説明

5−HT2B受容体アンタゴニスト

医薬(特に、5-HT2B受容体の拮抗により軽減する状態の治療のための医薬)として使用するための式(I)、(II)、(IIIa)、(IIIb)、(IVa)および(IVb)の化合物またはそれらの医薬上許容される塩。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
5-HT2B受容体の拮抗により軽減する状態の治療のための医薬の製造における、式I:
【化1】

[式中、
XはOまたはNHである;
R2およびR3は、独立して、Hならびに所望により置換されていてもよいC1-6アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキルおよびフェニル-C1-4アルキルよりなる群から選ばれる;
R1は、所望により置換されていてもよいC9-14アリール基または所望により置換されていてもよいC5-7アリール基である;
RN1およびRN2は、
(i)独立して、H、R、R'、SO2R、C(=O)R、(CH2)nNRN3RN4(ここで、nは1〜4であり、RN3およびRN4は、独立して、HおよびRから選ばれ、ここで、Rは、所望により置換されていてもよいC1-4アルキルであり、R'は、所望により置換されていてもよいフェニル-C1-4アルキルである)から選ばれるか、または
(ii)それらが結合している窒素原子と一緒になって、所望により置換されていてもよいC5-7複素環基を形成している]
の化合物またはその医薬上許容される塩の使用。
【請求項2】
RN1およびRN2が、独立して、HおよびRから選ばれる、請求項1記載の使用。
【請求項3】
RN1およびRN2が共にHである、請求項2記載の使用。
【請求項4】
R2がHである、請求項1〜3のいずれか1項記載の使用。
【請求項5】
R3がメチルである、請求項1〜4のいずれか1項記載の使用。
【請求項6】
XがNHである、請求項1〜5のいずれか1項記載の使用。
【請求項7】
R1が、所望により置換されていてもよいC9-14アリール基および所望により置換されていてもよいビ-C5-7アリール基から選ばれる、請求項1〜6のいずれか1項記載の使用。
【請求項8】
R1が、所望により置換されていてもよいナフチル基である、請求項7記載の使用。
【請求項9】
R1が、所望により置換されていてもよいビフェニル基である、請求項7記載の使用。
【請求項10】
5-HT2B受容体の拮抗により軽減する状態がGI管の障害である、請求項1〜9のいずれか1項記載の使用。
【請求項11】
治療方法における、式I:
【化2】

[式中、
XはOまたはNHである;
R2およびR3は、独立して、Hならびに所望により置換されていてもよいC1-6アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキルおよびフェニル-C1-4アルキルよりなる群から選ばれる;
R1は、所望により置換されていてもよいC9-14アリール基または所望により置換されていてもよいC5-7アリール基である;
RN1およびRN2は、
(i)独立して、H、R、R'、SO2R、C(=O)R、(CH2)nNRN3RN4(ここで、nは1〜4であり、RN3およびRN4は、独立して、HおよびRから選ばれ、ここで、Rは、所望により置換されていてもよいC1-4アルキルであり、R'は、所望により置換されていてもよいフェニル-C1-4アルキルである)から選ばれるか、または
(ii)それらが結合している窒素原子と一緒になって、所望により置換されていてもよいC5-7複素環基を形成している;
ただし、RN1、RN2およびR2がHであり、R3がメチルであり、XがNHである場合には、R1はフェニル; 3-I-フェニル、4-Me-フェニル; 3,5-ジアセチル-フェニル、3-アセチル-フェニル; 4-アセチル-フェニル; および2-カルボキシ-フェニルではない]の化合物またはその医薬上許容される塩の使用。
【請求項12】
RN1およびRN2が、独立して、HおよびRから選ばれる、請求項11記載の使用。
【請求項13】
RN1およびRN2が共にHである、請求項12記載の使用。
【請求項14】
R2がHである、請求項11〜13のいずれか1項記載の使用。
【請求項15】
R3がメチルである、請求項11〜14のいずれか1項記載の使用。
【請求項16】
XがNHである、請求項11〜15のいずれか1項記載の使用。
【請求項17】
R1が、所望により置換されていてもよいC9-14アリール基および所望により置換されていてもよいビ-C5-7アリール基から選ばれる、請求項11〜16のいずれか1項記載の使用。
【請求項18】
R1が、所望により置換されていてもよいナフチル基である、請求項17記載の使用。
【請求項19】
R1が、所望により置換されていてもよいビフェニル基である、請求項17記載の使用。
【請求項20】
請求項11〜19のいずれか1項記載の式Iの化合物またはその医薬上許容される塩と製薬上許容される担体または希釈剤とを含んでなる医薬組成物。
【請求項21】
式I:
【化3】

[式中、
XはOまたはNHである;
R2およびR3は、独立して、Hならびに所望により置換されていてもよいC1-6アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキルおよびフェニル-C1-4アルキルよりなる群から選ばれる;
R1は、所望により置換されていてもよいC9-14アリール基または所望により置換されていてもよいビ-C5-7アリール基である;
RN1およびRN2は、
(i)独立して、H、R、R'、SO2R、C(=O)R、(CH2)nNRN3RN4(ここで、nは1〜4であり、RN3およびRN4は、独立して、HおよびRから選ばれ、ここで、Rは、所望により置換されていてもよいC1-4アルキルであり、R'は、所望により置換されていてもよいフェニル-C1-4アルキルである)から選ばれるか、または
(ii)それらが結合している窒素原子と一緒になって、所望により置換されていてもよいC5-7複素環基を形成している;
ただし、RN1、RN2およびR2がHであり、R3がメチルであり、XがNHである場合には、R1
【化4】

ではなく、RN1、RN2およびR2がHであり、R3がメチルであり、XがNHである場合には、R1はフェニル; 3-I-フェニル、4-Me-フェニル; 3,5-ジアセチル-フェニル、3-アセチル-フェニル; 4-アセチル-フェニル; および2-カルボキシ-フェニルではない]の化合物またはその塩、溶媒和物および化学的に保護された形態。
【請求項22】
RN1およびRN2が、独立して、HおよびRから選ばれる、請求項21記載の化合物。
【請求項23】
RN1およびRN2が共にHである、請求項22記載の化合物。
【請求項24】
R2がHである、請求項21〜23のいずれか1項記載の化合物。
【請求項25】
R3がメチルである、請求項21〜24のいずれか1項記載の化合物。
【請求項26】
XがNHである、請求項21〜25のいずれか1項記載の化合物。
【請求項27】
R1が、所望により置換されていてもよいナフチル基である、請求項21〜26のいずれか1項記載の化合物。
【請求項28】
R1が、所望により置換されていてもよいビフェニル基である、請求項21〜26のいずれか1項記載の化合物。
【請求項29】
5-HT2B受容体の拮抗により軽減する状態の治療のための医薬の製造における、式II:
【化5】

[式中、
R5は、Hならびに所望により置換されていてもよいC1-6アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキルおよびフェニル-C1-4アルキルよりなる群から選ばれる;
R4は、所望により置換されていてもよいC9-14アリール基または所望により置換されていてもよいビ-C5-7アリール基である;
RN5およびRN6は、
(i)独立して、H、R、R'、SO2R、C(=O)R、(CH2)nNRN7RN8(ここで、nは1〜4であり、RN7およびRN8は、独立して、HおよびRから選ばれ、ここで、Rは、所望により置換されていてもよいC1-4アルキルであり、R'は、所望により置換されていてもよいフェニル-C1-4アルキルである)から選ばれるか、あるいは
(ii)それらが結合している窒素原子と一緒になって、所望により置換されていてもよいC5-7複素環基を形成している]
の化合物またはその医薬上許容される塩の使用。
【請求項30】
RN5およびRN6が、独立して、H、RおよびC(=O)Rから選ばれ、ここで、Rが、所望により置換されていてもよいC1-4アルキルである、請求項29記載の使用。
【請求項31】
RN5およびRN6の少なくとも一方がHであり、他方がHおよびC(=O)Meから選ばれる、請求項30記載の使用。
【請求項32】
R5がHである、請求項29〜31のいずれか1項記載の使用。
【請求項33】
R4が、好ましくは、C9-14アリール基または3-もしくは4-C5-6アリール-C5-6アリール基である、請求項29〜32のいずれか1項記載の使用。
【請求項34】
R4が、所望により置換されていてもよいC9-14カルボアリール基である、請求項33記載の使用。
【請求項35】
R4が、所望により置換されていてもよいナフチル基である、請求項34記載の使用。
【請求項36】
5-HT2B受容体の拮抗により軽減する状態がGI管の障害である、請求項29〜35のいずれか1項記載の使用。
【請求項37】
治療方法における、式II:
【化6】

[式中、
R5は、Hならびに所望により置換されていてもよいC1-6アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキルおよびフェニル-C1-4アルキルよりなる群から選ばれる;
R4は、所望により置換されていてもよいC9-14アリール基または所望により置換されていてもよいビ-C5-7アリール基である;
RN5およびRN6は、
(i)独立して、H、R、R'、SO2R、C(=O)R、(CH2)nNRN7RN8(ここで、nは1〜4であり、RN7およびRN8は、独立して、HおよびRから選ばれ、ここで、Rは、所望により置換されていてもよいC1-4アルキルであり、R'は、所望により置換されていてもよいフェニル-C1-4アルキルである)から選ばれるか、あるいは
(ii)それらが結合している窒素原子と一緒になって、所望により置換されていてもよいC5-7複素環基を形成している;
ただし、RN5、RN6およびR5がHである場合には、R4は非置換1-もしくは2-ナフチルまたは非置換4-フェニル-フェニルではない]
の化合物またはその医薬上許容される塩の使用。
【請求項38】
RN5およびRN6が、独立して、H、RおよびC(=O)Rから選ばれ、ここで、Rが、好ましくは、所望により置換されていてもよいC1-4アルキル基である、請求項37記載の使用。
【請求項39】
RN5およびRN6の少なくとも一方がHであり、他方がHおよびC(=O)Meから選ばれる、請求項38記載の使用。
【請求項40】
R5がHである、請求項37〜39のいずれか1項記載の使用。
【請求項41】
R4が、好ましくは、所望により置換されていてもよいC9-14アリール基または所望により置換されていてもよい3-もしくは4-C5-6アリール-C5-6アリール基である、請求項37〜40のいずれか1項記載の使用。
【請求項42】
R4が、所望により置換されていてもよいC9-14カルボアリール基である、請求項41記載の使用。
【請求項43】
R4が、所望により置換されていてもよいナフチル基である、請求項42記載の使用。
【請求項44】
請求項37〜43のいずれか1項記載の式IIの化合物またはその医薬上許容される塩と製薬上許容される担体または希釈剤とを含んでなる医薬組成物。
【請求項45】
式II:
【化7】

[式中、
R5は、Hならびに所望により置換されていてもよいC1-6アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキルおよびフェニル-C1-4アルキルよりなる群から選ばれる;
R4は、所望により置換されていてもよいC9-14アリール基または所望により置換されていてもよいビ-C5-7アリール基である;
RN5およびRN6は、
(i)独立して、H、R、R'、SO2R、C(=O)R、(CH2)nNRN7RN8(ここで、nは1〜4であり、RN7およびRN8は、独立して、HおよびRから選ばれ、ここで、Rは、所望により置換されていてもよいC1-4アルキルであり、R'は、所望により置換されていてもよいフェニル-C1-4アルキルである)から選ばれるか、あるいは
(ii)それらが結合している窒素原子と一緒になって、所望により置換されていてもよいC5-7複素環基を形成している;
ただし、RN5、RN6およびR5がHである場合には、R4は非置換1-もしくは2-ナフチルまたは非置換4-フェニル-フェニルではなく、RN6およびR5がHであり、RN5がアセチルである場合には、R4は非置換2-ナフチルではない]
の化合物またはその塩、溶媒和物および化学的に保護された形態。
【請求項46】
RN5およびRN6が、独立して、H、RおよびC(=O)Rから選ばれ、ここで、Rが、好ましくは、所望により置換されていてもよいC1-4アルキル基である、請求項45記載の化合物。
【請求項47】
RN5およびRN6の少なくとも一方がHであり、他方がHおよびC(=O)Meから選ばれる、請求項46記載の化合物。
【請求項48】
R5がHである、請求項45〜47のいずれか1項記載の化合物。
【請求項49】
R4が、好ましくは、所望により置換されていてもよいC9-14アリール基または所望により置換されていてもよい3-もしくは4-C5-6アリール-C5-6アリール基である、請求項45〜48のいずれか1項記載の化合物。
【請求項50】
R4が、所望により置換されていてもよいC9-14カルボアリール基である、請求項49記載の化合物。
【請求項51】
R4が、所望により置換されていてもよいナフチル基である、請求項50記載の化合物。
【請求項52】
5-HT2B受容体の拮抗により軽減する状態の治療のための医薬の製造における、式IIIaもしくはIIIb
【化8】

[式中、
R8は、Hならびに所望により置換されていてもよいC1-6アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキルおよびフェニル-C1-4アルキルよりなる群から選ばれる;
R7は、所望により置換されていてもよいビ-C5-7アリール基である;
RN9およびRN10は、
(i)独立して、H、R、R'、SO2R、C(=O)R、(CH2)nNRN11RN12(ここで、nは1〜4であり、RN11およびRN12は、独立して、HおよびRから選ばれ、ここで、Rは、所望により置換されていてもよいC1-4アルキルであり、R'は、所望により置換されていてもよいフェニル-C1-4アルキルである)から選ばれるか、あるいは
(ii)それらが結合している窒素原子と一緒になって、所望により置換されていてもよいC5-7複素環基を形成している]
の化合物またはその医薬上許容される塩の使用。
【請求項53】
化合物が式(IIIb)の化合物である、請求項52記載の使用。
【請求項54】
R8が、Hおよび所望により置換されていてもよいC1-6アルキルから選ばれる、請求項52または請求項53記載の使用。
【請求項55】
R8がHまたはメチルである、請求項54記載の使用。
【請求項56】
RN9およびRN10が、独立して、HおよびRから選ばれる、請求項52〜55のいずれか1項記載の使用。
【請求項57】
Rが、所望により置換されていてもよいC1-4アルキル基である、請求項56記載の使用。
【請求項58】
R7が、所望により置換されていてもよいビ-C6アリール基である、請求項52〜57のいずれか1項記載の使用。
【請求項59】
R7が、所望により置換されていてもよいビフェニル基である、請求項58記載の使用。
【請求項60】
5-HT2B受容体の拮抗により軽減する状態がGI管の障害である、請求項52〜59のいずれか1項記載の使用。
【請求項61】
治療方法における、請求項52〜60のいずれか1項記載の式IIIaもしくはIIIbの化合物またはその医薬上許容される塩の使用。
【請求項62】
請求項52〜60のいずれか1項記載の式IIIaもしくはIIIbの化合物またはその医薬上許容される塩と製薬上許容される担体または希釈剤とを含んでなる医薬組成物。
【請求項63】
式IIIaもしくはIIIb
【化9】

[式中、
R8は、Hならびに所望により置換されていてもよいC1-6アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキルおよびフェニル-C1-4アルキルよりなる群から選ばれる;
R7は、所望により置換されていてもよいビ-C5-7アリール基である;
RN9およびRN10は、
(i)独立して、H、R、R'、SO2R、C(=O)R、(CH2)nNRN11RN12(ここで、nは1〜4であり、RN11およびRN12は、独立して、HおよびRから選ばれ、ここで、Rは、所望により置換されていてもよいC1-4アルキルであり、R'は、所望により置換されていてもよいフェニル-C1-4アルキルである)から選ばれるか、あるいは
(ii)それらが結合している窒素原子と一緒になって、所望により置換されていてもよいC5-7複素環基を形成している;
ただし、式IIIbにおいては、RN9、RN10およびR8がHである場合には、R7は4-フェニル-フェニルではない]
の化合物またはその塩、溶媒和物および化学的に保護された形態。
【請求項64】
化合物が式(IIIb)の化合物である、請求項63記載の化合物。
【請求項65】
R8が、Hおよび所望により置換されていてもよいC1-6アルキルから選ばれる、請求項63または請求項64記載の化合物。
【請求項66】
R8がHまたはメチルである、請求項65記載の化合物。
【請求項67】
RN9およびRN10が、独立して、HおよびRから選ばれる、請求項63〜66のいずれか1項記載の化合物。
【請求項68】
Rが、所望により置換されていてもよいC1-4アルキル基である、請求項67記載の化合物。
【請求項69】
R7が、所望により置換されていてもよいビ-C6アリール基である、請求項63〜68のいずれか1項記載の化合物。
【請求項70】
R7が、所望により置換されていてもよいビフェニル基である、請求項69記載の化合物。
【請求項71】
式IVaもしくはIVb:
【化10】

[式中、
R10は、Hおよび所望により置換されていてもよいC1-6アルキルよりなる群から選ばれる;
R9は、所望により置換されていてもよいC9-14アリール基または所望により置換されていてもよいビ-C5-7アリール基である;
RN13およびRN14は、
(i)独立して、H、R、R'、SO2R、C(=O)R、(CH2)nNRN15RN16(ここで、nは1〜4であり、RN15およびRN16は、独立して、HおよびRから選ばれ、ここで、Rは、所望により置換されていてもよいC1-4アルキルであり、R'は、所望により置換されていてもよいフェニル-C1-4アルキルである)から選ばれるか、あるいは
(ii)それらが結合している窒素原子と一緒になって、所望により置換されていてもよいC5-7複素環基を形成している;
ただし、R10、RN13およびRN14がHである場合には、R9は非置換ナフチル基ではない]
の化合物またはその塩、溶媒和物および化学的に保護された形態。
【請求項72】
化合物が式(IVb)の化合物である、請求項71記載の化合物。
【請求項73】
R10が、Hおよび所望により置換されていてもよいC1-6アルキルから選ばれる、請求項71または請求項72記載の化合物。
【請求項74】
R10がメチルである、請求項73記載の化合物。
【請求項75】
RN13およびRN14が、独立して、HおよびRから選ばれる、請求項71〜74のいずれか1項記載の化合物。
【請求項76】
Rが、所望により置換されていてもよいC1-4アルキル基である、請求項75記載の化合物。
【請求項77】
R9が、所望により置換されていてもよいビ-C6アリール基である、請求項71〜76のいずれか1項記載の化合物。
【請求項78】
R9が、所望により置換されていてもよいビフェニル基である、請求項71〜77のいずれか1項記載の化合物。
【請求項79】
治療方法における、請求項71〜78のいずれか1項記載の式IVaもしくはIVbの化合物またはその医薬上許容される塩の使用。
【請求項80】
請求項71〜78のいずれか1項記載の式IVaもしくはIVbの化合物またはその医薬上許容される塩と製薬上許容される担体または希釈剤とを含んでなる医薬組成物。
【請求項81】
5-HT2B受容体の拮抗により軽減する状態の治療のための医薬の製造における、式IVaもしくはIVb:
【化11】

[式中、
R10は、Hおよび所望により置換されていてもよいC1-6アルキルよりなる群から選ばれる;
R9は、所望により置換されていてもよいC9-14アリール基または所望により置換されていてもよいビ-C5-7アリール基である;
RN13およびRN14は、
(i)独立して、H、R、R'、SO2R、C(=O)R、(CH2)nNRN15RN16(ここで、nは1〜4であり、RN15およびRN16は、独立して、HおよびRから選ばれ、ここで、Rは、所望により置換されていてもよいC1-4アルキルであり、R'は、所望により置換されていてもよいフェニル-C1-4アルキルである)から選ばれるか、あるいは
(ii)それらが結合している窒素原子と一緒になって、所望により置換されていてもよいC5-7複素環基を形成している]
の化合物またはその医薬上許容される塩の使用。
【請求項82】
5-HT2B受容体の拮抗により軽減する状態がGI管の障害である、請求項81記載の使用。
【請求項83】
化合物が式(IVb)の化合物である、請求項81または請求項82記載の使用。
【請求項84】
R10が、Hおよび所望により置換されていてもよいC1-6アルキルから選ばれる、請求項81〜83のいずれか1項記載の使用。
【請求項85】
R10がメチルである、請求項84記載の使用。
【請求項86】
RN13およびRN14が、独立して、HおよびRから選ばれる、請求項81〜85のいずれか1項記載の使用。
【請求項87】
Rが、好ましくは、所望により置換されていてもよいC1-4アルキル基である、請求項86記載の使用。
【請求項88】
R9が、所望により置換されていてもよいビ-C6アリール基である、請求項81〜87のいずれか1項記載の使用。
【請求項89】
R9が、所望により置換されていてもよいビフェニル基である、請求項81〜88のいずれか1項記載の使用。

【公表番号】特表2006−528617(P2006−528617A)
【公表日】平成18年12月21日(2006.12.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−520897(P2006−520897)
【出願日】平成16年7月23日(2004.7.23)
【国際出願番号】PCT/GB2004/003184
【国際公開番号】WO2005/012263
【国際公開日】平成17年2月10日(2005.2.10)
【出願人】(501025148)ファーマジーン ラボラトリーズ リミテッド (5)
【Fターム(参考)】