説明

映像再生装置付ナビゲーションシステム

【課題】
コンテンツの視聴終了タイミングにおいて利用したい施設情報を、利用者に負担をかけることなく、利用者に提示すること。
【解決手段】
視聴終了時刻予測部22は、視聴しているコンテンツの付加情報を取得し、この付加情報に含まれているコンテンツの視聴時間を現在時刻に加算してコンテンツの視聴終了時刻と予測する。到達地域予測部23は、視聴終了時刻の所定前の時刻から視聴終了時刻までに到達可能な地域を予測する。施設情報検索部24は、この到達可能な地域に存在する施設情報を検索する。施設情報通知部25は、施設情報のリストを生成する。表示部7は生成したリストを表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ナビゲーション装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のナビゲーション装置においては、ジャイロスコープ等の自立航法装置及びGPS(Global Positioning System)受信機等により車両の現在地点、進行方向の方位を検出し、DVD-ROM等の情報記録媒体から地図情報や施設情報を読み取り、車両の現在地点およびその周辺の施設情報を表示すると共に、利用施設のジャンル、利用予定時刻を設定すると、利用予定時刻に走行していると予想される地点、及びその地点から所定の距離離れている地点を検索し、各地点に存在する設定したジャンルの施設情報を画面等に表示して案内するものが知られている。(例えば、特許文献1)
【特許文献1】特開2003−202228号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
近年、地上波デジタル受信機能やDVD再生機能等がナビゲーション装置に付加され、放送番組やDVDの再生映像・音声を車両において鑑賞するケースが増大している。この場合、利用者が放送番組の区切りやDVDの再生終了時刻で、車両が走行している周辺の休息可能な施設情報等を検索したくても、放送番組の区切りやDVDの再生終了時刻は、視聴している放送番組やDVDに依存しているため、途中で放送番組やDVDを変更すると、その都度、利用者が視聴終了時刻を設定し直さなければならず、利用者の手間が煩雑であった。
【0004】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、コンテンツの視聴終了タイミングにおいて利用したい施設情報を、利用者に負担をかけることなく、利用者に通知可能なナビゲーション装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、コンテンツを視聴可能なナビゲーション装置において、前記コンテンツの視聴終了タイミングを予測する手段と、前記視聴終了タイミングの所定前のタイミングから前記視聴終了タイミングまでに到達可能の地域を予測する到達地域予測手段と、前記地域内の施設情報をデータベースより検索する施設情報検索手段と、前記地域内の施設情報を通知する施設情報通知手段とを備えることをその要旨とする。
【0006】
また、前記到達地域予測手段は、目的地までの案内経路が存在する場合は、前記案内経路に沿って到達可能な地域を予測し、前記目的地までの案内経路が存在しない場合は、前記所定時刻の地点と進行方向から到達可能な地域を予測することが望ましい。
【0007】
また、前記施設情報検索手段は、前記所定前のタイミングから検索を開始し、前記終了タイミングまで所定の間隔で検索を更新することが望ましい。
【0008】
また、前記施設情報検索手段は、利用者の指示したジャンルに属する施設情報を前記データベースより検索し、前記施設情報通知手段は、前記施設情報を利用者が識別可能な形式で通知することが望ましい。
【0009】
また、前記コンテンツの視聴終了タイミングを予測する手段は、複数のコンテンツを視聴する場合、最後に視聴するコンテンツの視聴終了タイミングを予測することが望ましい。
【0010】
また、前記コンテンツの視聴終了タイミングを予測する手段は、前記コンテンツの視聴終了タイミングが所定のタイミングを越えた場合、前記所定のタイミングをコンテンツの視聴終了タイミングとすることが望ましい。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、コンテンツの視聴終了タイミングにおいて利用したい施設情報を、利用者に負担をかけることなく、利用者に通知することができ、利用者の利便性が向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係るナビゲーション装置の全体構成を表す概念図を図1に示す。ナビゲーション装置100は車両などの移動体に搭載されるが、利用者がナビゲーション装置を携帯する場合においても実施可能である。
【0013】
図1において、位置測定部1は車両の現在地、進行方向、移動速度等をGPS(Global Positioning System)受信機、ジャイロスコープ、車速センサー等からの情報により測定する。
【0014】
制御部2はナビゲーション装置全体を制御する。この制御部2は、目的地までの案内経路が存在するかを検出する経路検出部21、視聴が行われているコンテンツの視聴終了時刻を予測する視聴終了予測部22、コンテンツの視聴終了時刻の所定前の時刻からからコンテンツの視聴終了時刻までに車両が到達し得る地域を予測する到達地域予測部23、予測された到達地域内に存在する施設情報を検索する施設情報検索部24、検索された施設情報のリストを生成する等し、利用者にその検索結果を通知する施設情報通知部25、目的地まで地図、音声情報等により車両の案内を行う案内実行部26を含む。
【0015】
情報記録媒体3は、車両の案内等に用いる地図・施設情報のデータベースが記録された地図・施設情報記録領域31、例えば映画やテレビ番組等、映像、音声情報等から構成されるコンテンツが記録されたコンテンツ記録領域32、コンテンツの視聴時間を含む付加情報が記録された付加情報記録領域33等、を含む。
【0016】
再生部4は再生対象コンテンツに所定のデコード処理、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group) デコード処理を施し映像、音声信号を出力する。
【0017】
受信部5は地上波デジタル放送を受信し、RF信号に所定の復調処理を施し、MPEG TSパケットデコード処理を施し映像、音声信号を出力するとともに、RF信号から復調されたMPEG TSパケットを解析し放送局から送られてくるEPG(Electronic Program Guide)を出力する。
【0018】
表示制御部6は地図・施設情報31、再生部4あるいは受信部5の出力である映像信号、施設情報通知部25が生成する施設情報リスト等を合成あるいは選択する。
【0019】
表示部7は表示制御部6により制御され、液晶ディスプレイ等によって構成され、映像信号を表示する。
【0020】
指示入力部8はリモートコントローラ等によって構成され、利用者の指示を受け付ける。
【0021】
音声出力部9は再生部4あるいは受信部5の出力である音声信号、制御部2で生成された音声信号等をスピーカー等から出力する。
【0022】
図3はナビゲーション装置による施設情報の表示手順を示すフローチャートである。以下、ナビゲーション装置100の動作について、図面を参照して説明する。
【0023】
利用者が入力指示部8から情報記録媒体3に記録されたコンテンツの再生を指示すると、情報記録媒体3から該当するコンテンツ記録領域32から再生対象コンテンツを読み出し、再生部4で所定のデコード処理を行う。
【0024】
表示制御部6は再生部4から出力された映像信号を選択し、表示部7の画面上に表示する。(S10)。
【0025】
次に、再生を開始したコンテンツの視聴終了時刻を予測する(S11)。図4は情報記録媒体に記録されたコンテンツの視聴終了時刻の予測手順を示すフローチャートである。図4を参照してコンテンツの視聴終了時刻の予測手順について説明を行う。
【0026】
視聴終了時刻予測部22は、情報記録媒体3の付加情報記録領域33から再生対象コンテンツの付加情報を読み出す。付加情報記録領域33のデータ構造を図2に示す。図2において、総コンテンツ数は情報記録媒体3に記録されているコンテンツの数に関する情報を含む。ここではコンテンツの数をNとしている。第1コンテンツ識別情報と第1コンテンツ付加情報の組み合わせが対応づけられて配置され、順次、第Nコンテンツ識別情報と第Nコンテンツ付加情報の組み合わせまで対応づけられて配置されている。第1コンテンツ識別情報は一のコンテンツを他のコンテンツから識別するための情報であり、例えば、コンテンツのファイル名が相当する。第1コンテンツ付加情報は対応したコンテンツの視聴時間すなわち再生時間に関する情報を含む。これは時間形式のものでもよく、コンテンツのビットサイズと平均ビットレートを対にした形式でもよい。
【0027】
視聴終了時刻予測部22は、付加情報記録領域33より再生対象コンテンツのコンテンツ識別情報に対応したコンテンツ付加情報を読み出し、コンテンツ付加情報に含まれる再生時間を抽出する(S110)。
【0028】
内蔵するタイマーやGPS受信機等より現在時刻を取得し、コンテンツ付加情報に含まれる再生時間を加算してコンテンツの視聴終了時刻とする(S111)。図3に戻る。
【0029】
次に、あらかじめ設定された所定時間をコンテンツの視聴終了時刻から減算し、施設情報の検索開始時刻とする(S12)。なお、利用者が入力指示部8から設定した所定時間をコンテンツの視聴終了時刻から減算してもよく、コンテンツの視聴終了時刻を表示部7に表示し、例えば、50分前と時間を設定するかわりに、16時30分と時刻を設定するように、利用者が所定前の時刻を検索開始時刻として直接的に設定できるようにしてもよい。
【0030】
この施設情報の検索開始時刻になると(S13のY)、コンテンツの視聴終了時刻までに到達可能な地域の予測を行う(S14)。図6は到達可能な地域の予測手順を示すフローチャートである。図6を参照して到達可能な地域の予測手順について説明を行う。
【0031】
到達地域予測部23は、位置測定部1から現在地点を取得する(S140)。また、経路検出部21は利用者により目的地が設定され、この目的地までの探索経路が存在し、現在、目的地までの案内が行われているかを検出する。
【0032】
目的地までの案内経路が存在する場合(S141のY)、位置測定部1から進行速度を取得し、現在地点から案内経路上において終了時刻に到達すると予測される地点までの区間を中心として、案内経路に沿って垂直方向に所定の幅の範囲を到達可能な地域と予測する(S143)。一方、目的地までの案内経路が存在しない場合(S141のN)、位置測定部1から移動速度、進行方向を取得し、現在地点から進行方向を中心とした所定の角度で、終了時刻までに到達すると予測される地点までを一辺の長さとする略扇状の範囲を到達可能な地域と予測する(S142)。図3に戻る。
【0033】
施設情報検索部24は情報記録媒体3の地図・施設情報記録領域31に記録されたデータベースより地図・施設情報を読み出し、到達可能な地域内に存在する施設情報を抽出して、その検索結果を施設情報通知部25に送る。
【0034】
施設情報通知部25は検索結果より抽出された施設情報をリストとして作成し(S16)、リストを表示部7で表示可能な映像信号に変換して表示制御部6に出力する。
【0035】
表示制御部6は再生部6から出力された映像信号と施設情報のリストの映像信号を多重、2分割、あるいは一方のみ選択する等して表示部7で表示する(S17)。
【0036】
利用者が表示部7に表示された施設への案内を希望した場合(S18のY)、案内実行部26はその施設を目的地として設定し、情報記録媒体3の地図・施設情報記録領域31のデータベースから地図・施設情報を読み出し、経路検索を行って案内経路を決定し、目的地までの案内を開始する(S19)。なお、利用者の案内開始の指示を待たず、所定の期間、施設情報のリストを表示し、コンテンツの映像を表示する通常の状態に戻ってもよい。
【0037】
一方、利用者が案内を希望しなかった場合(S18のN)、現在時刻とコンテンツの視聴終了時刻を比較し、コンテンツの視聴終了時刻前であれば(S20のY)ステップS14に戻り、再度、上述の処理を行う。なお、上述の処理を直ちに開始してもよいが、所定の間隔をおいて、所定の回数(例えばN回)、繰り返すようにしてもよい。
【0038】
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では情報記録媒体3に記録されたコンテンツを再生する場合について説明を行ってきたが、以下では地上波デジタル放送のコンテンツを受信する場合について説明を行う。なお、情報記録媒体3に記録されたコンテンツを再生する場合と重複する箇所については特に必要がない限り説明を省略する。
【0039】
利用者が入力指示部8から地上波デジタル放送のコンテンツの受信を指示すると、受信部5はアンテナで受信した放送波よりで特定の放送波信号を選択し、RF信号を復調し、得られたMPEG TSパケットをデコードして映像信号、音声信号として出力する。また、同時にMPEG TSパケットを解析して、放送局から送られてくるEPGを出力する。
【0040】
表示制御部6は受信部5から出力された映像信号を選択し、表示部7の画面上に表示する。(S10)。
【0041】
次に、受信を開始したコンテンツの視聴終了時刻を予測する(S11)。図5は地上波デジタル放送のコンテンツの視聴終了時刻の予測手順を示すフローチャートである。図5を参照してコンテンツの視聴終了時刻の予測手順について説明を行う。
【0042】
視聴終了時刻予測部22は、受信しているコンテンツの付加情報であるEPGを受信部5から受け取り(S112)、MPEG TSパケットに含まれるEIT(Event Information Table)よりサービスすなわち放送局を識別するサービス識別(service_id)、イベントすなわちコンテンツを識別するイベント識別(event_id)、コンテンツの開始時間(start)、コンテンツの視聴時間すなわち放送時間(duration)を抽出し、コンテンツの開始時間にコンテンツの放送時間を加算してコンテンツの視聴終了時刻とする(S113)。
【0043】
このような本発明の実施の形態によれば、以下の通りの作用効果を享受することができる。
【0044】
(1)視聴終了時刻予測部22はコンテンツに付随する付加情報から視聴時間を抽出して現在時刻と加算することでコンテンツの視聴終了時刻を予測し、利用者が指示入力部8から設定した所定定時間をコンテンツの視聴終了時刻から減算して施設情報の検索開始時刻時間とし、到達地域予測部23は検索開始時刻からコンテンツ視聴終了時刻までに到達可能な地域を予測し、施設情報検索部24はこの地域内に存在する施設情報を検索し、施設情報通知部25はその検索結果を利用者に通知するため、利用者があらかじめ施設情報検索のためコンテンツ視聴終了の予定時刻を設定しなくても、コンテンツの視聴終了時刻までに車両が到達可能な地域内に存在する施設情報を取得することができ、利用者の負担が軽減され、利用者の利便性が向上する。
【0045】
(2)到達地域予測部23は、目的地までの案内経路が存在する場合、案内経路に沿って到達可能な地域を予測し、目的地までの案内経路が存在しない場合、施設情報の検索開始時刻の地点と進行方向から到達可能な地域を予測するため、利用者は目的地までの案内が行われているか否かを意識して指示することなく、コンテンツの視聴終了時刻までに車両が到達する蓋然性が高い地域内に存在する施設情報を取得することができ、利用者の操作負担が軽減される。
【0046】
(3)到達地域予測部23は、施設情報の検索開始時刻からコンテンツの視聴終了時刻まで、所定の間隔で施設情報の検索を繰り返すため、コンテンツの視聴終了時刻に向けて段階的に精度を高めながら到達可能な地域内に存在する施設情報を取得することが可能となる。
【0047】
以上、本発明を実施するための最良の形態について説明をしてきたが、本発明は、この実施の形態の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に規定された本発明の適用範囲にあり、上述した実施の形態の構成が備える機能を達成可能であれば、いろいろな変形が可能である。
【0048】
例えば、本発明の実施の形態において、施設情報通知部25は施設情報のリストを生成して、これを映像信号として出力したが、施設情報を読みあげる音声信号として音声出力部9に出力してもよい。本変形例によれば、施設情報を聴覚で認識することができるため、運転手も安全に施設情報を認識することが可能となる。
【0049】
また、本発明の実施の形態において、施設情報通知部25は到達可能な地域内に存在する施設情報を抽出し、その検索結果を施設情報通知部25に送っていたが、あらかじめ地図・施設情報記録地域31のデータベースの施設情報にジャンル属性、例えば、「食事」、「ショッピング」、「休息」等を付与しておき、利用者により所定ジャンルの施設指定が行われていた場合、そのジャンルに属する施設のみを抽出してもよい。また、他の施設と区別できる判別情報を付加し、後述する施設情報通知部25で利用者が識別できるよう他の施設情報とともに利用者に通知してもよい。本変形例によれば、利用者は所定のジャンルに属する施設情報を的確に認識することが可能となる。
【0050】
また、本発明の実施の形態において、視聴終了時刻予測部22は単一のコンテンツについてコンテンツの視聴終了時刻を予測していたが、複数のコンテンツについて各コンテンツの視聴時間を加算して最後のコンテンツの視聴終了時刻を予測してもよい。本変形例によれば、利用者が複数のコンテンツをまとめて視聴していた場合であっても、各コンテンツの視聴時間を気にすることなく、最後のコンテンツの視聴終了時刻までに車両が到達可能な地域内に存在する施設情報を取得することができ 利用者の利便性が向上する。
【0051】
また、本発明の実施の形態において、視聴終了時刻予測部22は現在時刻にコンテンツの視聴時間を加算することでコンテンツの視聴終了時刻を予測していたが、加算の結果、所定の閾値を越えた場合、所定の閾値に相当する時刻を視聴終了時刻としてもよい。本変形例によれば、コンテンツの視聴時間が長時間にわたる場合、利用者がその途中で休息等するための施設情報を取得することができ 長時間の視聴による利用者の疲労を軽減することができる。
【産業上の利用可能性】
【0052】
本発明によれば、コンテンツの視聴終了タイミングにおいて利用したい施設情報を、利用者に負担をかけることなく、利用者に通知することができ、利用者の利便性が向上する効果を有し、コンテンツを視聴可能なナビゲーション装置として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1】本発明の実施の形態に係るナビゲーション装置の全体構成を表す概念図
【図2】図1の付加情報記録領域のデータ構造を表す概念図
【図3】図1のナビゲーション装置による施設情報の表示手順を示すフローチャート
【図4】図1のナビゲーション装置による情報記録媒体に記録されたコンテンツの視聴終了時刻の予測手順を示すフローチャート
【図5】図1のナビゲーション装置による地上波デジタル放送のコンテンツの視聴終了時刻の予測手順を示すフローチャート
【図6】図1のナビゲーション装置による到達可能な地域の予測手順を示すフローチャート
【符号の説明】
【0054】
1 位置測定部
3 情報記録媒体
5 受信部
7 表示部
22 視聴終了時刻予測部
23 到達地域予測部
24 施設情報検索部
25 施設情報通知部


【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンテンツを視聴可能なナビゲーション装置において、前記コンテンツの視聴終了タイミングを予測する手段と、前記視聴終了タイミングの所定前のタイミングから前記視聴終了タイミングまでに到達可能の地域を予測する到達地域予測手段と、前記地域内の施設情報をデータベースより検索する施設情報検索手段と、前記地域内の施設情報を通知する施設情報通知手段と、
を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項2】
前記到達地域予測手段は、目的地までの案内経路が存在する場合は、前記案内経路に沿って到達可能な地域を予測し、前記目的地までの案内経路が存在しない場合は、前記所定時刻の地点と進行方向から到達可能な地域を予測することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
【請求項3】
前記施設情報検索手段は、前記所定前のタイミングから検索を開始し、前記視聴終了タイミングまで所定の間隔で検索を更新することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のナビゲーション装置。
【請求項4】
前記施設情報検索手段は、利用者の指示したジャンルに属する施設情報を前記データベースより検索し、前記施設情報通知手段は、前記施設情報を利用者が識別可能な形式で通知することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
【請求項5】
前記コンテンツの視聴終了タイミングを予測する手段は、複数のコンテンツを視聴する場合、最後に視聴するコンテンツの視聴終了タイミングを予測することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
【請求項6】
前記コンテンツの視聴終了タイミングを予測する手段は、前記コンテンツの視聴終了タイミングが所定のタイミングを越えた場合、前記所定のタイミングをコンテンツの視聴終了タイミングとすることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−82800(P2008−82800A)
【公開日】平成20年4月10日(2008.4.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−261775(P2006−261775)
【出願日】平成18年9月27日(2006.9.27)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【Fターム(参考)】