説明

選択的アンドロゲン受容体調節薬、その類似体及び誘導体とそれらの使用

本発明は、新規化合物と、特に、前立腺癌、筋肉消耗性の疾患及び/又は障害、又は骨関連性の疾患及び/又は障害が含まれる、多様な疾患又は状態を被検者において治療することにおけるそれらの使用を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:
【化1】

[式中:
Xは、C又はNであり;Wは、C又はNであり;
は、N、NH、N(C1−4アルキル)、NAc、NCOOH、又は結合である;又は、XとXは、XとXが付くX及びXと一緒に、飽和又は不飽和で、置換又は未置換の5若しくは6員環を形成する;又はXとXは、XとXが付くXと一緒に、飽和又は不飽和で、置換又は未置換の5若しくは6員環を形成して、Aは、存在しないものであり;
Pは、H又は式II:
【化2】

であり;
は、C1−4アルキレン、SO、C(O)、CH−[CH−(C4−8環)]、CH(C1−4アルキル)、CH(NH)、CH(OH)、CH(C1−4ハロアルキル)、結合である;又は、XとRは、Xが付くXと一緒に環を形成し、これは、飽和又は不飽和で、置換又は未置換の5若しくは6員環である;又は、XとXは、飽和又は不飽和で、置換又は未置換の5若しくは6員環を形成して、Aは、存在しないものであり;
は、C1−4アルキレン、NH、N、CH(OH)、結合であるか、又はXとXは、XとXが付くX及びXと一緒に、飽和又は不飽和で、置換又は未置換の5若しくは6員環を形成する;又は、XとXは、飽和又は不飽和で、置換又は未置換の5若しくは6員環を形成して、Aは、存在しないものである;又はXとXは、一緒に二重結合を形成するか又は、飽和又は不飽和で、置換又は未置換の3〜6員環を一緒に形成し;
は、O、S、SO、C(O)、S(O)[=CHCHN(CH]、SO、NH、NHR’、NO、C1−4アルキレン、C(OH)[CHCHN(CH]、C[=CHCHN(CH]、PO(C1−4アルキル)、N[CHCHN(CH]、NO[CHCHN(CH]、又は結合である;又は、XとXは、XとXが付くXと一緒に、飽和又は不飽和で、置換又は未置換の5若しくは6員環を形成して、Aは、存在しないものである;又は、XとXは、一緒に二重結合を形成するか又は、飽和又は不飽和で、置換又は未置換の3〜6員環を一緒に形成し;
は、炭素であるか、又はXとXは、XとXが付くXと一緒に、飽和又は不飽和で、置換又は未置換の5若しくは6員環を形成して、Aは、存在しないものである;又は、XとXは、飽和又は不飽和で、置換又は未置換の5若しくは6員環を形成して、Aは、存在しないものである;又は、XとXは、飽和又は不飽和で、置換又は未置換の5若しくは6員環を形成して、Aは、存在しないものである;又は、XとXは、XとXが付くXと一緒に、飽和又は不飽和で、置換又は未置換の5若しくは6員環を形成して、Aは、存在しないものであり;
Aは、存在しないもの、H、OH、SH、NH、C1−4アルキル、CHF、CHF、CF、CN、CHOH、CHO(C1−4アルキル)、CHO(C1−4アシル)、CHCN、CH、CHNCS、CHO、C(O)O(C1−4アルキル)、CONHR’、C(O)N(R’)、C(O)O(C1−4アルキル)、C(O)R’、CHCF、CFCF、CHOR’CHC(O)CH=CH、又はC(O)CH=CHである;又は、Aは、Rとともに、式III:
【化3】

により表される二重結合を形成し;
Zは、H、CN、NO、NHC(O)CH、C1−4アルキル、F、Cl、I、又はBrであり;
Yは、H、C1−4アルキル、CF、NO、CN、F、Cl、I、又はBrであり;
Qは、H、CN、OH、NO、ハロゲン化物、CF、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C(O)CHNH、C(O)NH(C1−4アルキル)、C(O)N(C1−4アルキル)、C(O)NH、NH(C1−4アルキル)、NHC(O)NH(C1−4アルキル)、CHC(O)NH、NHC(O)NH、NHCO(C1−4アルキル)、NHSO(C1−4アルキル)、O−[CHCHCH(CH]、O−[CHCH(C4−8シクロアルキル)]、O−[CHCH(C4−8ヘテロシクロアルキル)]、又はO−[CHCHN(CH]であり;
Rは、H、OH、C1−4アルキル、CF、CHOH、O(C1−4アルキル)、又はO(C1−4アシル)であり;
は、H、OH、NH、F、Cl、Br、又はIであり;
は、H、Rで置換されたベンジル、(CH−O−p−シアノフェニル、CH−O−p−シアノフェニル、又はCH=CH−O−p−シアノフェニルであり;
は、H、C1−4アルキル、ハロゲン化物、CN、NOである;又は、RとXは、Rが付くベンゼン環とXが付くXと一緒に環を形成し、それは、飽和又は不飽和で、置換又は未置換の5若しくは6員環であり;
R’は、NH、OH、又はCHであり;
とRは、独立して、H、CH、ハロゲン化物、OH、C1−4アルキル、C1−6シクロアルキル、ハロ(C1−4アルキル)、フェニル、アリール、C4−8ヘテロシクロアルキル、又はヒドロキシ(C1−4アルキル)であり;
は、CN、NO、NHC(O)CH、又はハロゲン化物である;
ここで、
Pが式IIであり、XがCであり、XがNHであり、XがC(O)であり、XがCHであり、RがOHであり、そしてAがアルキル又はハロアルキルであるならば、そのときXは、S(O)[=CHCHN(CH]、C(OH)[CHCHN(CH]、C[=CHCHN(CH]、N[CHCHN(CH]、P(O)(C1−4アルキル)、又はN(O)[CHCHN(CH]である;
又は、Pが式IIであり、XがCであり、XがNHであり、XがC(O)であり、XがCHであり、RがOH又はOAlkであり、そしてXが、O、S、NH、S、SO、SO、又はアルキレンであるならば、そのときAは、CN、CHOH、CHO(C1−4アルキル)、CHO(C1−4アシル)、CHCN、CH、CHNCS、CHO、C(O)O(C1−4アルキル)、CONHR’、C(O)N(R’)、C(O)O(C1−4アルキル)、C(O)R’、CHOR’CHC(O)CH=CH、又はC(O)CH=CHである;
又は、Pがフェニルであり、XがCであり、XがNHであり、XがC(O)であり、RがOHであり、AがCOOHであり、Xが結合であり、XがCHであり、R、RがHであるならば、そのときQは、Hではない;
又は、Pが式IIであり、XがCであり、XがCHであり、XがO又はNHであり、R、R、及びRがHであり、そしてXとXが、5員環、オキサゾリジン−2−オンを形成するならば、そのときQは、ハロゲンでもHでもない;
又は、PがHであり、XがCであり、XがNHであり、XがC(O)であり、RがOHであり、Aがアルキルであり、Xが結合又はCHであってXが結合又はCHであり、RとRがHであるならば、そのときQは、Hでもハロゲンでもない;
又は、Pが式IIであり、RがHであり、XとWがCであり、XとXが、XとXが付くXと一緒にオキサゾリジンジオンを形成し、Rがアルキルであり、XがCHであり、そしてXが、O、NH、S、SO、又はCHであるならば、そのときQは、ハロゲン化物ではない]の構造により表される化合物。
【請求項2】
以下の構造:
【化4】

により表される請求項1の化合物。
【請求項3】
式IV:
【化5】

[式中:
Xは、C又はNであり;Wは、C又はNであり;
は、C1−4アルキレン、SO、CH−[CH−(C4−8環)]、CH(C1−4アルキル)、CH(NH)、CH(OH)、CH(C1−4ハロアルキル)、結合であり;
は、O、S、SO、C(O)、S(O)[=CHCHN(CH]、SO、NH、NHR’、NO、C1−4アルキレン、C(OH)[CHCHN(CH]、C[=CHCHN(CH]、PO(C1−4アルキル)、N[CHCHN(CH]、NO[CHCHN(CH]、又は結合であり;
Aは、H、OH、SH、NH、C1−4アルキル、CHF、CHF、CF、CN、CHOH、CHO(C1−4アルキル)、CHO(C1−4アシル)、CHCN、CH、CHNCS、CHO、C(O)O(C1−4アルキル)、CONHR’、C(O)N(R’)、C(O)O(C1−4アルキル)、C(O)R’、CHCF、CFCF、CHOR’CHC(O)CH=CH、又はC(O)CH=CHであり;
Zは、H、CN、NO、NHC(O)CH、C1−4アルキル、F、Cl、I、又はBrであり;
Yは、H、C1−4アルキル、CF、CN、NO、F、Cl、I、又はBrであり;
Qは、H、CN、OH、NO、CF、ハロゲン化物、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C(O)CHNH、C(O)NH(C1−4アルキル)、C(O)N(C1−4アルキル)、C(O)NH、NH(C1−4アルキル)、NHC(O)NH(C1−4アルキル)、CHC(O)NH、NHC(O)NH、NHCO(C1−4アルキル)、NHSO(C1−4アルキル)、O−[CHCHCH(CH]、O−[CHCH(C4−8シクロアルキル)]、O−[CHCH(C4−8ヘテロシクロアルキル)]、又はO−[CHCHN(CH]であり;
Rは、H、OH、C1−4アルキル、CF、CHOH、O(C1−4アルキル)、又はO(C1−4アシル)であり;
は、H、OH、F、Cl、Br、又はIであり;
は、H、Rで置換されたベンジル、(CH−O−p−シアノフェニル、CH−O−p−シアノフェニル、又はCH=CH−O−p−シアノフェニルであり;
は、H、C1−4アルキル、ハロゲン化物、CN、又はNOであり;
R’は、NH、OH、又はCHであり;そして
は、CN、NO、NHC(O)CH、又はハロゲン化物である]の構造により表される、請求項1の化合物。
【請求項4】
以下の構造:
【化6】

により表される、請求項3の化合物。
【請求項5】
式V:
【化7】

の構造により表される、請求項2の化合物。
【請求項6】
以下の構造:
【化8】

により表される、請求項5の化合物。
【請求項7】
式VI:
【化9】

[式中:
Xは、C又はNであり;Wは、C又はNであり;
は、O、S、SO、C(O)、S(O)[=CHCHN(CH]、SO、NH、NHR’、NO、C1−4アルキレン、C(OH)[CHCHN(CH]、C[=CHCHN(CH]、PO(C1−4アルキル)、N[CHCHN(CH]、NO[CHCHN(CH]、又は結合であり;
Aは、H、OH、SH、NH、C1−4アルキル、CHF、CHF、CF、CN、CHOH、CHO(C1−4アルキル)、CHO(C1−4アシル)、CHCN、CH、CHNCS、CHO、C(O)O(C1−4アルキル)、CONHR’、C(O)N(R’)、C(O)O(C1−4アルキル)、C(O)R’、CHCF、CFCF、CHOR’CHC(O)CH=CH、又はC(O)CH=CHであり;
Zは、H、CN、NO、NHC(O)CH、C1−4アルキル、F、Cl、I、又はBrであり;
Yは、H、C1−4アルキル、CF、CN、NO、F、Cl、I、又はBrであり;
Qは、H、CN、OH、NO、CF、ハロゲン化物、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C(O)CHNH、C(O)NH(C1−4アルキル)、C(O)N(C1−4アルキル)、C(O)NH、NH(C1−4アルキル)、NHC(O)NH(C1−4アルキル)、CHC(O)NH、NHC(O)NH、NHCO(C1−4アルキル)、NHSO(C1−4アルキル)、O−[CHCHCH(CH]、O−[CHCH(C4−8シクロアルキル)]、O−[CHCH(C4−8ヘテロシクロアルキル)]、又はO−[CHCHN(CH]であり;
Rは、H、OH、C1−4アルキル、CF、CHOH、O(C1−4アルキル)、又はO(C1−4アシル)であり;
は、H、OH、F、Cl、Br、又はIであり;
は、H、Rで置換されたベンジル、(CH−O−p−シアノフェニル、CH−O−p−シアノフェニル、又はCH=CH−O−p−シアノフェニルであり;
は、H、C1−4アルキル、ハロゲン化物、CN、又はNOであり;
R’は、NH、OH、又はCHであり;そして
は、CN、NO、NHC(O)CH、又はハロゲン化物である]の構造により表される、請求項2の化合物。
【請求項8】
以下の構造:
【化10】

により表される、請求項7の化合物。
【請求項9】
式VII:
【化11】

の構造により表される、請求項7の化合物。
【請求項10】
以下の構造:
【化12】

により表される、請求項9の化合物。
【請求項11】
式VIII:
【化13】

の構造により表される、請求項9の化合物。
【請求項12】
以下の構造:
【化14】

により表される、請求項11の化合物。
【請求項13】
式IX:
【化15】

の構造により表される、請求項7の化合物。
【請求項14】
以下の構造:
【化16】

により表される、請求項13の化合物。
【請求項15】
式X:
【化17】

の構造により表される、請求項7の化合物。
【請求項16】
式XI:
【化18】

の構造により表される、請求項7の化合物。
【請求項17】
以下の構造:
【化19】

により表される、請求項16の化合物。
【請求項18】
AがCHOHである、請求項15の化合物。
【請求項19】
AがCHOMeである、請求項17の化合物。
【請求項20】
AがCFである、請求項17の化合物。
【請求項21】
AがCHである、請求項17の化合物。
【請求項22】
AがCNである、請求項17の化合物。
【請求項23】
式XII:
【化20】

[式中:
Xは、C又はNであり;Wは、C又はNであり;
は、O、S、SO、S(O)[=CHCHN(CH]、SO、NH、NHR’、NO、C1−4アルキレン、C(OH)[CHCHN(CH]、C[=CHCHN(CH]、PO(C1−4アルキル)、N[CHCHN(CH]、NO[CHCHN(CH]、又は結合であり;
Aは、CN、CHOH、CHO(C1−4アルキル)、CHO(C1−4アシル)、CHCN、CH、CHNCS、CHO、C(O)O(C1−4アルキル)、CONHR’、C(O)N(R’)、C(O)O(C1−4アルキル)、C(O)R’、CHOR’、CHC(O)CH=CH、又はC(O)CH=CHであり;
Zは、H、CN、NO、NHC(O)CH、C1−4アルキル、F、Cl、I、又はBrであり;
Yは、H、C1−4アルキル、CF、CN、NO、F、Cl、I、又はBrであり;
Qは、H、CN、OH、NO、CF、ハロゲン化物、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C(O)CHNH、C(O)NH(C1−4アルキル)、C(O)N(C1−4アルキル)、C(O)NH、NH(C1−4アルキル)、NHC(O)NH(C1−4アルキル)、CHC(O)NH、NHC(O)NH、NHCO(C1−4アルキル)、NHSO(C1−4アルキル)、O−[CHCHCH(CH]、O−[CHCH(C4−8シクロアルキル)]、O−[CHCH(C4−8ヘテロシクロアルキル)]、又はO−[CHCHN(CH]であり;
は、H、OH、F、Cl、Br、又はIであり;
は、H、Rで置換されたベンジル、(CH−O−p−シアノフェニル、CH−O−p−シアノフェニル、又はCH=CH−O−p−シアノフェニルであり;
は、H、C1−4アルキル、ハロゲン化物、CN、又はNOであり;
R’は、NH、OH、又はCHであり;そして
は、CN、NO、NHC(O)CH、又はハロゲン化物である]の構造により表される、請求項1の化合物。
【請求項24】
がOである、請求項23の化合物。
【請求項25】
AがCHOHである、請求項24の化合物。
【請求項26】
AがCNである、請求項24の化合物。
【請求項27】
QがCNであり、RとRがHである、請求項23の化合物。
【請求項28】
QがCNであり、ZがCNであり、YがCFであり、そしてR、R、及びRがHである、請求項23の化合物。
【請求項29】
以下の構造:
【化21】

により表される請求項23の化合物。
【請求項30】
式XIII:
【化22】

の構造により表される、請求項23の化合物。
【請求項31】
式XVII:
【化23】

[式中、
は、S(O)[=CHCHN(CH]、C(OH)[CHCHN(CH]、C[=CHCHN(CH]、PO(C1−4アルキル)、N[CHCHN(CH]、NO[CHCHN(CH]であり;
Qは、H、CN、OH、NO、ハロゲン化物、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C(O)CHNH、C(O)NH(C1−4アルキル)、C(O)N(C1−4アルキル)、C(O)NH、NH(C1−4アルキル)、NHC(O)NH(C1−4アルキル)、CHC(O)NH、NHC(O)NH、NHCO(C1−4アルキル)、NHSO(C1−4アルキル)、O−[CHCHCH(CH]、O−[CHCH(C4−8シクロアルキル)]、O−[CHCH(C4−8ヘテロシクロアルキル)]、又はO−[CHCHN(CH]であり;
Zは、H、CN、NO、NHC(O)CH、C1−4アルキル、F、Cl、I、又はBrであり;そして
Yは、H、C1−4アルキル、CF、CN、NO、F、Cl、I、又はBrである]の構造により表される、請求項1の化合物。
【請求項32】
QがFである、請求項31の化合物。
【請求項33】
QがCNである、請求項31の化合物。
【請求項34】
ZがCNであり、YがCFである、請求項31の化合物。
【請求項35】
QがCNであり、ZがCNであり、そしてYがCFである、請求項31の化合物。
【請求項36】
式XIX:
【化24】

[式中:
Xは、C又はNであり;Wは、C又はNであり;
は、C1−4アルキレン、SO、C(O)、CH−[CH−(C4−8環)]、CH(C1−4アルキル)、CH(NH)、CH(OH)、CH(C1−4ハロアルキル)、結合であり;
は、C1−4アルキレン、NH、N、CH(OH)、又は結合であり;
は、O、S、SO、C(O)、S(O)[=CHCHN(CH]、SO、NH、NHR’、NO、C1−4アルキレン、C(OH)[CHCHN(CH]、C[=CHCHN(CH]、PO(C1−4アルキル)、N[CHCHN(CH]、NO[CHCHN(CH]、又は結合であり;
Aは、H、OH、SH、NH、C1−4アルキル、CHF、CHF、CF、CN、CHOH、CHO(C1−4アルキル)、CHO(C1−4アシル)、CHCN、CH、CHNCS、CHO、C(O)O(C1−4アルキル)、CONHR’、C(O)N(R’)、C(O)O(C1−4アルキル)、C(O)R’、CHCF、CFCF、CHOR’CHC(O)CH=CH、又はC(O)CH=CHであり;
Zは、H、CN、NO、NHC(O)CH、C1−4アルキル、F、Cl、I、又はBrであり;
Yは、H、C1−4アルキル、CF、NO、CN、F、Cl、I、又はBrであり;
Qは、H、CN、OH、NO、CF、ハロゲン化物、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C(O)CHNH、C(O)NH(C1−4アルキル)、C(O)N(C1−4アルキル)、C(O)NH、NH(C1−4アルキル)、NHC(O)NH(C1−4アルキル)、CHC(O)NH、NHC(O)NH、NHCO(C1−4アルキル)、NHSO(C1−4アルキル)、O−[CHCHCH(CH]、O−[CHCH(C4−8シクロアルキル)]、O−[CHCH(C4−8ヘテロシクロアルキル)]、又はO−[CHCHN(CH]であり;
は、H、OH、F、Cl、Br、又はIであり;
は、H、Rで置換されたベンジル、(CH−O−p−シアノフェニル、CH−O−p−シアノフェニル、又はCH=CH−O−p−シアノフェニルであり;
R’は、NH、OH、又はCHであり;そして
は、CN、NO、NHC(O)CH、又はハロゲン化物である;
ここで、
XがCであり、XがNHであり、XがC(O)であり、RがOHであり、Aがアルキルであり、Xが結合又はCHであって、Xが結合又はCHであり、RとRがHであるならば、そのときQは、Hでもハロゲンでもない]の構造により表される、請求項1の化合物。
【請求項37】
がCHである、請求項36の化合物。
【請求項38】
がC(O)である、請求項36の化合物。
【請求項39】
がCHである、請求項36の化合物。
【請求項40】
がOである、請求項36の化合物。
【請求項41】
以下の構造:
【化25】

により表される、請求項36の化合物。
【請求項42】
Pが式IIであり、XとRが、Xと一緒に、飽和又は不飽和で、置換又は未置換の5若しくは6員環である環を形成する、請求項1の化合物。
【請求項43】
前記飽和又は不飽和で、置換又は未置換の5若しくは6員環が、ピロリジン、ピロール、モルホリン、ピペリジン−4−オン、又はピペリジンである、請求項42の化合物。
【請求項44】
式XX:
【化26】

[式中、
は、O、S、SO、C(O)、S(O)[=CHCHN(CH]、SO、NH、NHR’、NO、C1−4アルキレン、C(OH)[CHCHN(CH]、C[=CHCHN(CH]、PO(C1−4アルキル)、N[CHCHN(CH]、NO[CHCHN(CH]、又は結合であり;
Aは、H、OH、SH、NH、C1−4アルキル、CHF、CHF、CF、CN、CHOH、CHO(C1−4アルキル)、CHO(C1−4アシル)、CHCN、CH、CHNCS、CHO、C(O)O(C1−4アルキル)、CONHR’、C(O)N(R’)、C(O)O(C1−4アルキル)、C(O)R’、CHCF、CFCF、CHOR’CHC(O)CH=CH、又はC(O)CH=CHであり;
Zは、H、CN、NO、NHC(O)CH、C1−4アルキル、F、Cl、I、又はBrであり;
Yは、H、C1−4アルキル、CF、NO、CN、F、Cl、I、又はBrであり;
Qは、H、CN、OH、CF、NO、ハロゲン化物、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C(O)CHNH、C(O)NH(C1−4アルキル)、C(O)N(C1−4アルキル)、C(O)NH、NH(C1−4アルキル)、NHC(O)NH(C1−4アルキル)、CHC(O)NH、NHC(O)NH、NHCO(C1−4アルキル)、NHSO(C1−4アルキル)、O−[CHCHCH(CH]、O−[CHCH(C4−8シクロアルキル)]、O−[CHCH(C4−8ヘテロシクロアルキル)]、又はO−[CHCHN(CH]であり;
は、H、OH、F、Cl、Br、又はIであり;
は、H、Rで置換されたベンジル、(CH−O−p−シアノフェニル、CH−O−p−シアノフェニル、又はCH=CH−O−p−シアノフェニルであり;
R’は、NH、OH、又はCHであり;そして
は、CN、NO、NHC(O)CH、又はハロゲン化物である]の構造により表される、請求項42の化合物。
【請求項45】
AがCHである、請求項44の化合物。
【請求項46】
がOである、請求項44の化合物。
【請求項47】
QがCNである、請求項44の化合物。
【請求項48】
ZがCNであり、YがCFである、請求項44の化合物。
【請求項49】
ZがCNであり、QがCNであり、そしてYがCFである、請求項44の化合物。
【請求項50】
AがCHであり、XがOであり、ZがCNであり、QがCNであり、RとRがHであり、そしてYがCFである、請求項44の化合物。
【請求項51】
以下の構造:
【化27】

により表される、請求項44の化合物。
【請求項52】
式XXI:
【化28】

の構造により表される、請求項42の化合物。
【請求項53】
AがCHである、請求項52の化合物。
【請求項54】
がOである、請求項52の化合物。
【請求項55】
QがCNである、請求項52の化合物。
【請求項56】
ZがCNであり、YがCFである、請求項52の化合物。
【請求項57】
AがCHであり、XがOであり、ZがCNであり、QがCNであり、RとRがHであり、そしてYがCFである、請求項52の化合物。
【請求項58】
以下の構造:
【化29】

により表される、請求項52の化合物。
【請求項59】
式XXII:
【化30】

[式中、A、Z、Y、X、Q、R、及びRは、式XXに記載の通りであり、Rは、H又はオキソであり、Rは、H又は=CHである]の構造により表される、請求項42の化合物。
【請求項60】
AがCHである、請求項58の化合物。
【請求項61】
がOである、請求項58の化合物。
【請求項62】
とRがHである、請求項58の化合物。
【請求項63】
が=CHであり、Rがオキソである、請求項58の化合物。
【請求項64】
QがCNである、請求項58の化合物。
【請求項65】
ZがCNであり、YがCFである、請求項58の化合物。
【請求項66】
AがCHであり、XがOであり、ZがCNであり、QがCNであり、RとRがHであり、そしてYがCFである、請求項58の化合物。
【請求項67】
以下の構造:
【化31】

により表される、請求項58の化合物。
【請求項68】
Pが式IIであり、XとXが、XとXが付くX及びXと一緒に、飽和又は不飽和で、置換又は未置換の5若しくは6員環を形成する、請求項1の化合物。
【請求項69】
前記5若しくは6員の飽和又は不飽和で、置換又は未置換の環が、ピペラジン、ピペラジン−2,6−ジオン、ピペリジン、ピロリジン、シクロヘキサノン、シクロヘキサン、シクロヘキセン、シクロペンタノン、シクロペンタン、シクロペンテン、スクシンイミド、オキサゾリジン、オキサゾリジンジオン、オキサゾリジノンである、請求項68の化合物。
【請求項70】
式XXIII:
【化32】

[式中、
Xは、C又はNであり;Wは、C又はNであり;
は、O、S、SO、C(O)、S(O)[=CHCHN(CH]、SO、NH、NHR’、NO、C1−4アルキレン、C(OH)[CHCHN(CH]、C[=CHCHN(CH]、PO(C1−4アルキル)、N[CHCHN(CH]、NO[CHCHN(CH]、又は結合であり;
Zは、H、CN、NO、NHC(O)CH、C1−4アルキル、F、Cl、I、又はBrであり;
Yは、H、C1−4アルキル、CF、NO、CN、F、Cl、I、又はBrであり;
Qは、H、CN、OH、CF、NO、ハロゲン化物、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C(O)CHNH、C(O)NH(C1−4アルキル)、C(O)N(C1−4アルキル)、C(O)NH、NH(C1−4アルキル)、NHC(O)NH(C1−4アルキル)、CHC(O)NH、NHC(O)NH、NHCO(C1−4アルキル)、NHSO(C1−4アルキル)、O−[CHCHCH(CH]、O−[CHCH(C4−8シクロアルキル)]、O−[CHCH(C4−8ヘテロシクロアルキル)]、又はO−[CHCHN(CH]であり;
は、H、OH、F、Cl、Br、又はIであり;
は、H、Rで置換されたベンジル、(CH−O−p−シアノフェニル、CH−O−p−シアノフェニル、又はCH=CH−O−p−シアノフェニルであり;
は、H、C1−4アルキル、ハロゲン化物、CN、又はNOであり;
R’は、NH、OH、又はCHであり;そして
は、CN、NO、NHC(O)CH、又はハロゲン化物である]の構造により表される、請求項69の化合物。
【請求項71】
がOである、請求項70の化合物。
【請求項72】
QがCNである、請求項70の化合物。
【請求項73】
ZがCNであり、YがCFである、請求項70の化合物。
【請求項74】
がOであり、ZがCNであり、QがCNであり、R、R、及びRがHであり、そしてYがCFである、請求項70の化合物。
【請求項75】
式XXXIII:
【化33】

の構造により表される、請求項68の化合物。
【請求項76】
がOである、請求項75の化合物。
【請求項77】
QがCNである、請求項75の化合物。
【請求項78】
ZがCNであり、YがCFである、請求項75の化合物。
【請求項79】
がOであり、ZがCNであり、QがCNであり、R、R、及びRがHであり、そしてYがCFである、請求項75の化合物。
【請求項80】
Pが式IIであり、XとXが、飽和又は不飽和で、置換又は未置換の5若しくは6員環を形成する、請求項1の化合物。
【請求項81】
前記飽和又は不飽和で、置換又は未置換の5若しくは6員環が、テトラヒドロフラン、ピロリジン、ピペリジン、シクロヘキサノン、シクロヘキサン、シクロヘキセン、シクロへキセノン、シクロペンタノン、シクロペンテノン、シクロペンタン、シクロペンテン、スクシンイミド、オキサゾリジン、オキサゾリジンジオン、オキサゾリジノンである、請求項80の化合物。
【請求項82】
式XXXIV:
【化34】

[Xは、C又はNであり;Wは、C又はNであり;
は、C1−4アルキレン、SO、C(O)、CH−[CH−(C4−8環)]、CH(C1−4アルキル)、CH(NH)、CH(OH)、CH(C1−4ハロアルキル)、結合であり;
は、O、S、SO、C(O)、S(O)[=CHCHN(CH]、SO、NH、NHR’、NO、C1−4アルキレン、C(OH)[CHCHN(CH]、C[=CHCHN(CH]、PO(C1−4アルキル)、N[CHCHN(CH]、NO[CHCHN(CH]、又は結合であり;
Zは、H、CN、NO、NHC(O)CH、C1−4アルキル、F、Cl、I、又はBrであり;
Yは、H、C1−4アルキル、CF、NO、CN、F、Cl、I、又はBrであり;
Qは、H、CN、OH、NO、CF、ハロゲン化物、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C(O)CHNH、C(O)NH(C1−4アルキル)、C(O)N(C1−4アルキル)、C(O)NH、NH(C1−4アルキル)、NHC(O)NH(C1−4アルキル)、CHC(O)NH、NHC(O)NH、NHCO(C1−4アルキル)、NHSO(C1−4アルキル)、O−[CHCHCH(CH]、O−[CHCH(C4−8シクロアルキル)]、O−[CHCH(C4−8ヘテロシクロアルキル)]、又はO−[CHCHN(CH]であり;
は、H、OH、F、Cl、Br、又はIであり;
は、H、Rで置換されたベンジル、(CH−O−p−シアノフェニル、CH−O−p−シアノフェニル、又はCH=CH−O−p−シアノフェニルであり;
は、H、C1−4アルキル、ハロゲン化物、CN、又はNOであり;
R’は、NH、OH、又はCHであり;そして
は、CN、NO、NHC(O)CH、又はハロゲン化物である]の構造により表される、請求項80の化合物。
【請求項83】
がOである、請求項82の化合物。
【請求項84】
QがCNである、請求項82の化合物。
【請求項85】
がCHである、請求項82の化合物。
【請求項86】
がC(O)である、請求項82の化合物。
【請求項87】
ZがCNであり、YがCFである、請求項82の化合物。
【請求項88】
式XXXV:
【化35】

の構造により表される、請求項82の化合物。
【請求項89】
式XXXVI:
【化36】

の構造により表される、請求項82の化合物。
【請求項90】
式XXXVII:
【化37】

の構造により表される、請求項80の化合物。
【請求項91】
がCHである、請求項90の化合物。
【請求項92】
がC(O)である、請求項90の化合物。
【請求項93】
がOである、請求項90の化合物。
【請求項94】
QがCNである、請求項90の化合物。
【請求項95】
ZがCNであり、YがCFである、請求項90の化合物。
【請求項96】
式XXXVIII:
【化38】

の構造により表される、請求項80の化合物。
【請求項97】
がCHである、請求項96の化合物。
【請求項98】
がC(O)である、請求項96の化合物。
【請求項99】
がOである、請求項96の化合物。
【請求項100】
QがCNである、請求項96の化合物。
【請求項101】
ZがCNであり、YがCFである、請求項96の化合物。
【請求項102】
Pが式IIであり、XとXが、XとXが付くXと一緒に、飽和又は不飽和で、置換又は未置換の5若しくは6員環を形成し;
ここで、
Pが式IIであり、XがCであり、XがCHであり、XがO又はNHであり、R、R、及びRがHであり、そしてXとXが、5員環、オキサゾリジン−2−オンを形成するならば、そのときQは、ハロゲンでもHでもない;又は
Pが式IIであり、RがHであり、XとWがCであり、XとXが、XとXが付くXと一緒にオキサゾリジンジオンを形成し、Rがアルキルであり、XがCHであり、そしてXが、O、NH、S、SO、又はCHであるならば、そのときQは、ハロゲン化物ではない、請求項1の化合物。
【請求項103】
前記5若しくは6員の飽和又は不飽和で、置換又は未置換の環が、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、スクシンイミド、オキサゾリジン、オキサゾリジンジオン、オキサゾリジノンである、請求項102の化合物。
【請求項104】
式XXXIX:
【化39】

[式中:
Xは、C又はNであり;Wは、C又はNであり;
Gは、O、NH、NC1−4アルキル、NC1−4アシル、S、CHC1−4アルキル、CHC1−4アシル、C(C1−4アシル)、C(C1−4アルキル)、又は(CH(ここでnは、1〜3である)であり;
Tは、S又はOであり;
は、O、S、SO、C(O)、S(O)[=CHCHN(CH]、SO、NH、NHR’、NO、C1−4アルキレン、C(OH)[CHCHN(CH]、C[=CHCHN(CH]、PO(C1−4アルキル)、N[CHCHN(CH]、NO[CHCHN(CH]、又は結合であり;
Zは、H、CN、NO、NHC(O)CH、C1−4アルキル、F、Cl、I、又はBrであり;
Yは、H、C1−4アルキル、CF、NO、CN、F、Cl、I、又はBrであり;
Qは、H、CN、OH、CF、NO、ハロゲン化物、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C(O)CHNH、C(O)NH(C1−4アルキル)、C(O)N(C1−4アルキル)、C(O)NH、NH(C1−4アルキル)、NHC(O)NH(C1−4アルキル)、CHC(O)NH、NHC(O)NH、NHCO(C1−4アルキル)、NHSO(C1−4アルキル)、O−[CHCHCH(CH]、O−[CHCH(C4−8シクロアルキル)]、O−[CHCH(C4−8ヘテロシクロアルキル)]、又はO−[CHCHN(CH]であり;
Rは、H、OH、C1−4アルキル、CF、CHOH、O(C1−4アルキル)、又はO(C1−4アシル)であり;
は、H、OH、F、Cl、Br、又はIであり;
は、H、Rで置換されたベンジル、(CH−O−p−シアノフェニル、CH−O−p−シアノフェニル、又はCH=CH−O−p−シアノフェニルであり;
は、H、C1−4アルキル、ハロゲン化物、CN、又はNOであり;
R’は、NH、OH、又はCHであり;そして
は、CN、NO、NHC(O)CH、又はハロゲン化物である
ここで、RがHであり、XとWがCであり、GがOであり、TがOであり、Rがアルキルであり、XがCHであり、そしてXが、O、NH、S、SO、又はCHであるならば、そのときQはハロゲン化物ではない]の構造により表される、請求項102の化合物。
【請求項105】
式XLV:
【化40】

[式中、Xは、化合物XXXIVについて上記に記載される通りである]の構造により表される、請求項104の化合物。
【請求項106】
がOである、請求項105の化合物。
【請求項107】
式XLII:
【化41】

[式中、X、X、R、R、R、R、Z、Y、及びQは、化合物XXXIVについて上記に記載される通りであり;
ここで、XがCであり、Xが、O、NH、又はSであり、R、R、及びRがHであり、そしてRがHであるならば、そのときQは、ハロゲン、H、又はCNではない]の構造により表される、請求項102の化合物。
【請求項108】
式XLVII:
【化42】

[式中
Xは、N又はCHであり;
Zは、H、CN、NO、NHC(O)CH、CH、F、Cl、I、又はBrであり;
Yは、H、CH、CF、CN、F、Cl、I、又はBrであり;
Qは、H、O−(CHCH(CH、又はO−(CHN(CHであり;
は、H、OH、F、Cl、Br、又はIであり;
は、Rで置換されたベンジル、(CH−O−p−シアノフェニル、CH−O−p−シアノフェニル、CH=CH−O−p−シアノフェニルであり;
は、H、CH、ハロゲン化物、CN、又はNOであり;
とRは、独立して、H、CH、ハロゲン化物、OH、C1−4アルキル、C1−6シクロアルキル、ハロ−(C1−4アルキル)、フェニル、アリール、ヘテロサイクリック、又はヒドロキシ−(C1−4アルキル)であり;そして
は、CN、NO、NHC(O)CH、又はハロゲン化物である]の構造により表される、請求項1の化合物。
【請求項109】
式XLVIII:
【化43】

の構造により表される、請求項108の化合物。
【請求項110】
式XLIX:
【化44】

の構造により表される、請求項108の化合物。
【請求項111】
式L:
【化45】

の構造により表される、請求項108の化合物。
【請求項112】
式LI:
【化46】

の構造により表される、請求項108の化合物。
【請求項113】
式LII:
【化47】

の構造により表される、請求項108の化合物。
【請求項114】
請求項1の化合物、及び/又はその異性体、医薬的に許容される塩、医薬品、結晶、N−オキシド、水和物、又はこれらのあらゆる組合せ;並びに、好適な担体又は希釈剤を含んでなる医薬組成物。
【請求項115】
請求項1の化合物、及び/又はその異性体、医薬的に許容される塩、医薬品、結晶、N−オキシド、水和物、又はこれらのあらゆる組合せの有効量;並びに、医薬的に許容される担体、希釈剤、又は塩を含んでなる医薬組成物。
【請求項116】
男性被検者における避妊の方法であって、請求項1の化合物、及び/又はその異性体、医薬的に許容される塩、医薬品、結晶、N−オキシド、水和物、又はこれらのあらゆる組合せを、前記被検者における精子産生を抑制するのに有効な量で前記被検者へ投与して、それにより前記被検者において避妊をもたらす工程を含んでなる、前記方法。
【請求項117】
アンドロゲン依存型の状態における変化をもたらすのに有効な量で、請求項1の化合物、及び/又はその異性体、医薬的に許容される塩、医薬品、結晶、N−オキシド、水和物、又はこれらのあらゆる組合せと被検者のアンドロゲン受容体を接触させる工程を含んでなる、ホルモン療法の方法。
【請求項118】
前立腺癌に罹患している被検者を治療する方法であって、請求項1の化合物、及び/又はその異性体、医薬的に許容される塩、医薬品、結晶、N−オキシド、水和物、又はこれらのあらゆる組合せを、前記被検者において前立腺癌を治療するのに有効な量で前記被検者へ投与する工程を含んでなる、前記方法。
【請求項119】
前立腺癌に罹患している被検者において前立腺癌の進行を遅らせる方法であって、請求項1の化合物、及び/又はその異性体、医薬的に許容される塩、医薬品、結晶、N−オキシド、水和物、又はこれらのあらゆる組合せを、前記被検者において前立腺癌の進行を遅らせるのに有効な量で前記被検者へ投与する工程を含んでなる、前記方法。
【請求項120】
被検者において骨関連障害を治療する、被検者において骨量を高める、又は被検者において骨形成を促進する方法であって、請求項1の化合物、又はその異性体、医薬的に許容される塩、医薬品、結晶、水和物、N−オキシド、又はこれらのあらゆる組合せを、前記骨関連障害を治療するのに有効な量で前記被検者へ投与する工程を含んでなる、前記方法。
【請求項121】
前記被検者が、骨粗鬆症、骨減少症、骨吸収の増加、骨折、骨脆弱性、骨ミネラル密度(BMD)の損失、又はこれらのあらゆる組合せに罹患している、請求項120の方法。
【請求項122】
前記被検者の骨の強度を高める、請求項120の方法。
【請求項123】
前記化合物が骨芽細胞形成(osteoblastogenesis)を刺激するか又は増強する、請求項120の方法。
【請求項124】
前記化合物が破骨細胞増殖を阻害する、請求項120の方法。
【請求項125】
被検者において筋肉消耗障害を治療する、その発症を抑える、その進行を遅らせる、その重症度を抑える、又はそれに関連した症状を緩和する方法であって、請求項1の化合物、又はその異性体、医薬的に許容される塩、医薬品、結晶、水和物、N−オキシド、又はこれらのあらゆる組合せを、前記被検者において前記筋肉消耗障害を治療するのに有効な量で前記被検者へ投与する工程を含んでなる、前記方法。
【請求項126】
前記筋肉消耗障害が、病変、病気、疾患、又は状態に起因する、請求項125の方法。
【請求項127】
前記病変、病気、疾患、又は状態が、神経性、感染性、慢性、又は遺伝性である、請求項126の方法。
【請求項128】
前記病変、病気、疾患、又は状態が、筋ジストロフィー、筋萎縮症、X連鎖性球脊髄性筋萎縮症(SBMA)、悪液質、低栄養、らい病、糖尿病、腎疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、癌、末期腎不全、サルコペニア、気腫、骨軟化症、HIV感染症、AIDS、又は心筋症である、請求項126の方法。
【請求項129】
前記筋肉消耗障害が、加齢関連性の筋肉消耗障害;廃用性機能低下関連性の筋肉消耗障害であるか、又は筋肉消耗障害が、慢性腰痛;熱傷;中枢神経系(CNS)の損傷又は傷害;末梢神経の損傷又は傷害;脊髄の損傷又は傷害;化学的な損傷又は傷害;又はアルコール中毒に起因する、請求項126の方法。
【請求項130】
ヒト被検者において糖尿病を治療する、その重症度を抑える、その発症を抑える、その発病を遅らせる、又はその病因を抑える方法であって、請求項1の化合物、及び/又はその異性体、医薬的に許容される塩、医薬品、結晶、N−オキシド、水和物、又はこれらのあらゆる組合せを前記被検者へ投与する工程を含んでなる、前記方法。
【請求項131】
ヒト被検者においてグルコース不耐性を治療する、その重症度を抑える、その発症を抑える、その発病を遅らせる、又はその病因を抑える方法であって、請求項1の化合物、及び/又はその異性体、医薬的に許容される塩、医薬品、結晶、N−オキシド、水和物、又はこれらのあらゆる組合せを前記被検者へ投与する工程を含んでなる、前記方法。
【請求項132】
ヒト被検者において高インスリン血症を治療する、その重症度を抑える、その発症を抑える、その発病を遅らせる、又はその病因を抑える方法であって、請求項1の化合物、及び/又はその異性体、医薬的に許容される塩、医薬品、結晶、N−オキシド、水和物、又はこれらのあらゆる組合せを前記被検者へ投与する工程を含んでなる、前記方法。
【請求項133】
ヒト被検者においてインスリン抵抗性を治療する、その重症度を抑える、その発症を抑える、その発病を遅らせる、又はその病因を抑える方法であって、請求項1の化合物、及び/又はその異性体、医薬的に許容される塩、医薬品、結晶、N−オキシド、水和物、又はこれらのあらゆる組合せを前記被検者へ投与する工程を含んでなる、前記方法。
【請求項134】
糖尿病に関連した疾患を治療する、その重症度を抑える、その発症を抑える、その発病を遅らせる、又はその病因を抑える方法であって、請求項1の化合物、及び/又はその異性体、医薬的に許容される塩、医薬品、結晶、N−オキシド、水和物、又はこれらのあらゆる組合せを前記被検者へ投与する工程を含んでなる、前記方法。
【請求項135】
ヒト被検者において脂肪肝状態を治療する、その重症度を抑える、その発症を抑える、その発病を遅らせる、又はその病因を抑える方法であって、請求項1の化合物、及び/又はその異性体、医薬的に許容される塩、医薬品、結晶、N−オキシド、水和物、又はこれらのあらゆる組合せを前記被検者へ投与する工程を含んでなる、前記方法。
【請求項136】
ヒト被検者において心臓血管系疾患を治療する、その重症度を抑える、その発症を抑える、その発病を遅らせる、又はその病因を抑える方法であって、請求項1の化合物、及び/又はその異性体、医薬的に許容される塩、医薬品、結晶、N−オキシド、水和物、又はこれらのあらゆる組合せを前記被検者へ投与する工程を含んでなる、前記方法。
【請求項137】
被検者において悪液質を治療する、その重症度を抑える、その発症を抑える、その発病を遅らせる、又はその病因を抑える方法であって、請求項1の化合物、及び/又はその異性体、医薬的に許容される塩、医薬品、結晶、N−オキシド、水和物、又はこれらのあらゆる組合せを前記被検者へ投与する工程を含んでなる、前記方法。
【請求項138】
前記悪液質が前記被検者において癌に関連している、請求項137の方法。
【請求項139】
被検者において関節リウマチを治療する、その重症度を抑える、その発症を抑える、その発病を遅らせる、又はその病因を抑える方法であって、請求項1の化合物、及び/又はその異性体、医薬的に許容される塩、医薬品、結晶、N−オキシド、水和物、又はこれらのあらゆる組合せを前記被検者へ投与する工程を含んでなる、前記方法。
【請求項140】
被検者において慢性腎臓病を治療する、その重症度を抑える、その発症を抑える、その発病を遅らせる、又はその病因を抑える方法であって、請求項1の化合物、及び/又はその異性体、医薬的に許容される塩、医薬品、結晶、N−オキシド、水和物、又はこれらのあらゆる組合せを前記被検者へ投与する工程を含んでなる、前記方法。
【請求項141】
被検者において末期腎疾患を治療する、その重症度を抑える、その発症を抑える、その発病を遅らせる、又はその病因を抑える方法であって、請求項1の化合物、及び/又はその異性体、医薬的に許容される塩、医薬品、結晶、N−オキシド、水和物、又はこれらのあらゆる組合せを前記被検者へ投与する工程を含んでなる、前記方法。
【請求項142】
被検者において虚弱性を治療する、その重症度を抑える、その発症を抑える、その発病を遅らせる、又はその病因を抑える方法であって、請求項1の化合物、及び/又はその異性体、医薬的に許容される塩、医薬品、結晶、N−オキシド、水和物、又はこれらのあらゆる組合せを前記被検者へ投与する工程を含んでなる、前記方法。
【請求項143】
被検者において性腺機能低下症を治療する、その重症度を抑える、その発症を抑える、その発病を遅らせる、又はその病因を抑える方法であって、請求項1の化合物、及び/又はその異性体、医薬的に許容される塩、医薬品、結晶、N−オキシド、水和物、又はこれらのあらゆる組合せを前記被検者へ投与する工程を含んでなる、前記方法。
【請求項144】
被検者において加齢関連性の機能低下を治療する、その重症度を抑える、その発症を抑える、その発病を遅らせる、又はその病因を抑える方法であって、請求項1の化合物、及び/又はその異性体、医薬的に許容される塩、医薬品、結晶、N−オキシド、水和物、又はこれらのあらゆる組合せを前記被検者へ投与する工程を含んでなる、前記方法。

【図1−1】
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【図1−2】
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【図1−3】
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【図1−4】
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【図1−5】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13−1】
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【図13−2】
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【図14】
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【公表番号】特表2009−543871(P2009−543871A)
【公表日】平成21年12月10日(2009.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−520821(P2009−520821)
【出願日】平成19年7月19日(2007.7.19)
【国際出願番号】PCT/US2007/016311
【国際公開番号】WO2008/011072
【国際公開日】平成20年1月24日(2008.1.24)
【出願人】(593172050)ジ・オハイオ・ステイト・ユニバーシティ・リサーチ・ファウンデイション (33)
【氏名又は名称原語表記】THE OHIO STATE UNIVERSITY RESEARCH FOUNDATION
【出願人】(500296088)ユニバーシティ オブ テネシー リサーチ ファウンデーション (9)
【Fターム(参考)】