説明

自車位置算出装置

【課題】 車速パルス信号を利用することができない車両であっても自車位置を算出可能な「自車位置算出装置」を提供する。
【解決手段】 自車位置算出装置30は、GPS衛星の測位からGPS速度等の情報を生成するGPS測位情報作成部50と、車両34からの車速パルス信号が入力されず、かつGPS測位情報生成部50から得られたGPS速度が変化したとき、車速パルス信号を利用することができないと判定する判定部52と、車速パルス信号を利用することができないと判定されたとき、GPS速度に基づき擬似車速パルス信号を生成する擬似車速パルス信号生成部54と、擬似車速パルス信号に基づき自車位置を算出する自車位置算出処理部42とを含んで構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ナビゲーション装置等に用いられる自車位置算出装置に関し、特に、車速センサもしくは車速パルス信号を利用することなしに自車位置を算出する算出方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ナビゲーション装置は、自車位置を検出し、自車位置周辺の地図データをディスプレイに描画するとともに、地図上に自車位置マークを重ねて表示し、自車位置が変化すると、それに併せて地図をスクロールさせ道路地図を案内する機能を有している。また、目的地までの最適経路を探索し、探索された経路をディスプレイに表示し、同時に、探索経路による目的地までの到着時刻等を併せて表示している。
【0003】
ナビゲーション装置における自車位置算出方法には、GPS衛星を利用したGPS測位と、車両に搭載された車速センサや方位センサによる自律航法がある。自律航法は、比較的簡単な構成で自車位置を算出することができるが、相対的な位置検出であるため、走行するにつれ誤差が累積し、自車位置の精度が悪化する。そこで、GPS測位と自律航法のそれぞれの短所を補うべく、GPS測位と自律航法の双方を利用して自車位置算出方法が行われている。
【0004】
図1は、従来の自車位置算出装置の構成例を示す図である。従来の自車位置算出装置は、GPS衛星からの電波を受信し、車両の絶対位置を測位するGPS測位センサ12と、車両の走行距離を検出する車速センサ14と、車両の走行方向を検出するジャイロセンサ16と、車両の加速度を検出する加速度センサ18と、これらのセンサが出力する信号を処理する信号処理部20と、信号処理部20により処理された車両情報から自車位置を算出する自車位置算出処理部22とを含んで構成される。
【0005】
車速センサ14は、車輪が一定角度回転する毎にパルス信号を生成し、自車位置算出処理部22は、このパルス信号に基づき自車の移動距離や移動速度を算出している。例えば特許文献1は、ナビゲーション装置の検証用に利用されるパルス発生器および車速パルス生成方法に関し、GPS受信部の出力から車両の移動速度を算出し、入力指示に基づき特定された波形パターンにて、移動速度に応じた検証用の擬似車速パルスを生成する技術を開示している。
【0006】
【特許文献1】特開2002−90175号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
自車位置算出装置を車両に搭載する場合、車速パルス信号を車両から取得している。しかし、近年、車両から車速パルス信号を取得できず、車内LANシステム(例えばCANバスなど)を介してのみ取得することができる車両が増えている。車内LANは、各自動車メーカによって仕様が異なり、使用が開示されていない。時として車速パルス信号を利用することができない場合がある。また、車両そのものに車速パルス信号が取得できる機構が搭載されていない場合にも、車速パルス信号を利用することができない。車速パルス信号を利用して自車位置算出を行っている場合、上記のように車速パルス信号を利用することができないと、自車位置算出を適切に行うことができず、ひいてはナビゲーション装置における自車位置表示に支障をきたすという課題がある。
【0008】
本発明は、上記の従来の課題を解決し、車速パルス信号を利用することができない場合であっても、自車位置を算出することができる自車位置算出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の自車位置算出装置は、複数のGPS衛星を利用して自車位置を測位するGPS測位手段と、自車の走行距離に応じた車速パルス信号が車両から入力されず、かつGPS測位手段から得られたGPS速度情報が変化したとき、車速パルス信号を利用することができないと判定する判定手段と、前記判定手段により車速パルス信号を利用することができないと判定されたとき、GPS測位手段から得られたGPS速度情報に基づき擬似車速パルス信号を生成する擬似車速パルス信号生成手段と、擬似車速パルス信号に基づき自車位置を算出する自車位置算出手段とを有する。
【0010】
好ましくは、前記判定手段はさらに、GPS測位手段から得られた自車の移動距離が一定以上のときに、車速パルス信号が利用できないと判定する。前記擬似車速パルス信号生成手段は、GPS速度情報から一定期間毎の自車の移動距離を算出し、算出された移動距離を予め決められた1パルス当りの移動距離で除算することにより一定期間毎の擬似車速パルス信号を生成する。
【0011】
本発明に係る擬似車速パルス信号に基づき自車位置を算出する方法は、車両から車速パルス信号が入力されず、かつGPS測位により得られたGPS速度情報に変化があったとき、車速パルス信号を利用することができないと判定するステップと、車速パルス信号を利用することができないと判定されたとき、GPS測位により得られたGPS速度情報に基づき擬似車速パルス信号を生成するステップと、擬似車速パルス信号に基づき自車位置を算出するステップとを有する。
【0012】
好ましくは、前記判定するステップはさらに、GPS測位により自車の移動距離が一定以上のときに、車速パルス信号を利用することができないと判定する。前記生成するステップは、GPS速度情報から一定期間毎の自車の移動距離を算出し、算出された移動距離を予め決められた1パルス当りの移動距離で除算することにより一定期間毎の擬似車速パルス信号を生成する。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、車速パルス信号を利用できないとき、擬似車速パルス信号を生成するようにしたので、車速パルス信号を利用することができる車両および車速パル信号を利用することができない車両のいずれに対しても、動的に車速パルス信号または擬似車速パルス信号を切替えることで自車位置の算出を行うことができる。このような互換性により低コストで利便性の高い自車位置算出装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明の最良の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【実施例】
【0015】
図2は、本発明の実施例に係る自車位置算出装置の構成を示すブロック図である。自車位置算出装置30は、GPS衛星からの電波を受信し、車両の絶対値を測位するGPS測位センサ32と、車両の走行方向を検出するジャイロセンサ36と、車両の加速度を検出する加速度センサ38と、これらのセンサの出力を信号処理する信号処理部40と、信号処理部40により処理された車両に関する情報または信号から自車位置を算出する自車位置算出処理部42とを含んで構成される。本実施例に係る自車位置算出装置30は、車速パルス信号を利用せずに自車位置の算出を可能にするものであり、そのため、車速パルス信号を図2に示していないが、勿論、車速パルス信号が利用可能であれば、車両からの車速パルス信号を利用して自車位置を算出することができる。
【0016】
図3は、信号処理部40の機能的な構成を示すブロック図である。信号処理部40は、GPS測位センサ32の出力を受け取り、GPS速度等の情報を生成するGPS測位情報生成部50と、車両34(車速センサ)からの車速パルス信号が利用可能であるか否かを判定する判定部52と、車速パルス信号が利用できないとき擬似車速パルス信号を生成する擬似車速パルス信号生成部54と、ジャイロセンサ36の出力を一定のサンプリング周期でA/D(アナログ−ディジタル)変換するA/D変換部58と、加速度センサ38の出力を一定のサンプリング周期でA/D変換するA/D変換部60を含んでいる。
【0017】
GPS測位センサ32は、地球を周回する複数のGPS衛星からの電波を受信し、その測位結果をGPS測位情報生成部50へ出力する。GPS測位情報生成部50は、GPS測位センサ32の出力に基づき、車両の絶対位置、車両の速度(GPS速度)、GPS測位による車両の移動距離等を算出する。GPS速度は、車両の絶対位置の位置変化、もしくはGPS受信信号の周波数変化(ドップラーシフト)を利用するものであってもよい。
【0018】
車速パルス信号は、車両34より取り出され、例えば自車の車輪に複数の位置センサを等間隔にて取り付けることで、タイヤが1回転するたびに、複数のパルス列を含む信号である。
【0019】
判定部52は、車両34(車速センサ)からの出力およびGPS測位情報生成部50からの出力を受け取り、これらの出力に基づき車速パルス信号が利用可能か否かを判定する。車速パルス信号を利用することができないと判定すると、判定部54は、その判定結果を擬似車速パルス信号生成部54に出力し、擬似車速パルス信号生成部54に擬似車速パルス信号を生成させる。
【0020】
擬似車速パルス信号生成部54は、GPS測位情報生成部50より生成されたGPS速度情報を受け取り車速パルス信号に置換可能な擬似車速パルス信号を生成する。
【0021】
自車位置算出処理部42は、信号処理部40により処理された信号を受け取り、自車位置を算出する。算出された自車位置は、ナビゲーション装置等へ出力される。
【0022】
次に、本実施例における自車位置算出装置の自車位置算出動作について図4のフローチャートを参照し説明する。
【0023】
まず、車両が走行を開始すると(ステップS101)、各センサからの出力が信号処理部40へ入力される。次いで、判定部52は、車両34から出力される車速パルス信号が入力されたか否かを判定する(ステップS102)。車速パルス信号が入力されたとき、判定部52は、車速パルス信号が利用可能であると判定し(ステップS102)、その判定結果が擬似車速パルス信号生成部54へ伝えられる。これに応じて、擬似車速パルス信号生成部54は擬似車速パルス信号を生成しない(ステップS104)。車速パルス信号が利用可能である場合には、自車位置算出処理部42は、車両34から出力された車速パルス信号に基づき、自車位置を算出する(ステップS111)。
【0024】
一方、車速パルス信号が入力されていないとき、判定部52は、GPS測位情報生成部50からのGPS速度を取得し(ステップS105)、そのGPS速度に変化があるか否かを判定する(ステップS106)。GPS速度に変化があると判定されたとき、判定部52は、車速パルス信号が利用できないと判定し(ステップS107)、その判定結果を擬似車速パルス信号生成部54へ伝える。これに応答して擬似車速パルス信号生成部54は、擬似車速パルス信号を生成する。すなわち、擬似車速パルス信号生成部54は、GPS速度に基づき一定時間内に自車が移動した移動距離を算出する(ステップS108)。例えば、一定時間当たりの移動距離を算出する場合、移動距離は、GPS速度から以下の式により算出される。
【0025】
【数1】

【0026】
次に、一定時間内の移動距離が算出されると、算出された移動距離を車両からの車速パルス信号の1パルス当たりの移動距離で除算する(ステップS109)。例えば、一定時間当たりの車速パルス信号の数は、以下の式により算出される。これにより、車速パルス信号とほぼ等価な擬似車速パルス信号が得られる。
【0027】
【数2】

【0028】
次に、擬似車速パルス信号生成部54は、算出された擬似車速パルス信号を自車位置算出処理部42へ出力する(ステップS110)。こうして自車位置算出処理部42は、信号処理部40から出力された車速パルス信号または擬似車速パルス信号に基づき自車位置を算出する(ステップS111)。
【0029】
次に、本発明の第2の実施例における自車位置算出動作を図5のフローチャートを参照し説明する。ステップS201からステップS206までは、第1の実施例のステップS101からステップ106と同一であるため、説明を省略する。判定部52は、ステップS206においてGPS速度の変化があると判定したとき、さらにGPS測位情報生成部50から得られた自車の移動距離が一定以上か否かを判定する(ステップS207)。判定部52は、自車の移動距離が一定以上であるとき、車速パルス信号が利用不可であると判定する(ステップS208)。自車の移動距離を判定対象に加えたのは、車両の移動距離が大きいほど、自車位置とGPS測位位置が離れるため、車速パルス信号がないと判断できる精度が高くなり、それを考慮するためである。車速パルス信号が利用不可と判定されると、第1の実施例のときと同様に、擬似車速パルス信号生成部54により生成された擬似車速パルス信号が自車位置算出処理部42へ出力され(ステップS209)、自車位置の算出が行われる(ステップS210)。
【0030】
図6は、本実施例に係る自車位置算出装置が搭載された車載用電子システムの構成を示すブロック図である。車載用電子システム70は、自車の各部に設置され車両の状態を検知するセンサユニット72と、センサユニット72とバス74を介して接続された自車位置算出装置30と、自車位置算出装置30とバス76を介して接続されたナビゲーション装置78を含んで構成される。バス76には、ナビゲーション装置78のほかに、車両のフロントパネル等に組み込まれた計器表示部80、各種警報を報知するアラーム部82、エンジン制御ユニット(ECU)84等が接続されていてもよい。
【0031】
センサユニット72は、少なくともGPS測位センサ、ジャイロセンサおよび加速度センサを含んで構成されるが、車速センサを含むものであってもよい。センサユニット72からの各種信号は、自車位置算出装置30のバス入力に出力される。自車位置算出装置30は、センサユニット72から信号を受け取ると、受け取った信号から自車の位置を算出し、バス76を介し、ナビゲーション装置78に出力する。ナビゲーション装置78は、自車位置算出装置30が出力する自車位置情報に基づき自車位置マークを道路地図画面上に表示する。
【0032】
なお、自車位置算出装置は、図6に示すようにナビゲーション装置とバスを介して接続されているが、これ以外にも、図7に示すように車載用電子システム70aは、ナビゲーション装置78が自車位置算出装置を内蔵する構成であってもよい。
【0033】
また車載用電子システム70bは、図8に示すような構成であってもよい。例えば、ナビゲーション装置78は、内部にジャイロセンサ36、加速度センサ38および自車位置算出部90を含んでいる。またナビゲーション装置78は、GPS測位センサ32や車内LANシステムに接続する車両側コネクタ92に接続されている。車速パルス信号は、車両側コネクタ92より取り出され、自車位置算出部90は、車速パルス信号または擬似車速パルス信号に基づき、自車位置を算出する。自車位置算出部90は、好ましくは、ソフトウェア(プログラム)により自車位置を算出する。
【0034】
なお、本実施例では、GPS測位情報に基づき擬似車速パルス信号を生成したが、トンネル内など、GPS衛星からの電波を受信できない場合、その期間内だけ加速度センサからの出力に応じて移動距離を算出し、擬似車速パルス信号を生成してもよい。
【0035】
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明に係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明に係る自車位置算出装置は、車両等に搭載されるナビゲーション装置、ナビゲーションシステム、あるいはナビゲーション機能を包含するコンピュータ等の電子装置において利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】従来の自車位置算出方法を示す図である。
【図2】本実施例に係る自車位置算出装置の構成を示すブロック図である。
【図3】信号処理部の機能的な構成を示すブロック図である。
【図4】本実施例における自車位置算出装置の自車位置算出動作を示すフローチャートである。
【図5】第2の実施例における自車位置算出動作を示すフローチャートである。
【図6】自車位置算出装置が搭載される車載用電子システムの構成例を示すブロック図である。
【図7】車載用電子システム70aの構成例を示すブロック図である。
【図8】車載用電子システム70bの構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0038】
30:自車位置算出装置 32:GPS測位センサ
34:車両 36:ジャイロセンサ
38:加速度センサ 40:信号処理部
42:自車位置算出処理部 50:GPS測位情報生成部
52:判定部 54:擬似車速パルス信号生成部
58、60:A/D変換部 70:車載用電子システム
72:センサユニット 74:バス
76:バス 78:ナビゲーション装置
80:計器表示部 82:アラーム部
84:エンジン制御ユニット(ECU) 90:自車位置算出部
92:車両側コネクタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のGPS衛星を利用して自車位置を測位するGPS測位手段と、
自車の走行距離に応じた車速パルス信号が車両から入力されず、かつGPS測位手段から得られたGPS速度情報が変化したとき、車速パルス信号を利用することができないと判定する判定手段と、
前記判定手段により車速パルス信号を利用することができないと判定されたとき、GPS測位手段から得られたGPS速度情報に基づき擬似車速パルス信号を生成する擬似車速パルス信号生成手段と、
擬似車速パルス信号に基づき自車位置を算出する自車位置算出手段と、
を有する自車位置算出装置。
【請求項2】
前記判定手段はさらに、GPS測位手段から得られた自車の移動距離が一定以上のときに、車速パルス信号が利用できないと判定する、請求項1に記載の自車位置算出装置。
【請求項3】
前記擬似車速パルス信号生成手段は、GPS速度情報から一定期間毎の自車の移動距離を算出し、算出された移動距離を予め決められた1パルス当りの移動距離で除算することにより一定期間毎の擬似車速パルス信号を生成する、請求項1に記載の自車位置算出装置。
【請求項4】
擬似車速パルス信号に基づき自車位置を算出する方法であって、
車両から車速パルス信号が入力されず、かつGPS測位により得られたGPS速度情報に変化があったとき、車速パルス信号を利用することができないと判定するステップと、
車速パルス信号を利用することができないと判定されたとき、GPS測位により得られたGPS速度情報に基づき擬似車速パルス信号を生成するステップと、
擬似車速パルス信号に基づき自車位置を算出するステップと、
を有する自車位置算出方法。
【請求項5】
前記判定するステップはさらに、GPS測位により自車の移動距離が一定以上のときに、車速パルス信号を利用することができないと判定する、請求項4に記載の自車位置算出方法。
【請求項6】
前記生成するステップは、GPS速度情報から一定期間毎の自車の移動距離を算出し、算出された移動距離を予め決められた1パルス当りの移動距離で除算することにより一定期間毎の擬似車速パルス信号を生成する、請求項4に記載の自車位置算出方法。
【請求項7】
請求項1ないし3いずれか1つに記載の自車位置算出装置によって算出された自車位置を利用するナビゲーション装置。
【請求項8】
ナビゲーション装置はさらに、自車位置算出装置により算出された自車位置に基づき道路地図画面上に自車位置マークを表示する、請求項7に記載のナビゲーション装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2008−111796(P2008−111796A)
【公開日】平成20年5月15日(2008.5.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−296361(P2006−296361)
【出願日】平成18年10月31日(2006.10.31)
【出願人】(000101732)アルパイン株式会社 (2,424)
【Fターム(参考)】