説明

照明器による表示システム

【課題】照明器を表示器として用いることができる照明器による表示システムを提供する。
【解決手段】複数の発光素子8がマトリクス状に配列された発光素子アレイ2を有する照明器1と、照明器1における前記発光素子アレイ2の発光を、照明モードと表示モードとで制御可能な制御手段(発光素子アレイ制御部3,照明器制御装置11)とを備え、制御手段は、照明モードにおいて、発光素子アレイ2における複数の発光素子8を全面発光させることにより、照明器1による照明を行い、表示モードにおいて、発光素子アレイ2における複数の発光素子8を選択的に発光させることにより、照明器1を表示器として用いて所望の表示を行なう。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明器による表示システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
照明器では、長寿命化、低電力化を実現するために、LED素子などの発光素子を用いたものが提案されている。また、所望の表示を行なう表示器には、発光素子を用いたものがある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の照明器と表示器は、互いに異なる機能を有する機器であり、それぞれの機能を得るためには、専用の機器がそれぞれ必要である。また、火災などの災害に対する避難経路を矢印などで示す従来の表示器では、常に固定の一方向しか示さない。このため、避難経路の途中に火災が発生しているような場合に、表示器の表示通りに避難すると、その火災発生場所に近づいてしまうことがあるという問題がある。
【0004】
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたものであり、照明器を、例えば、災害発生場所に応じて適切な避難経路を示す矢印等の所望の表示をすることができる表示器、として用いることができる、照明器による表示システムを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る照明器による表示システムは、複数の発光素子がマトリクス状に配列された発光素子アレイを有する照明器と、前記照明器における前記発光素子アレイの発光を、照明モードと表示モードとで制御可能な制御手段とを備え、前記制御手段は、前記照明モードにおいて、前記発光素子アレイにおける前記複数の発光素子を全面発光させることにより、前記照明器による照明を行い、前記表示モードにおいて、前記発光素子アレイにおける前記複数の発光素子を選択的に発光させることにより、前記照明器を表示器として用いて所望の表示を行なう。
【発明の効果】
【0006】
本発明の照明器による表示システムによれば、照明器を、例えば、災害発生場所に応じて適切な避難経路を示す矢印等の所望の表示をすることができる表示器、として用いることができる、照明器による表示システムを得ることができる。これにより、照明器とは別に表示器を取り付ける作業、コストを削減することができる。さらに、災害から安全に避難することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
<実施の形態1>
本実施の形態に係る照明器による表示システムの構成を図1のブロック図で示す。図に示すように、照明器1と、照明器制御装置11と、電灯線12と、警報監視装置13と、センサ14とを備える。
【0008】
センサ14は、所定の災害を検知するセンサであり、例えば、熱、煙によって火災を検知する熱センサあるいは煙センサを用いる。センサ14は、所定の災害が発生したことを外部に向かって報知する警報監視システムに備えられている。図で示す警報監視装置13は、警報監視システムを構成しており、センサ14で火災を検知した場合には、その旨を例えば公衆回線を介して外部に報知する。照明器制御装置11は、警報監視装置13と接続されており、警報監視装置13からセンサ14の検知信号を受信する。電灯線12は、接続された機器に電力を供給する一般的な電力線としての機能を持つ他、本実施の形態においては、接続された機器の間を通信する通信線としての機能を併せ持つ。照明器制御装置11と、照明器1は、電灯線12を介して接続されている。
【0009】
図2は、照明器1の構成をブロック図で示したものである。照明器1は、発光素子アレイ2と、発光素子アレイ制御部3と、電力供給部4と、蓄電部5と、電灯線通信モジュール6と、記憶部7とを備えている。発光素子アレイ2には、白色LED素子等の複数の発光素子8がマトリクス状に配列されている。
【0010】
<モード制御>
本実施の形態に係る照明器による表示システムは、照明器1における発光素子アレイ2の発光を、照明モードと表示モードとで制御可能な制御手段を備える。照明モードとは、発光素子アレイ2における複数の発光素子8を全面発光させることにより、照明器1による照明を行なうモードである。図3は、照明モードで制御した発光素子アレイ2を示したものである。1つの四角形は1つの発光素子8を表しており、白色の四角は、発光素子8が発光していることを表す。表示モードとは、発光素子アレイ2における複数の発光素子を選択的に発光させることにより、照明器1を表示器として用いて所望の表示を行なうモードである。図4、図5は、表示モードで制御した発光素子アレイ2を示したものである。黒色の四角は、発光素子8が発光していないことを表す。図4には文字「火災」、図5には図形「→」がそれぞれ表示されている。記憶部7には、図4、図5のように発光素子8を選択的に発光させるパターンが複数記憶されている。
【0011】
この照明モードおよび表示モードを制御する制御手段は、照明器1の内部に設けた発光素子アレイ制御部3と、照明器1の外部に設けた照明器制御装置11によって構成される。電灯線12は、接続された機器の間を通信する通信線としての機能を持つ。照明器1の電灯線通信モジュール6は、電灯線12から信号を読み出し、その信号を発光素子アレイ制御部3に送信する。これらにより、照明器制御装置11は、電灯線12を介して発光素子アレイ制御部3と通信が可能となっている。この発光素子アレイ制御部3は、照明器制御装置11から電灯線12を介して送信される制御信号に応じて、発光素子アレイ2の発光を照明モードと表示モードで制御する。
【0012】
次に、制御信号と各モードの対応関係について説明する。照明器制御装置11は、センサ14の検知信号に応答して、照明器1を表示モードで制御するための制御信号を発光素子アレイ制御部3に送信する。この場合、発光素子アレイ制御部3は、送信された制御信号に応じて発光素子アレイ2の発光を表示モードで制御する。一方、発光素子アレイ制御部3は、照明器制御装置11から制御信号を受信しない場合には、照明器1を照明モードで制御する。
【0013】
以上からなる照明器による表示システムの動作について説明する。センサ14で、火災が検知されない場合には、発光素子アレイ制御部3は、照明器制御装置11から制御信号を受信しない。この場合、発光素子アレイ制御部3は、発光素子アレイ2を照明モードで制御することにより、照明器1は図3のように全面発光による照明を行なう。
【0014】
センサ14で火災が検知された場合、警報監視装置13は、火災が発生したことを公衆回線を通して外部に報知する。それとともに、照明器制御装置11は、センサ14の検知信号に応答して、照明器1を表示モードで制御するための制御信号を、電灯線12を介して発光素子アレイ制御部3に送信する。この場合、発光素子アレイ制御部3は、発光素子アレイ2を表示モードで制御することにより、照明器1は図4、図5のように所望の表示を行なう。
【0015】
このように、本実施の形態に係る照明器による表示システムは、照明器1を表示器として用いることができる。これにより、照明器とは別に表示器を作成するコスト、取り付け作業を削減することができる。また、照明器1の外部に照明器制御装置11を設け、照明器制御装置11から制御信号を送信することにより、照明器1を外部から遠隔的に操作することができる。
【0016】
また、火災を検知する検知信号に応じて、照明モードから表示モードへ切り替えるようにすれば、自動的に避難経路等を表示することが可能となる。なお、本実施の形態において、所望の表示を、従来と同じ避難経路を示す矢印の表示、あるいは、火災が発生したことを知らせる表示としているが、これに限ったものではなく、どのような表示を行なってもよい。また、本実施の形態では、発光させない発光素子8によって所望の表示を行なっているが、これとは逆に、発光させた発光素子8によって所望の表示を行なってもよい。しかし、その場合は、本実施の形態よりも発行させる発光素子8の数が少なくなってしまうため、本実施の形態のように、発光させない発光素子8で所望の表示を行なうことが望ましい。
【0017】
<電力制御>
電灯線12は照明器1に接続されており、電力供給部4は、電灯線12から供給される電力を発光素子アレイ2に供給する。蓄電部5は、電灯線12から供給される電力を蓄える。電力供給部4は、電灯線12から電力が供給されない場合には、蓄電部5が蓄えた電力を発光素子アレイ2に供給する。電力供給部4は、蓄電部5から発光素子アレイ2に供給される電力を、電灯線12から供給される電力よりも低減する機能を有する。電力を低減させた場合には、発光素子8の1つ当たりの発光量を減らす。あるいは、発光させる発光素子8の数を減らしてもよい。また、発光素子アレイ制御部3は、照明器1が表示器として用いられている間に電灯線12からの供給がされなくなった場合には、電灯線12から電力が供給されなくなった時点における表示を継続して表示する制御を行なう。
【0018】
以上により、照明器1は、通信線として併用した電灯線12から電力を供給されるので、配線数を省くことができる。また、電灯線12からの電力が供給停止となった場合でも、蓄電部で蓄電した電力が発光素子アレイ2に供給されるため、照明あるいは表示を継続して行なうことができる。その際、発光素子8を発光させる電力を減少させることにより、照明あるいは表示を継続して行なうことができる時間を伸ばすことができる。
【0019】
なお、発光素子8にLED素子を用いれば、照明器1の消費電力を削減することができるとともに、電力が供給されなくなった場合に、照明あるいは表示を継続して行なうことができる時間を伸ばすことができる。
【0020】
<実施の形態2>
図6は、本実施の形態に係る照明器による表示システムの構成を示したものであり、複数の照明器1が一の照明器制御装置11と接続され、複数のセンサ14が警報監視装置13に接続されている。これらを用いるために、照明器制御装置11と、照明器1の電灯線通信モジュール6には、下記で示す機能が加わる。その他の構成は、実施の形態1に係る照明器による表示システムと同様であり、同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0021】
複数の照明器1はグループ化されており、照明器制御装置11はそのグループ単位で制御信号を生成する。制御信号の送信方式として、照明器制御装置11は、電灯線12を介したマルチキャスト方式で制御信号を、複数の照明器1の発光素子アレイ制御部3に送信する。このマルチキャスト方式は、制御信号にアドレスを添付する方式である。照明器1には、同一グループ内では同じアドレスが、異なるグループ間では異なるアドレスが与えられる。電灯線通信モジュール6は、自己の照明器1に与えられたアドレスに対応する制御信号を電灯線12から読み出し、読み出した制御信号を発光素子アレイ制御部3に送信する。
【0022】
さらに、照明器制御装置11は、火災を検知したセンサ14の位置に基づいて、火災を回避する避難経路を動的に導出する。そして、導出結果に基づいて、照明器制御装置11は、所定の避難口などに向かう避難経路を示す矢印を、複数の照明器1がそれぞれ表示するための制御信号を、各照明器1の発光素子アレイ制御部3に送信する。避難経路を示す矢印は「↑」、「↓」、「→」、「←」などである。
【0023】
以上からなる照明器による表示システムの動作を図7、図8を用いて説明する。図7、図8は、屋内に複数の照明器1を設けた図である。破線は屋内空間を8つの屋内ブロック21a〜21hに分けたものである。ここでは、複数の照明器1を、屋内ブロックごとにグループ化している。また、1ブロックには1つのセンサ14を設けている。
【0024】
図7は、屋内に火災が発生していないときの図である。センサ14は火災を検知しないため、発光素子アレイ制御部3は、照明器制御装置11から制御信号を受信しない。この場合、発光素子アレイ制御部3は、発光素子アレイ2を照明モードで制御する。こうして、全ての照明器1は、図3のように全面発光による照明を行なう。図7は、照明器1が所望の表示を行なわずに、照明器として用いられていることを表す。
【0025】
図8は、屋内ブロック21dにおいて火災が発生しているときの図である。ブロック21dに設けられたセンサ14が火災を検知すると、照明器制御装置11は、火災を検知したセンサ14の位置に基づいて、避難口15,16までの避難経路を動的に導出する。そして、照明器制御装置11は、導出結果に基づいて、避難経路を示す矢印を複数の照明器1がそれぞれ表示するための制御信号を、電灯線12を介して各照明器1の発光素子アレイ制御部3に送信する。
【0026】
この制御信号は、マルチキャスト方式で送信される。このため、制御信号にはアドレスが添付されている。電灯線通信モジュール6は、自己の照明器1のアドレスと一致するアドレスが添付された制御信号を電灯線12から読み出し、その制御信号を発光素子アレイ制御部3に送信する。こうして、同一グループ内の照明器1の発光素子アレイ制御部3には、同じ制御信号が送信されるため、同一グループ内の照明器1で、同じ所望の表示が行なわれる。こうして、図8のように、同一ブロック内では、照明器1は全て同じ向きの矢印を表示する。そして、導出された避難経路に基づいて、例えば、ブロック21a,21b,21c,21e,21fの照明器1は避難口15へ向かうように、ブロック21g,21hの照明器1は避難口16へ向かうように矢印を表示する。
【0027】
このように、本実施の形態に係る照明器による表示システムは、実施の形態1と同様の効果を得られることに加え、災害発生場所に応じて適切な避難経路を示す矢印を表示することができる。これにより、災害から安全に避難することができる。また、照明器1を個々に制御するのではなく、グループごとに制御することができる。これにより、制御信号の通信量を減らすことができるため、非常に多くの照明器を設置した場合でも、制御信号を送信する時間を短縮することができる。なお、図8で照明器全てを避難経路を示す矢印を表示させたが、一部に「火災」、「警告」などの文字を表示するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】実施の形態1に係る照明器による表示システムを表すブロック図である。
【図2】実施の形態1に係る照明器を表すブロック図である。
【図3】実施の形態1に係る照明器を表す図である。
【図4】実施の形態1に係る照明器を表示器として用いた図である。
【図5】実施の形態1に係る照明器を表示器として用いた図である。
【図6】実施の形態2に係る照明器による表示システムを表すブロック図である。
【図7】実施の形態2に係る照明器による表示システムの動作を表すブロック図である。
【図8】実施の形態2に係る照明器による表示システムの動作を表すブロック図である。
【符号の説明】
【0029】
1 照明器
2 発光素子アレイ
3 発光素子アレイ制御部
4 電力供給部
5 蓄電部
6 電灯線通信モジュール
7 記憶部
8 発光素子
11 照明器制御装置
12 電灯線
13 警報監視装置
14 センサ
15,16 避難口
21a〜21h 屋内ブロック

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の発光素子がマトリクス状に配列された発光素子アレイを有する照明器と、
前記照明器における前記発光素子アレイの発光を、照明モードと表示モードとで制御可能な制御手段とを備え、
前記制御手段は、
前記照明モードにおいて、前記発光素子アレイにおける前記複数の発光素子を全面発光させることにより、前記照明器による照明を行い、
前記表示モードにおいて、前記発光素子アレイにおける前記複数の発光素子を選択的に発光させることにより、前記照明器を表示器として用いて所望の表示を行なう、
照明器による表示システム。
【請求項2】
前記制御手段は、
前記照明器の内部に設けた発光素子アレイ制御部と、
前記照明器の外部に設けた照明器制御装置とを含み、
前記発光素子アレイ制御部は、
前記照明器制御装置から送信される制御信号に応じて、前記発光素子アレイの発光を制御する、
請求項1に記載の照明器による表示システム。
【請求項3】
前記照明器と接続された電灯線をさらに備え、
前記照明器は、
前記電灯線から供給される電力を前記発光素子アレイに供給する電力供給部をさらに備える、
請求項1に記載の照明器による表示システム。
【請求項4】
前記照明器は、
前記電灯線から供給される電力を蓄える蓄電部をさらに備え、
前記電力供給部は、
前記電灯線から電力が供給されない場合に、前記蓄電部が蓄えた電力を前記発光素子アレイに供給する、
請求項3に記載の照明器による表示システム。
【請求項5】
前記電力供給部は、
前記蓄電部から前記発光素子アレイに供給される電力を前記電灯線から供給される電力よりも低減する、
請求項4に記載の照明器による表示システム。
【請求項6】
前記制御手段は、
前記照明器内部に設けた発光素子アレイ制御部と、
前記照明器外部に設けられ、前記電灯線を介して前記発光素子アレイ制御部と通信可能な照明器制御装置とを含み、
前記発光素子アレイ制御部は、
前記照明器制御装置から前記電灯線を介して送信される制御信号に応じて、前記発光素子アレイの発光を制御する、
請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の照明器による表示システム。
【請求項7】
所定の災害を検知するセンサをさらに備え、
前記照明器制御装置は、
前記センサの検知信号に応答して、前記照明器を前記表示モードで制御するための前記制御信号を、前記発光素子アレイ制御部に送信する、
請求項6に記載の照明器による表示システム。
【請求項8】
前記発光素子アレイ制御部は、
前記照明器制御装置から前記制御信号を受信しない場合に、前記照明器を前記照明モードで制御する、
請求項7に記載の照明器による表示システム。
【請求項9】
前記センサは、前記所定の災害が発生したことを外部に向かって報知する警報監視システムに備えられているセンサである、
請求項7または請求項8に記載の照明器による表示システム。
【請求項10】
複数の前記照明器が前記電灯線を介して一の前記照明器制御装置と接続され、
前記一の照明器制御装置は、
マルチキャスト方式で前記制御信号を前記複数の照明器の前記発光素子アレイ制御部に送信する、
請求項7乃至請求項9のいずれかに記載の照明器による表示システム。
【請求項11】
前記複数の照明器はグループ化されており、
前記一の照明器制御装置は前記グループ単位で前記制御信号を生成する、
請求項10に記載の照明器による表示システム。
【請求項12】
前記センサは複数個所に設置されており、
前記照明器制御装置は、
前記所定の災害を検知した前記センサの位置に基づいて、当該災害を回避する避難経路を示す矢印を前記複数の照明器がそれぞれ表示するための前記制御信号を、前記複数の照明器の前記発光素子アレイ制御部に送信する、
請求項7乃至請求項11のいずれかに記載の照明器による表示システム。
【請求項13】
前記発光素子は、白色LED素子を含む、
請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の照明器による表示システム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公開番号】特開2007−248687(P2007−248687A)
【公開日】平成19年9月27日(2007.9.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−70536(P2006−70536)
【出願日】平成18年3月15日(2006.3.15)
【出願人】(500040908)株式会社メガチップスシステムソリューションズ (80)
【Fターム(参考)】