説明

グルコシダーゼ、それをコードする核酸、並びにその製造および使用方法

本発明は、グルコシダーゼ活性(α-グルコシダーゼ活性を含む)を有するポリペプチド、前記ポリペプチドをコードするヌクレオチド、並びにこれらポリヌクレオチド及びポリペプチドを製造及び使用する方法を目的とする。ある特徴では、本発明のポリペプチドは、デンプンの糖への加水分解(例えばデンプンのグルコースへの変換)を触媒するアルファ-グルコシダーゼとして用いられる。ある特徴では、本発明のポリペプチドは、アルファ-(1,4)及びアルファ-(1,6)グルコース結合の両方の加水分解を触媒することができる。ある特徴では、本発明のポリペプチドはマルト-オリゴ糖及び液化デンプンの両方の加水分解を触媒することができる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
配列番号:1と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200、1300、1400、1500、1600若しくは1700残基の領域にわたって、又は配列番号:1の完全長にわたって、少なくとも80%の配列同一性を有する核酸配列;
配列番号:3と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200若しくは1250残基の領域にわたって、又は配列番号:3の完全長にわたって、少なくとも55%の配列同一性を有する核酸配列;
配列番号:5と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200、1300、1400、1500、1600、1700、 1800残基の領域にわたって、又は配列番号:5の完全長にわたって、少なくとも65%の配列同一性を有する核酸配列;
配列番号:7と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200、1300、1400、1500、1600、1700、1800、1900、2000、2100、2200、2300残基の領域にわたって、又は配列番号:7の完全長にわたって、少なくとも95%の配列同一性を有する核酸配列;
配列番号:9と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200、1300、1400、1500、1600残基の領域にわたって、又は配列番号:9の完全長にわたって、少なくとも60%の配列同一性を有する核酸配列;
配列番号:11と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200、1300、1400、1500、1600、1700残基の領域にわたって、又は配列番号:11の完全長にわたって、少なくとも50%の配列同一性を有する核酸配列;
配列番号:13と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200、1300、1350残基の領域にわたって、又は配列番号:13の完全長にわたって、少なくとも50%の配列同一性を有する核酸配列;
配列番号:15と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200、1300、1400、1500、1600残基の領域にわたって、又は配列番号:15の完全長にわたって、少なくとも60%の配列同一性を有する核酸配列;
配列番号:17と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200、1300、1350残基の領域にわたって、又は配列番号:17の完全長にわたって、少なくとも50%の配列同一性を有する核酸配列;
配列番号:19と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200、1300、1400、1500、1600、1650残基の領域にわたって、又は配列番号:19の完全長にわたって、少なくとも80%の配列同一性を有する核酸配列;
配列番号:21と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200、1300、1400残基の領域にわたって、又は配列番号:21の完全長にわたって、少なくとも95%の配列同一性を有する核酸配列;または、
配列番号:23と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200、1300、1400、1500、1600、1650残基の領域にわたって、又は配列番号:23の完全長にわたって、少なくとも80%の配列同一性を有する核酸配列、
を含む単離又は組換え核酸であって、グルコシダーゼ活性を有する少なくとも1つのポリペプチドをコードし、さらに前記配列同一性が配列比較アルゴリズムを用いる分析によって、または目視精査によって決定される、前記単離又は組換え核酸。
【請求項2】
以下の核酸配列を含む、請求項1に記載の単離又は組換え核酸:
配列番号:1と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200、1300、1400、1500、1600若しくは1700残基の領域にわたって、又は配列番号:1の完全長にわたって、少なくとも85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する核酸配列;
配列番号:3と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200若しくは1250残基の領域にわたって、又は配列番号:3の完全長にわたって、少なくとも60%、61%、62%、63%、64%、65%、66%、67%、68%、69%、70%、71%、72%、73%、74%、75%、76%、77%、78%、79%、80%、81%、82%、83%、84%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する核酸配列;
配列番号:5と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200、1300、1400、1500、1600、1700、1800残基の領域にわたって、又は配列番号:5の完全長にわたって、少なくとも70%、71%、72%、73%、74%、75%、76%、77%、78%、79%、80%、81%、82%、83%、84%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する核酸配列;
配列番号:7と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200、1300、1400、1500、1600、1700、1800、1900、2000、2100、2200、2300残基の領域にわたって、又は配列番号:7の完全長にわたって、少なくとも96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する核酸配列;
配列番号:9と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200、1300、1400、1500、1600残基の領域にわたって、又は配列番号:9の完全長にわたって、少なくとも65%、66%、67%、68%、69%、70%、71%、72%、73%、74%、75%、76%、77%、78%、79%、80%、81%、82%、83%、84%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する核酸配列;
配列番号:11と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200、1300、1400、1500、1600、1700残基の領域にわたって、又は配列番号:11の完全長にわたって、少なくとも55%、56%、57%、58%、59%、60%、61%、62%、63%、64%、65%、66%、67%、68%、69%、70%、71%、72%、73%、74%、75%、76%、77%、78%、79%、80%、81%、82%、83%、84%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する核酸配列;
配列番号:13と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200、1300、1350残基の領域にわたって、又は配列番号:13の完全長にわたって、少なくとも55%、56%、57%、58%、59%、60%、61%、62%、63%、64%、65%、66%、67%、68%、69%、70%、71%、72%、73%、74%、75%、76%、77%、78%、79%、80%、81%、82%、83%、84%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する核酸配列;
配列番号:15と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200、1300、1400、1500、1600残基の領域にわたって、又は配列番号:15の完全長にわたって、少なくとも65%、66%、67%、68%、69%、70%、71%、72%、73%、74%、75%、76%、77%、78%、79%、80%、81%、82%、83%、84%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する核酸配列;
配列番号:17と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200、1300、1350残基の領域にわたって、又は配列番号:17の完全長にわたって、少なくとも55%、56%、57%、58%、59%、60%、61%、62%、63%、64%、65%、66%、67%、68%、69%、70%、71%、72%、73%、74%、75%、76%、77%、78%、79%、80%、81%、82%、83%、84%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する核酸配列;
配列番号:19と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200、1300、1400、1500、1600、1650残基の領域にわたって、又は配列番号:19の完全長にわたって、少なくとも85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する核酸配列;
配列番号:21と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200、1300、1400残基の領域にわたって、又は配列番号:21の完全長にわたって、少なくとも96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する核酸配列;または、
配列番号:23と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200、1300、1400、1500、1600、1650残基の領域にわたって、又は配列番号:23の完全長にわたって、少なくとも85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する核酸配列。
【請求項3】
配列番号:1、配列番号:3、配列番号:5、配列番号:7、配列番号:9、配列番号:11、配列番号:13、配列番号:15、配列番号:17、配列番号:19、配列番号:21または配列番号:23に記載の配列を含む、請求項1に記載の単離又は組換え核酸。
【請求項4】
配列番号:2、配列番号:4、配列番号:6、配列番号:8、配列番号:10、配列番号:12、配列番号:14、配列番号:16、配列番号:18、配列番号:20、配列番号:22または配列番号:24に記載の配列を含むポリペプチドをコードする、請求項1に記載の単離又は組換え核酸。
【請求項5】
配列比較アルゴリズムがBLASTバージョン2.2.2アルゴリズムであり、フィルタリング設定がblastall -p blastp -d “nr pataa” -F Fに設定され、他の全てのオプションが規定値に設定される、請求項1に記載の単離又は組換え核酸。
【請求項6】
グルコシダーゼ活性がα-グルコシダーゼ活性を含む、請求項1に記載の単離又は組換え核酸。
【請求項7】
グルコシダーゼ活性が、アルファ-(1,4)グルコース結合、アルファ-(1,6) グルコース結合、アルファ-(1,2) グルコース結合、アルファ-(1,3)グルコース結合、又はそれらの組合せの加水分解を触媒する活性を含む、請求項1に記載の単離又は組換え核酸。
【請求項8】
グルコシダーゼ活性が、アルファ-(1,4)グルコース結合及びアルファ-(1,6) グルコース結合の加水分解を触媒する活性を含む、請求項7に記載の単離又は組換え核酸。
【請求項9】
グルコシダーゼ活性が、デンプン中のグルコシド結合を加水分解してマルトデキストリンの生成を触媒する活性を含む、請求項1に記載の単離又は組換え核酸。
【請求項10】
グルコシダーゼ活性が、マルト-オリゴ糖及び液化デンプンの両者の加水分解を触媒する活性を含む、請求項1に記載の単離又は組換え核酸。
【請求項11】
α-グルコシダーゼ活性が、1,4-アルファ-D-グルカンヒドロラーゼ活性又は1,6-アルファ-D-グルカンヒドロラーゼ活性を含む、請求項6に記載の単離又は組換え核酸。
【請求項12】
グルコシダーゼ活性がエキソグルコシダーゼ活性を含む、請求項1に記載の単離又は組換え核酸。
【請求項13】
α-グルコシダーゼ活性が、デンプン中のグルコシド結合を加水分解する活性を含む、請求項6に記載の単離又は組換え核酸。
【請求項14】
グルコシダーゼ活性が、デンプンのα-D-グルコース残基への加水分解を触媒する活性を含む、請求項1に記載の単離又は組換え核酸。
【請求項15】
グルコシダーゼ活性が、デンプンの還元末端又は非還元末端からグルコース残基を切断する活性を含む、請求項1に記載の単離又は組換え核酸。
【請求項16】
グルコシダーゼ活性が熱安定性である、請求項1に記載の単離又は組換え核酸。
【請求項17】
ポリペプチドが、約37℃から約95℃の温度範囲を含む条件下でグルコシダーゼ活性を維持する、請求項1に記載の単離又は組換え核酸。
【請求項18】
ポリペプチドが、約55℃から約85℃、約70℃から約95℃、又は約90℃から約95℃の温度範囲を含む条件下でグルコシダーゼ活性を維持する、請求項1に記載の単離又は組換え核酸。
【請求項19】
グルコシダーゼ活性が耐熱性である、請求項1に記載の単離又は組換え核酸。
【請求項20】
ポリペプチドが、約37℃から約95℃の範囲の温度に暴露された後でグルコシダーゼ活性を維持する、請求項19に記載の単離又は組換え核酸。
【請求項21】
ポリペプチドが、約55℃から約85℃又は約90℃から約95℃の範囲の温度に暴露された後でグルコシダーゼ活性を維持する、請求項20に記載の単離又は組換え核酸。
【請求項22】
配列番号:1、配列番号:3、配列番号:5、配列番号:7、配列番号:9、配列番号:11、配列番号:13、配列番号:15、配列番号:17、配列番号:19、配列番号:21若しくは配列番号:23に記載の配列又はそれらの部分配列を含む核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズする配列を含み、グルコシダーゼ活性を有するポリプチドをコードする単離または組換え核酸。
【請求項23】
長さが少なくとも約50、75、100、150、200、300、400、500、600、700、800、900、1000若しくはそれより多い残基であるか、又は遺伝子若しくは転写物の完全長である、請求項23に記載の単離又は組換え核酸。
【請求項24】
ストリンジェントな条件が、0.2XのSSC中で約65℃の温度にて約15分間の洗浄を含む洗浄工程を含む、請求項22に記載の単離又は組換え核酸。
【請求項25】
グルコシダーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸を同定するための核酸プローブであって、配列番号:1、配列番号:3、配列番号:5、配列番号:7、配列番号:9、配列番号:11、配列番号:13、配列番号:15、配列番号:17、配列番号:19、配列番号:21又は配列番号:23を含む配列の少なくとも10の連続する塩基を含み、結合又はハイブリダイゼーションによって前記核酸を同定する、前記核酸プローブ。
【請求項26】
少なくとも約10から50、約20から60、約30から70、約40から80、約60から100又は約50から150の連続する塩基を含むオリゴヌクレオチドを含む、請求項25に記載の核酸プローブ。
【請求項27】
グルコシダーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸を同定するための核酸プローブであって、配列番号:1、配列番号:3、配列番号:5、配列番号:7、配列番号:9、配列番号:11、配列番号:13、配列番号:15、配列番号:17、配列番号:19、配列番号:21若しくは配列番号:23、又は請求項1若しくは2に記載の配列を含む配列の少なくとも約10の連続する残基を含む、前記核酸プローブ。
【請求項28】
少なくとも約10から50、約20から60、約30から70、約40から80、約60から100又は約50から150の連続する塩基を含むオリゴヌクレオチドを含む、請求項27に記載の核酸プローブ。
【請求項29】
グルコシダーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸を増幅するための増幅プライマー配列対であって、請求項1若しくは22に記載の配列又はその部分配列を含む核酸を増幅させることができる、前記増幅プライマー配列対。
【請求項30】
増幅プライマー配列対の各メンバーが、前記配列の少なくとも約10から50の連続する塩基を含むオリゴヌクレオチドを含む、請求項29に記載の増幅プライマー対。
【請求項31】
グルコシダーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸を増幅する方法であって、請求項1若しくは22に記載の核酸配列又はその部分配列を増幅させることができる増幅プライマー配列対によって鋳型核酸を増幅することを含む、前記核酸を増幅する方法。
【請求項32】
請求項1又は22に記載の配列を含む核酸を含む発現カセット。
【請求項33】
請求項1又は22に記載の配列を含む核酸を含むベクター。
【請求項34】
請求項1又は22に記載の配列を含む核酸を含むクローニングビヒクルであって、ウイルスベクター、プラスミド、ファージ、ファージミド、コスミド、フォスミド、バクテリオファージまたは人工染色体を含む、前記クローニングビヒクル。
【請求項35】
ウイルスベクターが、アデノウイルスベクター、レトロウイルスベクター又はアデノ随伴ウイルスベクターを含む、請求項34に記載のクローニングビヒクル。
【請求項36】
細菌の人工染色体(BAC)、プラスミド、バクテリオファージP1-由来ベクター(PAC)、酵母人工染色体(YAC)または哺乳動物人工染色体(MAC)を含む、請求項34に記載のクローニングビヒクル。
【請求項37】
請求項1又は22に記載の配列を含む核酸を含む形質転換細胞。
【請求項38】
請求項32に記載の発現カセットを含む形質転換細胞。
【請求項39】
細胞が、細菌細胞、哺乳動物細胞、真菌細胞、酵母細胞、昆虫細胞又は植物細胞である、請求項37又は38に記載の形質転換細胞。
【請求項40】
請求項1又は22に記載の配列を含む非ヒトトランスジェニック動物。
【請求項41】
動物がマウスである、請求項40に記載の非ヒトトランスジェニック動物。
【請求項42】
請求項1又は22に記載の配列を含むトランスジェニック植物。
【請求項43】
前記植物が、トウモロコシ、ソルガム、ジャガイモ、トマト、コムギ、ナタネ、アブラナ、ダイズ、イネ、オオムギ、牧草又はタバコである、請求項42に記載のトランスジェニック植物。
【請求項44】
請求項1又は22に記載の配列を含むトランスジェニック種子。
【請求項45】
前記種子が、トウモロコシ、コムギ、ナタネ、アブラナ、ダイズ、ヤシ、ヒマワリ、ゴマ、イネ、オオムギ、落花生又はタバコの種子である、請求項44に記載のトランスジェニック種子。
【請求項46】
請求項1若しくは22に記載の配列又はその部分配列と相補的であるか又は前記とストリンジェントな条件下でハイブリダイズすることができる核酸配列を含むアンチセンスオリゴヌクレオチド。
【請求項47】
長さが約10から50、約20から60、約30から70、約40から80、又は約60から100塩基である、請求項46に記載のアンチセンスオリゴヌクレオチド。
【請求項48】
細胞内のグルコシダーゼメッセージの翻訳を阻害する方法であって、請求項1又は 22に記載の配列と相補的であるか又は前記とストリンジェントな条件下でハイブリダイズすることができる核酸配列を含むアンチセンスオリゴヌクレオチドを前記細胞に投与するかまたは前記細胞で発現させることを含む、前記グルコシダーゼメッセージの翻訳を阻害する方法。
【請求項49】
請求項1又は 22に記載の配列の部分配列を含む二本鎖の阻害性RNA(RNAi)分子。
【請求項50】
長さが約15、16、17、18、19、20、21、2、23、24、25、26、27、28、29若しくは30又はそれより長い二重鎖ヌクレオチドである、請求項49に記載の二本鎖の阻害性RNA(RNAi)分子。
【請求項51】
二本鎖の阻害性RNA(RNAi)を細胞に投与するか又は細胞内で発現させることを含む、細胞内のグルコシダーゼの発現を阻害する方法であって、前記RNAが請求項1又は 22に記載の配列の部分配列を含む、前記グルコシダーゼの発現を阻害する方法。
【請求項52】
以下の(a)又は(b)を含む単離又は組換えポリペプチド:
(a)配列番号:2と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、若しくは550残基の領域にわたって、又は配列番号:2の完全長にわたって少なくとも約80%の配列同一性を有する配列、
配列番号:4と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400残基の領域にわたって、又は配列番号:4の完全長にわたって少なくとも約55%の配列同一性を有する配列、
配列番号:6と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、若しくは600残基の領域にわたって、又は配列番号:6の完全長にわたって少なくとも約65%の配列同一性を有する配列、
配列番号:8と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、若しくは750残基の領域にわたって、又は配列番号:8の完全長にわたって少なくとも約95%の配列同一性を有する配列、
配列番号:10と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、若しくは500残基の領域にわたって、又は配列番号:10の完全長にわたって少なくとも約60%の配列同一性を有する配列、
配列番号:12と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、若しくは550残基の領域にわたって、又は配列番号:12の完全長にわたって少なくとも約50%の配列同一性を有する配列、
配列番号:14と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、若しくは450残基の領域にわたって、又は配列番号:14の完全長にわたって少なくとも約50%の配列同一性を有する配列、
配列番号:16と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、若しくは500残基の領域にわたって、又は配列番号:16の完全長にわたって少なくとも約60%の配列同一性を有する配列、
配列番号:18と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200、1300、若しくは1350残基の領域にわたって、又は配列番号:18の完全長にわたって少なくとも約50%の配列同一性を有する配列、
配列番号:20と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200、1300、1400、1500、1600、若しくは1650残基の領域にわたって、又は配列番号:20の完全長にわたって少なくとも約80%の配列同一性を有する配列、
配列番号:22と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200、1300、若しくは1400残基の領域にわたって、又は配列番号:22の完全長にわたって少なくとも約95%の配列同一性を有する配列、または、
配列番号:24と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1100、1200、1300、1400、1500、1600、若しくは1650残基の領域にわたって、又は配列番号:24の完全長にわたって少なくとも約80%の配列同一性を有する配列であって、
前記配列同一性が配列比較アルゴリズムを用いる分析によって、または目視精査によって決定される、前記配列;又は
(b)以下の(i)又は(ii)の配列を含む核酸によってコードされるポリペプチド:(i)配列番号:1と少なくとも80%の配列同一性を有する配列を含む核酸配列、配列番号:3と少なくとも55%の配列同一性を有する核酸配列、配列番号:5と少なくとも65%の配列同一性を有する核酸配列、配列番号:7と少なくとも95%の配列同一性を有する核酸配列、配列番号:9と少なくとも60%の配列同一性を有する核酸配列、配列番号:11と少なくとも50%の配列同一性を有する核酸配列、配列番号:13と少なくとも50%の配列同一性を有する核酸配列、配列番号:15と少なくとも60%の配列同一性を有する核酸配列、配列番号:17と少なくとも50%の配列同一性を有する核酸配列、配列番号:19と少なくとも80%の配列同一性を有する核酸配列、配列番号:21と少なくとも95%の配列同一性を有する核酸配列、または、配列番号:23と少なくとも80%の配列同一性を有する核酸配列であって、前記配列同一性が配列比較アルゴリズムを用いる分析によって、または目視精査によって決定される、前記核酸配列;又は(ii)配列番号:1、配列番号:3、配列番号:5、配列番号:7、配列番号:9、配列番号:11、配列番号:13、配列番号:15、配列番号:17、配列番号:19、配列番号:21、配列番号:23に記載の配列を含む核酸又はその部分配列とストリンジェントな条件下でハイブリダイズする核酸の配列。
【請求項53】
以下を含む、請求項52に記載の単離又は組換えポリペプチド:
配列番号:2と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、若しくは550残基の領域にわたって、又は配列番号:2の完全長にわたって少なくとも85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%又は99%の配列同一性を有する配列;
配列番号:4と少なくとも約100、150、200、250、300、350、若しくは400残基の領域にわたって、又は配列番号:4の完全長にわたって少なくとも60%、61%、62%、63%、64%、65%、66%、67%、68%、69%、70%、71%、72%、73%、74%、75%、76%、77%、78%、79%、80%、81%、82%、83%、84%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する配列;
配列番号:6と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、若しくは600残基の領域にわたって、又は配列番号:6の完全長にわたって少なくとも70%、71%、72%、73%、74%、75%、76%、77%、78%、79%、80%、81%、82%、83%、84%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する配列;
配列番号:8と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、若しくは750残基の領域にわたって、又は配列番号:8の完全長にわたって少なくとも96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する配列;
配列番号:10と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、若しくは500残基の領域にわたって、又は配列番号:10の完全長にわたって少なくとも65%、66%、67%、68%、69%、70%、71%、72%、73%、74%、75%、76%、77%、78%、79%、80%、81%、82%、83%、84%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する配列;
配列番号:12と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、若しくは550残基の領域にわたって、又は配列番号:12の完全長にわたって少なくとも55%、56%、57%、58%、59%、60%、61%、62%、63%、64%、65%、66%、67%、68%、69%、70%、71%、72%、73%、74%、75%、76%、77%、78%、79%、80%、81%、82%、83%、84%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する配列;
配列番号:14と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、若しくは450残基の領域にわたって、又は配列番号:14の完全長にわたって少なくとも55%、56%、57%、58%、59%、60%、61%、62%、63%、64%、65%、66%、67%、68%、69%、70%、71%、72%、73%、74%、75%、76%、77%、78%、79%、80%、81%、82%、83%、84%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する配列;
配列番号:16と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、若しくは500残基の領域にわたって、又は配列番号:16の完全長にわたって少なくとも65%、66%、67%、68%、69%、70%、71%、72%、73%、74%、75%、76%、77%、78%、79%、80%、81%、82%、83%、84%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する配列;
配列番号:18と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、若しくは450残基の領域にわたって、又は配列番号:18の完全長にわたって少なくとも55%、56%、57%、58%、59%、60%、61%、62%、63%、64%、65%、66%、67%、68%、69%、70%、71%、72%、73%、74%、75%、76%、77%、78%、79%、80%、81%、82%、83%、84%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する配列;
配列番号:20と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、若しくは550残基の領域にわたって、又は配列番号:20の完全長にわたって少なくとも85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する配列;
配列番号:22と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、若しくは450残基の領域にわたって、又は配列番号:22の完全長にわたって少なくとも96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する配列;または、
配列番号:24と少なくとも約100、150、200、250、300、350、400、450、500、若しくは550残基の領域にわたって、又は配列番号:24の完全長にわたって少なくとも85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%又は99%の配列同一性を有する配列。
【請求項54】
配列番号:2、配列番号:4、配列番号:6、配列番号:10、配列番号:12、配列番号:14、配列番号:16、配列番号:18、配列番号:20、配列番号:22、又は配列番号:24に記載のアミノ酸配列を含む、請求項96に記載の単離又は組換えポリペプチド。
【請求項55】
グルコシダーゼ活性を有する、請求項52に記載の単離又は組換えポリペプチド。
【請求項56】
グルコシダーゼ活性がα-グルコシダーゼ活性を含む、請求項52に記載の単離又は組換えポリペプチド。
【請求項57】
グルコシダーゼ活性が、アルファ-(1,4)グルコース結合、アルファ-(1,6) グルコース結合、アルファ-(1,2) グルコース結合、アルファ-(1,3)グルコース結合、又はそれらの組合せの加水分解を触媒する活性を含む、請求項52に記載の単離又は組換えポリペプチド。
【請求項58】
グルコシダーゼ活性が、アルファ-(1,4)グルコース結合及びアルファ-(1,6) グルコース結合の加水分解を触媒する活性を含む、請求項57に記載の単離又は組換えポリペプチド。
【請求項59】
グルコシダーゼ活性が、デンプン中のグルコシド結合を加水分解してマルトデキストリンの生成を触媒する活性を含む、請求項52に記載の単離又は組換えポリペプチド。
【請求項60】
グルコシダーゼ活性が、マルト-オリゴ糖及び液化デンプンの両者の加水分解を触媒することを含む、請求項52に記載の単離又は組換えポリペプチド。
【請求項61】
α-グルコシダーゼ活性が、1,4-アルファ-D-グルカンヒドロラーゼ活性又は1,6-アルファ-D-グルカンヒドロラーゼ活性を含む、請求項55に記載の単離又は組換えポリペプチド。
【請求項62】
グルコシダーゼ活性がエキソグルコシダーゼ活性を含む、請求項52に記載の単離又は組換えポリペプチド。
【請求項63】
グルコシダーゼ活性が、デンプン中のグルコシド結合を加水分解する活性を含む、請求項52に記載の単離又は組換えポリペプチド。
【請求項64】
グルコシダーゼ活性が、デンプンのα-D-グルコース残基への加水分解を触媒する活性を含む、請求項52に記載の単離又は組換えポリペプチド。
【請求項65】
グルコシダーゼ活性が、デンプンの還元末端又は非還元末端からグルコース残基を切断する活性を含む、請求項52に記載の単離又は組換えポリペプチド。
【請求項66】
グルコシダーゼ活性が熱安定性である、請求項55に記載の単離又は組換えポリペプチド。
【請求項67】
ポリペプチドが、約37℃から約95℃の温度範囲を含む条件下でグルコシダーゼ活性を維持する、請求項66に記載の単離又は組換えポリペプチド。
【請求項68】
ポリペプチドが、約55℃から約85℃、約70℃から約95℃、又は約90℃から約95℃の温度範囲を含む条件下でグルコシダーゼ活性を維持する、請求項66に記載の単離又は組換えポリペプチド。
【請求項69】
グルコシダーゼ活性が耐熱性である、請求項55に記載の単離又は組換えポリペプチド。
【請求項70】
約37℃から約95℃の範囲の温度に暴露された後でグルコシダーゼ活性を維持する、請求項69に記載の単離又は組換えポリペプチド。
【請求項71】
約55℃から約85℃又は約90℃から約95℃の範囲の温度に暴露された後でグルコシダーゼ活性を維持する、請求項69に記載の単離又は組換えポリペプチド。
【請求項72】
請求項52に記載のポリペプチドを含み、シグナル配列を欠く単離又は組換えポリペプチド。
【請求項73】
請求項52に記載のポリペプチドを含み、さらに異種シグナル配列を有する単離又は組換えポリペプチド。
【請求項74】
グルコシダーゼ活性が、37℃において、タンパク質1ミリグラムにつき約100から約1000ユニット、タンパク質1ミリグラムにつき約500から約750ユニット、タンパク質1ミリグラムにつき約500から約1200ユニット、又はタンパク質1ミリグラムにつき約750から約1000ユニットの範囲の比活性を含む、請求項69に記載の単離又は組換えポリペプチド。
【請求項75】
耐熱性が、上昇温度に加熱した後で前記グルコシダーゼの37℃における比活性の少なくとも半分を維持することを含む、請求項70に記載の単離又は組換えポリペプチド。
【請求項76】
耐熱性が、上昇した温度まで加熱した後で、タンパク質1ミリグラムにつき約500から約1200ユニットの範囲の37℃の比活性を維持することを含む、請求項70に記載の単離又は組換えポリペプチド。
【請求項77】
少なくとも1つのグリコシル化部位を含む、請求項52に記載の単離又は組換えポリペプチド。
【請求項78】
グリコシル化がN-結合グリコシル化である、請求項77に記載の単離又は組換えポリペプチド。
【請求項79】
P. パストリス(pastoris)またはS. ポンベ(pombe)で発現されるとグリコシル化される、請求項78に記載の単離又は組換えポリペプチド。
【請求項80】
約pH6.5、pH6.0、pH5.5、pH5.0、pH4.5又はpH4.0を含む条件下でグルコシダーゼ活性を維持する、請求項55に記載の単離又は組換えポリペプチド。
【請求項81】
約pH8.0、pH8.5、pH9、pH9.5、pH10、又はpH10.5を含む条件下でグルコシダーゼ活性を維持する、請求項55に記載の単離又は組換えポリペプチド。
【請求項82】
液体、固体又はゲルを含む、請求項52に記載のポリペプチドを含むタンパク質調製物。
【請求項83】
請求項52に記載のポリペプチド及び第二のドメインを含むへテロダイマー。
【請求項84】
第二のドメインがポリペプチドであり、へテロダイマーが融合タンパク質である、請求項83に記載のヘテロダイマー。
【請求項85】
第二のドメインがエピトープ又はタグである、請求項84に記載のヘテロダイマー。
【請求項86】
請求項52に記載のポリペプチドを含むホモダイマー。
【請求項87】
固定化ポリペプチドであって、前記ポリペプチドが請求項52に記載の配列又はその部分配列を含む、前記固定化ポリペプチド。
【請求項88】
細胞、金属、樹脂、ポリマー、セラミック、ガラス、微小電極、グラファイト粒子、ビーズ、ゲル、プレート、アレイまたはキャピラリー管に固定化された、請求項87に記載の固定化ポリペプチド。
【請求項89】
請求項52に記載の固定化ポリペプチドを含むアレイ。
【請求項90】
固定化された請求項1又は22に記載の核酸を含むアレイ。
【請求項91】
請求項52に記載のポリペプチドと特異的に結合する単離または組換え抗体。
【請求項92】
モノクローナル抗体またはポリクローナル抗体である、請求項91に記載の単離又は組換え抗体。
【請求項93】
請求項52に記載のポリペプチドと特異的に結合する抗体を含むハイブリドーマ。
【請求項94】
請求項52に記載のポリペプチド又はその部分配列を含む動物用栄養補助食品。
【請求項95】
前記ポリペプチドがグリコシル化されている、請求項94に記載の栄養補助食品。
【請求項96】
請求項52に記載のポリペプチドを含む食用酵素デリバリーマトリックス。
【請求項97】
デリバリーマトリックスがペレットを構成している、請求項96に記載の食用酵素デリバリーマトリックス。
【請求項98】
ポリペプチドがグリコシル化されている、請求項96に記載の食用酵素デリバリーマトリックス。
【請求項99】
ポリペプチドが耐熱性又熱安定性グルコシダーゼ活性を有する、請求項96に記載の食用酵素デリバリーマトリックス。
【請求項100】
以下の工程を含むグルコシダーゼ活性を有するポリペプチドを単離または同定する方法:
(a)請求項91に記載の抗体を提供する工程;
(b)ポリペプチドを含むサンプルを提供する工程;および、
(c)工程(a)の抗体と工程(b)のサンプルを前記抗体が前記ポリペプチドと特異的に結合する条件下で接触させ、それによってグルコシダーゼ活性を有するポリペプチドを単離または同定する工程。
【請求項101】
非ヒト動物に液性免疫応答を生じさせるために十分な量で請求項1又は22に記載の核酸又はその部分配列を投与し、それによって抗グルコシダーゼ抗体を製造することを含む、抗グルコシダーゼ抗体を製造する方法。
【請求項102】
非ヒト動物に液性免疫応答を生じさせるために十分な量で請求項52に記載のポリペプチド又はその部分配列を投与し、それによって抗グルコシダーゼ抗体を製造することを含む、抗グルコシダーゼ抗体を製造する方法。
【請求項103】
以下の工程を含む組換えポリペプチドを製造する方法:(a)プロモーターに機能的に連結された核酸を提供する工程であって、前記核酸が請求項1又は22に記載の配列を含む核酸である、前記工程;および、(b)ポリペプチドの発現を可能にする条件下で工程(a)の核酸を発現させ、それによって組換えポリペプチドを製造する工程。
【請求項104】
さらに、工程(a)の核酸で宿主細胞を形質転換し、続いて工程(a)の核酸を発現させ、それによって形質転換細胞で組換えポリペプチドを製造する工程を含む、請求項103に記載の方法。
【請求項105】
(a)請求項55に記載のポリペプチドを提供する工程;
(b)グルコシダーゼ基質を提供する工程;および、
(c)前記ポリペプチドを工程(b)の基質と接触させ、基質の量の減少又は反応生成物の量の増加を検出する工程、
を含む、グルコシダーゼ活性を有するポリペプチドを同定する方法であって、前記基質の量が減少又は前記反応生成物の量が増加すればグルコシダーゼ活性を有するポリペプチドが検出されたとする、前記方法。
【請求項106】
基質がデンプンである、請求項105に記載の方法。
【請求項107】
(a)請求項55に記載のポリペプチドを提供する工程;
(b)試験基質を提供する工程;および、
(c)工程(a)のポリペプチドを工程(b)の試験基質と接触させ、基質の量の減少または反応生成物の量の増加を検出する工程、
を含むグルコシダーゼ基質を同定する方法であって、基質量が減少または反応生成物量が増加すれば前記試験基質をグルコシダーゼ基質として同定する、前記方法。
【請求項108】
以下の工程を含む、試験化合物がポリペプチドと特異的に結合するか否かを決定する方法:
(a)核酸または前記核酸を含むベクターを前記核酸のポリペプチドへの翻訳を許容する条件下で発現させる工程であって、前記核酸が請求項1又は22に記載の配列を有する核酸である、前記工程;
(b)試験化合物を提供する工程;
(c)前記ポリペプチドを前記試験化合物と接触させる工程;および、
(d)工程(b)の試験化合物が前記ポリペプチドと特異的に結合するか否かを決定する工程。
【請求項109】
以下の工程を含む、試験化合物がポリペプチドと特異的に結合するか否かを決定する方法:
(a)請求項52に記載の配列を有するポリペプチド提供する工程;
(b)試験化合物を提供する工程;
(c)前記ポリペプチドを前記試験化合物と接触させる工程;および、
(d)工程(b)の試験化合物が前記ポリペプチドと特異的に結合するか否かを決定する工程。
【請求項110】
(a)請求項55に記載のポリペプチドを提供する工程;
(b)試験化合物を提供する工程;
(c)工程(a)のポリペプチドを工程(b)の試験化合物と接触させてグルコシダーゼの活性を測定する工程、
を含むグルコシダーゼ活性の調節物質を同定する方法であって、前記試験化合物の非存在下におけるグルコシダーゼ活性と比較して前記試験化合物の存在下で測定されたグルコシダーゼ活性が変化すれば、前記試験化合物をグルコシダーゼ活性を調節する物質として同定する、前記方法。
【請求項111】
グルコシダーゼ活性が、グルコシダーゼ基質を提供すること、および、基質量の減少若しくは反応生成物量の増加、又は基質量の増加若しくは反応生成物量の減少を検出することによって測定される、請求項110に記載の方法。
【請求項112】
試験化合物非存在下における基質量又は反応生成物量と比較して前記試験化合物存在下における基質量が減少または反応生成物量が増加したならば、前記試験化合物をグルコシダーゼ活性の活性化物質として同定する、請求項111に記載の方法。
【請求項113】
試験化合物非存在下における基質又は反応生成物量と比較して前記試験化合物存在下における基質量が増加または反応生成物量が減少したならば、前記試験化合物をグルコシダーゼの阻害物質として同定する、請求項111に記載の方法。
【請求項114】
プロセッサーおよびデータ保存装置を含むコンピュータシステムであって、前記データ保存装置にはポリペプチド配列又は核酸配列が保存されてあり、前記ポリペプチド配列が請求項52に記載の配列、請求項1若しくは請求項22に記載の核酸によってコードされるポリペプチドを含むポリペプチドである、前記コンピュータシステム。
【請求項115】
さらに、配列比較アルゴリズム、及び少なくとも1つの参照配列が保存された保存装置を含む、請求項114に記載のコンピュータシステム。
【請求項116】
配列比較アルゴリズムが多型性を表示するコンピュータプログラムを含む、請求項115に記載のコンピュータシステム。
【請求項117】
配列内の1つまたは2つ以上の特徴を同定するアイデンティファイアーをさらに含む、請求項114に記載のコンピュータシステム。
【請求項118】
ポリペプチド配列又は核酸配列が保存されているコンピュータ読み出し可能媒体であって、前記ポリペプチド配列が、請求項52に記載のポリペプチド;請求項1又は請求項22に記載の核酸によってコードされるポリペプチドを含む配列である、前記コンピュータ読み出し可能媒体。
【請求項119】
以下の工程を含む配列内の特徴を同定する方法:(a)配列内の1つ又は2つ以上の特徴を同定するコンピュータプログラムを用いて配列を読み取る工程であって、前記配列はポリペプチド配列又は核酸配列を含み、前記ポリペプチド配列が請求項52に記載のポリペプチドまたは請求項1又は請求項22に記載の核酸によってコードされるポリペプチドを含む配列である、前記工程;および、(b)前記コンピュータプログラムにより前記配列内の1つ又は2つ以上の特徴を同定する前記工程。
【請求項120】
以下の工程を含む第一の配列を第二の配列と比較する方法:(a)配列を比較するコンピュータプログラムを用いて第一の配列および第二の配列を読み取る工程であって、前記第一の配列はポリペプチド配列又は核酸配列を含み、前記ポリペプチド配列が、請求項52に記載のポリペプチド又は請求項1若しくは請求項22に記載の核酸によってコードされるポリペプチド、を含む配列である、前記工程;および、(b)前記第一の配列と前記第二の配列間の相違を前記コンピュータプログラムにより決定する工程。
【請求項121】
第一の配列と前記第二の配列間の相違を決定する工程がさらに多型性を同定する工程を含む、請求項20に記載の方法。
【請求項122】
配列内の1つ又は2つ以上の特徴を同定するアイデンティファイヤーをさらに含む、請求項120に記載の方法。
【請求項123】
コンピュータプログラムを用いて第一の配列を読み取り、さらに前記配列内の1つ又は2つ以上の特徴を同定することを含む、請求項122に記載の方法。
【請求項124】
以下の工程を含む、環境サンプルからグルコシダーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸を単離または回収する方法:
(a)請求項29に記載の増幅プライマー配列対を提供する工程;
(b)環境サンプルから核酸を単離するか、又は前記サンプル内の核酸がハイブリダイゼーションのために前記増幅プライマー対に接近できるように前記環境サンプルを処理する工程;および、
(c)工程(b)の核酸を工程(a)の増幅プライマー対と一緒にして前記環境サンプルの核酸を増幅し、それによって環境サンプルからグルコシダーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸を単離または回収する工程。
【請求項125】
増幅プライマー配列対の各メンバーが、配列番号:1、配列番号:3、配列番号:5、配列番号:9、配列番号:11、配列番号:13、配列番号:15、配列番号:17、配列番号:19、配列番号:21、配列番号:23に記載の配列又はその部分配列の少なくとも約10から50の連続する塩基を含むオリゴヌクレオチドを含む、請求項124に記載の方法。
【請求項126】
以下の工程を含む、環境サンプルからグルコシダーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸を単離または回収する方法:
(a)請求項1若しくは22に記載の配列又はその部分配列を含むポリヌクレオチドプローブを提供する工程;
(b)環境サンプルから核酸を単離するか、又は前記サンプル内の核酸がハイブリダイゼーションのために工程(a)のポリヌクレオチドに接近できるように前記環境サンプルを処理する工程;
(c)工程(b)の単離された核酸又は処理された環境サンプルを工程(a)のポリヌクレオチドプローブと一緒にする工程;および、
(d)工程(a)のポリヌクレオチドプローブと特異的にハイブリダイズする核酸を単離し、それによって環境サンプルからグルコシダーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸を単離または回収する工程。
【請求項127】
環境サンプルが、水サンプル、液体サンプル、土壌サンプル、空気サンプルまたは生物学的サンプルを構成する請求項124に記載の方法。
【請求項128】
生物学的サンプルが、細菌細胞、原生動物細胞、昆虫細胞、酵母細胞、植物細胞、真菌細胞又は哺乳動物細胞に由来する、請求項127に記載の方法。
【請求項129】
以下の工程を含む、グルコシダーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸の変種を作製する方法:
(a)請求項1又は 22に記載の配列を含む鋳型核酸を提供する工程;および、
(b)前記鋳型配列内の1つ又は2つ以上のヌクレオチドを改変、欠失又は付加させて前記鋳型核酸の変種を作製する工程。
【請求項130】
さらに、変種核酸を発現させて変種グルコシダーゼポリペプチドを作製することを含む、請求項129に記載の方法。
【請求項131】
改変、付加又は欠失が、変異性PCR、シャッフリング、オリゴヌクレオチド特異的変異導入、アッセンブリPCR、セクシュアルPCR変異導入、in vivo変異導入、カセット変異導入、再帰的アンサンブル変異導入、エクスポネンシャル変異導入、部位特異的変異導入、遺伝子再アッセンブリ、遺伝子部位飽和変異導入(GSSM)、合成連結再アッセンブリ(SLR)およびそれらの組合せを含む方法によって導入される、請求項129に記載の方法。
【請求項132】
改変、付加または欠失が、組換え、再帰的配列組換え、ホスホチオエート-修飾DNA変異導入、ウラシル含有鋳型変異導入、ギャップ含有二重鎖変異導入、点ミスマッチ修復変異導入、修復欠損宿主株変異導入、化学変異導入、放射性変異導入、欠失変異導入、制限-選択変異導入、制限-精製変異導入、人工遺伝子合成、アンサンブル変異導入、キメラ核酸マルチマー生成およびそれらの組合せを含む方法によって導入される、請求項129に記載の方法。
【請求項133】
鋳型核酸によってコードされるポリペプチドの活性または安定性とは変異した若しくは異なる活性または変異した若しくは異なる安定性を有するグルコシダーゼが得られるまで反復される、請求項129に記載の方法。
【請求項134】
変種グルコシダーゼ変種が耐熱性であり、上昇した温度に暴露された後である程度の活性を維持する、請求項133に記載の方法。
【請求項135】
変種グルコシダーゼポリペプチドが、鋳型核酸によってコードされるグルコシダーゼと比較してグリコシル化が増加している、請求項133に記載の方法。
【請求項136】
変種グルコシダーゼポリペプチドは高温下でグルコシダーゼ活性を有するが、鋳型核酸によってコードされるグルコシダーゼは前記高温下で活性をもたない、請求項133に記載の方法。
【請求項137】
鋳型核酸のコドン使用頻度とは異なるコドン使用頻度を示すグルコシダーゼコード配列が得られるまで繰り返し反復される、請求項129に記載の方法。
【請求項138】
鋳型核酸のメッセージ発現レベルまたは安定性レベルより高いまたは低い発現レベル若しくは安定性レベルを有するグルコシダーゼ遺伝子が得られるまで繰り返し反復される、請求項129に記載の方法。
【請求項139】
(a)グルコシダーゼ活性を有するポリペプチドをコードする、請求項1又は 22に記載の配列を含む核酸を提供する工程;および、
(b)工程(a)の核酸の非優先コドンまたは低優先コドンを同定し、前記コドンを置換されるコドンと同じアミノ酸をコードする優先コドンまたは中立的に使用されるコドンに置換し、それによって前記核酸を改変して宿主細胞内での前記の発現を増加させる工程、
を含む、グルコシダーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸内のコドンを改変して宿主細胞における前記核酸の発現を高める方法であって、前記優先コドンとは宿主細胞の遺伝子内のコード配列において高頻度で提示されるコドンであり、前記非優先コドンまたは前記低優先コドンとは宿主細胞の遺伝子内のコード配列において低頻度で提示されるコドンである、前記方法。
【請求項140】
以下の工程を含む、グルコシダーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸内のコドンを改変する方法:
(a)グルコシダーゼ活性を有するポリペプチドをコードする、請求項1又は 22に記載の配列を含む核酸を提供する工程;および、
(b)工程(a)の核酸のコドンを同定し、前記コドンを置換されるコドンと同じアミノ酸をコードする異なるコドンで置換し、それによってグルコシダーゼをコードする核酸内のコドンを改変する工程。
【請求項141】
(a)請求項1又は 22に記載の配列を含む、グルコシダーゼポリペプチドをコードする本発明の核酸を提供する工程;および、
(b)工程(a)の核酸内の非優先コドンまたは低優先コドンを同定し、前記コドンを置換されるコドンと同じアミノ酸をコードする優先コドンまたは中立的に使用されるコドンで置換し、それによって前記核酸を改変して宿主細胞における前記核酸の発現を高める工程、
を含む、グルコシダーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸内のコドンを改変して宿主細胞における前記核酸の発現を高める方法であって、前記優先コドンは宿主細胞の遺伝子のコード配列において高頻度で提示されるコドンであり、前記非優先または前記低優先コドンは宿主細胞の遺伝子のコード配列において低頻度で提示されるコドンである、前記工程。
【請求項142】
(a)グルコシダーゼペプチドをコードする、請求項1又は 22に記載の配列を含む核酸を提供する工程;および、
(b)工程(a)の核酸内の少なくとも1つの好ましいコドンを同定し、前記コドンを置換されるコドンと同じアミノ酸をコードする非優先コドンまたは低優先コドンで置換し、それによって前記核酸を改変して宿主細胞におけるその発現を低下させる工程を含む、グルコシダーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸内のコドンを改変して宿主細胞における前記核酸の発現を低下させる方法であって、前記優先コドンは宿主細胞の遺伝子のコード配列において高頻度提示されるコドンであり、前記非優先または前記低優先コドンは宿主細胞の遺伝子のコード配列において低頻度提示されるコドンである、前記方法。
【請求項143】
宿主細胞が、細菌細胞、真菌細胞、昆虫細胞、酵母細胞、植物細胞または哺乳動物細胞である、請求項141又は142に記載の方法。
【請求項144】
以下の工程を含む、複数の改変グルコシダーゼ活性部位または基質結合部位をコードする核酸のライブラリーを作製する方法であって、前記改変活性部位又は基質結合部位が、第一の活性部位又は第一の基質結合部位をコードする配列を含む第一の核酸に由来する、前記ライブラリーの作製方法:
(a)第一の活性部位又は第一の基質結合部位をコードする第一の核酸を提供する工程であって、前記第一の核酸配列は、配列番号:1、配列番号:3、配列番号:5、配列番号:9、配列番号:11、配列番号:13、配列番号:15、配列番号:17、配列番号:19、配列番号:21、配列番号:23に記載の配列又はその部分配列とストリンジェントな条件下でハイブリダイズする配列を含み、さらに前記核酸はグルコシダーゼ活性部位またはグルコシダーゼ基質結合部位をコードする核酸である、前記工程;
(b)第一の核酸内の複数の標的コドンで天然に存在するアミノ酸変種をコードする変異導入オリゴヌクレオチドの組を提供する工程;
(c)前記変異導入オリゴヌクレオチドの組を用いて、変異を導入された各アミノ酸コドンにおいて一連のアミノ酸変種をコードする、活性部位コード変種核酸の組又は基質結合部位コード変種核酸の組を生成し、それによって複数の改変されたグルコシダーゼ活性部位または基質結合部位をコードする核酸のライブラリーを作製する工程。
【請求項145】
最適化定方向進化システム、遺伝子部位飽和変異導入(GSSM)、又は合成連結再アッセンブリ(SLR) を含む方法によって工程(a)の第一の核酸に変異導入することを含む、請求項144に記載の方法。
【請求項146】
変異性PCR、シャッフリング、オリゴヌクレオチド特異的変異導入、アッセンブリPCR、セクシュアルPCR変異導入、in vivo変異導入、カセット変異導入、再帰的アンサンブル変異導入、エクスポネンシャルアンサンブル変異導入、部位特異的変異導入、遺伝子再アッセンブリ、遺伝子部位飽和変異導入(GSSM)、合成連結再アッセンブリ(SLR)及びそれらの組合せを含む方法によって工程(a)の第一の核酸に変異導入することを含む、請求項144に記載の方法。
【請求項147】
組換え、再帰的配列組換え、ホスホチオエート-修飾DNA変異導入、ウラシル含有鋳型変異導入、ギャップ含有二重鎖変異導入、点ミスマッチ修復変異導入、修復欠損宿主株変異導入、化学変異導入、放射性変異導入、欠失変異導入、制限-選択変異導入、制限-精製変異導入、人工遺伝子合成、アンサンブル変異導入、キメラ核酸マルチマー生成及びそれらの組合せを含む方法によって工程(a)の第一の核酸または変種に変異導入することを含む請求項144に記載の方法。
【請求項148】
以下の工程を含む小分子を製造する方法:
(a)小分子を合成または改変することができる複数の生合成酵素を提供する工程であって、前記酵素の1つが請求項1又は22に記載の配列を含む核酸によってコードされるグルコシダーゼ酵素を含む、前記工程;
(b)工程(a)の酵素の少なくとも1つに対する基質を提供する工程;および、
(c)複数の生物触媒反応を促進する条件下で工程(b)の基質を前記酵素と反応させて一連の生物触媒反応により小分子を生成する工程。
【請求項149】
以下の工程を含む小分子を改変する方法:
(a)グルコシダーゼ酵素を提供する工程であって、前記酵素が請求項55に記載のポリペプチド又は請求項1若しくは22に記載の核酸配列を含む核酸によってコードされるポリペプチドを含む、前記工程;
(b)小分子を提供する工程;および、
(c)工程(a)のグルコシダーゼ酵素によって触媒される酵素反応が促進される条件下で前記酵素を工程(b)の小分子と反応させ、それによってグルコシダーゼ酵素反応により小分子を改変する工程。
【請求項150】
工程(a)の酵素に対する複数の小分子基質を含み、それによってグルコシダーゼ酵素により触媒される少なくとも1つの酵素反応によって生成される改変小分子のライブラリーを作製することを含む、請求項149に記載の方法。
【請求項151】
酵素による複数の生物触媒反応を促進する条件下で複数の追加酵素を含み、前記複数の酵素反応によって生成される改変小分子のライブラリーを作製する、請求項149に記載の方法。
【請求項152】
さらに、所望の活性を示す特定の小分子がライブラリー内に存在するか否かを決定するために前記ライブラリーを試験する工程を含む、請求項151に記載の方法。
【請求項153】
ライブラリーの試験工程がさらに、所望の活性をもつ特定の改変小分子の有無について改変小分子の一部分を試験することによって、ライブラリー内の複数の改変小分子の前記一部分を生成するために用いられた生物触媒反応の1つ以外の全てを系統的に排除し、所望の活性をもつ特定の改変小分子を生成する少なくとも1つの特異的な生物触媒反応を同定する工程を含む、請求項152に記載の方法。
【請求項154】
以下の工程を含む、グルコシダーゼ酵素の機能的フラグメントを決定する方法:
(a)グルコシダーゼ酵素を提供する工程であって、前記酵素が請求項55に記載のポリペプチド、又は請求項1若しくは22に記載の核酸によってコードされるポリペプチドを含む、前記工程;および、
(b)工程(a)の配列から複数のアミノ酸残基を欠失させ、グルコシダーゼ活性について残余の配列を試験し、それによってグルコシダーゼ酵素の機能的フラグメントを決定する工程。
【請求項155】
グルコシダーゼ活性が、グルコシダーゼ基質を提供すること、および、前記基質の量の減少又は反応生成物の量の増加を検出することによって測定される、請求項154に記載の方法。
【請求項156】
以下の工程を含む、リアルタイム代謝フラックス分析による新規または改変された表現型の全細胞操作のための方法:
(a)細胞の遺伝的構成を改変することによって改変細胞を作製する工程であって、前記遺伝的構成が請求項1又は22に記載の配列を含む核酸を細胞に導入することによって改変される、前記工程;
(b)前記改変細胞を培養して複数の改変細胞を作製する工程;
(c)工程(b)の細胞培養物をリアルタイムでモニターすることによって前記細胞の少なくとも1つの代謝パラメーターを測定する工程;および、
(d)工程(c)のデータを分析して、前記測定パラメーターが類似の条件下で未改変細胞での対応する測定値と異なるか否かを決定し、それによって細胞の操作された表現型をリアルタイム代謝フラックス分析により同定する工程。
【請求項157】
細胞の遺伝的構成が、細胞内の配列の欠失もしくは改変又は遺伝子発現のノックアウトを含む方法によって改変される、請求項155に記載の方法。
【請求項158】
さらに、新規に操作された表現型を含む細胞を選別することを含む、請求項157に記載の方法。
【請求項159】
さらに、選別された細胞を培養し、それによって新規に操作された表現型を含む新規な細胞株を作製することを含む、請求項158に記載の方法。
【請求項160】
以下の工程を含むデンプンを加水分解する方法:
(a)グルコシダーゼ活性を有するポリペプチドを提供する工程であって、前記ポリペプチドが請求項55に記載のポリペプチド、又は請求項1若しくは22に記載の核酸によってコードされるポリペプチドを含むポリペプチドである、前記工程;
(b)デンプンを含む組成物を提供する工程;および、
(c)工程(a)のポリペプチドを工程(b)の組成物と前記ポリペプチドがデンプンを加水分解する条件下で接触させる工程。
【請求項161】
組成物が、α-1,4グルコシド結合又はα-1,6-グルコシド結合を含む、請求項160に記載の方法。
【請求項162】
以下の工程を含む、組成物からデンプンを液化又はデンプンを除去する方法:
(a)グルコシダーゼ活性を有するポリペプチドを提供する工程であって、前記ポリペプチドが請求項55に記載のポリペプチド、又は請求項1若しくは22に記載の核酸によってコードされるポリペプチドを含むポリペプチドである、前記工程;
(b)デンプンを含む組成物を提供する工程;および、
(c)工程(a)のポリペプチドを工程(b)の組成物と前記ポリペプチドがデンプンを除去又は液化する条件下で接触させる工程。
【請求項163】
グルコシダーゼポリペプチドをグリコシル化し、それによって前記グルコシダーゼポリペプチドの耐熱性または熱安定性を高める工程を含む、グルコシダーゼポリペプチドの耐熱性または熱安定性を高める方法であって、前記ポリペプチドが請求項55に記載のポリペプチド又は請求項1若しくは22に記載の核酸によってコードされるポリペプチドの連続する少なくとも30のアミノ酸を含むポリペプチドである、前記方法。
【請求項164】
グルコシダーゼの比活性が、約37℃を超える温度から約95℃の範囲の温度で熱安定性または耐熱性である、請求項163に記載の方法。
【請求項165】
請求項1又は22に記載の配列を有する核酸配列を含むベクターを発現させることを含む、細胞において組換えグルコシダーゼポリペプチドを過剰発現させる方法であって、前記過剰発現が、高活性プロモーターの使用、二シストロンベクターの使用によって、または前記ベクターの遺伝子増幅によって達成される、前記組換えグルコシダーゼペプチドを過剰発現させる方法。
【請求項166】
請求項52に記載のポリペプチド、又は請求項1若しくは22に記載の核酸によってコードされるポリペプチド、を含む洗剤組成物であって、前記ポリペプチドがグルコシダーゼ活性を含む、前記洗剤組成物。
【請求項167】
グルコシダーゼが、非表面活性グルコシダーゼ又は表面活性グルコシダーゼである、請求項166に記載の製剤組成物。
【請求項168】
グルコシダーゼが、非水性液体組成物、注型成形固体、顆粒形態、粒状形態、圧縮錠剤形態、ゲル、ペースト又はシロップ形態として処方される、請求項166に記載の洗剤組成物。
【請求項169】
以下の工程を含む対象物の洗浄方法:
(a)グルコシダーゼ活性を有するポリペプチドを含む組成物を提供する工程であって、前記ポリペプチドが請求項55に記載のポリペプチド、又は請求項1若しくは22に記載の核酸によってコードされるポリペプチドを含むポリペプチドである、前記工程;
(b)対象物を提供する工程;および、
(c)工程(a)のポリペプチドを工程(b)の対象物と前記組成物が前記対象物を洗浄することができる条件下で接触させる工程。
【請求項170】
以下の工程を含む、動物による消費に先立って飼料又は食品中のデンプンを加水分解する方法:
(a)デンプンを含む飼料原料を提供する工程であって、前記デンプンがグルコシダーゼ活性を有するポリペプチドによって加水分解することができ、前記ポリペプチドは請求項55に記載のポリペプチド、又は請求項1若しくは22に記載の核酸によってコードされるポリペプチドを含むポリペプチドである、前記工程;
(b)工程(a)のポリペプチドを前記飼料又は食品に、デンプンを加水分解して処理食品又は飼料を製造するために十分な時間、十分な量で添加し、それによって動物による消費の前に食品又は飼料中のデンプンを加水分解する工程。
【請求項171】
食品又は飼料がコメ、トウモロコシ、オオムギ、コムギ、豆類又はジャガイモを含む請求項170に記載の方法。
【請求項172】
請求項52に記載のポリペプチド、又は請求項1若しくは22に記載の核酸によってコードされるポリペプチドを含む飼料又は食品。
【請求項173】
デンプン、及び、請求項55に記載のポリペプチド又は請求項1若しくは22に記載の核酸によってコードされるポリペプチド、を含む組成物。
【請求項174】
請求項55に記載のポリペプチド又は請求項1若しくは22に記載の核酸によってコードされるポリペプチドを含む繊維。
【請求項175】
以下の工程を含む織物を脱サイズする方法:
(a)グルコシダーゼ活性を有するポリペプチドを提供する工程であって、前記ポリペプチドが、請求項55に記載のポリペプチド又は請求項1若しくは22に記載の核酸によってコードされるポリペプチド、を含むポリペプチドである、前記工程;
(b)織物を提供する工程;および、
(c)工程(a)のポリペプチドを工程(b)の織物と前記グルコシダーゼが前記織物を脱サイズすることができる条件下で接触させる工程。
【請求項176】
請求項55に記載のポリペプチド又は請求項1若しくは22に記載の核酸によってコードされるポリペプチドを含む紙又は紙製品又は紙パルプ。
【請求項177】
以下の工程を含む紙又は繊維を脱インクする方法:
(a)グルコシダーゼ活性を有するポリペプチドを提供する工程であって、前記ポリペプチドが、請求項55に記載のポリペプチド又は請求項1若しくは22に記載の核酸によってコードされるポリペプチド、を含むポリペプチドである、前記工程;
(b)紙又は繊維を含む組成物を提供する工程;および、
(c)工程(a)のポリペプチドを工程(b)の組成物と前記ポリペプチドが前記紙又は繊維を脱インクすることができる条件下で接触させる工程。
【請求項178】
以下の工程を含むリグノセルロース繊維の処理方法:
(a)グルコシダーゼ活性を有するポリペプチドを提供する工程であって、前記ポリペプチドが請求項55に記載のポリペプチド又は請求項1若しくは22に記載の核酸によってコードされるポリペプチドを含むポリペプチドである、前記工程;
(b)リグノセルロース繊維を提供する工程;および、
(c)工程(a)のポリペプチドを工程(b)の繊維と、前記ポリペプチドが前記繊維を処理してそれによって前記繊維の特性を改善することができる条件下で接触させる工程。
【請求項179】
請求項55に記載のポリペプチド又は請求項1若しくは22に記載の核酸によってコードされるポリペプチドを含む、高マルトース又は高グルコース液若しくはシロップ。
【請求項180】
以下の工程を含む、高マルトース又は高グルコースシロップを製造する方法:
(a)グルコシダーゼ活性を有するポリペプチドを提供する工程であって、前記ポリペプチドが請求項55に記載のポリペプチド又は請求項1若しくは22に記載の核酸によってコードされるポリペプチドを含むポリペプチドである、前記工程;
(b)デンプンを含む組成物を提供する工程;および、
(c)前記工程(a)のポリペプチドが前記工程(b)の組成物を加水分解することができる条件下で工程(a)のポリペプチドを工程(b)の組成物と接触させ、それによって高マルトース又は高グルコースシロップを生成する工程。
【請求項181】
デンプンが、コメ、トウモロコシ、オオムギ、コムギ、豆類、ジャガイモ又はサツマイモに由来する請求項180に記載の方法。
【請求項182】
以下の工程を含むデンプン含有産出流体の流れを改善する方法:
(a)グルコシダーゼ活性を有するポリペプチドを提供する工程であって、前記ポリペプチドが請求項55に記載のポリペプチド又は請求項1若しくは22に記載の核酸によってコードされるポリペプチドを含むポリペプチドである、前記工程;
(b)デンプンを含む産出流体を提供する工程;および、
(c)工程(a)のポリペプチドを工程(b)の産出流体と前記グルコシダーゼが前記産出流体中のデンプンを加水分解することができる条件下で接触させ、それによって前記産出流体の密度を低下させて前記産出流体の流れを改善する工程。
【請求項183】
産出流体が地下層に由来する、請求項182に記載の方法。
【請求項184】
請求項55に記載のポリペプチド又は請求項1若しくは22に記載の核酸によってコードされるポリペプチドを含むアンチステーリング組成物。
【請求項185】
以下の工程を含む焼成製品の老化を防ぐ方法:
(a)請求項55に記載のポリペプチド又は請求項1若しくは22に記載の核酸によってコードされるポリペプチドを含むポリペプチドを提供する工程;
(b)デンプンを含む、焼成に用いられる組成物を提供する工程;および、
(c)工程(a)のポリペプチドを工程(b)の組成物と、前記ポリペプチドが焼成に用いられる組成物中のデンプンを加水分解することができる条件下で一緒にし、それによって焼成製品の老化を防ぐ工程。
【請求項186】
焼成製品がパン又はパン製品である、請求項185に記載の方法。
【請求項187】
以下の工程を含む醸造又はアルコール製造においてグルコシダーゼを使用する方法:
(a)請求項55に記載のポリペプチド又は請求項1若しくは22に記載の核酸によってコードされるポリペプチドを含むポリペプチドを提供する工程;
(b)デンプン又は多糖類を含む、醸造又はアルコール製造に用いられる組成物を提供する工程;および、
(c)工程(a)のポリペプチドを工程(b)の組成物と、前記ポリペプチドが醸造又はアルコール製造で用いられる組成物中のデンプン又は多糖類を加水分解することができる条件下で一緒にする工程。
【請求項188】
デンプン又は多糖類を含む組成物がビールである、請求項187に記載の方法。
【請求項189】
請求項55に記載のポリペプチド又は請求項1若しくは22に記載の核酸によってコードされるポリペプチドを含むアルコール飲料。
【請求項190】
請求項55に記載のポリペプチド又は請求項1若しくは22に記載の核酸によってコードされるポリペプチドを含むビール。
【請求項191】
請求項55に記載のポリペプチド又は請求項1若しくは22に記載の核酸によってコードされるポリペプチドを含む医薬組成物。
【請求項192】
核酸が植物プロモーターに機能的に連結されている、請求項32に記載の発現カセット。
【請求項193】
さらに植物発現ベクターを含む、請求項192に記載の発現カセット。
【請求項194】
植物発現ベクターが植物ウイルスを含む、請求項193に記載の発現カセット。
【請求項195】
植物プロモーターが、ジャガイモのプロモーター、イネのプロモーター、トウモロコシのプロモーター、コムギ又はオオムギのプロモーターを含む、請求項192に記載の発現カセット。
【請求項196】
プロモーターがアグロバクテリウム・ツメファシエンス(Agrobacterium tumefaciens)のT-DNAに由来するプロモーターを含む、請求項192に記載の発現カセット。
【請求項197】
プロモーターが構成的プロモーターである、請求項192に記載の発現カセット。
【請求項198】
構成的プロモーターがCaMV35Sである、請求項197に記載の発現カセット。
【請求項199】
プロモーターが誘導性プロモーターである、請求項192に記載の発現カセット。
【請求項200】
組織特異的プロモーターが、種子特異的、葉特異的、根特異的、茎特異的又は離脱-誘導プロモーターである、請求項199に記載の発現カセット。
【請求項201】
植物細胞がジャガイモ、イネ、トウモロコシ、コムギ、タバコ又はオオムギの細胞である、請求項39に記載の形質転換細胞。
【請求項202】
以下の工程を含むトランスジェニック植物の製造方法:
(a)請求項1又は22に記載の配列を含む異種核酸配列を細胞に導入し、それによって形質転換植物細胞を作製する工程;
(b)前記形質転換細胞からトランスジェニック植物を作出する工程。
【請求項203】
工程(a)がさらに、植物細胞プロトプラストのエレクトロポレーションまたはマイクロインジェクションにより前記異種核酸配列を導入することを含む、請求項202に記載の方法。
【請求項204】
工程(a)がさらに、DNA粒子ボンバードメントによって植物組織に直接前記異種核酸配列を導入することを含む、請求項202に記載の方法。
【請求項205】
工程(a)がさらに、アグロバクテリウム・ツメファシエンス(Agrobacterium tumefaciens)宿主を用いて植物細胞DNAに異種核酸配列を導入することを含む、請求項202に記載の方法。
【請求項206】
以下の工程を含む植物細胞において異種核酸配列を発現させる方法:
(a)プロモーターに機能的に連結された異種核酸配列で前記植物細胞を形質転換する工程であって、前記異種核酸配列が請求項1又は22に記載の配列を含む、前記工程;
(b)前記異種核酸配列が前記植物細胞で発現する条件下で前記植物を生長させる工程。
【請求項207】
配列番号:2、配列番号:4、配列番号:6、配列番号:8、配列番号:10、配列番号:12、配列番号:14、配列番号:16、配列番号:18、配列番号:20、配列番号:22又は配列番号:24の残基1から16、1から17、1から18、1から19、1から20、1から21、1から22、1から23、1から24、1から25、1から26、1から27、1から28、1から29、1から30、1から31、1から32、又は1から33に記載の配列からなる単離又は組換えシグナル配列。
【請求項208】
配列番号:2、配列番号:4、配列番号:6、配列番号:8、配列番号:10、配列番号:12、配列番号:14、配列番号:16、配列番号:18、配列番号:20、配列番号:22又は配列番号:24の残基1から16、1から17、1から18、1から19、1から20、1から21、1から22、1から23、1から24、1から25、1から26、1から27、1から28、1から29、1から30、1から31、1から32、又は1から33に記載の配列を含む単離又は組換えシグナル配列。
【請求項209】
請求項207に記載のシグナル配列を含む第一のドメイン及び少なくとも1つの第二のドメインを含むキメラタンパク質。
【請求項210】
融合タンパク質である、請求項209に記載のキメラタンパク質。
【請求項211】
第二のドメインが酵素を含む、請求項209に記載のキメラタンパク質。
【請求項212】
酵素がグルコシダーゼである、請求項211に記載のキメラタンパク質。
【請求項213】
請求項207に記載の配列を有するシグナルペプチド(SP)を含む少なくとも1つの第一のドメイン、及び異種ポリペプチド又はペプチドを含む少なくとも1つの第二のドメインを含むキメラペプチドであって、前記異種ポリペプチド又はペプチドは前記シグナルペプチド(SP)と天然には結合していないものである、前記キメラペプチド。
【請求項214】
異種ポリペプチド又はペプチドがグルコシダーゼではない、請求項213に記載のキメラポリペプチド。
【請求項215】
異種ポリペプチド又はペプチドが、前記シグナルペプチド(SP)又は触媒ドメイン(CD)のアミノ末端、カルボキシ末端又は両端にある、請求項213に記載のキメラポリペプチド。
【請求項216】
キメラポリペプチドをコードする単離又は組換え核酸であって、前記キメラポリペプチドが、請求項213に記載の配列を有するシグナルペプチド(SP)を含む少なくとも1つの第一のドメイン、及び異種ポリペプチド又はペプチドを含む少なくとも1つの第二のドメインを含み、前記異種ポリペプチド又はペプチドは前記シグナルペプチド(SP)と天然には結合していないものである、前記単離又は組換え核酸。
【請求項217】
請求項55に記載のポリペプチド又は請求項1若しくは22に記載の核酸によってコードされるポリペプチドを含む口腔手入れ用品。
【請求項218】
前記口腔手入れ用品が、歯磨きペースト、歯磨きクリーム、ゲル又は歯磨き粉、オドンティック、口内洗浄液、歯磨き前又は歯磨き後の洗浄製剤、チューインガム、ロゼンジ又はキャンデーを含む、請求項217に記載の口腔手入れ用品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2006−524050(P2006−524050A)
【公表日】平成18年10月26日(2006.10.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−507400(P2006−507400)
【出願日】平成16年3月18日(2004.3.18)
【国際出願番号】PCT/US2004/008541
【国際公開番号】WO2004/085615
【国際公開日】平成16年10月7日(2004.10.7)
【出願人】(503089489)ダイヴァーサ コーポレイション (31)
【Fターム(参考)】