説明

表示制御装置

【課題】乗員にとって有効で、視認性や操作性が良好な情報を表示することができる表示制御装置を提供すること。
【解決手段】車両の乗員の着座位置を検出し(ステップS10)、この検出した乗員の着座位置を基準として車載アプリケーション毎の画像情報の属性を含む画像属性情報に基づいてディスプレイ6a、6b、・・・、6n毎に表示すべき画像情報を決定し(ステップS20)し、この決定したディスプレイ6a、6b、・・・、6n毎に表示すべき画像情報をディスプレイ6a、6b、・・・、6nに表示する(ステップS30)。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示制御装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、特許文献1に記載の技術によれば、ユーザが真に必要とする交通情報のみを効率的に取得させるために、格納された交通情報からユーザが入力した文字、図形、又は記号などの検索情報に関連する交通情報を抽出し、この抽出した交通情報をディスプレイに表示する。
【特許文献1】特開2000−90394号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記の従来技術は、1つのディスプレイに情報を表示するものであるため、複数のディスプレイに情報を表示する場合については考慮されていない。すなわち、例えば、従来の車載ナビゲーション装置は、インストルメントパネルやその付近に配置した1つのディスプレイに情報を表示するものであるが、インストルメントパネルに複数のディスプレイを車幅方向に並んで配置し、その各ディスプレイに情報を表示するような場合、運転者と同乗者とでは、必要な(有効な)情報は異なる。従って、各ディスプレイには、各乗員にとって有効な情報が表示されることが望まれる。
【0004】
また、上記のように、インストルメントパネルに複数のディスプレイを並んで配置した場合、乗員から離れて配置されたディスプレイに表示される情報は、乗員の近くに配置されたディスプレイに表示される情報に比べ視認性が低下する。従って、各ディスプレイに表示する情報は、視認性についても考慮する必要がある。
【0005】
また、各ディスプレイにタッチパネルが設けられている場合、乗員から離れて配置されたディスプレイへのタッチ操作は、乗員の近くに配置されたディスプレイへのタッチ操作に比べ操作し難い。従って、各ディスプレイに表示する情報は、操作性についても考慮する必要がある。
【0006】
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたもので、乗員にとって有効で、視認性や操作性が良好な情報を表示することができる表示制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の表示制御装置は、車両の室内に隣接して配置された複数のディスプレイに車載アプリケーションの画像情報を表示する表示制御手段を備えるものであって、
車両の乗員の位置を検出する乗員位置検出手段と、
乗員位置検出手段の検出した乗員の位置に応じて、各ディスプレイ毎に表示すべき画像情報を決定する表示情報決定手段と、を備え、
表示制御手段は、表示情報決定手段の決定した各ディスプレイ毎に表示すべき画像情報を各ディスプレイに表示することを特徴とする。
【0008】
これにより、例えば、運転席に着座している乗員(運転者)のみ有効な画像情報は運転者の近くに配置されたディスプレイに表示するように決定したり、助手席や後部座席に着座している乗員(同乗者)のみ有効な画像情報は同乗者の近くに配置されたディスプレイに表示するように決定したりすることができるようになる。よって、各乗員にとって有効で、視認性や操作性が良好な画像情報を表示することができる。
【0009】
また、請求項2に記載のように、画像情報の表示サイズ、画像情報の表示文字サイズ、画像情報の提供対象となる乗員、画像情報の緊急度、画像情報が乗員からの入力操作を必要とする情報であるかどうか、及び画像情報が車両の周辺画像であるかどうか、の少なくとも1つの画像情報の属性を含む画像属性情報を記憶する記憶手段を備え、表示情報決定手段は、乗員の位置を基準として画像属性情報に基づいて、各ディスプレイ毎に表示すべき画像情報を決定することが好ましい。
【0010】
これにより、例えば、乗員の近くに配置されたディスプレイには画像情報の表示サイズや表示文字サイズが小さいものを表示し、乗員から離れて配置されたディスプレイには画像情報の表示サイズや表示文字サイズが大きいものを表示することができる。また、例えば、乗員の近くに配置されたディスプレイには、その乗員を提供対象とする画像情報を表示することができる。その結果、乗員にとって画像情報の視認性が良好となる。
【0011】
また、例えば、運転者の近くに配置されたディスプレイには緊急度の高い画像情報を表示し、同乗者の近くに配置されたディスプレイには緊急度の低い画像情報を表示することができる。その結果、乗員に対する画像情報の有効性を向上することができる。
【0012】
また、例えば、各ディスプレイがタッチ操作可能なタッチパネルを備えたものである場合には、運転者の近くに配置されたディスプレイには乗員からの入力操作を必要とする画像情報を表示し、運転者から離れて配置されたディスプレイには乗員からの入力操作を必要としない画像情報を表示したり、或いは、リモートコントローラによる入力操作が可能な画像情報を表示したりすることができる。この結果、乗員にとって画像情報に対する操作性が良好となる。
【0013】
このほか、例えば、画像情報が電子サイドミラー等の車両の周辺画像である場合には、その周辺画像の撮影方向と同じ方向(例えば、右サイドミラーの周辺画像の場合には右方向)に配置されたディスプレイに表示することができる。この結果、乗員の方向感覚に応じた画像情報を表示することができる。
【0014】
請求項3に記載のように、表示制御手段は、複数のディスプレイに複数の車載アプリケーションの画像情報を表示するものであることが好ましい。これにより、複数の車載アプリケーションの画像情報を複数のディスプレイに振り分けて表示することができるようになる。
【0015】
請求項4に記載のように、乗員位置検出手段は、車両の座席に加わる荷重を検出する荷重センサ、室内の画像を撮像する室内カメラで撮影した撮像画像、及び車両の乗員によって入力された乗員位置の少なくとも1つから検出することが好ましい。これにより、車両の乗員の位置を検出することが可能となる。
【0016】
請求項5に記載のように、複数のディスプレイは、室内のインストルメントパネル、若しくは、その周辺において、車幅方向に並んで配置されることを特徴とする。これにより、複数のディスプレイに表示される画像情報の提供対象を全ての乗員とすることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態では、本発明の表示制御装置をマルチディスプレイを備えた車載ナビゲーション装置の一機能として実現した場合の例について説明するものである。
【0018】
図1に、車載ナビゲーション装置1及びマルチディスプレイ6の全体構成を示す。図1に示すように、車載ナビゲーション装置1は、記憶部2、リアルタイム情報取得部3、制御部4、センサ群5、音声出力部7、及び操作部8によって構成される。
【0019】
記憶部2は、位置検出の精度向上のための所謂マップマッチング用データ、地図データ、後述する画像属性情報等を含む各種データを記憶する記憶装置であり、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disc)、HD(Hard Disk)等の記憶媒体に各種データが記憶される。
【0020】
リアルタイム情報取得部3は、GPS(Global Positioning System )受信機、方位センサ、ジャイロセンサ、距離センサから構成される車両の現在位置情報を算出する位置検出部、VICS(Vehicle Information and Communication System)等の交通情報システムから提供される渋滞情報、通行規制情報、工事情報等を含む道路交通情報を取得するVICS通信部、車両の周辺画像を撮像するカメラを備えている。
【0021】
センサ群5は、車両に発生する加速度を検出する加速度センサ、ステアリング角度を検出するステアリングセンサ、アクセルペダルの操作量を検出するアクセルペダル操作センサ、ブレーキペダルの踏力を検出するブレーキペダル踏力センサ、車速センサ、ヨーレートセンサで構成される。これらの検出結果は、制御部4において所定の処理が施され、図5に示すように、ある地点までの決まった経路(例えば、通勤路)における平均速度、急ブレーキ地点、横滑り地点、危険判定地点、燃費(図示せず)などを示す運転情報としてマルチディスプレイ6に表示される。この運転情報により、運転者は、運転者自身の運転操作について客観的に見直すことができる。
【0022】
マルチディスプレイ6は、例えば、n(=1、2、・・・、k)個の液晶ディスプレイで構成され、図2に示すように、マルチディスプレイ6は、インストルメントパネル、若しくは、その周辺において、車幅方向に並んで配置される。このような配置にすることで、マルチディスプレイ6に表示される画像情報の提供対象を運転者のみならず、助手席に着座する乗員や後部座席に着座する乗員も対象とすることができる。
【0023】
マルチディスプレイ6を構成する各々のディスプレイ6a、6b、・・・、6nは、車載ナビゲーション装置1に接続され、車載ナビゲーション装置1から送信される画像情報を表示する。また、ディスプレイ6a、6b、・・・、6nは、タッチ操作のためのタッチスイッチ(タッチパネル)を備えており、乗員によるディスプレイへのタッチ操作を検出し、その検出結果を車載ナビゲーション装置1へ送信する。車載ナビゲーション装置1は、この検出結果に応じた動作を行う。
【0024】
音声出力部7は、スピーカやオーディオアンプ等から構成されるもので、音声案内等に用いられる。操作部8は、例えば、上述したタッチスイッチもしくはメカニカルなスイッチ等が用いられ、各種入力に使用される。
【0025】
制御部4は、操作部8に対する操作に応じて、現在位置から目的地までの最適な経路を自動的に選択して案内経路を形成して表示する経路案内機能を実行する他、マップマッチング処理、案内音声の算出、地図の描画などのナビゲーション機能を行うようになっている。
【0026】
このように構成される車載ナビゲーション装置1は、上述したナビゲーション機能の画像情報のほか、他の車載アプリケーション(例えば、車両の前方に照射した赤外光の反射光の画像を表示するナイトビジョン、従来のサイドミラーに替わってカメラで車両の左右の後側方の画像を撮影し、その撮影した画像を表示する電子サイドミラー、上述した運転情報を表示する運転情報提供機能など)からの画像情報をディスプレイ6a、6b、・・・、6nに振り分けて表示する。
【0027】
次に、本実施形態の特徴部分について説明する。本実施形態の車載ナビゲーション装置1は、乗員の位置に応じて、ディスプレイ6a、6b、・・・、6n毎に表示すべき車載アプリケーション毎の画像情報を決定するものである。この乗員の位置は、車両の座席に加わる荷重を検出する荷重センサ、室内の画像を撮像する室内カメラで撮影した撮像画像、車両の乗員によって入力された乗員位置等(何れも図示せず)から検出する。
【0028】
以下、本実施形態の車載ナビゲーション装置1による表示制御処理について、図3に示すフローチャートを用いて説明する。先ず、図3に示すステップS10では、車両の乗員の着座位置を検出する。ステップS20では、ステップS10で検出した乗員の着座位置を基準として車載アプリケーション毎の画像情報の属性を含む画像属性情報に基づいて、ディスプレイ6a、6b、・・・、6n毎に表示すべき画像情報を決定する。
【0029】
ここで、画像属性情報とは、画像情報の表示サイズ、画像情報の表示文字サイズ、画像情報の提供対象となる乗員、画像情報の緊急度、画像情報が乗員からの入力操作を必要とする情報であるかどうか、及び画像情報が車両の周辺画像であるかどうか等の情報である。
【0030】
この画像属性情報により、例えば、乗員の近くに配置されたディスプレイには画像情報の表示サイズや表示文字サイズが小さいものを表示し、乗員から離れて配置されたディスプレイには画像情報の表示サイズや表示文字サイズが大きいものを表示することができる。また、例えば、乗員の近くに配置されたディスプレイには、その乗員を提供対象とする画像情報を表示することができる。その結果、乗員にとって画像情報の視認性が良好となる。
【0031】
また、例えば、運転者の近くに配置されたディスプレイには緊急度の高い画像情報を表示し、同乗者の近くに配置されたディスプレイには緊急度の低い画像情報を表示することができる。その結果、乗員に対する画像情報の有効性を向上することができる。
【0032】
また、例えば、本実施形態のように各ディスプレイがタッチ操作可能なタッチパネルを備えたものである場合には、運転者の近くに配置されたディスプレイには乗員からの入力操作を必要とする画像情報を表示し、運転者から離れて配置されたディスプレイには乗員からの入力操作を必要としない画像情報を表示したり、或いは、リモートコントローラによる入力操作が可能な画像情報を表示したりすることができる。この結果、乗員にとって画像情報に対する操作性が良好となる。
【0033】
このほか、例えば、画像情報が電子サイドミラー等の車両の周辺画像である場合には、その周辺画像の撮影方向と同じ方向(例えば、右サイドミラーの周辺画像の場合には右方向)に配置されたディスプレイに表示することができる。この結果、乗員の方向感覚に応じた画像情報を表示することができる。
【0034】
ステップS30では、ステップS20にて決定したディスプレイ6a、6b、・・・、6n毎に表示すべき画像情報をディスプレイ6a、6b、・・・、6nに表示する。これにより、例えば、運転者のみ有効な画像情報は運転者の近くに配置されたディスプレイに表示するように決定したり、助手席や後部座席に着座している乗員(同乗者)のみ有効な画像情報は同乗者の近くに配置されたディスプレイに表示するように決定したりすることができるようになる。よって、各乗員にとって有効で、視認性や操作性が良好な画像情報を表示することができる。
【0035】
以下、図4に、マルチディスプレイ6の画像情報の具体例を示す。図4(a)、(b)は、運転者のみ乗車した場合における、経路案内情報の全体像を表示した場合の例を示す図であり、図4(c)は、運転者のみ乗車した場合における、電子サイドミラーによる車両の周辺画像を表示した場合の例を示す図である。
【0036】
図4(a)、(b)に示すように、運転者のみ乗車した場合には、目的地までの経路案内情報の全体像を表示(連続経路案内表示)したり、運転者から離れて配置されたディスプレイほど、表示される画像情報の情報量を少なくしたり、拡大したりして表示することができる。
【0037】
また、図4(c)に示すように、電子サイドミラー等の車両の周辺画像を表示する場合には、その周辺画像の撮影方向と同じ方向(例えば、右サイドミラーの周辺画像の場合には右方向)に配置されたディスプレイに表示することで、乗員の方向感覚に対応させることができる。
【0038】
また、運転者と助手席に乗員(同乗者)が乗車した場合には、例えば、ディスプレイ6a、6b、・・・、6nを運転席側、中央、及び助手席側の3つのディスプレイとして割り当てる。そして、中央に位置するディスプレイには、運転者と同乗者が共に有効な画像情報(例えば、地図、渋滞などの交通情報や現在位置の周辺施設の情報)を表示し、運転席側及び助手席側には、各々の乗員が操作する必要のある画像情報を表示したりすることができる。
【0039】
例えば、運転席側のディスプレイには、エアコンディショナ(エアコン)やオーディオなど操作が必要な画像情報や車速、エンジン回転数、シフト位置等を示す画像情報を表示し、一方、助手席側のディスプレイには、エアコンやオーディオなど操作が必要な画像情報やゲーム画像、DVD画像、ビデオ画像、TV画像などエンターテイメント系の画像情報を表示することができる。なお、このようなエンターテイメント系の画像情報は、運転席側のディスプレイに表示することを禁止してもよい。
【0040】
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することができる。
【0041】
例えば、本実施形態のマルチディスプレイは、複数のディスプレイからなるものであるが、例えば、URL「http://www.sharp.co.jp/corporate/news/050714-b.html」に記載された技術のように、左右に異なる画像情報を同時表示するデュアルビュー液晶を採用した場合には、1つの液晶ディスプレイで2つの異なる画像情報が表示可能となる。
【0042】
このように、デュアルビュー液晶を採用した場合であっても、乗員の位置を基準として上述した画像属性情報に基づいて、デュアルビュー液晶の各画面に表示すべき画像情報を決定することができる。さらに、このデュアルビュー液晶がインストルメントパネル、若しくは、その周辺において、車幅方向に並んで複数配置される場合であっても、乗員の位置を基準として画像属性情報に基づいて、各デュアルビュー液晶の各画面に表示すべき画像情報を決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】車載ナビゲーション装置1及びマルチディスプレイ6の全体構成を示すブロック図である。
【図2】マルチディスプレイ6の配置を示す図である。
【図3】車載ナビゲーション装置1の実行する表示制御処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】(a)及び(b)は、運転者のみ乗車した場合における、経路案内情報の全体像をマルチディスプレイ6に表示した場合の例を示す図であり、(c)は、運転者のみ乗車した場合における、電子サイドミラーによる車両の周辺画像をマルチディスプレイ6に表示した場合の例を示す図である。
【図5】運転情報をマルチディスプレイ6に表示した場合の例を示す図である。
【符号の説明】
【0044】
1 車載ナビゲーション装置
2 記憶部
3 リアルタイム情報取得部
4 制御部
5 センサ群
6 マルチディスプレイ
7 音声出力部
8 操作部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の室内に隣接して配置された複数のディスプレイに車載アプリケーションの画像情報を表示する表示制御手段を備える表示制御装置であって、
前記車両の乗員の位置を検出する乗員位置検出手段と、
前記乗員位置検出手段の検出した乗員の位置に応じて、前記各ディスプレイ毎に表示すべき前記画像情報を決定する表示情報決定手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記表示情報決定手段の決定した各ディスプレイ毎に表示すべき画像情報を前記各ディスプレイに表示することを特徴とする表示制御装置。
【請求項2】
前記画像情報の表示サイズ、前記画像情報の表示文字サイズ、前記画像情報の提供対象となる乗員、前記画像情報の緊急度、前記画像情報が前記乗員からの入力操作を必要とする情報であるかどうか、及び前記画像情報が前記車両の周辺画像であるかどうか、の少なくとも1つの画像情報の属性を含む画像属性情報を記憶する記憶手段を備え、
前記表示情報決定手段は、前記乗員の位置を基準として前記画像属性情報に基づいて決定することを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。
【請求項3】
前記表示制御手段は、前記複数のディスプレイに複数の車載アプリケーションの画像情報を表示するものであることを特徴とする請求項1又は2記載の表示制御装置。
【請求項4】
前記乗員位置検出手段は、前記車両の座席に加わる荷重を検出する荷重センサ、前記室内の画像を撮像する室内カメラで撮影した撮像画像、及び前記車両の乗員によって入力された乗員位置の少なくとも1つから検出することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の表示制御装置。
【請求項5】
前記複数のディスプレイは、前記室内のインストルメントパネル、若しくは、その周辺において、車幅方向に並んで配置されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の表示制御装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−121796(P2007−121796A)
【公開日】平成19年5月17日(2007.5.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−315743(P2005−315743)
【出願日】平成17年10月31日(2005.10.31)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.VICS
【出願人】(000004260)株式会社デンソー (27,639)
【Fターム(参考)】