説明

炎症性疾患の処置におけるグルココルチコイド受容体モジュレーターとして使用するための新規二環式スルホンアミド類

式(I):
【化1】


の化合物またはその薬学的に許容される塩;それらを含む組成物、それらの製造方法、および医学的治療(例えば温血動物においてグルココルチコイド受容体を調節する)におけるその使用。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】

[式中、
Aは、フェニル、ナフチル、ピリジニル、フリル、チエニル、イソオキサゾリル、ピラゾリル、ベンゾチエニル、キノリニルまたはイソキノリニルであり、そしてAは、所望によりハロ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−4アルキルチオ、C1−4ハロアルキル、C1−4ハロアルコキシ、C3−6シクロアルキル、ピリジニルオキシ、ベンジルオキシ、ニトロ、シアノ、C(O)H、C(O)(C1−4アルキル)、S(O)(C1−4アルキル)、S(O)NH、S(O)NH(C1−4アルキル)、S(O)N(C1−4アルキル)、C(O)(C1−4アルキル)、C(O)NH、C(O)NH(C1−4アルキル)、C(O)N(C1−4アルキル)、NHC(O)(C1−4アルキル)、NR1011、フェノキシ{所望によりハロ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−4アルキルチオ、C1−4ハロアルキル、C1−4ハロアルコキシ、ニトロ、シアノ、C(O)H、C(O)(C1−4アルキル)、S(O)(C1−4アルキル)、S(O)NH、S(O)NH(C1−4アルキル)、S(O)N(C1−4アルキル)、C(O)(C1−4アルキル)、ベンジルオキシ、C(O)NH、C(O)NH(C1−4アルキル)、C(O)N(C1−4アルキル)、NHC(O)(C1−4アルキル)またはNR1415によって置換されている}、フェニル{所望によりハロ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−4アルキルチオ、C1−4ハロアルキル、C1−4ハロアルコキシ、ニトロ、シアノ、C(O)H、C(O)(C1−4アルキル)、S(O)(C1−4アルキル)、S(O)NH、S(O)NH(C1−4アルキル)、S(O)N(C1−4アルキル)、C(O)(C1−4アルキル)、ベンジルオキシ、C(O)NH、C(O)NH(C1−4アルキル)、C(O)N(C1−4アルキル)、NHC(O)(C1−4アルキル)またはNR1617によって置換されている}、ピリジニルオキシ{所望によりハロ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−4アルキルチオ、C1−4ハロアルキル、C1−4ハロアルコキシ、ニトロ、シアノ、C(O)H、C(O)(C1−4アルキル)、S(O)(C1−4アルキル)、S(O)NH、S(O)NH(C1−4アルキル)、S(O)N(C1−4アルキル)、C(O)(C1−4アルキル)、ベンジルオキシ、C(O)NH、C(O)NH(C1−4アルキル)、C(O)N(C1−4アルキル)、NHC(O)(C1−4アルキル)またはNR1819によって置換されている}、ピラゾリル{所望によりハロ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−4アルキルチオ、C1−4ハロアルキル、C1−4ハロアルコキシ、ニトロ、シアノ、C(O)H、C(O)(C1−4アルキル)、S(O)(C1−4アルキル)、S(O)NH、S(O)NH(C1−4アルキル)、S(O)N(C1−4アルキル)、C(O)(C1−4アルキル)、ベンジルオキシ、C(O)NH、C(O)NH(C1−4アルキル)、C(O)N(C1−4アルキル)、NHC(O)(C1−4アルキル)またはNR2021によって置換されている}、またはテトラヒドロフラニル(所望によりC1−6アルキルによって置換されている)によって置換されており;
10、R11、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20およびR21は、独立して、水素、C1−4アルキルまたはC3−7シクロアルキルであり;
は、水素であり;
は、水素、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C3−7シクロアルキルまたはC3−7シクロハロアルキルであり;
は、水素、C1−4アルキルまたはC1−4ハロアルキルであり;
3aは、水素またはC1−4アルキルであり;
は、水素、ハロゲン、C1−4アルキルまたはC1−4ハロアルキルであり;
Tは、CHまたはNであり;
は、CYまたはNであり;
は、CYまたはNであり;
Wは、フェニル、C3−7シクロアルキル、チエニル、イソオキサゾリル、ピラゾリル、ピリジニルまたはピリミジニルであり、これらは全て、所望によりハロ、C1−6アルキル(所望によりC1−6アルコキシによって置換されている)、C1−6アルコキシ、C1−4アルキルチオ、C1−4ハロアルキル、C1−4ハロアルコキシ、ニトロ、シアノ、OH、C(O)H、C(O)(C1−4アルキル)、S(O)(C1−4アルキル)、S(O)NH、S(O)NH(C1−4アルキル)、S(O)N(C1−4アルキル)、ベンジルオキシ、イミダゾリル、C(O)(C1−4アルキル)、C(O)NH、C(O)NH(C1−4アルキル)、C(O)N(C1−4アルキル)、NHC(O)(C1−4アルキル)またはNR1213によって置換されており;
Xは、CH、O、S、S(O)、S(O)またはNHであり;
Y、YおよびYは、独立して、水素、ハロ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−4アルキルチオ、C1−4ハロアルキル、C1−4ハロアルコキシ、ニトロ、シアノ、OH、C(O)H、C(O)(C1−4アルキル)、S(O)(C1−4アルキル)、S(O)NH、S(O)NH(C1−4アルキル)、S(O)N(C1−4アルキル)、ベンジルオキシ、イミダゾリル、C(O)(C1−4アルキル)、C(O)NH、C(O)NH(C1−4アルキル)、C(O)N(C1−4アルキル)、NHC(O)(C1−4アルキル)またはNR2223であり;
12、R13、R22およびR23は、独立して、水素、C1−4アルキルまたはC3−7シクロアルキルである。]
の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項2】
が水素である、請求項1に記載の式(I)の化合物。
【請求項3】
が、メチル、エチルまたはC1−2フルオロアルキルである、請求項1または2に記載の式(I)の化合物。
【請求項4】
が水素である、請求項1、2または3に記載の式(I)の化合物。
【請求項5】
3aが水素である、請求項1、2、3または4に記載の式(I)の化合物。
【請求項6】
が水素である、請求項1、2、3、4または5に記載の式(I)の化合物。
【請求項7】
TがNである、請求項1から6の何れか1項に記載の式(I)の化合物。
【請求項8】
がCYであり、そしてQがCYである、請求項1から7の何れか1項に記載の式(I)の化合物。
【請求項9】
Yが水素である、請求項1から8の何れか1項に記載の式(I)の化合物。
【請求項10】
およびYが共に水素である、請求項1から9の何れか1項に記載の式(I)の化合物。
【請求項11】
Aがフェニル(所望によりハロゲン、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシまたはC1−4ハロアルコキシによって置換されている)である、請求項1から10の何れか1項に記載の式(I)の化合物。
【請求項12】
Wが、フェニル、ピリジニルまたはピリミジニルであり、これらは全て、所望によりハロゲン、C1−4アルキル(所望によりC1−4アルコキシによって置換されている)、C1−4アルコキシ、C1−4フルオロアルキル、C1−4フルオロアルコキシ、CNまたはCOHによって置換されている、請求項1から11の何れか1項に記載の式(I)の化合物。
【請求項13】
N−((1S)−2−{[1−(4−フルオロフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]オキシ}−1−メチルエチル)−2,4,6−トリメチルベンゼンスルホンアミド;
N−[(1S)−2−[[1−(4−フルオロフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]アミノ]−1−メチルエチル]−2,4,6−トリメチル−ベンゼンスルホンアミド;
N−((1S)−2−{[1−(6−フルオロピリジン−3−イル)−1H−インダゾール−4−イル]アミノ}−1−メチルエチル)−2,4,6−トリメチルベンゼンスルホンアミド;
2,4,6−トリメチル−N−[2,2,2−トリフルオロ−1−({[1−(6−フルオロフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]オキシ}メチル)エチル]ベンゼンスルホンアミド;
N−((1S)−2−{[1−(4−メトキシフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]アミノ}−1−メチルエチル)−2,4,6−トリメチルベンゼンスルホンアミド;
2,4,6−トリメチル−N−[(1S)−1−メチル−2−({1−[3−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1H−インダゾール−4−イル}アミノ)エチル]ベンゼンスルホンアミド;
2,4,6−トリメチル−N−{(1S)−1−メチル−2−[(1−フェニル−1H−インダゾール−4−イル)アミノ]エチル}ベンゼンスルホンアミド;
N−((1S)−2−{[1−(3−メトキシフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]アミノ}−1−メチルエチル)−2,4,6−トリメチルベンゼンスルホンアミド;
2,4,6−トリメチル−N−((1S)−1−メチル−2−{[1−(3−メチルフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]アミノ}エチル)ベンゼンスルホンアミド;
N−((1S)−2−{[1−(2−フルオロピリジン−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]アミノ}−1−メチルエチル)−2,4,6−トリメチルベンゼンスルホンアミド;
N−((1S)−2−{[1−(6−メトキシピリジン−3−イル)−1H−インダゾール−4−イル]アミノ}−1−メチルエチル)−2,4,6−トリメチルベンゼンスルホンアミド;
2,4,6−トリメチル−N−((1S)−1−メチル−2−{[1−(4−メチルフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]アミノ}エチル)ベンゼンスルホンアミド;
N−((1S)−2−{[1−(3−フルオロフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]アミノ}−1−メチルエチル)−2,4,6−トリメチルベンゼンスルホンアミド;
2,4,6−トリメチル−N−{(1S)−1−メチル−2−[(1−ピリジン−4−イル−1H−インダゾール−4−イル)アミノ]エチル}ベンゼンスルホンアミド;
2,4,6−トリメチル−N−{(1S)−1−メチル−2−[(1−ピリミジン−5−イル−1H−インダゾール−4−イル)アミノ]エチル}ベンゼンスルホンアミド;
2,4,6−トリメチル−N−{(1S)−1−メチル−2−[(1−ピリジン−3−イル−1H−インダゾール−4−イル)アミノ]エチル}ベンゼンスルホンアミド;
N−((1S)−2−{[1−(4−フルオロ−3−メチルフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]アミノ}−1−メチルエチル)−2,4,6−トリメチルベンゼンスルホンアミド;
3−[4−({(2S)−2−[(2,4,6−ベンゼンスルホニル)アミノ]プロピル}アミノ)−1H−インダゾール−1−イル]安息香酸;
2,4,6−トリメチル−N−[(1S)−1−メチル−2−({1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−インダゾール−4−イル}アミノ)エチル]ベンゼンスルホンアミド;
N−[(1S)−2−({1−[3−(メトキシメチル)フェニル]−1H−インダゾール−4−イル}アミノ)−1−メチルエチル]−2,4,6−トリメチルベンゼンスルホンアミド;
N−((1S)−2−{[1−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]アミノ}−1−メチルエチル)−2,4,6−トリメチルベンゼンスルホンアミド;
N−((1S)−2−{[1−(4−クロロフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]アミノ}−1−メチルエチル)−2,4,6−トリメチルベンゼンスルホンアミド;
N−((1S)−2−{[1−(4−フルオロフェニル)−5−メチル−1H−インダゾール−4−イル]アミノ}−1−メチルエチル)−2,4,6−トリメチルベンゼンスルホンアミド;
N−((2R)−2−{[1−(4−フルオロフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]アミノ}プロピル)−2,4,6−トリメチルベンゼンスルホンアミド;
1−シクロペンチル−N−((1S)−2−{[1−(4−フルオロフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]アミノ}−1−メチルエチル)−3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−スルホンアミド;
1−シクロペンチル−N−((1S)−2−{[1−(6−フルオロピリジン−3−イル)−1H−インダゾール−4−イル]アミノ}−1−メチルエチル)−3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−スルホンアミド;
1−シクロペンチル−3,5−ジメチル−N−[(1S)−1−メチル−2−({1−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1H−インダゾール−4−イル}アミノ)エチル]−1H−ピラゾール−4−スルホンアミド;
1−シクロペンチル−N−((1S)−2−{[1−(2−メトキシピリミジン−5−イル)−1H−インダゾール−4−イル]アミノ}−1−メチルエチル)−3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−スルホンアミド;
1−シクロペンチル−3,5−ジメチル−N−{(1S)−1−メチル−2−[(1−ピリミジン−5−イル−1H−インダゾール−4−イル)アミノ]エチル}−1H−ピラゾール−4−スルホンアミド;
N−((1S)−2−{[1−(4−シアノフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]アミノ}−1−メチルエチル)−1−シクロペンチル−3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−スルホンアミド;
1−シクロペンチル−N−((1S)−2−{[1−(5−メトキシピリジン−3−イル)−1H−インダゾール−4−イル]アミノ}−1−メチルエチル)−3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−スルホンアミド;
N−((1S)−2−{[5−フルオロ−1−(4−フルオロフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]アミノ}−1−メチルエチル)−2,4,6−トリメチルベンゼンスルホンアミド;
N−((1S)−2−{[7−フルオロ−1−(4−フルオロフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]アミノ}−1−メチルエチル)−2,4,6−トリメチルベンゼンスルホンアミド;
2,4,6−トリメチル−N−{(1S)−1−メチル−2−[(1−フェニル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)アミノ]エチル}ベンゼンスルホンアミド;
N−[(1S)−1−({[1−(4−フルオロフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]アミノ}メチル)−2−メチルプロピル]−2,4,6−トリメチルベンゼンスルホンアミド;
N−[2−[1−(4−フルオロフェニル)インダゾール−4−イル]スルファニル−1−メチルエチル]−2,4,6−トリメチル−ベンゼンスルホンアミド;
N−[2−[1−(4−フルオロフェニル)インダゾール−4−イル]スルホニル−1−メチルエチル]−2,4,6−トリメチル−ベンゼンスルホンアミド;
N−{3−[1−(4−フルオロフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]−1−メチルプロピル}−2,4,6−トリメチルベンゼンスルホンアミド;
N−{(1S)−3−[1−(4−フルオロフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]−1−メチルプロピル}−2,4,6−トリメチルベンゼンスルホンアミド;
N−((2S)−2−{[1−(4−フルオロフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]アミノ}プロピル)−2,4,6−トリメチルベンゼンスルホンアミド;
N−((1S)−2−{[1−(4−フルオロフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]オキシ}−1−メチルエチル)−3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−スルホンアミド;
3,5−ジメチル−N−{(1S)−1−メチル−2−[(1−ピリジン−3−イル−1H−インダゾール−4−イル)オキシ]エチル}−1H−ピラゾール−4−スルホンアミド;
1−tert−ブチル−N−((1S)−2−{[1−(4−フルオロフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]オキシ}−1−メチルエチル)−3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−スルホンアミド;
1−tert−ブチル−3,5−ジメチル−N−{(1S)−1−メチル−2−[(1−ピリジン−3−イル−1H−インダゾール−4−イル)オキシ]エチル}−1H−ピラゾール−4−スルホンアミド;
N−((1S)−2−{[1−(4−フルオロフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]オキシ}−1−メチルエチル)−3,5−ジメチル−1−[(3R)−テトラヒドロフラン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−スルホンアミド;
1−(1−エチルプロピル)−N−((1S)−2−{[1−(4−フルオロフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]オキシ}−1−メチルエチル)−3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−スルホンアミド;
N−((1S)−2−{[1−(4−フルオロフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]オキシ}−1−メチルエチル)−3,5−ジメチル−1−[(3S)−テトラヒドロフラン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−スルホンアミド;
1−シクロペンチル−N−((1S)−2−{[1−(4−フルオロフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]オキシ}−1−メチルエチル)−3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−スルホンアミド;
1−シクロペンチル−3,5−ジメチル−N−{(1S)−1−メチル−2−[(1−ピリジン−3−イル−1H−インダゾール−4−イル)オキシ]エチル}−1H−ピラゾール−4−スルホンアミド;
N−{(1S)−2−[(1−シクロペンチル−1H−インダゾール−4−イル)アミノ]−1−メチルエチル}−2,4,6−トリメチルベンゼンスルホンアミド;
N−((1S)−1−エチル−2−{[1−(4−メチルフェニル)−1H−インダゾール−4−イル]アミノ}エチル)ベンゼンスルホンアミド;
N−((1S)−2−{[1−(4−フルオロフェニル)−3−メチル−1H−インダゾール−4−イル]アミノ}−1−メチルエチル)−2,4,6−トリメチルベンゼンスルホンアミド;
N−{(1S)−3−[3−(4−フルオロフェニル)−1H−インダゾール−7−イル]−1−メチルプロピル}−2,4,6−トリメチルベンゼンスルホンアミド;
2,4,6−トリメチル−N−[(1S)−1−メチル−3−(1−ピリミジン−5−イル−1H−インダゾール−4−イル)プロピル]ベンゼンスルホンアミド;または
N−[2−[[1−(4−フルオロフェニル)インダゾール−4−イル]アミノ]−2−メチルプロピル]−2,4,6−トリメチル−ベンゼンスルホンアミド;
である化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項14】
請求項1に記載の式(I)の化合物の製造方法であって、
a. 式(II):
【化2】

の化合物を、式(III):
【化3】

[式中、Lは脱離基である。]の化合物と、適当な溶媒中、適当な塩基の存在下、適当な温度で、カップリングさせること;
b. 式(IV):
【化4】

[式中、Lは脱離基である。]の化合物を、式(V):
【化5】

の化合物と、適当な溶媒中、適当な塩基の存在下、適当な温度でカップリングさせること;または
c. 式(VI):
【化6】

の化合物を、式(VII):
【化7】

[式中、Lは脱離基である。]の化合物と、適当な溶媒中、適当な塩基の存在下、適当な温度でカップリングさせること;
を含む方法。
【請求項15】
請求項1で定義した式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩および薬学的に許容されるアジュバント、希釈剤または担体を含む医薬組成物。
【請求項16】
治療に使用するための、請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項17】
グルココルチコイド受容体介在疾病状態の処置に使用する医薬の製造における、請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩の使用。
【請求項18】
哺乳動物におけるグルココルチコイド受容体介在疾病状態を処置する方法であって、該処置を必要とする哺乳動物に、有効量の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む方法。
【請求項19】
式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩と、
●PDE4Dアイソフォームの阻害剤を含むPDE4阻害剤;
●選択的β.sub2.アドレナリン受容体アゴニスト、例えばメタプロテレノール、イソプロテレノール、イソプレナリン、アルブテロール、サルブタモール、フォルモテロール、サルメテロール、テルブタリン、オルシプレナリン、メシル酸ビトルテロール、ピルブテロールまたはインダカテロール(indacaterol);
●ムスカリン受容体アンタゴニスト(例えばM1、M2またはM3アンタゴニスト、例えば選択的M3アンタゴニスト)、例えば臭化イプラトロピウム、臭化チオトロピウム、臭化オキシトロピウム、ピレンゼピンまたはテレンゼピン;
●ケモカイン受容体機能のモジュレーター(例えばCCR1受容体アンタゴニスト);または
●p38キナーゼ機能阻害剤
を含むリストから選択される1種以上の薬物の組み合わせ剤。

【公表番号】特表2009−512687(P2009−512687A)
【公表日】平成21年3月26日(2009.3.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−536543(P2008−536543)
【出願日】平成18年10月18日(2006.10.18)
【国際出願番号】PCT/SE2006/001181
【国際公開番号】WO2007/046747
【国際公開日】平成19年4月26日(2007.4.26)
【出願人】(391008951)アストラゼネカ・アクチエボラーグ (625)
【氏名又は名称原語表記】ASTRAZENECA AKTIEBOLAG
【出願人】(507113188)バイエル・シェーリング・ファルマ・アクチェンゲゼルシャフト (141)
【氏名又は名称原語表記】Bayer Schering Pharma Aktiengesellschaft
【Fターム(参考)】