説明

半導体装置及びその製造方法

【課題】工程数を増やさずに、安価な装置を用いてプロ―ビング位置の目視観察を可能にする。
【解決手段】本発明の半導体装置は、多層配線層(図示せず)と、多層配線層の最上層に形成され、ボンディング領域P1と試験用プローブ接触領域P2とを含むボンディングパッド200を有する。ボンディングパッド200には、ボンディング領域P1と試験用プローブ接触領域P2との境界を表す凹部202が形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体装置のボンディングパッドは、チップサイズの縮小を目的として、試験用のプローブを接触させるための試験用パッドと兼用させることがある。その場合、試験用のプローブによるダメージやプローブ針の針跡によるボンディングの密着性低下を防ぐために、ボンディング領域とプロービング領域とを分けることが行われている。
【0003】
図8(a)は、特許文献1で示す半導体装置の平面図である。図8(b)は、特許文献1で示す半導体装置の断面図である。特許文献1では、外部接続用電極であるパッド部が、最上層に形成された第1のパッドメタル層61と、第1のパッドメタル層61の下に層間絶縁膜71を挟んで形成された第2のパッドメタル層62と、層間絶縁膜71を貫通して第1のパッドメタル層61と第2のパッドメタル層62を電気的に接続するビア63とからなり、第1のパッドメタル層61の端部と第2のパッドメタル層62の端部とが各層の厚み方向に沿って一致しないように互いにずれて配置された半導体装置が記載されている。特許文献1の半導体装置では、プローブパッドの領域とボンディングパッドの領域とをP−SiN膜などの第1の保護膜31により分離し、第一の保護膜31上にはポリイミド膜などの第2の保護膜32を形成する。特許文献1の半導体装置によれば、ボンディング時やプロービング時にパッドメタル層のエッジに発生する応力を小さくし、パッドメタル層の下の層間絶縁膜にかかる応力を緩和することができるので、パッドメタル層の下の層間絶縁膜のダメージを低減できるとされている。
【0004】
図9は、特許文献2で示す半導体装置100の平面図である。特許文献2の半導体装置100は、一つのパッド中にボンディング領域113とプロービング傷111形成領域とを含むボンディングパッド110と、ボンディングパッド110から離隔して設けられて、ボンディング領域113とプロービング傷111形成領域との境界を示すように構成された打ち分けマーク120と、を有する。特許文献2の半導体装置100においては、打ち分けマーク120がボンディングパッド110から離隔して設けられているため、ボンディングパッド110を設置する際の空きスペースを利用してボンディングパッド110を配置することができるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−252230号公報
【特許文献2】特開2006−222147号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記文献記載の技術は、以下の点で改善の余地を有していた。
特許文献1の技術では、プロードパッド11側に第2の保護膜32を設けてプロードパッド11とボンディングパッド21とを識別するが、第1の保護膜31を微細化すると、第2の保護膜32は膜厚が厚いため、第1の保護膜31と同時にパターニングすることができない。したがって、製造工程が増えるということがある。
【0007】
また、特許文献2の技術では、ボンディングパッド110とは別の領域に形成したボンディング領域113とプロービング領域の打ち分けマーク120を形成するため、チップサイズが大きくなる。また、プロービング傷111と打ち分けマーク120とは距離が離れているため、光学顕微鏡などの安価な装置により目視にてプロ―ビング位置の厳密な良否判定が困難なことがある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によれば、
多層配線層と、
前記多層配線層の最上層に形成され、ボンディング領域と試験用プローブ接触領域とを含む電極パッドを有し、
前記電極パッドには、前記ボンディング領域と前記試験用プローブ接触領域との境界を表す凹部が形成されている、半導体装置
が提供される。
【0009】
また、本発明によれば、
多層配線層を形成する工程と、
前記多層配線層の最上層にボンディング領域と試験用プローブ接触領域とを含む電極パッドを形成する工程と、
を含み、
前記電極パッドを形成する前記工程において、前記ボンディング領域と前記試験用プローブ接触領域との境界を表す凹部を形成する、半導体装置の製造方法
が提供される。
【0010】
この発明によれば、個々の電極パッドにボンディング領域と試験用プローブ接触領域との境界を表す凹部が形成されている。これにより、新たな部材を形成させることなくボンディング領域と試験用プローブ接触領域との識別表示を形成できるため、追加の製造工程が不要になる。また、凹部は、ボンディング領域と試験用プローブ接触領域との間に形成されるため、光学顕微鏡などの安価な装置を用いた目視にてプロ―ビング位置の厳密な良否判定をすることができる。したがって、工程数を増やさずに、安価な装置を用いてプロ―ビング位置の目視観察をすることができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、工程数を増やさずに、安価な装置を用いたプロ―ビング位置の目視観察が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】実施の形態に係る半導体装置を模式的に示した平面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する平面図である。
【図4】実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する断面図である。
【図5】実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する断面図である。
【図6】実施の形態に係る半導体装置の第一の変形例を示す平面図である。
【図7】実施の形態に係る半導体装置の第二の変形例を示す平面図である。
【図8】従来の半導体装置を示す図である。
【図9】従来の半導体装置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
【0014】
図1は、本実施の形態の半導体装置の平面図である。図2は、図1のA−A断面図である。本実施の形態の半導体装置は、多層配線層(図示せず)と、多層配線層の最上層に形成され、ボンディング領域P1と試験用プローブ接触領域P2とを含むボンディングパッド200を有する。ボンディングパッド200には、ボンディング領域P1と試験用プローブ接触領域P2との境界を表す凹部202が形成されている。
【0015】
図1で示すように、本実施の形態において、凹部202は、ボンディングパッド200の端から端に延在している。具体的には、矩形のボンディングパッド200の一辺に並行に延在している。凹部202の開口幅は微細であるため、光学顕微鏡では、平面視における凹部202の開口を線状で観察することができる。そこで、本実施の形態では、凹部202を「ボンディング領域とプロ―ビング領域との境界線」ともいう。ボンディング領域P1とプロービング傷206とはボンディング領域とプロービング領域との境界線202により分離されていることが、光学顕微鏡などの安価な装置を用いた目視にて容易に確認することができる。
【0016】
図2で示すように、ボンディングパッド200は、層間絶縁層212上に形成されている。また、層間絶縁層212の下には、平面視で層間絶縁層212と重なる下層パッドメタル層218が形成されている。下層パッドメタル層218は、境界線開口部224(溝部)の底面を構成するため、境界線開口部224に埋め込まれた二層の金属膜214(金属膜22a及び金属膜22bの一部)を介してボンディングパッド200と下層パッドメタル層218とが電気的に接続されることになる。また、下層パッドメタル層218は、パッドビア215の底面を構成するため、ボンディングパッド200と下層パッドメタル層218とは、パッドビア215を介しても電気的に接続される。上面視でボンディングパッド200の周囲には、保護膜219(例えば、SiN膜)が形成されている。保護膜219は、ボンディングパッド200の端部を覆うように形成すると好ましい。また、保護膜219の下の最上層配線層210は、配線ビア216を介して下層配線220に接続している。
【0017】
より詳細に説明すると、層間絶縁層212には、ボンディングパッド200に電気的に接続しているパッドビア開口部225(接続孔)と、凹部202に対応する位置に形成された境界線開口部224とがそれぞれ形成されている。パッドビア開口部225が金属膜22a(第一の金属膜)で埋め込まれパッドビア215が構成されている。また、金属膜22aは、境界線開口部224の内部にも形成されており、具体的には、境界線開口部224の側面及び底面に沿って形成されている。境界線開口部224には、金属膜22a上にボンディングパッド200と同一材料からなる金属膜22b(第二の金属膜)が埋め込まれている。また、配線ビア開口部226が金属膜22aで埋め込まれ配線ビア216が形成されている。境界線開口部224、パッドビア開口部225及び配線ビア開口部226は、同時に金属膜22aで埋め込まれるが、境界線202の開口幅(S)がパッドビア開口部225、配線ビア開口部226の開口径(D)よりも広い。そのため、パッドビア開口部225、及び、配線ビア開口部226が完全に埋込まれたとき、境界線開口部224の内部は、完全に埋込まれず、境界線開口部224の内部の金属膜22aには、図2の断面図で示すように、くぼみが形成されることになる。これにより、パッドビア215及び層間絶縁膜212に金属膜22bを成膜するとき、境界線開口部224に形成された金属膜22aのくぼみの上に金属膜22bが成膜され、凹部202を有するボンディングパッド200が形成される。境界線開口部224の開口幅(S)は、境界線開口部224に埋め込む金属膜22aの膜厚(T)の2倍以上とすることが好ましい。金属膜22a、及び、金属膜22bは、それぞれ、複数の材料から構成された積層膜であっても良い。
【0018】
つづいて、本実施の形態の半導体装置の製造方法の一例について図3〜5を用いて説明する。まず、基板上にトランジスタ等の素子を形成し、素子を含む全面上に、最上層の配線層を除いた多層配線層を形成する。ついで、最上層の配線層を除く多層配線層上に下層パッドメタル層218及び下層配線220を形成した後、下層パッドメタル層218及び下層配線220を覆うように層間絶縁膜212を成膜する。その後、層間絶縁膜212に境界線開口部224、パッドビア開口部225、及び、配線ビア開口部226を形成する。このとき、境界線開口部224、及び、パッドビア開口部225を平面視で下層パッドメタル層218に重なる位置に形成し、配線ビア226を平面視で下層配線220に重なる位置に形成する。こうすることで、下層パッドメタル層218及び下層配線220をエッチングストッパとして機能させることができる。その結果、下層パッドメタル層218が境界線開口部224及びパッドビア開口部225の底面となり、下層配線220が配線ビア開口部226の底面となる。図3には、ビアの開口まで完了したときの、ボンディングパッド200の平面図が示されている。また、図4を参照すると、パッドビア開口部225の開口まで完了したときのボンディングパッド200及び配線部の断面図が示されている(図4(a))。なお、境界線開口部224の開口幅(S)はパッドビア開口部225及び配線ビア開口部226の開口径(D)よりも広く形成する。図3では、パッドビア215と配線ビア216とが同一の形状である例を示しているが、パッドビア215と配線ビア216とが形状は同一である必要はない。また、図3では、パッドビア215及び配線ビア216が正方形である例を示すが、長方形などであってもよく、様々な形状をとることができる。
【0019】
ついで、例えば、化学蒸着(CVD:Chemical Vapor Deposition)法により、パッドビア開口部225及び配線ビア開口部226に金属膜22aを埋め込むとともに境界線開口部224の側面及び底面に沿って金属膜22aを形成する(図4(b))。金属膜22aの材料は、例えば、タングステンとすることができる。このとき、境界線開口部224の開口幅(S)を境界線開口部224の内部に形成された金属膜22aの膜厚(T)よりも2倍以上広く設定しておく。こうすることで、境界線開口部224は、完全に埋め込まれずくぼみが形成されることになる。
【0020】
その後、例えば化学的機械的研磨により、境界線開口部224、パッドビア開口部225、配線ビア開口部226以外の部分の金属膜22aを除去し、パッドビア215及び配線ビア216を形成する。境界線開口部224は、金属膜22aで底面が覆われているが、まだ開口している。(図5)。
【0021】
さらに、金属膜22aの全面及び層間絶縁膜212上に金属膜22bを成膜して、パッドビア215及び配線ビア216の上部及び境界線開口部224の内部に金属膜22bを形成するとともに、境界線開口部224の上に位置する金属膜22bに凹部202を形成する。その後、金属膜22bのパターニングを行い、ボンディングパッド200を形成する。金属膜22bの成膜において、境界線開口部224の上部には、くぼみが形成される。したがって、ボンディングパッド200には、ボンディング領域P1と試験用プローブ接触領域P2との間に境界線202が形成されることになる。その後、最上層配線層201上にSiN膜などの保護膜219を形成して、図1、2の半導体装置を形成する。
【0022】
つづいて、本実施の形態の効果について説明する。本実施の形態によれば、個々のボンディングパッド200にボンディング領域P1と試験用プローブ接触領域P2との境界を表す凹部202が形成されている。これにより、新たな部材を形成させることなくボンディング領域P1と試験用プローブ接触領域P2との識別表示を形成できるため、追加の製造工程が不要になる。また、凹部220は、ボンディング領域P1と試験用プローブ接触領域P2との間に形成させるため、光学顕微鏡などの安価な装置による目視にてプロ―ビング位置の厳密な良否判定をすることができる。したがって、工程数を増やさずに、安価な装置を用いたプロ―ビング位置の目視観察が可能になる。
【0023】
以上、図面を参照して本発明の実施の形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
【0024】
図6に本実施の形態の第一の変形例である半導体装置の平面図を示す。第一の変形例では、ボンディング領域とプロービング領域との境界線302はボンディングパッド300の端から端までつながっておらず、中間部分が途切れている。このように、本発明では、実施の形態で示すように、ボンディング領域とプロービング領域との境界線302はボンディングパッド300の端から端まで形成されている必要はなく、光学顕微鏡などの安価な装置による目視にて容易に確認することができるように、プロービング傷306の先端部に形成されていればよい。このように、ボンディング領域304とプロービング傷306とはボンディング領域とプロービング領域との境界線302により分離されていることで、光学顕微鏡などの安価な装置による目視にて容易に確認できる。また、第一の変形例では、ボンディング領域とプロービング領域との境界線302はボンディングパッド300の端から端までつながっておらず、中間部分が途切れているため、ボンディング領域304とボンディング領域とプロービング領域との境界線302とが重なることによる密着性低下を防ぐことができる。
【0025】
図7に本実施の形態の第二の変形例である半導体装置の平面図を示す。第二の変形例では、ボンディング領域とプロービング領域との境界線402はボンディングパッド400上で、プロービング傷406の先端部にのみに形成されている。このように、本発明では、実施の形態で示すように、ボンディング領域とプロービング領域との境界線202が、ボンディングパッド400の端から形成されている必要はなく、分離されていることが光学顕微鏡などの安価な装置による目視にて容易に確認できるように、プロービング傷406の先端部に形成されていればよい。このように、ボンディング領域404とプロービング傷406はボンディング領域とプロービング領域との境界線402により、分離されていることが光学顕微鏡などの安価な装置による目視にて容易に確認できる。
【符号の説明】
【0026】
11 プロードパッド
21 ボンディングパッド
22a 金属膜
22b 金属膜
31 保護膜
32 保護膜
61 パッドメタル層
62 パッドメタル層
63 ビア
71 層間絶縁膜
100 半導体装置
110 ボンディングパッド
111 プロービング傷
113 ボンディング領域
120 打ち分けマーク
200 ボンディングパッド
201 最上層配線層
202 凹部(ボンディング領域とプロービング領域との境界線)
206 プロービング傷
210 最上層配線層
212 層間絶縁層
214 二層の金属膜
215 パッドビア
216 配線ビア
218 下層パッドメタル層
219 保護膜
220 下層配線
224 境界線開口部
225 パッドビア開口部
226 配線ビア開口部
300 ボンディングパッド
302 ボンディング領域とプロービング領域との境界線
304 ボンディング領域
306 プロービング傷
400 ボンディングパッド
402 ボンディング領域とプロービング領域との境界線
404 ボンディング領域
406 プロービング傷
P1 ボンディング領域
P2 試験用プローブ接触領域
S 境界線開口幅
D ビア開口幅
T 膜厚

【特許請求の範囲】
【請求項1】
多層配線層と、
前記多層配線層の最上層に形成され、ボンディング領域と試験用プローブ接触領域とを含む電極パッドを有し、
前記電極パッドには、前記ボンディング領域と前記試験用プローブ接触領域との境界を表す凹部が形成されている、半導体装置。
【請求項2】
前記電極パッドは、絶縁層上に形成されており、
前記絶縁層は、前記電極パッドに電気的に接続している接続孔と、前記凹部に対応する位置に形成された溝部と、をそれぞれ有し、
前記接続孔は、第一の金属膜で埋め込まれており、
前記接続孔を埋め込む前記第一の金属膜が前記溝部の側面及び底面に沿って形成されており、
前記溝部の内部には、前記第一の金属膜上に前記電極パッドと同一材料からなる第二の金属膜が形成されている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記溝部の開口幅(S)が前記接続孔の開口幅(D)よりも大きい、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記溝部の開口幅(S)は、前記溝部に埋め込む前記第一の金属膜の膜厚(T)の2倍以上である、請求項2又は3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記絶縁層の下に位置し、平面視で前記絶縁層と重なるパッドメタル層が形成されており、前記パッドメタル層が前記溝部の底面をなす、請求項2乃至4いずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項6】
多層配線層を形成する工程と、
前記多層配線層の最上層にボンディング領域と試験用プローブ接触領域とを含む電極パッドを形成する工程と、
を含み、
前記電極パッドを形成する前記工程において、前記ボンディング領域と前記試験用プローブ接触領域との境界を表す凹部を形成する、半導体装置の製造方法。
【請求項7】
接続孔と、前記接続孔よりも開口幅が大きい溝部を絶縁膜に形成する工程と、
前記接続孔を第一の金属膜で埋め込むとともに前記溝部の側面及び底面に沿って前記第一の金属膜を形成する工程と、
前記第一の金属膜の全面に第二の金属膜を形成して前記接続孔の上部及び前記溝部の内部に前記第二の金属膜を形成するとともに、前記溝部の上に位置する前記第二の金属膜に前記凹部を形成する工程と、
をさらに含み、
前記電極パッドを形成する前記工程は、前記第二の金属膜を形成する前記工程の後に前記第二の金属膜を選択的に除去することにより、前記第二の金属膜からなる前記電極パッドを形成する、請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項8】
前記溝部を前記絶縁膜に形成する前記工程は、前記第一の金属膜を形成する前記工程において前記溝部に形成される前記第一の金属膜の膜厚(T)の2倍以上の開口幅(S)を有する溝部を前記絶縁膜に形成する工程を含む、請求項7に記載の半導体装置の製造方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate


【公開番号】特開2012−33822(P2012−33822A)
【公開日】平成24年2月16日(2012.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−173851(P2010−173851)
【出願日】平成22年8月2日(2010.8.2)
【出願人】(302062931)ルネサスエレクトロニクス株式会社 (8,021)
【Fターム(参考)】