説明

半導体装置の製造方法

【課題】銅の溝配線の上面バリア膜を形成するための触媒金属の置換めっきに起因する銅配線のエッチング損傷を容易に防止できる半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】銅を含む配線上に銅拡散防止機能を有するバリア膜を有する半導体装置の製造方法であって、まず、基板に配線溝TR1を形成し、配線溝の内壁面にバリアメタル層16を堆積した後、上面バリア膜形成のための置換めっき用触媒金属17aを含むシード層を形成する。次に配線溝を埋め込んで全面に銅を含む金属層18を形成し、触媒金属を金属層中に熱拡散させ、触媒金属と合金化した金属層19とする。配線溝の外部における金属層19を除去して配線パターンに加工し、合金化された金属からなる配線を形成する。この後、配線の表面に銅拡散防止機能を有する上面バリア膜を置換めっきにより形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は半導体装置の製造方法に関し、特にダマシンあるいはディアルダマシンプロセスによる溝配線を形成する半導体装置の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、半導体ウェーハ上に形成する高密度集積回路の微細配線の材料として、アルミニウム系合金が用いられている。しかし、半導体装置をさらに高速化するためには、配線用材料として、より比抵抗の低い材料を用いる必要があり、このような材料としては銅や銀などが好適である。特に、銅は比抵抗が1.8μΩcmと低く、半導体装置の高速化に有利な上に、エレクトロマイグレーション耐性がアルミニウム系合金に比べて一桁程高いため、次世代の材料として期待されている。
【0003】
銅を用いた配線形成では、一般に銅のドライエッチングが容易でないために、いわゆるダマシン法が用いられている。これは、例えば酸化シリコンからなる層間絶縁膜に予め所定の溝を形成し、その溝に配線材料(銅)を埋め込んだ後、余剰の配線材料を化学機械研磨(Chemical Mechanical Polishing:以下、CMPと称する。)により除去し、配線を形成する方法である。さらに、接続孔(コンタクトホール)と配線溝(トレンチ)とを形成した後、一括して配線材料を埋め込み、余剰配線材料をCMPにより除去するデュアルダマシン法も知られている。
【0004】
ところで、銅配線は、一般的に多層化されて用いられる。その際、層間絶縁膜への銅の拡散を防止する目的で、上記配線を形成する前に、窒化シリコン、炭化シリコン等からなるバリア膜が形成されている。
【0005】
しかしながら、CMP直後の銅配線表面にはバリア膜が存在しないため、上層配線を形成する前に銅の拡散防止層として機能するバリア膜を形成する。このとき、銅は、150℃という低温であっても酸素を含有する雰囲気中で容易に酸化されてしまうため、通常は、酸素を含まない材料であるシリコン窒化膜(SiN)や炭化シリコン膜(SiC)などがバリア膜として用いられる。
【0006】
ただし、窒化シリコン(SiN)や炭化シリコン(SiC)は、酸化シリコン(SiO)よりも比誘電率が大きいため、銅配線を有する半導体装置の実行誘電率が高くなり、半導体装置のRC遅延(抵抗と容量による配線の遅延)が大きくなってしまうという問題や、バリア膜であるSiN、SiCと銅との界面でのエレクトロマイグレーション耐性が弱いなどの問題がある。
【0007】
そこで、銅拡散防止性、RC遅延の改善、エレクトロマイグレーション耐性に優れている材料としてCoWPなどのCo合金膜を、上記のバリア膜としてCMP後のCu配線表面に形成することが特許文献1に開示されている。上記のCoWPは、無電解めっきにより選択的に銅配線上にのみ成膜できるという特徴も有する。
【0008】
上記のような半導体装置を作製するには、銅配線上へCoWPの無電解メッキを行ってバリア膜を形成する。以下に、銅配線上へのCoWPの無電解メッキ成膜方法及びその原理について簡単に説明する。無電解メッキ法によりCoWPを銅配線上に選択的に成膜させるためには、無電解メッキ開始のための触媒層が必要となる。銅は触媒活性度が低いため、CoWPを析出させるための十分な触媒として働かない。そこで、一般的には、予めCoWPの無電解メッキ時の活性化エネルギーを下げるパラジウム(Pd)などの触媒金属層を銅表面に置換メッキにより形成する方法が用いられている。
【0009】
置換メッキは、異種金属のイオン化傾向の相違を利用するものである。CuはPdに比べ電気化学的に卑な金属であるから、例えばPdClのHCl溶液や硫酸パラジウム溶液中にむきだしのCuを浸すと、あるいは、これらの溶液をCu上に載せたり噴霧したりすると、Cuの溶解に伴って放出される電子が、溶液中の貴金属であるPdイオンに転移し、卑金属のCu表面上にPdが形成される。必然的に金属ではない絶縁膜の表面にはPdの置換は起こらないため、触媒活性層はCu上のみに形成されることになる。引き続きこのPd層を触媒として、Cu配線上にのみ無電解メッキ反応が開始し、CoWPによるバリアメタル層が形成されることになる。
【0010】
ここで、Pd置換メッキによりCu表面に触媒活性化層を形成する際、Cu配線上を均一に覆うことが理想ではあるが、自由電子のある金属上ではPdの析出をセルフストップさせることができず、局所的なCuの溶出が起こってCu配線をエッチングして損傷させてしまうという問題がある。特に、Cuのグレインに沿って局部的にCuに穴を開けてしまい、エッチングが激しい場合にはCu配線を断線させるほどの損傷を与える場合がある。
【0011】
上記の結果、Cu配線の損傷がひどい場合にはCu配線抵抗が例えば30%も上昇してしまう。さらに、Cuグレイン間に発生した穴をCoWPの成膜により埋めることは困難であり、その結果、CoWP成膜後にもCu配線中にボイドが残留してしまい、そこを基点にエレクトロマイグレーション耐性が急激に悪化してしまうという問題がある。
上記の問題は水溶液を用いたプロセスを行なうことで発生する腐食が原因であり、この配線を多層配線化する場合、バリア膜とCuの密着性が悪くなり、配線のエレクトロマイグレーション耐性が弱くなる恐れがある。
【0012】
従って、Cu配線にCo合金のバリア膜を形成する際のCuのエッチング損傷を防止できる半導体装置の製造方法が求められている。
【0013】
上記のような状況に対し、特許文献2には、Cu配線形成時に触媒金属を含むようにCu配線を形成し、エッチング損傷の原因である置換メッキを行わない半導体装置の製造方法が開示されている。
【特許文献1】米国特許第5695810号公報
【特許文献2】特開2004−31586号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
解決しようとする問題点は、Cu配線にCo合金などのバリア膜形成に起因するCu配線のエッチング損傷を容易に防止することが困難であるという点である。
【課題を解決するための手段】
【0015】
本発明の半導体装置の製造方法は、銅を含む配線上に銅拡散防止機能を有するバリア膜を有する半導体装置の製造方法であって、基板に配線溝を形成する工程と、前記溝を埋め込んで全面に銅を含む金属層を形成する工程と、前記バリア膜形成のための触媒金属を前記金属層中に熱拡散させ、前記金属層を前記触媒金属と合金化する工程と、前記配線溝の外部における前記金属層を除去して配線パターンに加工し、前記合金化された金属からなる配線を形成する工程と、前記配線の表面に前記銅拡散防止機能を有するバリア膜を形成する工程とを有する。
【0016】
上記の本発明の半導体装置の製造方法は、銅を含む配線上に銅拡散防止機能を有するバリア膜を有する半導体装置の製造方法であって、まず、基板に配線溝を形成し、配線溝を埋め込んで全面に銅を含む金属層を形成する。
次に、バリア膜形成のための触媒金属を金属層中に熱拡散させ、金属層を触媒金属と合金化する。
次に、配線溝の外部における金属層を除去して配線パターンに加工し、合金化された金属からなる配線を形成し、さらに配線の表面に銅拡散防止機能を有するバリア膜を形成する。
【発明の効果】
【0017】
本発明の半導体装置の製造方法は、溝配線とする銅を含む金属層を形成した後、バリア膜形成のための触媒金属を金属層中に熱拡散させ、金属層を触媒金属と合金化し、これを溝配線にパターン加工している。このため、エッチング損傷の原因である置換メッキを行うことなく銅拡散防止機能を有するバリア膜を形成でき、バリア膜形成に起因する銅配線のエッチング損傷を容易に防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下に、本発明に係る半導体装置及びその製造方法の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0019】
第1実施形態
図1は本実施形態に係る半導体装置の模式構成を示す断面図である。
例えば、不図示の電子回路などが形成された基板10上に、酸化シリコンからなる第1絶縁膜11が形成されており、タングステンなどからなるコンタクトプラグ12が第1絶縁膜11を貫通して不図示の電子回路に接続するように形成されている。
上記の第1絶縁膜11の上層に、例えばポリアリレンなどの有機絶縁材料からなる第2絶縁膜13が形成され、その上層に酸化シリコンなどからなる第3絶縁膜14が形成されている。
上記の第2絶縁膜13及び第3絶縁膜14には、底面にコンタクトプラグ12の上面が露出する第1配線溝TR1が形成されている。
【0020】
第1配線溝TR1の内壁を被覆して、例えばタンタルなどからなるバリアメタル層16が形成されており、その上層に第1配線溝TR1を埋め込んで銅と触媒金属17aとの合金からなる第1配線19aが形成されている。第1配線19aはバリアメタル層16を介してコンタクトプラグ12に接続している。
上記の第1配線19aの表面に、例えばCoWPなどのコバルト合金あるいはニッケル合金などからなり、銅の拡散防止機能を有するバリア膜20が形成されている。
【0021】
上記のバリア膜20を被覆して第3絶縁膜14の上層に、例えば炭化シリコンからなる第4絶縁膜21、例えば炭化酸化シリコン(SiOC)などからなる第5絶縁膜22、例えばポリアリレンなどの有機雑縁材料からなる第6絶縁膜23及び例えば酸化シリコンなどからなる第7絶縁膜24が形成されている。
上記の第4絶縁膜21及び第5絶縁膜22には、底面に第1配線19aの上面を被覆するバリア層20の上面が露出するコンタクトホールCHが開口しており、コンタクトホールCHと連通して、上記の第6絶縁膜23及び第7絶縁膜24に第2配線溝TR2が形成されている。
【0022】
連通して設けられた第2配線溝TR2及びコンタクトホールCHの内壁を被覆して、例えばタンタルなどからなるバリアメタル層29が形成されており、その上層において銅と触媒金属30aとの合金が第2配線溝TR2及びコンタクトホールCHを埋め込んで形成されており、コンタクトホールCH内にコンタクトプラグ32aが、第2配線溝TR2内には第2配線32bが、一体に形成されている。第2配線32bと一体に形成されたコンタクトプラグ32aは、バリアメタル層29及びバリア膜20を介して第1配線19aに接続している。
上記の第2配線32bの表面に、例えばCoWPなどのコバルト合金あるいはニッケル合金などからなり、銅の拡散防止機能を有するバリア膜33が形成されている。
【0023】
次に、上記の本実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。
まず、図2(a)に示すように、不図示の電子回路などが形成された基板10上に、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法などにより酸化シリコンを堆積させ、第1絶縁膜11を形成し、不図示の電子回路に達するコンタクトホールをパターン開口し、タングステンなどで埋め込んでコンタクトプラグ12を不図示の電子回路に接続するように形成する。
上記の第1絶縁膜11の上層に、例えばポリアリレンなどの有機絶縁材料を200nmの膜厚で塗布して、第2絶縁膜13を形成する。
第2絶縁膜13の上層に、例えばシランを原料とするプラズマCVD法などにより酸化シリコンを200nmの膜厚で堆積させ、第3絶縁膜14を形成する。
【0024】
次に、図2(b)に示すように、フォトリソグラフィ工程により第3絶縁膜14の上層に第1配線のパターンで開口するレジスト膜15をパターン形成する。
得られたレジスト膜15をマスクとしてRIE(反応性イオンエッチング)などのエッチングを行い、第3絶縁膜14に第1配線溝TR1をパターン開口する。酸化シリコンはポリアリレンなどの有機絶縁材料に対して例えば100以上の高い選択比でエッチング加工できる。
【0025】
次に、図2(c)に示すように、パターン加工された第3絶縁膜14をハードマスクとして、RIEなどのエッチングを行い、第1配線溝TR1の開口パターンを第2絶縁膜13に転写する。ポリアリレンなどの有機絶縁材料は酸化シリコンに対して例えば100以上の高い選択比でエッチング加工できる。このエッチング処理により、レジスト膜15は除去される。
【0026】
次に、図3(a)に示すように、例えばスパッタリングなどの物理蒸着法により、第1配線溝TR1の内壁面を被覆してタンタルを10nmの膜厚で堆積させ、バリアメタル層16を形成する。
【0027】
タンタルの成膜条件は、例えば以下の通りである。
DCパワー:6kW
プロセスガス:Ar=8sccm→0sccm→12sccm
圧力:0.4Pa
成膜温度:100℃
基板バイアス:300W
【0028】
次に、図3(b)に示すように、例えば添加量1重量%のAgなどの触媒金属17aとCuの合金ターゲットを用いたスパッタリングなどの物理蒸着法により、バリアメタル層16の上層に全面にAgなどの触媒金属17aとCuの合金からなるシード層17を80nmの膜厚で形成する。ここで、Agなどの触媒金属17aとは、後工程のバリア膜を形成する際の触媒金属であり、AgのほかにPd,Pt,Au,Ru,Ni,Co,Rh及びこれらの合金などを用いることができる。
【0029】
銅と触媒金属の合金のシード層の成膜条件は、例えば以下の通りとする。
DCパワー:6kW
プロセスガス:Ar=8sccm→1sccm
圧力:0.4Pa
成膜温度:−20℃
基板バイアス:0W
【0030】
次に、図3(c)に示すように、例えばシード層17を一方の電極とする電解メッキ処理により、1000nmの膜厚で銅を堆積させ、シード層17の上層に第1配線溝TR1を埋め込んで銅層18を形成する。本来銅層18はシード層17と一体化して成膜されるが、シード層が触媒金属を含有する膜であるため、図面上は模式的に境界を示している。
【0031】
次に、図4(a)に示すように、例えば熱処理を行い、シード層17中のバリア膜形成のための触媒金属17aを銅層18中に熱拡散させ、触媒金属17aと合金化した銅層19とする。銅層19は熱処理によりシード層17との境界が消失して一体化する。
上記の熱処理は、例えば、アルゴンまたは窒素ガスをベースに4%以下の水素を含有するフォーミングガス中あるいは窒素雰囲気中で、拡散炉アニールまたはホットプレートアニール処理で、150〜350℃、30分以上(例えば60分)程度の処理とし、好ましくは250〜350℃で処理することができる。
【0032】
次に、図4(b)に示すように、例えばCMP処理により第1配線溝TR1の外部における銅層19を除去し、さらに引き続いてCMP処理を行ってバリアメタル層16を除去する。このとき、第3絶縁膜14を100nm程度薄膜化してもよい。
これにより、触媒金属と合金化された銅からなり、第1配線溝TR1内に埋め込まれた第1配線19aとする。
このようにして得られた第1配線19aは、銅と触媒金属との合金であり、その表面にはある程度の割合で触媒金属が露出しており、次工程の無電解メッキ処理において触媒として機能できる。
続いて、Cu上の酸化膜とCMP工程でCu表面に形成されるCuの防食剤を除去する目的で、クエン酸やシュウ酸水溶液などの有機酸で洗浄する。
【0033】
次に、図4(c)に示すように、例えば無電解メッキ処理により、第1配線19aの上面を被覆してCoWPなどのCo合金膜あるいはNi合金膜からなるバリア膜20を10〜20nm程度の膜厚で形成する。ここでは、第1配線19a中の触媒金属が触媒として機能し、第1配線19aの上面に選択的に形成される。
【0034】
CoWP膜の無電解メッキ条件は、例えば以下の通りである。
メッキ液組成
タングステン酸アンモニウム :10g/L
塩化コバルト :30g/L
次亜りん酸アンモニウム :20g/L
シュウ酸アンモニウム :80g/L
その他 界面活性剤等
液温度 :90℃
pH :8.5〜10.5
【0035】
次に、図5(a)に示すように、トリメチルシランとNHなどを原料として、上層のエッチングストッパー膜として作用する窒化炭化シリコン(SiCN)または炭化シリコン(SiC)を50nmの膜厚で堆積させ、第4絶縁膜21を形成する。
次に、第4絶縁膜21の上層に、トリメチルシランなどなどを原料としたプラズマCVD法により、炭化酸化シリコン(SiOC)を200nmの膜厚で堆積させ、第5絶縁膜22を形成する。
次に、第5絶縁膜22の上層に、例えばポリアリレンなどの有機絶縁材料を200nmの膜厚で塗布して、第6絶縁膜23を形成する。
次に、第6絶縁膜23の上層に、例えばシランを原料にしたプラズマCVD法により酸化シリコンを200nmの膜厚で堆積させ、第7絶縁膜24を形成する。
さらに、第7絶縁膜24の上層に、第2配線溝とコンタクトホール加工用のハードマスクとして、例えばプラズマCVDにより窒化シリコン及び酸化シリコンを積層させ、第8絶縁膜25及び第9絶縁膜26をそれぞれ形成する。
【0036】
次に、図5(b)に示すように、フォトリソグラフィ工程により第9絶縁膜26の上層に第2配線のパターンで開口するレジスト膜27をパターン形成する。
得られたレジスト膜27をマスクとしてRIEなどのエッチングを行い、第9絶縁膜26に第2配線溝TR2をパターン開口する。酸化シリコンは窒化シリコンに対して例えば10以上の選択比でエッチング加工できる。
【0037】
次に、アッシング処理などで上記のレジスト膜27を除去した後、図6(a)に示すように、フォトリソグラフィ工程により、例えば25〜50nmの第9絶縁膜26の段差を被覆して、第9絶縁膜26及び第8絶縁膜25の上層に第2配線溝の底部から開口するコンタクトホールのパターンで開口するレジスト膜28をパターン形成する。
得られたレジスト膜28をマスクとしてRIEなどのエッチングを行い、第8絶縁膜25にコンタクトホールCHのパターンを開口し、次に第8絶縁膜25をマスクとして第7絶縁膜24にコンタクトホールの開口パターンを転写し、続けて第6絶縁膜23に転写する。この第6絶縁膜23のエッチング処理により、レジスト膜28は除去される。
このようにして、第8絶縁膜25、第7絶縁膜24及び第6絶縁膜23を貫通して、コンタクトホールCHをパターン開口する。ポリアリレンなどの有機絶縁材料は酸化シリコンをマスクとして例えば100以上の高い選択比でエッチング加工できる。
【0038】
次に、図6(b)に示すように、第9絶縁膜26をマスクとして第8絶縁膜25をパターン加工し、第2配線溝TR2のパターンを第8絶縁膜25に転写する。窒化シリコンは酸化シリコンをマスクとして例えば3程度の選択比でエッチング加工できる。このとき、コンタクトホールのパターンで第5絶縁膜22の途中の深さまでエッチングされる。
【0039】
次に、図7(a)に示すように、第8絶縁膜25をマスクとして第7絶縁膜24をパターン加工し、第2配線溝TR2のパターンを第7絶縁膜24に転写する。この時点で第9絶縁膜26は完全に除去され、また、第5絶縁膜22にコンタクトホールのパターンが転写される。炭化酸化シリコンは、窒化シリコンや炭化シリコンあるいは窒化炭化シリコンに対して、10以上の選択比でエッチング加工できる。
【0040】
次に、図7(b)に示すように、第7絶縁膜24をマスクとして第6絶縁膜23をパターン加工し、第2配線溝TR2のパターンを第6絶縁膜23に転写する。
さらに、第5絶縁膜22をマスクにして第4絶縁膜21をパターン加工し、コンタクトホールCHのパターンを第4絶縁膜21に転写する。このエッチングにおいて、第8絶縁膜25を完全に除去する。
以上のようにして、第4絶縁膜21及び第5絶縁膜22にコンタクトホールを、第6絶縁膜23及び第7絶縁膜24に第2配線溝TR2を連通して形成することができる。
【0041】
次に、図8(a)に示すように、例えばスパッタリングなどの物理蒸着法により、コンタクトホールCH及び第2配線溝TR2の内壁面を被覆してタンタルを10nmの膜厚で堆積させ、バリアメタル層29を形成する。タンタルの成膜条件は上記と同様とする。
【0042】
次に、図8(b)に示すように、例えば添加量1重量%のAgなどの触媒金属30aとCuの合金ターゲットを用いたスパッタリングなどの物理蒸着法により、バリアメタル層29の上層に全面にAgなどの触媒金属30aとCuの合金からなるシード層30を80nmの膜厚で形成する。銅と触媒金属の合金のシード層の成膜条件は上記と同様とする。
【0043】
次に、図9(a)に示すように、例えばシード層30を一方の電極とする電解メッキ処理により、1000nmの膜厚で銅を堆積させ、シード層30の上層にコンタクトホールCH及び第2配線溝TR2を埋め込んで銅層31を形成する。
【0044】
次に、図9(b)に示すように、例えば熱処理を行い、シード層30中のバリア膜形成のための触媒金属30aを銅層31中に熱拡散させ、触媒金属30aと合金化した銅層32とする。この熱処理は上記と同様とする。
【0045】
次に、図10(a)に示すように、例えばCMP処理により第2配線溝TR2の外部における銅層32を除去し、さらに引き続いてCMP処理を行ってバリアメタル層29を除去する。このとき、第7絶縁膜24を薄膜化してもよい。
これにより、触媒金属と合金化された銅からなり、コンタクトホールCH内に埋め込まれたコンタクトプラグ32aと、第2配線溝TR2内に埋め込まれた第2配線32bとを一体に形成することができる。
このようにして得られたコンタクトプラグ32a及び第2配線32bは、銅と触媒金属との合金であり、第2配線32bの表面にはある程度の割合で触媒金属が露出しており、次工程の無電解メッキ処理において触媒として機能できる。
続いて、Cu上の酸化膜とCMP工程でCu表面に形成されるCuの防食剤を除去する目的で、クエン酸やシュウ酸水溶液などの有機酸で洗浄する。
【0046】
次に、図10(b)に示すように、例えば無電解メッキ処理により、第2配線32bの上面を被覆してCoWPなどのCo合金膜あるいはNi合金膜からなるバリア膜33を10〜20nm程度の膜厚で形成する。ここでは、第2配線32b中の触媒金属が触媒として機能し、第2配線32bの上面に選択的に形成される。CoWP膜の無電解メッキ条件は上記と同様とする。
【0047】
尚、触媒金属と銅の合金からなるシード層を用いたプロセスは、上記絶縁膜構造には限らない。
触媒金属と銅の合金からなるシード層への触媒金属の添加量は、少なすぎると触媒の機能が出なくなるため、Cuめっきの量にも依存するが、概ね0.3原子%以上あることが好ましい。また、多すぎる添加はCuの配線抵抗を上昇させるため、濃度は1.0原子%以下が好ましい。
また、バリア膜の材料としては、CoWPに限らず、例えば、CoWB、NiWP、NiWBなどの無電解めっき法で成膜可能な材料であれば応用が可能である。
【0048】
上記の本実施形態に係る半導体装置の製造方法によれば、溝配線とする銅を含む金属層を形成した後、バリア膜形成のための触媒金属を金属層中に熱拡散させ、金属層を触媒金属と合金化し、これを溝配線にパターン加工している。このため、エッチング損傷の原因である置換メッキを行うことなく銅拡散防止機能を有するバリア膜を形成でき、バリア膜形成に起因する銅配線のエッチング損傷を容易に防止することができる。
【0049】
第2実施形態
第1実施形態においては、銅層を形成するためのシード層中に触媒金属を添加し、銅層を成膜した後に熱拡散処理で合金化しているが、このほかにも以下のようにして触媒金属を導入し、熱拡散処理で合金化してもよい。
【0050】
図11(a)は第1実施形態に係る半導体装置の製造方法において、シード層に触媒金属を添加せずに図4(a)に示す工程まで行った状態の断面図である。図面上シード層は銅層18に一体にして描いている。
【0051】
図11(a)に示す工程まで行った後、例えば図11(b)に示すように、銅層18にAgなどの触媒金属イオンDをイオン注入する。
次に、例えば熱処理を行い、イオン注入された触媒金属17aを銅層18中に熱拡散させ、触媒金属17aと合金化した銅層19とする。これにより、第1実施形態の図4(a)に示す状態と同等の構造となり、以降は第1実施形態と同様の工程により、例えば合金化した銅層にCMP処理を行って第1配線とし、その上面にバリア層を無電解メッキ処理で形成することができる。
【0052】
上記の熱処理は、例えば、アルゴンまたは窒素ガスをベースに4%以下の水素を含有するフォーミングガス中あるいは窒素雰囲気中の拡散炉アニールにより、300℃程度、1時間以上の処理とすることができる。
【0053】
あるいは、図11(a)に示す工程まで行った後、例えば図11(c)に示すように、銅層18の上層に、スパッタリングなどの物理蒸着法あるいは触媒金属の置換メッキ処置などにより、Agなどの触媒金属を含有する層17bを形成する。
次に、例えば熱処理を行い、金属触媒を含む層17bから触媒金属17aを銅層18中に熱拡散させ、触媒金属17aと合金化した銅層19とする。これにより、第1実施形態の図4(a)に示す状態と同等の構造となり、以降は第1実施形態と同様の工程により、例えば合金化した銅層にCMP処理を行って第1配線とし、その上面にバリア層を無電解メッキ処理で形成することができる。
【0054】
上記の熱処理は、例えば、アルゴンまたは窒素ガスをベースに4%以下の水素を含有するフォーミングガス中あるいは窒素雰囲気中の拡散炉アニールにより、300℃程度、1時間以上の処理とすることができる。
【0055】
上記においては第1配線に対して触媒金属との合金化を行っているが、第2配線に対しても同様に触媒金属との合金化を行い、第2配線の上面にバリア膜を形成することができる。
【0056】
本実施形態の半導体装置の製造方法によれば、第1実施形態と同様に、溝配線とする銅を含む金属層を形成した後、バリア膜形成のための触媒金属を金属層中に熱拡散させ、金属層を触媒金属と合金化し、これを溝配線にパターン加工している。このため、エッチング損傷の原因である置換メッキを行うことなく銅拡散防止機能を有するバリア膜を形成でき、バリア膜形成に起因する銅配線のエッチング損傷を容易に防止することができる。
【0057】
第3実施形態
本実施形態では、第1実施形態と同様の工程のデュアルダマシンプロセスにより、溝配線とコンタクトプラグを一体に形成するが、絶縁膜構造をより単純な構成にした形態である。
【0058】
例えば、図12(a)に示すように、不図示の電子回路などが形成された基板40上に、例えばCVD法などにより酸化シリコンを堆積させ、第1絶縁膜41を形成し、不図示の電子回路に達するコンタクトホールをパターン開口し、タングステンなどで埋め込んでコンタクトプラグ42を不図示の電子回路に接続するように形成する。
上記の第1絶縁膜41の上層に、例えばポリアリレンなどの有機絶縁材料、酸化シリコン、窒化シリコンなどの絶縁材料により、第2絶縁膜43及び第3絶縁膜44を積層させる。
【0059】
次に、図12(b)に示すように、第2絶縁膜43及び第3絶縁膜44にパターンエッチング加工を行い、第2絶縁膜43にコンタクトホールを、第3絶縁膜44に配線溝TRを連通して形成する。
【0060】
次に、図12(c)に示すように、例えばスパッタリングなどの物理蒸着法により、コンタクトホールCH及び配線溝TRの内壁面を被覆してバリアメタル層45を形成する。
【0061】
次に、図13(a)に示すように、例えば添加量1重量%のAgなどの触媒金属46aとCuの合金ターゲットを用いたスパッタリングなどの物理蒸着法により、バリアメタル層45の上層に全面にAgなどの触媒金属46aとCuの合金からなるシード層46を形成する。
【0062】
次に、図13(b)に示すように、例えばシード層46を一方の電極とする電解メッキ処理により銅を堆積させ、シード層46の上層にコンタクトホールCH及び配線溝TRを埋め込んで銅層47を形成する。
【0063】
次に、図13(c)に示すように、例えば熱処理を行い、シード層46中のバリア膜形成のための触媒金属46aを銅層47中に熱拡散させ、触媒金属46aと合金化した銅層48とする。
【0064】
次に、図14(a)に示すように、例えばCMP処理により配線溝TRの外部における銅層48を除去し、さらに引き続いてCMP処理を行ってバリアメタル層45を除去する。
これにより、触媒金属と合金化された銅からなり、コンタクトホールCH内に埋め込まれたコンタクトプラグ48aと、配線溝TR内に埋め込まれた配線48bとを一体に形成することができる。
このようにして得られたコンタクトプラグ48a及び配線48bは、銅と触媒金属との合金であり、配線48bの表面にはある程度の割合で触媒金属が露出しており、次工程の無電解メッキ処理において触媒として機能できる。
【0065】
続いて、クエン酸などの有機酸で洗浄した後、図14(b)に示すように、例えば無電解メッキ処理により、配線48bの上面を被覆してCoWPなどのCo合金膜あるいはNi合金膜からなるバリア膜49を形成する。ここでは、配線48b中の触媒金属が触媒として機能し、配線48bの上面に選択的に形成される。
【0066】
上記の本実施形態に係る半導体装置の製造方法によれば、第1実施形態と同様に、溝配線とする銅を含む金属層を形成した後、バリア膜形成のための触媒金属を金属層中に熱拡散させ、金属層を触媒金属と合金化し、これを溝配線にパターン加工している。このため、エッチング損傷の原因である置換メッキを行うことなく銅拡散防止機能を有するバリア膜を形成でき、バリア膜形成に起因する銅配線のエッチング損傷を容易に防止することができる。
【0067】
上記の本実施形態の半導体装置の製造方法によれば、無電解めっきを用いたCoWPの成膜に使用するPdなどの触媒金属の置換メッキ処理工程を削減でき、かつ、配線のエッチング(腐食)を抑止することが可能となり、配線の断線、配線EM(エレクトロマイグレーション)耐性の劣化を抑止することが可能となる。
【0068】
本発明は上記の説明に限定されない。
例えば、層間の絶縁膜の構成は特に限定はない。また、バリア膜の構成は、CoWPなどのコバルト合金膜のほか、ニッケル合金膜を用いることができる。触媒金属は、PdやAgのほか、種々の触媒金属を用いることができる。触媒金属と銅層を合金化するための熱処理は温度と時間を適宜調整することができる。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
【産業上の利用可能性】
【0069】
本発明の半導体装置の製造方法は、ダマシンプロセスあるいはデュアルダマシンプロセスで銅の溝配線を形成する半導体装置の製造方法に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0070】
【図1】図1は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の模式構成を示す断面図である。
【図2】図2(a)〜(c)は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。
【図3】図3(a)〜(c)は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。
【図4】図4(a)〜(c)は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。
【図5】図5(a)及び図5(b)は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。
【図6】図6(a)及び図6(b)は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。
【図7】図7(a)及び図7(b)は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。
【図8】図8(a)及び図8(b)は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。
【図9】図9(a)及び図9(b)は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。
【図10】図10(a)及び図10(b)は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。
【図11】図11(a)〜(c)は本発明の第2実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。
【図12】図12(a)〜(c)は本発明の第3実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。
【図13】図13(a)〜(c)は本発明の第3実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。
【図14】図14(a)及び図14(b)は本発明の第3実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。
【符号の説明】
【0071】
10…半導体基板、11…第1絶縁膜、12…コンタクトプラグ、13…第2絶縁膜、14…第3絶縁膜、15…レジスト膜、16…バリアメタル層、17…シード層、17a…触媒金属、18…銅層、19…合金化した銅層、19a…第1配線、20…バリア膜、21…第4絶縁膜、22…第5絶縁膜、23…第6絶縁膜、24…第7絶縁膜、25…第8絶縁膜、26…第9絶縁膜、27…レジスト膜、28…レジスト膜、29…バリアメタル層、30…シード層、30a…触媒金属、31…銅層、32…合金化した銅層、32a…コンタクトプラグ、32b…第2配線、33…バリア膜、40…半導体基板、41…第1絶縁膜、42…コンタクトプラグ、43…第2絶縁膜、44…第3絶縁膜、45…バリアメタル層、46…シード層、46a…触媒金属、47…銅層、48…合金化した銅層、48a…コンタクトプラグ、48b…配線、49…バリア膜、D…触媒金属イオン、TR1…第1配線溝、TR2…第2配線溝、TR…配線溝、CH…コンタクトホール

【特許請求の範囲】
【請求項1】
銅を含む配線上に銅拡散防止機能を有するバリア膜を有する半導体装置の製造方法であって、
基板に配線溝を形成する工程と、
前記溝を埋め込んで全面に銅を含む金属層を形成する工程と、
前記バリア膜形成のための触媒金属を前記金属層中に熱拡散させ、前記金属層を前記触媒金属と合金化する工程と、
前記配線溝の外部における前記合金化された金属層を除去して配線パターンに加工し、前記合金化された金属からなる配線を形成する工程と、
前記配線の表面に前記銅拡散防止機能を有するバリア膜を形成する工程と
を有する半導体装置の製造方法。
【請求項2】
前記銅を含む金属層を形成する工程の前に、前記金属層を形成するための銅及び前記触媒金属を含むシード層を形成する工程をさらに有し、
前記金属層を前記触媒金属と合金化する工程においては、前記シード層から前記触媒金属を拡散させる
請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項3】
前記金属層を形成する工程の後、前記金属層を前記触媒金属と合金化する工程の前に、前記金属層に前記触媒金属をイオン注入する工程をさらに有し、
前記金属層を前記触媒金属と合金化する工程においては、イオン注入された前記触媒金属を拡散させる
請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項4】
前記金属層を形成する工程の後、前記金属層を前記触媒金属と合金化する工程の前に、前記金属層の上層に前記触媒金属を含有する層を形成する工程をさらに有し、
前記金属層を前記触媒金属と合金化する工程においては、前記触媒金属を含有する層から前記触媒金属を拡散させる
請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項5】
前記金属層を形成する工程の後、前記金属層を前記触媒金属と合金化する工程の前に、前記金属層の表面を前記触媒金属で置換メッキして触媒金属層を形成する工程をさらに有し、
前記金属層を前記触媒金属と合金化する工程においては、前記触媒金属層から前記触媒金属を拡散させる
請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項6】
前記配線溝の外部における前記合金化された金属層を除去する工程において、前記金属層の上方から研磨する
請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項7】
前記触媒金属が、少なくともPd,Ag,Pt,Au,Ru,Ni,Co,Rhのいずれかを含む
請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項8】
前記バリア膜を形成する工程において、コバルト合金膜またはニッケル合金膜を形成する
請求項1に記載の半導体装置の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2007−27177(P2007−27177A)
【公開日】平成19年2月1日(2007.2.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−202817(P2005−202817)
【出願日】平成17年7月12日(2005.7.12)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】