説明

超音波検査(UT)を三次元座標測定機(CMM)と統合するための方法及びシステム

【課題】機械構成要素を測定するのに使用する測定装置を組立てる方法を提供する。
【解決手段】本方法は、三次元座標測定機(CMM)を準備するステップを含む。本方法はまた、超音波検査(UT)機能及びCMM機能を組合せて検査プローブを形成するステップを含む。検査プローブは、該検査プローブがCMM機能を使用して機械構成要素の外部境界を測定しかつほぼ同時にUT機能を使用して該機械構成要素の内部境界を測定するようにCMM上に取付けられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の技術領域は、総括的には測定プローブに関し、より具体的には、機械構成要素を測定するのに使用する測定プローブを組立てる方法に関する。
【背景技術】
【0002】
実使用に配置するのに先立って、内部ジオメトリ又は狭い開口部を備えた少なくとも幾つかの公知のロータブレード又はその他の部品は、該ブレードがタービンエンジン内での使用に適した寸法を有することを保証するために、測定プローブを使用して測定される。多くの場合、公知のブレードは非破壊検査法により検査して、各ブレードが肉眼で見ることができない内部欠陥及び/又は割れを含まないことを保証される。従って、一般的にブレードの外部及び内部ジオメトリの両方を測定することが重要である。
【0003】
ブレードを測定する公知の方法は、該ブレードの外部及び内部ジオメトリの両方を検査するために2つの別個のプロセスを必要とする。第1に少なくとも幾つかの公知のブレードは、該ブレードの内部ジオメトリを調べるコンピュータ断層撮影(CT)及び/又は超音波断層撮影(UT)の1つを使用して検査される。次に、三次元座標測定機(CMM)プローブを利用して、ブレードの外部ジオメトリを検査する。従って、CT、CMM及びUTの各個々のプロセスについて設定及び検査プロセスを完了するためには、極めて大きな時間を必要とする。さらに、現在ではUT検査は、ロボットアームを必要とし、従ってブレードの輪郭に正確に沿ってアームを移動させるようにプログラムする予備検査プロセスを必要とする。
【0004】
従って、公知の方法は一般的に、時間が掛かり、現場での検査に適しておらずかつ/又は費用が掛かる。さらに、CMMの場合には、深くかつ狭い開口部又は空洞を有する構成要素のような複雑なブレードジオメトリは、空洞ジオメトリを測定するためにCMMプローブの複雑な設定及び/又は曲げを必要とする。さらに、圧縮機ブレードの場合には、CMMプローブは、該ブレードの正圧及び負圧側面の両方にわたって移動させる必要がある。加えて、CMMプローブは、CADモデルを補正しかつ/又はポイント測定値を密にする必要がある。しかしながら、プローブ補正は一般的に、計算的に複雑なプロセスである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】国際特許出願第2007/028941号公報
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの態様では、機械構成要素を測定するのに使用する測定装置を組立てる方法を提供する。本方法は、三次元座標測定機(CMM)を準備するステップを含む。本方法はまた、超音波検査(UT)機能及びCMM機能を組合せて検査プローブを形成するステップを含む。検査プローブは、該検査プローブがCMM機能を使用して機械構成要素の外部境界を測定しかつほぼ同時にUT機能を使用して該機械構成要素の内部境界を測定するようにCMM上に取付けられる。
【0007】
別の態様では、測定装置を提供する。本測定装置は、三次元座標測定機(CMM)と、超音波検査(UT)機能及びCMM機能を組合せた検査プローブとを含む。検査プローブは、該検査プローブがCMM機能を使用して機械構成要素の外部境界を測定しかつほぼ同時にUT機能を使用して該機械構成要素の内部境界を測定するようにCMM上に取付けられる。
【0008】
さらに別の態様では、機械構成要素を測定するためのシステムを提供する。本システムは、測定装置を含み、測定装置は、三次元座標測定機(CMM)と、超音波検査(UT)機能及びCMM機能を組合せた検査プローブとを含む。検査プローブは、該検査プローブがCMM機能を使用して機械構成要素の外部境界を測定しかつほぼ同時にUT機能を使用して該機械構成要素の内部境界を測定するようにCMM上に取付けられる。本システムはまた、測定装置に結合されて機械構成要素の測定値を表示するのを可能にするディスプレイを含む。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】タービンエンジンロータブレードの例示的な実施形態を示す図。
【図2】図1に示すロータブレードを測定するために使用することができる例示的なシステムを示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の例示的な実施形態は、それに限定されないがブレードのような機械構成要素を測定するためのシステムを提供する。本システムは、機械構成要素を測定するようになった測定プローブと、機械構成要素の測定値を表示するようになったディスプレイとを含む。
測定プローブは、超音波プローブに結合された三次元座標測定機(CMM)プローブを含む。超音波プローブは、機械構成要素内における少なくとも1つの割れのような内部欠陥の位置を測定し、かつCMMプローブによって決定した座標で各内部欠陥の位置を表す。別の実施形態では、測定プローブは、CMM機械上に取付けられかつ超音波機能及びCMM機能の両方を有する超音波プローブを備えた特注検査プローブとすることができる。そのような実施形態では、超音波プローブは、CMMプローブに対して物理的には結合されない。いずれの実施形態でも、測定プローブは、超音波検査及びCMM検査の機能を組合せている。
【0011】
1つの実施形態では、測定プローブは、機械構成要素の少なくとも2つの側面の1つと接触状態で該測定プローブを配置することによって、該少なくとも2つの側面のジオメトリを同時に測定するように構成される。別の実施形態では、特注超音波プローブは、機械構成要素に対してほぼ垂直である表面を測定するように構成される。この例示的な実施形態では、測定プローブは、ロータブレードのジオメトリを測定するように構成される。
【0012】
ロータブレードに関して本発明を説明しているが、本発明はロータブレードで使用することのみに限定されるものではないことを当業者には理解されたいことを注記しておきたい。むしろ、本発明は、あらゆる機械構成要素を測定するために使用することができる。
【0013】
図1は、タービンエンジンロータブレード100の例示的な実施形態である。ブレード100は、翼形部102と、該ブレード100をロータ(図示せず)に取付けるために使用する一体形のダブテール104とを含む。ブレード100は、第1の輪郭側壁106と第2の輪郭側壁108とを含む。この例示的な実施形態では、第1の側壁106は、凸面形でありかつブレード100の負圧側面110を形成し、また第2の側壁108は、凹面形でありかつブレード100の正圧側面112を形成する。側壁106及び108は、レード100の前縁114及び軸方向に間隔を置いた後縁116において互いに接合される。より具体的には、翼形部後縁116は、翼形部前縁114から翼弦方向にかつ下流に間隔を置いて配置される。第1及び第2の側壁106及び108はそれぞれ、ダブテール104に隣接して配置されたブレード根元118から翼形部又はブレード先端120までスパンにわたって長手方向又は半径方向外向きに延びる。ダブテールプラットフォーム122は、ブレード根元118に配置されかつそれぞれ第1及び第2の側壁106及び108から軸方向外向きに延びる。ブレード100は単なる例示であり、またブレード100の一般的な構成は、プラットフォーム122又はダブテール104を備えた状態で或いはそれらを備えていない状態でのあらゆる従来型の形態を取ることができることに注目されたい。例えば、ブレード100は、ダブテール104を備えていないブリスクタイプの構成のディスクと一体形に形成することができる。
【0014】
エンジン(図示せず)内にブレード100を取付けるのに先立って及び/又はエンジンの保守整備の間に、ブレード100は一般的に、測定プローブ(図1には図示せず)を使用して検査して、ブレード100がエンジン内で使用するための適正な寸法に製作されかつそのような適正な寸法を備えることを保証する。さらに、ブレード100は、該ブレード100が内部及び/又は外部欠陥を含まないことを保証するために検査される。従って、この検査の間に、ブレードの外部及び内部ジオメトリの両方を測定することが重要である。
【0015】
図2は、ブレード100を測定するために使用することができる例示的なシステム200を示す図である。この例示的な実施形態では、システム200は、測定プローブ202、ディスプレイ204及び超音波パルス受信機206を含む。さらに、この例示的な実施形態では、測定プローブ202は、三次元座標測定機(CMM)210と超音波プローブ212とを含む。超音波プローブ212は、CMMプローブ214及び該超音波プローブ212がブレード100に対するそれらの位置又はほぼそれらの位置をほぼ同時に測定することができるようにCMMプローブ214に結合される。この例示的な実施形態は、CMMプローブ214に結合された超音波プローブ212を含む測定プローブ202に関して説明しているが、別の実施形態では、測定プローブ202は、CMM機械210上に取付けられかつCMMプローブ214に対して超音波プローブ212を物理的に結合しないで超音波機能及びCMM機能の両方を有する超音波プローブを備えた特注検査プローブとすることができる。いずれの実施形態でも、測定プローブ202は、超音波検査及びCMM検査の機能を組合せている。さらに、この例示的な実施形態では、システム100の各構成要素は、コンピュータ(図示せず)及び/又はプロセッサ(図示せず)に電気的に結合される。
【0016】
超音波プローブ212は、超音波パルス受信機206に電気的に結合され、超音波パルス受信機206はディスプレイ204に電気的に結合される。1つの実施形態では、超音波プローブ212はまた、信号ディジタイザ(図示せず)に結合される。CMM210はまた、ディスプレイ204に電気的に結合される。従って、CMMプローブ214及び超音波プローブ212の両方並びに/或いは特注検査プローブが受信した測定値は、ディスプレイ204上にほぼ同時に表示することができる。
【0017】
作動時に、測定プローブ202を使用して、CMM機械210及び超音波プローブ212からほぼ同時に測定値を受信することによってブレード100を検査する。検査の間に
CMM機械210を使用して、X、Y、Z座標に関して超音波プローブ212の位置を決定する。ほぼ同時に、超音波プローブ212を使用して、超音波パルス受信機206に対して超音波パルスを送信することによってブレード100の厚さ及び/又はブレード100内のあらゆる内部欠陥の位置を決定する。この例示的な実施形態では、ブレードの厚さは、それに限定されないがブレード100の負圧側面110(図1に示す)と正圧側面112(図1に示す)との間の距離及び/又はブレード100の前縁114(図1に示す)と後縁116(図1に示す)との間の距離を含む。従って、この例示的な実施形態では、超音波プローブ212によって測定した厚さ及び/又は位置は、CMMプローブ214によって決定したX、Y、Z座標上方と組合される。従って、ブレード100の外部境界及び寸法、該ブレード100の内部境界及び該ブレード100内のあらゆる内部欠陥が、検査プロセスの間にディスプレイ204上にリアルタイムに表示される。1つの実施形態では、境界、寸法及び欠陥は、リアルタイムの三次元画像として表示される。
【0018】
作動時に、システム200は、ブレード100の深くかつ狭い空洞内にCMMプローブ214を配置する必要性を排除する。むしろ、空洞ジオメトリは、測定プローブ202を使用してプローブ100の外部表面から測定される。さらに、この例示的な実施形態では、測定プローブ202は、ブレード100の正圧側面112又は負圧側面110のいずれかに沿って移動して両側面の完全なブレードジオメトリを測定することを必要とするのみである。従って、測定に必要な時間量が減少する。さらに、超音波プローブ212による信号は、垂直な表面に対して敏感である。従って、超音波プローブ212によって測定される垂直な表面は、CMMプローブ214における表面垂直度の基準として使用することができる。
【0019】
1つの実施形態では、機械構成要素を測定するのに使用する測定装置を組立てる方法を提供する。本方法は、三次元座標測定機(CMM)を準備するステップを含む。本方法はまた、超音波検査(UT)機能及びCMM機能を組合せて検査プローブを形成するステップを含む。検査プローブは、該検査プローブがCMM機能を使用して機械構成要素の外部境界を測定しかつほぼ同時にUT機能を使用して該機械構成要素の内部境界を測定するようにCMM上に取付けられる。この例示的な実施形態では、測定プローブは、ディスプレイに結合されて機械構成要素の測定値を表示するのを可能にする。
【0020】
1つの実施形態では、検査プローブは、UT機能を使用して機械構成要素内における少なくとも1つの内部欠陥の位置を測定するように構成される。別の実施形態では、検査プローブは、CMM機能を使用して該検査プローブの座標を決定しかつ決定した座標を使用して少なくとも1つの内部欠陥の位置を表すように構成される。1つの実施形態では、検査プローブは、機械構成要素の2つの側面の1つと接触状態で該検査プローブを配置することによって該少なくとも2つの側面のジオメトリを測定するように構成される。別の実施形態では、検査プローブは、機械構成要素に対してほぼ垂直である表面を測定するように構成される。この例示的な実施形態では、検査プローブは、ロータブレードのジオメトリを測定するように構成される。
【0021】
上記のシステム及び方法は、機械構成要素の外部及び内部構造の両方のより適宜かつ正確な検査を行なうことを可能にする。上記のシステム及び方法はまた、機械構成要素のリアルタイムの三次元画像の作成及び欠陥情報の正確な取得を可能にする。従って、特に複雑なジオメトリを測定する場合に、CMM生成力が向上する。さらに、上記のシステム及び方法は、超音波センサを使用してCMMにおける簡単なプローブ補正を得るのを可能にする。従って、CMMは、内部測定を行なう大きな能力を有する。
【0022】
本明細書で使用する場合に、前に数詞を付していない状態で記載した要素又はステップは、そうでないことを明確に断らない限り、複数のそのような要素又はステップを除外するものではないことを理解されたい。さらに、本発明の「1つの実施形態」という表現は、記載した特徴を同様に組入れた付加的な実施形態の存在を除外することを意図するものではない。
【0023】
以上、測定プローブを組立てるためのシステム及び方法の例示的な実施形態について、詳細に説明している。本図示したシステム及び方法は、本明細書に記載した特定の実施形態に限定されるものではなく、むしろ本システムの構成要素は、本明細書に記載したその他の構成要素から独立してかつ別個に利用することがでる。さらに、本方法に説明したステップは、本明細書に記載したその他の構成要素から独立してかつ別個に利用することがでる。
【0024】
様々な特定の実施形態に関して本発明を説明してきたが、本発明は、特許請求の範囲の技術思想及び技術的範囲内の変更で実施することができることが分かるであろう。
【符号の説明】
【0025】
100 ロータブレード
102 翼形部
104 ダブテール
106 第1の側壁
108 第2の側壁
110 負圧側面
112 正圧側面
114 前縁
116 後縁
118 ブレード根元
120 ブレード先端
122 プラットフォーム
200 システム
202 測定プローブ
204 ディスプレイ
206 超音波パルス受信機
210 三次元座標測定機(CMM)
212 超音波プローブ
214 CMMプローブ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
機械構成要素を測定するのに使用する測定装置を組立てる方法であって、
三次元座標測定機(CMM)を準備するステップと、
超音波検査(UT)機能及びCMM機能を組合せて検査プローブを形成するステップと、
前記検査プローブが前記CMM機能を使用して前記機械構成要素の外部境界を測定しかつほぼ同時に前記UT機能を使用して該機械構成要素の内部境界を測定するように前記CMM上に前記検査プローブを取付けるステップと、を含む、
方法。
【請求項2】
前記UT機能を使用して前記機械構成要素内における少なくとも1つの内部欠陥の位置を測定するステップをさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記CMM機能を使用して前記検査プローブの座標を決定するステップと、
前記決定した座標を使用して前記少なくとも1つの内部欠陥の位置を表すステップと、
をさらに含む、請求項2記載の方法。
【請求項4】
前記検査プローブを使用してロータブレードのジオメトリを測定するステップをさらに含む、請求項1乃至3のいずれか1項記載の方法。
【請求項5】
前記機械構成要素の測定予定の少なくとも2つの側面の1つと接触状態で前記検査プローブを配置することによって、該少なくとも2つの側面のジオメトリを測定するステップをさらに含む、請求項1乃至4のいずれか1項記載の方法。
【請求項6】
前記検査プローブを使用して、前記機械構成要素に対してほぼ垂直である表面を測定するステップをさらに含む、請求項1乃至5のいずれか1項記載の方法。
【請求項7】
前記機械構成要素の測定値を表示するステップをさらに含む、請求項1乃至6のいずれか1項記載の方法。
【請求項8】
測定装置であって、
三次元座標測定機(CMM)と、
超音波検査(UT)機能及びCMM機能を組合せた検査プローブと、を含み、
前記検査プローブが、該検査プローブが前記CMM機能を使用して機械構成要素の外部境界を測定しかつほぼ同時に前記UT機能を使用して該機械構成要素の内部境界を測定するように前記CMM上に取付けられる、
測定装置。
【請求項9】
前記機械構成要素内における少なくとも1つの内部欠陥の位置が、前記UT機能を使用して測定される、請求項8記載の測定装置。
【請求項10】
前記検査プローブの座標が、前記CMM機能を使用して決定され、
前記少なくとも1つの内部欠陥の位置が、前記決定した座標を使用して表される、
請求項9記載の測定装置。
【請求項11】
前記検査プローブが、ロータブレードのジオメトリを測定するように構成される、請求項8乃至10のいずれか1項記載の測定装置。
【請求項12】
前記検査プローブが、前記機械構成要素の2つの側面の1つと接触状態で配置された時に該少なくとも2つの側面のジオメトリを測定するように構成される、請求項8乃至11のいずれか1項記載の測定装置。
【請求項13】
前記検査プローブが、前記機械構成要素に対してほぼ垂直である表面を測定するように構成される、請求項8乃至12のいずれか1項記載の測定装置。
【請求項14】
該測定装置が、ディスプレイに結合されて前記機械構成要素の測定値を表示するのを可能にする、請求項8乃至13のいずれか1項記載の測定装置。
【請求項15】
機械構成要素を測定するためのシステムであって、
測定装置を含み、前記測定装置が、
三次元座標測定機(CMM)と、
超音波検査(UT)機能及びCMM機能を組合せた検査プローブと、を含み、
前記検査プローブが、該検査プローブが前記CMM機能を使用して機械構成要素の外部境界を測定しかつほぼ同時に前記UT機能を使用して該機械構成要素の内部境界を測定するように前記CMM上に取付けられ、
該システムが、前記測定装置に結合されて前記機械構成要素の測定値を表示するのを可能にするディスプレイをさらに含む、
システム。
【請求項16】
前記機械構成要素内における少なくとも1つの内部欠陥の位置が、前記UT機能を使用して測定される、請求項15記載のシステム。
【請求項17】
前記検査プローブの座標が、前記CMM機能を使用して決定され、
前記少なくとも1つの内部欠陥の位置が、前記決定した座標を使用して表される、
請求項16記載のシステム。
【請求項18】
前記検査プローブが、ロータブレードのジオメトリを測定するように構成される、請求項15乃至17のいずれか1項記載のシステム。
【請求項19】
前記検査プローブが、前記機械構成要素の2つの側面の1つと接触状態で配置された時に該少なくとも2つの側面のジオメトリを測定するように構成される、請求項15乃至18のいずれか1項記載のシステム。
【請求項20】
前記検査プローブが、前記機械構成要素に対してほぼ垂直である表面を測定するように構成される、請求項15乃至19のいずれか1項記載のシステム。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2011−509402(P2011−509402A)
【公表日】平成23年3月24日(2011.3.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−540725(P2010−540725)
【出願日】平成20年12月5日(2008.12.5)
【国際出願番号】PCT/US2008/085618
【国際公開番号】WO2009/085558
【国際公開日】平成21年7月9日(2009.7.9)
【出願人】(390041542)ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ (6,332)
【氏名又は名称原語表記】GENERAL ELECTRIC COMPANY
【Fターム(参考)】