説明

電動車両

【課題】ユーザの要望に応じて回生音の発生をコントロールできる電動車両を提供する。
【解決手段】バッテリから電力供給を受けて走行用動力を出力可能であるとともに車両の回生制動時に発電を行う第1のモータ14を備えたハイブリッド車両1であって、第1のモータ14による回生制動の使用比率を変更するための操作スイッチ56が設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動車両に関し、特に、電源装置から電力供給を受けて走行用動力を出力可能であるとともに車両の回生制動時に発電を行う回転電機を備えた電動車両に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ガソリン等を燃料とする内燃機関であるエンジンと、バッテリ等から供給される電力により駆動されるモータとを走行用動力源として搭載したハイブリッド車両が知られている。前記モータは車両の減速時や下り坂走行時に回生制動により発電する発電機として機能し、この発電電力をバッテリに充電することによってエネルギー効率および燃費の向上を図っている。
【0003】
上記モータが回生制動するとき、モータから「ヒューン」というような騒音または回生音が発生する。このような回生音は、車輪から車軸等の駆動系を介して上記モータに入力される運動エネルギーを電気エネルギーに変換する際に生じる機能音であるが、運転者や同乗者によってはあまり好ましくない騒音として感じる場合もあり得る。
【0004】
例えば、特許文献1には、エンジンを停止させてモータによる駆動力だけで走行する電気自動車モード(以下、EVモードという)を運転者が選択する際に操作されるEVスイッチを備えたハイブリッド車が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2007−210414号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記EVスイッチを備えたハイブリッド車では、EVスイッチがオン操作されることで、車両速度が所定値以下である等を条件にEV走行となる。EV走行時はエンジン音がしないため、エンジン動力により走行するときに比べて車両から発せられる騒音を小さく抑えることができる。
【0007】
しかし、この場合でも回生制動時のモータの回生音はエンジン動力により走行する場合と同様に発生し、例えば深夜に閑静な住宅街にある自宅にEV走行で帰ろうとする運転者が車両から発せられる回生音をできるだけ抑えたいと思ってもそれを制御することができなかった。
【0008】
本発明の目的は、ユーザの要望に応じて回生音の発生をコントロールできる電動車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る電動車両は、電源装置から電力供給を受けて走行用動力を出力可能であるとともに車両の回生制動時に発電を行う回転電機を備えた電動車両であって、前記回転電機による回生制動の使用比率を変更するための操作スイッチを設けたことを特徴とするものである。
【0010】
本発明に係る電動車両において、前記操作スイッチは、ナビゲーション装置のタッチパネル式の画面上に表示されるマークで構成されるのが好ましい。このようにすれば、特別なハードウエア要素を追加することなく、回生制動の使用比率を変更するための操作スイッチを装備することができ、コスト増加を抑制できる。
【0011】
また、本発明に係る電動車両において、車両の起動時ごとに前回の回生制動使用比率の設定が前記表示されるようにしてもよい。このようにすれば、車両の起動時ごとに運転者が前回の回生制動使用比率の設定状態を確認することができ、燃費が悪化する設定状態のままで走行してしまうのを防止することができる。
【0012】
さらに、本発明に係る電動車両において、前記回生制動の使用比率の変更は回生トルク指令値を変更することが好ましい。この場合、回生トルク指令値の変更は、予め記憶された複数のマップのうち前記回生始動の使用比率に応じて選択されるマップを切り換えることによって実行されてもよい。
【発明の効果】
【0013】
本発明に係る電動車両によれば、回転電機による回生制動の使用比率を変更するための操作スイッチを設けたことで、運転者等の要望に応じて操作スイッチを操作することにより回転電機の回生制動使用比率を低下させることができ、その結果、回生制動に伴って生じる回生音を抑制することができる。これにより、車両に対するユーザの満足度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の一実施形態であるハイブリッド車両の構成を概略的に示す図である。
【図2A】ナビゲーション装置の画面に表示された操作スイッチの一例を示す図である。
【図2B】ナビゲーション装置の画面に表示された操作スイッチの一例を示す、図2と同様の図である。
【図3】車速と回生トルクとの関係を規定するマップを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。この説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等にあわせて適宜変更することができる。なお、下記においては、電動車両として2モータ型パラレル/シリーズタイプのハイブリッド車両を例に説明するが、本発明は、1モータ型のパラレルタイプのハイブリッド車両に適用されてもよいし、モータのみを動力源として搭載する電気自動車にも適用可能である。
【0016】
図1は、本発明の一実施形態であるハイブリッド車両1の概略構成を示す。図1中、動力伝達系は丸棒状の軸要素として図示され、電力系は実線で図示され、信号系は破線で図示されている。
【0017】
ハイブリッド車両1は、走行用動力源としてのエンジン12と、別の走行用動力源である第1のモータ(図中「MG2」と表示)14と、エンジン12の出力軸18が連結される動力分配機構20を介して回転軸22が接続される第2のモータ(図中「MG1」と表示)24と、第1および第2のモータ14,24に駆動電力を供給可能なバッテリ16と、上記エンジン12およびモータ14,24の作動を統括的に制御するとともに、バッテリ16の充放電を制御する制御装置(図1中「ECU(Electronic Control Unit)」と表示)10と、を備える。
【0018】
エンジン12は、ガソリン等を燃料とする内燃機関であり、制御装置10からの指令に基づいてクラッキング、スロットル開度、燃料噴射量、点火タイミング等が制御されて、エンジン12の始動、運転、停止等が制御される。
【0019】
エンジン12から動力分配機構20へと延伸する出力軸18の近傍にはエンジン回転数Neを検出するエンジン回転数センサ28が設けられている。また、エンジン12には、エンジン冷却媒体である冷却水の温度Twを検出する温度センサ13が設けられている。回転センサ28および温度センサ13による各検出値は、制御装置10に送信される。なお、本実施形態では温度センサ13によりエンジン冷却水の水温を検出するようにしたが、これに限定されず、温度センサによりエンジン12自体の温度を直に検出してもよい。
【0020】
動力分配機構20は、例えば遊星歯車機構によって好適に構成されることができる。エンジン12から出力軸18を介して動力分配機構20に入力された動力は、減速機30および車軸32を介して駆動輪34に伝達されて、車両1がエンジン動力によって走行することができる。
【0021】
また、動力分配機構20は、出力軸18を介して入力されるエンジン12の動力の一部または全部を、回転軸22を介して第2のモータ24に入力することができる。このとき、例えば三相同期型交流モータによって好適に構成される第1のモータ24は発電機として機能し、発電された三相交流電圧がインバータ36によって直流電圧に変換された後、バッテリ(電源装置)16に充電されるか、または、第1のモータ14の駆動電圧として用いられる。
【0022】
また、第2のモータ24は、バッテリ16からインバータを介して供給された電力により回転駆動される電動機としても機能することができ、第2のモータ24が回転駆動されて回転軸22に出力される動力は動力分配機構20および出力軸18を介してエンジン12に入力され、エンジン12を始動させる際にエンジン12をクラッキングさせる。
【0023】
主として電動機として機能する第1のモータ14は、例えば三相同期型交流モータによって好適に構成されることができ、バッテリ16から供給される直流電圧がインバータ38で三相交流電圧に変換されて駆動電圧として印加されることにより回転駆動される。第1のモータ14が駆動されて回転軸15に出力される動力は、減速機30および車軸32を介して駆動輪34に伝達され、これによりEV走行が行われる。また、第1のモータ14は、ユーザのアクセル操作により車両1に対して急加速要求があった場合等に、走行用動力を出力してエンジン出力をアシストする機能も有する。
【0024】
さらに、第1のモータ14は、車両の回生制動時に発電機として機能することができ、駆動輪34から減速機30および回転軸15を介して入力される動力によって交流電力を発電する。第2のモータ24で発電されて出力される三相交流電圧は、インバータ38によって直流電圧に変換された後、バッテリ16に充電されることができる。
【0025】
車両1の回生制動時の第1のモータ14による制動力および発電可能電力は、制御装置10により発せられる回生トルク指令値に基づいて設定される。本実施形態の車両1では、運転者の要望に応じて、回生トルク指令値を変更することにより第1のモータ14の回生制動の使用比率を変更できるように構成されている。その詳細については後述する。
【0026】
インバータ36,38は、上述したように双方向の交流・直流変換機能を有する公知構成のものを用いることができる。また、第1のモータ24によって発電された電力をインバータ36からインバータ38に直に供給して、第2のモータ14の駆動電力として用いることもできる。
【0027】
バッテリ16には、例えば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、鉛電池等の充放電可能な二次電池を好適に用いることができる。バッテリ16には、バッテリ電圧Vbを検出する電圧センサ40と、バッテリ16に出入りするバッテリ電流Ibを検出する電流センサ42、バッテリ温度Tbを検出する温度センサ44とが設けられている。各センサ40,42,44による検出値は、制御装置10に入力されてバッテリ16の充電状態(SOC(State Of Charge))を制御するために用いられる。
【0028】
制御装置10は、各種の制御プログラムを実行するCPU、制御プログラムや制御用マップ等を予め記憶するROM、ROMから読み出された制御プログラムや各センサ40,42,44による検出値などを一時的に記憶するRAM等を含むマイクロコンピュータとして好適に構成されることができる。制御装置10は、エンジン回転数Ne、バッテリ電流Ib、バッテリ電圧Vb、バッテリ温度Tb、アクセル開度信号Acc、車速Sv、エンジン冷却水の水温Tw等が入力される入力ポート、ならびに、エンジン12、インバータ36,38等の運転または作動を制御する制御信号を出力する出力ポートを含む入出力インターフェースを有する。
【0029】
さらに、ハイブリッド車両1は、EVスイッチ50およびナビゲーション装置52を備える。EVスイッチ50は、運転席近傍であって運転者が操作しやすい位置に配置されている。運転者によりEVスイッチ50がオン操作されると、車速Svが所定速度以下であり、且つ、バッテリ16のSOCが所定範囲の充電量であることを条件に、エンジン12を停止させて第1のモータ14の駆動力のみで走行するEVモードに移行する。また、ナビゲーション装置52は、タッチパネル式の表示画面54(図2A参照)を有しており、運転者による上記表示画面54上での目的地設定に応じて、目的地までの経路を運転者に地図表示や音声によって提供する等の公知の機能を有する。
【0030】
次に、図2A、2Bおよび3を参照して、第1のモータ14の回生制動の使用比率を変更する構成および制御について説明する。図2Aおよび2Bは、操作スイッチ56が表示されたナビゲーション装置52の表示画面54を示し、図3は車速Svとの関連で回生トルク指令値GT*を規定する複数(本実施形態では5つ)のマップを示す図である。
【0031】
図2Aを参照すると、ナビゲーション装置52のタッチパネル式の表示画面54には、「1」〜「5」の番号が付された5つの矩形状マークからなる操作ボタン56が表示される。この表示画面は、図示しないメニュー画面から一階層を降りることによって表示される。図2Aでは、操作ボタン56のうち1番のボタンが選択されて点灯表示した状態を示し、図2Bでは、操作ボタン56のうち5番のボタンが選択されて点灯表示した状態を示す。
【0032】
図2Bに示すように運転者等のタッチ操作により操作ボタン56のうち最も右側に位置する5番のボタンが選択されているとき、第1のモータ14の回生制動使用比率は通常時の状態に設定される。この場合、制御装置10は、最上部のマップ58を参照して車速に応じた回生トルク指令値GT*を設定する。このマップ58は、車速が零から第1の所定速度までは回生トルク指令値GT*が最大回生トルクGTmaxまで直線的に増加し、第1の所定速度以上では最大回生トルクGTmaxで一定となり、さらに高速域の第2の所定速度以上になると漸減する関係にある。このマップ58を参照して回生トルク指令値GT*が設定されるとき、回生制動の使用比率は100%となる。
【0033】
上記5番の操作ボタンが選択されているとき、回生制動を最大限利用して電力を回収することでエネルギー効率および燃費を良好にすることができる。したがって、第1のモータ14から発生する「ヒューン」という感じの回生音が全く気にならないか、または、多少は気になったとしても燃費向上を優先させたい運転者等のユーザにとっては好都合である。
【0034】
一方、図3に示すように、上記マップ58の下方には、4つのマップ60,62,64,66が示されている。これらのマップ60−66は、車速が第1の所定速度までは直線的に増加し、第1〜第2の所定速度の車速では一定となり、第2の所定速度以上では漸減する関係は上記マップ58と同様であるが、各マップ60−66の最大回生トルク値は上記マップ58の最大回生トルク値GTmaxに対して、4/5、3/5、2/5、および、1/5になっている。換言すれば、第1のモータ14による回生制動の使用比率が上記マップ58の100%に対して、80%、60%、40%、20%にそれぞれ対応する。操作ボタン56のうち4番から1番の各ボタンは、上記マップ60,62,64,66にそれぞれ対応し、選択される操作ボタンに応じて参照されるマップが切り換えられる。すなわち、番号が小さいボタンほど回生音が小さくなるが回生電力低下によりエネルギー効率および燃費が低下し、逆に、番号が大きいボタンほど回生音が大きくなるが回生電力増加によりエネルギー効率および燃費が良好になる。
【0035】
なお、本実施形態では、5つのマップ58−66を用いるものとして説明するが、これに限定されるものではない。例えば、2つまたは3つのマップを用いてもよいし、6つ以上のマップを用いてもよい。また、上記では最下部のマップ66の使用比率が20%であると説明したが、例えば0〜10%ともっと低く設定されてもよい。
【0036】
図2Aには、操作ボタン56のうち1番のボタンが選択されて点灯表示した状態が示されている。上記1番のボタンが運転者等によってタッチ操作により選択されると、上記のようにマップ66が参照されて回生トルク指令値GT*が設定される。これにより、回生トルク指令値GT*が最低に抑えられ、これにより回生電力も低下することからエネルギー効率および燃費の観点からは不利になる。
【0037】
しかし、回生制動時に第1のモータ14から発生する「ヒューン」という感じの回生音は、車内および車外のいずれにおいてもほとんど聞こえないレベルにすることができる。これにより、例えば、助手席や後部座席で眠っている同乗者に対して静かな環境を提供して睡眠を妨げたくないときや、深夜に静寂な住宅街にある自宅へとEV走行で帰るときに車外に回生音を出したくないとき等には、運転者であるユーザにとっては好都合である。
【0038】
このように本実施形態のハイブリッド車両1によれば、運転者等の要望に応じて操作スイッチ56を操作することにより第1のモータ14の回生制動使用比率を低下させることができ、その結果、回生制動に伴って生じる回生音を抑制することができる。これにより、車両に対するユーザの満足度を向上させることができる。
【0039】
また、操作スイッチ56は、ナビゲーション装置52のタッチパネル式の表示画面54上に表示されるマークで構成されるため、特別なハードウエア要素を追加することなく、回生制動の使用比率を変更するための操作スイッチ56を車両に装備することができ、コスト増加を抑制できる。
【0040】
さらに、操作スイッチ56により第1のモータ14による回生制動使用比率、すなわち回生音発生レベルを複数段階に切り換え可能にしてあることで、ユーザが回生音の気になる程度に応じて変更可能であり、回生音に対する感じ方がそれぞれ異なるユーザに対して幅広く対応することができる。
【0041】
上記において本発明に係る一実施形態であるハイブリッド車両1ついて説明したが、本発明に係る電動車両は上記の構成に限定されるものではなく、種々の変更や改良が可能である。
【0042】
例えば、上記において操作ボタン56は表示画面54でメニュー画面から一階層降りることで表示されると説明したが、パワースイッチがオン操作されたハイブリッド車両1が起動されるごとに表示画面54に操作スイッチ56がまず表示されるようにしてもよい。このようにすれば、車両1の起動時ごとに運転者が前回の操作ボタン56の設定状態を必ず確認することができる。これにより、例えば、昨晩帰宅したときの設定が1番のボタンに設定されているとき、翌日にエネルギー効率および燃費が悪化する設定状態のままで走行してしまうのを防止することができる。
【0043】
また、第1のモータ14の回生制動の使用状態を変更する操作スイッチは、例えばボタン式やダイヤル式等のハードウエア部品で構成して、運転者が操作しやすい位置に装備されてもよい。
【符号の説明】
【0044】
1 ハイブリッド車両、10 制御装置、12 エンジン、13 温度センサ、14 第1のモータ、15 回転軸、16 バッテリ、18 出力軸、20 動力分配機構、22 回転軸、24 第2のモータ、28 エンジン回転数センサ、30 減速機、32 車軸、34 駆動輪、36,38 インバータ、40 電圧センサ、42 電流センサ、44 温度センサ、50 EVスイッチ、52 ナビゲーション装置、54 表示画面、56 操作スイッチ、58−66 マップ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電源装置から電力供給を受けて走行用動力を出力可能であるとともに車両の回生制動時に発電を行う回転電機を備えた電動車両であって、
前記回転電機による回生制動の使用比率を変更するための操作スイッチを設けたことを特徴とする、
電動車両。
【請求項2】
請求項1に記載の電動車両において、
前記操作スイッチは、ナビゲーション装置のタッチパネル式の画面上に表示されるマークで構成されることを特徴とする電動車両。
【請求項3】
請求項2に記載の電動車両において、
車両の起動時ごとに前回の回生制動使用比率の設定が表示されることを特徴とする電動車両。
【請求項4】
請求項1に記載の電動車両において、
前記回生制動の使用比率の変更は、回生トルク指令値を変更することによって行われることを特徴とする電動車両。
【請求項5】
請求項4に記載の電動車両において、
前記回生トルク指令値の変更は、予め記憶された複数のマップのうち前記回生始動の使用比率に応じて選択されるマップを切り換えることによって実行されることを特徴とする電動車両。

【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−147208(P2011−147208A)
【公開日】平成23年7月28日(2011.7.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−3904(P2010−3904)
【出願日】平成22年1月12日(2010.1.12)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】