説明

胃腸通過及び胃内容排出に作用する方法、並びにこれに有用な化合物

胃腸運動及び胃内容排出に作用する方法及び化合物を開示する。この方法は、それを必要とする患者においてトリプトファンヒドロキシラーゼ(TPH)を阻害することを含む。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
患者において胃腸運動を遅らせる薬物の調製における、式I:
【化1】

(式中、Aは必要に応じて置換されたシクロアルキル、アリール、又は複素環であり、
Xは結合、−O−、−S−、−C(O)−、−C(R)=、=C(R)−、−C(R)−、−C(R)=C(R)−、−C≡C−、−N(R)−、−N(R)C(O)N(R)−、−C(R)N(R)−、−N(R)C(R)−、−ONC(R)−、−C(R)NO−、−C(R)O−、−OC(R)−、−S(O)−、−S(O)N(R)−、−N(R)S(O)−、−C(R)S(O)−、又は−S(O)C(R)−であり、
Dは必要に応じて置換されたアリール又は複素環であり、
は水素、又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール、アルキル−複素環、アリール、若しくは複素環であり、
は水素、又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール、アルキル−複素環、アリール、若しくは複素環であり、
は水素、アルコキシ、アミノ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシル、又は必要に応じて置換されたアルキルであり、
は水素、アルコキシ、アミノ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシル、又は必要に応じて置換されたアルキル若しくはアリールであり、
各Rは独立して、水素又は必要に応じて置換されたアルキル若しくはアリールであり、
nは0〜3である)の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の使用。
【請求項2】
前記化合物が、式I(A):
【化2】

を有する、請求項1に記載の使用。
【請求項3】
前記化合物が、式II:
【化3】

(式中、Aは必要に応じて置換されたシクロアルキル、アリール、又は複素環であり、
Xは結合、−O−、−S−、−C(O)−、−C(R)=、=C(R)−、−C(R)−、−C(R)=C(R)−、−C≡C−、−N(R)−、−N(R)C(O)N(R)−、−C(R)N(R)−、−N(R)C(R)−、−ONC(R)−、−C(R)NO−、−C(R)O−、−OC(R)−、−S(O)−、−S(O)N(R)−、−N(R)S(O)−、−C(R)S(O)−、又は−S(O)C(R)−であり、
Dは必要に応じて置換されたアリール又は複素環であり、
Eは必要に応じて置換されたアリール又は複素環であり、
は水素、又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール、アルキル−複素環、アリール、若しくは複素環であり、
は水素、又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール、アルキル−複素環、アリール、若しくは複素環であり、
は水素、アルコキシ、アミノ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシル、又は必要に応じて置換されたアルキルであり、
は水素、アルコキシ、アミノ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシル、又は必要に応じて置換されたアルキル若しくはアリールであり、
は、水素又は必要に応じて置換されたアルキル若しくはアリールであり、
nは0〜3である)
を有する、請求項1に記載の使用。
【請求項4】
前記化合物が、式II(A):
【化4】

を有する、請求項1に記載の使用。
【請求項5】
前記化合物が、式:
【化5】

(式中、A及びAはそれぞれ独立して、必要に応じて置換された単環式のシクロアルキル、アリール又は複素環である)
を有する、請求項1に記載の使用。
【請求項6】
前記化合物が、式:
【化6】

を有する、請求項1に記載の使用。
【請求項7】
前記化合物が、式:
【化7】

を有する、請求項1に記載の使用。
【請求項8】
前記化合物が、
【化8】

(式中、Z、Z、Z及びZのそれぞれは独立して、N又はCRであり、
各Rは独立して、水素、シアノ、ハロゲン、OR、NR、アミノ、ヒドロキシル、又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール若しくはアルキル−複素環であり、
各Rは独立して、水素又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール若しくはアルキル−複素環であり、
各Rは独立して、水素又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール若しくはアルキル−複素環であり、
各Rは独立して、水素又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール若しくはアルキル−複素環であり、
mは1〜4である)
である、請求項1に記載の使用。
【請求項9】
前記化合物が、式:
【化9】

を有する、請求項1に記載の使用。
【請求項10】
前記化合物が、式:
【化10】

を有する、請求項1に記載の使用。
【請求項11】
前記化合物が、式:
【化11】

(式中、Z、Z及びZのそれぞれは独立して、N、NH、S、O又はCRであり、
各Rは独立して、アミノ、シアノ、ハロゲン、水素、OR、SR、NR、又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール若しくはアルキル−複素環であり、
各Rは独立して、水素又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール若しくはアルキル−複素環であり、
各Rは独立して、水素又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール若しくはアルキル−複素環であり、
各Rは独立して、水素又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール若しくはアルキル−複素環であり、
pは1〜3である)
を有する、請求項1に記載の使用。
【請求項12】
前記化合物が、式:
【化12】

を有する、請求項1に記載の使用。
【請求項13】
前記化合物が、式:
【化13】

を有する、請求項1に記載の使用。
【請求項14】
前記化合物が、式:
【化14】

(式中、Z’’、Z’’、Z’’、及びZ’’のそれぞれは独立して、N又はCR10であり、
各R10は独立して、アミノ、シアノ、ハロゲン、水素、OR11、SR11、NR1213、又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール若しくはアルキル−複素環であり、
各R11は独立して、水素又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール若しくはアルキル−複素環であり、
各R12は独立して、水素又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール若しくはアルキル−複素環であり、
各R13は独立して、水素又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール若しくはアルキル−複素環である)
を有する、請求項1に記載の使用。
【請求項15】
前記化合物が、式:
【化15】

を有する、請求項1に記載の使用。
【請求項16】
前記化合物が、式:
【化16】

を有する、請求項1に記載の使用。
【請求項17】
前記化合物が、式:
【化17】

(式中、Z’’、Z’’、Z’’、及びZ’’のそれぞれは独立して、N又はCR10であり、
各R10は独立して、アミノ、シアノ、ハロゲン、水素、OR11、SR11、NR1213、又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール若しくはアルキル−複素環であり、
各R11は独立して、水素又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール若しくはアルキル−複素環であり、
各R12は独立して、水素又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール若しくはアルキル−複素環であり、
各R13は独立して、水素又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール若しくはアルキル−複素環である)
を有する、請求項1に記載の使用。
【請求項18】
前記化合物が、式:
【化18】

を有する、請求項1に記載の使用。
【請求項19】
前記化合物が、式:
【化19】

を有する、請求項1に記載の使用。
【請求項20】
患者において胃腸運動を遅らせる薬物の製造における、式:
【化20】

(式中、Aは必要に応じて置換された単環式のシクロアルキル、アリール又は複素環であり、
は水素、又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール、アルキル−複素環、アリール、若しくは複素環であり、
は水素、又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール、アルキル−複素環、アリール、若しくは複素環であり、
各R10は独立して、アミノ、シアノ、ハロゲン、水素、OR11、SR11、NR1213、又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール若しくはアルキル−複素環であり、
各R14は独立して、アミノ、ハロゲン、水素、C(O)R、OR、NR、S(O)R、又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール若しくはアルキル−複素環であり、
各Rは独立して、水素、又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール、若しくはアルキル−複素環であり、各Rは独立して、水素、又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール、若しくはアルキル−複素環であり、
各Rは独立して、水素、又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール、若しくはアルキル−複素環であり、
mは1〜4である)の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の使用。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2010−534662(P2010−534662A)
【公表日】平成22年11月11日(2010.11.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−518297(P2010−518297)
【出願日】平成20年7月17日(2008.7.17)
【国際出願番号】PCT/US2008/070254
【国際公開番号】WO2009/014972
【国際公開日】平成21年1月29日(2009.1.29)
【出願人】(508192566)レクシコン ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド (38)
【Fターム(参考)】