MK−2を阻害する化合物であって、構造:
【化1】
式中:
Z1、Z3およびZ4は、独立して、炭素及び窒素から選択され;
Z2およびZ5は、独立して、炭素、窒素、イオウ、および酸素から選択され、そして
Z1、Z3およびZ4と共につながって、ピロール、フラン、チオフェン、オキサゾール、チアゾール、トリアゾール、およびイミダゾールから選択される環を形成し;
Z2またはZ5のいずれかが、酸素またはイオウである場合は、それは置換基を有せず;
Z1、Z2、Z3、Z4、およびZ5がイミダゾール環を形成する場合は、Z1は炭素であり、そしてZ2およびZ5が窒素であるならばその一つは非置換でありそしてZ3およびZ4は炭素であり、そしてZ3およびZ5が窒素であるならばZ5は非置換でありそしてZ2およびZ4は炭素であり、そしてZ2およびZ4が窒素であるならばZ2は非置換でありそしてZ3およびZ5は炭素であり;
Z1、Z2、Z3、Z4、およびZ5がオキサゾールまたはチアゾール環を形成する場合は、Z1、Z3およびZ4は炭素でありそしてZ2およびZ5の1つは置換されていない窒素であり;
Z1、Z2、Z3、Z4、およびZ5がトリアゾール環を形成する場合は、Z2およびZ5は置換されていない窒素であり;
Tは、CおよびNから選択され;
pは、0、1、2、および3から選択される整数であり;
Xは、CおよびSから選択され;
Raは:
【化2】
および
【化3】
から選択され、ここで破線は所望による単結合または二重結合を示し;
環Mが芳香族である場合は、M5は炭素でありそしてM1、M2、M3、M4およびM6のそれぞれは独立して、CRbおよびNから選択され;
環Mが部分飽和である場合は、M5は炭素でありそしてM1、M2、M3、M4およびM6のそれぞれは独立して、CRb、N、C(Rb)2、NRb、酸素およびイオウから選択され;
環Qが複素環式芳香族である場合は、Q1、Q2、Q3、Q4、およびQ5の少なくとも1つは炭素以外であり、Q4は所望によりCまたはNであり、そしてQ1、Q2、Q3、およびQ5はそれぞれ独立してCRb、NRb、およびNから選択され;所望により、Q4はCであり、Q1はCRbであり、そしてQ2、Q3、およびQ5の1つは所望により酸素、NRbまたはイオウであり、そしてQ2、Q3、およびQ5の残りは独立してCRbおよびNから選択され;
環Qが部分飽和である場合は、Q1は所望によりCRb、NRb、またはNであり、そしてQ4は所望によりCまたはNであり;Q2、Q3およびQ5の1つは所望により酸素またはイオウであり、そしてQ2、Q3およびQ5の残りは独立してCRb、N、C(Rb)2、およびNRbから選択され;
Rbは、−H、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6アルキル−R11、C2−C6アルケニル−R11、C2−C6アルキニル−R11、C1−C6アルキル−(R11)2、C2−C6アルケニル−(R11)2、CSR11、アミノ、NHR7、NR8R9、N(R7)−N(R8)(R9)、C(R11)=N−N(R8)(R9)、N=N(R7)、N(R7)−N=C(R8)、C(R11)=N−O(R10)、ON=C(R11)、C1−C6アルキル−NHR7、C1−C6アルキル−NR8R9、(C1−C4)アルキル−N(R7)−N(R8)(R9)、(C1−C4)アルキルC(R11)=N−N(R8)(R9)、(C1−C4)アルキル−N=N(R7)、(C1−C4)アルキル−N(R7)−N=C(R8)、ニトロ、シアノ、O−R10、C1−C4アルキル−OR10、COR11、SR10、SSR10、SOR11、SO2R11、C1−C6アルキル−COR11、C1−C6アルキル−SR10、C1−C6アルキル−SOR11、C1−C6アルキル−SO2R11、ハロ、Si(R11)3、ハロC1−C4アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびにC1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここでアリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびにC1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR12で定義される基で置換され;
R7、R8、およびR9はそれぞれ独立して、−H、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C4アルキル−R11、C1−C6アルキル−NHR13、C1−C6アルキル−NR13R14、O−R15、C1−C4アルキル−OR15、CO2R15、C(S)OR15、C(O)SR15、C(O)R17、C(S)R17、CONHR16、C(S)NHR16、CON(R16)2、C(S)N(R16)2、SR15、SOR17、SO2R17、C1−C6アルキル−CO2R15、C1−C6アルキル−C(S)OR15、C1−C6アルキル−C(O)SR15、C1−C6アルキル−COR17、C1−C6アルキル−C(S)R17、C1−C6アルキル−CONHR16、C1−C6アルキル−C(S)NHR16、C1−C6アルキル−CON(R16)2、C1−C6アルキル−C(S)N(R16)2、C1−C6アルキル−SR15、C1−C6アルキル−SOR17、C1−C6アルキル−SO2R17、ハロC1−C4アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびにC1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここでアリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR18で定義される基で置換され;
R10は、−H、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6アルキル−NHR13、C1−C6アルキル−NR13R14、C1−C4アルキル−OR15、CSR11、CO2R15、C(S)OR15、C(O)SR15、COR17、C(S)R17、CONHR16、C(S)NHR16、CON(R16)2、C(S)N(R16)2、SOR17、SO2R17、C1−C6アルキル−CO2R15、C1−C6アルキル−C(S)OR15、C1−C6アルキル−C(O)SR15、C1−C6アルキル−COR17、C1−C6アルキル−C(S)R17、C1−C6アルキル−CONHR16、C1−C6アルキル−C(S)NHR16、C1−C6アルキル−CON(R16)2、C1−C6アルキル−C(S)N(R16)2、C1−C6アルキル−SR15、C1−C6アルキル−SOR17、C1−C6アルキル−SO2R17、ハロC1−C4アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここで、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR18で定義される基で置換され;
R11は、−H、C1−C6アルキル、C1−C6アルコキシ、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、アミノ、NHR13、NR13R14、N=NR13、C1−C6アルキル−NHR13、C1−C6アルキル−NR13R14、O−R15、C1−C4アルキル−OR15、SR15、C1−C6アルキル−CO2R15、C1−C6アルキル−C(S)OR15、C1−C6アルキル−C(O)SR15、C1−C6アルキル−COR17、C1−C6アルキル−C(S)R17、C1−C6アルキル−CONHR16、C1−C6アルキル−C(S)NHR16、C1−C6アルキル−CON(R16)2、C1−C6アルキル−C(S)N(R16)2、C1−C6アルキル−SR15、C1−C6アルキル−SOR17、C1−C6アルキル−SO2R17、ハロC1−C4アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここでアリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR18で定義される基で置換され;
R12は、−H、OH、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C1−C10アルキル−R11、C2−C10アルケニル−R11、C2−C10アルキニル−R11、C1−C10アルキル−(R11)2、C2−C10アルケニル−(R11)2、CSR11、アミノ、NHR7、NR8R9、N(R7)−N(R8)(R9)、C(R11)=N−N(R8)(R9)、N=N(R7)、N(R7)−N=C(R8)、C(R11)=N−O(R10)、ON=C(R11)、C1−C10アルキル−NHR7、C1−C10アルキル−NR8R9、(C1−C10)アルキル−N(R7)−N(R8)(R9)、(C1−C10)アルキルC(R11)=N−N(R8)(R9)、(C1−C10)アルキル−N=N(R7)、(C1−C10)アルキル−N(R7)−N=C(R8)、SCN、NCS、C1−C10アルキルSCN、C1−C10アルキルNCS、ニトロ、シアノ、O−R10、C1−C10アルキル−OR10、COR11、SR10、SSR10、SOR11、SO2R11、C1−C10アルキル−COR11、C1−C10アルキル−SR10、C1−C10アルキル−SOR11、C1−C10アルキル−SO2R11、ハロ、Si(R11)3、ハロC1−C10アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここで、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR18で定義される基で置換され;
R13およびR14は、それぞれ独立して、−H、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C4アルキル−R23、C1−C6アルキル−NHR19、C1−C6アルキル−NR19R20、O−R21、C1−C4アルキル−OR21、COR21、C(S)OR21、C(O)SR21、C(O)R23、C(S)R23、CONHR22、C(S)NHR22、CON(R22)2、C(S)N(R22)2、SR21、SOR23、SO2R23、C1−C6アルキル−CO2R21、C1−C6アルキル−C(S)OR21、C1−C6アルキル−C(O)SR21、C1−C6アルキル−COR23、C1−C6アルキル−C(S)R23、C1−C6アルキル−CONHR22、C1−C6アルキル−C(S)NHR22、C1−C6アルキル−CON(R22)2、C1−C6アルキル−C(S)N(R22)2、C1−C6アルキル−SR21、C1−C6アルキル−SOR23、C1−C6アルキル−SO2R23、ハロC1−C4アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここでアリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR24で定義される基で置換され;
R15およびR16は、それぞれ独立して、−H、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6アルキル−NHR19、C1−C6アルキル−NR19R20、C1−C4アルキル−OR21、CSR11、CO2R22、COR23、CONHR22、CON(R22)2、SOR23、SO2R23、C1−C6アルキル−CO2R22、C1−C6アルキル−COR23、C1−C6アルキル−CONHR22、C1−C6アルキル−CON(R22)2、C1−C6アルキル−SR21、C1−C6アルキル−SOR23、C1−C6アルキル−SO2R23、ハロC1−C4アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここでアリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは所望により1またはそれより多くのR24で定義される基で置換され;
R17は、−H、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルケニル−R19、C1−C6アルキル−R19、C2−C6アルキニル、アミノ、NHR19、NR19R20、C1−C6アルキル−NHR19、C1−C6アルキル−NR19R20、O−R21、C1−C4アルキル−OR21、SR21、C1−C6アルキル−CO2R21、C1−C6アルキル−C(S)OR21、C1−C6アルキル−C(O)SR21、C1−C6アルキル−COR23、C1−C6アルキル−C(S)R23、C1−C6アルキル−CONHR22、C1−C6アルキル−C(S)NHR22、C1−C6アルキル−CON(R22)2、C1−C6アルキル−C(S)N(R22)2、C1−C6アルキル−SR21、C1−C6アルキル−SOR23、C1−C6アルキル−SO2R23、ハロC1−C4アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここでアリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR24で定義される基で置換され;
R18は、−H、OH、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C1−C10アルキル−R23、C2−C10アルケニル−R23、C2−C10アルキニル−R23、C1−C10アルキル−(R23)2、C2−C10アルケニル−(R23)2、CSR23、アミノ、NHR19、NR20R20、N(R19)−N(R20)(R20)、C(R23)=N−N(R20)(R20)、N=N(R19)、N(R19)−N=C(R20)、C(R23)=N−O(R21)、ON=C(R23)、C1−C10アルキル−NHR19、C1−C10アルキル−NR20R20、(C1−C10)アルキル−N(R19)−N(R20)(R20)、(C1−C10)アルキルC(R23)=N−N(R20)(R20)、(C1−C10)アルキル−N=N(R19)、(C1−C10)アルキル−N(R19)−N=C(R20)、SCN、NCS、C1−C10アルキルSCN、C1−C10アルキルNCS、ニトロ、シアノ、O−R21、C1−C10アルキル−OR21、COR23、SR21、SSR21、SOR23、SO2R23、C1−C10アルキル−COR23、C1−C10アルキル−SR21、C1−C10アルキル−SOR23、C1−C10アルキル−SO2R23、ハロ、Si(R23)3、ハロC1−C10アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここで、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR24で定義される基で置換され;
R19およびR20は、それぞれ独立して、−H、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C4アルキル−R29、C1−C6アルキル−NHR25、C1−C6アルキル−NR25R26、O−R27、C1−C4アルキル−OR27、CO2R27、C(S)OR27、C(O)SR27、C(O)R29、C(S)R29、CONHR28、C(S)NHR28、CON(R28)2、C(S)N(R28)2、SR27、SOR29、SO2R29、C1−C6アルキル−CO2R27、C1−C6アルキル−C(S)OR27、C1−C6アルキル−C(O)SR27、C1−C6アルキル−COR29、C1−C6アルキル−C(S)R29、C1−C6アルキル−CONHR28、C1−C6アルキル−C(S)NHR28、C1−C6アルキル−CON(R28)2、C1−C6アルキル−C(S)N(R28)2、C1−C6アルキル−SR27、C1−C6アルキル−SOR29、C1−C6アルキル−SO2R29、ハロC1−C4アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここで、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR30で定義される基で置換され;
R21およびR22は、それぞれ独立して、−H、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6アルキル−NHR25、C1−C6アルキル−NR25R26、C1−C4アルキル−OR27、CSR11、CO2R28、COR29、CONHR28、CON(R28)2、SOR29、SO2R29、C1−C6アルキル−CO2R28、C1−C6アルキル−COR29、C1−C6アルキル−CONHR28、C1−C6アルキル−CON(R28)2、C1−C6アルキル−SR27、C1−C6アルキル−SOR29、C1−C6アルキル−SO2R29、ハロC1−C4アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここで、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR30で定義される基で置換され;
R23は、−H、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルケニル−R25、C1−C6アルキル−R25、C2−C6アルキニル、アミノ、NHR25、NR25R26、C1−C6アルキル−NHR25、C1−C6アルキル−NR25R26、O−R27、C1−C4アルキル−OR27、SR27、C1−C6アルキル−CO2R27、C1−C6アルキル−C(S)OR27、C1−C6アルキル−C(O)SR27、C1−C6アルキル−COR29、C1−C6アルキル−C(S)R29、C1−C6アルキル−CONHR28、C1−C6アルキル−C(S)NHR28、C1−C6アルキル−CON(R28)2、C1−C6アルキル−C(S)N(R28)2、C1−C6アルキル−SR27、C1−C6アルキル−SOR29、C1−C6アルキル−SO2R29、ハロC1−C4アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここで、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR30で定義される基で置換され;
R24は、−H、OH、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C1−C10アルキル−R29、C2−C10アルケニル−R29、C2−C10アルキニル−R29、C1−C10アルキル−(R29)2、C2−C10アルケニル−(R29)2、CSR29、アミノ、NHR25、NR26R26、N(R25)−N(R26)(R26)、C(R29)=N−N(R26)(R26)、N=N(R25)、N(R25)−N=C(R26)、C(R29)=N−O(R27)、ON=C(R29)、C1−C10アルキル−NHR25、C1−C10アルキル−NR26R26、(C1−C10)アルキル−N(R25)−N(R26)(R26)、(C1−C10)アルキルC(R29)=N−N(R26)(R26)、(C1−C10)アルキル−N=N(R25)、(C1−C10)アルキル−N(R25)−N=C(R26)、SCN、NCS、C1−C10アルキルSCN、C1−C10アルキルNCS、ニトロ、シアノ、O−R27、C1−C10アルキル−OR27、COR29、SR27、SSR27、SOR29、SO2R29、C1−C10アルキル−COR29、C1−C10アルキル−SR27、C1−C10アルキル−SOR29、C1−C10アルキル−SO2R29、ハロ、Si(R29)3、ハロC1−C10アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここで、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR30で定義される基で置換され;
R25およびR26は、それぞれ独立して、−H、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C4アルキル−R35、C1−C6アルキル−NHR31、C1−C6アルキル−NR31R32、O−R33、C1−C4アルキル−OR33、CO2R33、C(S)OR33、C(O)SR33、C(O)R35、C(S)R35、CONHR34、C(S)NHR34、CON(R34)2、C(S)N(R34)2、SR33、SOR35、SO2R35、C1−C6アルキル−CO2R33、C1−C6アルキル−C(S)OR33、C1−C6アルキル−C(O)SR33、C1−C6アルキル−COR35、C1−C6アルキル−C(S)R35、C1−C6アルキル−CONHR34、C1−C6アルキル−C(S)NHR34、C1−C6アルキル−CON(R34)2、C1−C6アルキル−C(S)N(R34)2、C1−C6アルキル−SR33、C1−C6アルキル−SOR35、C1−C6アルキル−SO2R35、ハロC1−C4アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここで、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR36で定義される基で置換され;
R27およびR28は、独立して、−H、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6アルキル−NHR31、C1−C6アルキル−NR31R32、C1−C4アルキル−OR33、CSR11、CO2R34、COR35、CONHR34、CON(R34)2、SOR35、SO2R35、C1−C6アルキル−CO2R34、C1−C6アルキル−COR35、C1−C6アルキル−CONHR34、C1−C6アルキル−CON(R34)2、C1−C6アルキル−SR33、C1−C6アルキル−SOR35、C1−C6アルキル−SO2R35、ハロC1−C4アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここで、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR36で定義される基で置換され;
R29は、−H、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルケニル−R31、C1−C6アルキル−R31、C2−C6アルキニル、アミノ、NHR31、NR31R32、C1−C6アルキル−NHR31、C1−C6アルキル−NR31R32、O−R33、C1−C4アルキル−OR33、SR33、C1−C6アルキル−CO2R33、C1−C6アルキル−C(S)OR33、C1−C6アルキル−C(O)SR33、C1−C6アルキル−COR35、C1−C6アルキル−C(S)R35、C1−C6アルキル−CONHR34、C1−C6アルキル−C(S)NHR34、C1−C6アルキル−CON(R34)2、C1−C6アルキル−C(S)N(R34)2、C1−C6アルキル−SR33、C1−C6アルキル−SOR35、C1−C6アルキル−SO2R35、ハロC1−C4アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここで、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR36で定義される基で置換され;
R30は、−H、OH、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C1−C10アルキル−R35、C2−C10アルケニル−R35、C2−C10アルキニル−R35、C1−C10アルキル−(R35)2、C2−C10アルケニル−(R35)2、CSR35、アミノ、NHR31、NR32R32、N(R31)−N(R32)(R32)、C(R35)=N−N(R32)(R32)、N=N(R31)、N(R31)−N=C(R32)、C(R35)=N−O(R33)、ON=C(R35)、C1−C10アルキル−NHR31、C1−C10アルキル−NR32R32、(C1−C10)アルキル−N(R31)−N(R32)(R32)、(C1−C10)アルキルC(R35)=N−N(R32)(R32)、(C1−C10)アルキル−N=N(R31)、(C1−C10)アルキル−N(R31)−N=C(R32)、SCN、NCS、C1−C10アルキルSCN、C1−C10アルキルNCS、ニトロ、シアノ、O−R33、C1−C10アルキル−OR33、COR35、SR33、SSR33、SOR35、SO2R35、C1−C10アルキル−COR35、C1−C10アルキル−SR33、C1−C10アルキル−SOR35、C1−C6アルキル−SO2R35、ハロ、Si(R35)3、ハロC1−C10アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここで、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR36で定義される基で置換され;
R31、R32、R33、およびR34は、それぞれ独立して、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アミノアルキル、ヒドロキシアルキル、アルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキル、アルコキシアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここで、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR36で定義される基で置換され;
R35は、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アミノアルキル、OH、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ヒドロキシアルキル、アルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキル、アルコキシアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここで、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR36で定義される基で置換され;
R36は、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アミノアルキル、OH、アルコキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、ハロ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ヒドロキシアルキル、アルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキル、アルコキシアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、シクロアルキル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、およびヘテロアリールアルキルから選択され;
R2、R5、R38、R50、R51、R52、R53、およびR56は、それぞれ独立して、存在しないか、またはRb構成要素から選択され;そして
R54およびR55は、それぞれ独立して、オキソ、または存在せず;あるいは
Rb、R2、R5、R50、R51、R52、R53、R54、R55およびR56は、所望により一緒になって5、6、7、または8原子の環を形成し、ここで、環内の原子は、独立して、M1、M2、M3、M4、M5、M6、Q1、Q2、Q3、Q4、Q5、Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、CR38、C(R38)2、C=O、NR7、O、S、C=S、S=O、およびSO2から選択される;
を有する、前記MK−2を阻害する化合物。
【請求項2】
請求項1に記載の化合物であって、式中:
pは1;
TはN;
XはC;
R54はオキソ;そして
R55は存在しない;
前記化合物。
【請求項3】
請求項1に記載の化合物であって、式中:
Z1、Z2、Z3、Z4、およびZ5は、ピロールまたはイミダゾール環を形成する;
前記化合物。
【請求項4】
請求項1に記載の化合物であって、式中:
pは1;
TはN;
XはC;
R54はオキソ;
R55は存在せず;そして
Z1、Z2、Z3、Z4、およびZ5は、ピロールまたはイミダゾール環を形成する;
前記化合物。
【請求項5】
Z1、Z2、Z3、Z4、およびZ5は、ピロール環を形成する、請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
請求項1に記載の化合物であって、式中:
pは1;
TはN;
XはC;
R54はオキソ;
R55は存在せず;
Z1、Z2、Z3、Z4、およびZ5は、ピロール環を形成し;そして、
Raが、
【化4】
である;
前記化合物。
【請求項7】
請求項1に記載の化合物であって、式中:
pは1;
TはN;
XはC;
R54はオキソ;
R55は存在せず;
Z1、Z2、Z3、Z4、およびZ5は、ピロール環を形成し;そして、
Raは、
【化5】
である;
前記化合物。
【請求項8】
請求項1に記載の化合物であって、式中:
pは1;
TはN;
XはC;
R54はオキソ;
R55は存在せず;
Z1、Z2、Z3、Z4、およびZ5は、ピロール環を形成し;そして、
Raは、
【化6】
であり、ここでM環はピリジンおよびピリミジンから選択される;
前記化合物。
【請求項9】
M環がピリジンである、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
請求項1に記載の化合物であって、式中:
pは1;
TはN;
XはC;
Z1、Z3、Z4、およびZ5は、炭素であり;
Z2は窒素であり;
Z1、Z2、Z3、Z4、およびZ5は、ピロール環を形成し;
Raは、
【化7】
であり、
環Mが芳香族である場合は、M2はN、M5は炭素、M1はCRb、M3はCR58、M4はCR59、およびM6はN、またはCR60であり;
環Mが部分飽和である場合は、M2はN、M5は炭素、M1はCRbまたはC(Rb)2、M3はCR58またはC(R58)2、M4はCR59またはC(R59)2、およびM6は独立してCR60、N、およびC(R60)2から選択され;
M1、M2、M3、M4、M5、およびM6は、一緒になってピリジン又はピリミジン環を形成し;
R2は、H、およびC1−C4アルキルから選択され、または所望により存在せず;
R5は、H、ハロ、C1−C4アルキル、アミノ、ジアゾ、ニトロ、およびアリールから選択され;
R50およびR51は、それぞれ独立して、H、C1−C4アルキル、およびアリールから選択され、またはR50およびR51の1つは存在せず;
R52は、H、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、ヒドロキシC1−C4アルキル、C1−C6シクロアルキル、アリール、およびアリール−C1−C4アルコキシ−C1−C4アルキルから選択され;
R53は、H、C1−C4アルケニルカルボキシル、およびC1−C4アルキルから選択され;
R54はオキソであり;
R55は存在せず;
R56は存在せず、またはR52の基から選択され;
R58は、H、ハロ、アミノ、アリール−C1−C4−シクロアルキル、およびハロアルキルから選択され;
R59は、Hおよびハロから選択され、または所望により存在せず、あるいは、R57およびR59は所望により一緒になって6員のフェニル環を形成し;そして、
R60はHである;
前記化合物。
【請求項11】
請求項1に記載の化合物であって、式中:
pは1;
TはN;
XはC;
Z1、Z3、Z4、およびZ5は、炭素であり;
Z2は窒素であり、
Z1、Z2、Z3、Z4、およびZ5は、ピロール環を形成し;
Raは、
【化8】
であり、
環Mが芳香族である場合は、M2はN、M5は炭素、M1はCRb、M3はCR58、M4はCR59、およびM6はCR60であり;
環Mが部分飽和である場合は、M2はN、M5は炭素、M1はCRbまたはC(Rb)2、M3はCR58またはC(R58)2、M4はCR59またはC(R59)2、およびM6は独立してCR60、およびC(R60)2から選択され;
M1、M2、M3、M4、M5、およびM6は、一緒になってピリジン環を形成し;
R2は、H、およびC1−C4アルキルから選択され、または所望により存在せず;
R5は、H、ハロ、C1−C4アルキル、アミノ、ジアゾ、ニトロ、およびアリールから選択され;
R50およびR51は、それぞれ独立して、H、C1−C4アルキル、およびアリールから選択され、またはR50およびR51の1つは存在せず;
R52は、H、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、ヒドロキシC1−C4アルキル、C1−C6シクロアルキル、アリール、およびアリール−C1−C4アルコキシ−C1−C4アルキルから選択され;
R53は、H、C1−C4アルケニルカルボニル、およびC1−C4アルキルから選択され;
R54はオキソであり;
R55は存在せず;
R56は存在せず、またはR52の基から選択され;
R58は、H、ハロ、アミノ、アリール−C1−C4−シクロアルキル、およびハロアルキルから選択され;
R59は、Hおよびハロから選択され、または所望により存在せず、あるいは、R57およびR59は所望により一緒になって6員のフェニル環を形成し;そして、
R60はHである;
前記化合物。
【請求項12】
化合物がMK−2の不可逆的阻害剤を含んでなる、請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
化合物が、N−[3−[4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−イル]フェニル}アクリルアミドを含んでなる、請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
表Iまたは表IIに列挙されるMK−2を阻害する化合物から選択される、MK−2を阻害する化合物。
【請求項15】
化合物が、2−[(1E)−3−(3−フルオロフェニル)−3−オキソプロプ−1−エニル]−1,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−オン、または(4E)−4−[(3−フルオロフェニル)ヒドロゾノ]−4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ブタン酸である、請求項14に記載の化合物。
【請求項16】
化合物が:
4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−カルバルデヒドメチル[4−(モルホリン−1−イルカルボニル)フェニル]ヒドラゾントリフルオロアセテート、
4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−カルバルデヒド[4−(ピロリジン−1−イルカルボニル)フェニル]ヒドラゾン、
2−ブロモ−N−{4−[4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−イル]フェニル}アセトアミドトリフルオロアセテート、
2−(5−フルオロ−2−キノリン−3−イルピリジン−4−イル)−1,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−オントリフルオロアセテート、
4−{[2−(ピロリジン−1−イルメチル)ピロリジン−1−イル]カルボニル}ベンズアルデヒド[4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−イル]ヒドラゾンビス(トリフルオロアセテート、
2−(2−キノリン−3−イルピリミジン−4−イル)−1,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−オン、
N−シクロペンチル−4−[4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−イル]ベンズアミド、
2−{2−[(E)−2−フェニルエテニル]ピリジン−4−イル}−1,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−オン、
N−ベンジル−4−[4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−イル]ベンズアミドトリフルオロアセテート、
2−(2−キノリン−3−イルピリジン−4−イル)−1,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−オントリフルオロアセテート、
N−{4−[4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−イル]フェニル}−2−ピリジン−4−イルアセトアミドビス(トリフルオロアセテート)、
2−(4−フルオロフェニル)−N−{3−[4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−イル]フェニル}アセトアミドトリフルオロアセテート、
N−シクロペンチル−3−[4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−イル]ベンズアミドトリフルオロアセテート、
2−(2−{(E)−2−[4−(モルホリン−4−イルメチル)フェニル]ビニル}ピリジン−4−イル)−1,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−オントリフルオロアセテート、
4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−カルバルデヒド[4−(モルホリン−4−イルカルボニル)フェニル]ヒドラゾン、
4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−カルバルデヒド[4−(メチルスルホニル)フェニル]ヒドラゾン、
2−[2−(6−ヒドロキシ−2−ナフチル)ピリジン−4−イル]−1,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−オントリフルオロアセテート、
2−(2−{(E)−2−[4−(モルホリン−4−イルカルボニル)フェニル]ビニル}ピリジン−4−イル)−1,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−オントリフルオロアセテート、
2−{2−[(E)−2−(2−フルオロ−4−モルホリン−4−イルフェニル)ビニル]ピリジン−4−イル}−1,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−オントリフルオロアセテート、
2−{2−[(E)−2−(4−モルホリン−4−イルフェニル)ビニル]ピリジン−4−イル}−1,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−オントリフルオロアセテート、
2−{2−[(E)−2−(4−フルオロフェニル)エテニル]ピリジン−4−イル}−1,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−オン、
2−{2−[(E)−2−(2−クロロフェニル)ビニル]ピリジン−4−イル}−1,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−オントリフルオロアセテート、
ベンズアルデヒド[4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−イル]ヒドラゾン、
2−クロロ−N−{4−[4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−イル]フェニル}アセトアミドトリフルオロアセテート、および
(2E)−4−ブロモ−N−{4−[4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−イル]フェニル}ブト−2−エナミドトリフルオロアセテート、
からなる群から選択される、請求項14に記載の化合物。
【請求項17】
MK−2を阻害する方法であって、MK−2を請求項1に記載の構造を有する化合物の少なくとも1つと接触させることを含んでなる、前記方法。
【請求項18】
MK−2を阻害する方法であって、MK−2を請求項14に記載の化合物から選択される化合物の少なくとも1つと接触させることを含んでなる、前記方法。
【請求項19】
MK−2阻害化合物が、MK−2の不可逆的阻害剤である、請求項17に記載の方法。
【請求項20】
不可逆的阻害剤が、N−[3−[4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−イル]フェニル}アクリルアミドを含んでなる、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
被験者においてTNFαを介した疾患または障害を予防または治療する方法であって、被験者に請求項1に記載の構造を有するMK−2を阻害する化合物の有効量を投与することを含んでなる、前記方法。
【請求項22】
被験者が、そのような予防または治療を必要としている被験者である、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
被験者が哺乳動物である、請求項21に記載の方法。
【請求項24】
被験者がヒトである、請求項21に記載の方法。
【請求項25】
TNFαを介した疾患または障害が、結合組織及び関節の障害、新形成性障害、心血管障害、耳の障害、眼の障害、呼吸器障害、胃腸管系の障害、血管形成に関連する障害、免疫性障害、アレルギー性障害、栄養性障害、感染性の疾患及び障害、内分泌障害、代謝障害、神経性および神経変性障害、精神医学的障害、肝臓および胆嚢の障害、筋骨格障害、尿生殖器障害、婦人科および産科の障害、傷害および外傷障害、外科的障害、歯および口の障害、性機能不全障害、皮膚科的障害、血液学的障害、および中毒による障害、からなる群から選択される、請求項21に記載の方法。
【請求項26】
TNFαを介した疾患または障害が:
関節炎、関節リウマチ、脊椎関節症、通風関節症、骨関節炎、全身性エリテマトーデス、若年性関節炎、喘息、気管支炎、月経痛、腱炎、滑液包炎、結合組織傷害または障害、皮膚に関連した状態、感染、湿疹、火傷、皮膚炎、胃腸管の状態、炎症性腸疾患、胃潰瘍、胃静脈瘤、クローン病、胃炎、過敏性大腸症候群、潰瘍性大腸炎、癌、結腸直腸癌、単純ヘルペス感染、HIV、肺浮腫、腎結石、小傷害、創傷治癒、膣炎、カンジダ症、腰椎症(lumbar spondylanhrosis)、腰部関節症(lumbar spondylarthrosis)、血管の疾患、偏頭痛、副鼻腔炎による頭痛、緊張性頭痛、歯痛、動脈周囲炎、甲状腺炎、再生不良性貧血、ホジキン病、硬化種(sclerodoma)、リウマチ性熱、I型糖尿病、重症筋無力症、多発性硬化症、サルコイドーシス、ネフローゼ症候群、ベーチェット症候群、多発性筋炎、歯肉炎、過敏症、傷害後に起こる腫脹、心筋虚血、眼の疾患、網膜炎、網膜症、結膜炎、ブドウ膜炎、眼の羞明、眼組織への急性傷害、肺の炎症、ウイルス感染、嚢胞性線維症、中枢神経系障害、皮質性認知症、およびアルツハイマー病、
からなる群から選択される、請求項21に記載の方法。
【請求項27】
被験者におけるTNFαを介した疾患または障害を予防または治療する方法であって、請求項14に記載の化合物からなる群から選択される少なくとも1つのMK−2を阻害する化合物を被験者に投与することを含んでなる、前記方法。
【請求項28】
請求項1に記載の構造を有する化合物を含んでなる、療法的組成物。
【請求項29】
請求項14に記載のMK−2阻害化合物の少なくとも1つを含んでなる、療法的組成物。
【請求項30】
薬学的に受容可能な担体および請求項1に記載の構造を有するMK−2阻害化合物の少なくとも1つを含んでなる、医薬組成物。
【請求項31】
MK−2阻害化合物が、0.1mMを超えないMK−2についてのIC50を有する、請求項28に記載の医薬組成物。
【請求項32】
化合物が、MK−2の不可逆的阻害剤である、請求項28に記載の医薬組成物。
【請求項33】
MK−2阻害化合物が、N−[3−[4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ−[3,2−c]ピリジン−2−イル]フェニル}アクリルアミドを含んでなる、請求項28に記載の医薬組成物。
【請求項34】
少なくとも1つの請求項1に記載の構造を有するMK−2阻害化合物の療法的有効量を含む剤形を含んでなるキット。
【請求項1】
MK−2を阻害する化合物であって、構造:
【化1】
式中:
Z1、Z3およびZ4は、独立して、炭素及び窒素から選択され;
Z2およびZ5は、独立して、炭素、窒素、イオウ、および酸素から選択され、そして
Z1、Z3およびZ4と共につながって、ピロール、フラン、チオフェン、オキサゾール、チアゾール、トリアゾール、およびイミダゾールから選択される環を形成し;
Z2またはZ5のいずれかが、酸素またはイオウである場合は、それは置換基を有せず;
Z1、Z2、Z3、Z4、およびZ5がイミダゾール環を形成する場合は、Z1は炭素であり、そしてZ2およびZ5が窒素であるならばその一つは非置換でありそしてZ3およびZ4は炭素であり、そしてZ3およびZ5が窒素であるならばZ5は非置換でありそしてZ2およびZ4は炭素であり、そしてZ2およびZ4が窒素であるならばZ2は非置換でありそしてZ3およびZ5は炭素であり;
Z1、Z2、Z3、Z4、およびZ5がオキサゾールまたはチアゾール環を形成する場合は、Z1、Z3およびZ4は炭素でありそしてZ2およびZ5の1つは置換されていない窒素であり;
Z1、Z2、Z3、Z4、およびZ5がトリアゾール環を形成する場合は、Z2およびZ5は置換されていない窒素であり;
Tは、CおよびNから選択され;
pは、0、1、2、および3から選択される整数であり;
Xは、CおよびSから選択され;
Raは:
【化2】
および
【化3】
から選択され、ここで破線は所望による単結合または二重結合を示し;
環Mが芳香族である場合は、M5は炭素でありそしてM1、M2、M3、M4およびM6のそれぞれは独立して、CRbおよびNから選択され;
環Mが部分飽和である場合は、M5は炭素でありそしてM1、M2、M3、M4およびM6のそれぞれは独立して、CRb、N、C(Rb)2、NRb、酸素およびイオウから選択され;
環Qが複素環式芳香族である場合は、Q1、Q2、Q3、Q4、およびQ5の少なくとも1つは炭素以外であり、Q4は所望によりCまたはNであり、そしてQ1、Q2、Q3、およびQ5はそれぞれ独立してCRb、NRb、およびNから選択され;所望により、Q4はCであり、Q1はCRbであり、そしてQ2、Q3、およびQ5の1つは所望により酸素、NRbまたはイオウであり、そしてQ2、Q3、およびQ5の残りは独立してCRbおよびNから選択され;
環Qが部分飽和である場合は、Q1は所望によりCRb、NRb、またはNであり、そしてQ4は所望によりCまたはNであり;Q2、Q3およびQ5の1つは所望により酸素またはイオウであり、そしてQ2、Q3およびQ5の残りは独立してCRb、N、C(Rb)2、およびNRbから選択され;
Rbは、−H、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6アルキル−R11、C2−C6アルケニル−R11、C2−C6アルキニル−R11、C1−C6アルキル−(R11)2、C2−C6アルケニル−(R11)2、CSR11、アミノ、NHR7、NR8R9、N(R7)−N(R8)(R9)、C(R11)=N−N(R8)(R9)、N=N(R7)、N(R7)−N=C(R8)、C(R11)=N−O(R10)、ON=C(R11)、C1−C6アルキル−NHR7、C1−C6アルキル−NR8R9、(C1−C4)アルキル−N(R7)−N(R8)(R9)、(C1−C4)アルキルC(R11)=N−N(R8)(R9)、(C1−C4)アルキル−N=N(R7)、(C1−C4)アルキル−N(R7)−N=C(R8)、ニトロ、シアノ、O−R10、C1−C4アルキル−OR10、COR11、SR10、SSR10、SOR11、SO2R11、C1−C6アルキル−COR11、C1−C6アルキル−SR10、C1−C6アルキル−SOR11、C1−C6アルキル−SO2R11、ハロ、Si(R11)3、ハロC1−C4アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびにC1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここでアリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびにC1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR12で定義される基で置換され;
R7、R8、およびR9はそれぞれ独立して、−H、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C4アルキル−R11、C1−C6アルキル−NHR13、C1−C6アルキル−NR13R14、O−R15、C1−C4アルキル−OR15、CO2R15、C(S)OR15、C(O)SR15、C(O)R17、C(S)R17、CONHR16、C(S)NHR16、CON(R16)2、C(S)N(R16)2、SR15、SOR17、SO2R17、C1−C6アルキル−CO2R15、C1−C6アルキル−C(S)OR15、C1−C6アルキル−C(O)SR15、C1−C6アルキル−COR17、C1−C6アルキル−C(S)R17、C1−C6アルキル−CONHR16、C1−C6アルキル−C(S)NHR16、C1−C6アルキル−CON(R16)2、C1−C6アルキル−C(S)N(R16)2、C1−C6アルキル−SR15、C1−C6アルキル−SOR17、C1−C6アルキル−SO2R17、ハロC1−C4アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびにC1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここでアリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR18で定義される基で置換され;
R10は、−H、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6アルキル−NHR13、C1−C6アルキル−NR13R14、C1−C4アルキル−OR15、CSR11、CO2R15、C(S)OR15、C(O)SR15、COR17、C(S)R17、CONHR16、C(S)NHR16、CON(R16)2、C(S)N(R16)2、SOR17、SO2R17、C1−C6アルキル−CO2R15、C1−C6アルキル−C(S)OR15、C1−C6アルキル−C(O)SR15、C1−C6アルキル−COR17、C1−C6アルキル−C(S)R17、C1−C6アルキル−CONHR16、C1−C6アルキル−C(S)NHR16、C1−C6アルキル−CON(R16)2、C1−C6アルキル−C(S)N(R16)2、C1−C6アルキル−SR15、C1−C6アルキル−SOR17、C1−C6アルキル−SO2R17、ハロC1−C4アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここで、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR18で定義される基で置換され;
R11は、−H、C1−C6アルキル、C1−C6アルコキシ、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、アミノ、NHR13、NR13R14、N=NR13、C1−C6アルキル−NHR13、C1−C6アルキル−NR13R14、O−R15、C1−C4アルキル−OR15、SR15、C1−C6アルキル−CO2R15、C1−C6アルキル−C(S)OR15、C1−C6アルキル−C(O)SR15、C1−C6アルキル−COR17、C1−C6アルキル−C(S)R17、C1−C6アルキル−CONHR16、C1−C6アルキル−C(S)NHR16、C1−C6アルキル−CON(R16)2、C1−C6アルキル−C(S)N(R16)2、C1−C6アルキル−SR15、C1−C6アルキル−SOR17、C1−C6アルキル−SO2R17、ハロC1−C4アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここでアリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR18で定義される基で置換され;
R12は、−H、OH、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C1−C10アルキル−R11、C2−C10アルケニル−R11、C2−C10アルキニル−R11、C1−C10アルキル−(R11)2、C2−C10アルケニル−(R11)2、CSR11、アミノ、NHR7、NR8R9、N(R7)−N(R8)(R9)、C(R11)=N−N(R8)(R9)、N=N(R7)、N(R7)−N=C(R8)、C(R11)=N−O(R10)、ON=C(R11)、C1−C10アルキル−NHR7、C1−C10アルキル−NR8R9、(C1−C10)アルキル−N(R7)−N(R8)(R9)、(C1−C10)アルキルC(R11)=N−N(R8)(R9)、(C1−C10)アルキル−N=N(R7)、(C1−C10)アルキル−N(R7)−N=C(R8)、SCN、NCS、C1−C10アルキルSCN、C1−C10アルキルNCS、ニトロ、シアノ、O−R10、C1−C10アルキル−OR10、COR11、SR10、SSR10、SOR11、SO2R11、C1−C10アルキル−COR11、C1−C10アルキル−SR10、C1−C10アルキル−SOR11、C1−C10アルキル−SO2R11、ハロ、Si(R11)3、ハロC1−C10アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここで、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR18で定義される基で置換され;
R13およびR14は、それぞれ独立して、−H、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C4アルキル−R23、C1−C6アルキル−NHR19、C1−C6アルキル−NR19R20、O−R21、C1−C4アルキル−OR21、COR21、C(S)OR21、C(O)SR21、C(O)R23、C(S)R23、CONHR22、C(S)NHR22、CON(R22)2、C(S)N(R22)2、SR21、SOR23、SO2R23、C1−C6アルキル−CO2R21、C1−C6アルキル−C(S)OR21、C1−C6アルキル−C(O)SR21、C1−C6アルキル−COR23、C1−C6アルキル−C(S)R23、C1−C6アルキル−CONHR22、C1−C6アルキル−C(S)NHR22、C1−C6アルキル−CON(R22)2、C1−C6アルキル−C(S)N(R22)2、C1−C6アルキル−SR21、C1−C6アルキル−SOR23、C1−C6アルキル−SO2R23、ハロC1−C4アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここでアリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR24で定義される基で置換され;
R15およびR16は、それぞれ独立して、−H、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6アルキル−NHR19、C1−C6アルキル−NR19R20、C1−C4アルキル−OR21、CSR11、CO2R22、COR23、CONHR22、CON(R22)2、SOR23、SO2R23、C1−C6アルキル−CO2R22、C1−C6アルキル−COR23、C1−C6アルキル−CONHR22、C1−C6アルキル−CON(R22)2、C1−C6アルキル−SR21、C1−C6アルキル−SOR23、C1−C6アルキル−SO2R23、ハロC1−C4アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここでアリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは所望により1またはそれより多くのR24で定義される基で置換され;
R17は、−H、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルケニル−R19、C1−C6アルキル−R19、C2−C6アルキニル、アミノ、NHR19、NR19R20、C1−C6アルキル−NHR19、C1−C6アルキル−NR19R20、O−R21、C1−C4アルキル−OR21、SR21、C1−C6アルキル−CO2R21、C1−C6アルキル−C(S)OR21、C1−C6アルキル−C(O)SR21、C1−C6アルキル−COR23、C1−C6アルキル−C(S)R23、C1−C6アルキル−CONHR22、C1−C6アルキル−C(S)NHR22、C1−C6アルキル−CON(R22)2、C1−C6アルキル−C(S)N(R22)2、C1−C6アルキル−SR21、C1−C6アルキル−SOR23、C1−C6アルキル−SO2R23、ハロC1−C4アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここでアリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR24で定義される基で置換され;
R18は、−H、OH、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C1−C10アルキル−R23、C2−C10アルケニル−R23、C2−C10アルキニル−R23、C1−C10アルキル−(R23)2、C2−C10アルケニル−(R23)2、CSR23、アミノ、NHR19、NR20R20、N(R19)−N(R20)(R20)、C(R23)=N−N(R20)(R20)、N=N(R19)、N(R19)−N=C(R20)、C(R23)=N−O(R21)、ON=C(R23)、C1−C10アルキル−NHR19、C1−C10アルキル−NR20R20、(C1−C10)アルキル−N(R19)−N(R20)(R20)、(C1−C10)アルキルC(R23)=N−N(R20)(R20)、(C1−C10)アルキル−N=N(R19)、(C1−C10)アルキル−N(R19)−N=C(R20)、SCN、NCS、C1−C10アルキルSCN、C1−C10アルキルNCS、ニトロ、シアノ、O−R21、C1−C10アルキル−OR21、COR23、SR21、SSR21、SOR23、SO2R23、C1−C10アルキル−COR23、C1−C10アルキル−SR21、C1−C10アルキル−SOR23、C1−C10アルキル−SO2R23、ハロ、Si(R23)3、ハロC1−C10アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここで、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR24で定義される基で置換され;
R19およびR20は、それぞれ独立して、−H、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C4アルキル−R29、C1−C6アルキル−NHR25、C1−C6アルキル−NR25R26、O−R27、C1−C4アルキル−OR27、CO2R27、C(S)OR27、C(O)SR27、C(O)R29、C(S)R29、CONHR28、C(S)NHR28、CON(R28)2、C(S)N(R28)2、SR27、SOR29、SO2R29、C1−C6アルキル−CO2R27、C1−C6アルキル−C(S)OR27、C1−C6アルキル−C(O)SR27、C1−C6アルキル−COR29、C1−C6アルキル−C(S)R29、C1−C6アルキル−CONHR28、C1−C6アルキル−C(S)NHR28、C1−C6アルキル−CON(R28)2、C1−C6アルキル−C(S)N(R28)2、C1−C6アルキル−SR27、C1−C6アルキル−SOR29、C1−C6アルキル−SO2R29、ハロC1−C4アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここで、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR30で定義される基で置換され;
R21およびR22は、それぞれ独立して、−H、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6アルキル−NHR25、C1−C6アルキル−NR25R26、C1−C4アルキル−OR27、CSR11、CO2R28、COR29、CONHR28、CON(R28)2、SOR29、SO2R29、C1−C6アルキル−CO2R28、C1−C6アルキル−COR29、C1−C6アルキル−CONHR28、C1−C6アルキル−CON(R28)2、C1−C6アルキル−SR27、C1−C6アルキル−SOR29、C1−C6アルキル−SO2R29、ハロC1−C4アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここで、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR30で定義される基で置換され;
R23は、−H、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルケニル−R25、C1−C6アルキル−R25、C2−C6アルキニル、アミノ、NHR25、NR25R26、C1−C6アルキル−NHR25、C1−C6アルキル−NR25R26、O−R27、C1−C4アルキル−OR27、SR27、C1−C6アルキル−CO2R27、C1−C6アルキル−C(S)OR27、C1−C6アルキル−C(O)SR27、C1−C6アルキル−COR29、C1−C6アルキル−C(S)R29、C1−C6アルキル−CONHR28、C1−C6アルキル−C(S)NHR28、C1−C6アルキル−CON(R28)2、C1−C6アルキル−C(S)N(R28)2、C1−C6アルキル−SR27、C1−C6アルキル−SOR29、C1−C6アルキル−SO2R29、ハロC1−C4アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここで、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR30で定義される基で置換され;
R24は、−H、OH、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C1−C10アルキル−R29、C2−C10アルケニル−R29、C2−C10アルキニル−R29、C1−C10アルキル−(R29)2、C2−C10アルケニル−(R29)2、CSR29、アミノ、NHR25、NR26R26、N(R25)−N(R26)(R26)、C(R29)=N−N(R26)(R26)、N=N(R25)、N(R25)−N=C(R26)、C(R29)=N−O(R27)、ON=C(R29)、C1−C10アルキル−NHR25、C1−C10アルキル−NR26R26、(C1−C10)アルキル−N(R25)−N(R26)(R26)、(C1−C10)アルキルC(R29)=N−N(R26)(R26)、(C1−C10)アルキル−N=N(R25)、(C1−C10)アルキル−N(R25)−N=C(R26)、SCN、NCS、C1−C10アルキルSCN、C1−C10アルキルNCS、ニトロ、シアノ、O−R27、C1−C10アルキル−OR27、COR29、SR27、SSR27、SOR29、SO2R29、C1−C10アルキル−COR29、C1−C10アルキル−SR27、C1−C10アルキル−SOR29、C1−C10アルキル−SO2R29、ハロ、Si(R29)3、ハロC1−C10アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここで、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR30で定義される基で置換され;
R25およびR26は、それぞれ独立して、−H、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C4アルキル−R35、C1−C6アルキル−NHR31、C1−C6アルキル−NR31R32、O−R33、C1−C4アルキル−OR33、CO2R33、C(S)OR33、C(O)SR33、C(O)R35、C(S)R35、CONHR34、C(S)NHR34、CON(R34)2、C(S)N(R34)2、SR33、SOR35、SO2R35、C1−C6アルキル−CO2R33、C1−C6アルキル−C(S)OR33、C1−C6アルキル−C(O)SR33、C1−C6アルキル−COR35、C1−C6アルキル−C(S)R35、C1−C6アルキル−CONHR34、C1−C6アルキル−C(S)NHR34、C1−C6アルキル−CON(R34)2、C1−C6アルキル−C(S)N(R34)2、C1−C6アルキル−SR33、C1−C6アルキル−SOR35、C1−C6アルキル−SO2R35、ハロC1−C4アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここで、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR36で定義される基で置換され;
R27およびR28は、独立して、−H、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6アルキル−NHR31、C1−C6アルキル−NR31R32、C1−C4アルキル−OR33、CSR11、CO2R34、COR35、CONHR34、CON(R34)2、SOR35、SO2R35、C1−C6アルキル−CO2R34、C1−C6アルキル−COR35、C1−C6アルキル−CONHR34、C1−C6アルキル−CON(R34)2、C1−C6アルキル−SR33、C1−C6アルキル−SOR35、C1−C6アルキル−SO2R35、ハロC1−C4アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここで、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR36で定義される基で置換され;
R29は、−H、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルケニル−R31、C1−C6アルキル−R31、C2−C6アルキニル、アミノ、NHR31、NR31R32、C1−C6アルキル−NHR31、C1−C6アルキル−NR31R32、O−R33、C1−C4アルキル−OR33、SR33、C1−C6アルキル−CO2R33、C1−C6アルキル−C(S)OR33、C1−C6アルキル−C(O)SR33、C1−C6アルキル−COR35、C1−C6アルキル−C(S)R35、C1−C6アルキル−CONHR34、C1−C6アルキル−C(S)NHR34、C1−C6アルキル−CON(R34)2、C1−C6アルキル−C(S)N(R34)2、C1−C6アルキル−SR33、C1−C6アルキル−SOR35、C1−C6アルキル−SO2R35、ハロC1−C4アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここで、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR36で定義される基で置換され;
R30は、−H、OH、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C1−C10アルキル−R35、C2−C10アルケニル−R35、C2−C10アルキニル−R35、C1−C10アルキル−(R35)2、C2−C10アルケニル−(R35)2、CSR35、アミノ、NHR31、NR32R32、N(R31)−N(R32)(R32)、C(R35)=N−N(R32)(R32)、N=N(R31)、N(R31)−N=C(R32)、C(R35)=N−O(R33)、ON=C(R35)、C1−C10アルキル−NHR31、C1−C10アルキル−NR32R32、(C1−C10)アルキル−N(R31)−N(R32)(R32)、(C1−C10)アルキルC(R35)=N−N(R32)(R32)、(C1−C10)アルキル−N=N(R31)、(C1−C10)アルキル−N(R31)−N=C(R32)、SCN、NCS、C1−C10アルキルSCN、C1−C10アルキルNCS、ニトロ、シアノ、O−R33、C1−C10アルキル−OR33、COR35、SR33、SSR33、SOR35、SO2R35、C1−C10アルキル−COR35、C1−C10アルキル−SR33、C1−C10アルキル−SOR35、C1−C6アルキル−SO2R35、ハロ、Si(R35)3、ハロC1−C10アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここで、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR36で定義される基で置換され;
R31、R32、R33、およびR34は、それぞれ独立して、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アミノアルキル、ヒドロキシアルキル、アルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキル、アルコキシアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここで、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR36で定義される基で置換され;
R35は、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アミノアルキル、OH、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ヒドロキシアルキル、アルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキル、アルコキシアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルから選択され、ここで、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ならびに、C1−C10単環式および二環式シクロアルキルは、所望により1またはそれより多くのR36で定義される基で置換され;
R36は、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アミノアルキル、OH、アルコキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、ハロ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ヒドロキシアルキル、アルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキル、アルコキシアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、シクロアルキル、アルキルアリール、アルキルヘテロシクリル、アルキルヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロシクリルアルキル、およびヘテロアリールアルキルから選択され;
R2、R5、R38、R50、R51、R52、R53、およびR56は、それぞれ独立して、存在しないか、またはRb構成要素から選択され;そして
R54およびR55は、それぞれ独立して、オキソ、または存在せず;あるいは
Rb、R2、R5、R50、R51、R52、R53、R54、R55およびR56は、所望により一緒になって5、6、7、または8原子の環を形成し、ここで、環内の原子は、独立して、M1、M2、M3、M4、M5、M6、Q1、Q2、Q3、Q4、Q5、Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、CR38、C(R38)2、C=O、NR7、O、S、C=S、S=O、およびSO2から選択される;
を有する、前記MK−2を阻害する化合物。
【請求項2】
請求項1に記載の化合物であって、式中:
pは1;
TはN;
XはC;
R54はオキソ;そして
R55は存在しない;
前記化合物。
【請求項3】
請求項1に記載の化合物であって、式中:
Z1、Z2、Z3、Z4、およびZ5は、ピロールまたはイミダゾール環を形成する;
前記化合物。
【請求項4】
請求項1に記載の化合物であって、式中:
pは1;
TはN;
XはC;
R54はオキソ;
R55は存在せず;そして
Z1、Z2、Z3、Z4、およびZ5は、ピロールまたはイミダゾール環を形成する;
前記化合物。
【請求項5】
Z1、Z2、Z3、Z4、およびZ5は、ピロール環を形成する、請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
請求項1に記載の化合物であって、式中:
pは1;
TはN;
XはC;
R54はオキソ;
R55は存在せず;
Z1、Z2、Z3、Z4、およびZ5は、ピロール環を形成し;そして、
Raが、
【化4】
である;
前記化合物。
【請求項7】
請求項1に記載の化合物であって、式中:
pは1;
TはN;
XはC;
R54はオキソ;
R55は存在せず;
Z1、Z2、Z3、Z4、およびZ5は、ピロール環を形成し;そして、
Raは、
【化5】
である;
前記化合物。
【請求項8】
請求項1に記載の化合物であって、式中:
pは1;
TはN;
XはC;
R54はオキソ;
R55は存在せず;
Z1、Z2、Z3、Z4、およびZ5は、ピロール環を形成し;そして、
Raは、
【化6】
であり、ここでM環はピリジンおよびピリミジンから選択される;
前記化合物。
【請求項9】
M環がピリジンである、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
請求項1に記載の化合物であって、式中:
pは1;
TはN;
XはC;
Z1、Z3、Z4、およびZ5は、炭素であり;
Z2は窒素であり;
Z1、Z2、Z3、Z4、およびZ5は、ピロール環を形成し;
Raは、
【化7】
であり、
環Mが芳香族である場合は、M2はN、M5は炭素、M1はCRb、M3はCR58、M4はCR59、およびM6はN、またはCR60であり;
環Mが部分飽和である場合は、M2はN、M5は炭素、M1はCRbまたはC(Rb)2、M3はCR58またはC(R58)2、M4はCR59またはC(R59)2、およびM6は独立してCR60、N、およびC(R60)2から選択され;
M1、M2、M3、M4、M5、およびM6は、一緒になってピリジン又はピリミジン環を形成し;
R2は、H、およびC1−C4アルキルから選択され、または所望により存在せず;
R5は、H、ハロ、C1−C4アルキル、アミノ、ジアゾ、ニトロ、およびアリールから選択され;
R50およびR51は、それぞれ独立して、H、C1−C4アルキル、およびアリールから選択され、またはR50およびR51の1つは存在せず;
R52は、H、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、ヒドロキシC1−C4アルキル、C1−C6シクロアルキル、アリール、およびアリール−C1−C4アルコキシ−C1−C4アルキルから選択され;
R53は、H、C1−C4アルケニルカルボキシル、およびC1−C4アルキルから選択され;
R54はオキソであり;
R55は存在せず;
R56は存在せず、またはR52の基から選択され;
R58は、H、ハロ、アミノ、アリール−C1−C4−シクロアルキル、およびハロアルキルから選択され;
R59は、Hおよびハロから選択され、または所望により存在せず、あるいは、R57およびR59は所望により一緒になって6員のフェニル環を形成し;そして、
R60はHである;
前記化合物。
【請求項11】
請求項1に記載の化合物であって、式中:
pは1;
TはN;
XはC;
Z1、Z3、Z4、およびZ5は、炭素であり;
Z2は窒素であり、
Z1、Z2、Z3、Z4、およびZ5は、ピロール環を形成し;
Raは、
【化8】
であり、
環Mが芳香族である場合は、M2はN、M5は炭素、M1はCRb、M3はCR58、M4はCR59、およびM6はCR60であり;
環Mが部分飽和である場合は、M2はN、M5は炭素、M1はCRbまたはC(Rb)2、M3はCR58またはC(R58)2、M4はCR59またはC(R59)2、およびM6は独立してCR60、およびC(R60)2から選択され;
M1、M2、M3、M4、M5、およびM6は、一緒になってピリジン環を形成し;
R2は、H、およびC1−C4アルキルから選択され、または所望により存在せず;
R5は、H、ハロ、C1−C4アルキル、アミノ、ジアゾ、ニトロ、およびアリールから選択され;
R50およびR51は、それぞれ独立して、H、C1−C4アルキル、およびアリールから選択され、またはR50およびR51の1つは存在せず;
R52は、H、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、ヒドロキシC1−C4アルキル、C1−C6シクロアルキル、アリール、およびアリール−C1−C4アルコキシ−C1−C4アルキルから選択され;
R53は、H、C1−C4アルケニルカルボニル、およびC1−C4アルキルから選択され;
R54はオキソであり;
R55は存在せず;
R56は存在せず、またはR52の基から選択され;
R58は、H、ハロ、アミノ、アリール−C1−C4−シクロアルキル、およびハロアルキルから選択され;
R59は、Hおよびハロから選択され、または所望により存在せず、あるいは、R57およびR59は所望により一緒になって6員のフェニル環を形成し;そして、
R60はHである;
前記化合物。
【請求項12】
化合物がMK−2の不可逆的阻害剤を含んでなる、請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
化合物が、N−[3−[4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−イル]フェニル}アクリルアミドを含んでなる、請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
表Iまたは表IIに列挙されるMK−2を阻害する化合物から選択される、MK−2を阻害する化合物。
【請求項15】
化合物が、2−[(1E)−3−(3−フルオロフェニル)−3−オキソプロプ−1−エニル]−1,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−オン、または(4E)−4−[(3−フルオロフェニル)ヒドロゾノ]−4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ブタン酸である、請求項14に記載の化合物。
【請求項16】
化合物が:
4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−カルバルデヒドメチル[4−(モルホリン−1−イルカルボニル)フェニル]ヒドラゾントリフルオロアセテート、
4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−カルバルデヒド[4−(ピロリジン−1−イルカルボニル)フェニル]ヒドラゾン、
2−ブロモ−N−{4−[4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−イル]フェニル}アセトアミドトリフルオロアセテート、
2−(5−フルオロ−2−キノリン−3−イルピリジン−4−イル)−1,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−オントリフルオロアセテート、
4−{[2−(ピロリジン−1−イルメチル)ピロリジン−1−イル]カルボニル}ベンズアルデヒド[4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−イル]ヒドラゾンビス(トリフルオロアセテート、
2−(2−キノリン−3−イルピリミジン−4−イル)−1,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−オン、
N−シクロペンチル−4−[4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−イル]ベンズアミド、
2−{2−[(E)−2−フェニルエテニル]ピリジン−4−イル}−1,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−オン、
N−ベンジル−4−[4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−イル]ベンズアミドトリフルオロアセテート、
2−(2−キノリン−3−イルピリジン−4−イル)−1,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−オントリフルオロアセテート、
N−{4−[4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−イル]フェニル}−2−ピリジン−4−イルアセトアミドビス(トリフルオロアセテート)、
2−(4−フルオロフェニル)−N−{3−[4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−イル]フェニル}アセトアミドトリフルオロアセテート、
N−シクロペンチル−3−[4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−イル]ベンズアミドトリフルオロアセテート、
2−(2−{(E)−2−[4−(モルホリン−4−イルメチル)フェニル]ビニル}ピリジン−4−イル)−1,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−オントリフルオロアセテート、
4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−カルバルデヒド[4−(モルホリン−4−イルカルボニル)フェニル]ヒドラゾン、
4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−カルバルデヒド[4−(メチルスルホニル)フェニル]ヒドラゾン、
2−[2−(6−ヒドロキシ−2−ナフチル)ピリジン−4−イル]−1,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−オントリフルオロアセテート、
2−(2−{(E)−2−[4−(モルホリン−4−イルカルボニル)フェニル]ビニル}ピリジン−4−イル)−1,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−オントリフルオロアセテート、
2−{2−[(E)−2−(2−フルオロ−4−モルホリン−4−イルフェニル)ビニル]ピリジン−4−イル}−1,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−オントリフルオロアセテート、
2−{2−[(E)−2−(4−モルホリン−4−イルフェニル)ビニル]ピリジン−4−イル}−1,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−オントリフルオロアセテート、
2−{2−[(E)−2−(4−フルオロフェニル)エテニル]ピリジン−4−イル}−1,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−オン、
2−{2−[(E)−2−(2−クロロフェニル)ビニル]ピリジン−4−イル}−1,5,6,7−テトラヒドロ−4H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−オントリフルオロアセテート、
ベンズアルデヒド[4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−イル]ヒドラゾン、
2−クロロ−N−{4−[4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−イル]フェニル}アセトアミドトリフルオロアセテート、および
(2E)−4−ブロモ−N−{4−[4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−イル]フェニル}ブト−2−エナミドトリフルオロアセテート、
からなる群から選択される、請求項14に記載の化合物。
【請求項17】
MK−2を阻害する方法であって、MK−2を請求項1に記載の構造を有する化合物の少なくとも1つと接触させることを含んでなる、前記方法。
【請求項18】
MK−2を阻害する方法であって、MK−2を請求項14に記載の化合物から選択される化合物の少なくとも1つと接触させることを含んでなる、前記方法。
【請求項19】
MK−2阻害化合物が、MK−2の不可逆的阻害剤である、請求項17に記載の方法。
【請求項20】
不可逆的阻害剤が、N−[3−[4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ピリジン−2−イル]フェニル}アクリルアミドを含んでなる、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
被験者においてTNFαを介した疾患または障害を予防または治療する方法であって、被験者に請求項1に記載の構造を有するMK−2を阻害する化合物の有効量を投与することを含んでなる、前記方法。
【請求項22】
被験者が、そのような予防または治療を必要としている被験者である、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
被験者が哺乳動物である、請求項21に記載の方法。
【請求項24】
被験者がヒトである、請求項21に記載の方法。
【請求項25】
TNFαを介した疾患または障害が、結合組織及び関節の障害、新形成性障害、心血管障害、耳の障害、眼の障害、呼吸器障害、胃腸管系の障害、血管形成に関連する障害、免疫性障害、アレルギー性障害、栄養性障害、感染性の疾患及び障害、内分泌障害、代謝障害、神経性および神経変性障害、精神医学的障害、肝臓および胆嚢の障害、筋骨格障害、尿生殖器障害、婦人科および産科の障害、傷害および外傷障害、外科的障害、歯および口の障害、性機能不全障害、皮膚科的障害、血液学的障害、および中毒による障害、からなる群から選択される、請求項21に記載の方法。
【請求項26】
TNFαを介した疾患または障害が:
関節炎、関節リウマチ、脊椎関節症、通風関節症、骨関節炎、全身性エリテマトーデス、若年性関節炎、喘息、気管支炎、月経痛、腱炎、滑液包炎、結合組織傷害または障害、皮膚に関連した状態、感染、湿疹、火傷、皮膚炎、胃腸管の状態、炎症性腸疾患、胃潰瘍、胃静脈瘤、クローン病、胃炎、過敏性大腸症候群、潰瘍性大腸炎、癌、結腸直腸癌、単純ヘルペス感染、HIV、肺浮腫、腎結石、小傷害、創傷治癒、膣炎、カンジダ症、腰椎症(lumbar spondylanhrosis)、腰部関節症(lumbar spondylarthrosis)、血管の疾患、偏頭痛、副鼻腔炎による頭痛、緊張性頭痛、歯痛、動脈周囲炎、甲状腺炎、再生不良性貧血、ホジキン病、硬化種(sclerodoma)、リウマチ性熱、I型糖尿病、重症筋無力症、多発性硬化症、サルコイドーシス、ネフローゼ症候群、ベーチェット症候群、多発性筋炎、歯肉炎、過敏症、傷害後に起こる腫脹、心筋虚血、眼の疾患、網膜炎、網膜症、結膜炎、ブドウ膜炎、眼の羞明、眼組織への急性傷害、肺の炎症、ウイルス感染、嚢胞性線維症、中枢神経系障害、皮質性認知症、およびアルツハイマー病、
からなる群から選択される、請求項21に記載の方法。
【請求項27】
被験者におけるTNFαを介した疾患または障害を予防または治療する方法であって、請求項14に記載の化合物からなる群から選択される少なくとも1つのMK−2を阻害する化合物を被験者に投与することを含んでなる、前記方法。
【請求項28】
請求項1に記載の構造を有する化合物を含んでなる、療法的組成物。
【請求項29】
請求項14に記載のMK−2阻害化合物の少なくとも1つを含んでなる、療法的組成物。
【請求項30】
薬学的に受容可能な担体および請求項1に記載の構造を有するMK−2阻害化合物の少なくとも1つを含んでなる、医薬組成物。
【請求項31】
MK−2阻害化合物が、0.1mMを超えないMK−2についてのIC50を有する、請求項28に記載の医薬組成物。
【請求項32】
化合物が、MK−2の不可逆的阻害剤である、請求項28に記載の医薬組成物。
【請求項33】
MK−2阻害化合物が、N−[3−[4−(4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ−[3,2−c]ピリジン−2−イル]フェニル}アクリルアミドを含んでなる、請求項28に記載の医薬組成物。
【請求項34】
少なくとも1つの請求項1に記載の構造を有するMK−2阻害化合物の療法的有効量を含む剤形を含んでなるキット。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図2】
【図3】
【図4】
【公表番号】特表2006−514043(P2006−514043A)
【公表日】平成18年4月27日(2006.4.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−563888(P2004−563888)
【出願日】平成15年12月19日(2003.12.19)
【国際出願番号】PCT/US2003/040811
【国際公開番号】WO2004/058762
【国際公開日】平成16年7月15日(2004.7.15)
【出願人】(502427323)ファルマシア・コーポレーション (67)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成18年4月27日(2006.4.27)
【国際特許分類】
【出願日】平成15年12月19日(2003.12.19)
【国際出願番号】PCT/US2003/040811
【国際公開番号】WO2004/058762
【国際公開日】平成16年7月15日(2004.7.15)
【出願人】(502427323)ファルマシア・コーポレーション (67)
【Fターム(参考)】
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