説明

遊技機

【課題】遊技機への電力供給が遮断された状態において開閉体が開放された場合であっても、その開放があったことを発見することができる遊技機を提供すること。
【解決手段】パチンコ機は主制御装置162を備えており、当該主制御装置162に搭載されたCPU311において各種処理が実行される。当該構成において、前扉枠の開閉操作を監視する第1監視装置251と、遊技機主部の開閉操作を監視する第2監視装置252とが設けられている。これら監視装置251,252は主制御装置162と電気的に接続されており、電力供給が遮断された時点における各監視装置251,252の検知状態は主制御装置162のRAM313に記憶される。そして、電力供給が開始された場合には、そのRAM313に記憶された検知状態を用いて、電力供給が遮断された状態で前扉枠や遊技機主部が開閉操作されたか否かが判定される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
支持対象に対して開閉可能に支持され、当該支持対象に対して開放することにより遊技機内部又は背面側が遊技機前方に開放される開閉体と、遊技の進行を可能とする処理を実行するとともに、遊技結果に応じた特典の付与を可能とする処理を実行する遊技制御手段と、を備え、当該遊技制御手段により各種処理が実行されることにより遊技が進行するとともに遊技結果に応じて特典が付与される遊技機において、
複数段階の待機状態が予め設定されているとともに、外部電源からの電力供給の少なくとも遮断中において、前記開閉体が開閉操作された場合、前記待機状態が前記開閉操作前の状態から変更される監視手段と、
前記外部電源から遊技機への電力供給が遮断された場合における前記監視手段の待機状態を記憶する記憶手段と、
前記監視手段の待機状態を把握する把握手段と、
前記外部電源からの電力供給が開始された場合に、前記記憶手段に記憶されている待機状態と前記把握手段により把握された待機状態とを比較する比較手段と、
当該比較手段による比較結果が、前記記憶手段に記憶されていた待機状態と前記把握手段により把握された待機状態とが一致しない比較結果であった場合に、前記遊技制御手段により実行される前記各種処理のうち少なくとも一部の処理の実行を規制する規制手段と、
を備えていることを特徴とする遊技機。
【請求項2】
支持対象に対して開閉可能に支持され、当該支持対象に対して開放することにより遊技機内部又は背面側が遊技機前方に開放される開閉体と、遊技の進行を可能とする処理を実行するとともに、遊技結果に応じた特典の付与を可能とする処理を実行する遊技制御手段と、を備え、当該遊技制御手段により各種処理が実行されることにより遊技が進行するとともに遊技結果に応じて特典が付与される遊技機において、
複数段階の待機状態が予め設定されているとともに、外部電源からの電力供給が行われている状況及び電力供給が遮断されている状況のいずれにおいても、前記開閉体が開閉操作された場合、前記待機状態が前記開閉操作前の状態から変更される監視手段と、
前記外部電源から遊技機への電力供給が遮断された場合における前記監視手段の待機状態を記憶するとともに、自身に電力が供給されている間は記憶した情報の保持を可能とする記憶手段と、
前記外部電源からの電力供給が停止されている状況において前記記憶手段に電力を供給する電断時用電源手段と、
前記監視手段の待機状態を把握する把握手段と、
前記外部電源からの電力供給が開始された場合に、前記記憶手段に記憶されている待機状態と前記把握手段により把握された待機状態とを比較する比較手段と、
当該比較手段による比較結果が、前記記憶手段に記憶されていた待機状態と前記把握手段により把握された待機状態とが一致しない比較結果であった場合に、前記遊技制御手段により実行される前記各種処理のうち少なくとも一部の処理の実行を規制する規制手段と、
を備えていることを特徴とする遊技機。
【請求項3】
前記外部電源からの電力供給が開始された場合に予め定められた開始時用処理を実行する開始時用処理手段をさらに備えており、
前記遊技制御手段による前記各種処理は前記開始時用処理が完了した後に開始されるものであり、
前記開始時用処理において、前記把握手段による前記待機状態の把握処理、前記比較手段による各待機状態の比較処理及び前記規制手段による規制処理が行われることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記規制手段は、前記規制処理として、前記開始時用処理が終了しない又は前記遊技制御手段による前記各種処理の実行が開始されないように規制する処理を実行するものであることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
【請求項5】
前記遊技制御手段は、
前記各種処理のうちの一部である第1処理を繰り返し実行する第1遊技制御手段と、
当該第1遊技制御手段による第1処理が実行されている状況において、前記各種処理の一部である第2処理を、前記第1遊技制御手段による第1処理の実行に割り込んで実行する第2遊技制御手段と、
を備えており、
前記第1遊技制御手段による第1処理は、前記開始時用処理の終了後に開始されるものであり、前記第2遊技制御手段による割り込みの許可は前記開始時用処理にて実行されるものであり、
前記規制手段は、前記規制処理を実行する場合、前記開始時用処理において、前記第2遊技制御手段による割り込みの許可が実行される前のタイミングで当該規制処理を実行するものであることを特徴とする請求項3又は4に記載の遊技機。
【請求項6】
遊技機背面側又は遊技機内部に設けられた解除操作手段を備えており、
前記遊技制御手段は、
前記各種処理を実行する上で用いられる情報を記憶する制御情報記憶手段と、
前記解除操作手段が操作された状態で外部電源から遊技機への電力供給が開始された場合に、前記制御情報記憶手段に記憶されている情報を初期化する初期化実行手段と、
前記外部電源からの電力供給が継続されている状況において前記解除操作手段の操作が開始された場合に、前記規制手段による規制を解除する規制解除手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載の遊技機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図60】
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【公開番号】特開2009−136443(P2009−136443A)
【公開日】平成21年6月25日(2009.6.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−314974(P2007−314974)
【出願日】平成19年12月5日(2007.12.5)
【出願人】(000144522)株式会社三洋物産 (4,662)
【Fターム(参考)】